ホロスコープからわかる百合好き傾向(サッフォー中心)
ホロスコープから見た百合・GL好き傾向を占い師の椿鹿 先生に教わりました
このピクログはそのまとめです
上(新しい記事)から順に読んでください
※あくまで占い(椿鹿先生の解釈)です。エンタメとしてお楽しみください
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2024年03月06日 21:17はじめに
このピクログではホロスコープから百合好き傾向を調べる方法を、白市が占い師の椿鹿先生から教わったものを自分なりにまとめたものです。
特に百合好き傾向などがわかる小惑星「サッフォー」についてを中心に書いています。
○椿鹿先生について
オンライン通話で西洋占星術とタロット占いをしている占い師さんです。
普通の性格占いや悩み相談から創作上の悩み相談、夢女やCP好き向けの相性占いや性癖占いなど、幅広い内容を受け付けています。
鑑定予約は専用Twitterアカウント(@r_tbkdeer)からのDMで申し込む形で、鑑定はSkypeなどの通話で行います。
(椿鹿先生が通話(口頭)で鑑定し申し込んだ側がチャット(文字)で返事や質問をするという形も可能)
○サッフォーありのホロスコープの出し方
1. https://tamakki.github.io/website/horo2/horo2.html
にアクセスする
2. 上部の「天体設定」をタップ
3. 「その他」の項目にサッフォーがあるので隣の□を押しチェックマークを入れる
今回はリリス(ブラックムーンリリス)やジュノー、セレスといった小惑星も出るのでそこもチェック
4. 左上に生年月日と出生時刻・出産した県を入力
※出生時刻がわからない場合は正午生まれと仮定する、ただしハウスは鑑定できなくなる
※海外生まれの場合、経度緯度を入力する。西経・南緯の場合、経度緯度の数字にマイナスをつける
5. ホロスコープや天体の一覧表(下にスクロールすると出ます)などが表示されます
以下「そもそもホロスコープとは?」「簡易用語解説」
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○ホロスコープとは?
ホロスコープとは「ある日時・場所から見て星や天体がどこに配置されているか」を円形の図であらわしたものです。
一般的な十二星座占いでは太陽星座(「○月○日~×月×日生まれは○○座」と大まかな誕生日のくくりで占うあれ)のみを使って占いますが、
ホロスコープを用いた占いでは、占いたい人の生年月日や細かい出生時間・出産場所も使い、
太陽・月・水星など様々な天体が配置された場所と位置関係を見て、性格や運勢を鑑定します。
今回は小惑星サッフォーの位置も含まれた特殊なホロスコープを使って、その人百合・ガールズラブ好き傾向などを占える方法を書いていきます。
○簡易用語解説(本文でも適宜入れています)
・10天体:太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星の総称。性格や運勢を占ううえで特に重要な天体。
大まかに言えば太陽☉は<人生の目的>、月☽は<素の自分>、水星☿は<知性やコミュニケーション>、金星♀は<愛や歓び・調和>、火星♂は<行動力や闘争本能>
木星♃は<拡大・発展・幸運>、土星♄は<試練・制限・規律>、天王星♅は<改革>、海王星♆は<直感・無意識・幻想>、冥王星♇は<破壊と再生・生死>といったことが表されます。
※月は正確な出生時刻がわからないと位置が大きくずれることがあるので注意
・サッフォー(小惑星):今回の主役。椿鹿先生は百合好き傾向などを読むのに使っている。
・リリス(ブラックムーンリリス⚸):月と地球が最も離れている所を表す記号。秘められた欲求や魅力などを表す。
・サイン:太陽が一年間に動く道のりを12等分したもの。いわゆる十二星座の名前で表される。その人の人柄などを表す。
・ハウス:出生時間などの太陽の位置を基準にホロスコープを12分割したもの。○室と数字で表記される。人生や人生におけるイベントを表す。
※ハウスは正確な出生時刻と出産場所がわからないと鑑定できないので注意
・エレメント:サインを火・地・風・水の4タイプに分けたもの。
火(牡羊・獅子・射手)は情熱的で冒険心がある、地(牡牛・乙女・山羊)は地に足のついたタイプ、風(双子・天秤・水瓶)は社交的で論理的、水(蟹・蠍・魚)は感受性や共感性が高いと言われる。
・三区分:サインを活動宮・不動宮(固定宮とも)・柔軟宮の3タイプに分けたもの。
活動宮(牡羊・蟹・天秤・山羊)は行動力が高い、不動宮(牡牛・獅子・蠍・水瓶)は粘り強い、柔軟宮(双子・乙女・射手・魚)は柔軟性が高いと言われる。
※ハウスにもエレメントや三区分を当てはめることもある。椿鹿先生もこの方式をとっているので本記事もそれに従っています
・アスペクト:天体同士の位置関係、角度。天体が同じ場所にいる(=0度)と天体同士の力が強まる。
90度(サイン3つ先)や180度(正反対)離れているとハードアスペクトと呼ばれ、葛藤を表す。逆に120度(サイン4つ先)離れているとソフトアスペクトと言われ調和を表す。
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参考文献
ARI占星学総合研究所 https://www.arijp.com/
星読みテラス https://sup.andyou.jp/hoshi/
『クリエイターのための占星術』コリーン・ケナー著 フィルムアート社
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2024年03月06日 21:10目次
○サッフォーと10天体とのアスペクト(≒位置関係・角度)
○サッフォーとリリス(ブラックムーンリリス)のアスペクト
○サッフォーのあるハウス・サイン(星座)
○百合エロの有無の好み
○ハピエンかバドエンか
○憎しみに対して「もはやこれは愛」扱いするタイプ
○逆に男女カプを好みそう(な顔をしてる)ホロスコープ
○「そもそも性別は関係ない」というホロスコープ
○女性が女性アバターや自創作の女子キャラを愛でるとき
質問コーナー(折り畳み)
○ふたなりや性転換を好むかどうかはどこを見ればいい?
○BL好きかわかる星はある?
画像は筆者のホロスコープです(生年がバレそうな星は伏せてます) -
2024年03月06日 21:08○サッフォーと10天体とのアスペクト(≒位置関係・角度)
・サッフォーと金星が合(≒すぐそばにあること。コンジャンクションとも)の場合
女性なら百合好きというより女性が好き・女の子と恋してみたいという気が強くなる
「女性と恋愛するのも全然アリ」という話が早い段階から出てくる
2室・5室・8室・11室のうんと悩んで行動が遅くなるタイプのハウスにサッフォー・金星があれば
人から働きかけないと動かない感じはあるけど
(白市のホロスコープ)の場合は6室にある金星サッフォー合なので思い当たる節はあるのでは?
・男性の金星サッフォー合は、女の子同士(職場の女性とか)が仲良くするのに和んだりしている
やらしい目で見たり挟まりたいという話はしない
ただただ「女の花園が男には理解できない所にあるらしいね」みたいに遠巻きから見守ってる感じ
自分の彼女が他の女性に寝取られるのを本気で心配するタイプでもある
(かっこいい女性のことを彼女がかっこいいと言ってると「ああいう人と付き合いたいの?」と本気で言うとか)
・火星サッフォー合は、金星以上に百合が好きという方向に出やすい、百合に挟まる男目線で見る人も
女性の場合も女性と付き合いたいというより百合を見るのがとても好きという話になる
ドラマやAVなどの3次元路線を好む方向に火星サッフォー合は出やすい
・太陽サッフォー合は「お姉様と妹」「おねロリ」など強弱や対比がはっきり出る関係を好む
「男装の麗人」「片方が男役(女役)」が好きとか自分を攻めに重ねる的な話も出やすい
・月サッフォー合は逆に男役女役などがあいまいな対等な関係を好む
「そもそも性別は関係ないよね」とパンセクシャルに近い雰囲気が出ることも
全ての対人関係がそういう風に見えることも
・水星合も男女で傾向に違いあり、本人が百合好きかというより創作の作風に出やすい
男性は性別がわかりにくかったり女流作家と勘違いされやすく「本人に百合を書いたつもりがなくても、百合妄想好きにドチャクソ刺さる(百合匂わせっぽい)物語ができる」方向になる
女性作家の水星サッフォー合は女性読者をたくさん獲得しやすく、女性が共感する・憧れる女性キャラを書くのがうまい
・木星より遠い星がサッフォー合だと巨大感情の話になってくる
「究極絡んでなくてもいい、互いに思いあっていればいい」という話がその惑星らしく出てくる
・木星は楽園感ある感じ
・土星は二人の間に世界が与えた試練があるシチュエーションを好む、まどかとほむら(まどマギ)的な
・天王星はセカイ系的に近づく、ウテナのような「世界を改革する」話になっていく
・海王星合なら逆に家族ごっこみたいな、子供を育てる話を許容できるし
「この世界に自分たちの世界を作るぞ」と言いだしたりする
セラムンのウラヌスとネプチューンに冥王せつなが入ってくる話とか
・冥王星合は「死が二人を別つまで」という話になる
○サッフォーとリリス(ブラックムーンリリス)のアスペクト
・リリスとサッフォーがアスペクトを取っていたら、女の子同士が絡んでるとやましく見えたり興奮したりする
R18でもそっち系に食指が伸びやすい
・創作傾向だとリリスとサッフォーが合だったりオポジション(180度離れている、つまり正反対の位置)だと
各作品気が付いたら女の子だらけになりがち(ハーレム系やきらら系など)、女の子の方が書きやすい
なおかつ一人女の子を作ると対になる女子を作って二人にリリス的な濃密な絡みをついさせてしまう
本人にはそのつもりがないのに百合っぽい方向に行ってしまうので「最初は百合のつもりはありませんでした」という釈明が入りそう
・リリスとサッフォーが120度離れている(トライン)だと読むのも書くのも好き
・リリスとサッフォーが90度離れている(スクエア)と「百合を書くのは好きだけど他人のものは読めない」「読むのは好きだけど生産できなくて苦しい」とちぐはぐになる
○サッフォーのあるハウス・サイン(星座)
・2室・5室・8室・11室の不動宮ハウスや牡牛・獅子・蠍・水瓶の不動宮サインにあると
サッフォーが出るのは遅いが、唐突に百合に目覚めて「一生このカプを推す」と強火ファンになる
好む話は相手に告白される系、皆が見とれるお姉様やかっこいいイケメン女子に猛アタックされて陥落するシチュエーションに弱い、初恋が叶う話も好みやすい
・活動宮(牡羊・蟹・天秤・山羊、1・4・7・10室)は創作というより人生体験としてサッフォーが現れやすい、生きている間に同性との絡みが濃密になるタイミングがある(女性にモテたり実際に付き合う等)
優しい人のホロスコープだと「相手との関係が壊れたらどうしよう」「相手をふって傷つけるくらいなら女の子に優しくするのをやめよう」とトラウマになることも……
能天気に生きてそうなホロスコープなら「そんなこともあったね~」「女子にモテてたわ~」なノリ
創作にサッフォーが出る場合でも実体験が反映されるケースも多い(全員ではない)
・柔軟宮(双子・乙女・射手・魚、3・6・9・12室)にサッフォーがあると「本当に女の子を好きで大丈夫?」「友情と恋愛を混同してない?」と疑い
仮に「恋愛ではなく友情だった」と結論付けても「友情という言葉で片づけていいか」とまだ疑う
「私たちは愛し合っています、恋人同士です」と素直になりにくい
相手を大切にしているから感情の確認や定義づけを掘り下げる感じ
物語も「ガールミーツガールでお互いときめいて始まった(活動宮的)」な話より、手探りで互いを定義づけるかという方向
他にも「男性が好きだと思っていたけど素敵な女性に会って「あれ?もしかして……」となる」などの葛藤のある話や
初恋は失恋で終わり、そこからどう人と付き合っていくか決めて、みたいな繊細な話を好む
・白市のホロスコープの場合
ハウスが6室でサインが乙女座(柔軟宮)にあるサッフォーは「自分たちの関係をどう定義するか」を本当に細かく詰めるタイプ
「まずはこういう風に進めてみよう、こういう風に定義しよう」「試しで何日間付き合ってみよう」と先に型にはめてしっくりくるか確認するのを好む
(※逆に魚座(柔軟宮、乙女座の正反対の位置)は「名前の付けられない関係だけど友情でも恋愛でもない気がする」っていうポエムを延々とやる)
サッフォーが6室にあるなら浮気を好まない、木星合なのでみんなに好かれる話は嫌いではなさそうだけど
金星合の方が強いのでなおさら初期からカップリングが明示される物話やバディものを好みやすい←そう
○百合エロの有無の好み
・サッフォーでは読み取りにくい、他天体の位置関係でわかる
・太陽とリリスが合(すぐそば)だったりオポジション(正反対)だったりスクエア(90度離れてる)なら「エロあってこそ」という話をする
・火星とリリスにアスペクトがある人も、エロありきの話をするが、絶対に絡んでほしいというより「エロはエロで消費する」タイプ
・「エロはあってもなくてもいい」「むしろ清い方がいい」かどうかはジュノーやセレスといった潔癖な星と太陽の絡みを見る
ジュノーやセレスが太陽とトライン(120度離れている)だったりオポジションなら「二人が清いままがいい」という創作傾向になる
○ハピエンかバドエンか
・活動宮にサッフォーがあったり活動宮に天体が多く配置されている人は基本ハピエン派、バッドエンドでも希望のある終わり方を好む
活動宮強めなのにバドエン派の人のホロスコープは変なことが多い
・不動宮はハピエン派かバドエン派かどちらかにハッキリ分かれやすい
・許容範囲が広いのは柔軟宮が強い人、ハッピーでもバッドでもメリバやビターやよく分からない終わり方含め飲み込む話をする
「私はこの関係性をこう定義しました」という話をしている、各作品やCPごとに違う関係性を用意している
○憎しみに対して「もはやこれは愛」扱いするタイプ
・柔軟宮が強い人がやりがち「私はこの関係性をこう解釈した」
不動や活動からはわかりにくいトピック
○逆に男女カプを好みそう(な顔をしてる)ホロスコープ
・古典的な星回り(例えば獅子座と魚座が強いホロスコープなど)は「かっこいい王子様と素敵なお姫様が結ばれる」系の話を好む、でもお姫様同士が結ばれる話を好まないとは言ってない
・5室に天体が特盛なホロスコープもそういう感じ
・7室に天体が多い人も保守的ではあるが、パートナー感は現代的
「凸凹を補い合う」路線の延長で男女カプを好むタイプだが、7室以外にも天体が散らばっていれば「でも愛の形は他にも様々だよね」となる、最終的に他との兼ね合い
○「そもそも性別は関係ない」というホロスコープ
・その手の話は水瓶座や11室・9室が好みやすい
・9室にサッフォーがあったり天体が多く配置されている人は「人間として相手が好き」「あなたが男とか女とか些細な問題だ!」と強く押し切っていく
・11室は「性別で区別をつけるのは意味わからない」「そんなの関係なくない~?」と軽く流す感じ、9室の強い否定ともまた違う雰囲気
・よく考えたうえで「大丈夫、女の子同士でもうまくやっていけるはず」というのが10室をはじめとした活動宮の強い人たち
○女性が女性アバターや自創作の女子キャラを愛でるとき
・ホロスコープの持ち主が女性である場合で、1・2・3室のハウスに天体が多い人は自宅の女子キャラをすごく好きな人がいる
「自創作の主人公ちゃん超可愛い」「うちのアバター可愛い」
他人のキャラよりかは自分の延長戦上にある自宅キャラにハマりやすい
・4・8・12室が強い人は自分自身の延長戦上としてそういうものに自分の名前をつけていく
自宅女子キャラがイチャイチャしてもはやカップル状態のときに自分自身が恋してるように感覚する人が多い
自宅キャラへの「うちの子が」感が強くかつその子と自分の感情が強くシンクロしている
「うちの女子キャラを好きなお姉様のことが私も好き」的な話にも
・5・6・7室のファッショナブルなハウスに天体が多い人たちは「衣装のバリエーションがあって可愛い、ゲームは絶対女の子を選ぶ」
・9・10・11室は「なぎ倒す」方向に行く、強くてかっこいいのが好きでネナベをやりがち
女子アバターを作るときもいかにも強そう系や色気で殴り倒すセクシー系の人が多い
可愛い系をメイキングする場合は「自分とかけ離れたふわふわした女の子をやる遊びが好き」ななりきりや「こうだったら面白そう」という願望の投影が起こりやすい
質問コーナー「ふたなりや性転換を好むかどうかはどこを見ればいい?」「BL好きかわかる星はある?」
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○ふたなりや性転換を好むかどうかはどこを見ればいい?
・火エレメント(牡羊・獅子・射手)がかなり強い人は「胸や男性器はデカければデカいほどいい」「二つ付いたらお得」みたいな男の子っぽいノリの話をする
蟹座の巨乳好き(母性を求める的な?)ともまた違う感じ
・風エレメント(双子・天秤・水瓶)が強い人は、ふたなりの男女どちらでもない・どちらにもなれる感や
性別違和に近い話(男装の麗人や「粗暴な男性に見えたキャラが実は女の子だった」的展開など)にときめく
情報が一瞬で書き換えられたり隠されたものがオープンになる感覚を好意的に受け止める
ただし、その手の後出しが世間で不評だと表面的にはなびいてしまうことも
(風エレメントは世間体を気にする属性なので。内心は傷ついている)
・地エレメント(牡牛・乙女・山羊)が強い人はその手の後出しギャップを好まない
こじらせすぎると作品自体を嫌いになることも……
・水エレメント(蟹・蠍・魚)強めの人は「恋人や推しの色んな面を見たい」「どんな姿になっても君が好き」という方向性でふたなり化や性転換を好むことがある
生えたり胸が付いたりしたときに「推しキャラ推しカプならあり」的な
「厳ついキャラの萌え袖」など原作であり得ないシチュエーションを喜ぶし
水エレに好かれたキャラは幼児化されたり原作にない萌え属性を盛られやすくなったりする
○BL好きかわかる星はある?
・ない。人類史にBL(男色など)が多すぎて絞り込めない
特にギリシャ神話(星座や天体の名前の由来になることが多い)は男を抱いたことのない神様はいないくらい
どちらかと言えば男女カプが好きそうかそれ以外が好きそうかというのは見れるが
「これ絶対BL好きだよね」という星はない。百合はあるのにね
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