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pictGLand
作品ID10330
投稿日2025年03月12日 23:52
文字数7,633字

変態メイドさんのバースデー

今日はヴィルにお誕生日…一番の誕生日プレゼントはコマリ様と結ばれる事と思い… 両想いになったヴィルとコマリ様が只管に百合エッチするお話を書いてみました! 初めて、執筆したひきこまり小説「黒薔薇はガチ百合皇帝の愛♥」の続編でもあります。

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 3月12日…ヴィルヘイズにとって、本来は特別な日。だが、自身の事に関心が元々薄いヴィルにはどうでも良い事だった。ましてや、ただ一人、手を差し伸べてくれた少女を守れなかった時から、許されてはいけないのだと自身を苛む様になってからは記憶の片隅に留める事すらなくなっていた…それが真実かどうか、疑わしいなら尚更だろう。ヴィルヘイズという人間がこの世に生まれ落ちた日であったとしても……

 ヴィルが烈核解放「パンドラポイズン」を使える事をクラスメイトから聞きつけたミリセント・ブルーナイトの前でその力を発動させるも、それが原因でミリセントの顰蹙を買い、ヴィルは虐められた。小さな身体でそのミリセントの手を遮り、ヴィルを救った少女、テラコマリ・ガンデスブラッド…
 ミリセントから守ってもらったその日から、ヴィルはコマリに恋をした。傍にいられるだけでも、幸せだったが、その幸せは長くは続かなかった…
 ブルーナイト家とガンデスブラッド家との確執もあったが、コマリの振る舞いはミリセントの癇に障り、彼女は手下である女生徒達と共にヴィルの愛おしい少女に壮絶な虐め、もう暴行や殺人一歩手前の犯罪でしかない行為で甚振り抜き、ヴィルは手を差し伸べる事もできずに見てる事できずにいた。コマリを守る為に修練を積み、コマリに仕え、許されてからもその罪の意識は未だに消える事はなかった…

 コマリが自分を虐めたミリセントにさえも手を差し伸べ、払い除けられた挙句にさらに苛烈な暴力を振るわれ、烈核解放を発動した為にミリセントとその取り巻きだけでなく、学校に集う生徒達を手に掛け、引き篭もる様になった事、ミリセントが一族共々に国外追放され、テロ組織「逆さ月」の一員として、暗躍するに至った事を知ったのは大分、後になってからの事だった……

 ずっと一人ぼっちの誕生日を過ごしてきたヴィル…
 七紅天の一人となったコマリ、「逆さ月」の配下となるもコマリに敗れ、自身の生き方を改める事となったミリセント、あの事件の中心にいた者達は変わろうとしていた。

 それはヴィルもまた同じであった……

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