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pictGLand
作品ID6961
投稿日2022年06月19日 03:39
文字数5,677字

薔薇と花嫁と百合妊娠

 折角の6月なので、ジューンブライドらしく、見崎鳴と藤岡未咲が姉妹同士で結婚して、百合夫婦になるまでのお話を書いてみました。  未咲ちゃんが生きている時点で既にパラレル設定なのですが、大人になって、百合カップルになり、結婚して、ウェディングドレスを着て、エッチして、最後は百合妊娠までさせちゃいました。妊娠というよりは霊や妖怪が憑りつくみたいな描写になっていますが、百合の奇跡と取るも、夜見山に渦巻く「呪い」や見崎家の因縁の一端と取るか、どちらにせよ、お楽しみいただければ幸いです。

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 ジューンブライド、6月に式を挙げた花嫁は幸せになれる、そんな他愛ない話はどこの町でも、聞いた事があるだろう。それはこの夜見山でも、囁かれていた。

 「夜見のたそがれの、うつろなる蒼き瞳の。工房m」という、ゴシックロリータ、俗に言う、ゴスロリのドレスを纏った球体関節人形が売られているアトリエと店を兼ねたコンクリートの無機質な建物で、ここの主だった霧果が作った人形達に見守られる様に彼女の娘として、育てられた見崎鳴と同じ命を分けた双子の妹、未咲は身を寄せ合っていた。二人の吐息以外に聞こえるのは耳を澄まさないと聞こえない程の小さな雨音だけだった。
 「おいで…」
 蝋の様に純白の肌、蒼く透き通った人形の眼と中学生時代の特徴はそのままに大人の女性に成長した見崎鳴、どこか、霧果に似てはいたが、未咲を見る眼は優しく、霧果よりも冷たい印象はない。
 「そうだね…。あの子も待っているもんね…」
 双子の姉妹だけあって、鳴にそっくりと言われながらも、根明で子供っぽさが抜けないとからかわれてきた未咲、大人になってもそれは変わらなかったが、大人の女性の色気も持ち合わせ、「可愛いお姉さん」と彼女を知る人達は言うが、その度に「鳴みたいに美人になりたい!」と拗ねる。鳴はそれが堪らなく、可愛くて仕方がない。逢瀬やベッドの上で自分と同じ命を分けていながらも愛らしい、未咲を可愛がるのが、至福の時だった。未咲も大人びていながらも妹というよりも恋人に甘い、鳴が大好きだった。甘えて、小悪魔的なアプローチで迫ると恥ずかしがる時が特に愛おしく思える。
 「私の可愛い半身…♥」
 「もうすぐ、姉妹じゃなくなるんだから、その呼び方の方が良いかもね…♥」
 家庭の事情で血の繋がった双子の姉妹でありながら、姉妹として、生きる事ができなかった、見崎鳴と藤岡未咲、一緒に遊んだり、こっそり、この館で会う時、鳴は姉妹と呼べなくても、繋がりたいという想いがあったのか、同じ命を分けた未咲を「半身」と呼び、じゃれあって、絆を深めていく内に愛情が芽生えぬハズはなく、この双子の少女達は恋に落ちた。女の子同士、血の繋がり、そんなものはお互いの想いで塗り潰され、≪現象≫の存在を知り、未咲を何とか夜見山の外に逃がし、二人は生き延びる事ができた。人形作家となり、霧果のアトリエ兼、自宅のこの店を継いで、未咲を呼び寄せた。大人になってからは以前にも増して、女性同士の愛に溺れてゆき、百合カップルになるだけでは飽き足らず、ついには、姉妹の禁忌を犯そうとしていたのだった…

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薔薇と花嫁と百合妊娠

 折角の6月なので、ジューンブライドらしく、見崎鳴と藤岡未咲が姉妹同士で結婚して、百合夫婦になるまでのお話を書いてみました。  未咲ちゃんが生きている時点で既にパラレル設定なのですが、大人になって、百合カップルになり、結婚して、ウェディングドレスを着て、エッチして、最後は百合妊娠までさせちゃいました。妊娠というよりは霊や妖怪が憑りつくみたいな描写になっていますが、百合の奇跡と取るも、夜見山に渦巻く「呪い」や見崎家の因縁の一端と取るか、どちらにせよ、お楽しみいただければ幸いです。

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