投稿日:2022年08月05日 23:52 文字数:4,709
メックヴァラヌスのない世界
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タイトルの通り、こちらはメックヴァラヌスの存在しない世界(というかアニメ本編の世界)の安藤創世×寺島詩織のお話になります。
例え、メックヴァラヌスがなくとも、彼女ら仲良し3人娘はずっと響達の仲間である事に変わりはないのでしょうね。親友の知らぬところで芽生えた百合という美味しい演出も書けば、書くほどに燃えるものですね…
夏休みに三人で旅行に行ったというシチュエーションなので、後半は安藤創世×寺島詩織はずっと水着姿でイチャイチャしています…
例え、メックヴァラヌスがなくとも、彼女ら仲良し3人娘はずっと響達の仲間である事に変わりはないのでしょうね。親友の知らぬところで芽生えた百合という美味しい演出も書けば、書くほどに燃えるものですね…
夏休みに三人で旅行に行ったというシチュエーションなので、後半は安藤創世×寺島詩織はずっと水着姿でイチャイチャしています…
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同じ人物であっても、平行世界に存在するのは、別の存在、だが、お互いの精神はしっかりとリンクする。メックヴァラヌスを纏う事も存在しなかった世界で生まれた、安藤創世、寺島詩織、板場弓美、この3人も例外ではなかった。メックヴァラヌスの存在する平行世界で竜姫となった彼女らがメックヴァラヌスの力の源たるアジ・ダハーカの化石の呪いに蝕まれ、生死の境を彷徨い、さらには、ノイズのみならず、可愛がっていた後輩の少女とその眷属と血で血を洗う死闘を繰り広げていた頃、このシンフォギアの力でシェム・ハの支配から解放された世界の彼女らも全身が引き裂かれる様な激痛に苦しみながら、意識を失っていたのだ。特に魔獣と化した創世は幾重も死の淵に陥り、意識を取り戻した時には、弓美が泣きながら、思いっ切り、抱きつかれ、戸惑った程だ。一方で詩織が艶っぽく、頬を紅潮させ、想い人を見る様な眼で自分を捕らえていた事を創世は気がついた。
(テラジ…)
(創世さん…)
竜姫と呼ばれていた事、メックヴァラヌスという巧機を纏っていた事、そして、命を懸けた死線を何度も乗り越えてきた間に友情を超えた絆が芽生えた想い人同士である事も、知らないハズだった。それらは別の世界の「安藤創世」と「寺島詩織」の身に起きている事、しかし、精神のリンクにより、脈々とそれらは彼女らの中に刻まれていた。勿論、共に竜姫として、戦場を駆けてきた弓美の気持ちを知って尚も肉体関係を断ち切れなかった事も…
そして、季節は移ろい、日差しが強くなり、向日葵が咲き誇る頃にこの世界でも、それは芽吹くのだった…
(テラジ…)
(創世さん…)
竜姫と呼ばれていた事、メックヴァラヌスという巧機を纏っていた事、そして、命を懸けた死線を何度も乗り越えてきた間に友情を超えた絆が芽生えた想い人同士である事も、知らないハズだった。それらは別の世界の「安藤創世」と「寺島詩織」の身に起きている事、しかし、精神のリンクにより、脈々とそれらは彼女らの中に刻まれていた。勿論、共に竜姫として、戦場を駆けてきた弓美の気持ちを知って尚も肉体関係を断ち切れなかった事も…
そして、季節は移ろい、日差しが強くなり、向日葵が咲き誇る頃にこの世界でも、それは芽吹くのだった…
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夏の日差しに辟易しながらも仲良し3人娘は夏休みを利用して、海の見える町に遊びに来ていた。弓美は旅館に着くなり、「殺人的な暑さ」だなんだと言って、部屋で大の字になって、寝転がり、部屋にエアコンのひんやりとした風が満ちてくると寝息を立て始めた。
「しょうがないな。これじゃあ、熱中症になっちゃうよ?」
創世は呆れながらも冷房を旅館の自動販売機で買ったミネラルウォーターをそっと弓美の傍に置く。
「弓美さんもお疲れなんですわ」
詩織は人差し指を唇に当て、タオルケットを弓美に掛ける。手の掛かる妹を見守るお姉さんを見ている様で創世はまた新たに想い人の愛おしい一面を見て、ポーッとする。
(テラジ…こんなに可愛い子だったんだ♥なんで、気づかなかったのかな?今まで一緒にいたからかな?)
詩織から目が離せなくなり、頬を紅潮させる創世だったが…
「創世さん?」
キョトンとした表情で不意に覗き込まれる。
「テラジ!!」
仰け反った創世の顎をそっと掴む。ふふっと笑いかける。
「創世さん、イケメンが台無しですわよ?」
お嬢様言葉で話す変わった子が今では、ウブな男子を誑し込む様に創世を誘惑している。謎の発熱諸々で寝込んで以来、創世に対しては、好きな子を可愛がる女性の色香の様なものを感じる様になり、時折、創世自身も親友であるハズの詩織が怖くなる。
「私、女の子だよ?」
「その女の子の大親友に手を出したのはどこのどなたですの?」
「テラジ…」
創世は顔から火が出る様な気恥ずかしさに襲われる。
(一緒だと気づかないものですわね。創世さんがこんなにイケメンでその癖、ウブで可愛いかったなんて…♥)
平行世界で紡がれた絆がこの世界の二人に作用したか、或いは彼女らが言う様にずっと傍にいた為にお互いの想いに気づけなかっただけなのか、どちらにせよ、二人はいつの間にか芽生えた感情に身を委ねている内に恋に落ちた。突然に気持ちを抑え切れなくなった創世に襲われる形で二人は生まれたままの姿で交わって、現在に至る。
「テラジ…♥」
「創世さん♥」
創世と詩織は親友が眠っている傍ら、口づけを交わす。クチュクチュと舌を絡ませ合う音とエアコンの低い唸り声だけが聞こえる。
「海…近く、ですわよね……?」
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創世と詩織は衣服を脱ぎ捨てて、水着姿でひと気のない浜辺で身を寄せ合っていた。白い砂浜、青い海と正に絵に描いた様なロケーションであるにも拘らず、人っ子一人おらず、女性二人でイチャついていようが気に留める事はなかった。度重なるノイズの襲撃、シェム・ハとの決戦から、傷ついた世界はまだまだその爪痕を癒せずにいた。恐らくはその為にこの地域からも人が遠のいたのだろう。
「すごい穴場ですわね。」
長い小麦色の髪を後ろに束ねながら、フリル付きのビキニを着ている詩織はいつもよりも燥いでいた。豊満という程ではないが、やや大きめのおっぱいと太陽の光で黄金色に輝くポニーテールが揺れる。
「弓美に感謝だね!」
創世も楽しそうに笑いながら、詩織に抱きつく。長身でスレンダーの引き締まった身体に蒼い模様のある黒字のブラとショートパンツがよく似合う。小振りだが、確かに柔らかいであろうおっぱいが当たると詩織は嬉しそうに声を漏らす。
「誰かに見られたら、ヤバいよ…」
創世はそう言いながらも詩織の局部に手をかける。ゆっくりとじっくりと慣らす様に弄ってゆく。創世の温もりを感じながら、ビキニがじんわりとじんわりと濡れていくのが、詩織には、分かる。暑い日差しの中でおっぱいを寄せ合いながら、口づけを交わす。いつ、誰に見られるか、分からないからこその、興奮がこの百合カップルをより燃え上がらせる…
「だったら、わたくし達の仲を見せつけてあげましょうよ♥」
創世の口づけから解放されるとより濃厚にディープキスをかます詩織、ニュルニュルと舌が潜り込んでゆく、愉悦にお互いの鼓動が大きくなるのが、感じた。熱さと息苦しさに堪え兼ねたのか、再び、キスから解き放つ。熱い吐息と一緒にねっとりとした唾液がお互いの口を結んでいた…
「海に遊びに来たのに、泳ぎもしないで、何やってるんだろね♥」
創世は細身だが、少し筋肉のついている身体をじっとりと汗をかきながら詩織の肉体を弄る。詩織も汗をダラダラと流していた。創世は彼女の汗を舐め取る様にあちこちに舌を這わせて、口づける。チュッと汗を吸い取る様に口づけると「お返しですわ♥」と言って、白い砂の上に押し倒す。お互いに笑い合いながら、砂場で転がり、四肢を絡ませ、じゃれ合う内に詩織が上を取った。
「やられたー♥」
創世はキャハハと笑いながら、詩織の愛撫を受け入れる。汗を舐め取る様に身体中を舐られ、黒地のブラ越しから、おっぱいを揉まれ、乳首も刺激される。上の方にずらされ、剥き出しになった乳房に舌を這わされ、乳首をチュッチュッと吸われる。
「おっぱいばっかり弄って、赤ちゃんみたいだな♥」
創世の言葉にムッとした詩織はカリッと少し強めに歯を立てる。創世が痛い様な痒い様な感覚に思わず、目を瞑るとねっとりと乳輪諸共、舌で絡み取る様に舐りながら、唾液を塗りつけてゆく。
「痛いですか?創世さんが意地悪するから、お返しですわ♥それにエッチな事をして、こうして、おっぱいを揉み揉みしたり、舐め舐めしたら、大きくなるそうですわよ♥」
「言ったな!!」
創世は詩織の腕を掴み、またも転がりながら、絡み合い、見事、組み伏せる。
「じゃあ、一緒におっぱいを育てようか♥」
創世は詩織のビキニを剥ぎ取ると上半身裸になり、露わになった彼女の乳房に重ねる。おっぱい同士でのキス、その度に乳首が擦れ合う。女性同士でしかできない性交にお互いに言葉にはできない甘美な心地良さに酔い痴れる。まるでお漏らしでもしたかの様に女陰が疼く度に股間が濡れてゆくのが分かる。
「ああぁぁ♥♥♥おっぱい♥♥いいぃぃよおぉぉ♥♥♥♥」
「創世さんのドキドキ♥♥♥伝わってきますの♥♥♥」
乳房同士が重なり合い、お互いの淫靡な声を抑えるかの様に唇を求め、キスをする。全身密着する様な姿勢で達した。
「これ邪魔だね♥」
「きゃあっですわ♥」
創世は荒い呼吸のまま、詩織のビキニを残らず、剥ぎ取り、ポンポンスーにすると自身も汗と愛液で汚れ切ったショートパンツを放り捨てると片方の乳房が丸見えで下半身すっぽんぽんのまま、肢体を絡ませてゆく。
「かわい子ぶるな!!似非お嬢様♥♥」
「お臍もあそこもみんなみんな素肌で触れ合ってますわ♥」
殆ど、裸に近い創世と全裸の詩織の絡み、誰かに見られれば、通報どころの騒ぎではないだろう。しかし、そんな事はお構いなしに淫乱な姿で喘ぎ声を上げながら、濃厚に絡みついている…
「そこ…は……いけませんわ♥」
創世は腿や足首もしっかりと舐り、徐々に徐々に局部の、それも女性にとってはあまり触れられたくない部分へと迫る。クレヴァスに口づけ、ダラダラと漏れる熱い蜜を喉に流し込む。恥丘や足の付け根の蜜も丁寧に舐めてゆき、あそこの中にまでヌルヌルと舌を侵入させてゆき、詩織の体内を存分に味わい尽くす。
「あっ♥ああっ♥あっ♥……創世さんが入ってく♥♥」
体内を女性の舌が暴れ回り、ニュルニュルっと犯してゆく、剥き出しにされた女性器も舌先で擽られ、何度目かの性行為でも、これだけで頭の中が蕩けてゆく様だ…
「ああぅぅああぅぁぁああ♥♥♥」
一際大きい喘ぎと共に詩織は二度目の絶頂を迎える。汗だくで顔を紅潮させたまま、ぐったりとして、創世が呼び掛けても、応えない。
「テラジ!ごめん!!ちょっとやり過ぎちゃ……」
創世が泣き出しそうになった時だった。不敵な笑いを浮かべ、創世を砂場に押し倒すと仰向けのまま、下半身だけを上げた姿勢にして、両足をガッチリとホールドする。俗に言う、マングリ返しの格好にさせる。
「かかりましたわね♥」
詩織はそのまま、剥き出しになった創世の股間にちゅーっと深い深い口づけをする。想い人の唇と舌の感触に創世は身震いしたが、身体を捩っても、力尽くで振り解こうとしても逃げられない。先程、全精力を使い果たしたと思っていたら、まだこんな力があったとは創世も思いもよらなかった。いつか、響達の前で見せた大胆不敵で何かが乗り移ったかの様な名演技を見せて、オートスコアラーと呼ばれる人形の手から逃れた事があったが、あれを彷彿とさせる演技力だった…
「テラジ……しゅごい♥♥」
「さっき、いかせてもらったお礼…してあげますわ♥」
創世はこの後、絶頂に達してからもお尻の穴まで、舐り尽くされ、足腰すら立たない状態になるまで、可愛がられ続けるのだった…
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結局は百合セックスだけで夏休み旅行一日目は夕陽が沈む海は紅く染まってゆく。全身の汗と愛液を何とか、洗い流すと簡単な着替えを済ませ、二人で寄り添い、日が暮れる海の情景を見入っていた。
「ユミにどう言い訳するか…」
「あら、わたくしに振りますの?誘ってきたのは創世さんかありませんか♥」
創世と詩織は笑い合いながら、じゃれていた。
「泳ぐ間もなく、二人で水着で愛し合いましたとさ…ではいけません?」
「ダメに決まってるじゃんか!」
詩織の大胆不敵な発言に創世は小突いた。二人の燥ぐ声はいつまでも、夕暮れに彩られた海に木霊していた。世界は違えど、戦う力がなくても、安藤創世と寺島詩織の愛は紡がれてゆく様だ…
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