エディ

2012年に『Another』の見崎鳴×藤岡未咲の百合イラストを投稿してから、現在に至ります。

『戦姫絶唱シンフォギア』の百合同人誌も描いています。
ガリィ×月読調ちゃんのR-18ネタを中心に活動中。ミラアルクのガチ百合エッチ本も描きたいと思う今日この頃です。
シンフォギアカップリングはエルザ×月読調、立花響×月読調、ミラアルク×シンフォギア装者、安藤創世×寺島詩織、マイナーなカップリングばかり、推していますが、メジャーな暁切歌×月読調も大好きです!

そんな訳でよろしくお願いします。


◆好きなカップリング◆

■ Another
見崎鳴×藤岡未咲
金木杏子×松井亜紀
赤沢泉美×見崎鳴
赤沢泉美×杉浦多佳子

■ 戦姫絶唱シンフォギア
ガリィ×月読調
キャロル×月読調
暁切歌×月読調
立花響×月読調
エルザ×月読調
安藤創世×寺島詩織
ガリィ×ミカ
ファラ×ガリィ
ミラアルク×シンフォギア装者
キャロル×立花響
小日向未来×エルフナイン
シェム・ハ×小日向未来
シェム・ハ×立花響

■ サガ・スカーレットグレイス
ネエちゃん×ウルピナ
マリオン×ウルピナ
ウルピナ×ユリア
マリオン×パトリシア
クローバー×マリオン

■ ロマンシング・サガ/ミンサガ
シフ×アイシャ

■ ロマンシング・サガ2
緋色の女帝×キャット(シティシーフ)
緋色の女帝×ユキノ(忍者)

■ ロマンシング・サガ3
エレン×サラ

■ サガ・フロンティア
アセルス×白薔薇姫
アセルス×アニー
ライザ×アニー

■ サガ・フロンティア2
プルミエール×ジニー
ヌヴィエム×プルミエール

■ サガ2秘宝伝説(リメイク含む)
人間女×エスパーガール
エスパーガール×エスパーガール
人間女×人間女

■ 刀使ノ巫女
​衛藤可奈美×十条姫和
柳瀬舞衣×糸見沙耶香
古波蔵エレン×益子薫
獅童真希×此花寿々花
折神紫×燕結芽
衛藤可奈美×燕結芽
折神紫×十条姫和
衛藤可奈美×安桜美炎
十条篝×十条姫和
​岩倉早苗×十条姫和

■ 転生王女と天才令嬢の魔法革命
ユフィリア×アニス
ティルティ×アニス
アニス×イリア
レイニ×イリヤ
レイニ×ユフィリア

■ 私の推しは悪役令嬢。
レイ×クレア
ロレッタ×ピピ

■ ひきこまり吸血姫の悶々
ヴィル×コマリ
カレン陛下×コマリ
サクナ×コマリ
ミリセント×コマリ

投稿日:2022年12月20日 02:47    文字数:21,510

百合奴隷の手に堕ちたヴァンパイアレディ

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タイトルの通り、ヴァンパイアレディの杏子さんが逆にみさき百合夫婦に犯され、彼女らの中に取り込まれ、最愛の亜紀さんまで巻き込んでスワッピングまでしちゃう話です。
NTR、百合妊娠、スワッピング、最後はロリ×ロリ百合エッチ、何でもありです。

ハロウィン以降にやりたかったネタを今年の二次創作の集大成として、書いている内に時間も掛かり、ものすごく長くなりました。
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 「あぁ♥………鳴♥…………杏子…しゃ……んぅっ♥
 鮮血で染まったかの様な真紅のシーツの上で三人の女性がその豊満な肉体を曝け出し、絡み合う。熱い吐息に混じり、成熟した女性のものとは思えない可愛らしい喘ぎ、時折、聞こえくる艶っぽさすら感じる囁き、じっとりと滲む汗と胎内から分泌された蜜が混じり合う臭気、それらが溶け合って、少し埃っぽい室内を満たしてゆく。雌の香りとでも言うべき、甘ったるさに包まれ、まるで母親の胎内にいるかの様な温もりに酔い痴れ、身体も精神も毒されていく。
 「
未咲さん…♥私の可愛い百合奴隷ちゃん♥♥」
 ビキニの様な紅くて、小さな布切れで乳房と女陰を僅かに隠すのみで、殆ど、衣服としての役目を果たしていないあられもない姿で茶色がかった短い髪を振り乱しながら、未咲は喘いだ。未咲にそっくりだが、蝋の様に白い肌、漆黒の闇を思わせる黒髪、青緑色に妖しく光る人形の眼を黒髪から覗かせるお人形さんの様な女性に背後からおっぱいを揉み揉みされながら、抑えられる。未咲の最愛の伴侶にして、双子の姉妹である鳴はおっぱいを揉み解し、首筋に牙を立て、生き血を味わうかの様に舌を這わせる。未咲と同じ、右の紅い瞳は確かに想い人を、そして、真祖とまで恐れられるヴァンパイアレディを映し出す。全身を覆う程の紅いマントを羽織りながらも、マントと同様に毒々しい紅で染められたタイツと乳房を僅かに覆うギザギザに破れているとしか思えない生地以外、何も身につけておらず、豊満な肉体を惜しげもなく、晒しながら、女性、それも百合婚している者同士を可愛がる姿は妖しさも淫靡さも魅力へと変えるヴァンパイアレディの真祖に相応しい。
 「めいぃぃ♥」
 裸同然の未咲や杏子よりもマシとは言っても鳴が纏うのも、身体にピッチリのレオタードを思わせる破廉恥な衣装。幾度も繰り返される行為で汗を流し、熱を帯びている。これでは素肌と素肌で接しているのとまるで変わりない。
 「鳴の心臓
…ドク…ンッ……ドクン…ッ…いって…りゅぅ♥」
 お互いの肌が触れ合い、背中越しから、体内から、破れそうなぐらい大きくなった鼓動が伝わってくる。
 「未咲も私も元は同じ命を分け合ったんだから♥心臓も血の一滴もね♥」
 鳴は白くたわわな乳房から伝わる心音に惚け、蝋の様にまっ白な肌の下でも、確かに脈打っている心の臓が呻く、まるで身体が軋み、声にならない悲鳴を上げているかの様に…
 「「また、一つになろう♥」」
 双子の百合奴隷の甘くも悲痛な喘ぎが重なる。母親の胎内で一緒に心音を聞いていた時を思い出してるかの様に…
 「百合奴隷の癖に真祖様を無視するなぁ♥」
 杏子は鳴と絡み合い、身も心も囚われている未咲のビキニパンツに指を滑り込ませる。
 「ああぁ♥
きょ…ぅ…こ……さぁ…
 数える事さえも憚れる程、多くの女性や少女の処女を奪ってきた指はまるで破瓜の血で染まったかの様に毒々しいマニュキアで彩られ、確実に未咲の敏感なところをピンポイントで探り、責め立てる。ゴポゴポッと溢れる様に未咲の胎内で熟成された厭らしい液体が真紅のシーツを穢す。
 「熱い♥」
 杏子は未咲の胎内の温もりに触れ、その熱さに思わず、声を上げる。みさき百合夫婦よりも大きく、重厚なおっぱいや脂が乗って、ムッチリした恥丘や腿にダラダラと汗を流し、栗色の長髪も張りついているが、気にも留めない。それすらも忘れさせる程、未咲の身体は心地良かった。
 「
私も鳴さんと未咲さんの温もり…分けてほしいな♥」
 杏子は深く深く触れようとせんが為に未咲と口づけを交わす。口内を味わい、舌を絡ませながら、唾液を流し込み、女陰も犯し続け、体内に触れ、未咲と、そして、彼女を抑えつけている鳴とも一つになれたと思える程に百合奴隷達の性の儀式に溺れてゆく…
 (いっきぅゅぅぅぅうう♥♥♥)
 未咲は頭の中がドロドロに蕩けて、何も考えずに相思相愛の鳴以外の女性の裸身に熱い蜜を放つ。生々しさすら感じる熱々の飛沫に杏子も全身が燃え滾るのを感じ、ムチムチの成熟した女陰からドロッと濁った炎を吐き出す。
 「あったかぁぁあい♥♥」
 杏子は蕩け切った表情で甘えた様な品のない声で鳴く。未咲の唇を繋いでいた唾液がお腹やおっぱいに掛かる。鳴も未咲が自分以外の女性と達した事に少しヤキモチを妬いたのか、おっぱいを握り潰す両手にも力を入れる。
 「あぎぃぃい!!!ひひゃぁぃぃい♥♥」
 乳房に走る痛みも少し拗ねている鳴にも、愛おしさしかない未咲は痛がりながらも顔が綻ぶ。その表情がアヘ顔に変わったのは、杏子がグジュグジュに濡れたビキニパンツを執拗に舐めているのに、気づいた時だった。
 「おいしぃぃ♥♥」
 「未咲も杏子さんにばっかりデレデレしない♥」
 鳴に力尽くで引き倒され、両手を掲げられ、リボンで縛られ、おっぱいを舐り続けられ、杏子には心ゆくまで女陰を舐められ、未咲の身体を凄まじいうねりが襲う。
 「あああぁぁあぁぎぃぃぃぃ♥♥♥♥」
 鳴と未咲の住まいとアトリエを兼ねた「夜見のたそがれの、うつろなる蒼き瞳の。工房m」の奥深くにある小部屋から、ヴァンパイアレディの真祖と彼女の百合奴隷へと身を堕としたこの館の主の双子の百合夫婦のくぐもった声が今宵も聞こえてくる……

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 「夜見のたそがれの、うつろなる蒼き瞳の。工房m」の奥にある女性しか入れない、その小部屋はみさき百合夫婦と杏子が夜伽を愉しむ為に使われていた。寝具や絨毯、部屋の隅で座らされている人形のドレスに至るまで真紅に統一されているのも、ヴァンパイアレディの真祖の衣装をイメージして、コーディネートされたからだ。次第に杏子に誘惑された女性が連れ込まれる様になり、杏子が百合奴隷と甘い夜を愉しむ為、百合奴隷に調教する為のプライベートルームと化し、泣きじゃくる少女の声が次第に甘える様な喘ぎに変わる、そんな現象にも、度々、遭遇している鳴と未咲にいつしか「犯り部屋」と呼ばれる様になった。特にハロウィンで賑わう頃には、毎晩の様に使われている。鳴と未咲が個人で経営する店舗の中であり、窓もない個室なので、施錠してしまえば、逃れる事はできない。そこに目をつけた杏子が亜紀以外の女性や少女と夜伽や調教(凌辱と洗脳)を愉しみ、鳴と未咲もその気がありそうな女性客を連れ込み、姉妹一緒に可愛がったり、杏子と一緒に輪姦したのも、一度や二度ではない。多くの女性や少女をヴァンパイアレディへと変えた、この呪わしい部屋でのヴァンパイアレディの真祖へと覚醒した女性と双子の百合奴隷の甘い声と雌の香りで包まれていた…
9k=
 「真祖様ぁ♥ラブラブ血の吸い合いをしようよぉ♥」
 未咲は猫撫で声で甘えながら、片手では収まり切らない程、大きな杏子のおっぱいを揉み解す。杏子は紅いシーツに転がり、鳴と未咲の愛撫に身を任せる。
 「未咲さんは本当にエッチな子ね♥私と鳴さんに犯されまくったのに、まだ百合百合したいだなんて♥ああっ♥♥」
 杏子のおっぱいを鷲掴みにしていた鳴の手が剥き出しの下半身へと伸び、ムッチリとお肉のついた恥丘を弄ると蜜を漏す女陰、クレヴァスの中へと潜り込ませてゆく。
 「姉妹同士で結婚したのを承知で未咲を百合奴隷にした変態色魔吸血鬼め♥私まで、血族にしておいて、まだヤりたりないのかな?」
 お腹の中を掻き回されながらも杏子は女性を堕とす時に見せる妖しく、卑しい微笑みを浮かべながら、反撃に出る。
 「ヤキモチかしら?うふふっ♥」
 杏子の言葉に切れ長の眼を細め、杏子の胎内を目指し、奥へ奥へと潜り込ませる。熱い吐息を漏らす、真祖様に充てられたのか、未咲が杏子の巨乳を揉む手も強く、そして、どころなく、優しく、解してゆく様な絶妙な力で責める。
 「百合奴隷に犯されて、可愛い声で鳴いちゃって♥案外、ヘタレなのね真祖様♥」
 双子の百合奴隷の豊満な身体に挟まれ、細い手と指でおっぱいとお股を責められて、喘ぎながらも甘い声で杏子は囁く、犯されながらも女性の心を嬲る様は流石は真祖にまで覚醒したヴァンパイアレディと言ったところか…
 「無理ないわね。姉妹愛を拗らせた挙句に未咲さんを百合妊娠させたんだもの…もうヤンデレの域じゃない……」
 「ヤンデレじゃなきゃ、女の子同士で愛し合えても、姉妹でエッチなんかできないよ?」
 鳴の青緑色の人形の眼に一瞬、冷たい光が宿る。作り物のガラス細工の様な左眼に然も生命が宿っているかの様に鳴の言葉にも、杏子を捉える眼にも強い意志、愛するが故の狂気も秘めていた。彼女が言う通り、同じ母親の胎内で生まれて、繋がった命だからこそ、その想いが本物だからこそ、生まれたままの姿で交わり、大人になっても衰える事無く、女性同士の婚姻まで結び、遂には愛した姉妹を犯して、子供を産ませた。未咲も愛おしそうに以前、ミサキを宿し、膨らんでいたお腹を擦り始めた。その表情は紛れもなく、子を想う母親のものだった。
 「鳴だけじゃないよ?ヤンデレじゃなきゃ、好きな子じゃなきゃ、女同士で、血の繋がった鳴の子供なんて、産めないんだよ♥」
 本来であれば、女性同士で子供を産む事はできない。ましてや、この姉妹は近親相姦を繰り返している内に胎内に新しい命を宿したのだ。倫理的にも、苛まれる事もあったが、いつでも、鳴が傍にいてくれた。お腹の中で育まれる愛娘、鼓動が少しずつ、大きくなってゆくと背徳感も段々となくなっていった。もしかしたら、この館に留まる、生まれる事無く、命の尽きた霧果の子供の生まれ変わりかも知れないと思いながらも…
 「鳴♥百合妊娠するまで、
真祖様…杏子さんを可愛がってあげようよ♥」
 未咲の母性愛の溢れる表情は子供の様なあどけなさと邪悪さも抱擁した、奴隷として、真祖様の与えられる快楽にご満悦ながらも、女性を貪る事に悦びを感じずにはいられない小悪魔そのものの表情で尖った歯と赤い口を覗かせながらもニィーッと笑う。鳴も切れ長のオッドアイの瞳を細め、口元が小さく微笑む。相槌を打つのと同時に百合夫婦は真祖のおっぱいに食らいついた。
 「ああぁぁ……♥」

 双子の百合奴隷に両方のおっぱいを舐られ、薄い生地越しとはいえ、乳首や乳輪にキスされ、甘噛みされ、滲んだ血もチュッと口づける様に味わい尽くされ、上半身を責められて、女陰も蹂躙される内に頭に幾重も電流が走る。それは次第に甘い痺れへと変わり、血液と共に胎内に蓄えられた濃厚な蜜が燃え滾るのを感じ、卑猥な水音とベッドが軋む音が室内に響き、一際、大きな喘ぎと共に絶頂へ登り詰めるのだった…
 「姉…妹……そろ……て…ケダモノ…な……のね♥……ああっ♥」
 快感と熱にほだされている杏子は息をつく間もなく、ビキニパンツを脱ぎ捨てた未咲がその肉づきの良い身体に圧し掛かる。両の掌に重ねられた未咲の掌に指を絡められ、ガッチリと拘束されるが、深く口づけ、指と指の間から伝わる体温、おっぱいとおっぱいが触れ合う心地良さに酔い、頭の中が痺れるまで口内を犯される。
 (あったかぁあい♥)
 百合奴隷にまで犯され、このまま、堕ちてゆくのも悪くないと思い、甘美な微睡みに杏子は溺れてゆく。少女同士での行為とは違う、豊満な成熟した女性の豊満な肉体の触れ合い、熟れた雌の匂いを胸いっぱいに吸う…今だからこそ、味わえる交わり、杏子は心地良さを感じていた時…不意に脂の乗った女陰が幾度も少女や女性達と口づけたヴァンパイアレディの真祖のムッチムチの女陰へと重ねられる。
 「真祖様も繋がろう♥」
 頬を紅潮させ、紅いブラとタイツ以外、脱ぎ捨て、ムッチリした肉体を晒す未咲の女陰が杏子の女陰を捉え、まるで口づけでもする様にグチュグチュと擦り合わせ、時折、獲物を貪り食う淫獣の様に激しくなるも、性器が痺れる様な甘い快楽が広がる。これも女性同士の性交ならではか…

 「これで杏子さんも…私達…の…うふふっ♥」
 鳴は汗でべとついた黒髪を梳いては逃がしながら、青緑色の透き通った義眼で自分の半身である未咲の身体に溺れるヴァンパイアレディの真祖様を蔑む様な愛おしむ様に見つめる。ベッドの軋み、厭らしい水音さえもかき消す程に卑猥な甘い声を未咲と共に張り上げる杏子はその意味をまだ知らなかった。そして、自分がお互いを「半身」と呼び合う血の繋がった百合夫婦の世界へと取り込まれている事も…
 「みさぁぁきぃぃしゃぁあああんん♥♥♥♥」
 「しぃぃんそぉぉおしゃぁあまぁあ♥♥♥♥」
 お互いの豊満な肉体に惜しげもなく、淫靡な雌の匂いを撒き散らしながら、汚濁した灼熱の蜜を放出させるヴァンパイアレディの真祖とその百合奴隷の痴態、鳴の紅い瞳と青緑色の人形の眼、両方の瞳に焼きつけた。
 「杏子さぁあん♥♥かわぁあいかったよぉ♥♥♥」
 未咲はうっとりと杏子を見下ろす。彼女の胎内には熱くて、濃厚な蜜が注がれたと思うだけで鼓動が鳴り止まなかった。胎内に残る生々しい温もりに杏子の肌は火照り、汗の雫が肉づきの良い身体を伝い、未咲はそれを嬉しそうに舐り、味わうと乳房を包む、汚れて、異臭を放つ赤黒く変色した布切れを破り捨て、ぷっくりと膨れた乳輪に唇を当てる。思考は芯から甘美な痺れでまともに機能しないままで未咲の女房への愛撫を受け入れ、脳味噌がドロドロに蕩けるのを感じながら、果てたばかりだというのに、またも絶頂を迎える。
 (吸血鬼のお姉さん…いつも、女の子を虐めてるのに……)
 蕩け切った杏子の耳にも確かに入った少女の声、幼い女の子だと分かるが、どことなく、この館に住まう双子の百合夫婦の面影があった。
 (鳴お姉ちゃんと未咲お姉ちゃんに……♥)
 脳裏に微かに聞こえる声の主は百合奴隷に犯される自分の痴態を笑っている。それだけでも、邪なものを感じるが、それだけでは言い尽くせないゾッとする様な何かを感じた。その少女の様な「何か」の存在を感じた、見えてるかの様に鳴と未咲も幼い姉妹にでも、問いかけるかの様な仕草をし、時折、囁きかける。
 「
貴女……杏子さん…気に入ったの♥」
 鳴は青緑の妖しい光を放つ義眼に映る幼い少女の姿をした者に問いかける。鳴と未咲が百合夫婦の契りを交わした夜、母親の温もりを求める様に未咲の胎内に宿る形で現世に生まれた妖と呼ぶに相応しい、見崎鳴と藤岡未咲の間に生まれた愛娘、ミサキに似ている。恐らくは亡き娘を想う霧果の愛情と悲哀が生んだ存在の一片、或いは長い年月を経て、自然と生まれた姉妹の様な分身の様な存在、夜見山は≪現象≫を始め、死に魅入られた≪呪い≫や災厄が根付く地…


 女性同士でしか来る事ができず、自然と逢瀬が始まる場所。相思相愛の百合カップルが交わると百合妊娠する。

 そんな噂も囁かれている。もしかしたら、蛍やこの人形達の姿を借り、迷い込んだ人ならざる者が女性同士で添い遂げたいと願う者達の愛や肉慾を通し、百合妊娠という形で生まれ変わるのかも知れない。≪死者≫という歪な存在となり、死の世界より戻った者の為に命を失う者が後を絶たなかった呪いの3組で≪いないもの≫として、過ごした鳴は新たな生命に生まれ変わる形で現世に干渉する亡者がいても不思議ではないと考えていた。だが、愛おしい存在に変わりはなく、鳴と未咲の間には既に二人目の「ミサキ」も生まれていた。そして、その「ミサキ」の姉妹や同胞に当たる少女の血と想いをヴァンパイアレディの真祖の中に宿してしまおうと…

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 「あぁっ♥……あっ♥♥……め…ぃ……さぁ…ん♥」
 鳴にクレヴァスの中を吸われ、性器を弄ばれ、今はムッチリと肉のついた恥丘を舐られ、胎内へと指を潜り込まされ、責められる度に熱い吐息、甘い声を上げ、大きなおっぱいが暴れる。その巨乳も甘噛みや口づけの痕が幾つも残り、痛々しい。
 「
未咲の…私の半身のお腹の中から分泌されたの……全部、舐めてあげる♥」
 ヴァンパイアレディの真祖に血を吸われ、その身を委ね、百合夫婦揃って、百合奴隷になる事を選んだが、やはり、血の繋がった未咲を犯した女性に嫉妬の炎を滾らせ、彼女の身体に残る未咲のものは全て半身たる自分の中へと戻そうとしている。乳を欲しがる赤子の様に杏子の乳房も弄び、味わい尽くし、耳元で卑しい言葉も幾度も囁いてやった。

 (ママ…)
 鳴に愛撫され、まっ赤に染められた耳に途切れ途切れでも、しっかりとメロディを奏でるラジオの様にあの少女の声が聞こえ、杏子は戸惑いを隠せないが、それを待っていたかの様に鳴は杏子の肉付けの良い腿を掴んで、両足を開かせ、未咲の蜜と涎の様にだらしなく、垂れる杏子自身の愛液と汗、それを味わう鳴の唾液でジュクジュクになった熟れた女陰に鳴の純白で成熟した女陰が圧し掛かる。
 「
あっ♥……あっぃ♥♥」
 「
杏子…さ……の…ジュクジュクで…あっ…たかぁ……よぉ♥」
 獲物を狙う蛇の様に細めた瞳、その中に目の前の女性を蹂躙したい肉慾が宿り、蝋の様な白い肌も相俟って、宛ら、人間の女性の姿を借りた魔物と呼ぶに相応しい鳴に怯えながらも杏子はグラインドされ、女陰と女陰とが激しくキスを交わす度に襲う激しいうねりに抗う事もできず、ただただ、快楽に呑まれてゆく。

 「未咲に手を出した罰……♥…杏子さ…ん……私の子……孕ませて…あげ…る♥」
 鳴の耳を疑う言葉にも、反論せず、杏子は鳴に種付けブレスされ、女陰も乳房も鳴の肉体に潰されながらも甘い喘ぎを上げ続ける。「うるさい」とばかりに口づけされ、口内を犯され、グジュグジュになった女陰から、お互いに淫靡な蜜が熱い飛沫を上げ、体内を侵食されてゆくのを感じながら、絶頂に登り詰め様としていた。
 「鳴の浮気者め♥でも、オッドアイの似合う可愛い子が生まれるね♥それに杏子さんも私達の嫁なんだから、それも悪くないかぁ…♥」
 未咲の煽りで初めて、ヴァンパイアレディの真祖たる自分が捕食対象でしかなかった百合奴隷達に堕とされた事を知るも、この甘い疼きに抗う力はもう残されていない。
 「うぐぅぅうぅんんん♥♥♥♥」
 「いぃぃいいぁぁああぇえええ♥♥♥」
 ディープキスをしているせいで大声は出せないものの、発情した猛獣の様な呻きが彼女らの耳に轟き、鳴と杏子は胎内で蜜がグラグラと燃え滾るのを感じながら、意識が蕩け、抜け出せない暗闇に堕ちてゆく…

 (鳴ママと未咲ママと一緒………杏子ママ♥)
 幼く、可愛らしい声で告げられる宣告……それは杏子が鳴と未咲との間に子供を作る、そう、この姿なき少女を百合妊娠する事を意味していた。妖や幽霊の子を孕みたくないと思いながらも、人形の様に白くて、美しいフォルムでありながらも充分に脂の乗った身体、漆黒の闇を思わせる黒髪から覗いている切れ長の紅い瞳と青緑色の人形の眼、何よりも血の繋がった未咲と結ばれる為に禁忌を犯すこの女性の愛情を一身に受けたい……
 「いっちゃえぇぇえええ♥♥♥淫乱ガチレズ吸血鬼ぃぃ♥♥♥」
 「あぁぁああつぅぅぃぃぃいいい♥♥♥♥♥」
 杏子と鳴はお互いに吐き出した濃厚な熱々の蜜を浴び、胎内で混ざり合い、一つに融け合っていったかの様な高揚感に呑まれ、女陰から溢れた蜜や全身を伝う汗が彼女らのムチムチで脂の乗った肉体をドロドロと汚してゆく。

 (杏子ママ……あったかぁぁあい♥♥)
 少女の可愛らしい声が獣の様に嗄れた声に変わったと思う間もなく、杏子は胎内に熱して、溶解した鉄がお腹の中に流し込まれる様な熱さに身悶えする。
 「ああぁぁああ!!!!!
お腹ぁぁああ!!!!!あづぃぃぃぃぃい!!!!心臓がドクンドクンッて♥♥♥
 いつも、杏子に可愛がられ、喘いで、甘えてばかりの恋人の様に幼く、足掻き、涙声で叫ぶ。ヴァンパイアレディの真祖と恐れられた女性とは思えない乱れぶりに冷笑を浮かべる鳴に対し、未咲はうっとりと嬉しそうに杏子の耳元で告げる。
 「おめでた♥私も鳴の子を百合妊娠した時もお腹の中熱くって…心臓二つ増えたみたいにバグバグいってたんだよ?」
 「
!!!!!!!
 絶句するが、胎内にジワリ広がる息遣い、高熱が甘美な痛みへと変わろうとしていた。
 「すぐに苦痛が快感に変わるから大丈夫だよ?」
 未咲は喉の奥で笑いながら、杏子のお腹を擦ってやる。
 「それに私そっくりの可愛い子が生まれるんだもの♥感謝してよね♥」
 未咲は紅潮して、興奮を抑え切れないという表情で杏子の乳首をクリクリと弄る。
 「未咲みたいな小悪魔がまた増えちゃうの?でもオッドアイの似合う美人さんには育つよね♥」
 鳴がコロコロと笑うと「酷い!」と未咲は頬を膨らますが、すぐにお互いに笑い合い、キスをする。そして、自分達の側に引き擦り込んだヴァンパイアレディの真祖に手を掛けた。杏子はその後も延々と鳴と未咲に輪姦され、ハロウィンが当に過ぎた数日後にこの「犯り部屋」から解放された…

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 ハロウィンの賑わいも過ぎ、もうじき、サンタクロースやトナカイに移り変わり、クリスマスソングも煩い程にあちこちで耳にするだろう。大人の女性にしては、内向的でどこか幼さも感じる赤みがかった短い髪のヴァンパイアレディの真祖の彼女にして、百合奴隷でもある亜紀はサンタクロースの到来まで、静けさを取り戻し、蛍の様に小さい光を灯す家々をマンションの一室で一つ一つ、数えていた。
 「貴女にも…サンタさんが来ると良いね♥」
 亜紀は恍惚とした表情で大きく膨らんだお腹を擦っていた。
 「杏子ちゃん…お母さんは何してるんでしょうね♥」
 想い人の名を呼び、お腹に触れた掌から、胎内の子の温もりや息遣いが伝わってきた。愛する杏子との間に生まれる子を想うと杏子を独り待つ夜も、杏子と繋がっている…そう思うと杏子に抱かれた夜、胎内に宿った高熱、心臓がもう一つ増えたかの様なあの鼓動、戸惑いながら、その苦痛に耐えたハズなのに、今は甘美で愛おしい温もりの様でならない。百合妊娠という超常の出来事、女性同士で、それもヴァンパイアレディの血を引く子を孕むという禁忌だと知りながら……
 「杏子ちゃん…?」
 玄関のドアが閉まる音、ヒタヒタと廊下に足を踏み入れた気配がする、香水の残り香や仄かに香る血や愛液の臭気がツンっと鼻を擽る。ヴァンパイアレディの真祖様として、振舞う恋人が、胎内に宿る子の「ママ」が足を踏み入れるだけで、空気が甘ったるくなるのを感じて、亜紀は下着を濡らす。
 「亜紀、ちゃんとお留守番してた?」

 フワッと香水の香りがしたかと思うと亜紀は後ろから杏子に抱きしめられる。
 「うん、この子も真祖様、ママに会えて喜んでるよ♥」
 サラサラした栗色の長い髪が触れるだけで熱い吐息を漏らす。花の香りの様な体臭に混じって、鼻孔を擽る血の匂い、女の子の心を掴んで離さない澄んだ声、それだけで亜紀はメロメロになる。だが、いつも以上に女性の蜜の異臭が強く、眉を顰める。
 (杏子ちゃん…また、女の子と遊んできたんだ……)
 ハロウィンの度、杏子がヴァンパイアレディの真祖として、ヴァンパイアレディやガチ百合へと堕ちた少女達と戯れ、罪のない女性や無垢な少女を毒牙に掛けている、亜紀もそれは承知している。自分以外の雌の匂いをさせる杏子に抱かれる度に胸がムカムカする、トイレやシャワールームで何度も嘔吐した日もある。ジェラシーの末に病みそうになると杏子と交わり、安心する。杏子との間に愛娘を設けてからは特にその様な事はなくなったが、今日だけは違った。
 「見崎さん達と一緒だった?」
 亜紀は甘える様なそれでいて、怒りや悲しみも含んだ声で問う。杏子はうふふっと笑い、ギューッと身体を密着させる。
 「ヤキモチかしら?」
 プレイガールのハズなのに、まだ、息が荒く、吸血鬼の様に妖しい切れ長の眼も少し緩んでいる、頬も紅潮し、汗ばんだ肌もまだ熱を帯びている、女陰から零れる蜜が杏子とみさき百合夫婦との行為の激しさを表している。何よりも亜紀が気になるのは…
 (女の子がいる……杏子ちゃん…のお腹に…)
 杏子の身体の奥深く、彼女とは違う小さな心音と息遣いを感じる。望んで、杏子の女性の子供を孕んだ、奇跡とも呪いとも取れる現象をその身に宿した亜紀だからこそか、腹違いとはいえ、亜紀自身の子も杏子と繋がっているからか…
 「やっぱり、亜紀には、分かっちゃったか…」
 杏子は愛おしそうに火照ったお腹を撫でる。鳴と未咲の二人と繋がり、人ならざる魔性の者が交わった証だが、自分の血肉と共に育っていると思うと恐れをさえも血が沸き立つ様な悦びに塗り潰されるのだ…
 「私と亜紀で……育てましょう♥」
 うっとりとした表情で告げられる残酷な言葉に抗おうとするも、大きなお腹を舐める様に優しく触れられると頭の中が痺れ、亜紀は喘ぐ。腹違いの姉妹が生まれる、それも愛する想い人を穢した双子の百合夫婦の血が混じった!不貞に怒り、あまりに悍ましい事を強いられるのだから、拒否するのは当たり前だが、少し誘惑されただけでも、身を委ねる程に亜紀の心は杏子に囚われていた。
 「この子ともきっと仲良くしてくれるわ♥」
 杏子の殺し文句ですっかり骨抜きになり、まるで果物の皮を剥いていくかの様に衣服を脱がされても亜紀は抗わない。乳房を包む、ピンクのフリルのついた鮮血に染まったかの様な布切れ以外、何もかも脱がされても…

2Q==
 「貴女達、母娘を味わいたいの♥良いわよね?」
 杏子は亜紀の百合妊娠して、大きく膨らんだお腹を愛おしそうに撫で、自分の子を孕んだ百合奴隷の温もりと胎内の息遣いに心が熱くなり、満たされるのを感じる。そして、亜紀も間近で杏子の子の胎動が伝わったかの様にトロンッとした表情になる。
 (この子は私と亜紀の子…純粋なガチ百合吸血鬼♥うふふっ♥)
 杏子はクスクスと笑いながら、ボテ腹になった恋人のお腹を擦り、耳元に息を吹きかけながら、卑しい言葉を囁く。女陰から少しずつ分泌される甘い蜜。その熱さに触れようと局部へと手を伸ばす…
 「杏子……ちゃ…♥この子…も…悦…んで…ぁあっ♥」
 女陰に指が呑み込まれ、グチュグチュと弄られる度、亜紀は甘い声で鳴く。そして、お腹の中のもう一つの命もそれを悦ぶかの様に疼く、心音が大きくなり、お腹の中に宿る熱に精神は既に蕩けている。
 「ヴァンパイアレディの子を孕んだ百合奴隷…♥堕ちるところまで堕ちたわね♥私以外は誰も愛してくれない♥触れるのさえも拒まれるかしら?」
 犯され、ハイになる亜紀を嘲笑する杏子の姿はヴァンパイアレディの真祖、本来の姿を取り戻したかの如く、淫靡で邪悪そのものだった。
 「杏子ちゃんとこの子さえいれば、もう何もいらない♥だから、その子も一緒に愛し合って、女性同士の百合エッチの尊さ、教えてあげようよ♥」
 亜紀は自らの娘共々、百合奴隷に堕ち、周囲に蔑まれながらもこの血と恥辱と性に塗れた楽園に溺れる事を望むのだった。厭らしい言葉を囁かれ、涎をダラダラ零しながら、女陰からもみっともなく、愛液を吐き続ける、哀れなヴァンパイアレディのしもべ…もう、杏子に出会う前の彼女に戻る事はできないだろう。
 (この子もたーっぷり虐めて、血を吸い合いながら、調教しなきゃ♥)
 杏子はクスクス笑いながら、自分のお腹の娘、自分の百合奴隷に堕ちた母娘、彼女らを骨の髄までしゃぶるのが、今から、愉しみだった。

 そして、ヴァンパイアレディの真祖はかつては≪いないもの≫と蔑まれていた女性の子を産み、百合奴隷と化したしもべの間に授かった子も愛した。そして、鳴と未咲の血族が生まれてから、数年、気づけば、彼女らは鳴と未咲の下にいた…

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 ヴァンパイアレディの真祖がみさき百合夫婦と「夜見のたそがれの、うつろなる蒼き瞳の。工房m」で交わったあの日から、幾星霜、何度目かの冬が巡り、金木杏子と松井亜紀は「夜見のたそがれの、うつろなる蒼き瞳の。工房m」の戸を叩いた…

 「未咲ちゃんも甘えっ子だけど、貴女もすっごくエッチでおいたが過ぎるわね♥」
 ドレスを脱ぎ捨て、生まれたままの姿になった杏子のはち切れんばかりの豊満な乳房をこの館の主、見崎鳴は揉み揉みと弄ぶ。
 「杏子さんが妖艶でそんなエロい身体してるからだよ……♥ドレスを脱ぐまで待ち切れなかったくらいなんだから♥」
 ボディーラインクッキリ丸出しの真紅のドレスを纏う鳴が嗜虐心いっぱいの微笑を浮かべる。杏子の巨乳に食い込む指、鎖骨や肩が電灯の中でより白く映える。肉慾に燃える紅い切れ長の瞳、そして、青緑色の水晶の様に妖しい光を宿す人形の眼はしっかりと杏子を捉えていた。

9k=
 「それにエッチだなんて心外♥未咲なら、速攻で杏子さんを襲ってたよ?」
 そう言いながらも鳴の手は焦らす様に、時には力を入れて、杏子の熟れた身体を弄る。おっぱいを弄るのに飽きると脂の乗ったお腹、肉はついているが括れた腰回り、年相応に大きくなったお尻、ムチムチの恥丘、少女の未熟な身体には備わっていない熟したが故に魅惑、そして、女性や少女を虜にする妖艶さ、女性の美を湛えた杏子を網膜に、作り物の瞳に焼きつけていく。
 「血の繋がった未咲さんと相思相愛じゃなかったの?姉妹同士で子作りしたのに、女の子と遊び足りないのかな♥」
 鳴に女陰を刺激され、甲高い声を上げる杏子、タチ(攻め)のヴァンパイアレディの真祖様の喘ぎとネコ(受け)に堕とめられた姿はまた違った魅惑さがある。
 「未咲と私は血も心も婦妻として、繋がってるんだよ♥」
 このアトリエやお店も兼ねた人形の館の別室にいる半身に想いを馳せながらも鳴は減らず口を叩く、プレイガールの体内へと指を潜り込ませる。病的な程、白い指がドロッとした液体に染められ始める。子供っぽさこそ残るが、小悪魔の様に女性を惑わす未咲、この館を出た時に独占し、周囲に見せつけるのも、ベッドの上で細身だが、充分に肉のついた豊満な身体を抱き、何度も全身を舐め合い、あそことあそこでキスを交わす。思い出すだけでも、秘所が濡れてくる甘美な時、だが、その未咲にはない肉感的な妖しい女性を犯す、それも今は邪魔抜きで!未咲と心も身体も繋がっていても、止めるつもりはない。
 「貴女こそ、亜紀さん以外の女の子やお姉さんを何人餌食にしたの?ヴァンパイアレディの真祖様♥」
 夜見山のハロウィンを百合と色欲の渦中へと巻き込んだヴァンパイアレディの真祖…彼女の毒牙に掛かり、ヴァンパイアレディ、百合奴隷へと堕ちた女性や少女が幾人いたか。最愛の想い人を犯し続け、時には、その事を匂わせながら、身も心も闇に堕とした魔性の吸血鬼に魅入られたヴァンパイアレディ達は今宵も罪なき女性や心も身体も未成熟な少女達の血を啜り、凌辱している事だろう。それすらも「女の子同士で愛し合える幸せに目覚めた」と一蹴する真祖様は犯されながら、甘い声で喘ぎ、悪びれる様子は一切なく…
 「亜紀は私の百合奴隷だもの♥私の子を百合妊娠するのは当然♥それに今日は百合夫婦の愛情を確かめ合う日でしょ?亜紀には私以外の女性も知ってほしいし、他の子に可愛がられて、泣きじゃくってる亜紀も可愛いのよ♥そこをすかさず…」
 杏子の切れ長の瞳がキュッと上がり、邪な悦びに微笑む。口元からは吸血鬼らしく、牙が生えている様に思えるから不思議だ。
 「正に吸血鬼ね♥それに女性同士で愛し合って、お互いの好きな想い人を可愛がる、そんな事は百合夫婦でしかできない者ね♥」
 鳴はコロコロと笑いながら、杏子をベッドに押し倒す。切れ長の茶色い瞳と青緑色の妖しい光を湛える人形の眼が合って、どちらが言うともなく、口づけを交わす。ベッドを軋みにかき消えそうだが、薄い壁を隔てた隣りの部屋から、蚊が鳴きそうな程に涙声と子猫の様に楽し気に笑う女性の声が聞こえる。お互いの想い人が相手の想い人を可愛がる、或いは嫌がりながら想い人の名を呼びながらも辱められる。そんな淫らな情景を思い浮かべながら、鳴と杏子は笑みを浮かべる。
 「いい夫婦の日にする…そんな背徳感も最高だよ♥」
 11月は語呂が良い為なのか、11月11日はポッキーの日、11月25でいい双子の日、記念日でも何でもないハズなのに色々なイベントがある。11月22日もその一つ、何よりも相思相愛のカップルの為にある様な日。それが「いい夫婦の日」なのだ。そんな日は女性同士であっても骨も蕩けるまでお互いの想い人と愛し合って良さそうなものを…敢て、その日に、お互いのパートナーを交換して、交わり合うスワッピングをするというのだから、彼女らの愛情が如何に歪んで、肉慾や嗜虐心だけでは語れない、どす黒く、ドロドロと穢れているかが分かる…
 「杏子さん…♥」
 「鳴さん…♥」
 お互いの相思相愛の想い人同士の性交を想像しながら、鳴も未咲とは違う肉感的で妖艶なヴァンパイアレディの真祖を抱きたいという欲求に呑まれ、真紅のドレスを脱ぎ捨て、生まれたままの姿になる。杏子も蝋でできた人形の様に白く、細い身体、紅と蒼のオッドアイに漆黒の闇の様な黒い髪、まるで作り物の様でありながらも年相応の女性らしく、脂も程好く乗っている鳴に魅了される。ゾッとする冷たさを感じながらも鳴に抗えない杏子の甘い声に鳴も夢中になる。
 「あん…ぁ…っぁ…ん♥」
 「杏子…さぁ……ん……大きい♥」
 杏子の重厚なおっぱいが鳴のおっぱいに圧し潰され、熟れた乳首同士で触れ合う度、甘美な電流が走る。時折、触れられる乳輪も擽ったさや痛みが入り混じった様な感覚がおっぱいを中心にじわじわと広がり、動きが激しくなる度に熱く、生臭い吐息が漏れ、じんわりと豊満な身体から汗が滲み、シーツを湿らせていく。お互いの大きくなった鼓動が聞こえ、身体も思考も融け合い、一つになろうとしていた。本来は我が子に母乳を与える為にある乳房は快楽の為に貪る為だけの大きく膨らんだ卑猥な器官へと変わる。おっぱい同士のキスから、杏子を解放すると鳴は圧し潰されていた乳首に歯を立て、甘噛みをしながら、コリコリと擽る様に味わう。
 「あぁっ♥……あぅ♥……め…ぃ……さぁあん♥♥」
 噛まれた乳首にチロチロと舌が撫で、杏子は品の良い口元から卑猥な声と飛沫を上げ、女陰からは熱い蜜が零れる。もう片方のおっぱいも鷲掴みにし、ギューギューと揉み解しながら、掌で転がす様に乳輪と乳首を潰しながら、刺激する。一端、おっぱいから口を離した鳴は少し厚い杏子の唇をペロッと舐め、顎の辺りまで流れる涎を舐め取る。
 「おいしぃ♥」
 鳴はうふっと笑い、再び、乳首に口づける。左手でおっぱいを揉み揉みしながら、右手でお腹や恥丘をなぞりながら、女陰へと辿り着く。
 「お腹ぁぁあ♥♥……なかぁ…あぁつぅぃ♥」
 「杏子さんの中……キッツイ♥」
 鳴の細く白い指を杏子の体内の熱く火照た肉を包み、蠢く度にギューッと締め付ける。熱くて、指を絞めつける杏子の体内の温もりを鳴は愛おしい、心地良いと思い、責め続ける。杏子もそれに応える様にお腹の中を異物が抉る苦痛に耐えるも、分泌される蜜はより多く、ドロッと粘着質になる。
 「杏子さん……熱いぃ♥♥」
 指を三本、四本と増やしながら、根元まで女陰を、杏子の胎内奥深くへと食い込ませる。火照った恥丘とお腹が疼き、胎内や子宮が大きく、軋んでいくのを感じ、杏子はより可愛らしい声で喘ぐと身体の血液が沸騰するかの様な熱で頭の中身も蕩けていきが、心臓が叫ぶかの様に鼓動が大きくなると白濁した炎を吹き出す様に蜜を吐くと達する。胎内から鳴の指が引き抜かれ、内臓をズルズル引き摺り出される様な痛みに震える。「綺麗にしてあげる」とだけ言い、鳴は女陰に口づけ、汚れた恥丘、ダラダラと蜜を零し続けるクレヴァスを舐り、性器を包み込む様に舌で愛撫する。達したばかりだというのに、二度目の絶頂を迎えた。
 「今度は一緒にいこう♥」
 鳴は汗でぐしょ濡れの白い身体で圧し掛かり、杏子の女陰に己の女陰を重ねる。性器と性器を直に擦り合わせる獣染みた行為、何度、女性と交わってもこれだけは飽く事がない。
 「鳴ぃ……ぃ…いぃぃいいいいきゅぅぅぅう♥♥♥♥」
 「真祖様……このまま……堕ちろぉ♥…」
 北風が薄い窓ガラスを叩く音、ベッドの軋みと共に聞こえる家鳴りすら、ヴァンパイアレディの真祖と彼女を手玉に取る黒髪の百合奴隷の立てる卑猥な水音、甘い喘ぎに打ち消される。肉と肉がぶつかるパンパンッという音も次第に大きくなる。
 「……堕ちろぉぉぉおお♥♥♥みさ気百合夫婦の…奴隷に!!!!!」
 「なるぅぅう♥♥……亜紀……も…あの子ぉぉ…らぁ…ぃいもぉおお♥♥」
 ヴァンパイアレディの真祖はすっかり百合奴隷に堕ち、最愛の女性やその娘の身体さえも差し出すと人形の眼を持つ魔性の女性に誓うと同時にケダモノの咆哮の様に叫ぶと鳴の肉体に熱い飛沫を浴びせ、自身もその豊満な肉体に鳴の熱々の濃厚な愛液を浴びながら、巨乳をブルンブルンッと揺らし、大しゅきホールドをしたまま、杏子の意識は深淵の闇へと沈んでゆく…
 「これからも可愛がってあげるね♥真祖様……♥」

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 「杏子ちゃん…」
 ヴァンパイアレディの真祖とまで恐れられた杏子が嫌らしい声であんあん喘ぐ声が亜紀の心に突き刺さる。未咲はそれすら「可愛い♥」と嗜虐心が刺激される、笑顔で亜紀の耳元で囁く。
 「杏子さんの事が気になるのかな?」
 赤いリボンで飾られたピンク色のタイツ以外、何も纏っていない殆どすっぽんぽんのままで未咲は一糸纏わぬ姿で怯える亜紀を猫撫で声で意地悪く囁いた。

9k=
 「それとも鳴の方かな?」
 杏子と相思相愛というよりも、杏子なしでは生きていけない身体にされた完全な百合奴隷に堕ちた亜紀が自分以外の女性を、それも散々、未咲と共に自分を玩具にした鳴に靡く事などあるハズはないというのに…
 「そんな事ないよ!!!!」
 挑発と知りながらも上気しながら、先程までのオドオドした様子が嘘の様に張りのある強い声で未咲の子猫がじゃれつく様な声を遮るが、すぐに「あぁっ♥」と可愛らしい涙声に変わる。
 「生意気♥」
 未咲はニィーッと笑いながら、杏子ほど、豊満ではないが、充分に大きくて、揉み甲斐のあるおっぱいを鷲掴みにし、黙らせる。もう片方のおっぱいも乳首を突き、乳輪をクリクリと舐る様に撫でると亜紀は吐息を漏らしながら、鳴く。
 「隠さなくっても良いよ?この間、私と鳴に抱かれて……杏子さん以外の女に犯されて、気持ち良かったんでしょ♥」
 乳首への責め、乳房を力いっぱい揉み揉みされる痛み、未咲と鳴に輪姦された苦しみながらも快楽へと堕ちそうになった夜を思い出すと身体が動かなくなり、涙が止まらない。未咲は大人になっても子猫の様に可愛らしく、幼子の様に純情なヴァンパイアレディの真祖の恋人をどう虐めてやろうかと思案する。杏子よりも幾分小柄だが、充分に肉付きの良い身体、おっぱいだけでなく、お尻や恥丘も充分に弄り甲斐がありそうだ。でも、まず狙うは…
 「カプッ♥」
 「
ひゃあぁあ!!!
 未咲は亜紀をベッドに押し倒すとおっぱいに被りついた。乳首を乳輪ごと、呑み込む様にカプッと吸いつき、歯を立てながら、舌で舐り、解してゆく。逃れ様にも亜紀の力では、未咲を振り解けない…

 (おいしい♥)
 亜紀のおっぱいを集中的に責め、味わい、犯す度に杏子の事を想い、逃れようと抗う姿を哀れに思いながらも虐めるのが楽しくて、止まらない。未咲に頬張られていないおっぱいも力尽くで揉み解され、鼓動の早くなった心臓共々握り潰されそうだ。
 「観念しなよ♥でないとおっぱいを潰されて、男の娘みたいになっちゃうよ♥亜紀さんは髪も短いし、杏子さんよりも幼児体型だからぴったりかなぁ♥」

 「意地悪
 亜紀の細やかな抵抗に少しカチンッときたのか、おっぱいを握る手に力を入れ、乳首も甘噛みすると未咲は喉の奥でクックッと笑う。
 「ネコ(受け)同士仲良くしょうよ♥好きな女の人の子を百合妊娠した仲じゃない♥」
 人を小バカにした様な小悪魔の様な仕草、ネコ(受け)として、可愛がられている女性とは思えない。相手が「誰か」のネコ(受け)であっても堕とされるのかと、悔しさと恥ずかしさで亜紀は涙を流す。余興と称して、杏子はハロウィンで賑わう季節にヴァンパイアレディと化したしもべに自分を襲わせた。杏子の一番になれない事を妬み、同性の血で喉の渇きを潤したい女性達に笑われながら、犯され、血を吸われながら、身体の隅々まで擽られ、舐られ続け、酷い時にはビール瓶みたいな極太のペニスバンドで胎内を突かれ、数人のガチ百合吸血鬼達に代わる代わる輪姦された。初めて、女性を襲う練習台として、ガチ百合と吸血に目覚めた少女に己の肉体を差し出す様、杏子に強要された事も一度や二度ではなかった。女の子しか愛せない、顔も知らない女性や少女に凌辱される様を杏子は真祖様らしく、妖しい微笑を浮かべ、高みの見物をしていた事、亜紀は忘れる訳はない。だが、鳴と未咲はその何れの女性や少女よりも邪であり、ついには真祖たる杏子自身も喰らおうとしていた。
 「あらあら♥杏子さん…真祖様は亜紀さんのことなんか、忘れて、愉しんでる?」
 古ぼけた壁一枚を隔てた部屋から聞こえるくぐもった声、それが鳴の笑う声と快感に喘ぐ杏子の鳴き声へと変わり、亜紀の心も堕ちてゆく。おっぱいを舐り終えると乳首以外のヶ所にも、キスマークを残され、お互いに愛する子を宿したお腹とお腹を合わせられる。
 「今度はあたしの子を産んでもらおうかな♥」
 未咲の言葉に水を掛けられた様に頭が芯から冷え、抵抗するが、未咲に組み伏せられる。肉のついた豊満な身体が触れ合い、それさえも一瞬だけでも心地良く感じるが…
 「ネコ(受け)同士で仲良くしようっていったじゃない♥♥」
 亜紀は仰向けにされたまま、未咲に覆い被せられ、掌に指を絡まされ、ベッドに押しつけられる。そして、止めとばかりに種付けプレスを喰らわされる。未咲に激しく、女陰を口づけられて、ゆるゆるのジュクジュクだった女陰は脈動したかの様に熱くなり、白い炎を迸らせる。ギシギシッという軋み音と共に肉のぶつかる音が聞こえ、おっぱい同士が圧し潰されて、お互いの心音が煩い程に聞こえる。
 「杏子ちゃぁああん!!!!!
杏子ちゃぁあああんんん!!!!!
 小さな女の子の様に他の女性と交尾する杏子を想い、その名を叫びながら、苦しそうに、顔をまっ赤にして、泣きじゃくる亜紀のお腹いっぱいに熱くて、超濃厚な蜜を流し込むまで未咲はこの暴力的で肉慾に汚れ切った宴を止めるつもりはないのだった…

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 みさき百合夫婦とヴァンパイアレディの真祖とそのしもべがスワッピングを愉しんでいた頃、「犯り部屋」と呼ばれている閉鎖された空間で4人の少女達が生まれたままの姿で肢体を絡ませ、淫靡な甘い声を上げていた。何れも女性と女性の間に生まれた少女…
 「
お股ぁ……お…ぱぃ……ぃぃいゃぁあ♥♥♥」
 杏子の子供時代を思わせる様な長髪の少女に3人の少女が群がる。杏子を思わせる長く、サラサラな髪は亜紀と同じ濃いブラウン、大きな瞳もどこかオドオドして、弱々しい。見かけこそは杏子に似ているが、亜紀の血を色濃く受け継いでいる少女は生まれてからずっと、杏子ママの嗜虐心を擽り、日常的に悪戯され、その幼い身体を舐られ、毒牙で噛まれ続け、それでも、女性の身体を求める、生まれながらの百合奴隷とでもいうべき娘に育った。
 「あんまり、お姉ちゃんを虐めないでね♥ロリミサキとペドミサキ!」
 艶やかな黒髪を腰の辺りまで伸ばした少女が膨らんでもないぷっくりした姉の乳首に口づけながら、憎まれ口を叩く。そして、姉を庇う様子はなく、茶色と青緑色のオッドアイでにんまり笑いながら、その痴態を見つめている。鳴と杏子の血を継ぐだけあり、女の子に対しては、愛おしいと思う気持ちだけでなく、虐めて、壊してやろうという欲望も確かにその身に宿している。
 「その呼び方止めて!」
 中学生時代の鳴を思わせる黒髪の少女は亜紀の娘の幼く、丸みのあるお股を舐めながら、口を尖らせる。かつての鳴よりも一回り小柄で両眼共に鳴の人形の眼と同じ妖しく光る青緑色だ。鳴と未咲の間に生まれたあの「ミサキ」だ。霧果が産まれる事なく、死んでいった我が子を想い、作ったあの人形に瓜二つなのも偶然ではないだろう…
 「
お姉ちゃん…おいし♥」
 鳴の人形の眼と同じく青緑色の大きな瞳だが、髪は未咲と同じ明るい茶色の幼い少女が亜紀の血を引く少女のおっぱいにハムッと噛みついた。ペドと呼ぶには少し成長したが、以前は姉のミサキと区別する為にオッドアイの少女にロリミサキ、ペドミサキとあだ名をつけられて、それは今も定着している。

 ロリミサキはうっとりと少女の幼く、丸みを帯び、プニッとした恥丘を見つめ、全体をベロベロと舐めてから、小さな穴を穿る様に執拗に弄ぶ。母乳など出ない膨らんでもいない乳房をしゃぶるオッドアイの少女とペドミサキも恍惚とした表情を浮かべ、苦痛ではなく、気持ち良さのあまり、声を上げ、燦々と涙を流す茶色いロングヘアーの少女は幼く、小さな身体を捩っても逃れる事はできずにされるがまま…
 「ぁぁっ♥♥♥んんぅぅうう♥♥♥♥」
 声にならない叫びをお腹の奥から上げながら、潮を噴いて、果てた少女に彼女の異母姉妹に当たるオッドアイ少女、ロリミサキとペドミサキは嘲る様な視線を浴びせる。
 「今度はあたしの番♥」
 人懐っこい声と仕草でペドミサキが絶頂を迎えたばかりの少女の愛液に塗れた丸っこく、柔らかい、まだまだ未発達の女陰に食らいつく。
 「やめええぇえ♥♥♥」
 蜜を吐き出したばかりの小さな穴を温かく、柔らかい舌に刺激され、まるで熱を帯びた蛭が股間から胎内に潜ろうとする感覚に茶色い髪を振り乱しながら、少女は悶える。
 「ねえねえ」
 ペドミサキの餌食にされる少女の痴態を眺めているロリミサキは不意に肩を叩かれる。
 「!!!」
 それぞれ、茶色と蒼に輝かせる瞳を伏せ、細い腕で黒く、艶やかな挑発を梳いては逃がしを繰り返して、両足を開いた少女。幼くとも、サキュバス宛らに少女を誘う様は正に彼女と血肉を分け合ったヴァンパイアレディの真祖様そのもの……
 「お姉ちゃんとだけじゃなくて…私とも遊ぼうよ♥」
 幼い少女らしい高い声、急にトーンを落とすだけで不気味且つ、魅惑的に見える。それとも、自分の中の見崎鳴の血が彼女を欲しているのか…
 「うーんっと可愛がってあげるね♥」
 息を呑み、早くなった鼓動を必死に抑えながら、オッドアイの少女ににじり寄るロリミサキ、妙齢の少女よりも小さくて、丸みを帯びた幼い身体、ぽこんっと膨れたお腹、丸みを帯びているつるつるの恥丘、膨らんでこそいないが、乳首もぷっくりとし、桃色の果実にさえ見紛う。自分の少女特有の身体も段々と括れ、おっぱいやお尻も大きくなっているから尚の事、その熟れていない青い果実の虜になる…
 「きゃあっ♥♥」
 少女とは言え、自分よりも発育の良い黒髪で蒼い瞳の少女に押し倒され、声を上げる。オッドアイの少女を体重を掛け、抑えつけながら、頭を両手で押さえ、ディープキスを交わすロリミサキの背後では、相も変わらず、少女の幼い女陰を貪るペドミサキの姿があった。
 「うぅん♥んっ♥」
 「
ロリ…ィ…ミサ…キ♥♥」
 くぐもった声が幼い少女達の口から洩れる。キスから解放するとねっとりとした唾液がお互いの舌に絡みつく。そして、喘ぎ声を塞ぐ様に再びチューっと深く深く口づける。舌と舌を絡めながら、乳歯の一本一本までなぞってゆく。心ゆくまで口内を味わうとかはぁっと生暖かい吐息を漏らす。

 「綺麗♥
 ロリミサキはそう言って、オッドアイの少女の青緑色の瞳に口づける。思わず、瞳を閉じた少女は頬を染める。
 「うん……ミサキ達と…鳴ママとお揃い♥」
 幼いながらも少女を誘惑する魅力か、それとも、大好きな鳴ママの面影をお互いに見たのかも知れない。再び、少女に口づけ、ロリミサキは生まれたままの姿の少女の肉体を舐り、キスの雨を降らしてゆく。鎖骨、おっぱい、ぷっくりした乳首も指で摘まみ、爪を立てると一際、可愛い声を漏らす。「ごめんね」とだけ言って、未発達の乳首を舐めながら、ポコッとしたお腹を揉み揉みと優しく解してやると擽ったさと子供体温なんて呼ばれる温もりで喘ぎ、幼い秘所も少しずつ湿り始める。
 「漏らしちゃった?悪い子♥」
 ロリミサキはオッドアイの少女の足をむんずっと掴み、まんぐり返しの姿勢にさせ、丸みを帯び、肉の柔らかさと温かさもある宝珠の様な箇所にキスをして、夢中で舐め回していた。小さな穴は舐められる度に卑猥な蜜をドクドクッと漏らす。女陰だけでなく、お尻の穴も責めながら、脳味噌がスパークして、果てるまで、ロリミサキは弄ぶ。
 「あっっつぃぃぃい♥♥お股ぁぁ♥じんじん……してぅぅ♥♥」
 「鳴ママと未咲ママ♥♥♥
こぉやぁって…家族……増や……しゅ…の♥
 絶叫と信じられない発言が飛び交いながら、乳房も膨らんでいない少女達がつるつるで温かい未発達の女陰同士で口づける。丸みを帯びて、熱を発しながら、小さな穴から蜜の飛沫を上げながら、チュッチュッと卑猥な音を立てながら、全身が火照り、汗を拭き出し、心音が異常に大きくなりながらもやめようとはしない。やはり、血は争えないという事か…
 「ロリミサキも……良いよね♥」
 達したばかりで熱を帯びた汗みどろの肌に黒髪を張り付けながら、荒い息遣いで上目遣いでオッドアイの少女はロリミサキを見る。当然、幼いサキュバスの誘惑にロリミサキが逃れられるハズはなく…
 「
良いよ……♥
 少女の女陰同士での口づけ。だが、まだまだ丸みを帯びたつるんっとした幼い少女と幼く、丸みはあるが、段々と成長した大人でも、子供でもない、齢を重ねた少女のものへと近づきつつあるそれとが交わり合う。それぞれ違った魅惑のある秘所が交差する度に小さく、パンパンッとぶつかり合う卑しい音が部屋に響く。
 「ロリミサキ……ぃぃいいい♥♥」
 「私もだよ♥♥♥」
 お互いの温もりを求める様に胎内に燃え滾る熱に絆され、グラインドする。丸みを帯びた恥丘が締め付けられるのを感じながら…
 「いっきゅううっぅううよぉおお♥♥♥♥」
 「ロリィィミシャァアアアキ♥♥♥♥」
 ロリミサキは未成熟な胎内から熱くて、濃縮された蜜を吐き出し、オッドアイの少女も全身がロリミサキに包まれている様な温もりで甘美な悦びの声を上げる。卑猥な蜜で繋がれた糸が幼い女陰と女陰を繋ぐ。
 「こら!」
 オッドアイの少女はロリミサキの蜜でドロドロになった女陰を舐め始める。鼻孔を擽る臭気が雌の匂いと呼ばれるのを感じ取ったかの様に、無意識の内に女性の胎内から放つものを求める。いつかはこの子も杏子ママの様なヴァンパイアレディとなるのだろう。彼女の姉は貝合わせで達した後も解放されず、四つん這いで逃げようとした姿勢のままペドミサキに捕まり、両手で乳首を責められながら、首筋や耳元にキスをされ、泣きじゃくっていた。

 今宵、「夜見のたそがれの、うつろなる蒼き瞳の。工房m」で繰り広げられている淫乱な百合の宴…
 それは女性同士が愛し合った奇跡か、それとも、かつては≪災厄≫を齎した夜見山に棲む何かが、彼女らを祝福しているのか?≪現象≫とは形は違えど、≪呪い≫なのやも知れない。だが、それもどうでも良い話と血と命を分け合った姉妹で結ばれた二人、ヴァンパイアレディの真祖となった色情魔、彼女の奴隷になる事を自ら選んだ女性、何れも至福の中で生を謳歌しているのだから、彼女らが百合妊娠した少女達も…
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百合奴隷の手に堕ちたヴァンパイアレディ

キーワードタグ Another  アナザー  見崎鳴  藤岡未咲  金木杏子  松井亜紀  NTR  百合妊娠  R18 
作品の説明 タイトルの通り、ヴァンパイアレディの杏子さんが逆にみさき百合夫婦に犯され、彼女らの中に取り込まれ、最愛の亜紀さんまで巻き込んでスワッピングまでしちゃう話です。
NTR、百合妊娠、スワッピング、最後はロリ×ロリ百合エッチ、何でもありです。

ハロウィン以降にやりたかったネタを今年の二次創作の集大成として、書いている内に時間も掛かり、ものすごく長くなりました。
百合奴隷の手に堕ちたヴァンパイアレディ
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 「あぁ♥………鳴♥…………杏子…しゃ……んぅっ♥
 鮮血で染まったかの様な真紅のシーツの上で三人の女性がその豊満な肉体を曝け出し、絡み合う。熱い吐息に混じり、成熟した女性のものとは思えない可愛らしい喘ぎ、時折、聞こえくる艶っぽさすら感じる囁き、じっとりと滲む汗と胎内から分泌された蜜が混じり合う臭気、それらが溶け合って、少し埃っぽい室内を満たしてゆく。雌の香りとでも言うべき、甘ったるさに包まれ、まるで母親の胎内にいるかの様な温もりに酔い痴れ、身体も精神も毒されていく。
 「
未咲さん…♥私の可愛い百合奴隷ちゃん♥♥」
 ビキニの様な紅くて、小さな布切れで乳房と女陰を僅かに隠すのみで、殆ど、衣服としての役目を果たしていないあられもない姿で茶色がかった短い髪を振り乱しながら、未咲は喘いだ。未咲にそっくりだが、蝋の様に白い肌、漆黒の闇を思わせる黒髪、青緑色に妖しく光る人形の眼を黒髪から覗かせるお人形さんの様な女性に背後からおっぱいを揉み揉みされながら、抑えられる。未咲の最愛の伴侶にして、双子の姉妹である鳴はおっぱいを揉み解し、首筋に牙を立て、生き血を味わうかの様に舌を這わせる。未咲と同じ、右の紅い瞳は確かに想い人を、そして、真祖とまで恐れられるヴァンパイアレディを映し出す。全身を覆う程の紅いマントを羽織りながらも、マントと同様に毒々しい紅で染められたタイツと乳房を僅かに覆うギザギザに破れているとしか思えない生地以外、何も身につけておらず、豊満な肉体を惜しげもなく、晒しながら、女性、それも百合婚している者同士を可愛がる姿は妖しさも淫靡さも魅力へと変えるヴァンパイアレディの真祖に相応しい。
 「めいぃぃ♥」
 裸同然の未咲や杏子よりもマシとは言っても鳴が纏うのも、身体にピッチリのレオタードを思わせる破廉恥な衣装。幾度も繰り返される行為で汗を流し、熱を帯びている。これでは素肌と素肌で接しているのとまるで変わりない。
 「鳴の心臓
…ドク…ンッ……ドクン…ッ…いって…りゅぅ♥」
 お互いの肌が触れ合い、背中越しから、体内から、破れそうなぐらい大きくなった鼓動が伝わってくる。
 「未咲も私も元は同じ命を分け合ったんだから♥心臓も血の一滴もね♥」
 鳴は白くたわわな乳房から伝わる心音に惚け、蝋の様にまっ白な肌の下でも、確かに脈打っている心の臓が呻く、まるで身体が軋み、声にならない悲鳴を上げているかの様に…
 「「また、一つになろう♥」」
 双子の百合奴隷の甘くも悲痛な喘ぎが重なる。母親の胎内で一緒に心音を聞いていた時を思い出してるかの様に…
 「百合奴隷の癖に真祖様を無視するなぁ♥」
 杏子は鳴と絡み合い、身も心も囚われている未咲のビキニパンツに指を滑り込ませる。
 「ああぁ♥
きょ…ぅ…こ……さぁ…
 数える事さえも憚れる程、多くの女性や少女の処女を奪ってきた指はまるで破瓜の血で染まったかの様に毒々しいマニュキアで彩られ、確実に未咲の敏感なところをピンポイントで探り、責め立てる。ゴポゴポッと溢れる様に未咲の胎内で熟成された厭らしい液体が真紅のシーツを穢す。
 「熱い♥」
 杏子は未咲の胎内の温もりに触れ、その熱さに思わず、声を上げる。みさき百合夫婦よりも大きく、重厚なおっぱいや脂が乗って、ムッチリした恥丘や腿にダラダラと汗を流し、栗色の長髪も張りついているが、気にも留めない。それすらも忘れさせる程、未咲の身体は心地良かった。
 「
私も鳴さんと未咲さんの温もり…分けてほしいな♥」
 杏子は深く深く触れようとせんが為に未咲と口づけを交わす。口内を味わい、舌を絡ませながら、唾液を流し込み、女陰も犯し続け、体内に触れ、未咲と、そして、彼女を抑えつけている鳴とも一つになれたと思える程に百合奴隷達の性の儀式に溺れてゆく…
 (いっきぅゅぅぅぅうう♥♥♥)
 未咲は頭の中がドロドロに蕩けて、何も考えずに相思相愛の鳴以外の女性の裸身に熱い蜜を放つ。生々しさすら感じる熱々の飛沫に杏子も全身が燃え滾るのを感じ、ムチムチの成熟した女陰からドロッと濁った炎を吐き出す。
 「あったかぁぁあい♥♥」
 杏子は蕩け切った表情で甘えた様な品のない声で鳴く。未咲の唇を繋いでいた唾液がお腹やおっぱいに掛かる。鳴も未咲が自分以外の女性と達した事に少しヤキモチを妬いたのか、おっぱいを握り潰す両手にも力を入れる。
 「あぎぃぃい!!!ひひゃぁぃぃい♥♥」
 乳房に走る痛みも少し拗ねている鳴にも、愛おしさしかない未咲は痛がりながらも顔が綻ぶ。その表情がアヘ顔に変わったのは、杏子がグジュグジュに濡れたビキニパンツを執拗に舐めているのに、気づいた時だった。
 「おいしぃぃ♥♥」
 「未咲も杏子さんにばっかりデレデレしない♥」
 鳴に力尽くで引き倒され、両手を掲げられ、リボンで縛られ、おっぱいを舐り続けられ、杏子には心ゆくまで女陰を舐められ、未咲の身体を凄まじいうねりが襲う。
 「あああぁぁあぁぎぃぃぃぃ♥♥♥♥」
 鳴と未咲の住まいとアトリエを兼ねた「夜見のたそがれの、うつろなる蒼き瞳の。工房m」の奥深くにある小部屋から、ヴァンパイアレディの真祖と彼女の百合奴隷へと身を堕としたこの館の主の双子の百合夫婦のくぐもった声が今宵も聞こえてくる……

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 「夜見のたそがれの、うつろなる蒼き瞳の。工房m」の奥にある女性しか入れない、その小部屋はみさき百合夫婦と杏子が夜伽を愉しむ為に使われていた。寝具や絨毯、部屋の隅で座らされている人形のドレスに至るまで真紅に統一されているのも、ヴァンパイアレディの真祖の衣装をイメージして、コーディネートされたからだ。次第に杏子に誘惑された女性が連れ込まれる様になり、杏子が百合奴隷と甘い夜を愉しむ為、百合奴隷に調教する為のプライベートルームと化し、泣きじゃくる少女の声が次第に甘える様な喘ぎに変わる、そんな現象にも、度々、遭遇している鳴と未咲にいつしか「犯り部屋」と呼ばれる様になった。特にハロウィンで賑わう頃には、毎晩の様に使われている。鳴と未咲が個人で経営する店舗の中であり、窓もない個室なので、施錠してしまえば、逃れる事はできない。そこに目をつけた杏子が亜紀以外の女性や少女と夜伽や調教(凌辱と洗脳)を愉しみ、鳴と未咲もその気がありそうな女性客を連れ込み、姉妹一緒に可愛がったり、杏子と一緒に輪姦したのも、一度や二度ではない。多くの女性や少女をヴァンパイアレディへと変えた、この呪わしい部屋でのヴァンパイアレディの真祖へと覚醒した女性と双子の百合奴隷の甘い声と雌の香りで包まれていた…
9k=
 「真祖様ぁ♥ラブラブ血の吸い合いをしようよぉ♥」
 未咲は猫撫で声で甘えながら、片手では収まり切らない程、大きな杏子のおっぱいを揉み解す。杏子は紅いシーツに転がり、鳴と未咲の愛撫に身を任せる。
 「未咲さんは本当にエッチな子ね♥私と鳴さんに犯されまくったのに、まだ百合百合したいだなんて♥ああっ♥♥」
 杏子のおっぱいを鷲掴みにしていた鳴の手が剥き出しの下半身へと伸び、ムッチリとお肉のついた恥丘を弄ると蜜を漏す女陰、クレヴァスの中へと潜り込ませてゆく。
 「姉妹同士で結婚したのを承知で未咲を百合奴隷にした変態色魔吸血鬼め♥私まで、血族にしておいて、まだヤりたりないのかな?」
 お腹の中を掻き回されながらも杏子は女性を堕とす時に見せる妖しく、卑しい微笑みを浮かべながら、反撃に出る。
 「ヤキモチかしら?うふふっ♥」
 杏子の言葉に切れ長の眼を細め、杏子の胎内を目指し、奥へ奥へと潜り込ませる。熱い吐息を漏らす、真祖様に充てられたのか、未咲が杏子の巨乳を揉む手も強く、そして、どころなく、優しく、解してゆく様な絶妙な力で責める。
 「百合奴隷に犯されて、可愛い声で鳴いちゃって♥案外、ヘタレなのね真祖様♥」
 双子の百合奴隷の豊満な身体に挟まれ、細い手と指でおっぱいとお股を責められて、喘ぎながらも甘い声で杏子は囁く、犯されながらも女性の心を嬲る様は流石は真祖にまで覚醒したヴァンパイアレディと言ったところか…
 「無理ないわね。姉妹愛を拗らせた挙句に未咲さんを百合妊娠させたんだもの…もうヤンデレの域じゃない……」
 「ヤンデレじゃなきゃ、女の子同士で愛し合えても、姉妹でエッチなんかできないよ?」
 鳴の青緑色の人形の眼に一瞬、冷たい光が宿る。作り物のガラス細工の様な左眼に然も生命が宿っているかの様に鳴の言葉にも、杏子を捉える眼にも強い意志、愛するが故の狂気も秘めていた。彼女が言う通り、同じ母親の胎内で生まれて、繋がった命だからこそ、その想いが本物だからこそ、生まれたままの姿で交わり、大人になっても衰える事無く、女性同士の婚姻まで結び、遂には愛した姉妹を犯して、子供を産ませた。未咲も愛おしそうに以前、ミサキを宿し、膨らんでいたお腹を擦り始めた。その表情は紛れもなく、子を想う母親のものだった。
 「鳴だけじゃないよ?ヤンデレじゃなきゃ、好きな子じゃなきゃ、女同士で、血の繋がった鳴の子供なんて、産めないんだよ♥」
 本来であれば、女性同士で子供を産む事はできない。ましてや、この姉妹は近親相姦を繰り返している内に胎内に新しい命を宿したのだ。倫理的にも、苛まれる事もあったが、いつでも、鳴が傍にいてくれた。お腹の中で育まれる愛娘、鼓動が少しずつ、大きくなってゆくと背徳感も段々となくなっていった。もしかしたら、この館に留まる、生まれる事無く、命の尽きた霧果の子供の生まれ変わりかも知れないと思いながらも…
 「鳴♥百合妊娠するまで、
真祖様…杏子さんを可愛がってあげようよ♥」
 未咲の母性愛の溢れる表情は子供の様なあどけなさと邪悪さも抱擁した、奴隷として、真祖様の与えられる快楽にご満悦ながらも、女性を貪る事に悦びを感じずにはいられない小悪魔そのものの表情で尖った歯と赤い口を覗かせながらもニィーッと笑う。鳴も切れ長のオッドアイの瞳を細め、口元が小さく微笑む。相槌を打つのと同時に百合夫婦は真祖のおっぱいに食らいついた。
 「ああぁぁ……♥」

 双子の百合奴隷に両方のおっぱいを舐られ、薄い生地越しとはいえ、乳首や乳輪にキスされ、甘噛みされ、滲んだ血もチュッと口づける様に味わい尽くされ、上半身を責められて、女陰も蹂躙される内に頭に幾重も電流が走る。それは次第に甘い痺れへと変わり、血液と共に胎内に蓄えられた濃厚な蜜が燃え滾るのを感じ、卑猥な水音とベッドが軋む音が室内に響き、一際、大きな喘ぎと共に絶頂へ登り詰めるのだった…
 「姉…妹……そろ……て…ケダモノ…な……のね♥……ああっ♥」
 快感と熱にほだされている杏子は息をつく間もなく、ビキニパンツを脱ぎ捨てた未咲がその肉づきの良い身体に圧し掛かる。両の掌に重ねられた未咲の掌に指を絡められ、ガッチリと拘束されるが、深く口づけ、指と指の間から伝わる体温、おっぱいとおっぱいが触れ合う心地良さに酔い、頭の中が痺れるまで口内を犯される。
 (あったかぁあい♥)
 百合奴隷にまで犯され、このまま、堕ちてゆくのも悪くないと思い、甘美な微睡みに杏子は溺れてゆく。少女同士での行為とは違う、豊満な成熟した女性の豊満な肉体の触れ合い、熟れた雌の匂いを胸いっぱいに吸う…今だからこそ、味わえる交わり、杏子は心地良さを感じていた時…不意に脂の乗った女陰が幾度も少女や女性達と口づけたヴァンパイアレディの真祖のムッチムチの女陰へと重ねられる。
 「真祖様も繋がろう♥」
 頬を紅潮させ、紅いブラとタイツ以外、脱ぎ捨て、ムッチリした肉体を晒す未咲の女陰が杏子の女陰を捉え、まるで口づけでもする様にグチュグチュと擦り合わせ、時折、獲物を貪り食う淫獣の様に激しくなるも、性器が痺れる様な甘い快楽が広がる。これも女性同士の性交ならではか…

 「これで杏子さんも…私達…の…うふふっ♥」
 鳴は汗でべとついた黒髪を梳いては逃がしながら、青緑色の透き通った義眼で自分の半身である未咲の身体に溺れるヴァンパイアレディの真祖様を蔑む様な愛おしむ様に見つめる。ベッドの軋み、厭らしい水音さえもかき消す程に卑猥な甘い声を未咲と共に張り上げる杏子はその意味をまだ知らなかった。そして、自分がお互いを「半身」と呼び合う血の繋がった百合夫婦の世界へと取り込まれている事も…
 「みさぁぁきぃぃしゃぁあああんん♥♥♥♥」
 「しぃぃんそぉぉおしゃぁあまぁあ♥♥♥♥」
 お互いの豊満な肉体に惜しげもなく、淫靡な雌の匂いを撒き散らしながら、汚濁した灼熱の蜜を放出させるヴァンパイアレディの真祖とその百合奴隷の痴態、鳴の紅い瞳と青緑色の人形の眼、両方の瞳に焼きつけた。
 「杏子さぁあん♥♥かわぁあいかったよぉ♥♥♥」
 未咲はうっとりと杏子を見下ろす。彼女の胎内には熱くて、濃厚な蜜が注がれたと思うだけで鼓動が鳴り止まなかった。胎内に残る生々しい温もりに杏子の肌は火照り、汗の雫が肉づきの良い身体を伝い、未咲はそれを嬉しそうに舐り、味わうと乳房を包む、汚れて、異臭を放つ赤黒く変色した布切れを破り捨て、ぷっくりと膨れた乳輪に唇を当てる。思考は芯から甘美な痺れでまともに機能しないままで未咲の女房への愛撫を受け入れ、脳味噌がドロドロに蕩けるのを感じながら、果てたばかりだというのに、またも絶頂を迎える。
 (吸血鬼のお姉さん…いつも、女の子を虐めてるのに……)
 蕩け切った杏子の耳にも確かに入った少女の声、幼い女の子だと分かるが、どことなく、この館に住まう双子の百合夫婦の面影があった。
 (鳴お姉ちゃんと未咲お姉ちゃんに……♥)
 脳裏に微かに聞こえる声の主は百合奴隷に犯される自分の痴態を笑っている。それだけでも、邪なものを感じるが、それだけでは言い尽くせないゾッとする様な何かを感じた。その少女の様な「何か」の存在を感じた、見えてるかの様に鳴と未咲も幼い姉妹にでも、問いかけるかの様な仕草をし、時折、囁きかける。
 「
貴女……杏子さん…気に入ったの♥」
 鳴は青緑の妖しい光を放つ義眼に映る幼い少女の姿をした者に問いかける。鳴と未咲が百合夫婦の契りを交わした夜、母親の温もりを求める様に未咲の胎内に宿る形で現世に生まれた妖と呼ぶに相応しい、見崎鳴と藤岡未咲の間に生まれた愛娘、ミサキに似ている。恐らくは亡き娘を想う霧果の愛情と悲哀が生んだ存在の一片、或いは長い年月を経て、自然と生まれた姉妹の様な分身の様な存在、夜見山は≪現象≫を始め、死に魅入られた≪呪い≫や災厄が根付く地…


 女性同士でしか来る事ができず、自然と逢瀬が始まる場所。相思相愛の百合カップルが交わると百合妊娠する。

 そんな噂も囁かれている。もしかしたら、蛍やこの人形達の姿を借り、迷い込んだ人ならざる者が女性同士で添い遂げたいと願う者達の愛や肉慾を通し、百合妊娠という形で生まれ変わるのかも知れない。≪死者≫という歪な存在となり、死の世界より戻った者の為に命を失う者が後を絶たなかった呪いの3組で≪いないもの≫として、過ごした鳴は新たな生命に生まれ変わる形で現世に干渉する亡者がいても不思議ではないと考えていた。だが、愛おしい存在に変わりはなく、鳴と未咲の間には既に二人目の「ミサキ」も生まれていた。そして、その「ミサキ」の姉妹や同胞に当たる少女の血と想いをヴァンパイアレディの真祖の中に宿してしまおうと…

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 「あぁっ♥……あっ♥♥……め…ぃ……さぁ…ん♥」
 鳴にクレヴァスの中を吸われ、性器を弄ばれ、今はムッチリと肉のついた恥丘を舐られ、胎内へと指を潜り込まされ、責められる度に熱い吐息、甘い声を上げ、大きなおっぱいが暴れる。その巨乳も甘噛みや口づけの痕が幾つも残り、痛々しい。
 「
未咲の…私の半身のお腹の中から分泌されたの……全部、舐めてあげる♥」
 ヴァンパイアレディの真祖に血を吸われ、その身を委ね、百合夫婦揃って、百合奴隷になる事を選んだが、やはり、血の繋がった未咲を犯した女性に嫉妬の炎を滾らせ、彼女の身体に残る未咲のものは全て半身たる自分の中へと戻そうとしている。乳を欲しがる赤子の様に杏子の乳房も弄び、味わい尽くし、耳元で卑しい言葉も幾度も囁いてやった。

 (ママ…)
 鳴に愛撫され、まっ赤に染められた耳に途切れ途切れでも、しっかりとメロディを奏でるラジオの様にあの少女の声が聞こえ、杏子は戸惑いを隠せないが、それを待っていたかの様に鳴は杏子の肉付けの良い腿を掴んで、両足を開かせ、未咲の蜜と涎の様にだらしなく、垂れる杏子自身の愛液と汗、それを味わう鳴の唾液でジュクジュクになった熟れた女陰に鳴の純白で成熟した女陰が圧し掛かる。
 「
あっ♥……あっぃ♥♥」
 「
杏子…さ……の…ジュクジュクで…あっ…たかぁ……よぉ♥」
 獲物を狙う蛇の様に細めた瞳、その中に目の前の女性を蹂躙したい肉慾が宿り、蝋の様な白い肌も相俟って、宛ら、人間の女性の姿を借りた魔物と呼ぶに相応しい鳴に怯えながらも杏子はグラインドされ、女陰と女陰とが激しくキスを交わす度に襲う激しいうねりに抗う事もできず、ただただ、快楽に呑まれてゆく。

 「未咲に手を出した罰……♥…杏子さ…ん……私の子……孕ませて…あげ…る♥」
 鳴の耳を疑う言葉にも、反論せず、杏子は鳴に種付けブレスされ、女陰も乳房も鳴の肉体に潰されながらも甘い喘ぎを上げ続ける。「うるさい」とばかりに口づけされ、口内を犯され、グジュグジュになった女陰から、お互いに淫靡な蜜が熱い飛沫を上げ、体内を侵食されてゆくのを感じながら、絶頂に登り詰め様としていた。
 「鳴の浮気者め♥でも、オッドアイの似合う可愛い子が生まれるね♥それに杏子さんも私達の嫁なんだから、それも悪くないかぁ…♥」
 未咲の煽りで初めて、ヴァンパイアレディの真祖たる自分が捕食対象でしかなかった百合奴隷達に堕とされた事を知るも、この甘い疼きに抗う力はもう残されていない。
 「うぐぅぅうぅんんん♥♥♥♥」
 「いぃぃいいぁぁああぇえええ♥♥♥」
 ディープキスをしているせいで大声は出せないものの、発情した猛獣の様な呻きが彼女らの耳に轟き、鳴と杏子は胎内で蜜がグラグラと燃え滾るのを感じながら、意識が蕩け、抜け出せない暗闇に堕ちてゆく…

 (鳴ママと未咲ママと一緒………杏子ママ♥)
 幼く、可愛らしい声で告げられる宣告……それは杏子が鳴と未咲との間に子供を作る、そう、この姿なき少女を百合妊娠する事を意味していた。妖や幽霊の子を孕みたくないと思いながらも、人形の様に白くて、美しいフォルムでありながらも充分に脂の乗った身体、漆黒の闇を思わせる黒髪から覗いている切れ長の紅い瞳と青緑色の人形の眼、何よりも血の繋がった未咲と結ばれる為に禁忌を犯すこの女性の愛情を一身に受けたい……
 「いっちゃえぇぇえええ♥♥♥淫乱ガチレズ吸血鬼ぃぃ♥♥♥」
 「あぁぁああつぅぅぃぃぃいいい♥♥♥♥♥」
 杏子と鳴はお互いに吐き出した濃厚な熱々の蜜を浴び、胎内で混ざり合い、一つに融け合っていったかの様な高揚感に呑まれ、女陰から溢れた蜜や全身を伝う汗が彼女らのムチムチで脂の乗った肉体をドロドロと汚してゆく。

 (杏子ママ……あったかぁぁあい♥♥)
 少女の可愛らしい声が獣の様に嗄れた声に変わったと思う間もなく、杏子は胎内に熱して、溶解した鉄がお腹の中に流し込まれる様な熱さに身悶えする。
 「ああぁぁああ!!!!!
お腹ぁぁああ!!!!!あづぃぃぃぃぃい!!!!心臓がドクンドクンッて♥♥♥
 いつも、杏子に可愛がられ、喘いで、甘えてばかりの恋人の様に幼く、足掻き、涙声で叫ぶ。ヴァンパイアレディの真祖と恐れられた女性とは思えない乱れぶりに冷笑を浮かべる鳴に対し、未咲はうっとりと嬉しそうに杏子の耳元で告げる。
 「おめでた♥私も鳴の子を百合妊娠した時もお腹の中熱くって…心臓二つ増えたみたいにバグバグいってたんだよ?」
 「
!!!!!!!
 絶句するが、胎内にジワリ広がる息遣い、高熱が甘美な痛みへと変わろうとしていた。
 「すぐに苦痛が快感に変わるから大丈夫だよ?」
 未咲は喉の奥で笑いながら、杏子のお腹を擦ってやる。
 「それに私そっくりの可愛い子が生まれるんだもの♥感謝してよね♥」
 未咲は紅潮して、興奮を抑え切れないという表情で杏子の乳首をクリクリと弄る。
 「未咲みたいな小悪魔がまた増えちゃうの?でもオッドアイの似合う美人さんには育つよね♥」
 鳴がコロコロと笑うと「酷い!」と未咲は頬を膨らますが、すぐにお互いに笑い合い、キスをする。そして、自分達の側に引き擦り込んだヴァンパイアレディの真祖に手を掛けた。杏子はその後も延々と鳴と未咲に輪姦され、ハロウィンが当に過ぎた数日後にこの「犯り部屋」から解放された…

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 ハロウィンの賑わいも過ぎ、もうじき、サンタクロースやトナカイに移り変わり、クリスマスソングも煩い程にあちこちで耳にするだろう。大人の女性にしては、内向的でどこか幼さも感じる赤みがかった短い髪のヴァンパイアレディの真祖の彼女にして、百合奴隷でもある亜紀はサンタクロースの到来まで、静けさを取り戻し、蛍の様に小さい光を灯す家々をマンションの一室で一つ一つ、数えていた。
 「貴女にも…サンタさんが来ると良いね♥」
 亜紀は恍惚とした表情で大きく膨らんだお腹を擦っていた。
 「杏子ちゃん…お母さんは何してるんでしょうね♥」
 想い人の名を呼び、お腹に触れた掌から、胎内の子の温もりや息遣いが伝わってきた。愛する杏子との間に生まれる子を想うと杏子を独り待つ夜も、杏子と繋がっている…そう思うと杏子に抱かれた夜、胎内に宿った高熱、心臓がもう一つ増えたかの様なあの鼓動、戸惑いながら、その苦痛に耐えたハズなのに、今は甘美で愛おしい温もりの様でならない。百合妊娠という超常の出来事、女性同士で、それもヴァンパイアレディの血を引く子を孕むという禁忌だと知りながら……
 「杏子ちゃん…?」
 玄関のドアが閉まる音、ヒタヒタと廊下に足を踏み入れた気配がする、香水の残り香や仄かに香る血や愛液の臭気がツンっと鼻を擽る。ヴァンパイアレディの真祖様として、振舞う恋人が、胎内に宿る子の「ママ」が足を踏み入れるだけで、空気が甘ったるくなるのを感じて、亜紀は下着を濡らす。
 「亜紀、ちゃんとお留守番してた?」

 フワッと香水の香りがしたかと思うと亜紀は後ろから杏子に抱きしめられる。
 「うん、この子も真祖様、ママに会えて喜んでるよ♥」
 サラサラした栗色の長い髪が触れるだけで熱い吐息を漏らす。花の香りの様な体臭に混じって、鼻孔を擽る血の匂い、女の子の心を掴んで離さない澄んだ声、それだけで亜紀はメロメロになる。だが、いつも以上に女性の蜜の異臭が強く、眉を顰める。
 (杏子ちゃん…また、女の子と遊んできたんだ……)
 ハロウィンの度、杏子がヴァンパイアレディの真祖として、ヴァンパイアレディやガチ百合へと堕ちた少女達と戯れ、罪のない女性や無垢な少女を毒牙に掛けている、亜紀もそれは承知している。自分以外の雌の匂いをさせる杏子に抱かれる度に胸がムカムカする、トイレやシャワールームで何度も嘔吐した日もある。ジェラシーの末に病みそうになると杏子と交わり、安心する。杏子との間に愛娘を設けてからは特にその様な事はなくなったが、今日だけは違った。
 「見崎さん達と一緒だった?」
 亜紀は甘える様なそれでいて、怒りや悲しみも含んだ声で問う。杏子はうふふっと笑い、ギューッと身体を密着させる。
 「ヤキモチかしら?」
 プレイガールのハズなのに、まだ、息が荒く、吸血鬼の様に妖しい切れ長の眼も少し緩んでいる、頬も紅潮し、汗ばんだ肌もまだ熱を帯びている、女陰から零れる蜜が杏子とみさき百合夫婦との行為の激しさを表している。何よりも亜紀が気になるのは…
 (女の子がいる……杏子ちゃん…のお腹に…)
 杏子の身体の奥深く、彼女とは違う小さな心音と息遣いを感じる。望んで、杏子の女性の子供を孕んだ、奇跡とも呪いとも取れる現象をその身に宿した亜紀だからこそか、腹違いとはいえ、亜紀自身の子も杏子と繋がっているからか…
 「やっぱり、亜紀には、分かっちゃったか…」
 杏子は愛おしそうに火照ったお腹を撫でる。鳴と未咲の二人と繋がり、人ならざる魔性の者が交わった証だが、自分の血肉と共に育っていると思うと恐れをさえも血が沸き立つ様な悦びに塗り潰されるのだ…
 「私と亜紀で……育てましょう♥」
 うっとりとした表情で告げられる残酷な言葉に抗おうとするも、大きなお腹を舐める様に優しく触れられると頭の中が痺れ、亜紀は喘ぐ。腹違いの姉妹が生まれる、それも愛する想い人を穢した双子の百合夫婦の血が混じった!不貞に怒り、あまりに悍ましい事を強いられるのだから、拒否するのは当たり前だが、少し誘惑されただけでも、身を委ねる程に亜紀の心は杏子に囚われていた。
 「この子ともきっと仲良くしてくれるわ♥」
 杏子の殺し文句ですっかり骨抜きになり、まるで果物の皮を剥いていくかの様に衣服を脱がされても亜紀は抗わない。乳房を包む、ピンクのフリルのついた鮮血に染まったかの様な布切れ以外、何もかも脱がされても…

2Q==
 「貴女達、母娘を味わいたいの♥良いわよね?」
 杏子は亜紀の百合妊娠して、大きく膨らんだお腹を愛おしそうに撫で、自分の子を孕んだ百合奴隷の温もりと胎内の息遣いに心が熱くなり、満たされるのを感じる。そして、亜紀も間近で杏子の子の胎動が伝わったかの様にトロンッとした表情になる。
 (この子は私と亜紀の子…純粋なガチ百合吸血鬼♥うふふっ♥)
 杏子はクスクスと笑いながら、ボテ腹になった恋人のお腹を擦り、耳元に息を吹きかけながら、卑しい言葉を囁く。女陰から少しずつ分泌される甘い蜜。その熱さに触れようと局部へと手を伸ばす…
 「杏子……ちゃ…♥この子…も…悦…んで…ぁあっ♥」
 女陰に指が呑み込まれ、グチュグチュと弄られる度、亜紀は甘い声で鳴く。そして、お腹の中のもう一つの命もそれを悦ぶかの様に疼く、心音が大きくなり、お腹の中に宿る熱に精神は既に蕩けている。
 「ヴァンパイアレディの子を孕んだ百合奴隷…♥堕ちるところまで堕ちたわね♥私以外は誰も愛してくれない♥触れるのさえも拒まれるかしら?」
 犯され、ハイになる亜紀を嘲笑する杏子の姿はヴァンパイアレディの真祖、本来の姿を取り戻したかの如く、淫靡で邪悪そのものだった。
 「杏子ちゃんとこの子さえいれば、もう何もいらない♥だから、その子も一緒に愛し合って、女性同士の百合エッチの尊さ、教えてあげようよ♥」
 亜紀は自らの娘共々、百合奴隷に堕ち、周囲に蔑まれながらもこの血と恥辱と性に塗れた楽園に溺れる事を望むのだった。厭らしい言葉を囁かれ、涎をダラダラ零しながら、女陰からもみっともなく、愛液を吐き続ける、哀れなヴァンパイアレディのしもべ…もう、杏子に出会う前の彼女に戻る事はできないだろう。
 (この子もたーっぷり虐めて、血を吸い合いながら、調教しなきゃ♥)
 杏子はクスクス笑いながら、自分のお腹の娘、自分の百合奴隷に堕ちた母娘、彼女らを骨の髄までしゃぶるのが、今から、愉しみだった。

 そして、ヴァンパイアレディの真祖はかつては≪いないもの≫と蔑まれていた女性の子を産み、百合奴隷と化したしもべの間に授かった子も愛した。そして、鳴と未咲の血族が生まれてから、数年、気づけば、彼女らは鳴と未咲の下にいた…

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 ヴァンパイアレディの真祖がみさき百合夫婦と「夜見のたそがれの、うつろなる蒼き瞳の。工房m」で交わったあの日から、幾星霜、何度目かの冬が巡り、金木杏子と松井亜紀は「夜見のたそがれの、うつろなる蒼き瞳の。工房m」の戸を叩いた…

 「未咲ちゃんも甘えっ子だけど、貴女もすっごくエッチでおいたが過ぎるわね♥」
 ドレスを脱ぎ捨て、生まれたままの姿になった杏子のはち切れんばかりの豊満な乳房をこの館の主、見崎鳴は揉み揉みと弄ぶ。
 「杏子さんが妖艶でそんなエロい身体してるからだよ……♥ドレスを脱ぐまで待ち切れなかったくらいなんだから♥」
 ボディーラインクッキリ丸出しの真紅のドレスを纏う鳴が嗜虐心いっぱいの微笑を浮かべる。杏子の巨乳に食い込む指、鎖骨や肩が電灯の中でより白く映える。肉慾に燃える紅い切れ長の瞳、そして、青緑色の水晶の様に妖しい光を宿す人形の眼はしっかりと杏子を捉えていた。

9k=
 「それにエッチだなんて心外♥未咲なら、速攻で杏子さんを襲ってたよ?」
 そう言いながらも鳴の手は焦らす様に、時には力を入れて、杏子の熟れた身体を弄る。おっぱいを弄るのに飽きると脂の乗ったお腹、肉はついているが括れた腰回り、年相応に大きくなったお尻、ムチムチの恥丘、少女の未熟な身体には備わっていない熟したが故に魅惑、そして、女性や少女を虜にする妖艶さ、女性の美を湛えた杏子を網膜に、作り物の瞳に焼きつけていく。
 「血の繋がった未咲さんと相思相愛じゃなかったの?姉妹同士で子作りしたのに、女の子と遊び足りないのかな♥」
 鳴に女陰を刺激され、甲高い声を上げる杏子、タチ(攻め)のヴァンパイアレディの真祖様の喘ぎとネコ(受け)に堕とめられた姿はまた違った魅惑さがある。
 「未咲と私は血も心も婦妻として、繋がってるんだよ♥」
 このアトリエやお店も兼ねた人形の館の別室にいる半身に想いを馳せながらも鳴は減らず口を叩く、プレイガールの体内へと指を潜り込ませる。病的な程、白い指がドロッとした液体に染められ始める。子供っぽさこそ残るが、小悪魔の様に女性を惑わす未咲、この館を出た時に独占し、周囲に見せつけるのも、ベッドの上で細身だが、充分に肉のついた豊満な身体を抱き、何度も全身を舐め合い、あそことあそこでキスを交わす。思い出すだけでも、秘所が濡れてくる甘美な時、だが、その未咲にはない肉感的な妖しい女性を犯す、それも今は邪魔抜きで!未咲と心も身体も繋がっていても、止めるつもりはない。
 「貴女こそ、亜紀さん以外の女の子やお姉さんを何人餌食にしたの?ヴァンパイアレディの真祖様♥」
 夜見山のハロウィンを百合と色欲の渦中へと巻き込んだヴァンパイアレディの真祖…彼女の毒牙に掛かり、ヴァンパイアレディ、百合奴隷へと堕ちた女性や少女が幾人いたか。最愛の想い人を犯し続け、時には、その事を匂わせながら、身も心も闇に堕とした魔性の吸血鬼に魅入られたヴァンパイアレディ達は今宵も罪なき女性や心も身体も未成熟な少女達の血を啜り、凌辱している事だろう。それすらも「女の子同士で愛し合える幸せに目覚めた」と一蹴する真祖様は犯されながら、甘い声で喘ぎ、悪びれる様子は一切なく…
 「亜紀は私の百合奴隷だもの♥私の子を百合妊娠するのは当然♥それに今日は百合夫婦の愛情を確かめ合う日でしょ?亜紀には私以外の女性も知ってほしいし、他の子に可愛がられて、泣きじゃくってる亜紀も可愛いのよ♥そこをすかさず…」
 杏子の切れ長の瞳がキュッと上がり、邪な悦びに微笑む。口元からは吸血鬼らしく、牙が生えている様に思えるから不思議だ。
 「正に吸血鬼ね♥それに女性同士で愛し合って、お互いの好きな想い人を可愛がる、そんな事は百合夫婦でしかできない者ね♥」
 鳴はコロコロと笑いながら、杏子をベッドに押し倒す。切れ長の茶色い瞳と青緑色の妖しい光を湛える人形の眼が合って、どちらが言うともなく、口づけを交わす。ベッドを軋みにかき消えそうだが、薄い壁を隔てた隣りの部屋から、蚊が鳴きそうな程に涙声と子猫の様に楽し気に笑う女性の声が聞こえる。お互いの想い人が相手の想い人を可愛がる、或いは嫌がりながら想い人の名を呼びながらも辱められる。そんな淫らな情景を思い浮かべながら、鳴と杏子は笑みを浮かべる。
 「いい夫婦の日にする…そんな背徳感も最高だよ♥」
 11月は語呂が良い為なのか、11月11日はポッキーの日、11月25でいい双子の日、記念日でも何でもないハズなのに色々なイベントがある。11月22日もその一つ、何よりも相思相愛のカップルの為にある様な日。それが「いい夫婦の日」なのだ。そんな日は女性同士であっても骨も蕩けるまでお互いの想い人と愛し合って良さそうなものを…敢て、その日に、お互いのパートナーを交換して、交わり合うスワッピングをするというのだから、彼女らの愛情が如何に歪んで、肉慾や嗜虐心だけでは語れない、どす黒く、ドロドロと穢れているかが分かる…
 「杏子さん…♥」
 「鳴さん…♥」
 お互いの相思相愛の想い人同士の性交を想像しながら、鳴も未咲とは違う肉感的で妖艶なヴァンパイアレディの真祖を抱きたいという欲求に呑まれ、真紅のドレスを脱ぎ捨て、生まれたままの姿になる。杏子も蝋でできた人形の様に白く、細い身体、紅と蒼のオッドアイに漆黒の闇の様な黒い髪、まるで作り物の様でありながらも年相応の女性らしく、脂も程好く乗っている鳴に魅了される。ゾッとする冷たさを感じながらも鳴に抗えない杏子の甘い声に鳴も夢中になる。
 「あん…ぁ…っぁ…ん♥」
 「杏子…さぁ……ん……大きい♥」
 杏子の重厚なおっぱいが鳴のおっぱいに圧し潰され、熟れた乳首同士で触れ合う度、甘美な電流が走る。時折、触れられる乳輪も擽ったさや痛みが入り混じった様な感覚がおっぱいを中心にじわじわと広がり、動きが激しくなる度に熱く、生臭い吐息が漏れ、じんわりと豊満な身体から汗が滲み、シーツを湿らせていく。お互いの大きくなった鼓動が聞こえ、身体も思考も融け合い、一つになろうとしていた。本来は我が子に母乳を与える為にある乳房は快楽の為に貪る為だけの大きく膨らんだ卑猥な器官へと変わる。おっぱい同士のキスから、杏子を解放すると鳴は圧し潰されていた乳首に歯を立て、甘噛みをしながら、コリコリと擽る様に味わう。
 「あぁっ♥……あぅ♥……め…ぃ……さぁあん♥♥」
 噛まれた乳首にチロチロと舌が撫で、杏子は品の良い口元から卑猥な声と飛沫を上げ、女陰からは熱い蜜が零れる。もう片方のおっぱいも鷲掴みにし、ギューギューと揉み解しながら、掌で転がす様に乳輪と乳首を潰しながら、刺激する。一端、おっぱいから口を離した鳴は少し厚い杏子の唇をペロッと舐め、顎の辺りまで流れる涎を舐め取る。
 「おいしぃ♥」
 鳴はうふっと笑い、再び、乳首に口づける。左手でおっぱいを揉み揉みしながら、右手でお腹や恥丘をなぞりながら、女陰へと辿り着く。
 「お腹ぁぁあ♥♥……なかぁ…あぁつぅぃ♥」
 「杏子さんの中……キッツイ♥」
 鳴の細く白い指を杏子の体内の熱く火照た肉を包み、蠢く度にギューッと締め付ける。熱くて、指を絞めつける杏子の体内の温もりを鳴は愛おしい、心地良いと思い、責め続ける。杏子もそれに応える様にお腹の中を異物が抉る苦痛に耐えるも、分泌される蜜はより多く、ドロッと粘着質になる。
 「杏子さん……熱いぃ♥♥」
 指を三本、四本と増やしながら、根元まで女陰を、杏子の胎内奥深くへと食い込ませる。火照った恥丘とお腹が疼き、胎内や子宮が大きく、軋んでいくのを感じ、杏子はより可愛らしい声で喘ぐと身体の血液が沸騰するかの様な熱で頭の中身も蕩けていきが、心臓が叫ぶかの様に鼓動が大きくなると白濁した炎を吹き出す様に蜜を吐くと達する。胎内から鳴の指が引き抜かれ、内臓をズルズル引き摺り出される様な痛みに震える。「綺麗にしてあげる」とだけ言い、鳴は女陰に口づけ、汚れた恥丘、ダラダラと蜜を零し続けるクレヴァスを舐り、性器を包み込む様に舌で愛撫する。達したばかりだというのに、二度目の絶頂を迎えた。
 「今度は一緒にいこう♥」
 鳴は汗でぐしょ濡れの白い身体で圧し掛かり、杏子の女陰に己の女陰を重ねる。性器と性器を直に擦り合わせる獣染みた行為、何度、女性と交わってもこれだけは飽く事がない。
 「鳴ぃ……ぃ…いぃぃいいいいきゅぅぅぅう♥♥♥♥」
 「真祖様……このまま……堕ちろぉ♥…」
 北風が薄い窓ガラスを叩く音、ベッドの軋みと共に聞こえる家鳴りすら、ヴァンパイアレディの真祖と彼女を手玉に取る黒髪の百合奴隷の立てる卑猥な水音、甘い喘ぎに打ち消される。肉と肉がぶつかるパンパンッという音も次第に大きくなる。
 「……堕ちろぉぉぉおお♥♥♥みさ気百合夫婦の…奴隷に!!!!!」
 「なるぅぅう♥♥……亜紀……も…あの子ぉぉ…らぁ…ぃいもぉおお♥♥」
 ヴァンパイアレディの真祖はすっかり百合奴隷に堕ち、最愛の女性やその娘の身体さえも差し出すと人形の眼を持つ魔性の女性に誓うと同時にケダモノの咆哮の様に叫ぶと鳴の肉体に熱い飛沫を浴びせ、自身もその豊満な肉体に鳴の熱々の濃厚な愛液を浴びながら、巨乳をブルンブルンッと揺らし、大しゅきホールドをしたまま、杏子の意識は深淵の闇へと沈んでゆく…
 「これからも可愛がってあげるね♥真祖様……♥」

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 「杏子ちゃん…」
 ヴァンパイアレディの真祖とまで恐れられた杏子が嫌らしい声であんあん喘ぐ声が亜紀の心に突き刺さる。未咲はそれすら「可愛い♥」と嗜虐心が刺激される、笑顔で亜紀の耳元で囁く。
 「杏子さんの事が気になるのかな?」
 赤いリボンで飾られたピンク色のタイツ以外、何も纏っていない殆どすっぽんぽんのままで未咲は一糸纏わぬ姿で怯える亜紀を猫撫で声で意地悪く囁いた。

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 「それとも鳴の方かな?」
 杏子と相思相愛というよりも、杏子なしでは生きていけない身体にされた完全な百合奴隷に堕ちた亜紀が自分以外の女性を、それも散々、未咲と共に自分を玩具にした鳴に靡く事などあるハズはないというのに…
 「そんな事ないよ!!!!」
 挑発と知りながらも上気しながら、先程までのオドオドした様子が嘘の様に張りのある強い声で未咲の子猫がじゃれつく様な声を遮るが、すぐに「あぁっ♥」と可愛らしい涙声に変わる。
 「生意気♥」
 未咲はニィーッと笑いながら、杏子ほど、豊満ではないが、充分に大きくて、揉み甲斐のあるおっぱいを鷲掴みにし、黙らせる。もう片方のおっぱいも乳首を突き、乳輪をクリクリと舐る様に撫でると亜紀は吐息を漏らしながら、鳴く。
 「隠さなくっても良いよ?この間、私と鳴に抱かれて……杏子さん以外の女に犯されて、気持ち良かったんでしょ♥」
 乳首への責め、乳房を力いっぱい揉み揉みされる痛み、未咲と鳴に輪姦された苦しみながらも快楽へと堕ちそうになった夜を思い出すと身体が動かなくなり、涙が止まらない。未咲は大人になっても子猫の様に可愛らしく、幼子の様に純情なヴァンパイアレディの真祖の恋人をどう虐めてやろうかと思案する。杏子よりも幾分小柄だが、充分に肉付きの良い身体、おっぱいだけでなく、お尻や恥丘も充分に弄り甲斐がありそうだ。でも、まず狙うは…
 「カプッ♥」
 「
ひゃあぁあ!!!
 未咲は亜紀をベッドに押し倒すとおっぱいに被りついた。乳首を乳輪ごと、呑み込む様にカプッと吸いつき、歯を立てながら、舌で舐り、解してゆく。逃れ様にも亜紀の力では、未咲を振り解けない…

 (おいしい♥)
 亜紀のおっぱいを集中的に責め、味わい、犯す度に杏子の事を想い、逃れようと抗う姿を哀れに思いながらも虐めるのが楽しくて、止まらない。未咲に頬張られていないおっぱいも力尽くで揉み解され、鼓動の早くなった心臓共々握り潰されそうだ。
 「観念しなよ♥でないとおっぱいを潰されて、男の娘みたいになっちゃうよ♥亜紀さんは髪も短いし、杏子さんよりも幼児体型だからぴったりかなぁ♥」

 「意地悪
 亜紀の細やかな抵抗に少しカチンッときたのか、おっぱいを握る手に力を入れ、乳首も甘噛みすると未咲は喉の奥でクックッと笑う。
 「ネコ(受け)同士仲良くしょうよ♥好きな女の人の子を百合妊娠した仲じゃない♥」
 人を小バカにした様な小悪魔の様な仕草、ネコ(受け)として、可愛がられている女性とは思えない。相手が「誰か」のネコ(受け)であっても堕とされるのかと、悔しさと恥ずかしさで亜紀は涙を流す。余興と称して、杏子はハロウィンで賑わう季節にヴァンパイアレディと化したしもべに自分を襲わせた。杏子の一番になれない事を妬み、同性の血で喉の渇きを潤したい女性達に笑われながら、犯され、血を吸われながら、身体の隅々まで擽られ、舐られ続け、酷い時にはビール瓶みたいな極太のペニスバンドで胎内を突かれ、数人のガチ百合吸血鬼達に代わる代わる輪姦された。初めて、女性を襲う練習台として、ガチ百合と吸血に目覚めた少女に己の肉体を差し出す様、杏子に強要された事も一度や二度ではなかった。女の子しか愛せない、顔も知らない女性や少女に凌辱される様を杏子は真祖様らしく、妖しい微笑を浮かべ、高みの見物をしていた事、亜紀は忘れる訳はない。だが、鳴と未咲はその何れの女性や少女よりも邪であり、ついには真祖たる杏子自身も喰らおうとしていた。
 「あらあら♥杏子さん…真祖様は亜紀さんのことなんか、忘れて、愉しんでる?」
 古ぼけた壁一枚を隔てた部屋から聞こえるくぐもった声、それが鳴の笑う声と快感に喘ぐ杏子の鳴き声へと変わり、亜紀の心も堕ちてゆく。おっぱいを舐り終えると乳首以外のヶ所にも、キスマークを残され、お互いに愛する子を宿したお腹とお腹を合わせられる。
 「今度はあたしの子を産んでもらおうかな♥」
 未咲の言葉に水を掛けられた様に頭が芯から冷え、抵抗するが、未咲に組み伏せられる。肉のついた豊満な身体が触れ合い、それさえも一瞬だけでも心地良く感じるが…
 「ネコ(受け)同士で仲良くしようっていったじゃない♥♥」
 亜紀は仰向けにされたまま、未咲に覆い被せられ、掌に指を絡まされ、ベッドに押しつけられる。そして、止めとばかりに種付けプレスを喰らわされる。未咲に激しく、女陰を口づけられて、ゆるゆるのジュクジュクだった女陰は脈動したかの様に熱くなり、白い炎を迸らせる。ギシギシッという軋み音と共に肉のぶつかる音が聞こえ、おっぱい同士が圧し潰されて、お互いの心音が煩い程に聞こえる。
 「杏子ちゃぁああん!!!!!
杏子ちゃぁあああんんん!!!!!
 小さな女の子の様に他の女性と交尾する杏子を想い、その名を叫びながら、苦しそうに、顔をまっ赤にして、泣きじゃくる亜紀のお腹いっぱいに熱くて、超濃厚な蜜を流し込むまで未咲はこの暴力的で肉慾に汚れ切った宴を止めるつもりはないのだった…

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 みさき百合夫婦とヴァンパイアレディの真祖とそのしもべがスワッピングを愉しんでいた頃、「犯り部屋」と呼ばれている閉鎖された空間で4人の少女達が生まれたままの姿で肢体を絡ませ、淫靡な甘い声を上げていた。何れも女性と女性の間に生まれた少女…
 「
お股ぁ……お…ぱぃ……ぃぃいゃぁあ♥♥♥」
 杏子の子供時代を思わせる様な長髪の少女に3人の少女が群がる。杏子を思わせる長く、サラサラな髪は亜紀と同じ濃いブラウン、大きな瞳もどこかオドオドして、弱々しい。見かけこそは杏子に似ているが、亜紀の血を色濃く受け継いでいる少女は生まれてからずっと、杏子ママの嗜虐心を擽り、日常的に悪戯され、その幼い身体を舐られ、毒牙で噛まれ続け、それでも、女性の身体を求める、生まれながらの百合奴隷とでもいうべき娘に育った。
 「あんまり、お姉ちゃんを虐めないでね♥ロリミサキとペドミサキ!」
 艶やかな黒髪を腰の辺りまで伸ばした少女が膨らんでもないぷっくりした姉の乳首に口づけながら、憎まれ口を叩く。そして、姉を庇う様子はなく、茶色と青緑色のオッドアイでにんまり笑いながら、その痴態を見つめている。鳴と杏子の血を継ぐだけあり、女の子に対しては、愛おしいと思う気持ちだけでなく、虐めて、壊してやろうという欲望も確かにその身に宿している。
 「その呼び方止めて!」
 中学生時代の鳴を思わせる黒髪の少女は亜紀の娘の幼く、丸みのあるお股を舐めながら、口を尖らせる。かつての鳴よりも一回り小柄で両眼共に鳴の人形の眼と同じ妖しく光る青緑色だ。鳴と未咲の間に生まれたあの「ミサキ」だ。霧果が産まれる事なく、死んでいった我が子を想い、作ったあの人形に瓜二つなのも偶然ではないだろう…
 「
お姉ちゃん…おいし♥」
 鳴の人形の眼と同じく青緑色の大きな瞳だが、髪は未咲と同じ明るい茶色の幼い少女が亜紀の血を引く少女のおっぱいにハムッと噛みついた。ペドと呼ぶには少し成長したが、以前は姉のミサキと区別する為にオッドアイの少女にロリミサキ、ペドミサキとあだ名をつけられて、それは今も定着している。

 ロリミサキはうっとりと少女の幼く、丸みを帯び、プニッとした恥丘を見つめ、全体をベロベロと舐めてから、小さな穴を穿る様に執拗に弄ぶ。母乳など出ない膨らんでもいない乳房をしゃぶるオッドアイの少女とペドミサキも恍惚とした表情を浮かべ、苦痛ではなく、気持ち良さのあまり、声を上げ、燦々と涙を流す茶色いロングヘアーの少女は幼く、小さな身体を捩っても逃れる事はできずにされるがまま…
 「ぁぁっ♥♥♥んんぅぅうう♥♥♥♥」
 声にならない叫びをお腹の奥から上げながら、潮を噴いて、果てた少女に彼女の異母姉妹に当たるオッドアイ少女、ロリミサキとペドミサキは嘲る様な視線を浴びせる。
 「今度はあたしの番♥」
 人懐っこい声と仕草でペドミサキが絶頂を迎えたばかりの少女の愛液に塗れた丸っこく、柔らかい、まだまだ未発達の女陰に食らいつく。
 「やめええぇえ♥♥♥」
 蜜を吐き出したばかりの小さな穴を温かく、柔らかい舌に刺激され、まるで熱を帯びた蛭が股間から胎内に潜ろうとする感覚に茶色い髪を振り乱しながら、少女は悶える。
 「ねえねえ」
 ペドミサキの餌食にされる少女の痴態を眺めているロリミサキは不意に肩を叩かれる。
 「!!!」
 それぞれ、茶色と蒼に輝かせる瞳を伏せ、細い腕で黒く、艶やかな挑発を梳いては逃がしを繰り返して、両足を開いた少女。幼くとも、サキュバス宛らに少女を誘う様は正に彼女と血肉を分け合ったヴァンパイアレディの真祖様そのもの……
 「お姉ちゃんとだけじゃなくて…私とも遊ぼうよ♥」
 幼い少女らしい高い声、急にトーンを落とすだけで不気味且つ、魅惑的に見える。それとも、自分の中の見崎鳴の血が彼女を欲しているのか…
 「うーんっと可愛がってあげるね♥」
 息を呑み、早くなった鼓動を必死に抑えながら、オッドアイの少女ににじり寄るロリミサキ、妙齢の少女よりも小さくて、丸みを帯びた幼い身体、ぽこんっと膨れたお腹、丸みを帯びているつるつるの恥丘、膨らんでこそいないが、乳首もぷっくりとし、桃色の果実にさえ見紛う。自分の少女特有の身体も段々と括れ、おっぱいやお尻も大きくなっているから尚の事、その熟れていない青い果実の虜になる…
 「きゃあっ♥♥」
 少女とは言え、自分よりも発育の良い黒髪で蒼い瞳の少女に押し倒され、声を上げる。オッドアイの少女を体重を掛け、抑えつけながら、頭を両手で押さえ、ディープキスを交わすロリミサキの背後では、相も変わらず、少女の幼い女陰を貪るペドミサキの姿があった。
 「うぅん♥んっ♥」
 「
ロリ…ィ…ミサ…キ♥♥」
 くぐもった声が幼い少女達の口から洩れる。キスから解放するとねっとりとした唾液がお互いの舌に絡みつく。そして、喘ぎ声を塞ぐ様に再びチューっと深く深く口づける。舌と舌を絡めながら、乳歯の一本一本までなぞってゆく。心ゆくまで口内を味わうとかはぁっと生暖かい吐息を漏らす。

 「綺麗♥
 ロリミサキはそう言って、オッドアイの少女の青緑色の瞳に口づける。思わず、瞳を閉じた少女は頬を染める。
 「うん……ミサキ達と…鳴ママとお揃い♥」
 幼いながらも少女を誘惑する魅力か、それとも、大好きな鳴ママの面影をお互いに見たのかも知れない。再び、少女に口づけ、ロリミサキは生まれたままの姿の少女の肉体を舐り、キスの雨を降らしてゆく。鎖骨、おっぱい、ぷっくりした乳首も指で摘まみ、爪を立てると一際、可愛い声を漏らす。「ごめんね」とだけ言って、未発達の乳首を舐めながら、ポコッとしたお腹を揉み揉みと優しく解してやると擽ったさと子供体温なんて呼ばれる温もりで喘ぎ、幼い秘所も少しずつ湿り始める。
 「漏らしちゃった?悪い子♥」
 ロリミサキはオッドアイの少女の足をむんずっと掴み、まんぐり返しの姿勢にさせ、丸みを帯び、肉の柔らかさと温かさもある宝珠の様な箇所にキスをして、夢中で舐め回していた。小さな穴は舐められる度に卑猥な蜜をドクドクッと漏らす。女陰だけでなく、お尻の穴も責めながら、脳味噌がスパークして、果てるまで、ロリミサキは弄ぶ。
 「あっっつぃぃぃい♥♥お股ぁぁ♥じんじん……してぅぅ♥♥」
 「鳴ママと未咲ママ♥♥♥
こぉやぁって…家族……増や……しゅ…の♥
 絶叫と信じられない発言が飛び交いながら、乳房も膨らんでいない少女達がつるつるで温かい未発達の女陰同士で口づける。丸みを帯びて、熱を発しながら、小さな穴から蜜の飛沫を上げながら、チュッチュッと卑猥な音を立てながら、全身が火照り、汗を拭き出し、心音が異常に大きくなりながらもやめようとはしない。やはり、血は争えないという事か…
 「ロリミサキも……良いよね♥」
 達したばかりで熱を帯びた汗みどろの肌に黒髪を張り付けながら、荒い息遣いで上目遣いでオッドアイの少女はロリミサキを見る。当然、幼いサキュバスの誘惑にロリミサキが逃れられるハズはなく…
 「
良いよ……♥
 少女の女陰同士での口づけ。だが、まだまだ丸みを帯びたつるんっとした幼い少女と幼く、丸みはあるが、段々と成長した大人でも、子供でもない、齢を重ねた少女のものへと近づきつつあるそれとが交わり合う。それぞれ違った魅惑のある秘所が交差する度に小さく、パンパンッとぶつかり合う卑しい音が部屋に響く。
 「ロリミサキ……ぃぃいいい♥♥」
 「私もだよ♥♥♥」
 お互いの温もりを求める様に胎内に燃え滾る熱に絆され、グラインドする。丸みを帯びた恥丘が締め付けられるのを感じながら…
 「いっきゅううっぅううよぉおお♥♥♥♥」
 「ロリィィミシャァアアアキ♥♥♥♥」
 ロリミサキは未成熟な胎内から熱くて、濃縮された蜜を吐き出し、オッドアイの少女も全身がロリミサキに包まれている様な温もりで甘美な悦びの声を上げる。卑猥な蜜で繋がれた糸が幼い女陰と女陰を繋ぐ。
 「こら!」
 オッドアイの少女はロリミサキの蜜でドロドロになった女陰を舐め始める。鼻孔を擽る臭気が雌の匂いと呼ばれるのを感じ取ったかの様に、無意識の内に女性の胎内から放つものを求める。いつかはこの子も杏子ママの様なヴァンパイアレディとなるのだろう。彼女の姉は貝合わせで達した後も解放されず、四つん這いで逃げようとした姿勢のままペドミサキに捕まり、両手で乳首を責められながら、首筋や耳元にキスをされ、泣きじゃくっていた。

 今宵、「夜見のたそがれの、うつろなる蒼き瞳の。工房m」で繰り広げられている淫乱な百合の宴…
 それは女性同士が愛し合った奇跡か、それとも、かつては≪災厄≫を齎した夜見山に棲む何かが、彼女らを祝福しているのか?≪現象≫とは形は違えど、≪呪い≫なのやも知れない。だが、それもどうでも良い話と血と命を分け合った姉妹で結ばれた二人、ヴァンパイアレディの真祖となった色情魔、彼女の奴隷になる事を自ら選んだ女性、何れも至福の中で生を謳歌しているのだから、彼女らが百合妊娠した少女達も…
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