エディ

2012年に『Another』の見崎鳴×藤岡未咲の百合イラストを投稿してから、現在に至ります。

『戦姫絶唱シンフォギア』の百合同人誌も描いています。
ガリィ×月読調ちゃんのR-18ネタを中心に活動中。ミラアルクのガチ百合エッチ本も描きたいと思う今日この頃です。
シンフォギアカップリングはエルザ×月読調、立花響×月読調、ミラアルク×シンフォギア装者、安藤創世×寺島詩織、マイナーなカップリングばかり、推していますが、メジャーな暁切歌×月読調も大好きです!

そんな訳でよろしくお願いします。


◆好きなカップリング◆

■ Another
見崎鳴×藤岡未咲
金木杏子×松井亜紀
赤沢泉美×見崎鳴
赤沢泉美×杉浦多佳子

■ 戦姫絶唱シンフォギア
ガリィ×月読調
キャロル×月読調
暁切歌×月読調
立花響×月読調
エルザ×月読調
安藤創世×寺島詩織
ガリィ×ミカ
ファラ×ガリィ
ミラアルク×シンフォギア装者
キャロル×立花響
小日向未来×エルフナイン
シェム・ハ×小日向未来
シェム・ハ×立花響

■ サガ・スカーレットグレイス
ネエちゃん×ウルピナ
マリオン×ウルピナ
ウルピナ×ユリア
マリオン×パトリシア
クローバー×マリオン

■ ロマンシング・サガ/ミンサガ
シフ×アイシャ

■ ロマンシング・サガ2
緋色の女帝×キャット(シティシーフ)
緋色の女帝×ユキノ(忍者)

■ ロマンシング・サガ3
エレン×サラ

■ サガ・フロンティア
アセルス×白薔薇姫
アセルス×アニー
ライザ×アニー

■ サガ・フロンティア2
プルミエール×ジニー
ヌヴィエム×プルミエール

■ サガ2秘宝伝説(リメイク含む)
人間女×エスパーガール
エスパーガール×エスパーガール
人間女×人間女

■ 刀使ノ巫女
​衛藤可奈美×十条姫和
柳瀬舞衣×糸見沙耶香
古波蔵エレン×益子薫
獅童真希×此花寿々花
折神紫×燕結芽
衛藤可奈美×燕結芽
折神紫×十条姫和
衛藤可奈美×安桜美炎
十条篝×十条姫和
​岩倉早苗×十条姫和

■ 転生王女と天才令嬢の魔法革命
ユフィリア×アニス
ティルティ×アニス
アニス×イリア
レイニ×イリヤ
レイニ×ユフィリア

■ 私の推しは悪役令嬢。
レイ×クレア
ロレッタ×ピピ

■ ひきこまり吸血姫の悶々
ヴィル×コマリ
カレン陛下×コマリ
サクナ×コマリ
ミリセント×コマリ

投稿日:2023年02月15日 23:43    文字数:11,801

仲良し3人娘のバレンタインデー♥

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バレンタインチョコを贈り合って、創世さんと詩織さんがラブラブするお話です。6ページ目は媚薬入りのお菓子を食べた弓美さんが創世さんと詩織さんに延々と輪姦されます。
ふたなり要素があるので、苦手な方はご注意を!
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 2月も後半に差し掛かり、厳冬を凌いだ木々の蕾が花開こうとしており、年初めの凍る様な寒さも薄らいで、段々と春の足音が近づいてくる。そして、巷では、そんな季節の移ろいを他所にある界隈が白熱する。
 「今年もヒートアップしてるね。」
 黒いタートルネックのセーターを着込み、短パンとスニーカーという飾り気のないコーディネートで街に繰り出した安藤創世。ショートヘアーと張りのある声でどこか男の子っぽいが、スレンダーな体躯でも際立つ、膨らみのある胸とタイツを履いたムチッとした足、ボーイッシュな井出達であっても、何れも少女の持つ色香を漂わせている。
 「テラジ…喜んでくれるかな……」
 創世は2月に勃発するバレンタイン旋風がどうにも苦手だった。派手にデコレートされた看板、煩い位に流れ、嫌でも、脳味噌にこびり付く、ラブソングや宣伝、お洒落に包装されて、リボンや黄金色のシールやメッセージカードの類で彩られたお菓子がチョコレートに限らず、マシュマロやキャンディーに至るまで、所狭しとお店の棚やウィンドーに並び、一箱で数万円以上する高級チョコを目にした時の驚きは今でも、創世は忘れられずにいた。これもまた、季節の風物詩だろう。
 (ちょっと、張り込んだから、何もない方が逆にショックだけど…)
 バレンタインムードをむず痒く、思いながらも、創世の目に映る赤い手提げ袋にはリディアンの寮で待つであろう、恋人、寺島詩織の為に買ったスイーツが納められていた。少し、無理をして、高めのチョコを買った。クリスマスケーキの出費もなかなかに痛かったが、お嬢様とは程遠いが、可愛い笑顔を向けてくれる詩織の事を想うとそんな事は苦でも何でもなくなる。
 (待ってなよ♥似非お嬢様!!)
 リディアンに来て、初めてのバレンタインは弓美と詩織に友チョコを贈る、それだけの日だった。詩織と恋に落ちてからは違う、同級生の立花響が最愛の未来の為にうんうん唸りながら、チョコを選んだり、いつも二人でベッタリの調と切歌がお互いにプレゼントを贈り合う気持ちが今なら分かる。嬉しい様な恥ずかしい様な心持ちで創世は満面の笑みを浮かべながら、足取りも軽く、恋人の待つ、リディアンの寮を目指すのだった。

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 「創世さん!ハッピーバレンタインですわ♥」
 詩織はプレゼントを細い手首から下げる恋人を笑顔で迎え入れ、創世の顔も自然と綻んでいた。
 「テラジ、ありがとう♥その……」
 創世は少し照れ臭そうに赤い手提げ袋と詩織のアーモンド形の瞳とを交互に見つめる。
 「作りじゃないけど……愛情はいっぱいだから…!」
 「とってもナイスですわ♥」
 創世のサプライズに詩織の声は弾み、いつもの口癖「ナイスですわ」にも、嬉しさが満ちているのが分かる。
 「わたくしからもサプライズですわ♥」

Z
 「手作り!?」
 創世は詩織に差し出されたハート形のあんまりにもベタな手作りチョコを前にパッと目を輝かせる。
 「無理したな!似非お嬢様♥」
 ハートの形をした手作りチョコには、これまた、ベタというべきか、ご丁寧にも、「LOVE」と書かれている。最愛の少女のプレゼントとは言え、ちょっと、食べるのを躊躇ってしまう。
 「あらあら、わたくしは身も心もお嬢様ですわよ♥」
 恋人になったものの、詩織の言葉はどこまでが本心なのかが、よく分からないと創世もたまに困惑する。ガラの悪いキャラもしっかり演じるのに、何を今更と思いながらも、創世は口を噤む。それよりも彼女が作ってくれたチョコを食べてしまいたい…
 (まるで、ラブコメの主人公みたい…)
 以前に親友の板場弓美と一緒に見たアニメを思い出す。「人生の全てをアニメから教わった!」と豪語する弓美のチョイスだけあり、アニメをあまり見ない創世と詩織も楽しめはしたのだが、恋人同士で過ごすクリスマス、彼女の手作りチョコにドギマギする主人公、何れも自分とは縁のないものだと笑っていたが、まさか、いつも傍にいた少女、一番親しい相手とそんな事をする日が来るとは、思いもしなかった…
 「お気に召しませんの?」
 詩織は瞳を潤ませ、創世に甘える様な今にも泣き出しそうな声で囁く。創世はドキッとしながらも、ゴングを打つ心臓を落ち着かせながら、詩織の頭を撫でる。
 「食べるに決まってるじゃん♥」
 創世はニッコリ笑うとハート形のチョコを頬張る。詩織が笑顔を浮かべ、燥ぐ度に、彼女の小麦色の長い髪が揺れる。
 「美味しい♥ちょっと…」
 「ちょっとなんですの?」
 創世は少し苦笑いしながらも「変な味がする」という言葉を呑み込む。詩織を悲しませたり、怒らせたくないという思いからだが、詩織は拗ねる素振りも見せずにうふっと微笑む。まるで悪戯をした子供の様な…
 「!!!」
 創世は鼓動が大きくなるのを感じ、凍る様な寒さではないが、まだまだ、冷える2月の外気に触れたばかりだというのに、身体がジワジワ熱くなり、汗が溢れる。息遣いが荒くなった創世を詩織はそっと支える。
 「あらあら、イケメンが台無しですわよ?」
 詩織の誘う様な嘲る様な囁き、身体を蝕む熱も苦しさも原因はハッキリしている…
 「チョコ……何か……入れたよね?」
 呼吸が乱れ、苦悶の表情を浮かべる創世の唇を己の唇で塞ぎ、ほんのり、チョコの香りがする口内を味わってから、詩織はペロッと唇を舐める。
 「エルフナインさんのお薬とわたくしの愛情いっぱいの特製チョコですわ♥」
 かつて、エルフナインがキャロルとの性交に用いた錠剤。それを女の子同士のエッチの為に調整した、女の子の身体に「男性器」を生やす劇薬。お互いの愛情を深める為、ふたなり化して、お互いの胎内を突き合う快感に溺れ、秘め事タイムの度にこの禁断の薬を服用している。これも材料にされたアジ・ダハーカの呪いなのか、それとも、その呪わしい力すらも甘美な悦びと変えられるのが、エルフナインが言うところの「愛」なのか…
 「テラジ…ぃ…♥バレンタイン……ら…かぁあ♥……もう少し……ロマンチック…に…」
 「ナイスじゃありませんわ♥」
 詩織は喉の奥で笑い、創世の小振りなおっぱいを揉み揉みと解す。創世は顔をまっ赤にして、可愛く喘ぐ。タートルネックのセーターなんぞ着ていては暑さのあまり、倒れてしまいそうだ。
 「バレンタインですから、いつもより、ずっとずっと激しく、エッチに愛し合うべきですわ♥」
 お嬢様とは思えない下品な言い回し、「似非お嬢様」というあだ名も無理からぬ話。おっぱいだけでは飽き足らなくなり、短パンにも手を掛ける。
 「やめっ…♥」
 「ナイスじゃありませんわ♥」
 詩織は創世の短パンのボタンを外し、ジーッとジッパーを下ろす。湯気の様に汗と尿とが混じり合った匂いが立ち込める。ずり落ちそうな短パンの下、グジュグジュに濡れたショーツが張り付いた火照った局部が見える。タイツやショーツで隔てられているハズなのに、詩織の細い指の感触、円を描く様に優しく、焦らす様に撫で上げられ、甘い声を創世は漏らす…
 「あらあら♥ここ……グジュグジュで蕩けてしまいそうですわよ?」
 止めどなく、溢れる愛液はショーツからも溢れ、タイツをドロドロと汚す様に足を伝う。おっぱいを弄る手もセーターの中に潜り込ませ、汗ばんだ肌を撫で、ヌルッとした汗の感触と恋人の体温に酔いながら、下着のある場所を探り当てる。
 「ああっ♥あつぃ♥♥ブラ……パ……ッ……♥」
 「熱いですわ♥それに汗びっしょり♥後でシャワーも浴びませんとね♥」
 詩織は創世の項にそっとキスをし、舐り回す様に汗を吸い取る。
 「あぅぅ♥」
 危ないお薬の為に敏感になった肌に触れる詩織の唇の柔らかさに詩織は喉の奥から、可愛い声を捻り出す。ホックが外され、ノーブラになったおっぱいに容赦なく、責める詩織の手で絶頂へと確実に登り詰め様としていた…
 「これ♥邪魔ですわね…」
 詩織はずり落ちそうな創世の短パンに手を掛ける。汗で湿った短パンがフローリングの床に落ち、すっかり、エッチ慣れした手つきでブラもしっかり剥いで、ポトッと落とす。セーターの下で無防備になった小振りな乳房が少女の細い手で揉み解され、乳首も爪を立てられて、擽られる様に刺激され、千切れそうな痛みと擽ったさ、それが女の子の柔らかい指で与えられ、その苦痛は甘美な感覚に創世は悦びの声を上げ、タイツもタイツの下のショーツも汗で湿り、臭気を放つ。その体臭すら、詩織は愛おしく思うのだった。橙色のセーターも黒地のスカートも汗で創世の汗で汚れるも、詩織は気にも留めない。
 「テラジぃぃい♥♥♥♥♥」
 創世は一際高い、まるで子猫が鳴く様な声でよがりながら、崩れ落ち、下半身を覆うタイツが局部を中心にじんわりと濡れてゆき、脳味噌の回路が切れるのを感じながら、達する。創世の股間がヌメヌメと生温くなると詩織は女陰や乳首を責める手の動きを尚も止める事はないのだった…
 「ベッド……いきます♥」
 詩織の問いに創世は力なく、頷く……

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 ベッドの軋みに紛れ、少女の甘ったるい喘ぎが狭い寝室に響く。ニチュニチュと卑猥な水音と共に詩織の息遣いや小さく呻く声も…
 「テラジ……いぃぃ♥……ッ♥」
 創世は万歳の姿勢のまま、ベッドに転がされる。両腕は託し上げられたセーターが絡み、ロクに動かす事もできず、剥き出しになったおっぱいや鎖骨には赤いキスの痕が詩織の執着心を物語る。
 「創世さん♥小さいけど、揉み心地も最高で美味しいですわ♥」
 「小さいって言うなぁあ♥♥」
 詩織の挑発に応え様とする創世の声が喘ぎ声にかき消される。詩織がチュッと乳首に口づけをして、小振りなおっぱいを揉み上げたからだ。乳首を舐めるに留まらず、乳輪に舌を這わせ、生温い吐息を吐きかける。チュッとキスの痕を残しながら、唇で触れ、甘噛みをしながら、口内で捏ねくり回す。
 「創世さん……ドキドキします♥」
 鷲掴みにしている左胸を通し、創世の心音が手に取る様に体内の血や脈から直に伝わってくる。詩織はトロンッとした表情を浮かべ、色の白い肌もじっとり汗ばみ、熱を帯びる。小麦色の肌も汗でぐっしょり濡れ、華奢な肩や背中にも、ぺったりと張りついている。心臓やお臍の辺りが疼き、女陰からも熱々の蜜が溢れる、シーツに染みが増えてゆく…
 「こうすれば、もっとドキドキしますわね♥」
 詩織は創世よりも大きめの乳房を創世の小振りな乳房へと重ねる。乳首同士、おっぱいとおっぱいで重ね合い、お互いの肉体の心地良さを味わい、心音と息遣いが絡み合う様に伝わってゆく、女性同士の行為だからこそ、得られる高揚感…
 「テラジ♥」
 「創世さん♥」
 うっとりとした表情で見つめ合う二人の少女…。彼女らの瞳は誰よりも愛しい少女を捉えて離しはしない。乳首と乳首でキスをしながらもお互いの唇に己の唇を重ねる。お互いの舌のヌルッとした蛭やナメクジが這う様な触感と共に蕩けてしまいそうだ。そうしている内に思考も融けてゆく……
 (まだ、チョコの味がしますわ♥)
 詩織は恋人の息遣いを感じると共に鼻の奥をチョコレートの香りが擽る。どんなお菓子よりも恋人の舌や唾液の方がずっと美味な事に変わりはない。流石にその甘ったるさに嫌気が差したのか、創世を長いキスから解放する。
 「もっと味わいたいですわ♥」
 詩織が豊満な乳房が創世の小振りな乳房から離れる。おっぱい同士のキスで蕩けている創世の脳味噌がヌルッとした感触で沸き立つ。
 「どこ舐めてッッ♥♥♥」
 しなやかな筋肉のついたお腹に詩織は不意に口づける。
 「創世さん♥締まっていて、羨ましいですわ♥」
 詩織は目を伏せ、創世のお腹に頬擦りする。筋肉がついているけど、柔らかい肌、それ想い人の、女の子の身体なのだと実感させ、人肌の温もりに酔い痴れる…
 「恥ずかしいよ♥」
 「ごめんなさい♥わたくしはお腹も二の腕もプニプニですから…」
 詩織は笑顔を浮かべながらも自嘲する。創世はたまに運動部のピンチヒッターとして、駆り出される事もあり、身体を動かす事も嫌いではなかったので、気がつけば、身体が少し引き締まっていたが、やはり、しっかりと鍛え上げたそれとは違う。リディアンに通っていた頃の風鳴翼はその細い身体には、無駄な肉は付いておらず、ガッチリと鍛錬した筋肉を身に纏っているかの様だった。彼女がシンフォギア装者である事を知らなかったとはいえ、一つだけ年が離れているとは思えない、ずっと年上で頼りになる女性に思えたものだ。それに比べると自身の肉体が貧弱に思えてならない。それでも、詩織は嬉しそうに頬を寄せてくれる…
 「私なんて、単なるガリだよ」
 創世は愛おしくて、嬉しくて、クスッと笑う。それに当の創世は詩織の大人の女性の成熟した肉体とは違う、ふくよかな身体が好きだ。キネクリ先輩と慕うクリス程ではないが、膨らんだおっぱいも程好く、お肉のついたお腹や腰回りや恥丘、お尻もそこそこ大きく、女陰やムチッとした腿は何度、味わったか…
 「ひゃあっ♥」
 詩織は創世の腰回りを優しく撫で回しながら、お腹への責めを続行する。両腕がセーターで縛り上げられてるも同然の創世は抵抗もできず、スレンダーな身体をくねらせ、悩まし気に呻く。
 「創世さんはイケメンなんですからしゃんとなさい!それに♥」
 お臍の穴にニュルニュルと舌を潜り込ませ、弄んでから、ニィーッと詩織は笑う。
 「わたくしの身体を見て、厭らしい事をお考えでしょう?」
 詩織の意地悪な問いに創世は顔から火が出る位に恥ずかしくなり、全身を駆け巡る血が沸騰するのを通り越し、全身を焼き尽くさんばかりに熱く熱くなる。
 「お仕置きが必要ですわね♥」
 下卑た笑いを浮かべ、タイツで覆われた下半身を指で擽り、タイツで覆われた腿へと手を伸ばす。汗で張りついているおかげか、ムチムチ感はいつもの比ではない。今にも張り裂けそうである。無論、そんなのを待つ訳はなく…
 「ちょっとぉぉ!!!!」
 創世は突然、肌に走る指で触れられる感触と爪で引っ掻く、浅い痛みに声を荒げる。メリメリという薄い布地が裂ける音共にタイツで覆われた創世の素肌が露わになる。
 「汗だくですが、とっても麗しいですわ♥」
 詩織が爪を立てて、つーっとなぞると紙でも切り裂く様にタイツが破れ、顔を出した肌に舌を這わせる度、創世が甘い声を上げる。チュッと汗を舐め取り、キスマークを残し、また、タイツを裂いて、愛した痕を刻んでゆく。
 「何するんだよぉぉ!あぅう♥」
 創世の訴えを今度は女陰に口づける事で遮る。タイツの下のショーツがグジュグジュに湿り、薄い布切れで守られているだけの裸同然の局部から止めどなく、溢れてゆく体液を飲み干すかの様に舐りながら、詩織は最愛の少女を虐め抜く…
 「どうせ、これダメになりますのに何を今更♥♥」
 局部への責めが激しくなり、ヌチュヌチュと卑しい水音を立てながら、詩織は創世の女陰を舐り、鼻に突く臭気さえも完備に思うのだった。股間を擽られるモヤモヤさえも感じなくなる、もっと激しく、熱いものが胎内で燃え滾って、下半身にぞわぞわと集まるのを感じ、噴き出す汗も愛液も蒸発するかの様…
 (熱いぃ…!それにあそこに蛭が纏わりついてるみたい…)
 ショーツもタイツもベリベリと破り、細身の創世には、不釣り合いの大きな肉塊が形作られ様としていた。そう、女性の肉体には、本来ないハズの醜い生殖器が……
 「お楽しみはこれからですわ…♥」
 詩織は舌舐めずりをして、創世の局部を凝視するのだった。

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 「…っんぐ♥……ぅ…っ…くりゅ……ぉ…さぁ……の………おいし…ぃ♥」
 雌の匂いが鼻にツーンとくる狭い室内に少女の悩まし気な喘ぎとあらゆる体液で張り付いた喉から洩れる甘い声が充満していた。女の子同士でベッドの上で戯れる情景が目に浮かぶ淫靡さの中、詩織は創世の細身の肉体から生えた肉棒を加え、愛おしそうに舐り尽くす。女の子の身体から生えた男性器を…
 (わたくしはチョコレートの代わりに創世さんを頂きますわ♥骨の髄まで…)
 愛おしい少女の身体から生まれたものだと思うと悪臭を漂わせる醜い肉の塊であっても、舐り、口づけ、芯まで絞り尽くしたくなるというもの。創世は身体中の熱さと疼きを抑える間もなく、詩織の口内の心地良さで理性が決壊しそうだ。
 「テラ…ジ……いぃ…ィ♥♥……んんっ♥」
 ボロ布の様に破れ、穴だらけになったタイツとぐしょ濡れのショーツも脱ぎ捨て、腕を拘束していたタートルネックのセーターからも既にベッドの外に放られているが、女の子のそれとは思えない強い力でガッチリホールドされたまま、詩織を振り払う事さえできずに疑似的な男性器を咥えられて、お口の中で愛撫される。ヌルヌルの蛞蝓が這う様な感触、生暖かく、柔らかい肉に包まれる心地良さと胎内が燃える様な疼きに熱い吐息を漏らしながら、ドクドクッと鳴り止まない心臓の叫びに狂い、創世は悶える。
 「で…ちゃ…ぁ…ああぁぁあ♥♥♥」
 頭の中に電撃が走り、抑える事など、考えられずに創世は最愛の詩織の口内に白濁した炎を吐き出す。
 (美味美味美味♥♥♥)
 詩織は恍惚とした表情でドロッと濁るマグマの生臭さすら創世の体内から生み出されたものと思うと高揚感と幸福感に浸り、一物諸共、性も根も搾り取られそうだ。詩織の口から溢れた汚濁した白い蜜が肉棒をタラタラと零れ落ちる。詩織の口から男根が解放されると創世は小さく、呻き、身震いする。その様子さえも詩織は猫の様に、獲物を狙うかの様に瞳を細める。
 「創世さんの……ドロドロで濃厚で美味しかったですわよ♥」
 創世は頭の中がポーッとなりながらも子猫の様に嗜虐心いっぱいの笑顔で甘える恋人から目が離せない。そして、心音が大きくなる度、欲する…
 「詩織…が……欲しい…♥」
 「バレンタインチョコだけじゃ足りませんの?躾がなってませんわね♥」
 達したばかりだというのに、勃起する肉棒にキスをして、詩織はにんまりと笑う。
 「煩いぞ!似非お嬢様♥♥♥♥」
 すっかりエキサイトした創世はダラダラ涎を垂らした口から、飛沫を迸らせながら、詩織に飛び掛かる。
 「きゃあぁ♥♥創世さんのケダモノぉぉ♥」
 「そのヘンテコなお嬢様言葉しか話せないお口♥塞いじゃるぅぅ♥♥」
 創世は詩織を押し倒すとチューッと深く深く口づける。詩織のふくよかな身体、今は汗ばんで、熱を帯びていて、より、温かくて、夢見心地の中で口づけを交わし、蜜と詩織の唾液を滴らせた肉棒もグリュグリュと恥丘を暴れ、厭らしい蜜を擦りつける。
 (いくよ♥♥)
 創世が目で合図して、詩織も唇を塞がれながらもこくんっと小さく頷く。
 「んぎぃぃぃぃぅぅううう♥♥♥♥♥」
 「フェ………ァアア……ィィィ♥♥♥♥♥」
 ベッドを激しく軋ませながら、恥丘や女陰を弄る肉棒が熱い蜜が零れ落ちるクレヴァスを探り当てて、急に詩織の胎内の奥深くへと潜り込む。ズシンズシンと体重を掛けながら詩織の身体力一杯抱き締めながら、貫く。詩織も胎内を蠢く熱した金棒の様でいて、柔らかな物体の与える甘美な痛みと胎内を焼き尽くす様な熱、そして、迸る白いマグマの飛沫に身悶えしながらも必死に詩織は創世の肉慾そのままの責めを受け入れる。
 (テラジの膣……♥気持ち良いぃぃぃ♥♥♥)
 創世に上の口も愛液ドロドロの下の口も同時に塞がれ、圧し掛かられ、詩織は臓物が潰れて、内部から抉り出されそうな痛みに苛まれながら、それがいつの間にか、甘美なものへと変わるのを感じ、創世の細い背中に手を回し、腰に足を絡めながら、大しゅきホールドの姿勢を取る。
 (テラジ♥♥嬉しいぃ♥♥)
 創世は愛しい少女の体温を感じ、彼女の四肢が絡み合い、一緒に融け合うかの様な快感に溺れ、子宮を突きながら、迸らせていたマグマがよりドロドロと汚濁したものに変わるのを感じながら、思いの丈をぶつけるのだった。
 「うぅぅぅぅうう♥♥♥♥あぅぅっぅううう♥♥♥♥♥♥」
 「テラァァアアアアィィィィィ♥♥♥♥♥♥♥」
 ドクドクッと詩織が呑み込んだそれよりも熱く、超濃厚な白濁したマグマが胎内を焼きながら、満たしてゆく。体内の熱と息苦しさにポロポロと詩織は涙を零し、創世もそれに応えるかの様にビクンッと身体を痙攣させる。
 (お腹の中が熱いですわぁあ♥♥♥♥)
 詩織が先程、舐め取った、創世のお口の中に付着した危ないお薬入りのチョコで覚醒しつつあった。まるで愛する創世の愛情と白い蜜で化学反応でも起こしたかの様に…

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 「激しい運動の後には甘いものが良いんだって♥」
 創世は肉棒やお腹に付いた白い蜜を拭き取りながら、詩織に買ってきたチョコを食べさせる。詩織もあーんっとお口を開けて、木の葉を模した薄いチョコやココアパウダーが塗された丸いチョコがすぐに口の中で溶けて、甘美な味と香りにうっとりする。
 「創世さんのチョコ…美味しいですわ♥」
 「私のアレ…でお腹いっぱいの癖にまだ足りないの♥」
 創世はケラケラ笑いながら、白く濁ったマグマで膨らんだ詩織のお腹を撫でて、揉み揉みしてやる。
 「性欲旺盛な誰かさんのせいでしょ♥」
 「それはテラジじゃん♥あんな危ないチョコ食わせた癖に♥」
 創世が憎まれ口を叩くと詩織はほっぺを抓り、二人はいつの間にか、笑っていた。創世に射精されてから、生えてきた詩織の男根を指先で擽るとキャッと愛らしい声を詩織は上げるのだった。
 「彼女とラブラブバレンタインか…」
 創世はふうっと溜息をつく。ここにはいない、恐らくは自室で寛いでいるであろう、親友の弓美を思っているのだと、詩織は察する。
 「3人でチョコを作って、3人で送り合う…それがわたくし達のバレンタインでしたものね…」
 詩織も膨らんだお腹を摩りながら、フフッと笑う。
 「では、百合セックスも愉しみませんこと?弓美さんと♥」
 詩織は創世に笑顔で寄り添う。
 「ちょっと!それは…」
 頬を赤らめる創世に詩織はニコッと笑い、耳打ちする。
 「弓美さんにあげた媚薬入りウイスキーボンボン…そろそろ効く頃ですわ♥」
 「テラジもなかなかのワルだね♥」
 「ワルはお互い様ですわ♥」

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 「ユミ♥お待たせ♥」
 「弓美さん♥バレンタイン、3人で楽しみましょうね♥」
 弓美の小さな身体を襲う熱と苦痛、脳味噌の芯までビリビリと痺れ、動悸も止まらず、股間からは蜜が止めどなく、溢れ、悶える。原因が親友の差し入れたウイスキーボンボンだと直感しても、這って、寝室を出る間もなく、女の子同士の愛に目覚めた親友二人に捕まり、ポンポンスーにされて、ベッドに転がされる。
 「一服……盛られ…ぇ…まわされる……な…ん…てぇ…アニメじゃ…なぃ……ら…からぁ……」
 恐らく、先程まで、全身が蕩ける程に愛し合っていたであろう親友二人が本来、女性の肉体には、備わっていない男性器を生やして、舐め回す様に小柄な弓美の裸身を見ている。恍惚とした表情、汗と愛液が混じり合った臭気を放つ、火照った肌、勃起した肉棒、そして、詩織のお腹はまるで妊娠したみたいにポンポンに膨らんでいた。創世と詩織がこれから何をしたいかは火を見るよりも明らかだった。弓美は掠れた声でこの現実に抗う事もできずに願うしかなかった。これは悪い夢なのだと…
 「夢でも、アニメでもないよ♥」
 創世は無邪気な笑顔で一物を摩る。性欲と白濁した炎が肉で包まれているとしか思えない悍ましい物体を少女の細い手で撫で上げる様は恐ろしいの一言、その少女自身の身体から生えているのであれば、尚更だろう。
 「弓美さんも最高にナイスで夢見心地で覚めたくもなくなりますわよ♥女の子同士で子供も産めますし♥」
 詩織は愛おしそうに愛おしそうに創世の愛液が詰まったお腹をなでなでする。血の気の引いた弓美は脂汗を流しながら、女の子同士の交わりのさらに先である禁忌を犯そうとしている親友の嬉しそうな表情に戦慄する。
 「あんた達…おかしいよ……」
 弓美の言葉に創世と詩織はお互いを見合わせながら、あははっと笑う。
 「おかしくないよ♥愛してるからできるんだから!ほら…♥」
 創世は詩織の股間から生えている肉棒にチュッとキスをして、ペロペロと舐めてみせる。
 「!!!!!!!!!!!」
 女の子の身体から男性器が生えている、そして、女の子が女の子にフェラチオをするという背徳感溢れる異様な光景、それを自分が一番、見知っているハズの親友同士でしている。その醜い肉慾が自分の小さな身体へと向けられている事に震える弓美を創世と詩織は覆い被さる様にして、小振りなおっぱいに食らいつく。
 「いやぁあああああ!!!!!」
 創世と詩織に左右のおっぱいを舐られる。両手首もそれぞれ、抑えられ、身を捩っても、逃げられず、寧ろ、ウイスキーボンボンに仕込まれた媚薬でより頭や身体が燃える様な熱さとむず痒さがより激しく、身も心も歪んでゆくのが骨身に染みる程に分かる。
 「ユミはオーバーだな♥」
 コロコロと無邪気に笑う創世に嫌悪を通り越し、恐怖すら覚える弓美の気持ちをよそに詩織は乳首にブチューッとキスをして、赤い痕を残し、そこを丹念に舐め上げてゆく。
 「創世さん、弓美さん…お漏らししてますわ♥」
 「本当だ♥」
 詩織に促され、弓美の下半身を見ると女陰から溢れた蜜でお布団に泥濘ができている。創世はニコニコしながら、お臍の辺りや恥丘に軽くキスをするとグジュグジュになった女陰に舌を這わせる。
 「どこぉぉ!!!舐めてぇぇええ!!!!いいぃぃい!!!!!」
 「少し静かになさって♥」
 詩織は弓美の唇をキスで塞ぐ。弓美の唇を割って、舌が侵食する。細い手でしっかりと鎖骨をなぞり、おっぱいをギューギューと鷲掴みにするあたり、抜かりはない。喉の奥で声にならない叫びを上げながら、舌と舌で絡み合わされ、おっぱいも股間も責められながらも、思わずにはいられない
 (これは悪い夢なんだ!)
 夢から覚めれば、全身を女性の柔らかい手と舌で解され、心が汚泥の中に沈む様なこの地獄から逃れられるのだと。この強姦魔の少女二人も大好きな親友に戻っているのだと。弓美の切ない願いは叶う訳はないのだが……
 「んんっ!!ぬぐぅぅ!!!!」
 「潮吹いた♥♥」
 未発達の弓美の女陰から濃厚な蜜が吹き出し、創世の顔を汚す。それすらもおいしそうに舐め取り、創世は女陰や脚の付け根への愛撫を続行するが、「そこまでですわ」と不意に詩織に止められる。この責め苦がやっと終わると思いきや…
 「創世さん……そろそろ挿入して差し上げれば♥」
 詩織が笑顔で口にしたキーワードに弓美の恐怖は頂点に達する。
 「OK♥」
 「あた…し……あんた…達……に……女に……犯さ……れ…」
 途切れ途切れに呂律の回らない舌で発する言葉に詩織と創世はバツが悪そうに答える。
 「人聞きが悪いですわ♥」
 詩織は大らかに笑いながらも弓美の口を自身の肉棒を呑み込ませ、遮った。
 「ユミにも女の子同士で…コレで愛し合える悦び…お裾分けしてあげるだけだよ♥」
 創世は揚々とした表情で弓美の小さな身体の中に白く濁ったエキスを分泌する肉棒を押し込んだ。
 「いんんぁぁああぃぃぃいっ!!!!!!!!」
 詩織の肉棒で塞がれながらも涙をドバドバ流しながら、声にならない悲壮な叫びを上げ続ける。創世が腰を振る度に弓美のお腹がボコっと膨らんだ。男根から迸る白い火の粉で胎内が爛れるのを感じ、クレヴァスが切り裂かれる様な激痛に藻掻きながら、段々と甘い苦痛に痺れる感覚に蝕まれ始める…
 (感じてなんかない!感じてなんかないんだから!アニメじゃないんだからぁああ!!)
 喉の奥に直接体内にそして、幼い子宮を目掛けて、鼻垂れる汚濁した白いマグマで脳髄迄まっ白に染められるかの様にプツッと弓美の意識は途切れる。

 弓美が目覚めるまでの間、詩織と創世は肢体を絡み合わせながら、愛し合う。バレンタインデーが過ぎてからも仲良し3人娘の百合の宴は続けられるのだった…
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仲良し3人娘のバレンタインデー♥

キーワードタグ 戦姫絶唱シンフォギア  竜姫咆哮メックヴァラヌス  安藤創世  寺島詩織  板場弓美  レズレイプ  輪姦  バレンタイン  R18 
作品の説明 バレンタインチョコを贈り合って、創世さんと詩織さんがラブラブするお話です。6ページ目は媚薬入りのお菓子を食べた弓美さんが創世さんと詩織さんに延々と輪姦されます。
ふたなり要素があるので、苦手な方はご注意を!
仲良し3人娘のバレンタインデー♥
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 2月も後半に差し掛かり、厳冬を凌いだ木々の蕾が花開こうとしており、年初めの凍る様な寒さも薄らいで、段々と春の足音が近づいてくる。そして、巷では、そんな季節の移ろいを他所にある界隈が白熱する。
 「今年もヒートアップしてるね。」
 黒いタートルネックのセーターを着込み、短パンとスニーカーという飾り気のないコーディネートで街に繰り出した安藤創世。ショートヘアーと張りのある声でどこか男の子っぽいが、スレンダーな体躯でも際立つ、膨らみのある胸とタイツを履いたムチッとした足、ボーイッシュな井出達であっても、何れも少女の持つ色香を漂わせている。
 「テラジ…喜んでくれるかな……」
 創世は2月に勃発するバレンタイン旋風がどうにも苦手だった。派手にデコレートされた看板、煩い位に流れ、嫌でも、脳味噌にこびり付く、ラブソングや宣伝、お洒落に包装されて、リボンや黄金色のシールやメッセージカードの類で彩られたお菓子がチョコレートに限らず、マシュマロやキャンディーに至るまで、所狭しとお店の棚やウィンドーに並び、一箱で数万円以上する高級チョコを目にした時の驚きは今でも、創世は忘れられずにいた。これもまた、季節の風物詩だろう。
 (ちょっと、張り込んだから、何もない方が逆にショックだけど…)
 バレンタインムードをむず痒く、思いながらも、創世の目に映る赤い手提げ袋にはリディアンの寮で待つであろう、恋人、寺島詩織の為に買ったスイーツが納められていた。少し、無理をして、高めのチョコを買った。クリスマスケーキの出費もなかなかに痛かったが、お嬢様とは程遠いが、可愛い笑顔を向けてくれる詩織の事を想うとそんな事は苦でも何でもなくなる。
 (待ってなよ♥似非お嬢様!!)
 リディアンに来て、初めてのバレンタインは弓美と詩織に友チョコを贈る、それだけの日だった。詩織と恋に落ちてからは違う、同級生の立花響が最愛の未来の為にうんうん唸りながら、チョコを選んだり、いつも二人でベッタリの調と切歌がお互いにプレゼントを贈り合う気持ちが今なら分かる。嬉しい様な恥ずかしい様な心持ちで創世は満面の笑みを浮かべながら、足取りも軽く、恋人の待つ、リディアンの寮を目指すのだった。

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 「創世さん!ハッピーバレンタインですわ♥」
 詩織はプレゼントを細い手首から下げる恋人を笑顔で迎え入れ、創世の顔も自然と綻んでいた。
 「テラジ、ありがとう♥その……」
 創世は少し照れ臭そうに赤い手提げ袋と詩織のアーモンド形の瞳とを交互に見つめる。
 「作りじゃないけど……愛情はいっぱいだから…!」
 「とってもナイスですわ♥」
 創世のサプライズに詩織の声は弾み、いつもの口癖「ナイスですわ」にも、嬉しさが満ちているのが分かる。
 「わたくしからもサプライズですわ♥」

Z
 「手作り!?」
 創世は詩織に差し出されたハート形のあんまりにもベタな手作りチョコを前にパッと目を輝かせる。
 「無理したな!似非お嬢様♥」
 ハートの形をした手作りチョコには、これまた、ベタというべきか、ご丁寧にも、「LOVE」と書かれている。最愛の少女のプレゼントとは言え、ちょっと、食べるのを躊躇ってしまう。
 「あらあら、わたくしは身も心もお嬢様ですわよ♥」
 恋人になったものの、詩織の言葉はどこまでが本心なのかが、よく分からないと創世もたまに困惑する。ガラの悪いキャラもしっかり演じるのに、何を今更と思いながらも、創世は口を噤む。それよりも彼女が作ってくれたチョコを食べてしまいたい…
 (まるで、ラブコメの主人公みたい…)
 以前に親友の板場弓美と一緒に見たアニメを思い出す。「人生の全てをアニメから教わった!」と豪語する弓美のチョイスだけあり、アニメをあまり見ない創世と詩織も楽しめはしたのだが、恋人同士で過ごすクリスマス、彼女の手作りチョコにドギマギする主人公、何れも自分とは縁のないものだと笑っていたが、まさか、いつも傍にいた少女、一番親しい相手とそんな事をする日が来るとは、思いもしなかった…
 「お気に召しませんの?」
 詩織は瞳を潤ませ、創世に甘える様な今にも泣き出しそうな声で囁く。創世はドキッとしながらも、ゴングを打つ心臓を落ち着かせながら、詩織の頭を撫でる。
 「食べるに決まってるじゃん♥」
 創世はニッコリ笑うとハート形のチョコを頬張る。詩織が笑顔を浮かべ、燥ぐ度に、彼女の小麦色の長い髪が揺れる。
 「美味しい♥ちょっと…」
 「ちょっとなんですの?」
 創世は少し苦笑いしながらも「変な味がする」という言葉を呑み込む。詩織を悲しませたり、怒らせたくないという思いからだが、詩織は拗ねる素振りも見せずにうふっと微笑む。まるで悪戯をした子供の様な…
 「!!!」
 創世は鼓動が大きくなるのを感じ、凍る様な寒さではないが、まだまだ、冷える2月の外気に触れたばかりだというのに、身体がジワジワ熱くなり、汗が溢れる。息遣いが荒くなった創世を詩織はそっと支える。
 「あらあら、イケメンが台無しですわよ?」
 詩織の誘う様な嘲る様な囁き、身体を蝕む熱も苦しさも原因はハッキリしている…
 「チョコ……何か……入れたよね?」
 呼吸が乱れ、苦悶の表情を浮かべる創世の唇を己の唇で塞ぎ、ほんのり、チョコの香りがする口内を味わってから、詩織はペロッと唇を舐める。
 「エルフナインさんのお薬とわたくしの愛情いっぱいの特製チョコですわ♥」
 かつて、エルフナインがキャロルとの性交に用いた錠剤。それを女の子同士のエッチの為に調整した、女の子の身体に「男性器」を生やす劇薬。お互いの愛情を深める為、ふたなり化して、お互いの胎内を突き合う快感に溺れ、秘め事タイムの度にこの禁断の薬を服用している。これも材料にされたアジ・ダハーカの呪いなのか、それとも、その呪わしい力すらも甘美な悦びと変えられるのが、エルフナインが言うところの「愛」なのか…
 「テラジ…ぃ…♥バレンタイン……ら…かぁあ♥……もう少し……ロマンチック…に…」
 「ナイスじゃありませんわ♥」
 詩織は喉の奥で笑い、創世の小振りなおっぱいを揉み揉みと解す。創世は顔をまっ赤にして、可愛く喘ぐ。タートルネックのセーターなんぞ着ていては暑さのあまり、倒れてしまいそうだ。
 「バレンタインですから、いつもより、ずっとずっと激しく、エッチに愛し合うべきですわ♥」
 お嬢様とは思えない下品な言い回し、「似非お嬢様」というあだ名も無理からぬ話。おっぱいだけでは飽き足らなくなり、短パンにも手を掛ける。
 「やめっ…♥」
 「ナイスじゃありませんわ♥」
 詩織は創世の短パンのボタンを外し、ジーッとジッパーを下ろす。湯気の様に汗と尿とが混じり合った匂いが立ち込める。ずり落ちそうな短パンの下、グジュグジュに濡れたショーツが張り付いた火照った局部が見える。タイツやショーツで隔てられているハズなのに、詩織の細い指の感触、円を描く様に優しく、焦らす様に撫で上げられ、甘い声を創世は漏らす…
 「あらあら♥ここ……グジュグジュで蕩けてしまいそうですわよ?」
 止めどなく、溢れる愛液はショーツからも溢れ、タイツをドロドロと汚す様に足を伝う。おっぱいを弄る手もセーターの中に潜り込ませ、汗ばんだ肌を撫で、ヌルッとした汗の感触と恋人の体温に酔いながら、下着のある場所を探り当てる。
 「ああっ♥あつぃ♥♥ブラ……パ……ッ……♥」
 「熱いですわ♥それに汗びっしょり♥後でシャワーも浴びませんとね♥」
 詩織は創世の項にそっとキスをし、舐り回す様に汗を吸い取る。
 「あぅぅ♥」
 危ないお薬の為に敏感になった肌に触れる詩織の唇の柔らかさに詩織は喉の奥から、可愛い声を捻り出す。ホックが外され、ノーブラになったおっぱいに容赦なく、責める詩織の手で絶頂へと確実に登り詰め様としていた…
 「これ♥邪魔ですわね…」
 詩織はずり落ちそうな創世の短パンに手を掛ける。汗で湿った短パンがフローリングの床に落ち、すっかり、エッチ慣れした手つきでブラもしっかり剥いで、ポトッと落とす。セーターの下で無防備になった小振りな乳房が少女の細い手で揉み解され、乳首も爪を立てられて、擽られる様に刺激され、千切れそうな痛みと擽ったさ、それが女の子の柔らかい指で与えられ、その苦痛は甘美な感覚に創世は悦びの声を上げ、タイツもタイツの下のショーツも汗で湿り、臭気を放つ。その体臭すら、詩織は愛おしく思うのだった。橙色のセーターも黒地のスカートも汗で創世の汗で汚れるも、詩織は気にも留めない。
 「テラジぃぃい♥♥♥♥♥」
 創世は一際高い、まるで子猫が鳴く様な声でよがりながら、崩れ落ち、下半身を覆うタイツが局部を中心にじんわりと濡れてゆき、脳味噌の回路が切れるのを感じながら、達する。創世の股間がヌメヌメと生温くなると詩織は女陰や乳首を責める手の動きを尚も止める事はないのだった…
 「ベッド……いきます♥」
 詩織の問いに創世は力なく、頷く……

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 ベッドの軋みに紛れ、少女の甘ったるい喘ぎが狭い寝室に響く。ニチュニチュと卑猥な水音と共に詩織の息遣いや小さく呻く声も…
 「テラジ……いぃぃ♥……ッ♥」
 創世は万歳の姿勢のまま、ベッドに転がされる。両腕は託し上げられたセーターが絡み、ロクに動かす事もできず、剥き出しになったおっぱいや鎖骨には赤いキスの痕が詩織の執着心を物語る。
 「創世さん♥小さいけど、揉み心地も最高で美味しいですわ♥」
 「小さいって言うなぁあ♥♥」
 詩織の挑発に応え様とする創世の声が喘ぎ声にかき消される。詩織がチュッと乳首に口づけをして、小振りなおっぱいを揉み上げたからだ。乳首を舐めるに留まらず、乳輪に舌を這わせ、生温い吐息を吐きかける。チュッとキスの痕を残しながら、唇で触れ、甘噛みをしながら、口内で捏ねくり回す。
 「創世さん……ドキドキします♥」
 鷲掴みにしている左胸を通し、創世の心音が手に取る様に体内の血や脈から直に伝わってくる。詩織はトロンッとした表情を浮かべ、色の白い肌もじっとり汗ばみ、熱を帯びる。小麦色の肌も汗でぐっしょり濡れ、華奢な肩や背中にも、ぺったりと張りついている。心臓やお臍の辺りが疼き、女陰からも熱々の蜜が溢れる、シーツに染みが増えてゆく…
 「こうすれば、もっとドキドキしますわね♥」
 詩織は創世よりも大きめの乳房を創世の小振りな乳房へと重ねる。乳首同士、おっぱいとおっぱいで重ね合い、お互いの肉体の心地良さを味わい、心音と息遣いが絡み合う様に伝わってゆく、女性同士の行為だからこそ、得られる高揚感…
 「テラジ♥」
 「創世さん♥」
 うっとりとした表情で見つめ合う二人の少女…。彼女らの瞳は誰よりも愛しい少女を捉えて離しはしない。乳首と乳首でキスをしながらもお互いの唇に己の唇を重ねる。お互いの舌のヌルッとした蛭やナメクジが這う様な触感と共に蕩けてしまいそうだ。そうしている内に思考も融けてゆく……
 (まだ、チョコの味がしますわ♥)
 詩織は恋人の息遣いを感じると共に鼻の奥をチョコレートの香りが擽る。どんなお菓子よりも恋人の舌や唾液の方がずっと美味な事に変わりはない。流石にその甘ったるさに嫌気が差したのか、創世を長いキスから解放する。
 「もっと味わいたいですわ♥」
 詩織が豊満な乳房が創世の小振りな乳房から離れる。おっぱい同士のキスで蕩けている創世の脳味噌がヌルッとした感触で沸き立つ。
 「どこ舐めてッッ♥♥♥」
 しなやかな筋肉のついたお腹に詩織は不意に口づける。
 「創世さん♥締まっていて、羨ましいですわ♥」
 詩織は目を伏せ、創世のお腹に頬擦りする。筋肉がついているけど、柔らかい肌、それ想い人の、女の子の身体なのだと実感させ、人肌の温もりに酔い痴れる…
 「恥ずかしいよ♥」
 「ごめんなさい♥わたくしはお腹も二の腕もプニプニですから…」
 詩織は笑顔を浮かべながらも自嘲する。創世はたまに運動部のピンチヒッターとして、駆り出される事もあり、身体を動かす事も嫌いではなかったので、気がつけば、身体が少し引き締まっていたが、やはり、しっかりと鍛え上げたそれとは違う。リディアンに通っていた頃の風鳴翼はその細い身体には、無駄な肉は付いておらず、ガッチリと鍛錬した筋肉を身に纏っているかの様だった。彼女がシンフォギア装者である事を知らなかったとはいえ、一つだけ年が離れているとは思えない、ずっと年上で頼りになる女性に思えたものだ。それに比べると自身の肉体が貧弱に思えてならない。それでも、詩織は嬉しそうに頬を寄せてくれる…
 「私なんて、単なるガリだよ」
 創世は愛おしくて、嬉しくて、クスッと笑う。それに当の創世は詩織の大人の女性の成熟した肉体とは違う、ふくよかな身体が好きだ。キネクリ先輩と慕うクリス程ではないが、膨らんだおっぱいも程好く、お肉のついたお腹や腰回りや恥丘、お尻もそこそこ大きく、女陰やムチッとした腿は何度、味わったか…
 「ひゃあっ♥」
 詩織は創世の腰回りを優しく撫で回しながら、お腹への責めを続行する。両腕がセーターで縛り上げられてるも同然の創世は抵抗もできず、スレンダーな身体をくねらせ、悩まし気に呻く。
 「創世さんはイケメンなんですからしゃんとなさい!それに♥」
 お臍の穴にニュルニュルと舌を潜り込ませ、弄んでから、ニィーッと詩織は笑う。
 「わたくしの身体を見て、厭らしい事をお考えでしょう?」
 詩織の意地悪な問いに創世は顔から火が出る位に恥ずかしくなり、全身を駆け巡る血が沸騰するのを通り越し、全身を焼き尽くさんばかりに熱く熱くなる。
 「お仕置きが必要ですわね♥」
 下卑た笑いを浮かべ、タイツで覆われた下半身を指で擽り、タイツで覆われた腿へと手を伸ばす。汗で張りついているおかげか、ムチムチ感はいつもの比ではない。今にも張り裂けそうである。無論、そんなのを待つ訳はなく…
 「ちょっとぉぉ!!!!」
 創世は突然、肌に走る指で触れられる感触と爪で引っ掻く、浅い痛みに声を荒げる。メリメリという薄い布地が裂ける音共にタイツで覆われた創世の素肌が露わになる。
 「汗だくですが、とっても麗しいですわ♥」
 詩織が爪を立てて、つーっとなぞると紙でも切り裂く様にタイツが破れ、顔を出した肌に舌を這わせる度、創世が甘い声を上げる。チュッと汗を舐め取り、キスマークを残し、また、タイツを裂いて、愛した痕を刻んでゆく。
 「何するんだよぉぉ!あぅう♥」
 創世の訴えを今度は女陰に口づける事で遮る。タイツの下のショーツがグジュグジュに湿り、薄い布切れで守られているだけの裸同然の局部から止めどなく、溢れてゆく体液を飲み干すかの様に舐りながら、詩織は最愛の少女を虐め抜く…
 「どうせ、これダメになりますのに何を今更♥♥」
 局部への責めが激しくなり、ヌチュヌチュと卑しい水音を立てながら、詩織は創世の女陰を舐り、鼻に突く臭気さえも完備に思うのだった。股間を擽られるモヤモヤさえも感じなくなる、もっと激しく、熱いものが胎内で燃え滾って、下半身にぞわぞわと集まるのを感じ、噴き出す汗も愛液も蒸発するかの様…
 (熱いぃ…!それにあそこに蛭が纏わりついてるみたい…)
 ショーツもタイツもベリベリと破り、細身の創世には、不釣り合いの大きな肉塊が形作られ様としていた。そう、女性の肉体には、本来ないハズの醜い生殖器が……
 「お楽しみはこれからですわ…♥」
 詩織は舌舐めずりをして、創世の局部を凝視するのだった。

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 「…っんぐ♥……ぅ…っ…くりゅ……ぉ…さぁ……の………おいし…ぃ♥」
 雌の匂いが鼻にツーンとくる狭い室内に少女の悩まし気な喘ぎとあらゆる体液で張り付いた喉から洩れる甘い声が充満していた。女の子同士でベッドの上で戯れる情景が目に浮かぶ淫靡さの中、詩織は創世の細身の肉体から生えた肉棒を加え、愛おしそうに舐り尽くす。女の子の身体から生えた男性器を…
 (わたくしはチョコレートの代わりに創世さんを頂きますわ♥骨の髄まで…)
 愛おしい少女の身体から生まれたものだと思うと悪臭を漂わせる醜い肉の塊であっても、舐り、口づけ、芯まで絞り尽くしたくなるというもの。創世は身体中の熱さと疼きを抑える間もなく、詩織の口内の心地良さで理性が決壊しそうだ。
 「テラ…ジ……いぃ…ィ♥♥……んんっ♥」
 ボロ布の様に破れ、穴だらけになったタイツとぐしょ濡れのショーツも脱ぎ捨て、腕を拘束していたタートルネックのセーターからも既にベッドの外に放られているが、女の子のそれとは思えない強い力でガッチリホールドされたまま、詩織を振り払う事さえできずに疑似的な男性器を咥えられて、お口の中で愛撫される。ヌルヌルの蛞蝓が這う様な感触、生暖かく、柔らかい肉に包まれる心地良さと胎内が燃える様な疼きに熱い吐息を漏らしながら、ドクドクッと鳴り止まない心臓の叫びに狂い、創世は悶える。
 「で…ちゃ…ぁ…ああぁぁあ♥♥♥」
 頭の中に電撃が走り、抑える事など、考えられずに創世は最愛の詩織の口内に白濁した炎を吐き出す。
 (美味美味美味♥♥♥)
 詩織は恍惚とした表情でドロッと濁るマグマの生臭さすら創世の体内から生み出されたものと思うと高揚感と幸福感に浸り、一物諸共、性も根も搾り取られそうだ。詩織の口から溢れた汚濁した白い蜜が肉棒をタラタラと零れ落ちる。詩織の口から男根が解放されると創世は小さく、呻き、身震いする。その様子さえも詩織は猫の様に、獲物を狙うかの様に瞳を細める。
 「創世さんの……ドロドロで濃厚で美味しかったですわよ♥」
 創世は頭の中がポーッとなりながらも子猫の様に嗜虐心いっぱいの笑顔で甘える恋人から目が離せない。そして、心音が大きくなる度、欲する…
 「詩織…が……欲しい…♥」
 「バレンタインチョコだけじゃ足りませんの?躾がなってませんわね♥」
 達したばかりだというのに、勃起する肉棒にキスをして、詩織はにんまりと笑う。
 「煩いぞ!似非お嬢様♥♥♥♥」
 すっかりエキサイトした創世はダラダラ涎を垂らした口から、飛沫を迸らせながら、詩織に飛び掛かる。
 「きゃあぁ♥♥創世さんのケダモノぉぉ♥」
 「そのヘンテコなお嬢様言葉しか話せないお口♥塞いじゃるぅぅ♥♥」
 創世は詩織を押し倒すとチューッと深く深く口づける。詩織のふくよかな身体、今は汗ばんで、熱を帯びていて、より、温かくて、夢見心地の中で口づけを交わし、蜜と詩織の唾液を滴らせた肉棒もグリュグリュと恥丘を暴れ、厭らしい蜜を擦りつける。
 (いくよ♥♥)
 創世が目で合図して、詩織も唇を塞がれながらもこくんっと小さく頷く。
 「んぎぃぃぃぃぅぅううう♥♥♥♥♥」
 「フェ………ァアア……ィィィ♥♥♥♥♥」
 ベッドを激しく軋ませながら、恥丘や女陰を弄る肉棒が熱い蜜が零れ落ちるクレヴァスを探り当てて、急に詩織の胎内の奥深くへと潜り込む。ズシンズシンと体重を掛けながら詩織の身体力一杯抱き締めながら、貫く。詩織も胎内を蠢く熱した金棒の様でいて、柔らかな物体の与える甘美な痛みと胎内を焼き尽くす様な熱、そして、迸る白いマグマの飛沫に身悶えしながらも必死に詩織は創世の肉慾そのままの責めを受け入れる。
 (テラジの膣……♥気持ち良いぃぃぃ♥♥♥)
 創世に上の口も愛液ドロドロの下の口も同時に塞がれ、圧し掛かられ、詩織は臓物が潰れて、内部から抉り出されそうな痛みに苛まれながら、それがいつの間にか、甘美なものへと変わるのを感じ、創世の細い背中に手を回し、腰に足を絡めながら、大しゅきホールドの姿勢を取る。
 (テラジ♥♥嬉しいぃ♥♥)
 創世は愛しい少女の体温を感じ、彼女の四肢が絡み合い、一緒に融け合うかの様な快感に溺れ、子宮を突きながら、迸らせていたマグマがよりドロドロと汚濁したものに変わるのを感じながら、思いの丈をぶつけるのだった。
 「うぅぅぅぅうう♥♥♥♥あぅぅっぅううう♥♥♥♥♥♥」
 「テラァァアアアアィィィィィ♥♥♥♥♥♥♥」
 ドクドクッと詩織が呑み込んだそれよりも熱く、超濃厚な白濁したマグマが胎内を焼きながら、満たしてゆく。体内の熱と息苦しさにポロポロと詩織は涙を零し、創世もそれに応えるかの様にビクンッと身体を痙攣させる。
 (お腹の中が熱いですわぁあ♥♥♥♥)
 詩織が先程、舐め取った、創世のお口の中に付着した危ないお薬入りのチョコで覚醒しつつあった。まるで愛する創世の愛情と白い蜜で化学反応でも起こしたかの様に…

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 「激しい運動の後には甘いものが良いんだって♥」
 創世は肉棒やお腹に付いた白い蜜を拭き取りながら、詩織に買ってきたチョコを食べさせる。詩織もあーんっとお口を開けて、木の葉を模した薄いチョコやココアパウダーが塗された丸いチョコがすぐに口の中で溶けて、甘美な味と香りにうっとりする。
 「創世さんのチョコ…美味しいですわ♥」
 「私のアレ…でお腹いっぱいの癖にまだ足りないの♥」
 創世はケラケラ笑いながら、白く濁ったマグマで膨らんだ詩織のお腹を撫でて、揉み揉みしてやる。
 「性欲旺盛な誰かさんのせいでしょ♥」
 「それはテラジじゃん♥あんな危ないチョコ食わせた癖に♥」
 創世が憎まれ口を叩くと詩織はほっぺを抓り、二人はいつの間にか、笑っていた。創世に射精されてから、生えてきた詩織の男根を指先で擽るとキャッと愛らしい声を詩織は上げるのだった。
 「彼女とラブラブバレンタインか…」
 創世はふうっと溜息をつく。ここにはいない、恐らくは自室で寛いでいるであろう、親友の弓美を思っているのだと、詩織は察する。
 「3人でチョコを作って、3人で送り合う…それがわたくし達のバレンタインでしたものね…」
 詩織も膨らんだお腹を摩りながら、フフッと笑う。
 「では、百合セックスも愉しみませんこと?弓美さんと♥」
 詩織は創世に笑顔で寄り添う。
 「ちょっと!それは…」
 頬を赤らめる創世に詩織はニコッと笑い、耳打ちする。
 「弓美さんにあげた媚薬入りウイスキーボンボン…そろそろ効く頃ですわ♥」
 「テラジもなかなかのワルだね♥」
 「ワルはお互い様ですわ♥」

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 「ユミ♥お待たせ♥」
 「弓美さん♥バレンタイン、3人で楽しみましょうね♥」
 弓美の小さな身体を襲う熱と苦痛、脳味噌の芯までビリビリと痺れ、動悸も止まらず、股間からは蜜が止めどなく、溢れ、悶える。原因が親友の差し入れたウイスキーボンボンだと直感しても、這って、寝室を出る間もなく、女の子同士の愛に目覚めた親友二人に捕まり、ポンポンスーにされて、ベッドに転がされる。
 「一服……盛られ…ぇ…まわされる……な…ん…てぇ…アニメじゃ…なぃ……ら…からぁ……」
 恐らく、先程まで、全身が蕩ける程に愛し合っていたであろう親友二人が本来、女性の肉体には、備わっていない男性器を生やして、舐め回す様に小柄な弓美の裸身を見ている。恍惚とした表情、汗と愛液が混じり合った臭気を放つ、火照った肌、勃起した肉棒、そして、詩織のお腹はまるで妊娠したみたいにポンポンに膨らんでいた。創世と詩織がこれから何をしたいかは火を見るよりも明らかだった。弓美は掠れた声でこの現実に抗う事もできずに願うしかなかった。これは悪い夢なのだと…
 「夢でも、アニメでもないよ♥」
 創世は無邪気な笑顔で一物を摩る。性欲と白濁した炎が肉で包まれているとしか思えない悍ましい物体を少女の細い手で撫で上げる様は恐ろしいの一言、その少女自身の身体から生えているのであれば、尚更だろう。
 「弓美さんも最高にナイスで夢見心地で覚めたくもなくなりますわよ♥女の子同士で子供も産めますし♥」
 詩織は愛おしそうに愛おしそうに創世の愛液が詰まったお腹をなでなでする。血の気の引いた弓美は脂汗を流しながら、女の子同士の交わりのさらに先である禁忌を犯そうとしている親友の嬉しそうな表情に戦慄する。
 「あんた達…おかしいよ……」
 弓美の言葉に創世と詩織はお互いを見合わせながら、あははっと笑う。
 「おかしくないよ♥愛してるからできるんだから!ほら…♥」
 創世は詩織の股間から生えている肉棒にチュッとキスをして、ペロペロと舐めてみせる。
 「!!!!!!!!!!!」
 女の子の身体から男性器が生えている、そして、女の子が女の子にフェラチオをするという背徳感溢れる異様な光景、それを自分が一番、見知っているハズの親友同士でしている。その醜い肉慾が自分の小さな身体へと向けられている事に震える弓美を創世と詩織は覆い被さる様にして、小振りなおっぱいに食らいつく。
 「いやぁあああああ!!!!!」
 創世と詩織に左右のおっぱいを舐られる。両手首もそれぞれ、抑えられ、身を捩っても、逃げられず、寧ろ、ウイスキーボンボンに仕込まれた媚薬でより頭や身体が燃える様な熱さとむず痒さがより激しく、身も心も歪んでゆくのが骨身に染みる程に分かる。
 「ユミはオーバーだな♥」
 コロコロと無邪気に笑う創世に嫌悪を通り越し、恐怖すら覚える弓美の気持ちをよそに詩織は乳首にブチューッとキスをして、赤い痕を残し、そこを丹念に舐め上げてゆく。
 「創世さん、弓美さん…お漏らししてますわ♥」
 「本当だ♥」
 詩織に促され、弓美の下半身を見ると女陰から溢れた蜜でお布団に泥濘ができている。創世はニコニコしながら、お臍の辺りや恥丘に軽くキスをするとグジュグジュになった女陰に舌を這わせる。
 「どこぉぉ!!!舐めてぇぇええ!!!!いいぃぃい!!!!!」
 「少し静かになさって♥」
 詩織は弓美の唇をキスで塞ぐ。弓美の唇を割って、舌が侵食する。細い手でしっかりと鎖骨をなぞり、おっぱいをギューギューと鷲掴みにするあたり、抜かりはない。喉の奥で声にならない叫びを上げながら、舌と舌で絡み合わされ、おっぱいも股間も責められながらも、思わずにはいられない
 (これは悪い夢なんだ!)
 夢から覚めれば、全身を女性の柔らかい手と舌で解され、心が汚泥の中に沈む様なこの地獄から逃れられるのだと。この強姦魔の少女二人も大好きな親友に戻っているのだと。弓美の切ない願いは叶う訳はないのだが……
 「んんっ!!ぬぐぅぅ!!!!」
 「潮吹いた♥♥」
 未発達の弓美の女陰から濃厚な蜜が吹き出し、創世の顔を汚す。それすらもおいしそうに舐め取り、創世は女陰や脚の付け根への愛撫を続行するが、「そこまでですわ」と不意に詩織に止められる。この責め苦がやっと終わると思いきや…
 「創世さん……そろそろ挿入して差し上げれば♥」
 詩織が笑顔で口にしたキーワードに弓美の恐怖は頂点に達する。
 「OK♥」
 「あた…し……あんた…達……に……女に……犯さ……れ…」
 途切れ途切れに呂律の回らない舌で発する言葉に詩織と創世はバツが悪そうに答える。
 「人聞きが悪いですわ♥」
 詩織は大らかに笑いながらも弓美の口を自身の肉棒を呑み込ませ、遮った。
 「ユミにも女の子同士で…コレで愛し合える悦び…お裾分けしてあげるだけだよ♥」
 創世は揚々とした表情で弓美の小さな身体の中に白く濁ったエキスを分泌する肉棒を押し込んだ。
 「いんんぁぁああぃぃぃいっ!!!!!!!!」
 詩織の肉棒で塞がれながらも涙をドバドバ流しながら、声にならない悲壮な叫びを上げ続ける。創世が腰を振る度に弓美のお腹がボコっと膨らんだ。男根から迸る白い火の粉で胎内が爛れるのを感じ、クレヴァスが切り裂かれる様な激痛に藻掻きながら、段々と甘い苦痛に痺れる感覚に蝕まれ始める…
 (感じてなんかない!感じてなんかないんだから!アニメじゃないんだからぁああ!!)
 喉の奥に直接体内にそして、幼い子宮を目掛けて、鼻垂れる汚濁した白いマグマで脳髄迄まっ白に染められるかの様にプツッと弓美の意識は途切れる。

 弓美が目覚めるまでの間、詩織と創世は肢体を絡み合わせながら、愛し合う。バレンタインデーが過ぎてからも仲良し3人娘の百合の宴は続けられるのだった…
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