エディ

2012年に『Another』の見崎鳴×藤岡未咲の百合イラストを投稿してから、現在に至ります。

『戦姫絶唱シンフォギア』の百合同人誌も描いています。
ガリィ×月読調ちゃんのR-18ネタを中心に活動中。ミラアルクのガチ百合エッチ本も描きたいと思う今日この頃です。
シンフォギアカップリングはエルザ×月読調、立花響×月読調、ミラアルク×シンフォギア装者、安藤創世×寺島詩織、マイナーなカップリングばかり、推していますが、メジャーな暁切歌×月読調も大好きです!

そんな訳でよろしくお願いします。


◆好きなカップリング◆

■ Another
見崎鳴×藤岡未咲
金木杏子×松井亜紀
赤沢泉美×見崎鳴
赤沢泉美×杉浦多佳子

■ 戦姫絶唱シンフォギア
ガリィ×月読調
キャロル×月読調
暁切歌×月読調
立花響×月読調
エルザ×月読調
安藤創世×寺島詩織
ガリィ×ミカ
ファラ×ガリィ
ミラアルク×シンフォギア装者
キャロル×立花響
小日向未来×エルフナイン
シェム・ハ×小日向未来
シェム・ハ×立花響

■ サガ・スカーレットグレイス
ネエちゃん×ウルピナ
マリオン×ウルピナ
ウルピナ×ユリア
マリオン×パトリシア
クローバー×マリオン

■ ロマンシング・サガ/ミンサガ
シフ×アイシャ

■ ロマンシング・サガ2
緋色の女帝×キャット(シティシーフ)
緋色の女帝×ユキノ(忍者)

■ ロマンシング・サガ3
エレン×サラ

■ サガ・フロンティア
アセルス×白薔薇姫
アセルス×アニー
ライザ×アニー

■ サガ・フロンティア2
プルミエール×ジニー
ヌヴィエム×プルミエール

■ サガ2秘宝伝説(リメイク含む)
人間女×エスパーガール
エスパーガール×エスパーガール
人間女×人間女

■ 刀使ノ巫女
​衛藤可奈美×十条姫和
柳瀬舞衣×糸見沙耶香
古波蔵エレン×益子薫
獅童真希×此花寿々花
折神紫×燕結芽
衛藤可奈美×燕結芽
折神紫×十条姫和
衛藤可奈美×安桜美炎
十条篝×十条姫和
​岩倉早苗×十条姫和

■ 転生王女と天才令嬢の魔法革命
ユフィリア×アニス
ティルティ×アニス
アニス×イリア
レイニ×イリヤ
レイニ×ユフィリア

■ 私の推しは悪役令嬢。
レイ×クレア
ロレッタ×ピピ

■ ひきこまり吸血姫の悶々
ヴィル×コマリ
カレン陛下×コマリ
サクナ×コマリ
ミリセント×コマリ

投稿日:2023年04月18日 21:46    文字数:9,117

夜桜の調べ

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今日でpictGLandに流れ着いて1年になります!そんな訳でここでの活動1周年記念百合小説を投稿します!
ガリィが病み上がりの調ちゃんと夜桜を見に行くお話ですが、途中でエッチな気持ちになって、百合百合エッチします。3ページ目は調ちゃんを迎えに来た響がガリィにチャームされた調ちゃんに玩具にされる黒い百合になっています。

純粋にガリィ×月読調のお話も書きたかったのですが、かっこかわいい主人公の女の子が意地悪な女の子に悪戯されるお話も書きたくなり、ひびしらも兼ねて、何とか、書き終えました!
1 / 3
 灯篭のぼんやりした灯りが古惚けた境内の桜を照らす。欠けた月が浮かぶ、薄明るい夜空を花びらが舞い、散っていった桜の花が石畳と剥き出しになった土を彩ってゆく……
 「これが桜吹雪ってやつかな…」
 青というよりも紺に近いドレスを纏った少女、血の通わない白磁の肌が月光の中から浮かび上がるかの様に際立っている。球体関節で繋がれた細い手首を少しぎこちなく、折り曲げながら、月夜の中を踊る桜の花びらを手に取った。一度、ノーブルレッドを名乗る錬金術師に打ち砕かれたからか、球体関節人形の身体はたまに思う様に動かず、暗いブルーのドレスを纏う小柄な少女、オートスコアラーと呼ばれる自動人形の1機、ガリィ・トゥーマーンはそれが歯痒くて仕方ないが、夜桜の前をして、そんな気持ちも多少は和らいだ。何よりも、傍には、愛する少女もいるのだから…
 「ねえ、調ちゃん…」
 ガリィは恍惚とした表情で傍らの少女の名を呼ぶ。夜空に長くて、艶やかな黒髪を靡かせる小さな少女、月読調の紅い瞳とガリィの蒼い瞳とが合う。身体にピッチリあっている純白のドレスを思わせるシュルシャガナのギアは所々、薄いピンクで彩られ、黒髪は桜色の淡い光を帯び、欠けた月と灯篭の淡い光と桜の花びらの中で映える。まるで桜の樹の精霊、月読の名に相応しく、月の女神の様だとガリィはメロメロになる。調も性悪なお人形さんが桜の花を美しいと思う事に少し戸惑っている。
 「あんまり、ジロジロ見ないで……」
 調はガリィの深い蒼の瞳を遮る様に顔を背ける。純白のドレスを思わせる様なギアインナーに包まれている幼さこそあるが、大人の女性へと変わろうとしている肉体、小振りなおっぱいの膨らみも細身とは言え、ムッチリと肉のついた恥丘と腿、お臍の穴もクッキリと見えるのだから、調ちゃんラブの一念でアタックしてきたガリィにジロジロ見るなと釘を刺す方が無理だろう。
 「そんな事を言わないで、一緒に夜桜を見ようよ♥」
 ガリィの球体関節で繋がれた白くて、細い腕が調の華奢な身体に絡みつく。少女の身体の温もりと心地良さに性悪なお人形さんは心酔する。

2Q==
 「まだ、傷も癒えてないんだよ?少しくらい休ませてよ…」
 シェム・ハとの決戦から数ヶ月、元々、適合係数が他のシンフォギア装者より低いのが原因なのか、それとも、彼女が言う様に未だに肉体に刻まれた傷もシュルシャガナの損傷も癒えていないのか、破損した箇所もそのままであり、所々、破れたギアインナーから白い肌が見える。
 「意地悪ね♥調ちゃんの為にライトアップもしたのに♥」
 ガリィが猫撫で声で調の華奢な身体に擦り寄り、甘えてくる。趣こそあるが、人々の記憶の中から、消えた神社、ガリィが灯篭を灯しでもしなければ、彼女らの目にも留まらない、早急、廃屋と言われても仕方なかったろう。自然の美しさに酔い痴れながらもこれは作られた美であり、それも調が嫌悪したキャロル・マールス・ディーンハイム、彼女の配下である性悪なお人形さんの力を借りたものだと思うと少し気分が悪かった。
 「病み上がりの女の子の想い出を吸うついでに犯しまくる変態に何を言っても無駄だろうけど、ギアの損傷が直るまではほっといて…」
  七つの旋律が世界に響き渡ったあの日、シェム・ハとの決戦で傷ついた身体でユグドラシル崩壊の爆炎に巻かれたのだ。バーニングモードのギアを纏っているとは言え、調の未熟な身体が耐えられただけでも奇跡なのだ。傷も癒えないまま、ユグドラシル崩壊の際のフォニックゲインで息を吹き返したガリィに攫われ、想い出を奪い、力とするオートスコアラーの機能を保つ為にあの奇跡の日の想い出を貪り食われ、それでも足りないと虜囚の身に堕とされ、凌辱される。その辱めを「想い出」として、摂取しながら、ガリィは主と共に生き永らえ、調はその為だけに生かされ、可愛がられる羽目になる。尤も純粋に調ちゃんを虐めてあげて、振り向かせてやりたいという歪んだ愛情の方が傾いているのだが、当のガリィはそんな事は調は勿論、主のキャロル・マールス・ディーンハイムにも、漏らす事はない。
 「そんな事、言わないで♥これ今しか見れないんだから…」
 ガリィに促され、古い境内に目をやり、不意に肌寒い風が吹き、攫われる桜の花びらに小さなシュルシャガナの装者は心を奪われた。
 (もうすぐ散っちゃうんだ…それにこんなにマジマジと見た事なかったかな…)
 よく見れば、満開に見えた桜も薄ピンク色の花が散り、疎らに青葉が顔を覗かせている。境内を見渡すとすっかり、花を落し、葉桜になっている樹さえあった。
 己の出生さえ知らないこの少女は気づけば、無機質で彩りのなく、適当に切り取られた箱の中、そう形容せざるを得ない実験施設しかないまっ白な世界で一生の大半を過ごした。FISの実験施設を出て、肌で風を感じ、空の蒼さをその眼に焼きつけた。だが、長い監禁生活に近い、実験施設での日々は少女の心を歪め、傷つけていた。月読調という少女は外の世界に触れて、喜ぶ事はなかった。ずっと傍にいてくれたイガリマを振るう少女への想いはいつしか執着へと変わり、娘や妹の様に接してくれるマリアとナスターシャ教授以外に心を許す事のない戦う事しか知らない生ける兵器になろうとしていた。花を美しいと愛でる気持ちが沸くハズはなく、そんな事を考えている余裕もない、戦いと極貧の中でシュルシャガナの歌を奏で続けていた…
 「綺麗……」
 調の紅い瞳が潤み、薄い唇から洩れる言葉、それは調神社の少女としての生を終えてから、初めて、花の美しさに触れた証の様にガリィには映った。
 (小さい癖に頑張り過ぎるからだよ?病み上がりの内にウフフッ♥)
 魔法少女事変の時からの片想い、ここで終わらせる気はない。FISから解放され、チフォージュシャトーを瓦解、パヴァリア光明結社、シェム・ハとの戦いを終え、やっと訪れるハズだった安息の日々、愛するイガリマの少女と手を差し伸べてくれた響を始めとする人々と過ごす幸せをこのシュルシャガナの少女から、取り上げたのだから。想い出さえあれば、永劫の時を生きる事もできるガリィ達、オートスコアラーからすれば、調の一生はほんの一瞬なのだから、この夜空に散る桜の様に……
 (
歌…?
 ガリィの想い出という名の電気信号で動く回路にも、それは響いた。耳を澄ませなければ、聞き取れない程の細い声、だが、それは紛れもなく、歌だった…
 「調ちゃん…素敵♥」
 悲しみも慈しみの心も込められたその歌は、確かにガリィの傍にいる少女のものだった。力強さこそないが、心の中に深々と沁み込んでいく様な歌、それは機械仕掛けのお人形さんでしかないガリィにも届いた…

 ただの気紛れかも知れないし、夜桜の美しさに惹かれたのかも知れない。ガリィは自分の愛情が届いたのだと信じて疑ない様だが。

 優しく、切ない、心の声が途絶え、しんっと静まり返る境内でガリィと調はそっと、口づけを交わす……

1 / 3
2 / 3

 欠けた月の光の中でお互いに肢体を絡ませ合いながら、深く深く、口づける二人の少女の痴態が晒される。お互いの身体を求め合う少女達の姿を遮る様に桜色の花びらが舞い落ちる…
 「調ちゃん♥」
 「ガリィ…」
 性悪なお人形さんが脱ぎ捨てた蒼いドレスが腰巻きの大きなリボンにも、はらはらと舞う花びらが付いている。亀裂が走るギアのパーツもガリィに剥がれ、無残な残骸と化し、境内から投げ出されていた。
 (この子を抱くとガリィちゃんの空っぽのハート…熱く…って……調ちゃんでいっぱいぃ…♥)
 クチュクチュと舌を絡め合う卑猥な水音が脳味噌まで響く様。調は頬を紅潮させ、トロンッとした表情を浮かべ、汗ばむ、火照った肌にギアインナーと黒髪が貼り付き、その熱が伝わるかの様に血が通うハズのないガリィの蝋の様に白い肌が熱を帯びる。球体関節で繋がれた四肢はこの小さな温もりを求め、華奢な少女の肉体を捉える。小振りなおっぱいも疼いている恥丘も心地良い、ガリィの白い乳房と重なり、トクントクンッと心音が聞こえ、甘い声で鳴く度に、幼さの残る胎内が疼き、ガリィは小さな少女の息遣いを人工の肌で感じる。
 「心臓……トクッ…トクッて…言ってる♥」
 ガリィは調を口づけから解放すると小さな左の膨らみに白い指を当て、包み込む様に愛撫し、耳元で優しく囁いた。ガリィの優しい言葉で精神を抉られ、自身の鼓動が誰よりも大好きなイガリマの少女、暁切歌以外に聞かれる辱めに狂いそうになるも、ガリィを振り解こうとはしない…
 「ごめんね♥」
 悔しくて、恥ずかしくて、紅い瞳から零れ落ちた雫、ガリィはチュッとキスをするみたいに舐め取ってやる。「やめて!」と足掻くも到底、本気で拒絶しているとは思えない、ただ単にもぞもぞと動いている、その程度のものだった。球体関節で繋がれた白い手首から伝わってくる調の鼓動は少しだけ大きくなり、より熱を帯びる。まっ赤になった耳をハムッと甘噛みするとキャアッと可愛い声で呻いた…
 「やぁあ…♥」
 嫌がる様な仕草から、甘える様な愛する想い人を求める様なものに変わる。耳朶をペロペロ舐めるとガリィに抱きつく調の肉体が熱くなり、ジワジワと女陰から雌の匂いを漂わせながら、蜜を分泌する。
 「調ちゃん……ここ濡れてるでしょ?」
 調の胎内から洩れた蜜がガリィの性器のないまっ白な女陰を濡らしている、恥ずかしさのあまり、無言でブンブンと首を振るが、言い訳すらできず、ガリィの細腕にしっかりホールドされた華奢な少女の精一杯の抵抗など、性悪なお人形さんを悦ばせるだけだった。ギザ歯を見せ、ニヤーッと笑うとガリィは小振りなおっぱいをギューッと力一杯、握り締め、揉み揉みと解してやる。
 「
ああっ……いらぁぃぃ♥♥♥」
 歯を食い縛り、ほっぺを赤く染め、ガリィには舐め取れないくらい、燦々と涙を零す。女の子の姿をしたお人形さんの手で虐められ、泣きじゃくる様は小さな女の子の様だ。シンフォギアとリンカーに身体を蝕まれながら、歌を絶唱に変えた戦士とは思えない。そんな風に壊したのが、自分だと思うとガリィは優越感に浸り、腕の中の少女に溺れてゆく…
 「どおどおどお…ガリィちゃんが楽にしてあげるね♥」
 調の華奢な肩をポンポンッと叩きながら、宥めるガリィに抗えずに調は「うん」っとお腹の奥から声を捻り出すとしゃくり上げながら、小さく、頷いた。ガリィは調の細い腰を締め上げながら、おっぱいを揉み揉みして、肩を叩いた右手をそっと調の下半身へと伸ばす…
 「ああぁああ!!!」
 「熱い♥♥」
 ガリィに女陰を触れられ、調の身体がビクンッと跳ね、弓なりに揃うとしても、ガリィの手から逃れようと足掻くもすぐに御される。ギアインナー越しから、弄ばれる女性器が疼くのを感じ、ガリィもドクドクッと溢れ続ける蜜の熱さとヌルヌルした生々しさに身震いをしながら、女陰を弄り続ける…
 「熱いぃぃ♥♥それに心臓もドクンドクンッて♥♥」
 煽っているつもりだが、調の体温と心音に侵され、当のガリィも頭の回路がブチブチと切れて、電流が全身に巡るのを感じる。
 「ああっ♥♥あぁぅぅぅぅ♥♥♥♥」
 呂律の回らない声で調はガリィの細く括れた腰に足を絡ませ、両腕でギューッと抱き締める。どうせ、このお人形さんの腕の中からは逃れられない。この全身を巡る血液が沸騰する様な熱さと苦痛に呑まれる。ガリィの与える快感に負けた姿は痛ましく、胎内の熱も全身を蝕む、苦痛も甘美なものへと変わり、可愛らしく鳴き続ける。
 「ガリィイィィィイ♥♥♥♥♥」
 胎内から吐き出された熱い蜜がガリィの女陰と指の一本一本まで汚し、大しゅきホールドの姿勢で調は達した。ガリィはウフフッと笑い、指にねっとり纏わりついた愛液を舐める。口内に広がる粘り気のある蜜、鼻孔を擽る雌の匂いがより狂気に駆り立てるのを感じ、調の腿を掴む無理矢理に開かせてやる。
 「今度はガリィちゃんも一緒♥♥」
 調の火照った恥丘から汗が噴き出し、熱い女陰にガリィの性器のないつるんっとした女陰を口づけられる。局部と局部で体内の燃え滾る血と蜜を感じ、調は涎を垂らし、ガリィはギザ歯を見せながら、甲高い声で鳴く。
 「しらべぇええ♥♥♥♥♥♥」
 「ガリィィィイイィィ♥♥♥しゅきぃぃい♥♥♥♥」
 いつもの「調ちゃん」と小バカにする性根の腐ったお人形さんはどこへやら、アヘ顔でギザ歯を晒しながら、愛する少女の名を叫び、その愛する少女である調も自分を辱めた人形に心を許してしまっていた。大しゅきホールドをかましながら、ガリィの女陰に己の女陰をぶつける。何度も何度も、唾液や熱々の蜜を迸らせ、噴き出した汗がガリィの作り物の身体を穢してゆく。ガリィも身体の奥から、作り物の肌がじんわりと温かくなるのを感じながら、大きくなる調の鼓動、少女の小さくも激しい息遣いに頭の中で電流が弾ける。
 「ああひぃぃいいいい♥♥♥♥♥」
 「いやぁぁあああ♥♥♥♥♥」
 メカ少女とお人形さんは抱き合い、肢体を絡めながら、果てた。調の胎内から吐き出された熱く、汚濁した蜜がガリィの白い恥丘を穢し、調の足の付け根からもダラダラと滴り落ちる。荒くなった呼吸を整え、ガリィは調を冷たい石畳に組み伏せる。
 「頭を冷やしてあげる♥」
 猫が毛繕いでもする様にガリィは調の小振りなおっぱい、鎖骨を舐りながら、お腹や腰回り、お臍を弄び、心ゆくまで、恥丘と女陰、腿や脚の付け根も味わう。
 「おやおや?」
 ガリィは調を可愛がりながらも、この境内に近づく何者かのフォニックゲインを感じる。シンフォギア装者の呪われた旋律を集めるのが使命のオートスコアラーだからこそ分かる。お日様の様に明るく、温かい、そして、心の強さが表れている旋律…
 「ガングニール…」
 立花響。かつて、調が偽善者と蔑視したガングニールのシンフォギアを纏った少女。主のキャロルに「殺す」「歌では何も救えぬ」と罵られ、何度も手に掛けられそうになりながらも手を差し伸べてきた少女、彼女の存在の為にチフォージュシャトーは崩壊し、主の本懐は頓挫したと言っても良いだろう。忘れるハズがない。お楽しみの途中で水を差され、眉を顰めるが、マスターの手土産、それに何時ぞやのお礼も兼ねて、ちょっと、仕返しする事を思いついた。
 「
良い?調ちゃん……
 ガリィはそっと調に耳打ちをして、「嫌!」と断るのも聞かずに口づけ、頭の中を弄り、朦朧としたまま、3度目の絶頂を迎えさせてやるのだった…

2 / 3
3 / 3

 「調ちゃん!!」
 流石は困ってる人を放っておけない性分。遥か、上空からも破損したギアのままで転がる調を見つけ、ガングニールの装者、立花響はひと気のない境内に降り立った。
 「響さん…♥」

 調の紅い瞳に映るのは黄金色の光を帯びたガングニールの少女。茶色い髪も炎の様に夜空を舞い、優しい顔つきだが、大きな瞳は琥珀の様な輝きを宿している。マリアの様な豊満なナイスバディでこそないし、風鳴翼の様に引き締まった、筋肉のついた肉体でこそないが、肉のついた身体は大きめのお尻や丁度良い大きさのおっぱい、恥丘や脚もムチムチ、そして、トレーニングで鍛えられ、程好く、筋肉もついた肉体を久々に目にした調は思わず、惚けてしまう。バーニングモードギアも所々が黄金色に輝く、純白のドレスの様なギアインナーはメカのパーツも相俟って、正に電脳の天使の様…
 「調ちゃん…探したんだよ……」
 響は屈託のない笑顔で調を抱き締める。よく見ると大きな瞳からは涙が零れる。偽善者と蔑んだ少女の悲しみを知るからこそ、「響さんに私達の気持なんか分からない」と拒絶されても、手を差し伸べ続けてきた。戦いを共にする仲間というだけでなく、このガングニールの少女は純粋にこの調という少女の事が好きなのだろう…
 「響さん…好き♥」
 「わたしもだよ♥」
 調の言葉に響はにこっと笑い返す。だが、誰よりも真っ直ぐな少女の鋭い眼光に何か邪なものが混じっていると感じるも、それを考える間も与えられず…
 「!!!!!」
 調の小さな唇が響の唇を奪う。
 「調ちゃん…!?」
 響は眼に涙を浮かべ、涙声で調を引き離そうとするも、小さな女の子とは思えない力で抱き締められ、そのまま、口内を犯され、舌を絡め取られて、歯茎を撫でられる。トロンッとした表情で調を見つめて、彼女の愛撫を受け入れる。
 「調ちゃん…♥」
 神殺し、ガングニールの少女と言われたシンフォギア装者とは思えない弱々しく、甘えた声で小さな女の子に押し倒され、メカメカしいパーツを剥ぎ取られ、またもキスをされる。愛妻とも言うべき、パートナー、小日向未来に迫られても、ここまで、頭の中が蕩ける様な感覚に襲われた事はない。
 「響さん♥可愛い♥♥」
 調は嗜虐心いっぱいの微笑みを浮かべ、響を口づけから解放するとまだまだ脂の乗り切っていない響の肉体を弄ぶ。鎖骨にチュッとキスだけで響は「キャッ♥」と可愛く鳴いて、おっぱいを舐りながら、指で摘まむ様に乳首をクリクリと刺激してやる。ギアインナー越しとは言え、ガリィにチャームされた調に頭の中をちょこっと弄られ、少女の柔らかい手でピンポイントで責められ、正気を保てるハズはなく、身を捩らせながらも調の小さな身体と猫が獲物を弄ぶ様な愛撫を受け入れ、可愛く、鳴いた…
 「調ちゃん…♥やめぇえ♥♥」
 「ダーメ♥響さんこそ、私に悪戯したでしょ?」
 パヴァリア光明結社の幹部、サンジェルマンに立ち向かうべく、ユニゾンの特訓をしていた際、響は調と組み、ギクシャクしながらも共にお互いを高め合った。その結果、暴走した為に、ベッドの上で鍛錬して、最愛の未来がいるにも拘らず、調と切歌が相思相愛の仲である事も承知でユニゾンに悪影響を及ぼす事を危惧しながらも一晩かけて、じっくりと可愛がってあげたのだ。幸い、未来にも切歌にもバレずに済んだものの、あの時の付けをこんな形で払わされる羽目になるなんて!!
 「調ちゃん……正気に……戻って……♥♥」
 お臍の辺りを舐められ、歯を立てられ、響の訴えは遮られた。
 「将来を誓い合った女の子がいる癖に、他の百合カップルに手を出した淫乱さんの言葉とは思えませんね?」
 「そんな…!ああっ♥♥」
 泣き言を言うまでもなく、響の肉づきの良い身体に調の指が這い回る。腰回りを撫で上げられ、チュッと汗を舐め取られ、ムチッとした恥丘にも口づけられる。「やめて」と言って、顔をまっ赤にして、両脚を閉じようとしているのに、力が入らない…
 「可愛い♥」
 宛ら、自身の肉体を弄んだガリィの様にゾッとする様な冷たい笑みを浮かべ、調はムチムチの腿を舐り、キスマークを残してゆく。このまま、無事に戻ったとしても、とても、最愛の未来の前では、裸になんかなれないだろう。過去の火遊びも絡んでいるのなら、尚更ではないか…
 「やめて止めて!やめて止めて♥やめて止めへぇええ♥♥」
 響の明るくよく通る声は甘ったるく、締まりのない喘ぎに変わり、調の舌と指を受け入れた女陰はゴボゴボと卑猥な水を零してゆく。快楽に負けてしまったガングニールの少女の頭の中には、愛する少女、未来の事など、もう微塵もなくなっているのではないか。
 「こっちも調教してあげる♥」
 調は響をまんぐり返しの姿勢にして、大きめのお尻をギューギュー揉み、インナー越しから、お尻やヒクヒクと蠢くアナルを舐る。
 「お尻ぃぃぃい♥♥♥嫌ぁあああああ!!!!!」
 流石にお尻の穴を舐められるのは恥ずかしいのか、既に調とガリィの手に堕ちていた響も恥ずかしがりながら、腰をくねらせ、抵抗する。その反応を愉しむかの様にお尻を責め立ててから、調は響に圧し掛かる。
 「
調ちゃぁぁああああんん♥♥♥♥
 「
響さぁぁああんん♥♥♥♥
 未来の事も脳裏からぼやけ、小さな女の子に種付けプレスを喰らわされ、ギアインナーだけを残しながら、肉付きの良い肉体を暴れさせながら、犯され、堕とされてゆく。シェム・ハから愛する少女を救った神殺しとは思えない痴態にその様子を社で見ていたガリィはケラケラ笑う。
 「すっかり壊れちゃった♥」
 調に押し倒されたまま、おっぱいをブルンブルンッと震わせながら、愛液を迸らせながら、ガングニールの少女は調の幼さの残る女陰に口づけられる悦びに酔う。パンパンパンッと肉と肉がぶつかり合う卑猥な音が境内に木霊し、調の小さな身体に両足を絡ませる。
 「調ちゃああぁぁあん♥♥♥
いっちゃぅぅぅぅ♥♥♥♥♥
 「響さぁあん♥♥♥♥ユニゾンの訓練の時よりももっともっと激しくしよぉ♥♥♥」
 奇跡を纏っていると言っても過言でない、ギアを汚濁したドロドロの蜜で汚し、戦場で歌う悲しくも優しさや心の強さも感じられる旋律とは程遠い、ケダモノみたいな本能丸出しの喘ぎ声を上げながら、二人の少女は絶頂を迎える。達して尚も火の粉の様に蜜を迸らせ、境内の地べたを汚してゆく…
 「マスターに良いお土産ができたからいっか♥」
 ガリィの好奇と嘲笑の入り混じった視線すらもどうでも良いとばかりに、肉慾に溺れた響が調の小さな身体を押し倒し、深く深く口づける。嫌いだと言いながらも唾をつけたガングニールの装者の痴態を知ったら、主はどう思うのか?そんな事はガリィにとっては知った事ではなかったが、主がツンデレ丸出しで悔しがる様も失望と怒りに囚われる様も想像してみると何れも悪いものではない。どの道、主もこの2人の装者も玩具にできれば良いかとほくそ笑む。
 「調ちゃん、それに神殺しちゃん、夜桜と一緒に百合エッチ愉しんでね♥」
 桜の舞う境内にガリィの幼い女の子の様にも、おばあさんの嗄れ声にも聞こえる笑い声が響いていたのだった…

 チフォージュシャトーに繋がれる哀れな百合奴隷達の喘ぎは散りゆく夜桜を彩る調べの様だった……
3 / 3
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夜桜の調べ

キーワードタグ ガリィ・トゥーマーン  戦姫絶唱シンフォギア  月読調  百合  立花響  NTR  チャーム  R18 
作品の説明 今日でpictGLandに流れ着いて1年になります!そんな訳でここでの活動1周年記念百合小説を投稿します!
ガリィが病み上がりの調ちゃんと夜桜を見に行くお話ですが、途中でエッチな気持ちになって、百合百合エッチします。3ページ目は調ちゃんを迎えに来た響がガリィにチャームされた調ちゃんに玩具にされる黒い百合になっています。

純粋にガリィ×月読調のお話も書きたかったのですが、かっこかわいい主人公の女の子が意地悪な女の子に悪戯されるお話も書きたくなり、ひびしらも兼ねて、何とか、書き終えました!
夜桜の調べ
1 / 3
 灯篭のぼんやりした灯りが古惚けた境内の桜を照らす。欠けた月が浮かぶ、薄明るい夜空を花びらが舞い、散っていった桜の花が石畳と剥き出しになった土を彩ってゆく……
 「これが桜吹雪ってやつかな…」
 青というよりも紺に近いドレスを纏った少女、血の通わない白磁の肌が月光の中から浮かび上がるかの様に際立っている。球体関節で繋がれた細い手首を少しぎこちなく、折り曲げながら、月夜の中を踊る桜の花びらを手に取った。一度、ノーブルレッドを名乗る錬金術師に打ち砕かれたからか、球体関節人形の身体はたまに思う様に動かず、暗いブルーのドレスを纏う小柄な少女、オートスコアラーと呼ばれる自動人形の1機、ガリィ・トゥーマーンはそれが歯痒くて仕方ないが、夜桜の前をして、そんな気持ちも多少は和らいだ。何よりも、傍には、愛する少女もいるのだから…
 「ねえ、調ちゃん…」
 ガリィは恍惚とした表情で傍らの少女の名を呼ぶ。夜空に長くて、艶やかな黒髪を靡かせる小さな少女、月読調の紅い瞳とガリィの蒼い瞳とが合う。身体にピッチリあっている純白のドレスを思わせるシュルシャガナのギアは所々、薄いピンクで彩られ、黒髪は桜色の淡い光を帯び、欠けた月と灯篭の淡い光と桜の花びらの中で映える。まるで桜の樹の精霊、月読の名に相応しく、月の女神の様だとガリィはメロメロになる。調も性悪なお人形さんが桜の花を美しいと思う事に少し戸惑っている。
 「あんまり、ジロジロ見ないで……」
 調はガリィの深い蒼の瞳を遮る様に顔を背ける。純白のドレスを思わせる様なギアインナーに包まれている幼さこそあるが、大人の女性へと変わろうとしている肉体、小振りなおっぱいの膨らみも細身とは言え、ムッチリと肉のついた恥丘と腿、お臍の穴もクッキリと見えるのだから、調ちゃんラブの一念でアタックしてきたガリィにジロジロ見るなと釘を刺す方が無理だろう。
 「そんな事を言わないで、一緒に夜桜を見ようよ♥」
 ガリィの球体関節で繋がれた白くて、細い腕が調の華奢な身体に絡みつく。少女の身体の温もりと心地良さに性悪なお人形さんは心酔する。

2Q==
 「まだ、傷も癒えてないんだよ?少しくらい休ませてよ…」
 シェム・ハとの決戦から数ヶ月、元々、適合係数が他のシンフォギア装者より低いのが原因なのか、それとも、彼女が言う様に未だに肉体に刻まれた傷もシュルシャガナの損傷も癒えていないのか、破損した箇所もそのままであり、所々、破れたギアインナーから白い肌が見える。
 「意地悪ね♥調ちゃんの為にライトアップもしたのに♥」
 ガリィが猫撫で声で調の華奢な身体に擦り寄り、甘えてくる。趣こそあるが、人々の記憶の中から、消えた神社、ガリィが灯篭を灯しでもしなければ、彼女らの目にも留まらない、早急、廃屋と言われても仕方なかったろう。自然の美しさに酔い痴れながらもこれは作られた美であり、それも調が嫌悪したキャロル・マールス・ディーンハイム、彼女の配下である性悪なお人形さんの力を借りたものだと思うと少し気分が悪かった。
 「病み上がりの女の子の想い出を吸うついでに犯しまくる変態に何を言っても無駄だろうけど、ギアの損傷が直るまではほっといて…」
  七つの旋律が世界に響き渡ったあの日、シェム・ハとの決戦で傷ついた身体でユグドラシル崩壊の爆炎に巻かれたのだ。バーニングモードのギアを纏っているとは言え、調の未熟な身体が耐えられただけでも奇跡なのだ。傷も癒えないまま、ユグドラシル崩壊の際のフォニックゲインで息を吹き返したガリィに攫われ、想い出を奪い、力とするオートスコアラーの機能を保つ為にあの奇跡の日の想い出を貪り食われ、それでも足りないと虜囚の身に堕とされ、凌辱される。その辱めを「想い出」として、摂取しながら、ガリィは主と共に生き永らえ、調はその為だけに生かされ、可愛がられる羽目になる。尤も純粋に調ちゃんを虐めてあげて、振り向かせてやりたいという歪んだ愛情の方が傾いているのだが、当のガリィはそんな事は調は勿論、主のキャロル・マールス・ディーンハイムにも、漏らす事はない。
 「そんな事、言わないで♥これ今しか見れないんだから…」
 ガリィに促され、古い境内に目をやり、不意に肌寒い風が吹き、攫われる桜の花びらに小さなシュルシャガナの装者は心を奪われた。
 (もうすぐ散っちゃうんだ…それにこんなにマジマジと見た事なかったかな…)
 よく見れば、満開に見えた桜も薄ピンク色の花が散り、疎らに青葉が顔を覗かせている。境内を見渡すとすっかり、花を落し、葉桜になっている樹さえあった。
 己の出生さえ知らないこの少女は気づけば、無機質で彩りのなく、適当に切り取られた箱の中、そう形容せざるを得ない実験施設しかないまっ白な世界で一生の大半を過ごした。FISの実験施設を出て、肌で風を感じ、空の蒼さをその眼に焼きつけた。だが、長い監禁生活に近い、実験施設での日々は少女の心を歪め、傷つけていた。月読調という少女は外の世界に触れて、喜ぶ事はなかった。ずっと傍にいてくれたイガリマを振るう少女への想いはいつしか執着へと変わり、娘や妹の様に接してくれるマリアとナスターシャ教授以外に心を許す事のない戦う事しか知らない生ける兵器になろうとしていた。花を美しいと愛でる気持ちが沸くハズはなく、そんな事を考えている余裕もない、戦いと極貧の中でシュルシャガナの歌を奏で続けていた…
 「綺麗……」
 調の紅い瞳が潤み、薄い唇から洩れる言葉、それは調神社の少女としての生を終えてから、初めて、花の美しさに触れた証の様にガリィには映った。
 (小さい癖に頑張り過ぎるからだよ?病み上がりの内にウフフッ♥)
 魔法少女事変の時からの片想い、ここで終わらせる気はない。FISから解放され、チフォージュシャトーを瓦解、パヴァリア光明結社、シェム・ハとの戦いを終え、やっと訪れるハズだった安息の日々、愛するイガリマの少女と手を差し伸べてくれた響を始めとする人々と過ごす幸せをこのシュルシャガナの少女から、取り上げたのだから。想い出さえあれば、永劫の時を生きる事もできるガリィ達、オートスコアラーからすれば、調の一生はほんの一瞬なのだから、この夜空に散る桜の様に……
 (
歌…?
 ガリィの想い出という名の電気信号で動く回路にも、それは響いた。耳を澄ませなければ、聞き取れない程の細い声、だが、それは紛れもなく、歌だった…
 「調ちゃん…素敵♥」
 悲しみも慈しみの心も込められたその歌は、確かにガリィの傍にいる少女のものだった。力強さこそないが、心の中に深々と沁み込んでいく様な歌、それは機械仕掛けのお人形さんでしかないガリィにも届いた…

 ただの気紛れかも知れないし、夜桜の美しさに惹かれたのかも知れない。ガリィは自分の愛情が届いたのだと信じて疑ない様だが。

 優しく、切ない、心の声が途絶え、しんっと静まり返る境内でガリィと調はそっと、口づけを交わす……

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 欠けた月の光の中でお互いに肢体を絡ませ合いながら、深く深く、口づける二人の少女の痴態が晒される。お互いの身体を求め合う少女達の姿を遮る様に桜色の花びらが舞い落ちる…
 「調ちゃん♥」
 「ガリィ…」
 性悪なお人形さんが脱ぎ捨てた蒼いドレスが腰巻きの大きなリボンにも、はらはらと舞う花びらが付いている。亀裂が走るギアのパーツもガリィに剥がれ、無残な残骸と化し、境内から投げ出されていた。
 (この子を抱くとガリィちゃんの空っぽのハート…熱く…って……調ちゃんでいっぱいぃ…♥)
 クチュクチュと舌を絡め合う卑猥な水音が脳味噌まで響く様。調は頬を紅潮させ、トロンッとした表情を浮かべ、汗ばむ、火照った肌にギアインナーと黒髪が貼り付き、その熱が伝わるかの様に血が通うハズのないガリィの蝋の様に白い肌が熱を帯びる。球体関節で繋がれた四肢はこの小さな温もりを求め、華奢な少女の肉体を捉える。小振りなおっぱいも疼いている恥丘も心地良い、ガリィの白い乳房と重なり、トクントクンッと心音が聞こえ、甘い声で鳴く度に、幼さの残る胎内が疼き、ガリィは小さな少女の息遣いを人工の肌で感じる。
 「心臓……トクッ…トクッて…言ってる♥」
 ガリィは調を口づけから解放すると小さな左の膨らみに白い指を当て、包み込む様に愛撫し、耳元で優しく囁いた。ガリィの優しい言葉で精神を抉られ、自身の鼓動が誰よりも大好きなイガリマの少女、暁切歌以外に聞かれる辱めに狂いそうになるも、ガリィを振り解こうとはしない…
 「ごめんね♥」
 悔しくて、恥ずかしくて、紅い瞳から零れ落ちた雫、ガリィはチュッとキスをするみたいに舐め取ってやる。「やめて!」と足掻くも到底、本気で拒絶しているとは思えない、ただ単にもぞもぞと動いている、その程度のものだった。球体関節で繋がれた白い手首から伝わってくる調の鼓動は少しだけ大きくなり、より熱を帯びる。まっ赤になった耳をハムッと甘噛みするとキャアッと可愛い声で呻いた…
 「やぁあ…♥」
 嫌がる様な仕草から、甘える様な愛する想い人を求める様なものに変わる。耳朶をペロペロ舐めるとガリィに抱きつく調の肉体が熱くなり、ジワジワと女陰から雌の匂いを漂わせながら、蜜を分泌する。
 「調ちゃん……ここ濡れてるでしょ?」
 調の胎内から洩れた蜜がガリィの性器のないまっ白な女陰を濡らしている、恥ずかしさのあまり、無言でブンブンと首を振るが、言い訳すらできず、ガリィの細腕にしっかりホールドされた華奢な少女の精一杯の抵抗など、性悪なお人形さんを悦ばせるだけだった。ギザ歯を見せ、ニヤーッと笑うとガリィは小振りなおっぱいをギューッと力一杯、握り締め、揉み揉みと解してやる。
 「
ああっ……いらぁぃぃ♥♥♥」
 歯を食い縛り、ほっぺを赤く染め、ガリィには舐め取れないくらい、燦々と涙を零す。女の子の姿をしたお人形さんの手で虐められ、泣きじゃくる様は小さな女の子の様だ。シンフォギアとリンカーに身体を蝕まれながら、歌を絶唱に変えた戦士とは思えない。そんな風に壊したのが、自分だと思うとガリィは優越感に浸り、腕の中の少女に溺れてゆく…
 「どおどおどお…ガリィちゃんが楽にしてあげるね♥」
 調の華奢な肩をポンポンッと叩きながら、宥めるガリィに抗えずに調は「うん」っとお腹の奥から声を捻り出すとしゃくり上げながら、小さく、頷いた。ガリィは調の細い腰を締め上げながら、おっぱいを揉み揉みして、肩を叩いた右手をそっと調の下半身へと伸ばす…
 「ああぁああ!!!」
 「熱い♥♥」
 ガリィに女陰を触れられ、調の身体がビクンッと跳ね、弓なりに揃うとしても、ガリィの手から逃れようと足掻くもすぐに御される。ギアインナー越しから、弄ばれる女性器が疼くのを感じ、ガリィもドクドクッと溢れ続ける蜜の熱さとヌルヌルした生々しさに身震いをしながら、女陰を弄り続ける…
 「熱いぃぃ♥♥それに心臓もドクンドクンッて♥♥」
 煽っているつもりだが、調の体温と心音に侵され、当のガリィも頭の回路がブチブチと切れて、電流が全身に巡るのを感じる。
 「ああっ♥♥あぁぅぅぅぅ♥♥♥♥」
 呂律の回らない声で調はガリィの細く括れた腰に足を絡ませ、両腕でギューッと抱き締める。どうせ、このお人形さんの腕の中からは逃れられない。この全身を巡る血液が沸騰する様な熱さと苦痛に呑まれる。ガリィの与える快感に負けた姿は痛ましく、胎内の熱も全身を蝕む、苦痛も甘美なものへと変わり、可愛らしく鳴き続ける。
 「ガリィイィィィイ♥♥♥♥♥」
 胎内から吐き出された熱い蜜がガリィの女陰と指の一本一本まで汚し、大しゅきホールドの姿勢で調は達した。ガリィはウフフッと笑い、指にねっとり纏わりついた愛液を舐める。口内に広がる粘り気のある蜜、鼻孔を擽る雌の匂いがより狂気に駆り立てるのを感じ、調の腿を掴む無理矢理に開かせてやる。
 「今度はガリィちゃんも一緒♥♥」
 調の火照った恥丘から汗が噴き出し、熱い女陰にガリィの性器のないつるんっとした女陰を口づけられる。局部と局部で体内の燃え滾る血と蜜を感じ、調は涎を垂らし、ガリィはギザ歯を見せながら、甲高い声で鳴く。
 「しらべぇええ♥♥♥♥♥♥」
 「ガリィィィイイィィ♥♥♥しゅきぃぃい♥♥♥♥」
 いつもの「調ちゃん」と小バカにする性根の腐ったお人形さんはどこへやら、アヘ顔でギザ歯を晒しながら、愛する少女の名を叫び、その愛する少女である調も自分を辱めた人形に心を許してしまっていた。大しゅきホールドをかましながら、ガリィの女陰に己の女陰をぶつける。何度も何度も、唾液や熱々の蜜を迸らせ、噴き出した汗がガリィの作り物の身体を穢してゆく。ガリィも身体の奥から、作り物の肌がじんわりと温かくなるのを感じながら、大きくなる調の鼓動、少女の小さくも激しい息遣いに頭の中で電流が弾ける。
 「ああひぃぃいいいい♥♥♥♥♥」
 「いやぁぁあああ♥♥♥♥♥」
 メカ少女とお人形さんは抱き合い、肢体を絡めながら、果てた。調の胎内から吐き出された熱く、汚濁した蜜がガリィの白い恥丘を穢し、調の足の付け根からもダラダラと滴り落ちる。荒くなった呼吸を整え、ガリィは調を冷たい石畳に組み伏せる。
 「頭を冷やしてあげる♥」
 猫が毛繕いでもする様にガリィは調の小振りなおっぱい、鎖骨を舐りながら、お腹や腰回り、お臍を弄び、心ゆくまで、恥丘と女陰、腿や脚の付け根も味わう。
 「おやおや?」
 ガリィは調を可愛がりながらも、この境内に近づく何者かのフォニックゲインを感じる。シンフォギア装者の呪われた旋律を集めるのが使命のオートスコアラーだからこそ分かる。お日様の様に明るく、温かい、そして、心の強さが表れている旋律…
 「ガングニール…」
 立花響。かつて、調が偽善者と蔑視したガングニールのシンフォギアを纏った少女。主のキャロルに「殺す」「歌では何も救えぬ」と罵られ、何度も手に掛けられそうになりながらも手を差し伸べてきた少女、彼女の存在の為にチフォージュシャトーは崩壊し、主の本懐は頓挫したと言っても良いだろう。忘れるハズがない。お楽しみの途中で水を差され、眉を顰めるが、マスターの手土産、それに何時ぞやのお礼も兼ねて、ちょっと、仕返しする事を思いついた。
 「
良い?調ちゃん……
 ガリィはそっと調に耳打ちをして、「嫌!」と断るのも聞かずに口づけ、頭の中を弄り、朦朧としたまま、3度目の絶頂を迎えさせてやるのだった…

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 「調ちゃん!!」
 流石は困ってる人を放っておけない性分。遥か、上空からも破損したギアのままで転がる調を見つけ、ガングニールの装者、立花響はひと気のない境内に降り立った。
 「響さん…♥」

 調の紅い瞳に映るのは黄金色の光を帯びたガングニールの少女。茶色い髪も炎の様に夜空を舞い、優しい顔つきだが、大きな瞳は琥珀の様な輝きを宿している。マリアの様な豊満なナイスバディでこそないし、風鳴翼の様に引き締まった、筋肉のついた肉体でこそないが、肉のついた身体は大きめのお尻や丁度良い大きさのおっぱい、恥丘や脚もムチムチ、そして、トレーニングで鍛えられ、程好く、筋肉もついた肉体を久々に目にした調は思わず、惚けてしまう。バーニングモードギアも所々が黄金色に輝く、純白のドレスの様なギアインナーはメカのパーツも相俟って、正に電脳の天使の様…
 「調ちゃん…探したんだよ……」
 響は屈託のない笑顔で調を抱き締める。よく見ると大きな瞳からは涙が零れる。偽善者と蔑んだ少女の悲しみを知るからこそ、「響さんに私達の気持なんか分からない」と拒絶されても、手を差し伸べ続けてきた。戦いを共にする仲間というだけでなく、このガングニールの少女は純粋にこの調という少女の事が好きなのだろう…
 「響さん…好き♥」
 「わたしもだよ♥」
 調の言葉に響はにこっと笑い返す。だが、誰よりも真っ直ぐな少女の鋭い眼光に何か邪なものが混じっていると感じるも、それを考える間も与えられず…
 「!!!!!」
 調の小さな唇が響の唇を奪う。
 「調ちゃん…!?」
 響は眼に涙を浮かべ、涙声で調を引き離そうとするも、小さな女の子とは思えない力で抱き締められ、そのまま、口内を犯され、舌を絡め取られて、歯茎を撫でられる。トロンッとした表情で調を見つめて、彼女の愛撫を受け入れる。
 「調ちゃん…♥」
 神殺し、ガングニールの少女と言われたシンフォギア装者とは思えない弱々しく、甘えた声で小さな女の子に押し倒され、メカメカしいパーツを剥ぎ取られ、またもキスをされる。愛妻とも言うべき、パートナー、小日向未来に迫られても、ここまで、頭の中が蕩ける様な感覚に襲われた事はない。
 「響さん♥可愛い♥♥」
 調は嗜虐心いっぱいの微笑みを浮かべ、響を口づけから解放するとまだまだ脂の乗り切っていない響の肉体を弄ぶ。鎖骨にチュッとキスだけで響は「キャッ♥」と可愛く鳴いて、おっぱいを舐りながら、指で摘まむ様に乳首をクリクリと刺激してやる。ギアインナー越しとは言え、ガリィにチャームされた調に頭の中をちょこっと弄られ、少女の柔らかい手でピンポイントで責められ、正気を保てるハズはなく、身を捩らせながらも調の小さな身体と猫が獲物を弄ぶ様な愛撫を受け入れ、可愛く、鳴いた…
 「調ちゃん…♥やめぇえ♥♥」
 「ダーメ♥響さんこそ、私に悪戯したでしょ?」
 パヴァリア光明結社の幹部、サンジェルマンに立ち向かうべく、ユニゾンの特訓をしていた際、響は調と組み、ギクシャクしながらも共にお互いを高め合った。その結果、暴走した為に、ベッドの上で鍛錬して、最愛の未来がいるにも拘らず、調と切歌が相思相愛の仲である事も承知でユニゾンに悪影響を及ぼす事を危惧しながらも一晩かけて、じっくりと可愛がってあげたのだ。幸い、未来にも切歌にもバレずに済んだものの、あの時の付けをこんな形で払わされる羽目になるなんて!!
 「調ちゃん……正気に……戻って……♥♥」
 お臍の辺りを舐められ、歯を立てられ、響の訴えは遮られた。
 「将来を誓い合った女の子がいる癖に、他の百合カップルに手を出した淫乱さんの言葉とは思えませんね?」
 「そんな…!ああっ♥♥」
 泣き言を言うまでもなく、響の肉づきの良い身体に調の指が這い回る。腰回りを撫で上げられ、チュッと汗を舐め取られ、ムチッとした恥丘にも口づけられる。「やめて」と言って、顔をまっ赤にして、両脚を閉じようとしているのに、力が入らない…
 「可愛い♥」
 宛ら、自身の肉体を弄んだガリィの様にゾッとする様な冷たい笑みを浮かべ、調はムチムチの腿を舐り、キスマークを残してゆく。このまま、無事に戻ったとしても、とても、最愛の未来の前では、裸になんかなれないだろう。過去の火遊びも絡んでいるのなら、尚更ではないか…
 「やめて止めて!やめて止めて♥やめて止めへぇええ♥♥」
 響の明るくよく通る声は甘ったるく、締まりのない喘ぎに変わり、調の舌と指を受け入れた女陰はゴボゴボと卑猥な水を零してゆく。快楽に負けてしまったガングニールの少女の頭の中には、愛する少女、未来の事など、もう微塵もなくなっているのではないか。
 「こっちも調教してあげる♥」
 調は響をまんぐり返しの姿勢にして、大きめのお尻をギューギュー揉み、インナー越しから、お尻やヒクヒクと蠢くアナルを舐る。
 「お尻ぃぃぃい♥♥♥嫌ぁあああああ!!!!!」
 流石にお尻の穴を舐められるのは恥ずかしいのか、既に調とガリィの手に堕ちていた響も恥ずかしがりながら、腰をくねらせ、抵抗する。その反応を愉しむかの様にお尻を責め立ててから、調は響に圧し掛かる。
 「
調ちゃぁぁああああんん♥♥♥♥
 「
響さぁぁああんん♥♥♥♥
 未来の事も脳裏からぼやけ、小さな女の子に種付けプレスを喰らわされ、ギアインナーだけを残しながら、肉付きの良い肉体を暴れさせながら、犯され、堕とされてゆく。シェム・ハから愛する少女を救った神殺しとは思えない痴態にその様子を社で見ていたガリィはケラケラ笑う。
 「すっかり壊れちゃった♥」
 調に押し倒されたまま、おっぱいをブルンブルンッと震わせながら、愛液を迸らせながら、ガングニールの少女は調の幼さの残る女陰に口づけられる悦びに酔う。パンパンパンッと肉と肉がぶつかり合う卑猥な音が境内に木霊し、調の小さな身体に両足を絡ませる。
 「調ちゃああぁぁあん♥♥♥
いっちゃぅぅぅぅ♥♥♥♥♥
 「響さぁあん♥♥♥♥ユニゾンの訓練の時よりももっともっと激しくしよぉ♥♥♥」
 奇跡を纏っていると言っても過言でない、ギアを汚濁したドロドロの蜜で汚し、戦場で歌う悲しくも優しさや心の強さも感じられる旋律とは程遠い、ケダモノみたいな本能丸出しの喘ぎ声を上げながら、二人の少女は絶頂を迎える。達して尚も火の粉の様に蜜を迸らせ、境内の地べたを汚してゆく…
 「マスターに良いお土産ができたからいっか♥」
 ガリィの好奇と嘲笑の入り混じった視線すらもどうでも良いとばかりに、肉慾に溺れた響が調の小さな身体を押し倒し、深く深く口づける。嫌いだと言いながらも唾をつけたガングニールの装者の痴態を知ったら、主はどう思うのか?そんな事はガリィにとっては知った事ではなかったが、主がツンデレ丸出しで悔しがる様も失望と怒りに囚われる様も想像してみると何れも悪いものではない。どの道、主もこの2人の装者も玩具にできれば良いかとほくそ笑む。
 「調ちゃん、それに神殺しちゃん、夜桜と一緒に百合エッチ愉しんでね♥」
 桜の舞う境内にガリィの幼い女の子の様にも、おばあさんの嗄れ声にも聞こえる笑い声が響いていたのだった…

 チフォージュシャトーに繋がれる哀れな百合奴隷達の喘ぎは散りゆく夜桜を彩る調べの様だった……
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