エディ

2012年に『Another』の見崎鳴×藤岡未咲の百合イラストを投稿してから、現在に至ります。

『戦姫絶唱シンフォギア』の百合同人誌も描いています。
ガリィ×月読調ちゃんのR-18ネタを中心に活動中。ミラアルクのガチ百合エッチ本も描きたいと思う今日この頃です。
シンフォギアカップリングはエルザ×月読調、立花響×月読調、ミラアルク×シンフォギア装者、安藤創世×寺島詩織、マイナーなカップリングばかり、推していますが、メジャーな暁切歌×月読調も大好きです!

そんな訳でよろしくお願いします。


◆好きなカップリング◆

■ Another
見崎鳴×藤岡未咲
金木杏子×松井亜紀
赤沢泉美×見崎鳴
赤沢泉美×杉浦多佳子

■ 戦姫絶唱シンフォギア
ガリィ×月読調
キャロル×月読調
暁切歌×月読調
立花響×月読調
エルザ×月読調
安藤創世×寺島詩織
ガリィ×ミカ
ファラ×ガリィ
ミラアルク×シンフォギア装者
キャロル×立花響
小日向未来×エルフナイン
シェム・ハ×小日向未来
シェム・ハ×立花響

■ サガ・スカーレットグレイス
ネエちゃん×ウルピナ
マリオン×ウルピナ
ウルピナ×ユリア
マリオン×パトリシア
クローバー×マリオン

■ ロマンシング・サガ/ミンサガ
シフ×アイシャ

■ ロマンシング・サガ2
緋色の女帝×キャット(シティシーフ)
緋色の女帝×ユキノ(忍者)

■ ロマンシング・サガ3
エレン×サラ

■ サガ・フロンティア
アセルス×白薔薇姫
アセルス×アニー
ライザ×アニー

■ サガ・フロンティア2
プルミエール×ジニー
ヌヴィエム×プルミエール

■ サガ2秘宝伝説(リメイク含む)
人間女×エスパーガール
エスパーガール×エスパーガール
人間女×人間女

■ 刀使ノ巫女
​衛藤可奈美×十条姫和
柳瀬舞衣×糸見沙耶香
古波蔵エレン×益子薫
獅童真希×此花寿々花
折神紫×燕結芽
衛藤可奈美×燕結芽
折神紫×十条姫和
衛藤可奈美×安桜美炎
十条篝×十条姫和
​岩倉早苗×十条姫和

■ 転生王女と天才令嬢の魔法革命
ユフィリア×アニス
ティルティ×アニス
アニス×イリア
レイニ×イリヤ
レイニ×ユフィリア

■ 私の推しは悪役令嬢。
レイ×クレア
ロレッタ×ピピ

■ ひきこまり吸血姫の悶々
ヴィル×コマリ
カレン陛下×コマリ
サクナ×コマリ
ミリセント×コマリ

投稿日:2023年04月30日 05:02    文字数:11,150

お人形さんと廃棄躯体

ステキ数は非公開です
コメントを送りました
ステキ!を送りました
ステキ!を取り消しました
ブックマークに登録しました
ブックマークから削除しました
コメントはあなたと作品投稿者のみに名前と内容が表示されます
エルフナインがチフォージュシャトーにいた頃、ガリィに悪戯されたエルフナインがキャロルにしっかり可愛がれるお話です。
ふたなり要素があるので、苦手な方はご注意を!
キャロル(女の子)から生み出されたホムンクルスという事でギリセーフかなっと思い、「性別はない」というGXの頃の設定を残しつつも、エルフナインは「女の子」の扱いになりました。

4月30日は『戦姫絶唱シンフォギアXD』で正式にエルフナインがプレイアブル化(エイプリルフールイベントで隠しキャラとして、実装された事はある)される記念すべき日なので、お祝いに何かしようと思い、小説を書く事にしました。
1 / 5
 ガリィが月読調という小さなシンフォギア装者に恋慕する少し前、この性悪なお人形さんには気になる子がいた。
 彼女の主、キャロル・マールス・ディーンハイムのホムンクルスでありながら、廃棄躯体から作られた故に本来は性別はなく、季節の殺戮者として、魔法少女事変を引き起こすキャロルと血を分け合っているとは思えない程に、か弱くて、いつも、キャロルに怒鳴られ、暴力を振るわれてもオドオドしながらも寄り添おうとする歪な存在。メイドさんを思わせる暗いブルーのドレスを纏うオートスコアラーが1機、ガリィ・トゥーマーンが想い出の供給、最強のオートスコアラーと畏怖されるミカ・ジャウカーンの教育係も兼ねた武装メイドさんであれば、キャロルの遺伝子が素体になっている事を除いては何の力もない奇跡の殺戮者の奴隷。戯れに主が生み出した玩具でしかなかった。錬金術の知識はあるものの、ガリィ達にとってはキャロルが世界最強の錬金術師、比べる間でもなかった。
 「マスター♥ガリィちゃんからプレゼントですよ♥」
 ガリィはチフォージュシャトーの王座の前でくるんっと回ってから、一輪の花を大好きなマスターに差し出す。釣鐘を思わせる淡い紫色の花はだらんっと垂れ下がり、ガリィの持っている茎や葉からはほんのり野草の香りがした。彼女らが破壊を試みている要石が点在する国、日本では、ホタルブクロと呼ばれているらしいが、キャロルはその意味を実感する。
 「なんのつもりだ?」
 この城の主には幾分大き過ぎる玉座でキャロルは足を組みながら、舌打ちをする。彼女の憎悪に燃える瞳が薄紫色の花に宿る転々とした光を追う。それは釣鐘の様な花びらから零れたかと思うとフワッとキャロルの為に作られた玉座とオートスコアラーが収まる台座しかない、ガランとした広間を舞う。蛍だ。恐らくはガリィがキャロルに見せる為にこの花の中に捕まえてきたのだろう。それに野に生えているホタルブクロよりも大きく、ずっと、蛍を収めている事からも何かしらの術が掛けられているか、キャロルへのプレゼンの為だけに培養された花なのだろう。
 「オレをバカにしてるのか?」
 キャロルはブロンドの巻き毛に留まろうとした蛍を振り払う。
 「マスターも少しくらい、肩の力を抜いて下さいよ♥御幼少の頃は虫を追いかけたり、花を摘んだ事くらいあるんじゃありませんか?」
 子供をあやす様なガリィの物言いにバンッと肘掛けを叩く。それに驚いた様に花の中に捕らわれていた蛍が飛び立った。
 「オレはお前と違って遊んでいる暇はないんだ!下がれ!」
 小さな少女の様な井出達ではあるが、そこはガリィ・トゥーマーン。キャロルの剣幕にも、一歩も引かずにギザを見せながら、ケケッと笑う様は主が性根が腐っているだの、性悪だのと言うだけの事はある。何よりも門からそっと彼女らを伺う小さな人影が気になってはいた。
 (あいつ…蛍、見た事なかったっけ?)
 ガリィは蛍をホタルブクロの中に集めながらもオドオドとしながら、自身の分身にして、主である少女、性悪なお人形さんに視線を移しながらも人工の光とは違い、淡い灯を見つめていた。黒いビキニパンツしか衣服は纏っておらず、ほぼ全裸の幼い肉体をフード付きの漆黒のローブで覆い隠している。翡翠の様な鮮やかな翠の瞳、キャロルの見事なブロンドとはまた違った趣のある黄緑色のフワッとした巻き毛、ガリィの作られた蒼い瞳には充分に愛らしい少女に映った。
 (マスターも遊んでくれないし、ガリィちゃん……溜まってるし♥)
 ガリィはペロッと舌舐めずりをする…

1 / 5
2 / 5

 「わあっ!すごく綺麗です!!」
 キャロルに怒鳴られ、詰られた時に力なく、笑うだけの子供と思っていただけに、蛍を初めて、目にしただけでエルフナインの顔がパッと輝いたのを目の当たりにして、ガリィも些か、驚いた。

9k=
 「外の世界には、まだまだ、僕の知らない事、見た事のないものでいっぱいなんですね…」
 興味津々の様子で純粋に蛍の灯を宿す薄紫色の花を見つめる様は、このエルフナインの生みの親であるキャロルとは、真逆で性悪なガリィですらも少し微笑ましく思うのだった。クスッと笑い声を漏らしていた性悪なお人形さんの表情が一瞬、曇る。
 (本当にこいつ、マスターのホムンクルスなのかしら?)
 廃棄躯体と嘲笑された小さな身体にも、確かな温もりがある。それにガリィが蛍や花を心から「綺麗」と思う様に、このエルフナインにも、ちゃんと心があるのではないか。エルフナインをホムンクルスとして、生み出したキャロルにも本来は備わっていたのではないか。チフォージュシャトーを築くまでの長い歳月、奇跡の殺戮者と自ら名乗る程に心を病み、あの日、父親を刎頚の煤とされ、惨たらしく殺された悲しみと憎悪は燻ぶるどころか、今でも、激しく燃え続けている。世界を知る為に駒を進める小さな錬金術師には、蛍の光に心を奪われ、一輪の花を愛でる猶予もなく、そう思う心は当に失われているのだろう…
 「ガリィ…」
 エルフナインの大きな瞳は宙を舞う淡い光を追う。羽化しても、一夏しかその光を見る事はない。お互いに交わり、その命を次の代に受け継いで、静かにその生命の灯は消えてゆく…
 (まるでこいつみたいにね…)
 廃棄躯体の中から選ばれ、仮初の生命を吹き込まれたエルフナイン、恐らくは役目を果たすまでは持たないだろうっとガリィはそんな憐れみにも、嘲笑にも似た眼差しを向けていた。当のガリィも呪われた旋律を収集する任務を果たすのと同時にその球体関節人形の身体を打ち砕かれ、その生命は潰えるだろう。主の夢が成就するのを見る事なく……
 「なによ」
 エルフナインの小さな小さな手にドレスを掴まれ、ガリィは浮かない顔で大好きなマスターにそっくりな顔で無邪気に笑い、恥ずかしそうにもじもじする幼子に目をやる。
 「
ありがとう…
 蛍の自身を重ね合わせた上での悲哀、その蛍をほんの気紛れではあっても見せてくれた嬉しさにフフッと笑うエルフナインにガリィの機械仕掛けの身体、電子の思考回路はときめいた…
 (可愛い♥♥♥♥)
 「ガリィ?」
 エルフナインがガリィの顔を覗き込む。
 「もう、ガキで腑抜けなんだから!マスターの爪の垢でも飲んでなさいよ!」
 喚き散らすガリィに困りながらもエルフナインはホタルブクロにチュッと口づけ、ぺこんっとお辞儀をする。
 「はい、ごめんなさい」
 欲求不満なガリィの心を悉く、擽り、刺激する大好きなマスターそっくりな子の無自覚のアプローチ…。そんなことをされて、ガリィの気持ちが抑え切れるハズはなく、そっと、エルフナインを抱き締める。ガリィの細い腕にもスッポリ収まる華奢な身体。白いだ肌を通して、伝わる温もり…今は何が何でもこの子が欲しいのだと、ガリィはニィーッとギザ歯を剥き出しにする。
 「
おいで♥エルフナイン……
2 / 5
3 / 5

 真理を追究する為、世界を知るという父親の遺言を成就すべく、作られたワールドデストラクターだけあり、機械が低く唸る音だけが響く、薄暗い空間、最早、虚無と言うべき、チフォージュシャトーに悩まし気に鳴く、少女の声が木霊する……
 「
ガリィ……!」
 普段から、パンツマントと言っても、差し支えのない格好でチフォージュシャトーで生活しているエルフナインだが、フード付きのローブも脱がされ、パンツ一丁でガリィに押さえつけられていた。白い肌を球体関節で繋がれたガリィの細い手が這う。
 「あっ♥」
 耳朶をガリィのギザギザの歯に甘噛みされ、ピクンッと小さな身体が痙攣する。
 「可愛い♥」
 ガリィの甘い囁きに耳をまっ赤にして、ボロボロと涙を零す、キャロルであれば、まず見せないであろう乱れた姿。幼い子供の様に暴れ様にも、ガリィにガッチリホールドされて、それも叶わない。
 「
ここ…気持ち良い?」
 ガリィはウフッと微笑み、エルフナインの恥丘をなぞりながら、ビキニパンツに球体関節で繋がれた手を滑り込ませる。
 「
そん…な……うぅっ!!」
 ガリィの白い指がエルフナインの幼い女陰を撫で、クレヴァスと胸元の小さな膨らみを優しく、愛撫し、ペロッと甘噛みした耳を舐める。
 「僕…男の子じゃないのに……」
 廃棄されるハズの躯体から作られたホムンクルス、本来は性別などないハズだが、悪戯されて、可愛く喘ぐ姿は小さな女の子そのもの…
 「
ガリィちゃん……女の子に目覚めちゃうかも♥」
 元々は想い出の供給の為に誰彼構わずに、キスを交わし、想い出を吸い尽くした。そもそも、想い出とは、電気信号でしかなく、それを与えてくれるのであれば、どうでも良かったのだが、色々なデータを収集している内にいつの間にか、彼女らが「性欲」と呼ぶものが根付き始めた。それが誰の想い出で如何なる想いからくるのかは、今となっては分からない。だが、自分の手の中で幼い女の子を弄び、その温もり、心音、ジュクジュクと濡れている女陰、人間を犯した時の悦びがジワジワと機械人形でしかなかったハズのオートスコアラーの胸の奥を満たしてゆく…
 その後、女の子同士で愛し合う二人で一つとも言うべき、ザババのシンフォギア装者の片割れに横恋慕する事も、そのザババの少女を犯し続け、女の子同士の恋愛、少女をこの手で犯す事に一切の抵抗もなくなるとは、当のガリィ・トゥーマーンもこの時は夢にも思わなかったのだった…
 「僕はその女の子でも……ああっぅ!!」
 「どっちでも良いや♥ガリィちゃん、元々、男にキョーミないし、女の子虐めるの大好きだもん。それにエルフナインが可愛くって、エロい事に変わりないから♥」
 男の子でも、女の子でもないというエルフナインの抗議もどこ吹く風とばかりにガリィはエルフナインの乳首をキュッと抓り、ギューッと揉み、甘い声を上げさせる。エルフナインは上と下を責められ、ついに耐え兼ねたとばかりに小さな女の子の様に泣き出した。
 「ううぅうっ!うぐぅぅぅ!!」
 小さな口をガリィの球体関節で繋がれた手で塞がれる。
 「静かにしてね♥ミカにバレると色々面倒だもん♥」
 ミカの教育係を押しつけられた為にガリィは想い出を口づけで与えるだけでなく、身の回りの世話までする羽目になった。元々、甘えっ子だったミカはガリィに依存的になり、最近はファラやレイアの想い出の供給をしただけでヤキモチを妬く程だ。尤も、収拾できる想い出が最近は不足しているので、自分では、想い出の供給ができないミカは機能停止しているのだが、エルフナインを悪戯している事がどこで誰に聞かれているか、分かったものではないし、万一、機能停止中のミカに聞かれていないとも限らない。なんにせよ、用心に越した事はない。
 (お腹のキュンキュン……言ってるぅ……)
 エルフナインはくぐもった声を上げるもガリィにしっかり口元を押さえられ、脳裏に煩い程に心音が木霊する。お腹の奥底が熱くなり、疼いてくるが、エルフナインの小さな手では、ガリィの細い手であっても、引き離す事は勿論、押さえる事すらできなかった。全身が熱くなり、汗が白い肌に噴き出し、零れ落ちる涙と共にエルフナインの幼い身体を汚してゆく。クレヴァスから体内に潜り込んだガリィの指が蠢き、お腹の内側から犯してゆく…
 「んんん!!!
うぐぅぅうぅう!!!!!
 弓なりに仰け反るエルフナインの身体をギューッと押さえながら、その幼い女陰から溢れる蜜をその蝋の様に白い手に受ける。キャロルにそっくりのホムンクルスを犯し、彼女の初めての絶頂をこの手で弄ぶ事で迎えさせたという至福にガリィは酔う。
 「可愛かったよ♥あれ?」

 生まれて初めて、絶頂に達したエルフナイン、最初の性行為の相手は人外の少女、それも紛れもない強姦。全身を駆け巡る未知の感覚と辱められた悔しさ、脳髄迄支配する甘い苦痛、未熟な未完成の身体のエルフナインには到底、耐えられるものではなかった。果てるのと同時に意識が途切れていった…
 「舐めて綺麗にしてあ・げ・る♥」
 ビキニパンツも無理矢理に脱がし、ポンポンスーになったエルフナイン、普通の女の子と変わりない裸身にガリィは心を奪われる。ぷっくり膨らんだ乳首、膨らみ始めたおっぱい、丸みを帯び、ツルツルした恥丘、華奢だが、柔らかい肉体も汗や愛液に塗れ、艶かしい。目につく、箇所を丹念にペロペロと舐り上げていく。秘かにこの城の主がこの淫靡な宴を壁一枚隔てた先で聞いていた事にも、気づかずに…

3 / 5
4 / 5

 「キャロル…?」
 キャロルのプライベートルーム。少女が一人で眠るのには、大き過ぎる寝台にエルフナインは横たわっていた。生まれたままの姿で愛液や汗に塗れ、黄緑色の髪もグッショリと濡れて、泣き腫らした痕もガリィとの行為の激しさ、浅ましさを物語っている。その翡翠の様な潤んだ瞳に映るは、このチフォージュシャトーの主、キャロル・マールス・ディーンハイムだった。エルフナインと同様に生まれたままの姿で見下ろしている。
 「人形と乳繰り合って、勝手に果てていたとは、廃棄躯体の分際で良い御身分だ…」
 キャロルの言葉にエルフナインは顔から火が出る程に恥ずかしくなり、思わず、目を背けるも、無理矢理に顔を上げさせられる。
 「廃棄躯体だからか?媚び諂う為に味方の前で股を開くなど…それも人形相手に…」
 キャロルの紫や蒼が入り混じっているかの様な瞳が歪み、キュッと唇が吊り上がる。怯えているエルフナインの眼元から溢れる涙をキスするかの様に舐め取った。
 「主に隠れて、淫行に走る出来損ないには、オレ手頭から、蹂躙してくれる!」
 キャロルにおっぱいを揉まれながらも細やかな抵抗を試みる。
 「僕達……女の子なのに…!」
 ノンケだと言い張る女の子、一線を越える事のない女の子を怯ませる魔法の呪文。キャロルは一瞬、怯んだが、すぐに顔をまっ赤にして、歯を食い縛るとエルフナインの頬に容赦なく、平手打ちを喰らわせる。
 「オレは女の子にキョーミないんだぞ!お前みたいな淫乱と違ってな!」
 キャロルはエルフナインに罵声を浴びせると覆い被さり、チューッと口づけ、小さな唇を塞ぐ。クチュクチュ、舌を絡ませながら、口内を犯し、歯茎を一本一本、撫で上げながら、エルフナインの反応を愉しむ。口づけから解放すると落ち着きを取り戻したのか、にんまりと笑う。
 「それにお前はオレの廃棄躯体…。性別なんぞないんだから、お前を犯したところでオレはレズでも何でもないんだぞ!!」
 尤もらしい事を言っているが、女性である自分を素体に生み出されたホムンクルス、廃棄躯体だろうが、人工生命体であっても、エルフナインは女の子と位置付けても問題はなさそうである。寧ろ、自分は「そっち側」ではないと自己弁解している様にすら、映り、エルフナインは「滑稽だ」と吹き出すも力尽くでしっかりと組み伏され、またしても、ディープキスされる…
 「
キャロゥゥ!!!
 乱暴に舌を絡ませられ、小振りなおっぱいを握り潰されんばかりに揉まれ、爪を立てられる。「オレはそっちじゃないぞ!」とキャロルの怒りに燃える瞳には、書かれていた。脳味噌まで吸い取られ、かき回される様な感覚が身体中に広がり、鼓動はもう煩い程だった。
 「犯されてるというのに、感じているのか♥」

 意地悪く、キャロルに囁かれ、首を左右に振るも、それすらも喉元に口づけられ、鎖骨の辺りにキスマークを付けられ、遮られる。お互いの膨らみかけた乳房を重ねられ、おっぱい同士のキス、肌と肌から伝わる、キャロルの体温と心臓の呻きに耐え切れず、可愛い声を漏らす。キャロルもいつもの横柄さが嘘の様な甘い喘ぎを上げる。
 (廃棄躯体とは言え…こいつの……女の身体がこんなにも…♥)
 キャロルはエルフナインの温もりに直に触れ、トロンッとした表情を浮かべ、エルフナインも頬を紅潮させ、涙を零す。
 「本当の女子の様だな♥」
 キャロルは自らの乳房をエルフナインの乳房から離すと、エルフナインのその未発達の青い果実を口にする。木の実を啄む様に口づけ、ゆっくりと先端だけでなく、乳輪にも、唾液を塗りつけてゆく。まるで母親の乳を求める幼子の様に、その幼い身体を弄ぶ。
 (僕……やっぱり…女の子だ…)
 好きな相手におっぱいを舐められ、子宮が疼いているのが、胎内から蜜が溢れるのが分かる。自分と同じ顔をした少女と交わりたい。何よりも自分とキャロルの気持ち良いところ、触れてほしいところは手に取る様に分かるのだ。ただ、抱いてほしい相手が女の子であるというだけ。あわよくば、この俺っ子魔法少女と一つになりたいとさえ…
 「はぅ!」
 キャロルに乳首を甘噛みされ、エルフナインは可愛く、喘いだ。キャロルのもう片方の手がおっぱいを弄るのに、飽きたとばかりに、細い身体を徐々に徐々に下っていく。お腹やお臍は勿論、腰回りも妖しい手つきで撫で上げてから、ぷっくりと膨らんだ、スベスベの恥丘を撫で撫でする。幼い少女特有の柔らかい身体と盛り上がった丘はどれだけ撫で回しても、飽きない。
 「キャロルゥゥ♥♥」
 涙声でキャロルに悪戯されるばかりだったエルフナインの声が段々と甘ったるく、好きな子を求める様な可愛いものに変わってゆく…
 「これが良いのか♥」
 キャロルは喉の奥でクックと笑い、蜜が溢れる小さな穴につぷっと指を突き刺す。ガリィの血の通わない細い指で弄られジュクジュクになった女陰はより小さなキャロルの指を容易く、受け入れる。
 「キャロルゥ♥♥お腹ぁぁ♥♥」
 エルフナインは燦々と涙を零しながら、体内に呑み込まれたキャロルの指が蠢く度に、細い腰をくねらせ、歯を食い縛った口からも涎が零れる。
 「熱いぞ♥淫乱♥♥」
 キャロルもその幼い体内、熱く火照った肉に絞めつけられ、それを心地良く、感じていた。
 「ああっ♥キャロルゥゥゥ♥♥♥」
 キャロルの指が強く締めつけられたと思う間もなく、エルフナインは胎内から熱い蜜を迸らせるのだった。ニヤッと笑い、蜜でドロドロの指を舐め上げ、キャロルはエルフナインの下半身に移っていく…
 「キャロル♥恥ずかしい♥♥」
 キャロルはエルフナインの細い腿を掴み、股を開かせる。蜜でベッタリと汚れた幼い女陰も火照ったポコンッと膨らんだ恥丘を前にグッと生唾を呑む。吐息をグジュグジュのクレヴァスに吹きかけてやるとエルフナインは目を伏せる。女性の急所とも言える場所を覗かれ、恥ずかしくない訳はないが、どれだけ、足掻いてもそこをキャロルに辱められる事に変わりはない。
 「良い子にしてろ♥」
 キャロルは子供をあやす様に優しく、囁くと恥丘にキスをして、噴き出した汗を舐め取る様に舌を這わせ、女陰の小さな穴にチュッチュッと唇を落としてから、執拗に責める。灼熱の蛞蝓や蛭がお腹の中に入ろうとしている熱さと擽ったさともどかしさで頭の中でバチバチと電流が流れ、弾けるのを感じながら、エルフナインは艶かしく、喘いだ…
 「キャロル♥♥ああっ…!…いいぃぃ♥♥♥」
 恥ずかしさに圧し潰されそうになりながらも女の子に局部を舐められる快感が勝り、主の顔にみっともなく、熱々の体液を吐き出す。キャロルは顔中をベトベトにしながら、尚も肉慾が衰える兆しはなく、開かせたエルフナインの女陰に自らの女陰を押し当てる。
 「ああっぁぁぁぃぃぃいいい♥♥♥♥」
 「煩いぞ!!!この痴れ者がぁああ♥♥♥♥」
 キャロルとエルフナイン、それぞれの幼い女陰とぷっくりと膨らんだ恥丘同士が触れ合い、パンパンッと愛液で汚れた張りがあり、柔らかな肉と肉とがパンパンパンッという音を立てる。身体中を巡る血液が沸騰し、胎内で燃え滾る蜜が恥丘の方に集まり、より熱くしているのを感じ、絡み合った肢体も股間も密接して、噴き出した汗が火照った白い肌をダラダラと伝っていった。抱き締めながら、お互いの舌を絡ませ合いながら、三度目の絶頂を迎えたエルフナインの肉体に変化が起きた…
 「熱いぃぃ♥♥お腹が……
お股ぁぁあ♥♥♥♥
 ぞわぞわと股間に血肉が集まるのを感じ、心臓も悲鳴を上げる…
 (この廃棄躯体に飲ませた「アレ」がそろそろ効く頃だな)
 キャロルは達しながらも、どす黒い欲望に歪んだ邪悪な笑いを浮かべる。

4 / 5
5 / 5

 眠っている内にキャロルはある薬をエルフナインに投与していた。彼女らは知る由はないが、シンフォギアシステムの存在しない世界では、メックヴァラヌスという少女武装の為に使われたアジ・ダハーカの化石を始め、あらゆる聖遺物や薬物が材料となり、調合された。恐らくは長く生きられないであろうメックヴァラヌスを纏う竜姫達の血をより色濃く受け継いだ子を残したいという呪わしい力と想いの一端なのか…
 「僕…男の子じゃないのに!!」
 エルフナインの股間からぶら下がっていた本来は女の子の肉体には備わっていない醜い肉の塊、男性器だった。それもエルフナインの小さな身体には不釣り合いの極太サイズ。ドクンドクンッと黒い血管が巡り、脈打っている。性別を変えるに等しい禁忌とも言えるそれは本来は男性でも、女性でもない、エルフナインだからこそ、キャロルの手で簡単に調整、調合させる事ができたのだろう。竜姫同士で子を成す為、少女の肉体を変化させるのだから、錬金術でも、単純な理論でも、説明がつかない悍ましい力が働いている様でキャロルも調合を躊躇ったのだが、後にエルフナインが女性同士でも、使える代物に昇華させる事を、まだまだ、キャロルもエルフナインも知らない。寧ろ、メックヴァラヌスが作られる事はなかったこの世界でも、本来はメックヴァラヌスに選ばれたハズの少女達の手に渡るのだから、それもまた宿命だったのかも知れない…
 「廃棄躯体のお前だからこそだ♥」
 キャロルは嬉しそうにニィーッと笑うとエルフナインの玉玉を揉み揉みと解しながら、肉棒の先端にチュッとキスをする。極太の肉棒にキスの雨を降らせ、滲んだ白いエキスを舐り、筋に沿って、舌を這わせていく。
 「キャロル♥♥僕の………いぃぃ♥♥」
 女の子が女の子にフェラチオするという背徳的な光景。本来は廃棄されるハズだった躯体のあそこから生えた男根を嬉しそうにしゃぶるチフォージュシャトーの主の姿など、とてもじゃないが、恥ずかしくて、ガリィ達、オートスコアラーには見せられない。
 「僕…どうなっちゃ……ぅ…ぅう…のぉお♥♥♥」
 (いつまで、持つかな♥♥)
 キャロルはエルフナインの肉棒を飲み込むと喉の奥で扱き、ねっとりと舌を絡めて、分泌される白濁した汁を搾り取るかの様…
 「キュンキュン……言ってぅぅ♥♥」
 キャロルに食らいつかれ、舐られ、歯も立てられ、虐められ続けたエルフナインの肉棒も白濁したマグマを火の粉の様に迸らせ、キャロルに揉み解されている玉玉にも、事前に付けられたキスマークが目立ち、それすらも洗い流す様に汗と蜜が滴る。
 「ああっぁっ♥♥♥♥♥」
 「うぼぉぉおおお♥♥♥」
 キャロルの甘噛みで締め付けられるのを合図に洪水の様に汚濁した白いマグマは悪臭と共に放たれ、キャロルの口内を汚す。満足気にごくごくと喉の奥に熱くて、白いシロップを流し込み、恍惚とした表情を浮かべた俺っ子魔法少女はお尻を突き出す様な格好で四つん這いになって、エルフナインにウインクする。
 「早くしろ!」
 キャロルの言葉にエルフナインは動揺する。
 「早くしろって?もしかして!!」
 「ああそうだよ!」
 エルフナインの言わんとしている事を理解した上でキャロルはお尻を振り、そうする様に促す。
 「お前はオレの奴隷だ!所有物だ!拒否権なんぞないと思え!!!」
 性別を持たないが故に女の子のお人形さんに凌辱され、今度はタチ(攻め)として、主の夜伽役をする様に迫られている。だが、身体はそうしたいと渇望している。事実、キャロルの口内で達したばかりだというのに、エルフナインの肉の棒はもう勃起を始めている。
 「ごめん♥」
 謝りながらも涎を垂らしながら、エルフナインはキャロルのプリプリのお尻に圧し掛かり、その肉の剣を彼女の肛門へと挿入する。
 「
うぎゃぁぁあっぁあああ!!!!!
 「キャロルのお尻ぃぃぃ♥♥♥」
 螺旋状の小さな穴が抉られ、押し広げられ、想像を絶する激痛が体内を走る。痛みに耐えられず、キャロルは泣き出し、そして、エルフナインが突く度に、促され、お尻を振った。エルフナインは直に触れるキャロルのお腹の中の心地良さに溺れていく…
 「
バカ!!!そっちじゃない!!!」
 「僕、廃棄躯体だから、よく分かりません♥」
 エルフナインはにっこり笑いながら、ハアハアと荒い息遣いでキャロルの小さな身体を蹂躙する。廃棄躯体と侮った奴隷に弄ばれ、御そうとしても、その廃棄躯体で、本来は性別がない事を突かれ、ぐうの音も出ないとばかりにキャロルは歯を食い縛り、その辱めに涙するのだった。
 「どこにしてほしい?」
 エルフナインは意地悪く、囁きながら、キャロルのお尻を穿つ。柔らかいお尻も体内の温もりも、愛おしいキャロルのものだと思うと夢見心地でこのまま昇天してしまいそうだ。当のキャロルも「言うもんか!」と歯を食い縛るも段々と甘い声を上げ始める。お腹の中に熱した鉄が暴れる様な感覚に負けて…
 「オレのお……ん……にいっぱい…
!!!
 キャロルは悔しさで燦々と涙を零し、それでも、エルフナインに肛門を犯され、突かれる度に大きなうねりの中でお尻を振る。
 「やっと素直になったね♥……でも…ごめん♥」
 「やめろぉぉぉぉお!!!!!!おぉぉおおお♥♥♥」
 エルフナインの肉棒から吐き出された超濃縮された白濁したマグマはキャロルの腸内を侵していき、彼女の思考を直に焼いていくのだった。ぷりんっとしたお尻から放たれる白い放出はやがて、彼女らの恥丘や足首をも穢していく…
 「ご褒美だよ♥」
 エルフナインはキャロルを仰向けにすると種付けプレスの姿勢で乗っかるとその小さな穴に無理矢理に肉の棒を突き刺す。
 「
いだぁああああぁぁあああ!!!!!!!!
 「キャロルの中ぁぁ♥♥
きっつぃぃぃい♥♥♥
 丸みを帯びた恥丘と恥丘とがぶつかり合い、パンパンッと音を立てながら、寝台を軋ませていく。バタバタと手足を暴れさせていたキャロルもエルフナインを受け入れて、大しゅきホールドをかましながら、腰を振った。エルフナインもそれに応える様にキャロルに口づけて、肉の剣で犯し、彼女のお腹がポンポンに膨れるまで、熱した白い蜜を注ぐ…

 エルフナインを可愛がるべく、キャロルがダウルダヴラとフォニックゲインの力を利用して、男根をを生やせる様に研究に勤しんだのは、また別のお話…
5 / 5
コメントを送りました
ステキ!を送りました
ステキ!を取り消しました
ブックマークに登録しました
ブックマークから削除しました

コメント

ログインするとコメントを投稿できます

是非、コメントを投稿しましょう
ほとんどの作者の方は、「萌えた」の一言でも、好意的なコメントがあれば次作品への意欲や、モチベーションの向上につながります。
コメントは作品投稿者とあなたにしかコメントの内容が表示されず、文字制限は140文字までとなりますので、あまり長いコメントを考える必要はありません。
是非、コメントを投稿して頂き、皆様と共にGLを愛する場所としてpictGLandを盛り上げていければと思います。

閲覧制限が掛かった作品です

この作品は投稿者から閲覧制限が掛けられています。性的な描写やグロテスクな表現などがある可能性がありますが閲覧しますか?

閲覧する際は、キーワードタグや作品の説明をよくご確認頂き、閲覧して下さい。

お人形さんと廃棄躯体

キーワードタグ 戦姫絶唱シンフォギア  エルフナイン  ガリィ・トゥーマーン  キャロル・マールス・ディーンハイム  ふたなり  フェラ  R18 
作品の説明 エルフナインがチフォージュシャトーにいた頃、ガリィに悪戯されたエルフナインがキャロルにしっかり可愛がれるお話です。
ふたなり要素があるので、苦手な方はご注意を!
キャロル(女の子)から生み出されたホムンクルスという事でギリセーフかなっと思い、「性別はない」というGXの頃の設定を残しつつも、エルフナインは「女の子」の扱いになりました。

4月30日は『戦姫絶唱シンフォギアXD』で正式にエルフナインがプレイアブル化(エイプリルフールイベントで隠しキャラとして、実装された事はある)される記念すべき日なので、お祝いに何かしようと思い、小説を書く事にしました。
お人形さんと廃棄躯体
1 / 5
 ガリィが月読調という小さなシンフォギア装者に恋慕する少し前、この性悪なお人形さんには気になる子がいた。
 彼女の主、キャロル・マールス・ディーンハイムのホムンクルスでありながら、廃棄躯体から作られた故に本来は性別はなく、季節の殺戮者として、魔法少女事変を引き起こすキャロルと血を分け合っているとは思えない程に、か弱くて、いつも、キャロルに怒鳴られ、暴力を振るわれてもオドオドしながらも寄り添おうとする歪な存在。メイドさんを思わせる暗いブルーのドレスを纏うオートスコアラーが1機、ガリィ・トゥーマーンが想い出の供給、最強のオートスコアラーと畏怖されるミカ・ジャウカーンの教育係も兼ねた武装メイドさんであれば、キャロルの遺伝子が素体になっている事を除いては何の力もない奇跡の殺戮者の奴隷。戯れに主が生み出した玩具でしかなかった。錬金術の知識はあるものの、ガリィ達にとってはキャロルが世界最強の錬金術師、比べる間でもなかった。
 「マスター♥ガリィちゃんからプレゼントですよ♥」
 ガリィはチフォージュシャトーの王座の前でくるんっと回ってから、一輪の花を大好きなマスターに差し出す。釣鐘を思わせる淡い紫色の花はだらんっと垂れ下がり、ガリィの持っている茎や葉からはほんのり野草の香りがした。彼女らが破壊を試みている要石が点在する国、日本では、ホタルブクロと呼ばれているらしいが、キャロルはその意味を実感する。
 「なんのつもりだ?」
 この城の主には幾分大き過ぎる玉座でキャロルは足を組みながら、舌打ちをする。彼女の憎悪に燃える瞳が薄紫色の花に宿る転々とした光を追う。それは釣鐘の様な花びらから零れたかと思うとフワッとキャロルの為に作られた玉座とオートスコアラーが収まる台座しかない、ガランとした広間を舞う。蛍だ。恐らくはガリィがキャロルに見せる為にこの花の中に捕まえてきたのだろう。それに野に生えているホタルブクロよりも大きく、ずっと、蛍を収めている事からも何かしらの術が掛けられているか、キャロルへのプレゼンの為だけに培養された花なのだろう。
 「オレをバカにしてるのか?」
 キャロルはブロンドの巻き毛に留まろうとした蛍を振り払う。
 「マスターも少しくらい、肩の力を抜いて下さいよ♥御幼少の頃は虫を追いかけたり、花を摘んだ事くらいあるんじゃありませんか?」
 子供をあやす様なガリィの物言いにバンッと肘掛けを叩く。それに驚いた様に花の中に捕らわれていた蛍が飛び立った。
 「オレはお前と違って遊んでいる暇はないんだ!下がれ!」
 小さな少女の様な井出達ではあるが、そこはガリィ・トゥーマーン。キャロルの剣幕にも、一歩も引かずにギザを見せながら、ケケッと笑う様は主が性根が腐っているだの、性悪だのと言うだけの事はある。何よりも門からそっと彼女らを伺う小さな人影が気になってはいた。
 (あいつ…蛍、見た事なかったっけ?)
 ガリィは蛍をホタルブクロの中に集めながらもオドオドとしながら、自身の分身にして、主である少女、性悪なお人形さんに視線を移しながらも人工の光とは違い、淡い灯を見つめていた。黒いビキニパンツしか衣服は纏っておらず、ほぼ全裸の幼い肉体をフード付きの漆黒のローブで覆い隠している。翡翠の様な鮮やかな翠の瞳、キャロルの見事なブロンドとはまた違った趣のある黄緑色のフワッとした巻き毛、ガリィの作られた蒼い瞳には充分に愛らしい少女に映った。
 (マスターも遊んでくれないし、ガリィちゃん……溜まってるし♥)
 ガリィはペロッと舌舐めずりをする…

1 / 5
2 / 5

 「わあっ!すごく綺麗です!!」
 キャロルに怒鳴られ、詰られた時に力なく、笑うだけの子供と思っていただけに、蛍を初めて、目にしただけでエルフナインの顔がパッと輝いたのを目の当たりにして、ガリィも些か、驚いた。

9k=
 「外の世界には、まだまだ、僕の知らない事、見た事のないものでいっぱいなんですね…」
 興味津々の様子で純粋に蛍の灯を宿す薄紫色の花を見つめる様は、このエルフナインの生みの親であるキャロルとは、真逆で性悪なガリィですらも少し微笑ましく思うのだった。クスッと笑い声を漏らしていた性悪なお人形さんの表情が一瞬、曇る。
 (本当にこいつ、マスターのホムンクルスなのかしら?)
 廃棄躯体と嘲笑された小さな身体にも、確かな温もりがある。それにガリィが蛍や花を心から「綺麗」と思う様に、このエルフナインにも、ちゃんと心があるのではないか。エルフナインをホムンクルスとして、生み出したキャロルにも本来は備わっていたのではないか。チフォージュシャトーを築くまでの長い歳月、奇跡の殺戮者と自ら名乗る程に心を病み、あの日、父親を刎頚の煤とされ、惨たらしく殺された悲しみと憎悪は燻ぶるどころか、今でも、激しく燃え続けている。世界を知る為に駒を進める小さな錬金術師には、蛍の光に心を奪われ、一輪の花を愛でる猶予もなく、そう思う心は当に失われているのだろう…
 「ガリィ…」
 エルフナインの大きな瞳は宙を舞う淡い光を追う。羽化しても、一夏しかその光を見る事はない。お互いに交わり、その命を次の代に受け継いで、静かにその生命の灯は消えてゆく…
 (まるでこいつみたいにね…)
 廃棄躯体の中から選ばれ、仮初の生命を吹き込まれたエルフナイン、恐らくは役目を果たすまでは持たないだろうっとガリィはそんな憐れみにも、嘲笑にも似た眼差しを向けていた。当のガリィも呪われた旋律を収集する任務を果たすのと同時にその球体関節人形の身体を打ち砕かれ、その生命は潰えるだろう。主の夢が成就するのを見る事なく……
 「なによ」
 エルフナインの小さな小さな手にドレスを掴まれ、ガリィは浮かない顔で大好きなマスターにそっくりな顔で無邪気に笑い、恥ずかしそうにもじもじする幼子に目をやる。
 「
ありがとう…
 蛍の自身を重ね合わせた上での悲哀、その蛍をほんの気紛れではあっても見せてくれた嬉しさにフフッと笑うエルフナインにガリィの機械仕掛けの身体、電子の思考回路はときめいた…
 (可愛い♥♥♥♥)
 「ガリィ?」
 エルフナインがガリィの顔を覗き込む。
 「もう、ガキで腑抜けなんだから!マスターの爪の垢でも飲んでなさいよ!」
 喚き散らすガリィに困りながらもエルフナインはホタルブクロにチュッと口づけ、ぺこんっとお辞儀をする。
 「はい、ごめんなさい」
 欲求不満なガリィの心を悉く、擽り、刺激する大好きなマスターそっくりな子の無自覚のアプローチ…。そんなことをされて、ガリィの気持ちが抑え切れるハズはなく、そっと、エルフナインを抱き締める。ガリィの細い腕にもスッポリ収まる華奢な身体。白いだ肌を通して、伝わる温もり…今は何が何でもこの子が欲しいのだと、ガリィはニィーッとギザ歯を剥き出しにする。
 「
おいで♥エルフナイン……
2 / 5
3 / 5

 真理を追究する為、世界を知るという父親の遺言を成就すべく、作られたワールドデストラクターだけあり、機械が低く唸る音だけが響く、薄暗い空間、最早、虚無と言うべき、チフォージュシャトーに悩まし気に鳴く、少女の声が木霊する……
 「
ガリィ……!」
 普段から、パンツマントと言っても、差し支えのない格好でチフォージュシャトーで生活しているエルフナインだが、フード付きのローブも脱がされ、パンツ一丁でガリィに押さえつけられていた。白い肌を球体関節で繋がれたガリィの細い手が這う。
 「あっ♥」
 耳朶をガリィのギザギザの歯に甘噛みされ、ピクンッと小さな身体が痙攣する。
 「可愛い♥」
 ガリィの甘い囁きに耳をまっ赤にして、ボロボロと涙を零す、キャロルであれば、まず見せないであろう乱れた姿。幼い子供の様に暴れ様にも、ガリィにガッチリホールドされて、それも叶わない。
 「
ここ…気持ち良い?」
 ガリィはウフッと微笑み、エルフナインの恥丘をなぞりながら、ビキニパンツに球体関節で繋がれた手を滑り込ませる。
 「
そん…な……うぅっ!!」
 ガリィの白い指がエルフナインの幼い女陰を撫で、クレヴァスと胸元の小さな膨らみを優しく、愛撫し、ペロッと甘噛みした耳を舐める。
 「僕…男の子じゃないのに……」
 廃棄されるハズの躯体から作られたホムンクルス、本来は性別などないハズだが、悪戯されて、可愛く喘ぐ姿は小さな女の子そのもの…
 「
ガリィちゃん……女の子に目覚めちゃうかも♥」
 元々は想い出の供給の為に誰彼構わずに、キスを交わし、想い出を吸い尽くした。そもそも、想い出とは、電気信号でしかなく、それを与えてくれるのであれば、どうでも良かったのだが、色々なデータを収集している内にいつの間にか、彼女らが「性欲」と呼ぶものが根付き始めた。それが誰の想い出で如何なる想いからくるのかは、今となっては分からない。だが、自分の手の中で幼い女の子を弄び、その温もり、心音、ジュクジュクと濡れている女陰、人間を犯した時の悦びがジワジワと機械人形でしかなかったハズのオートスコアラーの胸の奥を満たしてゆく…
 その後、女の子同士で愛し合う二人で一つとも言うべき、ザババのシンフォギア装者の片割れに横恋慕する事も、そのザババの少女を犯し続け、女の子同士の恋愛、少女をこの手で犯す事に一切の抵抗もなくなるとは、当のガリィ・トゥーマーンもこの時は夢にも思わなかったのだった…
 「僕はその女の子でも……ああっぅ!!」
 「どっちでも良いや♥ガリィちゃん、元々、男にキョーミないし、女の子虐めるの大好きだもん。それにエルフナインが可愛くって、エロい事に変わりないから♥」
 男の子でも、女の子でもないというエルフナインの抗議もどこ吹く風とばかりにガリィはエルフナインの乳首をキュッと抓り、ギューッと揉み、甘い声を上げさせる。エルフナインは上と下を責められ、ついに耐え兼ねたとばかりに小さな女の子の様に泣き出した。
 「ううぅうっ!うぐぅぅぅ!!」
 小さな口をガリィの球体関節で繋がれた手で塞がれる。
 「静かにしてね♥ミカにバレると色々面倒だもん♥」
 ミカの教育係を押しつけられた為にガリィは想い出を口づけで与えるだけでなく、身の回りの世話までする羽目になった。元々、甘えっ子だったミカはガリィに依存的になり、最近はファラやレイアの想い出の供給をしただけでヤキモチを妬く程だ。尤も、収拾できる想い出が最近は不足しているので、自分では、想い出の供給ができないミカは機能停止しているのだが、エルフナインを悪戯している事がどこで誰に聞かれているか、分かったものではないし、万一、機能停止中のミカに聞かれていないとも限らない。なんにせよ、用心に越した事はない。
 (お腹のキュンキュン……言ってるぅ……)
 エルフナインはくぐもった声を上げるもガリィにしっかり口元を押さえられ、脳裏に煩い程に心音が木霊する。お腹の奥底が熱くなり、疼いてくるが、エルフナインの小さな手では、ガリィの細い手であっても、引き離す事は勿論、押さえる事すらできなかった。全身が熱くなり、汗が白い肌に噴き出し、零れ落ちる涙と共にエルフナインの幼い身体を汚してゆく。クレヴァスから体内に潜り込んだガリィの指が蠢き、お腹の内側から犯してゆく…
 「んんん!!!
うぐぅぅうぅう!!!!!
 弓なりに仰け反るエルフナインの身体をギューッと押さえながら、その幼い女陰から溢れる蜜をその蝋の様に白い手に受ける。キャロルにそっくりのホムンクルスを犯し、彼女の初めての絶頂をこの手で弄ぶ事で迎えさせたという至福にガリィは酔う。
 「可愛かったよ♥あれ?」

 生まれて初めて、絶頂に達したエルフナイン、最初の性行為の相手は人外の少女、それも紛れもない強姦。全身を駆け巡る未知の感覚と辱められた悔しさ、脳髄迄支配する甘い苦痛、未熟な未完成の身体のエルフナインには到底、耐えられるものではなかった。果てるのと同時に意識が途切れていった…
 「舐めて綺麗にしてあ・げ・る♥」
 ビキニパンツも無理矢理に脱がし、ポンポンスーになったエルフナイン、普通の女の子と変わりない裸身にガリィは心を奪われる。ぷっくり膨らんだ乳首、膨らみ始めたおっぱい、丸みを帯び、ツルツルした恥丘、華奢だが、柔らかい肉体も汗や愛液に塗れ、艶かしい。目につく、箇所を丹念にペロペロと舐り上げていく。秘かにこの城の主がこの淫靡な宴を壁一枚隔てた先で聞いていた事にも、気づかずに…

3 / 5
4 / 5

 「キャロル…?」
 キャロルのプライベートルーム。少女が一人で眠るのには、大き過ぎる寝台にエルフナインは横たわっていた。生まれたままの姿で愛液や汗に塗れ、黄緑色の髪もグッショリと濡れて、泣き腫らした痕もガリィとの行為の激しさ、浅ましさを物語っている。その翡翠の様な潤んだ瞳に映るは、このチフォージュシャトーの主、キャロル・マールス・ディーンハイムだった。エルフナインと同様に生まれたままの姿で見下ろしている。
 「人形と乳繰り合って、勝手に果てていたとは、廃棄躯体の分際で良い御身分だ…」
 キャロルの言葉にエルフナインは顔から火が出る程に恥ずかしくなり、思わず、目を背けるも、無理矢理に顔を上げさせられる。
 「廃棄躯体だからか?媚び諂う為に味方の前で股を開くなど…それも人形相手に…」
 キャロルの紫や蒼が入り混じっているかの様な瞳が歪み、キュッと唇が吊り上がる。怯えているエルフナインの眼元から溢れる涙をキスするかの様に舐め取った。
 「主に隠れて、淫行に走る出来損ないには、オレ手頭から、蹂躙してくれる!」
 キャロルにおっぱいを揉まれながらも細やかな抵抗を試みる。
 「僕達……女の子なのに…!」
 ノンケだと言い張る女の子、一線を越える事のない女の子を怯ませる魔法の呪文。キャロルは一瞬、怯んだが、すぐに顔をまっ赤にして、歯を食い縛るとエルフナインの頬に容赦なく、平手打ちを喰らわせる。
 「オレは女の子にキョーミないんだぞ!お前みたいな淫乱と違ってな!」
 キャロルはエルフナインに罵声を浴びせると覆い被さり、チューッと口づけ、小さな唇を塞ぐ。クチュクチュ、舌を絡ませながら、口内を犯し、歯茎を一本一本、撫で上げながら、エルフナインの反応を愉しむ。口づけから解放すると落ち着きを取り戻したのか、にんまりと笑う。
 「それにお前はオレの廃棄躯体…。性別なんぞないんだから、お前を犯したところでオレはレズでも何でもないんだぞ!!」
 尤もらしい事を言っているが、女性である自分を素体に生み出されたホムンクルス、廃棄躯体だろうが、人工生命体であっても、エルフナインは女の子と位置付けても問題はなさそうである。寧ろ、自分は「そっち側」ではないと自己弁解している様にすら、映り、エルフナインは「滑稽だ」と吹き出すも力尽くでしっかりと組み伏され、またしても、ディープキスされる…
 「
キャロゥゥ!!!
 乱暴に舌を絡ませられ、小振りなおっぱいを握り潰されんばかりに揉まれ、爪を立てられる。「オレはそっちじゃないぞ!」とキャロルの怒りに燃える瞳には、書かれていた。脳味噌まで吸い取られ、かき回される様な感覚が身体中に広がり、鼓動はもう煩い程だった。
 「犯されてるというのに、感じているのか♥」

 意地悪く、キャロルに囁かれ、首を左右に振るも、それすらも喉元に口づけられ、鎖骨の辺りにキスマークを付けられ、遮られる。お互いの膨らみかけた乳房を重ねられ、おっぱい同士のキス、肌と肌から伝わる、キャロルの体温と心臓の呻きに耐え切れず、可愛い声を漏らす。キャロルもいつもの横柄さが嘘の様な甘い喘ぎを上げる。
 (廃棄躯体とは言え…こいつの……女の身体がこんなにも…♥)
 キャロルはエルフナインの温もりに直に触れ、トロンッとした表情を浮かべ、エルフナインも頬を紅潮させ、涙を零す。
 「本当の女子の様だな♥」
 キャロルは自らの乳房をエルフナインの乳房から離すと、エルフナインのその未発達の青い果実を口にする。木の実を啄む様に口づけ、ゆっくりと先端だけでなく、乳輪にも、唾液を塗りつけてゆく。まるで母親の乳を求める幼子の様に、その幼い身体を弄ぶ。
 (僕……やっぱり…女の子だ…)
 好きな相手におっぱいを舐められ、子宮が疼いているのが、胎内から蜜が溢れるのが分かる。自分と同じ顔をした少女と交わりたい。何よりも自分とキャロルの気持ち良いところ、触れてほしいところは手に取る様に分かるのだ。ただ、抱いてほしい相手が女の子であるというだけ。あわよくば、この俺っ子魔法少女と一つになりたいとさえ…
 「はぅ!」
 キャロルに乳首を甘噛みされ、エルフナインは可愛く、喘いだ。キャロルのもう片方の手がおっぱいを弄るのに、飽きたとばかりに、細い身体を徐々に徐々に下っていく。お腹やお臍は勿論、腰回りも妖しい手つきで撫で上げてから、ぷっくりと膨らんだ、スベスベの恥丘を撫で撫でする。幼い少女特有の柔らかい身体と盛り上がった丘はどれだけ撫で回しても、飽きない。
 「キャロルゥゥ♥♥」
 涙声でキャロルに悪戯されるばかりだったエルフナインの声が段々と甘ったるく、好きな子を求める様な可愛いものに変わってゆく…
 「これが良いのか♥」
 キャロルは喉の奥でクックと笑い、蜜が溢れる小さな穴につぷっと指を突き刺す。ガリィの血の通わない細い指で弄られジュクジュクになった女陰はより小さなキャロルの指を容易く、受け入れる。
 「キャロルゥ♥♥お腹ぁぁ♥♥」
 エルフナインは燦々と涙を零しながら、体内に呑み込まれたキャロルの指が蠢く度に、細い腰をくねらせ、歯を食い縛った口からも涎が零れる。
 「熱いぞ♥淫乱♥♥」
 キャロルもその幼い体内、熱く火照った肉に絞めつけられ、それを心地良く、感じていた。
 「ああっ♥キャロルゥゥゥ♥♥♥」
 キャロルの指が強く締めつけられたと思う間もなく、エルフナインは胎内から熱い蜜を迸らせるのだった。ニヤッと笑い、蜜でドロドロの指を舐め上げ、キャロルはエルフナインの下半身に移っていく…
 「キャロル♥恥ずかしい♥♥」
 キャロルはエルフナインの細い腿を掴み、股を開かせる。蜜でベッタリと汚れた幼い女陰も火照ったポコンッと膨らんだ恥丘を前にグッと生唾を呑む。吐息をグジュグジュのクレヴァスに吹きかけてやるとエルフナインは目を伏せる。女性の急所とも言える場所を覗かれ、恥ずかしくない訳はないが、どれだけ、足掻いてもそこをキャロルに辱められる事に変わりはない。
 「良い子にしてろ♥」
 キャロルは子供をあやす様に優しく、囁くと恥丘にキスをして、噴き出した汗を舐め取る様に舌を這わせ、女陰の小さな穴にチュッチュッと唇を落としてから、執拗に責める。灼熱の蛞蝓や蛭がお腹の中に入ろうとしている熱さと擽ったさともどかしさで頭の中でバチバチと電流が流れ、弾けるのを感じながら、エルフナインは艶かしく、喘いだ…
 「キャロル♥♥ああっ…!…いいぃぃ♥♥♥」
 恥ずかしさに圧し潰されそうになりながらも女の子に局部を舐められる快感が勝り、主の顔にみっともなく、熱々の体液を吐き出す。キャロルは顔中をベトベトにしながら、尚も肉慾が衰える兆しはなく、開かせたエルフナインの女陰に自らの女陰を押し当てる。
 「ああっぁぁぁぃぃぃいいい♥♥♥♥」
 「煩いぞ!!!この痴れ者がぁああ♥♥♥♥」
 キャロルとエルフナイン、それぞれの幼い女陰とぷっくりと膨らんだ恥丘同士が触れ合い、パンパンッと愛液で汚れた張りがあり、柔らかな肉と肉とがパンパンパンッという音を立てる。身体中を巡る血液が沸騰し、胎内で燃え滾る蜜が恥丘の方に集まり、より熱くしているのを感じ、絡み合った肢体も股間も密接して、噴き出した汗が火照った白い肌をダラダラと伝っていった。抱き締めながら、お互いの舌を絡ませ合いながら、三度目の絶頂を迎えたエルフナインの肉体に変化が起きた…
 「熱いぃぃ♥♥お腹が……
お股ぁぁあ♥♥♥♥
 ぞわぞわと股間に血肉が集まるのを感じ、心臓も悲鳴を上げる…
 (この廃棄躯体に飲ませた「アレ」がそろそろ効く頃だな)
 キャロルは達しながらも、どす黒い欲望に歪んだ邪悪な笑いを浮かべる。

4 / 5
5 / 5

 眠っている内にキャロルはある薬をエルフナインに投与していた。彼女らは知る由はないが、シンフォギアシステムの存在しない世界では、メックヴァラヌスという少女武装の為に使われたアジ・ダハーカの化石を始め、あらゆる聖遺物や薬物が材料となり、調合された。恐らくは長く生きられないであろうメックヴァラヌスを纏う竜姫達の血をより色濃く受け継いだ子を残したいという呪わしい力と想いの一端なのか…
 「僕…男の子じゃないのに!!」
 エルフナインの股間からぶら下がっていた本来は女の子の肉体には備わっていない醜い肉の塊、男性器だった。それもエルフナインの小さな身体には不釣り合いの極太サイズ。ドクンドクンッと黒い血管が巡り、脈打っている。性別を変えるに等しい禁忌とも言えるそれは本来は男性でも、女性でもない、エルフナインだからこそ、キャロルの手で簡単に調整、調合させる事ができたのだろう。竜姫同士で子を成す為、少女の肉体を変化させるのだから、錬金術でも、単純な理論でも、説明がつかない悍ましい力が働いている様でキャロルも調合を躊躇ったのだが、後にエルフナインが女性同士でも、使える代物に昇華させる事を、まだまだ、キャロルもエルフナインも知らない。寧ろ、メックヴァラヌスが作られる事はなかったこの世界でも、本来はメックヴァラヌスに選ばれたハズの少女達の手に渡るのだから、それもまた宿命だったのかも知れない…
 「廃棄躯体のお前だからこそだ♥」
 キャロルは嬉しそうにニィーッと笑うとエルフナインの玉玉を揉み揉みと解しながら、肉棒の先端にチュッとキスをする。極太の肉棒にキスの雨を降らせ、滲んだ白いエキスを舐り、筋に沿って、舌を這わせていく。
 「キャロル♥♥僕の………いぃぃ♥♥」
 女の子が女の子にフェラチオするという背徳的な光景。本来は廃棄されるハズだった躯体のあそこから生えた男根を嬉しそうにしゃぶるチフォージュシャトーの主の姿など、とてもじゃないが、恥ずかしくて、ガリィ達、オートスコアラーには見せられない。
 「僕…どうなっちゃ……ぅ…ぅう…のぉお♥♥♥」
 (いつまで、持つかな♥♥)
 キャロルはエルフナインの肉棒を飲み込むと喉の奥で扱き、ねっとりと舌を絡めて、分泌される白濁した汁を搾り取るかの様…
 「キュンキュン……言ってぅぅ♥♥」
 キャロルに食らいつかれ、舐られ、歯も立てられ、虐められ続けたエルフナインの肉棒も白濁したマグマを火の粉の様に迸らせ、キャロルに揉み解されている玉玉にも、事前に付けられたキスマークが目立ち、それすらも洗い流す様に汗と蜜が滴る。
 「ああっぁっ♥♥♥♥♥」
 「うぼぉぉおおお♥♥♥」
 キャロルの甘噛みで締め付けられるのを合図に洪水の様に汚濁した白いマグマは悪臭と共に放たれ、キャロルの口内を汚す。満足気にごくごくと喉の奥に熱くて、白いシロップを流し込み、恍惚とした表情を浮かべた俺っ子魔法少女はお尻を突き出す様な格好で四つん這いになって、エルフナインにウインクする。
 「早くしろ!」
 キャロルの言葉にエルフナインは動揺する。
 「早くしろって?もしかして!!」
 「ああそうだよ!」
 エルフナインの言わんとしている事を理解した上でキャロルはお尻を振り、そうする様に促す。
 「お前はオレの奴隷だ!所有物だ!拒否権なんぞないと思え!!!」
 性別を持たないが故に女の子のお人形さんに凌辱され、今度はタチ(攻め)として、主の夜伽役をする様に迫られている。だが、身体はそうしたいと渇望している。事実、キャロルの口内で達したばかりだというのに、エルフナインの肉の棒はもう勃起を始めている。
 「ごめん♥」
 謝りながらも涎を垂らしながら、エルフナインはキャロルのプリプリのお尻に圧し掛かり、その肉の剣を彼女の肛門へと挿入する。
 「
うぎゃぁぁあっぁあああ!!!!!
 「キャロルのお尻ぃぃぃ♥♥♥」
 螺旋状の小さな穴が抉られ、押し広げられ、想像を絶する激痛が体内を走る。痛みに耐えられず、キャロルは泣き出し、そして、エルフナインが突く度に、促され、お尻を振った。エルフナインは直に触れるキャロルのお腹の中の心地良さに溺れていく…
 「
バカ!!!そっちじゃない!!!」
 「僕、廃棄躯体だから、よく分かりません♥」
 エルフナインはにっこり笑いながら、ハアハアと荒い息遣いでキャロルの小さな身体を蹂躙する。廃棄躯体と侮った奴隷に弄ばれ、御そうとしても、その廃棄躯体で、本来は性別がない事を突かれ、ぐうの音も出ないとばかりにキャロルは歯を食い縛り、その辱めに涙するのだった。
 「どこにしてほしい?」
 エルフナインは意地悪く、囁きながら、キャロルのお尻を穿つ。柔らかいお尻も体内の温もりも、愛おしいキャロルのものだと思うと夢見心地でこのまま昇天してしまいそうだ。当のキャロルも「言うもんか!」と歯を食い縛るも段々と甘い声を上げ始める。お腹の中に熱した鉄が暴れる様な感覚に負けて…
 「オレのお……ん……にいっぱい…
!!!
 キャロルは悔しさで燦々と涙を零し、それでも、エルフナインに肛門を犯され、突かれる度に大きなうねりの中でお尻を振る。
 「やっと素直になったね♥……でも…ごめん♥」
 「やめろぉぉぉぉお!!!!!!おぉぉおおお♥♥♥」
 エルフナインの肉棒から吐き出された超濃縮された白濁したマグマはキャロルの腸内を侵していき、彼女の思考を直に焼いていくのだった。ぷりんっとしたお尻から放たれる白い放出はやがて、彼女らの恥丘や足首をも穢していく…
 「ご褒美だよ♥」
 エルフナインはキャロルを仰向けにすると種付けプレスの姿勢で乗っかるとその小さな穴に無理矢理に肉の棒を突き刺す。
 「
いだぁああああぁぁあああ!!!!!!!!
 「キャロルの中ぁぁ♥♥
きっつぃぃぃい♥♥♥
 丸みを帯びた恥丘と恥丘とがぶつかり合い、パンパンッと音を立てながら、寝台を軋ませていく。バタバタと手足を暴れさせていたキャロルもエルフナインを受け入れて、大しゅきホールドをかましながら、腰を振った。エルフナインもそれに応える様にキャロルに口づけて、肉の剣で犯し、彼女のお腹がポンポンに膨れるまで、熱した白い蜜を注ぐ…

 エルフナインを可愛がるべく、キャロルがダウルダヴラとフォニックゲインの力を利用して、男根をを生やせる様に研究に勤しんだのは、また別のお話…
5 / 5
ステキ!を送ってみましょう!
ステキ!を送ることで、作品への共感や作者様への敬意を伝えることができます。
また、そのステキ!が作者様の背中を押し、次の作品へと繋がっていくかもしれません。
ステキ!は匿名非公開で送ることもできますので、少しでもいいなと思ったら是非、ステキ!を送ってみましょう!

PAGE TOP