エディ

2012年に『Another』の見崎鳴×藤岡未咲の百合イラストを投稿してから、現在に至ります。

『戦姫絶唱シンフォギア』の百合同人誌も描いています。
ガリィ×月読調ちゃんのR-18ネタを中心に活動中。ミラアルクのガチ百合エッチ本も描きたいと思う今日この頃です。
シンフォギアカップリングはエルザ×月読調、立花響×月読調、ミラアルク×シンフォギア装者、安藤創世×寺島詩織、マイナーなカップリングばかり、推していますが、メジャーな暁切歌×月読調も大好きです!

そんな訳でよろしくお願いします。


◆好きなカップリング◆

■ Another
見崎鳴×藤岡未咲
金木杏子×松井亜紀
赤沢泉美×見崎鳴
赤沢泉美×杉浦多佳子

■ 戦姫絶唱シンフォギア
ガリィ×月読調
キャロル×月読調
暁切歌×月読調
立花響×月読調
エルザ×月読調
安藤創世×寺島詩織
ガリィ×ミカ
ファラ×ガリィ
ミラアルク×シンフォギア装者
キャロル×立花響
小日向未来×エルフナイン
シェム・ハ×小日向未来
シェム・ハ×立花響

■ サガ・スカーレットグレイス
ネエちゃん×ウルピナ
マリオン×ウルピナ
ウルピナ×ユリア
マリオン×パトリシア
クローバー×マリオン

■ ロマンシング・サガ/ミンサガ
シフ×アイシャ

■ ロマンシング・サガ2
緋色の女帝×キャット(シティシーフ)
緋色の女帝×ユキノ(忍者)

■ ロマンシング・サガ3
エレン×サラ

■ サガ・フロンティア
アセルス×白薔薇姫
アセルス×アニー
ライザ×アニー

■ サガ・フロンティア2
プルミエール×ジニー
ヌヴィエム×プルミエール

■ サガ2秘宝伝説(リメイク含む)
人間女×エスパーガール
エスパーガール×エスパーガール
人間女×人間女

■ 刀使ノ巫女
​衛藤可奈美×十条姫和
柳瀬舞衣×糸見沙耶香
古波蔵エレン×益子薫
獅童真希×此花寿々花
折神紫×燕結芽
衛藤可奈美×燕結芽
折神紫×十条姫和
衛藤可奈美×安桜美炎
十条篝×十条姫和
​岩倉早苗×十条姫和

■ 転生王女と天才令嬢の魔法革命
ユフィリア×アニス
ティルティ×アニス
アニス×イリア
レイニ×イリヤ
レイニ×ユフィリア

■ 私の推しは悪役令嬢。
レイ×クレア
ロレッタ×ピピ

■ ひきこまり吸血姫の悶々
ヴィル×コマリ
カレン陛下×コマリ
サクナ×コマリ
ミリセント×コマリ

投稿日:2023年06月03日 23:46    文字数:8,802

ファラガリと蛍草

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ガリィラブのファラがデート中にガリィを可愛がるお話です。ガリィに犯されて、意地悪されながらもファラがよがっちゃう展開もあります!
1 / 3
 夏というにはまだ肌寒く、春というには些か、蒸し暑く、ジメッとしているある夜…

 ドレスを思わせる衣服に包まれた細い身体が丸みも帯び、大人の女性故の美しいシルエットが蛍の小さく、淡い灯と欠けた月の光の中に浮かび上がる。風に吹かれ、夜空に舞い踊る淡い緑色の髪が織り込まれる様に混じり合った亜麻色の艶やかな長髪から覗かせる顔、黒いロングスカートから覗かせる脚の何れも血の気がなく、蝋の様に白く、顔立ちも整っているが、硝子やクリスタルの様に澄んだ翠の瞳に宿る光は邪悪な色に染まり、くすんだ紫のリップが塗られた口元から覗かせる歯はギザギザしており、蛇を思わせる妖しさが女性の色香と合わさり、彼女、ファラ・スユーフが人外の存在である事を物語っている。

9k=
 「ガリィ♥蛍…留まってますわよ?」
 翠のドレスに身を包む女性はそっとガリィと呼んだ少女の頭についた豆粒の様に小さい光を手に取る。球体関節で繋がれた細い手で撫でられ、メイド服やゴシックロリータのドレスを思わせる暗いブルーの衣服を纏う少女、ガリィ・トゥーマーンは擽ったい様な恥ずかしい様な表情でファラを見つめる。主人に「性根が腐ったガリィ」と呼ばれる程の性悪なお人形さんが大人のお姉さんに恥じらう女の子の様…
 (いつもの性悪のガリィも可愛いけど、無邪気に笑ってて…蛍の光の中で、まるで妖精みたいですわ…♥)
 変顔になりそうなのを堪えながら、ファラはガリィを撫で撫でと愛でる。作り物だと頭では分かっていても、ファラは蒼いドレスに包まれたガリィの愛らしい少女の身体に惹かれていた。未成熟な少女を模っていはいても、胸元の小振りな膨らみ、お尻や恥丘のフォルムは何度、触れても飽く事はない。ガリィもまたファラの醜い性欲をその小さな身体に受けながらも自然と甘えたり、意地悪したくなり、同じ自動人形でありながらも妖艶な女性の成熟した美しさと色香に抗えなくなる。彼女ら、オートスコアラーと呼ばれる自動人形には、本来は必要ない感情と知りながらも……
 「ファラちゃんも蛍、いっぱいついてる♥」
 ガリィはファラのドレスについた蛍を球体関節を軋ませながら、その白く、少女の様に華奢な手で捕まえる。蛍は発行しながら、血の通わない彼女らの手の中で這うのだった。
 「ガリィが私の蛍を…♥」
(ファラちゃんとデートも良いな…)
 ついにアヘ顔を晒すファラを前にガリィは大きな蒼い瞳を歪ませ、ケケッと笑う。お人形さん同士でのデートの最中ではあっても、シュルシャガナのギアを纏う艶やかな黒髪を靡かせる小さな女の子の顔が浮かぶ…
 (また、調ちゃんにも見せてあげたいな♥)
 月読調。かつてはFISで育てられたシンフォギア装者でフロンティア事変を機に最愛の少女にして、シュルシャガナと対になるイガリマのギアを纏う暁切歌、リーダーのマリア・カデンツァヴナ・イヴと共にSONGにその身を預ける事となった。リンカーがなければ、戦う事も満足にできないその少女は切歌を守ろうと足掻き、ガリィの相方であるミカ・ジャウカーンに敗れ、その未熟な身体を弄ばれた挙句、チフォージュシャトーに幽閉され、解放されるまでの間、ガリィに可愛がられる羽目になったのだった…
 (調ちゃんって、弱い癖に強がっちゃって、虐め甲斐あったんだよね♥でも、蛍を見せてあげた時は嬉しそうに笑って……)
 メカのパーツを毟り取られ、ボディライン剥き出しの赤いギアインナーのまま、ガリィに可愛がられ、女の子を虐めるのが大好きなガリィの暴力が凌辱に変わるのに時間は掛からなかった。紅い瞳が緩み、涙を流しながら、辱めに耐え、小さな身体は隅々まで弄られ、白い肌は痣や生傷だらけ、お洋服さえ着せてもらえず、ツインテールにしていたサラサラした黒髪は引き千切られ、短く、バサバサになり、それでも紅い眼光が鈍る事はなかった。幼女の様に泣きじゃくるまで延々と犯し、チャームして、百合奴隷にしている内にガリィの中にも愛情が芽生えていた。虐めから芽生えた歪んだものであったが…
 ガリィが気紛れで捕まえた蛍を見る調の紅い瞳はうっとりとホタルブクロの中に宿る小さな光に捉われていた…。その時だけは、好きなものを共有できていた。たまに調も嫌々ではあるが、ガリィの座興につき合う様になった。
 (ずっと、戦いとリンカー以外、何にもない世界で生きてきたもんね…)
 調の想い出の中にある「白い世界」と彼女が呼ぶ場所。「月読調」という名だけを与えられ、未成熟な身体にリンカーを打たれ、実験動物の一匹としてしか見てもらえなかった。蛍は勿論、普通に外の世界の何とも触れ合えず、気づけば、切歌に病的に依存する様になり、その「白い世界」に囚われる前の記憶は無残な事故で消えていた。「月読調」でなかった頃の幼い娘を救う為にその身が砕かれる痛みの中で息絶えた優しい母親の事さえ…
 (今度こそはガリィちゃんが調ちゃんを幸せにしてあげるね♥ロマンチックなムードに持ち込めば……うふふっ♥♥)
 ガリィの一方的な片想いにして、単なるエゴでしかないが、ガリィは調という少女と蛍デートをする妄想に囚われていた。ガリィを愛するあまり狂ったロリコン人形と化したファラがそれを見逃す事はない。
 「あら?私とお楽しみのハズなのに、他の女の子の事を考えてますわね?お仕置きが必要かしら♥」
 ファラの細い眼が釣り上がり、毒々しい色のアイシャドウも相俟って、まるで鬼女の様だった。ファラの手がガリィの顎をくいッと持ち上げる。
 「やだなあ♥折角、ファラちゃんとデートするのにそんないけない事…♥」
 チフォージュシャトーから逃げ出した調を廃墟に誘い出して、可愛がっていたガリィだが、ファラに誘惑され、お人形さん同士でエッチして以来、主や仲間には秘密で逢瀬を楽しんでは、身体を重ねていた。主たるキャロルにバレてからもその関係は続いていた。その甲斐あってか、調の為のサプライズをしてあげるまでにガリィはファラと親密な仲となった…
 「性根の腐った貴女のお話は信じられませんわ♥」
 「んんっ!?んうぐぅぅうぅ♥♥♥♥」
 ファラはガリィの顔を上げさせたまま、その小さな唇を塞ぐ。口内を犯され、想い出を与える要領でファラに頭の中の回路を狂わせ、書き換えられてゆく。トロンッとした表情で性悪なお人形さんはファラに抱きついた。
 「ファラちゃぁあん♥♥」
 「ガリィ……デートはこれからですわよ♥」
 ファラは不敵な微笑みを浮かべ、ガリィの腰の大きなリボンに手を掛ける。シュルシュルッと解けたリボンと一緒に蒼のドレスも草の上に落ち、蛍もフワッと浮かぶ、月明かりの中に融ける様に……
 「ファラちゃぁん♥擽ったい♥♥」
 ファラのスリーブに覆われた手が少女の姿をしたお人形さんの白い肌を這う。括れた腰やお尻の丸みのあるラインを優しく愛撫するとガリィは可愛らしい声で鳴く。おでこにキスをしてから、首筋や華奢な肩にも口づけ、性悪なお人形さんが恥じらう様を愉しみ、ファラは嗜虐心いっぱいの微笑みを浮かべる。
 「ガリィのおっぱい可愛いですわ♥」
 ファラは乳首のない小振りな乳房を揉みしだく様に弄り、腰回りやお尻への優しく、厭らしい責めを止めるつもりは毛頭なかった。ファラの細い指はガリィの性器のない女陰へと滑り込む。
 「ひゃあっ♥♥」
 甲高い声で鳴くガリィのお口をファラの形の良い唇が塞ぎ、舌を絡め、クチュクチュと卑しい水音を立てながら、口内を侵食していく。女性器こそないが、少女特有の丸みを帯びた恥丘とツルツルの局部は少女の肉体に欲情するファラの心を擽るのに充分だった。ましてや相手はずっと想い続けていたガリィなのだ…
 「ファラ……ふぁ……ぁあ♥……お股ぁ……♥」
 ガリィは作り物の関節で繋がれた細い脚を諤々震わせながら、身を捩らせる。幼さの残る白い女陰をまるで虫の様にファラの指が蠢き、本来は女性器があるハズの箇所や脚の付け根を撫で上げ、恥丘のカーブに沿って舐る様に触れてゆく。
 「ファ……ラァち……ゃあ……ああっ♥♥」
 いつもは「頭を冷やしてあげる♥」などと憎まれ口を叩く少女が逆上せ上がり、蕩け切った表情でその小さな身体をファラの腕に預けている。こうなっては大人に辱められるウブな女の子である。とても、キャロルの配下であるオートスコアラーの1機とは思えない。喉の奥で快楽に負けた哀れな声を上げながら、達するのだった。
 「ガリィ♥可愛かったですわ♥」
 ファラはガリィを口づけから解放すると自身もそっと胸元のリボンに手を掛ける…

1 / 3
2 / 3

 ホタルブクロが薄紫色の淡い光を宿している。花の中に蛍が潜り込んでいるだけのハズなのに、まるで天然のランタンやランプの様。紫色の花から零れ落ちる様に蛍の光が溢れ、また、夜空へと飛び交い、無数の蛍の群に混じり合い、戯れる。こうして、また、命は紡がれていく。その生命の営みとは悉く外れた、交わりに生まれたままの姿となった女性と少女のオートスコアラーは溺れていく…
 「ガリィちゃんの…おっぱ……いぃぃ♥…らめぇえ♥♥」
 ファラは執拗に執拗にガリィの小振りなおっぱいを責め立てる。じっくり、ねっとりと乳首のない白い膨らみを舐られ、まるでディープキスでもする様に弄られ、もう片方のおっぱいにも細くて、長い指が絡みつき、一本一本が蛭の様に這いずり、揉み揉み解す仕草をしたり、時には、爪を立て、浅い傷跡を残す。
 「ファラちゃあぁあん♥♥♥好きぃぃぃ♥♥♥♥」
 命を奪う事しか知らないガリィの腕はファラの細い女体に絡ませ、想い出を喰らうお口からはみっともなく、開き、呪いの言葉でなく、甘い喘ぎ声を上げ続けている。球体関節人形の作り物の身体のハズなのに、性器のない女陰が疼き、愛する女性を求める様に白い人工の肌を密着させる。それはファラも同じ…
 (私の様なレディが小さな女の子に……!!)
 本来は性処理も交尾も必要のない血の通わないお人形さん、それも同性同士、人の身であったとしても、命を繋げる為の交わりではない。何よりも女性が少女を強姦する…罪深い行為でその肉慾を満たそうとしている。それは背徳以外の何物でもない…だが、思考が蕩けてしまい、妖艶な女性から、幼い雌猫を犯すケダモノに堕ちたファラには、もうどうでも良い事だった。何よりも大しゅきホールドまでして、ガリィが甘えてくれる……
 「おねだりが上手くなりましたわね♥」
 ファラはガリィの小振りな膨らみを舐り、細い手はおっぱいを離れて、お腹のラインに触れる。蝋を思わせる白い肌にもジワリと水滴がつき、湿ったファラの長い亜麻色の髪が貼り付いている。お尻や恥丘がこちょこちょ擽られる度に腰をくねらせ、地べたの野草に触れ、草の匂いが仄かに漂い、ポロンポロンッと体内に仕込まれた装置が鳴る。摩る様にスリスリしたり、おっぱいや恥丘の膨らみを揉む様に弄る内にファラもギザ歯を見せながら、アヘアヘと笑い声を上げる。
 「ああぅぅぅぅう♥♥♥♥♥」
 幼さの残る女陰を刺激されたガリィはファラの細い身体を締めつける肢体に力を入れ、甘い苦痛に苛まれながら、何度目かの絶頂を迎える。
 「!!!」
 押し倒しされたままのガリィがファラの細い首に両腕を回し、荒い息遣いのまま、甘ったるい声でおねだりする。
 「ファラちゃ……ん……の…………と…ガリィちゃん…の……した…ぃ♥」
 呂律が回らない舌で懇願するガリィにすっかり中てられたファラは思わずに体内の装置を鳴らしてしまう。そして、ガリィのお願いを聞き、自身の肉慾を際限なく、ぶつけられるとほくそ笑み。ガリィの耳をペロッと舐め、囁いた…
 「良いですわ♥」
 ガリィの肢体から力が抜けるのを感じ、ファラはするりと抜けるとガリィの細い脚首を開かせる。幼さの残る少女の股間を模った女性器もクレヴァスもない女陰に眼を奪われる。うっとりとした表情のままでチュッとキスをしてから、ゆっくりと解す様に舐る。
 「違う…♥……でもぉ……ぃぃぃい♥♥」
 ガリィは思わず、両脚を閉じようとするもファラにガッチリホールドされ、それも叶わない。じっくりとガリィを焦らせてから、グズグズになり、ファラの虜になった彼女を甘い苦痛と責め苦の中で雌猫から奴隷にまで堕としてやるのだと。生殺しにされて、焦らされ続けるガリィの痴態を愉しむのも彼女とのエッチの醍醐味でもあった。
 「恥ずかしがらないで♥私に全部任せて♥」
 チュクチュクと舌が絡み、サラサラした亜麻色と緑の髪が触れる度にガリィは甲高い声で鳴き、体内に埋め込まれた装置が悲鳴を上げる。ファラは女陰と足の付け根にカプッと噛みつくとそのまま、ガリィの細い脚を掴み、無理矢理に開脚させる。
 「意地悪が過ぎましたわね♥」
 ファラがフフッと笑うとガリィはだらしなく、舌を出すと上目遣いで懇願する。
 「ファラちゃん……してぇ♥……ガリィちゃんのあそこ……ファラちゃ……の…!!」
 ガリィの言葉を遮る様にファラも両脚を開かせ、その小さな身体に圧し掛かる。
 「ファラちゃぁあ♥♥♥♥♥」
 「ガリィ♥♥♥一つになりますわぁああよぉお♥♥♥♥」
 二人のお人形さんの身体が重なり合う。妖艶な大人の女性の熟れた女陰と幼さを残す少女の女陰とが口づけ合う。女性器のない局部同士がキスを交わし、男性器がなくても、生まれたままの姿で女性と女性が繋がれる唯一の行為…
 「ファラちゃんのお股ぁ♥♥♥」
 細いボディとは言え、女性の肉厚のある身体が少女の未熟な身体に圧し掛かり、本来は性器があるべき場所を犯し続けているのだ。性悪なお人形さんであっても、ガリィは慣れる事はなく、いつも快感に溺れていく。火照った調の柔らかい肉体とは違う血の気のない作り物の身体なのに、ファラとの性交を拒絶できない。調の胎内で燃え滾る熱い蜜が恋しく思う日もあるというのに。それを視ってか、ファラは力一杯揺すり、女陰をグラインドさせる。
 「ガリィ♥♥最高に良いぃい……ですぅ……わぁあ♥♥♥」
 女性と少女の恥丘と女陰がぶつかり合う卑猥なが蛍の舞う夜空に響き渡り、ポロン!ポロロン!ポロロン!っと彼女らの体内から聞こえるメロディはまるで破れる様に大きくなる心音の様に電子回路を狂わせてゆく。悩まし気な喘ぎは恋人達を呼び合う甘い声に変わる…
 「ガリィィィ♥♥♥♥♥♥」
 「ファラちゃあぁあああんん♥♥♥♥♥」
 艶っぽい女性の声でなく、盛りのついたケダモノの咆哮を上げながら、ガリィに肉慾の全てをぶつけ、ファラの視界がぼやけていく。意識が堕ちてゆくガリィの身の毛も弥立つ歓喜の声を心地良く思いながら……

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 「あっ……あっぅ♥♥……あぃぃ♥♥♥」
 「はしたないですわ♥そんなガリィも可愛いですわ♥」
 ファラに背後から包み込まれる様に抱かれ、両手首をガッチリと拘束されて、耳元を舐られ、言葉責めにされ、頭の中が蕩けているガリィの透き通る様に蒼い瞳には既に宙を舞う蛍は映らず、甘ったるい声で喘ぎ、女性を模した細い手で身体中を弄られ、悩まし気に腰を振る。
 「蛍はもうよろしくて?淫乱なガリィちゃん♥♥」
 ファラは腕の中で乱れるガリィを虐めたくて、仕方ないと言わんばかりに白くて、綺麗な少女の局部を刺激する。両脚を開きっぱなしでギザ歯を見せながら、恍惚としたガリィに蛍を見る余裕などない事を承知で卑しい言葉を囁くファラもガリィの可愛さでうっとりとしているのだった。
 「ガリィちゃ……を…こんな風に…した癖に♥……いゃあぁあ!!」
 既に薄い爪痕がいっぱい刻まれている幼さの残る女陰にまた激痛が走り、ガリィは一際、高い声で鳴く。ファラはクックと喉の奥で笑い、研ぎ澄ませた爪でガリィの股間の傷をなぞり、優しく愛撫する…
 「生意気で可愛げないのにツインテールなんかしている痛い子とばかり遊んでた癖に♥…調ちゃん…でしたっけ?あの子はもう良いのかしら?」
 ファラの脳裏に浮かぶ黒髪をツインテールにした紅いギアを纏う少女。鋭い眼光が蕩け、ガリィの毒牙に掛かり、可愛い声で甘えるのも、ガリィがケラケラ下卑た言葉を浴びせながら、あの小さな装者と交わる様も思い出すだけで虫唾が走る。最愛の少女、イガリマを纏う澄んだ翠の瞳の少女に依存する様を見て、「小娘には似合い」と笑いながらも「ガリィを渡すものか!」と醜い肉慾と独占欲が入り混じったドロドロした、大凡、愛情とは言い難いどす黒い感情に自身が囚われている事を妖艶な女性のお人形さんは気づいていなかった…
 「ファラちゃん……のぉ……意地悪ぅぅ♥♥……今はファラちゃぁあんが……良いぃぃよぉぉお!!!!」
 あれだけ執着して、犯し続けた少女への想いはファラとの厭らしい交わりで蕩けてしまっていた。ファラに誘惑されて、一時の感情に流されたとは言っても、ファラとの行為が生み出す愉悦さに負け、本来は仲間であるハズのお人形さんの百合奴隷にまで堕ちた姿は生来の性悪なガリィを知る者が見れば、痛ましくさえ思うだろう…
 「ガリィ!!!よく出来ましたわぁあ♥♥♥♥」
 ファラが最も聞きたかった言葉!それがガリィのお口から飛び出してきた悦びで、品のない高笑いをする。それに驚いた、或いは嫌悪したかの様に彼女らの周囲の蛍もさっと飛び立った。
 (ガリィが欲しい!!!この子は私だけのものですわぁあ♥♥♥♥)
 すっかり、壊れてしまった性悪な女の子への愛おしさでファラの心もすっかり闇に堕ちてしまい、ガリィも弛緩しながら、達し、ぐったりとした身体をファラに預ける…
 「ファラちゃん♥♥……ガリィちゃん……を…もっと……虐め…ぇえ♥♥」
 「悪い子♥」
 ファラは甘えっ子の百合奴隷にまで堕ちたガリィの首筋に口づけ、歯を立て、おっぱいを揉みしだく様に責め立てる。生暖かい風が吹き、亜麻色の髪が夜空に踊り、髪の隙間から見える獲物を毒牙で侵し、喰らおうとする蛇を思わせる艶やかな顔もガリィへの愛で歪み、いっそ、恐ろしくさえある。
 「ファラちゃぁあ♥♥♥♥♥」
 みっともない惚けた顔で甘ったるい声で鳴きながら、ガリィがファラに擦り寄り、自ら、その白い幼さの残る女陰を弄る。女性器などないハズなのに、お腹の奥底から熱くなり、疼いてくるのを感じる…
 「ガリィ…♥またおイキなさい♥」
 小さな身体を小さな手と繊細な手が這い回り、頭の中がスパークすると同時にガリィは果てた。そして、今度はファラがお腹の中から痺れてゆくのを感じた。
 「私の疼きもガリィに慰めてもらわくては♥」
 ファラはガリィを草の上に寝かせると四つん這いになり、お尻を突き出す格好で細身だが、女性の艶やかさと豊満さを併せ持つその白い裸身をガリィに差し出した。
 「ファラ……ちゃ……♥」
 ガリィは恍惚とした表情で四つん這いでお尻と性器のない女陰を晒すファラを凝視する。おっぱいも膨らんでいて、おいしそうだ。
 「お返し♥」
 ガリィはファラに覆い被さるとおっぱいを揉み揉みと解す様に愛撫し、首筋や耳元をキスする。
 「ファラちゃん……耳…弱いんだ♥」
 可愛くて仕方ないガリィに耳元で卑しく囁かれ、意地悪され、悩まし気に身体を疼かせ、呻く…
 (嬉しぃい♥♥)
 ガリィの全身を弄び、犯し尽くしたばかりだというのに、今度は自分がそのガリィに蹂躙されている。小さな女の子に大人のお姉さんが辱められるこれまた背徳的なシチュエーションにファラの心は踊る。そんな彼女の想いを表すかの様に体内に仕組まれた装置がポロンポロンとけたたましく鳴っている。
 「あぁ♥♥ぁぁああ♥♥あぅぅぅぅ♥♥♥」
 ファラは猫の様に細い身体を仰け反らせるが、ガリィに乳首のない豊満な膨らみをクリクリされ、爪を立てられ、カプッと耳を噛まれ、哀れな程に快感に負けた声で喘ぎ、絶頂を迎える。
 「今度はこっちを開発してあげる♥」
 ガリィはファラの両腕に冷気を纏わせ、それがカチカチと弾ける様な音と共に氷の枷になる。ガリィから解放され、安堵すると同時に少しガッカリするファラだが…
 「ああっ♥♥♥」
 お尻、それも人間であれば肛門がある部分にガリィの唇が触れる。
 「お尻でなんてぇええ♥♥♥」
 ファラは恥も外聞もなく、ケダモノ染みた声でよがり、ガリィもそれに応える。
 「ファラちゃんのお尻♥おいしいぃ♥」
 菊の穴もない綺麗で大きなお尻にガリィは喰らいついた。お尻やお股を舐る度にファラは悩まし気に四つん這いで腰を振りながら、妖艶な女性とは思えない、ガリィに甘え切った様な淫らな声で呻く。
 「ファラちゃぁあん♥♥♥」
 「ガリィィィ♥♥♥」
 ガリィにガッチリとホールドされたまま、お尻もお股も舐られ、頭の回路がすっかりブチブチと切れ、思考が蕩け、ファラは髪を振り乱し、女性の艶やかさもある身体を震わせながら、犯され続けた……
 
 二人のお人形さんの淫靡な宴は蛍に見守られながら、続けられた。明け方近くになって、痺れを切らしたマスターが止めに入り、それでも、乳繰り合っていたので、チフォージュシャトーに強制送還されるのだった…
3 / 3
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ファラガリと蛍草

キーワードタグ 戦姫絶唱シンフォギア  ファラ・スユーフ  ガリィ・トゥーマーン  人外百合  レズレイプ  NTR  チャーム  R18 
作品の説明 ガリィラブのファラがデート中にガリィを可愛がるお話です。ガリィに犯されて、意地悪されながらもファラがよがっちゃう展開もあります!
ファラガリと蛍草
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 夏というにはまだ肌寒く、春というには些か、蒸し暑く、ジメッとしているある夜…

 ドレスを思わせる衣服に包まれた細い身体が丸みも帯び、大人の女性故の美しいシルエットが蛍の小さく、淡い灯と欠けた月の光の中に浮かび上がる。風に吹かれ、夜空に舞い踊る淡い緑色の髪が織り込まれる様に混じり合った亜麻色の艶やかな長髪から覗かせる顔、黒いロングスカートから覗かせる脚の何れも血の気がなく、蝋の様に白く、顔立ちも整っているが、硝子やクリスタルの様に澄んだ翠の瞳に宿る光は邪悪な色に染まり、くすんだ紫のリップが塗られた口元から覗かせる歯はギザギザしており、蛇を思わせる妖しさが女性の色香と合わさり、彼女、ファラ・スユーフが人外の存在である事を物語っている。

9k=
 「ガリィ♥蛍…留まってますわよ?」
 翠のドレスに身を包む女性はそっとガリィと呼んだ少女の頭についた豆粒の様に小さい光を手に取る。球体関節で繋がれた細い手で撫でられ、メイド服やゴシックロリータのドレスを思わせる暗いブルーの衣服を纏う少女、ガリィ・トゥーマーンは擽ったい様な恥ずかしい様な表情でファラを見つめる。主人に「性根が腐ったガリィ」と呼ばれる程の性悪なお人形さんが大人のお姉さんに恥じらう女の子の様…
 (いつもの性悪のガリィも可愛いけど、無邪気に笑ってて…蛍の光の中で、まるで妖精みたいですわ…♥)
 変顔になりそうなのを堪えながら、ファラはガリィを撫で撫でと愛でる。作り物だと頭では分かっていても、ファラは蒼いドレスに包まれたガリィの愛らしい少女の身体に惹かれていた。未成熟な少女を模っていはいても、胸元の小振りな膨らみ、お尻や恥丘のフォルムは何度、触れても飽く事はない。ガリィもまたファラの醜い性欲をその小さな身体に受けながらも自然と甘えたり、意地悪したくなり、同じ自動人形でありながらも妖艶な女性の成熟した美しさと色香に抗えなくなる。彼女ら、オートスコアラーと呼ばれる自動人形には、本来は必要ない感情と知りながらも……
 「ファラちゃんも蛍、いっぱいついてる♥」
 ガリィはファラのドレスについた蛍を球体関節を軋ませながら、その白く、少女の様に華奢な手で捕まえる。蛍は発行しながら、血の通わない彼女らの手の中で這うのだった。
 「ガリィが私の蛍を…♥」
(ファラちゃんとデートも良いな…)
 ついにアヘ顔を晒すファラを前にガリィは大きな蒼い瞳を歪ませ、ケケッと笑う。お人形さん同士でのデートの最中ではあっても、シュルシャガナのギアを纏う艶やかな黒髪を靡かせる小さな女の子の顔が浮かぶ…
 (また、調ちゃんにも見せてあげたいな♥)
 月読調。かつてはFISで育てられたシンフォギア装者でフロンティア事変を機に最愛の少女にして、シュルシャガナと対になるイガリマのギアを纏う暁切歌、リーダーのマリア・カデンツァヴナ・イヴと共にSONGにその身を預ける事となった。リンカーがなければ、戦う事も満足にできないその少女は切歌を守ろうと足掻き、ガリィの相方であるミカ・ジャウカーンに敗れ、その未熟な身体を弄ばれた挙句、チフォージュシャトーに幽閉され、解放されるまでの間、ガリィに可愛がられる羽目になったのだった…
 (調ちゃんって、弱い癖に強がっちゃって、虐め甲斐あったんだよね♥でも、蛍を見せてあげた時は嬉しそうに笑って……)
 メカのパーツを毟り取られ、ボディライン剥き出しの赤いギアインナーのまま、ガリィに可愛がられ、女の子を虐めるのが大好きなガリィの暴力が凌辱に変わるのに時間は掛からなかった。紅い瞳が緩み、涙を流しながら、辱めに耐え、小さな身体は隅々まで弄られ、白い肌は痣や生傷だらけ、お洋服さえ着せてもらえず、ツインテールにしていたサラサラした黒髪は引き千切られ、短く、バサバサになり、それでも紅い眼光が鈍る事はなかった。幼女の様に泣きじゃくるまで延々と犯し、チャームして、百合奴隷にしている内にガリィの中にも愛情が芽生えていた。虐めから芽生えた歪んだものであったが…
 ガリィが気紛れで捕まえた蛍を見る調の紅い瞳はうっとりとホタルブクロの中に宿る小さな光に捉われていた…。その時だけは、好きなものを共有できていた。たまに調も嫌々ではあるが、ガリィの座興につき合う様になった。
 (ずっと、戦いとリンカー以外、何にもない世界で生きてきたもんね…)
 調の想い出の中にある「白い世界」と彼女が呼ぶ場所。「月読調」という名だけを与えられ、未成熟な身体にリンカーを打たれ、実験動物の一匹としてしか見てもらえなかった。蛍は勿論、普通に外の世界の何とも触れ合えず、気づけば、切歌に病的に依存する様になり、その「白い世界」に囚われる前の記憶は無残な事故で消えていた。「月読調」でなかった頃の幼い娘を救う為にその身が砕かれる痛みの中で息絶えた優しい母親の事さえ…
 (今度こそはガリィちゃんが調ちゃんを幸せにしてあげるね♥ロマンチックなムードに持ち込めば……うふふっ♥♥)
 ガリィの一方的な片想いにして、単なるエゴでしかないが、ガリィは調という少女と蛍デートをする妄想に囚われていた。ガリィを愛するあまり狂ったロリコン人形と化したファラがそれを見逃す事はない。
 「あら?私とお楽しみのハズなのに、他の女の子の事を考えてますわね?お仕置きが必要かしら♥」
 ファラの細い眼が釣り上がり、毒々しい色のアイシャドウも相俟って、まるで鬼女の様だった。ファラの手がガリィの顎をくいッと持ち上げる。
 「やだなあ♥折角、ファラちゃんとデートするのにそんないけない事…♥」
 チフォージュシャトーから逃げ出した調を廃墟に誘い出して、可愛がっていたガリィだが、ファラに誘惑され、お人形さん同士でエッチして以来、主や仲間には秘密で逢瀬を楽しんでは、身体を重ねていた。主たるキャロルにバレてからもその関係は続いていた。その甲斐あってか、調の為のサプライズをしてあげるまでにガリィはファラと親密な仲となった…
 「性根の腐った貴女のお話は信じられませんわ♥」
 「んんっ!?んうぐぅぅうぅ♥♥♥♥」
 ファラはガリィの顔を上げさせたまま、その小さな唇を塞ぐ。口内を犯され、想い出を与える要領でファラに頭の中の回路を狂わせ、書き換えられてゆく。トロンッとした表情で性悪なお人形さんはファラに抱きついた。
 「ファラちゃぁあん♥♥」
 「ガリィ……デートはこれからですわよ♥」
 ファラは不敵な微笑みを浮かべ、ガリィの腰の大きなリボンに手を掛ける。シュルシュルッと解けたリボンと一緒に蒼のドレスも草の上に落ち、蛍もフワッと浮かぶ、月明かりの中に融ける様に……
 「ファラちゃぁん♥擽ったい♥♥」
 ファラのスリーブに覆われた手が少女の姿をしたお人形さんの白い肌を這う。括れた腰やお尻の丸みのあるラインを優しく愛撫するとガリィは可愛らしい声で鳴く。おでこにキスをしてから、首筋や華奢な肩にも口づけ、性悪なお人形さんが恥じらう様を愉しみ、ファラは嗜虐心いっぱいの微笑みを浮かべる。
 「ガリィのおっぱい可愛いですわ♥」
 ファラは乳首のない小振りな乳房を揉みしだく様に弄り、腰回りやお尻への優しく、厭らしい責めを止めるつもりは毛頭なかった。ファラの細い指はガリィの性器のない女陰へと滑り込む。
 「ひゃあっ♥♥」
 甲高い声で鳴くガリィのお口をファラの形の良い唇が塞ぎ、舌を絡め、クチュクチュと卑しい水音を立てながら、口内を侵食していく。女性器こそないが、少女特有の丸みを帯びた恥丘とツルツルの局部は少女の肉体に欲情するファラの心を擽るのに充分だった。ましてや相手はずっと想い続けていたガリィなのだ…
 「ファラ……ふぁ……ぁあ♥……お股ぁ……♥」
 ガリィは作り物の関節で繋がれた細い脚を諤々震わせながら、身を捩らせる。幼さの残る白い女陰をまるで虫の様にファラの指が蠢き、本来は女性器があるハズの箇所や脚の付け根を撫で上げ、恥丘のカーブに沿って舐る様に触れてゆく。
 「ファ……ラァち……ゃあ……ああっ♥♥」
 いつもは「頭を冷やしてあげる♥」などと憎まれ口を叩く少女が逆上せ上がり、蕩け切った表情でその小さな身体をファラの腕に預けている。こうなっては大人に辱められるウブな女の子である。とても、キャロルの配下であるオートスコアラーの1機とは思えない。喉の奥で快楽に負けた哀れな声を上げながら、達するのだった。
 「ガリィ♥可愛かったですわ♥」
 ファラはガリィを口づけから解放すると自身もそっと胸元のリボンに手を掛ける…

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 ホタルブクロが薄紫色の淡い光を宿している。花の中に蛍が潜り込んでいるだけのハズなのに、まるで天然のランタンやランプの様。紫色の花から零れ落ちる様に蛍の光が溢れ、また、夜空へと飛び交い、無数の蛍の群に混じり合い、戯れる。こうして、また、命は紡がれていく。その生命の営みとは悉く外れた、交わりに生まれたままの姿となった女性と少女のオートスコアラーは溺れていく…
 「ガリィちゃんの…おっぱ……いぃぃ♥…らめぇえ♥♥」
 ファラは執拗に執拗にガリィの小振りなおっぱいを責め立てる。じっくり、ねっとりと乳首のない白い膨らみを舐られ、まるでディープキスでもする様に弄られ、もう片方のおっぱいにも細くて、長い指が絡みつき、一本一本が蛭の様に這いずり、揉み揉み解す仕草をしたり、時には、爪を立て、浅い傷跡を残す。
 「ファラちゃあぁあん♥♥♥好きぃぃぃ♥♥♥♥」
 命を奪う事しか知らないガリィの腕はファラの細い女体に絡ませ、想い出を喰らうお口からはみっともなく、開き、呪いの言葉でなく、甘い喘ぎ声を上げ続けている。球体関節人形の作り物の身体のハズなのに、性器のない女陰が疼き、愛する女性を求める様に白い人工の肌を密着させる。それはファラも同じ…
 (私の様なレディが小さな女の子に……!!)
 本来は性処理も交尾も必要のない血の通わないお人形さん、それも同性同士、人の身であったとしても、命を繋げる為の交わりではない。何よりも女性が少女を強姦する…罪深い行為でその肉慾を満たそうとしている。それは背徳以外の何物でもない…だが、思考が蕩けてしまい、妖艶な女性から、幼い雌猫を犯すケダモノに堕ちたファラには、もうどうでも良い事だった。何よりも大しゅきホールドまでして、ガリィが甘えてくれる……
 「おねだりが上手くなりましたわね♥」
 ファラはガリィの小振りな膨らみを舐り、細い手はおっぱいを離れて、お腹のラインに触れる。蝋を思わせる白い肌にもジワリと水滴がつき、湿ったファラの長い亜麻色の髪が貼り付いている。お尻や恥丘がこちょこちょ擽られる度に腰をくねらせ、地べたの野草に触れ、草の匂いが仄かに漂い、ポロンポロンッと体内に仕込まれた装置が鳴る。摩る様にスリスリしたり、おっぱいや恥丘の膨らみを揉む様に弄る内にファラもギザ歯を見せながら、アヘアヘと笑い声を上げる。
 「ああぅぅぅぅう♥♥♥♥♥」
 幼さの残る女陰を刺激されたガリィはファラの細い身体を締めつける肢体に力を入れ、甘い苦痛に苛まれながら、何度目かの絶頂を迎える。
 「!!!」
 押し倒しされたままのガリィがファラの細い首に両腕を回し、荒い息遣いのまま、甘ったるい声でおねだりする。
 「ファラちゃ……ん……の…………と…ガリィちゃん…の……した…ぃ♥」
 呂律が回らない舌で懇願するガリィにすっかり中てられたファラは思わずに体内の装置を鳴らしてしまう。そして、ガリィのお願いを聞き、自身の肉慾を際限なく、ぶつけられるとほくそ笑み。ガリィの耳をペロッと舐め、囁いた…
 「良いですわ♥」
 ガリィの肢体から力が抜けるのを感じ、ファラはするりと抜けるとガリィの細い脚首を開かせる。幼さの残る少女の股間を模った女性器もクレヴァスもない女陰に眼を奪われる。うっとりとした表情のままでチュッとキスをしてから、ゆっくりと解す様に舐る。
 「違う…♥……でもぉ……ぃぃぃい♥♥」
 ガリィは思わず、両脚を閉じようとするもファラにガッチリホールドされ、それも叶わない。じっくりとガリィを焦らせてから、グズグズになり、ファラの虜になった彼女を甘い苦痛と責め苦の中で雌猫から奴隷にまで堕としてやるのだと。生殺しにされて、焦らされ続けるガリィの痴態を愉しむのも彼女とのエッチの醍醐味でもあった。
 「恥ずかしがらないで♥私に全部任せて♥」
 チュクチュクと舌が絡み、サラサラした亜麻色と緑の髪が触れる度にガリィは甲高い声で鳴き、体内に埋め込まれた装置が悲鳴を上げる。ファラは女陰と足の付け根にカプッと噛みつくとそのまま、ガリィの細い脚を掴み、無理矢理に開脚させる。
 「意地悪が過ぎましたわね♥」
 ファラがフフッと笑うとガリィはだらしなく、舌を出すと上目遣いで懇願する。
 「ファラちゃん……してぇ♥……ガリィちゃんのあそこ……ファラちゃ……の…!!」
 ガリィの言葉を遮る様にファラも両脚を開かせ、その小さな身体に圧し掛かる。
 「ファラちゃぁあ♥♥♥♥♥」
 「ガリィ♥♥♥一つになりますわぁああよぉお♥♥♥♥」
 二人のお人形さんの身体が重なり合う。妖艶な大人の女性の熟れた女陰と幼さを残す少女の女陰とが口づけ合う。女性器のない局部同士がキスを交わし、男性器がなくても、生まれたままの姿で女性と女性が繋がれる唯一の行為…
 「ファラちゃんのお股ぁ♥♥♥」
 細いボディとは言え、女性の肉厚のある身体が少女の未熟な身体に圧し掛かり、本来は性器があるべき場所を犯し続けているのだ。性悪なお人形さんであっても、ガリィは慣れる事はなく、いつも快感に溺れていく。火照った調の柔らかい肉体とは違う血の気のない作り物の身体なのに、ファラとの性交を拒絶できない。調の胎内で燃え滾る熱い蜜が恋しく思う日もあるというのに。それを視ってか、ファラは力一杯揺すり、女陰をグラインドさせる。
 「ガリィ♥♥最高に良いぃい……ですぅ……わぁあ♥♥♥」
 女性と少女の恥丘と女陰がぶつかり合う卑猥なが蛍の舞う夜空に響き渡り、ポロン!ポロロン!ポロロン!っと彼女らの体内から聞こえるメロディはまるで破れる様に大きくなる心音の様に電子回路を狂わせてゆく。悩まし気な喘ぎは恋人達を呼び合う甘い声に変わる…
 「ガリィィィ♥♥♥♥♥♥」
 「ファラちゃあぁあああんん♥♥♥♥♥」
 艶っぽい女性の声でなく、盛りのついたケダモノの咆哮を上げながら、ガリィに肉慾の全てをぶつけ、ファラの視界がぼやけていく。意識が堕ちてゆくガリィの身の毛も弥立つ歓喜の声を心地良く思いながら……

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 「あっ……あっぅ♥♥……あぃぃ♥♥♥」
 「はしたないですわ♥そんなガリィも可愛いですわ♥」
 ファラに背後から包み込まれる様に抱かれ、両手首をガッチリと拘束されて、耳元を舐られ、言葉責めにされ、頭の中が蕩けているガリィの透き通る様に蒼い瞳には既に宙を舞う蛍は映らず、甘ったるい声で喘ぎ、女性を模した細い手で身体中を弄られ、悩まし気に腰を振る。
 「蛍はもうよろしくて?淫乱なガリィちゃん♥♥」
 ファラは腕の中で乱れるガリィを虐めたくて、仕方ないと言わんばかりに白くて、綺麗な少女の局部を刺激する。両脚を開きっぱなしでギザ歯を見せながら、恍惚としたガリィに蛍を見る余裕などない事を承知で卑しい言葉を囁くファラもガリィの可愛さでうっとりとしているのだった。
 「ガリィちゃ……を…こんな風に…した癖に♥……いゃあぁあ!!」
 既に薄い爪痕がいっぱい刻まれている幼さの残る女陰にまた激痛が走り、ガリィは一際、高い声で鳴く。ファラはクックと喉の奥で笑い、研ぎ澄ませた爪でガリィの股間の傷をなぞり、優しく愛撫する…
 「生意気で可愛げないのにツインテールなんかしている痛い子とばかり遊んでた癖に♥…調ちゃん…でしたっけ?あの子はもう良いのかしら?」
 ファラの脳裏に浮かぶ黒髪をツインテールにした紅いギアを纏う少女。鋭い眼光が蕩け、ガリィの毒牙に掛かり、可愛い声で甘えるのも、ガリィがケラケラ下卑た言葉を浴びせながら、あの小さな装者と交わる様も思い出すだけで虫唾が走る。最愛の少女、イガリマを纏う澄んだ翠の瞳の少女に依存する様を見て、「小娘には似合い」と笑いながらも「ガリィを渡すものか!」と醜い肉慾と独占欲が入り混じったドロドロした、大凡、愛情とは言い難いどす黒い感情に自身が囚われている事を妖艶な女性のお人形さんは気づいていなかった…
 「ファラちゃん……のぉ……意地悪ぅぅ♥♥……今はファラちゃぁあんが……良いぃぃよぉぉお!!!!」
 あれだけ執着して、犯し続けた少女への想いはファラとの厭らしい交わりで蕩けてしまっていた。ファラに誘惑されて、一時の感情に流されたとは言っても、ファラとの行為が生み出す愉悦さに負け、本来は仲間であるハズのお人形さんの百合奴隷にまで堕ちた姿は生来の性悪なガリィを知る者が見れば、痛ましくさえ思うだろう…
 「ガリィ!!!よく出来ましたわぁあ♥♥♥♥」
 ファラが最も聞きたかった言葉!それがガリィのお口から飛び出してきた悦びで、品のない高笑いをする。それに驚いた、或いは嫌悪したかの様に彼女らの周囲の蛍もさっと飛び立った。
 (ガリィが欲しい!!!この子は私だけのものですわぁあ♥♥♥♥)
 すっかり、壊れてしまった性悪な女の子への愛おしさでファラの心もすっかり闇に堕ちてしまい、ガリィも弛緩しながら、達し、ぐったりとした身体をファラに預ける…
 「ファラちゃん♥♥……ガリィちゃん……を…もっと……虐め…ぇえ♥♥」
 「悪い子♥」
 ファラは甘えっ子の百合奴隷にまで堕ちたガリィの首筋に口づけ、歯を立て、おっぱいを揉みしだく様に責め立てる。生暖かい風が吹き、亜麻色の髪が夜空に踊り、髪の隙間から見える獲物を毒牙で侵し、喰らおうとする蛇を思わせる艶やかな顔もガリィへの愛で歪み、いっそ、恐ろしくさえある。
 「ファラちゃぁあ♥♥♥♥♥」
 みっともない惚けた顔で甘ったるい声で鳴きながら、ガリィがファラに擦り寄り、自ら、その白い幼さの残る女陰を弄る。女性器などないハズなのに、お腹の奥底から熱くなり、疼いてくるのを感じる…
 「ガリィ…♥またおイキなさい♥」
 小さな身体を小さな手と繊細な手が這い回り、頭の中がスパークすると同時にガリィは果てた。そして、今度はファラがお腹の中から痺れてゆくのを感じた。
 「私の疼きもガリィに慰めてもらわくては♥」
 ファラはガリィを草の上に寝かせると四つん這いになり、お尻を突き出す格好で細身だが、女性の艶やかさと豊満さを併せ持つその白い裸身をガリィに差し出した。
 「ファラ……ちゃ……♥」
 ガリィは恍惚とした表情で四つん這いでお尻と性器のない女陰を晒すファラを凝視する。おっぱいも膨らんでいて、おいしそうだ。
 「お返し♥」
 ガリィはファラに覆い被さるとおっぱいを揉み揉みと解す様に愛撫し、首筋や耳元をキスする。
 「ファラちゃん……耳…弱いんだ♥」
 可愛くて仕方ないガリィに耳元で卑しく囁かれ、意地悪され、悩まし気に身体を疼かせ、呻く…
 (嬉しぃい♥♥)
 ガリィの全身を弄び、犯し尽くしたばかりだというのに、今度は自分がそのガリィに蹂躙されている。小さな女の子に大人のお姉さんが辱められるこれまた背徳的なシチュエーションにファラの心は踊る。そんな彼女の想いを表すかの様に体内に仕組まれた装置がポロンポロンとけたたましく鳴っている。
 「あぁ♥♥ぁぁああ♥♥あぅぅぅぅ♥♥♥」
 ファラは猫の様に細い身体を仰け反らせるが、ガリィに乳首のない豊満な膨らみをクリクリされ、爪を立てられ、カプッと耳を噛まれ、哀れな程に快感に負けた声で喘ぎ、絶頂を迎える。
 「今度はこっちを開発してあげる♥」
 ガリィはファラの両腕に冷気を纏わせ、それがカチカチと弾ける様な音と共に氷の枷になる。ガリィから解放され、安堵すると同時に少しガッカリするファラだが…
 「ああっ♥♥♥」
 お尻、それも人間であれば肛門がある部分にガリィの唇が触れる。
 「お尻でなんてぇええ♥♥♥」
 ファラは恥も外聞もなく、ケダモノ染みた声でよがり、ガリィもそれに応える。
 「ファラちゃんのお尻♥おいしいぃ♥」
 菊の穴もない綺麗で大きなお尻にガリィは喰らいついた。お尻やお股を舐る度にファラは悩まし気に四つん這いで腰を振りながら、妖艶な女性とは思えない、ガリィに甘え切った様な淫らな声で呻く。
 「ファラちゃぁあん♥♥♥」
 「ガリィィィ♥♥♥」
 ガリィにガッチリとホールドされたまま、お尻もお股も舐られ、頭の回路がすっかりブチブチと切れ、思考が蕩け、ファラは髪を振り乱し、女性の艶やかさもある身体を震わせながら、犯され続けた……
 
 二人のお人形さんの淫靡な宴は蛍に見守られながら、続けられた。明け方近くになって、痺れを切らしたマスターが止めに入り、それでも、乳繰り合っていたので、チフォージュシャトーに強制送還されるのだった…
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