エディ

2012年に『Another』の見崎鳴×藤岡未咲の百合イラストを投稿してから、現在に至ります。

『戦姫絶唱シンフォギア』の百合同人誌も描いています。
ガリィ×月読調ちゃんのR-18ネタを中心に活動中。ミラアルクのガチ百合エッチ本も描きたいと思う今日この頃です。
シンフォギアカップリングはエルザ×月読調、立花響×月読調、ミラアルク×シンフォギア装者、安藤創世×寺島詩織、マイナーなカップリングばかり、推していますが、メジャーな暁切歌×月読調も大好きです!

そんな訳でよろしくお願いします。


◆好きなカップリング◆

■ Another
見崎鳴×藤岡未咲
金木杏子×松井亜紀
赤沢泉美×見崎鳴
赤沢泉美×杉浦多佳子

■ 戦姫絶唱シンフォギア
ガリィ×月読調
キャロル×月読調
暁切歌×月読調
立花響×月読調
エルザ×月読調
安藤創世×寺島詩織
ガリィ×ミカ
ファラ×ガリィ
ミラアルク×シンフォギア装者
キャロル×立花響
小日向未来×エルフナイン
シェム・ハ×小日向未来
シェム・ハ×立花響

■ サガ・スカーレットグレイス
ネエちゃん×ウルピナ
マリオン×ウルピナ
ウルピナ×ユリア
マリオン×パトリシア
クローバー×マリオン

■ ロマンシング・サガ/ミンサガ
シフ×アイシャ

■ ロマンシング・サガ2
緋色の女帝×キャット(シティシーフ)
緋色の女帝×ユキノ(忍者)

■ ロマンシング・サガ3
エレン×サラ

■ サガ・フロンティア
アセルス×白薔薇姫
アセルス×アニー
ライザ×アニー

■ サガ・フロンティア2
プルミエール×ジニー
ヌヴィエム×プルミエール

■ サガ2秘宝伝説(リメイク含む)
人間女×エスパーガール
エスパーガール×エスパーガール
人間女×人間女

■ 刀使ノ巫女
​衛藤可奈美×十条姫和
柳瀬舞衣×糸見沙耶香
古波蔵エレン×益子薫
獅童真希×此花寿々花
折神紫×燕結芽
衛藤可奈美×燕結芽
折神紫×十条姫和
衛藤可奈美×安桜美炎
十条篝×十条姫和
​岩倉早苗×十条姫和

■ 転生王女と天才令嬢の魔法革命
ユフィリア×アニス
ティルティ×アニス
アニス×イリア
レイニ×イリヤ
レイニ×ユフィリア

■ 私の推しは悪役令嬢。
レイ×クレア
ロレッタ×ピピ

■ ひきこまり吸血姫の悶々
ヴィル×コマリ
カレン陛下×コマリ
サクナ×コマリ
ミリセント×コマリ

投稿日:2023年08月06日 01:57    文字数:25,129

くりしおカップルの百合奴隷ちゃん

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くりしおの百合エッチを目撃した女の子が可愛がられ、調教されて、百合堕ちしちゃうお話です!

6ページ以降はふたなりとロストバージンありなので、苦手な方はご注意下さい!
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 「海水浴を楽しむにはナイスな日ですわね!」
 お嬢様言葉で燥ぐ少女、寺島詩織の黄色いリボンで結われた小麦色の髪が夏の熱い日差しの中でまるでお日様の光を束ねたかの様にサラサラと流れ、煌めいた。Tシャツと短パンを脱ぎ捨てると髪を留めるリボンと同じく黄色いビキニを纏った白くて、ふっくらした女の子の肉体が露わになる。詩織の最愛の彼女であるボーイッシュな少女もその幼さを残すも、色気のある姿に息を呑む。
 「創世さん♥女の子の水着姿をジロジロ見て、スケベじゃありませんの?」
 詩織は少し両手でおっぱいを隠す仕草をするが、頬を赤らめながらも、ペロッと舌を出して、上目遣いでアーモンド形の黄褐色の瞳を創世と呼ぶボーイッシュな少女に向けながら、微笑む。恥ずかしがっている様に見えるが、しっかりと誘っている。
 「テラジ……だからだよ♥…」

 創世は短く切り揃えた髪を掻きながら、照れ臭そうに詩織から目を背ける。いつも通りにテラジとあだ名で呼ぶが、少し声が上擦っている様に思うのは気のせいではないだろう。フワッとした小麦色の長い髪も肉付きの良い身体、眩しいばかりに白い肌、何れもこの細身の少女、安藤創世にはないチャームポイント。そんなチャーミングな恋人がフリル付きとはいえ、布面積の少ない水着で誘おうとしているのだから、胸が高鳴るのも至極当然だろう。
 「それは愛の告白ですの?本当に恥ずかしがり屋さんですわね♥」
 詩織はコロコロと笑い、創世はムッと眉を顰める。
 「そんな…エロい格好で誘っておいて…」
 「あら?創世さんこそ、随分と大胆な水着ですわよ♥」
 詩織は創世の胸元にタッチすると優しく、腰回りや小振りなお尻を撫で回す。薄い布越しに直に触れられ、創世は「キャッ」と声を上げる。リディアンでは、運動部の助っ人として、女生徒達に「イケメン」「スポーツ女子」と黄色い声で騒がれているのが、嘘の様である…
 「前の水着よりもずっと露出度もアップしていますわ♥」
 創世の上半身を隠すのは紺色のブラだけ、下半身も以前に履いていた短パンと比べ、小さな布切れとしか呼べないビキニパンツが僅かに局部を覆うのみ。股間と恥丘のラインも紺色のビキニ故にクッキリ見えて、それがまた詩織の欲情を燃え上がらせているのだから、最愛の彼女の事をとやかく言う資格はないだろう。
 「テラジこそ、エッチでスケベだぞ♥」
 ふくよかな白い身体を寄せ、やや日に焼けた創世の肌を詩織は撫で回す。少年の様に張りのある声、程好く、筋肉もついた引き締まった肉体も詩織にはツボだった。小振りなおっぱいもプリプリのお尻も隔てるものは薄い紺色の布切れ一枚だけ。撫で撫でしている内に自然と詩織の息も荒くなり、創世の素肌も少し汗ばんできたが、それは灼熱の日差しのせいだけとは限らないだろう。
 「あたしの身体…ガリでしょ?」
 スレンダーな身体ではあるが、抱き締めた時の柔らかさと肌の温もりは女の子ならではの心地良さが詩織の心身に伝わってくる。恍惚とした表情で詩織は創世の耳元で「そんな事はありませんわ」と優しく、囁いた。ボーイッシュな少女とお嬢様の唇と唇が重なり合おうとした時…
 「
安藤さん!
 突然に聞こえてきた明るく弾んだ声につられ、創世と詩織が振り向くとスマホを手にしたリディアン指定の水着を着ている少女が立っていた。
 「遊びに来たの?」
 「安藤さんこそ、デート?」
 「もう揶揄わないでよ!」
 詩織はその少女に見覚えがあった。創世がピンチヒッターとして、駆り出されるバスケ部の部員。創世に纏わり付いて、キャアキャア騒いだり、試合が終わってすぐにスポーツドリンクを差し入れたり、隙あらば、ハイタッチしようとしたり、お嬢様とは思えない大胆不敵な面も見せる詩織がたまにどす黒いオーラを出し、睨んでいても、まるで気にも留めないマイペースな女の子である。
 「折角だから、私と…その…ツーショット…」
 少女はもじもじと恥ずかしがりながらも創世とツーショット写真を取る様におねだりする。プライベートでも、リディアンの水着で出掛けていたり、大好きな創世の前で恥じらっていたりとウブな様だが、創世に想いを寄せる詩織の目の前でこんな事をするあたり、本人が自覚していないだけで女誑しの素質もそこそこありそうだ。
 (もう創世さんったら!)
 少女の甘えに甘えたアタックで少し参っている創世の耳元で目が座っている詩織が耳打ちをする。創世もキョトンとしながらも詩織の言葉に頷くのを見て取ると詩織は屈託のない笑顔で少女のスマホを取り上げる。
 「わたくしが撮ってあげますわ♥」
 創世が少女と肩を組み「イェーイ!」と言うのに、合わせ、スマホのシャッター音が閑散とした海辺に響く。
 「では、お返しにわたくしと創世さんのツーショットもお願いしますわ♥」
 「お安い御用ですよ♥」
 少女は大好きな創世と二人っきりで写真を撮れて、感激だったのか。快く、引き受けた。詩織は砂浜に置かれている創世のバッグから、スマホを取り出すと少女の手にそっと渡した。
 (安藤さんのだ!)
 ティラノサウルスらしい恐竜のシルエットが目を引く、鈍い青色のカバーで覆われたスマホを手にした少女の瞳がパッと輝く。何故、憧れ創世のスマホでわざわざ撮影するのか、そんな事に思案を巡らせる事もなく…
 「はい!笑って笑って!」
 創世は詩織の肩に手を掛け、お互いに顔を見合わせる様な格好で密着する。カシャッとシャッター音がするのを合図に創世と詩織はブイサインをする。

Z
 「お二人のブイサインだけど……その……レ…って事…
 少女の手がブルブル震え、スマホが熱い砂の上に落としてしまいそうになる。ガングニールのヒーローである女の子と彼女がシェム・ハの手から奪還したお嫁さんのいるリディアンに通うのだ。女の子同士のカップルもたまに見かける学び舎にいる以上、どこかで知る機会もあるだろう。詩織と創世はピースした指を顎に当てて、笑顔を見せる。
 (それ…レッズデースって意味だよね?つまり…こいつら……!)
 憧れの先輩の性癖を、創世と彼女の傍でいつもニコニコしているお嬢様がガチの百合カップルである事を無言でカミングアウトされ、少女は顔面蒼白になる。
 「気づきましたの?」
 詩織は創世との関係を見せつけ、本妻の余裕とでも言うべき、意地悪な笑みを浮かべる。アーモンド形の瞳と口元が歪み、まるで猫の様だ。
 「ちょっと、そんな怖い顔しないでよ♥ヤキモチ?」
 詩織の意図も知らず、少女の頭を撫でようとするも「嫌!」と拒絶され、創世は首を傾げる。そんな最愛の彼女を他所に詩織は少女の手から、スマホをひょいっと摘まみ取る。
 「あとで送ってあげますわ♥わたくしと創世さんのツーショット写真♥」
 死刑宣告にも等しい、追い打ちを優しい口調で猫撫で声で駆けられ、少女はヘナヘナとその場にしゃがみ込む。キスや行為に及ぶ写真や動画であればいざ知らず、これだけでは、彼女らの関係を触れ回ろうにも「悪ふざけだよ」と惚けられれば、それまでだ。
 「
そん…な……
 憧れの先輩とその彼女を見送りしかなかった少女の涙が溢れる瞳に創世と詩織がそっと寄り添う。残酷にして、少女同士の麗しい光景が焼きつけられる。

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 「それはないよ!!!」
 ひと気のない岩だらけの海岸でパラソルの下で創世は先程のピースの意味を聞かされ、眼を白黒しながら、詩織に掴み掛る。
 「ごめんなさい♥言い忘れましたわ♥」
 詩織はウィンクして、ペロッと舌を出す。悪戯をして、叱られた子供の様な恋人に創世は頬を膨らませる。
 「あの子にどんな顔して会えば、良いんだよ……」
 詩織は創世の額にデコピンしてやる。
 「創世さんがわたくし以外の女の子にデレデレするからいけないのですわ♥」
 優しいお嬢様言葉にも、棘があり、創世も思わず、首を垂れる。
 「それにあの方は創世さんがシャワーを浴びている時やお召替えをしている時、厭らしい目で見ていましたわ!全然、ナイスじゃありません!!」
 「テラジこそ、疑り過ぎ…」
 「わたくしの目は誤魔化されませんわ!!」
 シャワーを浴びる一糸纏わぬ創世をうっとりと見つめる少女、ボディタッチやハグは勿論だが、背後から抱きつく際、創世の小振りな胸を揉んでは「こら!」「エッチ!」と叱られても、まるで懲りない。女の子同士のスキンシップなのか、女の子への性の目覚めか、定かではない。ノンケにせよ、女の子を好きになりつつあったにせよ、今後は創世に言い寄らない様に虫除けはしておいた。
 突然に創世が高熱に襲われ、寝込んだあの日から、彼女らに芽生えた感情…友情と呼ぶにはあまりにも、艶かしく、歪んだそれが女の子と女の子の間で芽生えた愛情だと気づいてから、ずっと両想いだというのに、他の女の子への嫉妬の感情は詩織の中で日増しに炭火の様に静かにそして、確実に燃え続けていた。平行世界でメックヴァラヌスを纏う「彼女ら」の想いが別の世界を超えて、身も心も焦がしていたのか?それは定かではない。何よりもこの世界の創世と詩織が知る由はない……
 「ごめん…テラジ……」
 創世は小さな声で謝り、詩織もフフッと口元を綻ばせる。
 「分かればよろしいのですわ♥」
 詩織と創世は少女に見せつけた時よりもねっとりと舌と舌を絡ませ合い、口づける際のネチョネチョという水音も静かな岩場だけあり、彼女らの鼓膜に焼きつけられていく…
 「ああっ♥♥」
 創世の手が詩織の白い膨らみに手を掛ける。蕩け切った表情で口づけを交わしていた詩織の口から艶かしい声が漏れ、創世は鎖骨に口づけ、赤い痕を残す。
 「人前であたし達の事をカムアした罰だよ♥似非お嬢様♥」
 創世は頬を紅潮させたまま、詩織のスベスベの素肌に吸いつき、キスマークを付け、汗の雫を舐め取る。可愛い後輩の前で自分が彼女持ちである事を暴露された割には、嬉しそうにじゃれついている。独占欲の中に確かに見え隠れしている詩織の甘ったるい想いは創世のハートを熱く疼かせていた。その肉づきの良い身体を抱き、アイスクリームみたいに蕩けてしまいそうな肌に口づけ、弄ぶ内に創世は詩織に溺れていく……
 「創世さんの手…熱いですわぁ♥」
 創世に乳房を揉み揉みと解される度に身体が芯から熱くなる。詩織の鼓動も段々と大きくなり、肌も熱く、汗ばんでくるのが、水着越しだが、創世には手に取る様に分かる。
 「テラジ…ドキドキしてる……」
 まだ、泳いでもいないのに、創世の手にもジットリと濡れてくる。薄くて、小さい布切れの下にある豊かな膨らみ、体内を巡る血の一滴一滴が集まっていると思うと創世はゴクッと生唾を飲む。
 「キャアッ!!」
 「直に聞いてあげる…♥」
 創世はフリル付きのビキニのブラを中にその手を潜り込ませ、詩織は黄色い布一枚の下で蠢く、恋人の手の感触に思わず、艶っぽい声を上げ、心臓が大きく、高鳴る。
 「そこ……!」
 本来は我が子に母乳を与える為の小豆色の果実、それを器用に摘まみ、圧し潰しながら、円を描きながら、クリクリと責め立てる。ギューギューとおっぱいを揉む手にも力を入れ、心音がトクトクッからドクンドクンッと脈打つのを感じ、直に触れる白い乳房の柔らかさと温もりに酔う。「もっと聞かせて♥」と優しく、囁き、首元にチュッと赤いキスマークを残しながら、舐り、耳朶をハムッと甘噛みしてあげると猫の様に詩織は仰け反らせる。
 「苦しい?」
 「創世さ…!?……うぅ♥♥」
 創世に唇を塞がれ、悩まし気な声は苦しみの中で発するものでなく、甘ったるい喘ぎへと変わってゆく。トロンッとした瞳で創世を見つめながら、舌と舌を絡ませ合い、卑猥な水音と心の臓の叫びで頭の中が蕩けていく。詩織の黄色いビキニパンツが湿り、大きな染みがジワジワと広がる。
 「バンザーイして?」
 口づけから解放され、涎を垂らす詩織を創世は優しくリードすると慣れた手つきでブラを剥ぎ取る。黄色いビキニを細い手首に絡め、その白い腕を掴むと優しく、押し倒し、無防備になった白いおっぱいに食いついた。
 「いやぁああ♥♥」
 詩織はポニーテールにした小麦色の髪を振るわせ、白くて、発育の良いおっぱいをプルンッと揺らす。ほぼすっぽんぽんにした恋人を前に嗜虐心が芽生えないハズはなく、乳首にソフトなタッチで触れて、キスしたかと思ったら、チューッとバキュームしたり、歯を立て、痛がるのを楽しみながら、指を食い込ませる。
 「顔まっ赤にして、悦んでる癖に♥なぁにが嫌ぁあだ♥♥」
 おっぱいへの責めが激しく、粘着的になると詩織は頬を紅潮させるどころか、耳までまっ赤になり、潤んだ瞳からは涙を零す。あまりにも気持ち良過ぎて、形だけでもお嬢様を保とうとした詩織が快感に負けているのが、愛おしく、創世は歯型や唾液で痛々しく汚れた乳房を尚も可愛がる。
 「創世さん♥もうぅぅこれ以上しゃれらぁああ♥♥♥」
 呂律の回らない舌で創世に抗議をするもその表情は快楽に溺れ、すっかり蕩けている。幾ら、拒否しても説得力はないだろう。創世はだらしなく、口を開く、お嬢様を哀れに思ったのか、右手を乳房から離す。
 「ごめんね♥言ってくれれば良いのに♥」
 創世は屈託のない笑顔を恋人に向ける。詩織の汗に塗れた肉づきの良い身体が上下する。グッショリ濡れた長い髪と火照った肌が恋人に可愛がられたお嬢様の浅ましさを物語っている。呼吸を整えていた時…
 「あひぃぃ♥♥♥」
 「ちゃぁあんっとイかせてほしいってさ♥」
 詩織の白いお腹やお臍の辺りを這っていた創世の手がビキニパンツの中に滑り込み、女陰を弄り始める。
 「嫌じゃないよね?しっかり濡れてるよ♥」
 創世はケラケラ笑いながら、熱い蜜を分泌するクレヴァスを探り当てる。
 「ああぁっ♥♥」
 お腹の中を創世の指が侵していく度に詩織は腰をくねらせる。おっぱいへのおしゃぶりも再開され、上と舌とで両方を蹂躙され、お腹の奥底が疼き、熱い飛沫が挙がっていくのを感じ、心音はもう治まりそうもない。すっかり汚れ、鼻を突く匂いを放つだけのビキニパンツに押しつけられながら、創世は責め続け、詩織の頭の中で何かが弾ける。
 「創世さぁああああんん♥♥♥♥♥」
 愛する少女の責めに屈した甘ったるい叫びと共に詩織は胎内から煮え滾る蜜を吐き出し、絶頂を迎える。創世は愛液塗れの手をニュルッと詩織の体内から引き抜くと優しい手つきで詩織の手首に巻き付けたビキニを解くとその細い手首を掴み、自分の下半身へと宛がわせるのだった。
 「今度はテラジが気持ち良くして♥」
 創世の人懐っこい笑顔に詩織は力なく、こくんっと頷くと紺色のビキニパンツの中に白く細い指を侵入させる。
 「テラジ…♥」
 女の子同士の秘め事はどちらがタチ(攻め)になっても、ネコ(受け)になっても良い事もまた、特徴である。それ故にドロドロと愛し合い、溺れて、抜けられなくなる。満たされない快楽の中で、詩織は女の子を犯すのにも手慣れていた。例え、達したばかりでも、愛する少女の感じるところを狙い、堕とす事くらい…
 「創世さ……エッチです…わ♥…もうドロドロです…わょ♥」
 創世の細い身体は弓なりに伸び、スレンダーな身体には汗が噴き出し、ドクドクッと吐き出された卑猥な蜜が足を伝っていく…
 「だって…テラジ…エッチだったんだもん……あた…し…我慢しへぇえ♥♥」
 女陰を弄られ、お腹の中を詩織の細い指が穿つと創世は締まりのない声を上げながら、お漏らしでもしたかの様に紺色の水着に厭らしい染みを作り、それは全体へと広がってゆく。みっともなく、イッてから、詩織に囚われ、その身を委ねる。
 (お…女の子同士で!!!)
 最愛の詩織以外の少女に見られているとも知らずに創世は艶っぽく鳴く……

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 (安藤さん?…嘘だよね??)
 詩織との関係を見せつけられて、創世を思わず、拒絶した事を謝ろうと二人が逢瀬をしている海岸に赴いた少女は目の前の光景を息を震わせながら、網膜に焼きつける。
 「テラジ♥♥それ以上……しちゃぁあ……♥♥」
 バスケ部のピンチヒッターとして、駆けつけてくれるスポーティーな少女が筋肉のついた細い身体を震わせ、四つ這いでお尻を振っている。
 (安藤さんが女の子に……!それもすっごく気持ち良さそう……に!!)
 人懐っこい笑顔を向ける凛々しい顔は見る影もなく、頬をまっ赤に染め、涎をダラダラと零しながら、瞳もトロンッとしている。
 「創世さん……さっきのお返しですわ♥」
 創世に犯され、達したばかりだというのに、詩織は創世に圧し掛かり、揚々とした表情で小振りな乳房を揉み解す。紺色のビキニ以外は何も纏っていない創世の身体はバスケの時のしなやかな動きではなく、甘ったるい喘ぎも相俟って、まるで発情した雌犬の様だった。先程までは意地悪く、詩織を責めていた少女が今度は抱かれる側に淫婦に堕ちるというショッキングな構図も女の子同士の交わりのどす黒さを少女の心に刻む。
 (安藤さんも……寺島さんも……おかしい!…でもでもでも………)
 本当に女の子同士で愛し合っている。創世と詩織が交際している、それも交尾としか呼べない性行為を交わしながら。憧れの創世が壊れてゆく、何よりも失恋したにも、拘らず、少女はその場を離れる事ができない。
 (私……女の子なのに………!!)
 いつかは男の子と恋をして、想いを伝えるのだと信じて疑わなかった少女の中で何かがグズグズと腐り落ちる様に狂っていく。心臓はもう煩いぐらいに高鳴り、身体中の血液が沸騰しそうな程に熱い。リディアンの水着は海水にも使っていないのに、グジュグジュだ。創世と詩織の交わす厭らしい言葉、艶かしい喘ぎの一つ一つ、海岸に漂う雌の匂いと呼ばれる臭気に吐き気を覚えながらも、そのまだまだ未熟な心と肉体に沁み込ませていく…
 「テラジのおっぱいぃ♥気持ちぃぃ♥♥」
 創世は詩織の大きめのおっぱいが背中に当たる度に可愛く呻く。「雪音さんみたいに大きくはありませんが」と詩織はたまに零すが、小振りなおっぱいの創世にしてみれば、大きさも柔らかさも充分だった。何より、大好きな詩織の温もりを直に感じ、心音まで聞こえてくると思えるのだから、こんな幸せな事はない。マリア・カデンツァヴナ・イヴの様な大人のお姉さんの色気や先輩と仰ぐ少女である雪音クリスの重厚なおっぱいも魅力だが、詩織とこうして、肌と肌を合わせる方が良い。
 (女の子のおっぱい揉み揉みして……気持ちぃぃの?)
 女の子が女の子のおっぱいを愛撫と称して、揉み揉みと解したり、美味しそうに頬張る、本来はあってはならない事と思いながらも、赤ちゃんの様に創世の控え目なおっぱいを舐めてあげたいと一瞬、思うもブンブンと首を振り、邪な願いを断ち切ろうとするも…
 「ああぃぃぃ♥♥♥」
 「創世さん…バクバク…言ってますわ♥」
 詩織は恍惚とした表情で創世の小振りなおっぱいを握り潰す。蒼いブラからポロッと些か、小さめのおっぱいが顔を覗かせる。乳首をクリクリと擽りながら爪を立て、しっかりと創世の心の臓の呼吸を感じ、吐息を浴びせかける。創世もお腹の奥底が熱くなり、トロッとした蜜が溢れる。
 「乳首……千切れちゃぅぅ♥」
 小振りなおっぱいを握り潰さんばかりに揉まれ、乳首を抓り、捩じられ、一際高い声で鳴く創世。ボーイッシュで精悍な子とばかり思っていたのに、すっかりメス堕ちしている様は彼女を辱めている似非お嬢様と何ら変わりない。幻滅すらしていてもおかしくないのに、少女の瞳は詩織に犯され、四つん這いであんあん可愛い声で喘ぐ創世に釘付けになる…
 「わたくしのおっぱいを玩具にしてくれた罰ですわ♥弓美さんになんて言えば良いのかしら?」
 明らかにキスや甘噛みで付けられた虫刺されの様な赤い斑点だらけの乳房。着替えの時に見られるだけでも、気まずいのに、入浴などしようものなら、恥ずかしい声を上げながら、あられもない姿でよがっていた事を他人にバラす様も同然。彼女らの関係を知っている弓美の前でも、なかなかに気恥ずかしいものがある。
 「普通にエッチしたじゃダメ?ああぅぅ♥♥♥」
 「そういう無粋な事はしないものですわ♥乙女であれば♥」
 不謹慎な事を口にした創世が詩織のおっぱい責めで耐性を崩すが、詩織も前のめりになり、耳元をペロペロ舐める。
 (あれも…そういう?)
 胸元や首筋の赤い痕、男女共に未経験の少女にも見覚えがない訳ではなかった。更衣室で胸元に稲妻を思わせる古傷のある同級生に傷痕とは違う、赤い発疹があった。見入っていると彼女の幼馴染であるリボンの良く似合う黒髪の女の子に「あんまり、ジロジロ見ないで」と釘を刺された。稲妻の傷痕のある少女が幼馴染に腕を引かれ、無理矢理に引き摺り出された事からも、創世と詩織と同じく、そういう関係であり、あれは行為に及んだ際に刻まれた痕なのだろう。少女が知らないだけで百合の花はすぐ目につくところに咲き、それが手に届きそうなところにある。だが、少女は怯えるだけでその手を伸ばすのを躊躇っていた。逃げ出そうにも足が竦んでしまう…
 「創世さん…細くって…嫉妬してしまいますわ♥」
 詩織は右腕を小振りな乳房から離すと創世の細い身体を舐め回す様に這わしていく。
 (創世さんのお腹……なんて…羨まし……いけない事……)

 ドリブルやシュートをする締まった身体、着替えやシャワーを浴びる際に見えるお腹、ついつい、硬過ぎず、ふくよかでもないそこに抱きつくもすぐに「ダメ!」と引き離されてしまう。それをふくよかなお腹やおっぱいを押し当てながら、ねっとりと撫で回しながら、詩織は存分に味わい尽くしている。
 「あたしなんて…ただのガリだよ♥グラマーでも、イケメンでもないよ?大体さ、可愛くなんて…」
 スレンダーで格好良いとたまにヘルプに来るだけなのに持て囃されるが、創世はまだまだコンプレックスを感じずにはいられない。幼い頃より、シンフォギアの戦士として、己を一振りの剣として、鍛えた風鳴翼。ツヴァイウィングの一人でもあった彼女には華があった。何よりも細身ではあるが、その肉体は生来の素質と優れた刀匠の力が合わさり、生み出された業物の様に芯のある強さが伝わってきた。以前にオートスコアラーと呼ばれる自動人形、ガリィ・トゥーマーンの手から創世達を救ってくれたマリア・カデンツァヴナ・イヴも女性でありながら、ガタイもあり、肉付きの良い身体、その力強くも、悲壮さを感じる歌を轟かせ、ガングニールを纏い、メカでできた聖槍ともいうべき、アームドギアで戦場を舞い、アルカ・ノイズを払う姿は今でも忘れられない。二人共、創世の憧れではあるが、メックヴァラヌスのない世界ではノイズに抗う事さえできない彼女には、何れも手に届かない。イケメンだの、男の子みたいというのもどうにも癪に障るらしい。
 「そんなに拗ねてはイケメンが台無しですわ♥」
 詩織にとってはイケメンな彼女、翼やマリアの事を想って、空回りするのが、また可愛くて仕方ないが、これ以上、創世の口からそんな話を聞きたくないお嬢様は日に焼けた肌を撫で上げ、ビキニパンツで覆われた、秘所へと優しく、触れてゆく…
 「またお漏らしかしら?ここ…濡れてますわよ♥」
 詩織は喉の奥でクックッと笑い、女陰を撫で、指先で刺激する。紺色の布切れで阻まれているが、直に創世の体内の熱さがじんわりと指先から、細い手首にまで広がる。
 「意地悪ぅぅ♥♥」
 詩織に圧し掛かられたまま、創世は大きく腰を振り、スレンダーな肉体をバウンドさせる。噴き出した汗が詩織の体液と混じり合い、全身が焼き尽くされる様だ。詩織も抑えつけられた創世の反応を愉しむかの様に嬉しそうに大きなお尻を振り、女陰への責めを続ける。女陰の入り口に触れているだけなのに、内臓をズルズル引き摺り出されそうな疼きに狂い、創世は達しようとしていた。
 「テラジぃぃぃぃぃい♥♥♥♥♥」
 (安藤さん♥♥♥♥)
 甘ったるい声でありながら、それでいて、ケダモノの様な浅ましい喘ぎと共に盛りのついた雌猫の様に伸びをしようとバッタみたいに足掻きながらも詩織の豊満な肉体に包まれ、細い手で弄られながら、創世は汚濁した蜜を吐きながら、果てていく。
 「
安藤…さ……可愛いいぃ♥♥」
 少女はいつの間にか、愛液をドボドボと零しながら、岩場に膝をつく。

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4 / 8

 「安藤さん…♥綺麗ぃ♥
 汗や蜜を吸った異臭を放つ布切れでしかなくなった紺色のビキニを脱ぎ捨て、一糸纏わぬ姿になる。浅黒いという程ではないが、日に焼けた肌が創世の健康的な色気を際立たせ、火照っているおかげか小振りなおっぱいも蜜が溢れるクレヴァス、滑らかなカーブを描く恥丘や蜜と汗の滴り落ちる腿、短く切り揃えた髪さえ艶っぽく、見えてしまう。創世の裸身はシャワー室で見ているハズなのに、艶っぽく、火照った肌や雌の匂いが、普段の創世にはない女性の持つ色香となって、少女の心を捉える…
 「テラジ…エロいなぁ♥」
 詩織は唯一肌に貼りついていたフリル付きの黄色いビキニパンツも当に脱ぎ去り、白くて、ふっくらとした肉体を晒していた。肉のついたムチッとした恥丘と脚、腰回りもふくよかで、発育の良いおっぱいをプルンと震わせ、小麦色の髪が靡く。育ちの良いお嬢様でもなければ、幼女の様に幼くもないが、あどけなさを感じさせる少女の身体は創世とは、また違う魅力がある。
 「創世さんこそ♥」
 詩織は微笑み、創世もつられて、クスクス笑う。
 「あれしよっか♥」
 「ええ♥わたくしのも……創世さんの…欲しがってますわ♥」
 掠れてよく聞こえなかった言葉、それが何を意味していたのかも分からぬまま、少女は目の前の光景に心臓を鷲掴みにされる…
 「……!?」
 創世と詩織が蜜でドロドロになった股間と股間を合わせる。女の子同士でどうやってセックスするのか、その手の話を聞かされては抱く、疑問が一瞬にして、解ける。同時に少女の脳もドロドロ融けてゆく…
 「女の子同士…裸でぇ♥……お股で…チュウ……しへぇえ♥」
 スレンダーな少女の恥丘と肉のついたムチッとした恥丘とが口づけ、お互いのクレヴァスから分泌されたエキスとが融け合う、刹那の瞬間を少女はその網膜に焼く。
 「テラジ♥♥♥テラジぃぃ♥♥♥♥」
 「創世さん♥創世さん♥♥くりょぉさぁあ♥♥♥」
 創世と詩織はうっとりとしたまま、蕩ける様な口づけを交わしながら、生まれたままの姿で火照った肌を寄せ、四肢を絡ませ合い、まだ熟れ切っていない女陰と女陰を重ね合う。恥丘が重なり、肉と肉とがぶつかるパンパンッという卑猥な音が彼女らの卑しい宴を見つめる少女をすっかり虜にする。
 「………ん…なんかなくってもぉ……セック…シ…ゅぅ…れきるぅん……らぁ♥」
 男性器がないにも拘らず、女の子同士で繋がっている。肉付きの良い丘とクレヴァスしかないハズなのに…!躊躇なく、裸で抱き合いながら、愛液やその温もりを交換し合う、背徳的な行為、一度も抱かれた事のない少女の心が汚泥に呑まれる様に狂い、胸の奥から溢れるドロドロしたどす黒い感情と彼女らの淫靡な交わりに突き動かされる様に少女は女陰をクチュクチュと厭らしい水音を立てながら慰める。リディアンの水着が熱い体液で汚濁され、股間から疼き出した熱が遮熱の炎の様に股間だけでなく、身体中を侵していく。心臓の叫びが聞こえない程に創世と詩織の厭らしい喘ぎと貝合わせの音が少女を脳味噌の髄まで狂わせていった。
 「創世さぁああ♥♥熱いぃぃですわぁああ♥♥♥♥」
 「テラジの股間……温かくぇえ♥……柔らかいぃぃ……♥♥」
 高熱を宿した少女の肉体がぶつかり合い、口元からは飛沫を上げ、局部からは熱い体液が迸る。詩織はギューッと抱きつき、大しゅきホールドの姿勢で腰を振り続け、膨らんだおっぱいが創世の控え目なおっぱいを圧し潰し、お互いの鼓動が伝わると火照った肌からその想いに応える様に汗を噴き出す。
 (安藤さんも寺島さんも……あんな事してぇ……れもぉ…気持ひぃ良さそぉぉ♥)
 息を殺すのも忘れ、少女は口を押えながら、女陰にを弄ぶ手を止めずに創世と詩織の性交に魅入られる。水着越しからも沸騰した泥濘ができているのが分かり、それでも手は止まらなかった。そして、背徳感に狂う少女の目の前でその瞬間は訪れる。
 「あぁぁああああ♥♥♥♥♥テラジぃぃぃぃ♥♥♥♥♥」
 「くりゅぅぉぉおさぁああ♥♥♥♥♥わたくしらけぇええのぉお♥♥♥」
 ケダモノの様な喘ぎ声を上げながら、果てた少女と少女の股間とお腹の間からドロリと濁った一閃が走り、覗き見していた少女も女の子のものとは思えない潰れたガマの様な声を喉の奥から捻り出しながら、ドクドクッと蜜を胎内から放つ。
 (女の子……で…イッちゃ……た♥)
 抱き合いながら、荒くなった呼吸を整える百合カップルを凝視した少女は蕩け切った頭で同性の裸に興奮した挙句、女の子を対象に自慰をした事実に戸惑いながらも、嫌悪感は背徳感で塗り潰され、それは甘い愉悦へと上書きされていた。その場から、離れ様にも、身体が人形の様に言う事を聞いてくれず、朦朧としていた時間は5分程の様にも、1時間以上にも感じた。
 (私もそっち…なの……)
 今まで、女の子相手に過剰なスキンシップをする事、綺麗な女性に憧れる事はあった。創世もあくまでそういう女性や少女の一人、女の子を可愛い、綺麗と思う事はあっても、彼女らの肉体を想像して、性欲を抱き、その手で慰める事は一度もなかった。女の子同士で愛し合う世界を知った以上は元がノンケでも、元々、その気があったにせよ、抜ける事はできそうにない。トロンッとした脳味噌が回り始めた頃、気づけば、一糸纏わぬ姿で果てたばかりの創世と詩織に詰め寄られていた。
 「女の子にキョーミないんじゃなかったの?」
 ニッコリと笑う創世に顎を掴まれ、持ち上げられ、詩織には敏感になった身体を擽られる様に愛撫される。
 「わたくしと創世さんのデートに挟まる女の子にはお仕置きが必要ですわね♥」
 少女にとって、忘れられない夏はこの時からが本番だった。創世の足元で聞こえたガラスが割れる音、一瞬だけ、地上に走る魔法陣にさえ気づく事なく、そちらの世界へと引きずり込まれていく……

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 日もすっかり高くなった頃、ひと気のない海岸では少女の悲痛な声が上がる。涙も入り混じったその声は段々と甘ったるいものへと変わっていく…
 「
女の子同士……れぇ……変…だよぉ♥」
 少女は頬を紅潮させ、呂律の回らない舌で訴えるも創世に背後から押さえられ、おっぱいを揉み揉みされ、詩織にもう片方のおっぱいに口づけられ、燦々と涙を流す。
 「生意気だぞ♥」
 創世は少女の顔を上げさせるとその小さな唇に己の唇を重ねる。
 (ファーストキス…女の子に……)
 ファーストキスの相手が自分と同じ女の子…舌を侵入させ、ニュルニュルと口内を犯しながらも優しく、ピンポイントで責められ、少女の心は徐々に徐々に解放されていく…
 (安藤さんなら良いや…♥)
 それに初めてのキスの相手は大好きな創世、それも歯茎の一本一本まで撫で、舌を絡め取り、たまに甘噛みしてくれる。詩織と肉体関係を持つだけであって、女の子の扱いにも慣れているのだろうと恍惚としていると股間に蛭が這う様な感覚が走る。
 「うぃぃぃ!!!」
 女陰、下のお口に詩織が口づけたのだ。こちらも女の子がファーストキスの相手、それも創世の彼女がヤキモチを妬いて、辱め、苦痛を与えるのを目的に責めている。股間を襲う不快な感触は段々と甘い苦痛へと変わってゆき、少女も自然とそれを受け入れていった。キスから解放されると創世と少女をねっとりとした唾液が繋いでいた。
 「もしかして、ファーストキッスだったりする?」
 明るく、ケロッと笑う創世、その無邪気で残酷なプレイガールぶりに少女は涙を流したままで頷いた。
 「嫌だったの?ごめんね♥」
 「だって……私……女の子なのに……!」
 少女を嘲笑う様に詩織はチューッと股間にキスをしてやる。
 「女の子に興味がございませんでしたら、裸で抱き合う女の子に興奮したり、最後まで女同士のエッチなんか見るハズありませんわ♥」
 「!!!」
 詩織の物腰柔らかな様で「真実」という刃で傷心の少女は抉られる。
 「テラジ!」
 恋人に叱られるも詩織は悪びれる訳でもなく、嫉妬や嗜虐心の入り混じった瞳を少女と創世に向ける。
 「この方…素直じゃないんですもの♥…折角、創世さんとファーストキスまでできましたのに♥……」
 創世は苦笑いしながら、膨れっ面の彼女と、初めての性交渉に壊れる少女が満足のいくにはどうしたら良いか、脳味噌をフル回転させる。そして、フフッと舌を出すとそっと少女の股間に手を伸ばす……
 「あたしも手伝ってあげるから素直になって♥」
 創世は声を弾ませ、少女の女陰を弄る。リディアンの水着越しからも分かる少女の火照った肌、クレヴァスからは止めどなく、熱いエキスが分泌される。
 「安藤……さ………の
………手……イク…ゥゥ♥」
 少女は女の子の手の柔らかさを改めて、痛感する。身体が強張るも「力を抜いて」と創世に優しく優しく、囁かれるとそれすらもどうでも良くなる。
 「ああっ!!あぅぅぅぅあぁああああ♥♥♥♥」
 生まれての性行為での絶頂、自分と同い年の少女達の手で達するとは思わず、リディアンの水着に包まれた瑞々しい肉体が弛緩し、少女は達する。頭の回路が切れ、バチバチと火花が散っている少女の痴態をクスクスと嘲笑いながら見ている創世と詩織はお互いに眼で合図するとポジションを代わる。

 「ああぁっ♥♥」
 詩織の豊満な肉体に包まれる様な温もりに少女は感涙する。
 (女の子の身体……やっぱ…気持ち良い……ぉぉ♥」
 その趣味はないと言い切っていたが、やはり、女の子の身体は心地良い。その温もりを求めていたからこそ、ハグしたり、おっぱいにも執着したのだろうか、女の子に犯され、百合の快楽に溺れていっている今となってはもうどうでも良い事だ。
 「ここも舐めてあげるね♥」
 創世は少女の水着をクッと捲る。愛液でドロドロになり、臭気を放つ女陰。まだ、誰にも触れられていないクレヴァスに創世は息を呑む。ディープキッスでもする様に深く深く口づけていく。
 (安藤さんが…私のあそこ……舐めて!?)
 「声…我慢しなくて大丈夫だよ?最近はノイズのせいで旅行する人も減ったし、ここは元々、あんまり人の来ない穴場だから♥」
 大好きな創世に弄られたばかりの女陰、今度は直に舐られ、女性器もしっかりと生温い生き物の様に蠢く舌で包み込まれている。水着越しの比ではない強烈な刺激に少女の理性は完全に決壊する。
 「ひぃぃぃぃやぁあぁああああ♥♥♥♥♥♥」
 嬉しさと気持ち良さのあまり、涙をボロボロ零しながら、少女は悶絶する。創世の顔に超濃縮された熱い蜜が吐き出されて、彼女の顔を穢していく……
 「おいしい♥」

 創世はベトベトになった顔から蜜を指で掬い、口に含む。生々しい匂いと濃厚な味が広がってもこれだけはやめられない。少女の蜜に興奮したかの様に大きく生暖かい吐息を漏らすと少女の足を掴み、力尽くで開かせる。
 「洗礼といこうか♥」
 「えぇ?……!!!」
 火照っているジュクジュクの女陰と創世の女陰とが熱いキスを交わす。心臓がゴングを打つ。股間からジワジワ炭火の様にジワジワ燃え広がっていた熱が全身に回り、子宮がキュウッと疼くのを感じ、創世を思わず、拒絶するも詩織に抑えられ、それも叶わない。何よりもこの甘く、痺れる感覚を手放したくない…!
 「その反応、新鮮♥」
 創世はグラインドさせながら、少女の頬に触れる。チューッと口づけを交わし、小振りなおっぱいを少女の膨らんだ胸元に押しつけてやる。
 (安藤さん……!良いぃぃ!!!ほしぃぃぃぃいい♥♥♥)
 少女は四肢を創世に絡ませながら、腰を振る。パンパンパンッと卑猥な蜜で濡れた肉と肉とがぶつかり合う音、胎内から溢れる煮え滾った蜜が濁った炎となり、身も心も焼き尽くそうとしている。
 「あらあら♥わたくしも妬いちゃいますわ♥♥」
 詩織は含み笑いをし、少女の華奢な首をキューっと片手で締めてやる。
 「ううぅぐぅぅ!!!」
 息苦しさと首に絡みつく痛み、創世の与えてくれる甘い痛みで全身が捩じれて、壊れてしまいそうだ。傷ついた箇所を熱した銅を流し込まれ、塞がれている様に疼いてくる。女の子に輪姦されるというどす黒い百合の沼に堕ちながらも身体は彼女らを求めてしまう…
 「イクよぉぉぉ♥♥♥♥」
 創世は腰を振りながら、その細い身体を少女の肉体に打ち付ける。少女も大しゅきホールドのまま、お尻を振り、創世と詩織に身を任せる。
 「あぅぅぅぅぅあぅぅぅぅぅぅ♥♥♥♥」
 「イクゥゥゥゥゥゥ♥♥♥♥」
 女の子の腰と腰の間の濁った放出。それを直に受けている。少女はお腹の中に創世の愛液を流し込まれ、ビクンビクンッと身体を振るわせながら、創世の胎内を蜜で穿つ。
 「ああっ……
いいぃ♥
 放心状態の少女には、太陽の光は眩し過ぎる。だが、身体はその日差しでも燃えない位に焼かれた様な心持ちだった。創世と少女の股間をねっとりとした蜜が繋いでいたが、それにも構わずに創世は少女を横たわらせ、詩織がバッグから取り出したミントキャンディを目にすると「良いね♥」とにんまりする…
 「これで完全にあたし達の仲間だね♥」
 「そう言う事ですわ♥」

 ミントキャンディの包みを破ると白い錠剤が顔を出す。お菓子に見せかけた「それ」を創世と詩織は頬張ると少女の身体に溺れていた肉慾の塊としか思えない二人の肉体は変化を始めていた。
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 「嘘だよね………」
 少女の顔から血の気が引き、諤々と震えが止まらない。女の子同士の性交だけでも信じ難い体験だというのに、それすらも超える悍ましく、インモラルな光景が彼女の目の前に広がっていたのだから…
 「嘘じゃないよ♥」

 創世はダラダラと涎を零しながら、潤んだ瞳で少女を見つめながら、詩織に寄り添う。詩織もまた、卑しい微笑みで舌舐めずりをしながら、創世の腰に手を回す。
 「驚くのはまだ早いですわ?本番はこれからですのに♥」
 身体が沸騰しそうに熱い、燃え滾った血液が駆け巡り、下半身にゾワゾワと無数の虫が群がる様に血肉が集まるのを感じ、柔らかいが芯のある物体を形作り…
 「いやぁぁあぁ!!!」
 少女が泣き叫びながら、拒絶するのも無理はない。本来は女性の肉体にはない醜い肉塊が二人の少女の股間から生えていた。どす黒い血管の様な筋が脈打つ、赤黒い肉の棒、コンデンスミルクの様なトロッとしたエキスを滲ませながら、先っぽ同士でこすり合う。
 「女の子同士で………!頭おかしいよ!!」
 女の子がうっとりした表情で「男根」「一物」と呼ばれるものを生やし、あちらの側にいたハズの少女に見せつける様に創世と詩織はまるで恋人が口づけでもするかの様に肉棒と肉棒とをクチュクチュと合わせる
 「女の子同士だから……ですわ♥」

 女子同士で兜合わせをするという禁断の愛、それも誰よりも愛する少女のものだから、直にその熱と胎内から溢れる蜜とを感じられる幸せ…
 「好きな女の子と結婚して……子作りまで…できるんだよ♥」
 人工授精という手もある。だが、誰か、それも男性の力を借りず、女の子同士でその想いと命を紡いでいきたい。そう願う百合カップルの為に彼女らが口にした錠剤、百合の禁忌に触れたその危ない薬を作られたのだ。奇跡の殺戮者のホムンクルス、男性でも、女性でもないエルフナインだからこそ、作れた危険なお薬、それを女性に適合させる事くらいは、造作もない。材料に練り込まれたアジ・ダハーカの遺骨もまた、本来はメックヴァラヌスに選ばれた少女達の血肉と愛情、そして、肉慾を求めていたからなのかも知れないが、創世と詩織がそれを知る由はない……
 「熱いぃ♥テラジの………」
 「創世さんのも……♥」
 創世と詩織は身を寄せ、口づけると肉棒を擦り合わせる。詩織の肉棒からゴポッと吹き出す白濁した炎が創世のビール瓶ぐらいある肉の棒に掛かって「キャッ♥」と凛々しい少女らしからぬ可愛い声で鳴く。汗が止まらない、なのに、少女の身体は冷水でも浴びたみたいに身体の奥底から冷たくなる。
 「お行儀悪いぞ♥」
 創世は猫撫で声で詩織を叱るとちょんちょんと汚れた肉棒をつついた。
 「ごめんなさい♥」
 詩織は頬を染め、創世の傍に腰を下ろすとうっとりした瞳で肉棒を見つめ、チュッとキスをする。
 (まさか……そんな事!!)
 悍ましい肉の塊にキスをした時から予感はしていたが、女の子の肉の棒にフェラチオをするという正気を疑う行為。黒い筋を舐り、ペロペロッと詩織は舐り、細い手で玉玉を優しく優しく、解し、肉の剣を押さえたまま、口づけでもする様に熱を帯び、悪臭を放つそれを口に含むと少しずつ飲み込む。
 「あっ…あっぅ♥……テラ……ジ……良いぃ♥」
 「いいぃぃ……きもひぃぃ……れぇ……しゅ……わ♥」
 白濁した蜜の味が口の中に広がり、異臭が鼻を突くも悩まし気に肉棒をしゃぶり、形の良い唇が歪み、悩まし気な声と熱い吐息を漏らしながら、詩織は恋人の温もりに酔い痴れる。詩織の一物からも白い蜜がタラタラと垂れ、玉玉を濡らす。創世も甘えっ子が年上のお姉さんに絆される様に蕩け切った表情を浮かべる。
 「ひゃぁああ!!!」
 憧れの創世が女の子にフェラチオされ、蕩けた顔でそれを受けいている。これ以上ないレベルでその想いは砕かれ、何よりも嘔吐すら何度も繰り返すこの地獄から抜け出そうと駆け出すもガラス張りの壁か何かに阻まれているかの様に逃げられない…
 「残念でした♥」
 何とか、這いだそうと足掻く少女に創世はあどけない笑顔を向ける。
 (エルフナインさんも気の利いた物を作ってくれますわね♥)
 詩織が岩だらけの地べたに眼を移すと先程、そこには先程、創世が割ったガラスの結晶体、錬金術師が使うジェムの破片があった。ふたなりエッチのデータを取る為、被験体となった創世と詩織が安心して、交わえる様にとの配慮だった。
 その特殊なジェムは転移ジェムで移動する際、別の空間に繋げる為のエネルギーを活かしたもの。ワープする際に一瞬、生じる特殊な通路をその場に定着させ、不可視の結界とする。このジェムで張られた結界のものは周囲からは干渉ができず、使用者の許しなしでは出る事も入る事もできなくなる。転送ジェムの本来の役目こそ果たせないが、防犯対策や秘密保持も兼ねた代物。
 「よそぉ……みぃ……ふぁ…ぁ……いけ…ま…へぇ……ん…わぁあ♥」
 詩織はチューッと創世の肉の棒を搾り取る。溢れた雌の匂いで肺が侵され、胃の中に白濁した蜜が落ちていっても…
 「ああぁ♥♥テラジ♥♥♥」
 お腹の奥深くからドクンドクンッと締め付けられる様な痛みが走り、それは熱したマグマとなり、愛する少女のお口の中に放たれる。ゴボゴボッと白く濁ったマグマが詩織のお口と胸元を汚し、喉がコクコクッと蠢いているのが、少女の眼に映る。
 「あんなの……飲んでる!!!」
 女の子のペニスから吐き出された白く穢れた液体、それを甘美な美酒の様に味わう少女と少女の口で搾られるのを悦ぶ憧れの女の子、これを常時、二人はベッドでしているのかと思うと常識など、とっくに蕩けているのだろう……
 「酷いなぁ♥」
 「これ美味しいですわよ♥」
 詩織は創世に口移しでそのドロドロ濃厚の蜜を飲ませてやる。舌を絡められ、唾液と共に流し込まれ、甘いミルクで喉を潤すかの様に嬉しそうに微笑むのだった。少女はそれを口にすると思うだけでも、嘔吐するというのに…!
 「今度はわたくしのここに下さいまし♥」
 詩織は両腕を頭の後ろに組むと仰向けになり、股を開く。汚濁した白い蜜で汚れた女陰と玉玉を晒し、肉棒も勃起し、お尻の穴もヒクヒクと蠢き、創世を、恋人の少女を求めているのが分かる…
 「相変わらず…淫乱で欲しがり屋さんだな♥似非お嬢様♥」
 詩織のお口の中で放ったばかりだというのに、創世は肉棒を勃起させ、ムッチリと肉のついた白い女陰へと宛がう。
 「創世さぁああぁあ♥♥♥」
 「テラジぃぃ♥♥♥」
 極太の肉棒を押し込められ、胎内を抉る甘い苦痛に身を任せ、詩織は最愛の少女の名を呼びながら、甘える様に鳴く。子宮が突かれると甘い声はより艶かしくなり、腰を振る度におっぱいと玉玉がブルンブルンと揺れ、肉棒からは白い火の粉が迸る。詩織の胎内の熱さに包まれ、心地良くて、思考まで蕩けてしまい、創世はひたすらに似非お嬢様と揶揄った恋人を穿つ……。百合の禁忌を破り、錬金術、引いてはアジダハーカの呪力に溺れる少女達の肉慾に染まった雌そのものの交尾に少女は雌の匂いと魔獣の咆哮の様な喘ぎ声に狂いそうになりながらも見つめるより他なかった。
 (安藤さんの……寺島さんの…女の子のお腹の中に…)
 詩織の豊満な肉体が揺れ、汗の雫が伝い、小麦色の髪は火照った肌にベタっと貼り付き、結われた長い髪も夏の空を泳ぐ。肉付きの良い恥丘の間から赤黒い肉の棒が見え、少女の身体の中に呑み込まれてゆく。白いマグマとなって、創世の蜜が迸り、詩織のペニスから飛び散る濁った飛沫もお互いの素肌を穢す。詩織の妖艶な顔も創世の肉慾に染まりながらも恋人を求める表情からも醜い性欲に染まりながらもそこには確かな愛情が芽生えている事に他ならなかった。
 「創世さん♥キュンッと言ってますわぁあ♥♥」
 詩織は腰をくねらせ、創世の細い腰に腿を絡ませ、細い両腕で抱き締めると創世の唇を貪るが、それに負けじと創世も力尽くで性欲に染まった淫乱お嬢様を押し倒し、ガシガシと種付けプレスの姿勢で乱暴に犯す。
 (淫乱めぇえ♥♥♥♥)
 詩織の肉づきの良い身体に包まれながら、白い蜜でヌメヌメと濡れた肉棒も胎内の温もりに絡め取られ、只管に創世は犯し続ける。ギャラリーである少女の苦悶に満ちた表情も一切、目に入る事無く…
 「いいいぃぃぃぃぅぅうぅぅぉぉおおお♥♥♥♥♥」
 「うるぅぅぅぅぉぉぉぉぁああああん♥♥♥♥♥♥」
 熱い熱い口づけを交わしたまま、創世は白濁した甘いマグマを詩織のお腹が膨らむまで本能のままに吐き出し、詩織も大しゅきホールドの姿勢のままで白い炎を放ちながら、果てていき、その浅ましい儀式を少女は黙って、脳裏に焼きつける。
 「お疲れ?」
 創世はズルリと詩織の愛液と自身の白いエキスが絡みついた極太の肉棒を引き抜くと恋人のおでこを撫で、優しく、話しかける。その問いに力なく、頷いた詩織のポンポンに膨らんだお腹を愛おしそうに撫でてあげる。そのまま、詩織を寝かせたまま、ガクブルのギャラリーに歩み寄り、髪の毛を掴むと口を開けさせると汚濁した白蜜を吐いたばかりの男根を押し込んでやる。
 「!!!!!!!!」
 生まれて初めて味わう男根。それも憧れの女の子から生えたものを咥えさせられている。雌の匂いとも、汗とも違う、鼻孔を侵す強烈な悪臭が少女の脳味噌に直撃する。
 「うげぇぇええ
えええ!!!!!!!
 創世のものを慰める間もなく、少女は嫌悪感を露わにして、戻してしまう。吐瀉物でびちゃびちゃになった足場、創世も眉を顰め、思わず、鼻を摘まんだ。
 「大好きな安藤さんのサプライズはお気に召さないみたいだね?」
 創世は嗜虐心いっぱいの笑いで少女の肩を掴む。
 「テラジが元気になるまで、遊んでくれる?」
 創世の笑い声に少女は腹を括るしかなかった。彼女のこれまでの普通の女の子としての人生はここで終わりを迎えようとしていた……

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 「可愛いな♥そろそろ処女もらっちゃおうかな?」
 創世は極太の肉棒でずらされたリディアンの水着から晒されている白い恥丘にツンツンと優しく、つつき、涙をボロボロ零しながら嫌がる少女の反応を愉しむ。
 「嫌!嫌!!そういうのは大切な人と……」
 華奢な身体で藻掻いても、少女の力では、細身といっても筋トレをしている創世に敵う訳はなく、暴れれば、暴れる程に創世の嗜虐心を煽り立てているだけである。
 「あたしとじゃ嫌?」
 普段の創世からは信じられない甘ったるいハスキーボイスに少女は絡め取られる。女の子に走るなんて、嫌だと拒絶しながらも、四つん這いにされ、挿入間際という犯罪チックなムード満載とはいえ、大好きな子に抱き締められている。それに少女を蝕む疼きの源は…
 (安藤さん……とするの?……寺島さん…みたいに…)
 二匹の雌に堕ちてまで、お互いの肉体を求め合う少女と少女。圧し掛かっている創世の熱を帯びた艶っぽい声は少年の様な弾んだ声とは違う色香とも言うべき、不思議な魅力がある。このボーイッシュな彼女に抱かれている詩織もいつものお嬢様言葉を口にしながらも恋人の虜になりながらも、その内に取り込み、喰らおうとする魔性の少女宛らだった。指と舌で遊ばれているだけなのに、小さな女の子の様に彼女に心臓を鷲掴みにされ、みっともなく、鳴き続けた創世、作っている事が見え見えであるお嬢様キャラを捨ててまで、創世の肉の剣に屈する詩織のあの嬉しそうな厭らしい表情、仕草もまるで発情する雌犬の様。だが、それは少女の脳内をジワジワと侵し、自然と息も荒くなり、身体も芯からじんわりと熱くなっていく。鼓動も汗ももう止まりそうにない……
 「ドキドキしてるよ?可愛いよ♥」
 左の乳房をしっかりと掴まれ、心臓をギューッと潰されそうな痛みと共に少女の鼓動は高鳴ってゆく。水着越しからでも分かる、創世の温もり。
 「
安藤さん……大好きです…
 恥ずかしがりながらも、想いを吐露する少女を創世は愛おしむ。でも、ちょっと意地悪してみたくなるのが、人情というものだ。
 「本当?…それに大好きだったら……」

 創世は喉の奥でクックッと笑う。
 「何してほしいの?」
 創世の意地の悪い問い、背中越しに聞こえる心音に少女の理性は快楽に呑まれてゆく。女の子同士の性交を自ら、望む、つまりは女の子しか愛せない事を認め、女の子にロストバージンされるという背徳感もその先にある痛みと恐怖さえ、霧の中に霞む様に段々と消えてゆく。何よりもあのお嬢様の様に可愛がられたい、この大好きな子に…
 「
安藤さん…に……バージン…もらってほしぃぃぃ♥♥♥」
 少女の心が堕ちるのを見届けると創世はニィーッと無邪気な笑いを浮かべながら、熱々の肉棒をまだ誰にも触れられていない少女の中へと押し込んでゆく。
 「
いだぁあぁああぁあぃぃい!!!!!
 少女は四つん這いのままでこれまでに感じた事のない激痛、燃え滾る銅を直にお腹の中に流し来れた様な熱さと苦痛に悶絶する。破瓜の血が足の付け根に流れ落ち、泣きじゃくる様はまるで子猫の様だ。
 「キツキツ♥……バージンの子……
犯すの良いぃぃ♥♥♥
 肉棒に処女膜が絡みつき、まだ未熟な体内が創世を締めつける。血と蜜と白濁したエキスとが混ざり合い、ポタポタと岩場を汚し、ドロドロに濁り切った炎が少女の中を満たしていく。創世の程好く筋肉のついたしなやかな肉体がバウンドする。嫌がる少女の腰を爪が食い込む程に押さえ、ガシガシと突くと大きなうねりが細い肉体を襲い、それに抗う事もできないままに唾液を零しながら、喘ぎを上げる。
 「
死んじゃうぅぅぅ!!!!!
 うっとりとした表情で創世に身を任せた少女はその痛みと胎内を圧迫する熱に脳髄を刺激されたかの様に夢見心地だった想いが消えてゆく。火照った肌にグシャグシャに濡れた髪が貼り付き、リディアンの水着はもうすっかり少女の体液で穢れ、挿入を許す時点で衣服としてさえ機能しているか怪しい。子宮を突かれると口元が歪め、悲痛な声で鳴く。
 「あんまり煩いとお尻に入れちゃうぞ?痔になっちゃうくらい激しくね♥」

 創世の明るい脅し文句に思わず、お尻の穴を窄めてしまうが、お腹の中から壊されていく事に何ら変わりはない。下手をすれば、女の子同士で子作りする羽目に成り兼ねないが、そんな事を気にしている暇はない。
 「お尻の穴ですると…すっごく痛いんだよ♥お腹の奥が直接キューっと締まるんだ♥」
 創世のこの口ぶりから、もうお尻の処女もあのお嬢様に献上済みなのだろう。その時の事をえへっと笑いながら、語るのだから、それは何度も何度も……
 「でもさ…テラジのお尻もムッチリお肉ついてて最高だけど、こういう小振りでプリプリのヒップも犯し甲斐ありそうだな♥」
 「もうやめでぇぇええ!!!!
うぅぅぐぅぅ!!!!
 身体中が内部から融かされてゆく地獄とこれから受ける辱めに耐え切れなくなった少女の口がもう一振りの肉の剣で塞がれる。創世に孕まされた白いお腹を晒しながら、小麦色の髪の少女が微笑んでいる。
 「さっきから煩いですわよ♥」

 女の子のお股から生えた肉棒を上と下、両方のお口で咥えながら、少女はケダモノの様に這い這いする様な姿勢でお尻を大きく振った。創世に奥へ奥へと肉の剣を押し込まれ、叫びそうになると無理矢理に飲み込まされた肉棒に阻まれ、苦しそうな喘ぎを漏らす。
 「それより!創世さん、わたくしを女の子のお尻を掘るのが好きなふしだら女みたいに!許せませんわ!」
 処女を喪失して、女の子に輪姦されるという人生自体が歪み兼ねない体験をしている少女をどうでも良いとばかりに苦言を呈する詩織に創世は少女の胎内を穿ちながら、てへペロをしてみせる。
 「ごめんってば♥でも、痛かったんだよ?」
 詩織にお尻を貫かれた時の事を思い出すと今もお尻の穴がムズムズする。
 「創世さんこそ、わたくしのお尻をガバガバにした癖に♥」
 「お返し♥それにテラジのおケツ、気持ち良くってさ♥」
 「創世さん!!」
 詩織は口をへの字に曲げるが、少女の口内の温かさとその時の感覚を思い出すと勃起するあたり、彼女の中では、なかなかに甘美な想い出の様だ。口の中に広がる蜜の臭気に耐えられずにおげえっと吐き出そうとする少女の髪を掴むと詩織は腰を振りながら、喉の奥で扱かせる。
 「ちゃぁあんっとお口でご奉仕して下さいませ♥」
 口づけでもする様に肉の棒を飲み込む少女に追い打ちを掛ける様に創世も体重を掛けて、圧し掛かる。
 「ここしっかりと締めてよね♥」
 パンパンッと汚れた身体と身体とを打ち合う音が激しくなり、創世と詩織の肉の棒から白濁した灼熱の蜜が少女を穿つ。
 「
うぉぉぉぉぁぁあああああああ!!!!!!
 少女は白いマグマや涙を唾液を吐き出しながら、果てていく。お腹の中を抉る芯のある鉄塊の様な物体が吐き出した白い炎に胎内を焼き尽くされ、心臓の鼓動はもう収まりそうにない比で高鳴る。
 「
可愛いよぉぉぉおお♥♥♥♥
 創世に内臓をズルズルと引き摺り出される様に肉棒を抜かれ、少女はビクンと脈打ち、崩れ落ちる。汚濁した蜜と白蜜とが破瓜の血と混ざり合い、処女を失った少女の女陰と創世の肉の棒とを繋いでいた…
 「どうですか?初めての一物のお味は?」
 詩織に咥えさせられていたペニスから直に喉に流し込まれ、胃袋までも吐き気がする醜悪な白い液体に染められていき、少女の頭の中もすっかり蕩けて、ドロドロになった。詩織のペニスからも解放され、安堵するも、これで終わるハズはなかった。
 「ええっ?」
 お尻の辺りで水着の薄い生地がベリリッと破れるのを感じた。お尻がスース―するなっと思う間もなく、先程と同じく、物凄い圧迫感で何かが体内に入るのを感じる。
 「まだまだ、ご満足いただけない様なので、わたくしがこちらの処女……散らしてあげますわよ♥」
 少女の小振りなお尻を掴み、詩織は綺麗な笑顔で微笑む、その瞳には嫉妬と醜い欲望と嗜虐心が滾っていた。
 「
もう…いやぁあ…!!」
 這ってでも逃げようとするも、散々、犯され、貪られた少女の華奢な身体にそんな力は残されてなどいない。肛門を極太の熱々の肉塊でボーリングされると分かっていても!!
 「あぁぁああぁああ!!!!!!!」
 「お尻…気持ち良いですわぁ♥」

 詩織は螺旋状の穴を抉られ、体内に潜り込む熱に身悶えする少女の反応が手に取る様に分かり、うふふっと微笑む。頬を紅潮させ、一糸纏わぬまっ白な肉体、膨らんだお腹やおっぱいも震わせながら、根元まで男根を挿入する。
 「テラジ…意地悪しちゃダメだよ♥この子…痔になっちゃうよ♥」
 窘めながらも創世は詩織に後ろから抱きつき、愛おしそうにお腹を撫でたり、おっぱいを揉み揉みしながら、耳元や首筋にキスをする。エッチな儀式の延長でしかないのは明らかだった。
 「いだぁぁあああ!!!!お尻ぃぃぃ!!!!!裂けちゃうぅぅぅぅぅ!!!!」
 女性の胎内に向けるそれで少女のお尻を穿ち、詩織はうっとりと微笑む。創世と乳繰り合いながらというのも相俟って、一突き毎に高揚感が襲う。処女というだけあり、肉の棒を締めつける肉壁がこれまたきついけど、心地良い。女の子は身体だけでなく、内側も心地良いのだから、やめられない…
 (安藤さん…いつも……こんな!!)
 破瓜の痛みの残る肉体には応える苦痛。お腹の奥からギューギューと締めつけ、内臓が潰されそうだ。何よりも今度はお腹の中に直接…!
 「
処女のお尻……良いですぅ…わ♥♥♥♥」
 「テラジ♥
イッちゃえぇええええ♥♥♥♥♥
 激しいうねりが詩織の肉体を襲い、ペニスを搾り取られるかの様な感覚に歯を食い縛り、一気に白くて、甘美な果汁を少女の腸内に直接、放つ。
 「
死んじゃうぅぅぅぅ!!!!!!
 少女は内臓を焼き尽くされ、心の臓も肺もまっ白に染められるかの様に朦朧としながらも何とか保っていた意識も途切れて、ブラックアウトする…
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 「良いぃですわぁ♥」
 「
安藤……さぁ……
 日もすっかり暮れかけている海岸で少女達は交わり続けていた。
 「泳ぐ時間…なくなったけど……したい?」
 創世は白い蜜を滴らせ、愛液と破瓜の血で汚れた極太の肉棒をミルクでも飲む子猫の様にしゃぶる二人の少女を見下ろしている。
 「創世さん♥……してぇえ♥…創世さんの一物…下さいませ♥」
 お嬢様とは思えない言葉に引きながらも創世は詩織の頭を撫でる。
 「相変わらず、ゲスなおねだりだね♥似非お嬢様♥」
 創世に呆れられているにも拘らず、詩織はウフッと笑みを零し、ペニスにチュッチュッと口づける。おっぱいもお腹も汗と蜜に塗れ、お腹は先程よりも大きくなり、白いエキスを滲ませながら、肉棒も玉玉もプルップルッと揺れ動かす。お嬢様の皮すら被っていない淫婦である…
 「おねだり…してご覧?…素直にならないともうしてあげないから♥」
 リディアンの水着も剥ぎ取られ、創世と詩織の百合奴隷に堕ちた哀れな少女は拒絶しているハズなのに、創世の肉体を求めてしまう。お腹は妊娠でもしたかの様に膨らみ、胎内に創世と詩織の欲望に染まった白濁したマグマを孕み続けた事は想像に難くない。
 「
もう…意地悪しないでぇ……♥もっとぉ……」
 女の子とセックスするなんて、想像すらしていなかった少女の心は百合の色に染められ、もう立派にこちら側、百合の世界の住人である……
 「よくできました♥」
 創世の細くもドリブルやトレーニングで鍛えられた手で撫でられ、少女も嬉しそうに嬉しそうに身悶えする。エルフナインがくれたお薬の事をバラされる心配はないし、今後も遠慮なく、親しいおつき合いができるだろう。こうして、百合エッチの虜にした上で百合奴隷にまで堕としてやったのだから…
 (新たな被験体って事でエルフナインちゃんに紹介してあげようかな♥)
 創世は自らの肉棒に群がる少女二人を見ながら、先程まで、百合妊娠なんて信じさえしなかった少女に百合の禁忌を破らせる事を想いつき、黒い欲望を抱く。それが何れは禁忌でも何でもなくなる日が来る事を願って……
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くりしおカップルの百合奴隷ちゃん

キーワードタグ 戦姫絶唱シンフォギア  竜姫咆哮メックヴァラヌス  安藤創世  寺島詩織  モブ女子  ふたなり  輪姦  ロストバージン  百合奴隷  R18 
作品の説明 くりしおの百合エッチを目撃した女の子が可愛がられ、調教されて、百合堕ちしちゃうお話です!

6ページ以降はふたなりとロストバージンありなので、苦手な方はご注意下さい!
くりしおカップルの百合奴隷ちゃん
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 「海水浴を楽しむにはナイスな日ですわね!」
 お嬢様言葉で燥ぐ少女、寺島詩織の黄色いリボンで結われた小麦色の髪が夏の熱い日差しの中でまるでお日様の光を束ねたかの様にサラサラと流れ、煌めいた。Tシャツと短パンを脱ぎ捨てると髪を留めるリボンと同じく黄色いビキニを纏った白くて、ふっくらした女の子の肉体が露わになる。詩織の最愛の彼女であるボーイッシュな少女もその幼さを残すも、色気のある姿に息を呑む。
 「創世さん♥女の子の水着姿をジロジロ見て、スケベじゃありませんの?」
 詩織は少し両手でおっぱいを隠す仕草をするが、頬を赤らめながらも、ペロッと舌を出して、上目遣いでアーモンド形の黄褐色の瞳を創世と呼ぶボーイッシュな少女に向けながら、微笑む。恥ずかしがっている様に見えるが、しっかりと誘っている。
 「テラジ……だからだよ♥…」

 創世は短く切り揃えた髪を掻きながら、照れ臭そうに詩織から目を背ける。いつも通りにテラジとあだ名で呼ぶが、少し声が上擦っている様に思うのは気のせいではないだろう。フワッとした小麦色の長い髪も肉付きの良い身体、眩しいばかりに白い肌、何れもこの細身の少女、安藤創世にはないチャームポイント。そんなチャーミングな恋人がフリル付きとはいえ、布面積の少ない水着で誘おうとしているのだから、胸が高鳴るのも至極当然だろう。
 「それは愛の告白ですの?本当に恥ずかしがり屋さんですわね♥」
 詩織はコロコロと笑い、創世はムッと眉を顰める。
 「そんな…エロい格好で誘っておいて…」
 「あら?創世さんこそ、随分と大胆な水着ですわよ♥」
 詩織は創世の胸元にタッチすると優しく、腰回りや小振りなお尻を撫で回す。薄い布越しに直に触れられ、創世は「キャッ」と声を上げる。リディアンでは、運動部の助っ人として、女生徒達に「イケメン」「スポーツ女子」と黄色い声で騒がれているのが、嘘の様である…
 「前の水着よりもずっと露出度もアップしていますわ♥」
 創世の上半身を隠すのは紺色のブラだけ、下半身も以前に履いていた短パンと比べ、小さな布切れとしか呼べないビキニパンツが僅かに局部を覆うのみ。股間と恥丘のラインも紺色のビキニ故にクッキリ見えて、それがまた詩織の欲情を燃え上がらせているのだから、最愛の彼女の事をとやかく言う資格はないだろう。
 「テラジこそ、エッチでスケベだぞ♥」
 ふくよかな白い身体を寄せ、やや日に焼けた創世の肌を詩織は撫で回す。少年の様に張りのある声、程好く、筋肉もついた引き締まった肉体も詩織にはツボだった。小振りなおっぱいもプリプリのお尻も隔てるものは薄い紺色の布切れ一枚だけ。撫で撫でしている内に自然と詩織の息も荒くなり、創世の素肌も少し汗ばんできたが、それは灼熱の日差しのせいだけとは限らないだろう。
 「あたしの身体…ガリでしょ?」
 スレンダーな身体ではあるが、抱き締めた時の柔らかさと肌の温もりは女の子ならではの心地良さが詩織の心身に伝わってくる。恍惚とした表情で詩織は創世の耳元で「そんな事はありませんわ」と優しく、囁いた。ボーイッシュな少女とお嬢様の唇と唇が重なり合おうとした時…
 「
安藤さん!
 突然に聞こえてきた明るく弾んだ声につられ、創世と詩織が振り向くとスマホを手にしたリディアン指定の水着を着ている少女が立っていた。
 「遊びに来たの?」
 「安藤さんこそ、デート?」
 「もう揶揄わないでよ!」
 詩織はその少女に見覚えがあった。創世がピンチヒッターとして、駆り出されるバスケ部の部員。創世に纏わり付いて、キャアキャア騒いだり、試合が終わってすぐにスポーツドリンクを差し入れたり、隙あらば、ハイタッチしようとしたり、お嬢様とは思えない大胆不敵な面も見せる詩織がたまにどす黒いオーラを出し、睨んでいても、まるで気にも留めないマイペースな女の子である。
 「折角だから、私と…その…ツーショット…」
 少女はもじもじと恥ずかしがりながらも創世とツーショット写真を取る様におねだりする。プライベートでも、リディアンの水着で出掛けていたり、大好きな創世の前で恥じらっていたりとウブな様だが、創世に想いを寄せる詩織の目の前でこんな事をするあたり、本人が自覚していないだけで女誑しの素質もそこそこありそうだ。
 (もう創世さんったら!)
 少女の甘えに甘えたアタックで少し参っている創世の耳元で目が座っている詩織が耳打ちをする。創世もキョトンとしながらも詩織の言葉に頷くのを見て取ると詩織は屈託のない笑顔で少女のスマホを取り上げる。
 「わたくしが撮ってあげますわ♥」
 創世が少女と肩を組み「イェーイ!」と言うのに、合わせ、スマホのシャッター音が閑散とした海辺に響く。
 「では、お返しにわたくしと創世さんのツーショットもお願いしますわ♥」
 「お安い御用ですよ♥」
 少女は大好きな創世と二人っきりで写真を撮れて、感激だったのか。快く、引き受けた。詩織は砂浜に置かれている創世のバッグから、スマホを取り出すと少女の手にそっと渡した。
 (安藤さんのだ!)
 ティラノサウルスらしい恐竜のシルエットが目を引く、鈍い青色のカバーで覆われたスマホを手にした少女の瞳がパッと輝く。何故、憧れ創世のスマホでわざわざ撮影するのか、そんな事に思案を巡らせる事もなく…
 「はい!笑って笑って!」
 創世は詩織の肩に手を掛け、お互いに顔を見合わせる様な格好で密着する。カシャッとシャッター音がするのを合図に創世と詩織はブイサインをする。

Z
 「お二人のブイサインだけど……その……レ…って事…
 少女の手がブルブル震え、スマホが熱い砂の上に落としてしまいそうになる。ガングニールのヒーローである女の子と彼女がシェム・ハの手から奪還したお嫁さんのいるリディアンに通うのだ。女の子同士のカップルもたまに見かける学び舎にいる以上、どこかで知る機会もあるだろう。詩織と創世はピースした指を顎に当てて、笑顔を見せる。
 (それ…レッズデースって意味だよね?つまり…こいつら……!)
 憧れの先輩の性癖を、創世と彼女の傍でいつもニコニコしているお嬢様がガチの百合カップルである事を無言でカミングアウトされ、少女は顔面蒼白になる。
 「気づきましたの?」
 詩織は創世との関係を見せつけ、本妻の余裕とでも言うべき、意地悪な笑みを浮かべる。アーモンド形の瞳と口元が歪み、まるで猫の様だ。
 「ちょっと、そんな怖い顔しないでよ♥ヤキモチ?」
 詩織の意図も知らず、少女の頭を撫でようとするも「嫌!」と拒絶され、創世は首を傾げる。そんな最愛の彼女を他所に詩織は少女の手から、スマホをひょいっと摘まみ取る。
 「あとで送ってあげますわ♥わたくしと創世さんのツーショット写真♥」
 死刑宣告にも等しい、追い打ちを優しい口調で猫撫で声で駆けられ、少女はヘナヘナとその場にしゃがみ込む。キスや行為に及ぶ写真や動画であればいざ知らず、これだけでは、彼女らの関係を触れ回ろうにも「悪ふざけだよ」と惚けられれば、それまでだ。
 「
そん…な……
 憧れの先輩とその彼女を見送りしかなかった少女の涙が溢れる瞳に創世と詩織がそっと寄り添う。残酷にして、少女同士の麗しい光景が焼きつけられる。

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2 / 8

 「それはないよ!!!」
 ひと気のない岩だらけの海岸でパラソルの下で創世は先程のピースの意味を聞かされ、眼を白黒しながら、詩織に掴み掛る。
 「ごめんなさい♥言い忘れましたわ♥」
 詩織はウィンクして、ペロッと舌を出す。悪戯をして、叱られた子供の様な恋人に創世は頬を膨らませる。
 「あの子にどんな顔して会えば、良いんだよ……」
 詩織は創世の額にデコピンしてやる。
 「創世さんがわたくし以外の女の子にデレデレするからいけないのですわ♥」
 優しいお嬢様言葉にも、棘があり、創世も思わず、首を垂れる。
 「それにあの方は創世さんがシャワーを浴びている時やお召替えをしている時、厭らしい目で見ていましたわ!全然、ナイスじゃありません!!」
 「テラジこそ、疑り過ぎ…」
 「わたくしの目は誤魔化されませんわ!!」
 シャワーを浴びる一糸纏わぬ創世をうっとりと見つめる少女、ボディタッチやハグは勿論だが、背後から抱きつく際、創世の小振りな胸を揉んでは「こら!」「エッチ!」と叱られても、まるで懲りない。女の子同士のスキンシップなのか、女の子への性の目覚めか、定かではない。ノンケにせよ、女の子を好きになりつつあったにせよ、今後は創世に言い寄らない様に虫除けはしておいた。
 突然に創世が高熱に襲われ、寝込んだあの日から、彼女らに芽生えた感情…友情と呼ぶにはあまりにも、艶かしく、歪んだそれが女の子と女の子の間で芽生えた愛情だと気づいてから、ずっと両想いだというのに、他の女の子への嫉妬の感情は詩織の中で日増しに炭火の様に静かにそして、確実に燃え続けていた。平行世界でメックヴァラヌスを纏う「彼女ら」の想いが別の世界を超えて、身も心も焦がしていたのか?それは定かではない。何よりもこの世界の創世と詩織が知る由はない……
 「ごめん…テラジ……」
 創世は小さな声で謝り、詩織もフフッと口元を綻ばせる。
 「分かればよろしいのですわ♥」
 詩織と創世は少女に見せつけた時よりもねっとりと舌と舌を絡ませ合い、口づける際のネチョネチョという水音も静かな岩場だけあり、彼女らの鼓膜に焼きつけられていく…
 「ああっ♥♥」
 創世の手が詩織の白い膨らみに手を掛ける。蕩け切った表情で口づけを交わしていた詩織の口から艶かしい声が漏れ、創世は鎖骨に口づけ、赤い痕を残す。
 「人前であたし達の事をカムアした罰だよ♥似非お嬢様♥」
 創世は頬を紅潮させたまま、詩織のスベスベの素肌に吸いつき、キスマークを付け、汗の雫を舐め取る。可愛い後輩の前で自分が彼女持ちである事を暴露された割には、嬉しそうにじゃれついている。独占欲の中に確かに見え隠れしている詩織の甘ったるい想いは創世のハートを熱く疼かせていた。その肉づきの良い身体を抱き、アイスクリームみたいに蕩けてしまいそうな肌に口づけ、弄ぶ内に創世は詩織に溺れていく……
 「創世さんの手…熱いですわぁ♥」
 創世に乳房を揉み揉みと解される度に身体が芯から熱くなる。詩織の鼓動も段々と大きくなり、肌も熱く、汗ばんでくるのが、水着越しだが、創世には手に取る様に分かる。
 「テラジ…ドキドキしてる……」
 まだ、泳いでもいないのに、創世の手にもジットリと濡れてくる。薄くて、小さい布切れの下にある豊かな膨らみ、体内を巡る血の一滴一滴が集まっていると思うと創世はゴクッと生唾を飲む。
 「キャアッ!!」
 「直に聞いてあげる…♥」
 創世はフリル付きのビキニのブラを中にその手を潜り込ませ、詩織は黄色い布一枚の下で蠢く、恋人の手の感触に思わず、艶っぽい声を上げ、心臓が大きく、高鳴る。
 「そこ……!」
 本来は我が子に母乳を与える為の小豆色の果実、それを器用に摘まみ、圧し潰しながら、円を描きながら、クリクリと責め立てる。ギューギューとおっぱいを揉む手にも力を入れ、心音がトクトクッからドクンドクンッと脈打つのを感じ、直に触れる白い乳房の柔らかさと温もりに酔う。「もっと聞かせて♥」と優しく、囁き、首元にチュッと赤いキスマークを残しながら、舐り、耳朶をハムッと甘噛みしてあげると猫の様に詩織は仰け反らせる。
 「苦しい?」
 「創世さ…!?……うぅ♥♥」
 創世に唇を塞がれ、悩まし気な声は苦しみの中で発するものでなく、甘ったるい喘ぎへと変わってゆく。トロンッとした瞳で創世を見つめながら、舌と舌を絡ませ合い、卑猥な水音と心の臓の叫びで頭の中が蕩けていく。詩織の黄色いビキニパンツが湿り、大きな染みがジワジワと広がる。
 「バンザーイして?」
 口づけから解放され、涎を垂らす詩織を創世は優しくリードすると慣れた手つきでブラを剥ぎ取る。黄色いビキニを細い手首に絡め、その白い腕を掴むと優しく、押し倒し、無防備になった白いおっぱいに食いついた。
 「いやぁああ♥♥」
 詩織はポニーテールにした小麦色の髪を振るわせ、白くて、発育の良いおっぱいをプルンッと揺らす。ほぼすっぽんぽんにした恋人を前に嗜虐心が芽生えないハズはなく、乳首にソフトなタッチで触れて、キスしたかと思ったら、チューッとバキュームしたり、歯を立て、痛がるのを楽しみながら、指を食い込ませる。
 「顔まっ赤にして、悦んでる癖に♥なぁにが嫌ぁあだ♥♥」
 おっぱいへの責めが激しく、粘着的になると詩織は頬を紅潮させるどころか、耳までまっ赤になり、潤んだ瞳からは涙を零す。あまりにも気持ち良過ぎて、形だけでもお嬢様を保とうとした詩織が快感に負けているのが、愛おしく、創世は歯型や唾液で痛々しく汚れた乳房を尚も可愛がる。
 「創世さん♥もうぅぅこれ以上しゃれらぁああ♥♥♥」
 呂律の回らない舌で創世に抗議をするもその表情は快楽に溺れ、すっかり蕩けている。幾ら、拒否しても説得力はないだろう。創世はだらしなく、口を開く、お嬢様を哀れに思ったのか、右手を乳房から離す。
 「ごめんね♥言ってくれれば良いのに♥」
 創世は屈託のない笑顔を恋人に向ける。詩織の汗に塗れた肉づきの良い身体が上下する。グッショリ濡れた長い髪と火照った肌が恋人に可愛がられたお嬢様の浅ましさを物語っている。呼吸を整えていた時…
 「あひぃぃ♥♥♥」
 「ちゃぁあんっとイかせてほしいってさ♥」
 詩織の白いお腹やお臍の辺りを這っていた創世の手がビキニパンツの中に滑り込み、女陰を弄り始める。
 「嫌じゃないよね?しっかり濡れてるよ♥」
 創世はケラケラ笑いながら、熱い蜜を分泌するクレヴァスを探り当てる。
 「ああぁっ♥♥」
 お腹の中を創世の指が侵していく度に詩織は腰をくねらせる。おっぱいへのおしゃぶりも再開され、上と舌とで両方を蹂躙され、お腹の奥底が疼き、熱い飛沫が挙がっていくのを感じ、心音はもう治まりそうもない。すっかり汚れ、鼻を突く匂いを放つだけのビキニパンツに押しつけられながら、創世は責め続け、詩織の頭の中で何かが弾ける。
 「創世さぁああああんん♥♥♥♥♥」
 愛する少女の責めに屈した甘ったるい叫びと共に詩織は胎内から煮え滾る蜜を吐き出し、絶頂を迎える。創世は愛液塗れの手をニュルッと詩織の体内から引き抜くと優しい手つきで詩織の手首に巻き付けたビキニを解くとその細い手首を掴み、自分の下半身へと宛がわせるのだった。
 「今度はテラジが気持ち良くして♥」
 創世の人懐っこい笑顔に詩織は力なく、こくんっと頷くと紺色のビキニパンツの中に白く細い指を侵入させる。
 「テラジ…♥」
 女の子同士の秘め事はどちらがタチ(攻め)になっても、ネコ(受け)になっても良い事もまた、特徴である。それ故にドロドロと愛し合い、溺れて、抜けられなくなる。満たされない快楽の中で、詩織は女の子を犯すのにも手慣れていた。例え、達したばかりでも、愛する少女の感じるところを狙い、堕とす事くらい…
 「創世さ……エッチです…わ♥…もうドロドロです…わょ♥」
 創世の細い身体は弓なりに伸び、スレンダーな身体には汗が噴き出し、ドクドクッと吐き出された卑猥な蜜が足を伝っていく…
 「だって…テラジ…エッチだったんだもん……あた…し…我慢しへぇえ♥♥」
 女陰を弄られ、お腹の中を詩織の細い指が穿つと創世は締まりのない声を上げながら、お漏らしでもしたかの様に紺色の水着に厭らしい染みを作り、それは全体へと広がってゆく。みっともなく、イッてから、詩織に囚われ、その身を委ねる。
 (お…女の子同士で!!!)
 最愛の詩織以外の少女に見られているとも知らずに創世は艶っぽく鳴く……

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 (安藤さん?…嘘だよね??)
 詩織との関係を見せつけられて、創世を思わず、拒絶した事を謝ろうと二人が逢瀬をしている海岸に赴いた少女は目の前の光景を息を震わせながら、網膜に焼きつける。
 「テラジ♥♥それ以上……しちゃぁあ……♥♥」
 バスケ部のピンチヒッターとして、駆けつけてくれるスポーティーな少女が筋肉のついた細い身体を震わせ、四つ這いでお尻を振っている。
 (安藤さんが女の子に……!それもすっごく気持ち良さそう……に!!)
 人懐っこい笑顔を向ける凛々しい顔は見る影もなく、頬をまっ赤に染め、涎をダラダラと零しながら、瞳もトロンッとしている。
 「創世さん……さっきのお返しですわ♥」
 創世に犯され、達したばかりだというのに、詩織は創世に圧し掛かり、揚々とした表情で小振りな乳房を揉み解す。紺色のビキニ以外は何も纏っていない創世の身体はバスケの時のしなやかな動きではなく、甘ったるい喘ぎも相俟って、まるで発情した雌犬の様だった。先程までは意地悪く、詩織を責めていた少女が今度は抱かれる側に淫婦に堕ちるというショッキングな構図も女の子同士の交わりのどす黒さを少女の心に刻む。
 (安藤さんも……寺島さんも……おかしい!…でもでもでも………)
 本当に女の子同士で愛し合っている。創世と詩織が交際している、それも交尾としか呼べない性行為を交わしながら。憧れの創世が壊れてゆく、何よりも失恋したにも、拘らず、少女はその場を離れる事ができない。
 (私……女の子なのに………!!)
 いつかは男の子と恋をして、想いを伝えるのだと信じて疑わなかった少女の中で何かがグズグズと腐り落ちる様に狂っていく。心臓はもう煩いぐらいに高鳴り、身体中の血液が沸騰しそうな程に熱い。リディアンの水着は海水にも使っていないのに、グジュグジュだ。創世と詩織の交わす厭らしい言葉、艶かしい喘ぎの一つ一つ、海岸に漂う雌の匂いと呼ばれる臭気に吐き気を覚えながらも、そのまだまだ未熟な心と肉体に沁み込ませていく…
 「テラジのおっぱいぃ♥気持ちぃぃ♥♥」
 創世は詩織の大きめのおっぱいが背中に当たる度に可愛く呻く。「雪音さんみたいに大きくはありませんが」と詩織はたまに零すが、小振りなおっぱいの創世にしてみれば、大きさも柔らかさも充分だった。何より、大好きな詩織の温もりを直に感じ、心音まで聞こえてくると思えるのだから、こんな幸せな事はない。マリア・カデンツァヴナ・イヴの様な大人のお姉さんの色気や先輩と仰ぐ少女である雪音クリスの重厚なおっぱいも魅力だが、詩織とこうして、肌と肌を合わせる方が良い。
 (女の子のおっぱい揉み揉みして……気持ちぃぃの?)
 女の子が女の子のおっぱいを愛撫と称して、揉み揉みと解したり、美味しそうに頬張る、本来はあってはならない事と思いながらも、赤ちゃんの様に創世の控え目なおっぱいを舐めてあげたいと一瞬、思うもブンブンと首を振り、邪な願いを断ち切ろうとするも…
 「ああぃぃぃ♥♥♥」
 「創世さん…バクバク…言ってますわ♥」
 詩織は恍惚とした表情で創世の小振りなおっぱいを握り潰す。蒼いブラからポロッと些か、小さめのおっぱいが顔を覗かせる。乳首をクリクリと擽りながら爪を立て、しっかりと創世の心の臓の呼吸を感じ、吐息を浴びせかける。創世もお腹の奥底が熱くなり、トロッとした蜜が溢れる。
 「乳首……千切れちゃぅぅ♥」
 小振りなおっぱいを握り潰さんばかりに揉まれ、乳首を抓り、捩じられ、一際高い声で鳴く創世。ボーイッシュで精悍な子とばかり思っていたのに、すっかりメス堕ちしている様は彼女を辱めている似非お嬢様と何ら変わりない。幻滅すらしていてもおかしくないのに、少女の瞳は詩織に犯され、四つん這いであんあん可愛い声で喘ぐ創世に釘付けになる…
 「わたくしのおっぱいを玩具にしてくれた罰ですわ♥弓美さんになんて言えば良いのかしら?」
 明らかにキスや甘噛みで付けられた虫刺されの様な赤い斑点だらけの乳房。着替えの時に見られるだけでも、気まずいのに、入浴などしようものなら、恥ずかしい声を上げながら、あられもない姿でよがっていた事を他人にバラす様も同然。彼女らの関係を知っている弓美の前でも、なかなかに気恥ずかしいものがある。
 「普通にエッチしたじゃダメ?ああぅぅ♥♥♥」
 「そういう無粋な事はしないものですわ♥乙女であれば♥」
 不謹慎な事を口にした創世が詩織のおっぱい責めで耐性を崩すが、詩織も前のめりになり、耳元をペロペロ舐める。
 (あれも…そういう?)
 胸元や首筋の赤い痕、男女共に未経験の少女にも見覚えがない訳ではなかった。更衣室で胸元に稲妻を思わせる古傷のある同級生に傷痕とは違う、赤い発疹があった。見入っていると彼女の幼馴染であるリボンの良く似合う黒髪の女の子に「あんまり、ジロジロ見ないで」と釘を刺された。稲妻の傷痕のある少女が幼馴染に腕を引かれ、無理矢理に引き摺り出された事からも、創世と詩織と同じく、そういう関係であり、あれは行為に及んだ際に刻まれた痕なのだろう。少女が知らないだけで百合の花はすぐ目につくところに咲き、それが手に届きそうなところにある。だが、少女は怯えるだけでその手を伸ばすのを躊躇っていた。逃げ出そうにも足が竦んでしまう…
 「創世さん…細くって…嫉妬してしまいますわ♥」
 詩織は右腕を小振りな乳房から離すと創世の細い身体を舐め回す様に這わしていく。
 (創世さんのお腹……なんて…羨まし……いけない事……)

 ドリブルやシュートをする締まった身体、着替えやシャワーを浴びる際に見えるお腹、ついつい、硬過ぎず、ふくよかでもないそこに抱きつくもすぐに「ダメ!」と引き離されてしまう。それをふくよかなお腹やおっぱいを押し当てながら、ねっとりと撫で回しながら、詩織は存分に味わい尽くしている。
 「あたしなんて…ただのガリだよ♥グラマーでも、イケメンでもないよ?大体さ、可愛くなんて…」
 スレンダーで格好良いとたまにヘルプに来るだけなのに持て囃されるが、創世はまだまだコンプレックスを感じずにはいられない。幼い頃より、シンフォギアの戦士として、己を一振りの剣として、鍛えた風鳴翼。ツヴァイウィングの一人でもあった彼女には華があった。何よりも細身ではあるが、その肉体は生来の素質と優れた刀匠の力が合わさり、生み出された業物の様に芯のある強さが伝わってきた。以前にオートスコアラーと呼ばれる自動人形、ガリィ・トゥーマーンの手から創世達を救ってくれたマリア・カデンツァヴナ・イヴも女性でありながら、ガタイもあり、肉付きの良い身体、その力強くも、悲壮さを感じる歌を轟かせ、ガングニールを纏い、メカでできた聖槍ともいうべき、アームドギアで戦場を舞い、アルカ・ノイズを払う姿は今でも忘れられない。二人共、創世の憧れではあるが、メックヴァラヌスのない世界ではノイズに抗う事さえできない彼女には、何れも手に届かない。イケメンだの、男の子みたいというのもどうにも癪に障るらしい。
 「そんなに拗ねてはイケメンが台無しですわ♥」
 詩織にとってはイケメンな彼女、翼やマリアの事を想って、空回りするのが、また可愛くて仕方ないが、これ以上、創世の口からそんな話を聞きたくないお嬢様は日に焼けた肌を撫で上げ、ビキニパンツで覆われた、秘所へと優しく、触れてゆく…
 「またお漏らしかしら?ここ…濡れてますわよ♥」
 詩織は喉の奥でクックッと笑い、女陰を撫で、指先で刺激する。紺色の布切れで阻まれているが、直に創世の体内の熱さがじんわりと指先から、細い手首にまで広がる。
 「意地悪ぅぅ♥♥」
 詩織に圧し掛かられたまま、創世は大きく腰を振り、スレンダーな肉体をバウンドさせる。噴き出した汗が詩織の体液と混じり合い、全身が焼き尽くされる様だ。詩織も抑えつけられた創世の反応を愉しむかの様に嬉しそうに大きなお尻を振り、女陰への責めを続ける。女陰の入り口に触れているだけなのに、内臓をズルズル引き摺り出されそうな疼きに狂い、創世は達しようとしていた。
 「テラジぃぃぃぃぃい♥♥♥♥♥」
 (安藤さん♥♥♥♥)
 甘ったるい声でありながら、それでいて、ケダモノの様な浅ましい喘ぎと共に盛りのついた雌猫の様に伸びをしようとバッタみたいに足掻きながらも詩織の豊満な肉体に包まれ、細い手で弄られながら、創世は汚濁した蜜を吐きながら、果てていく。
 「
安藤…さ……可愛いいぃ♥♥」
 少女はいつの間にか、愛液をドボドボと零しながら、岩場に膝をつく。

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 「安藤さん…♥綺麗ぃ♥
 汗や蜜を吸った異臭を放つ布切れでしかなくなった紺色のビキニを脱ぎ捨て、一糸纏わぬ姿になる。浅黒いという程ではないが、日に焼けた肌が創世の健康的な色気を際立たせ、火照っているおかげか小振りなおっぱいも蜜が溢れるクレヴァス、滑らかなカーブを描く恥丘や蜜と汗の滴り落ちる腿、短く切り揃えた髪さえ艶っぽく、見えてしまう。創世の裸身はシャワー室で見ているハズなのに、艶っぽく、火照った肌や雌の匂いが、普段の創世にはない女性の持つ色香となって、少女の心を捉える…
 「テラジ…エロいなぁ♥」
 詩織は唯一肌に貼りついていたフリル付きの黄色いビキニパンツも当に脱ぎ去り、白くて、ふっくらとした肉体を晒していた。肉のついたムチッとした恥丘と脚、腰回りもふくよかで、発育の良いおっぱいをプルンと震わせ、小麦色の髪が靡く。育ちの良いお嬢様でもなければ、幼女の様に幼くもないが、あどけなさを感じさせる少女の身体は創世とは、また違う魅力がある。
 「創世さんこそ♥」
 詩織は微笑み、創世もつられて、クスクス笑う。
 「あれしよっか♥」
 「ええ♥わたくしのも……創世さんの…欲しがってますわ♥」
 掠れてよく聞こえなかった言葉、それが何を意味していたのかも分からぬまま、少女は目の前の光景に心臓を鷲掴みにされる…
 「……!?」
 創世と詩織が蜜でドロドロになった股間と股間を合わせる。女の子同士でどうやってセックスするのか、その手の話を聞かされては抱く、疑問が一瞬にして、解ける。同時に少女の脳もドロドロ融けてゆく…
 「女の子同士…裸でぇ♥……お股で…チュウ……しへぇえ♥」
 スレンダーな少女の恥丘と肉のついたムチッとした恥丘とが口づけ、お互いのクレヴァスから分泌されたエキスとが融け合う、刹那の瞬間を少女はその網膜に焼く。
 「テラジ♥♥♥テラジぃぃ♥♥♥♥」
 「創世さん♥創世さん♥♥くりょぉさぁあ♥♥♥」
 創世と詩織はうっとりとしたまま、蕩ける様な口づけを交わしながら、生まれたままの姿で火照った肌を寄せ、四肢を絡ませ合い、まだ熟れ切っていない女陰と女陰を重ね合う。恥丘が重なり、肉と肉とがぶつかるパンパンッという卑猥な音が彼女らの卑しい宴を見つめる少女をすっかり虜にする。
 「………ん…なんかなくってもぉ……セック…シ…ゅぅ…れきるぅん……らぁ♥」
 男性器がないにも拘らず、女の子同士で繋がっている。肉付きの良い丘とクレヴァスしかないハズなのに…!躊躇なく、裸で抱き合いながら、愛液やその温もりを交換し合う、背徳的な行為、一度も抱かれた事のない少女の心が汚泥に呑まれる様に狂い、胸の奥から溢れるドロドロしたどす黒い感情と彼女らの淫靡な交わりに突き動かされる様に少女は女陰をクチュクチュと厭らしい水音を立てながら慰める。リディアンの水着が熱い体液で汚濁され、股間から疼き出した熱が遮熱の炎の様に股間だけでなく、身体中を侵していく。心臓の叫びが聞こえない程に創世と詩織の厭らしい喘ぎと貝合わせの音が少女を脳味噌の髄まで狂わせていった。
 「創世さぁああ♥♥熱いぃぃですわぁああ♥♥♥♥」
 「テラジの股間……温かくぇえ♥……柔らかいぃぃ……♥♥」
 高熱を宿した少女の肉体がぶつかり合い、口元からは飛沫を上げ、局部からは熱い体液が迸る。詩織はギューッと抱きつき、大しゅきホールドの姿勢で腰を振り続け、膨らんだおっぱいが創世の控え目なおっぱいを圧し潰し、お互いの鼓動が伝わると火照った肌からその想いに応える様に汗を噴き出す。
 (安藤さんも寺島さんも……あんな事してぇ……れもぉ…気持ひぃ良さそぉぉ♥)
 息を殺すのも忘れ、少女は口を押えながら、女陰にを弄ぶ手を止めずに創世と詩織の性交に魅入られる。水着越しからも沸騰した泥濘ができているのが分かり、それでも手は止まらなかった。そして、背徳感に狂う少女の目の前でその瞬間は訪れる。
 「あぁぁああああ♥♥♥♥♥テラジぃぃぃぃ♥♥♥♥♥」
 「くりゅぅぉぉおさぁああ♥♥♥♥♥わたくしらけぇええのぉお♥♥♥」
 ケダモノの様な喘ぎ声を上げながら、果てた少女と少女の股間とお腹の間からドロリと濁った一閃が走り、覗き見していた少女も女の子のものとは思えない潰れたガマの様な声を喉の奥から捻り出しながら、ドクドクッと蜜を胎内から放つ。
 (女の子……で…イッちゃ……た♥)
 抱き合いながら、荒くなった呼吸を整える百合カップルを凝視した少女は蕩け切った頭で同性の裸に興奮した挙句、女の子を対象に自慰をした事実に戸惑いながらも、嫌悪感は背徳感で塗り潰され、それは甘い愉悦へと上書きされていた。その場から、離れ様にも、身体が人形の様に言う事を聞いてくれず、朦朧としていた時間は5分程の様にも、1時間以上にも感じた。
 (私もそっち…なの……)
 今まで、女の子相手に過剰なスキンシップをする事、綺麗な女性に憧れる事はあった。創世もあくまでそういう女性や少女の一人、女の子を可愛い、綺麗と思う事はあっても、彼女らの肉体を想像して、性欲を抱き、その手で慰める事は一度もなかった。女の子同士で愛し合う世界を知った以上は元がノンケでも、元々、その気があったにせよ、抜ける事はできそうにない。トロンッとした脳味噌が回り始めた頃、気づけば、一糸纏わぬ姿で果てたばかりの創世と詩織に詰め寄られていた。
 「女の子にキョーミないんじゃなかったの?」
 ニッコリと笑う創世に顎を掴まれ、持ち上げられ、詩織には敏感になった身体を擽られる様に愛撫される。
 「わたくしと創世さんのデートに挟まる女の子にはお仕置きが必要ですわね♥」
 少女にとって、忘れられない夏はこの時からが本番だった。創世の足元で聞こえたガラスが割れる音、一瞬だけ、地上に走る魔法陣にさえ気づく事なく、そちらの世界へと引きずり込まれていく……

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 日もすっかり高くなった頃、ひと気のない海岸では少女の悲痛な声が上がる。涙も入り混じったその声は段々と甘ったるいものへと変わっていく…
 「
女の子同士……れぇ……変…だよぉ♥」
 少女は頬を紅潮させ、呂律の回らない舌で訴えるも創世に背後から押さえられ、おっぱいを揉み揉みされ、詩織にもう片方のおっぱいに口づけられ、燦々と涙を流す。
 「生意気だぞ♥」
 創世は少女の顔を上げさせるとその小さな唇に己の唇を重ねる。
 (ファーストキス…女の子に……)
 ファーストキスの相手が自分と同じ女の子…舌を侵入させ、ニュルニュルと口内を犯しながらも優しく、ピンポイントで責められ、少女の心は徐々に徐々に解放されていく…
 (安藤さんなら良いや…♥)
 それに初めてのキスの相手は大好きな創世、それも歯茎の一本一本まで撫で、舌を絡め取り、たまに甘噛みしてくれる。詩織と肉体関係を持つだけであって、女の子の扱いにも慣れているのだろうと恍惚としていると股間に蛭が這う様な感覚が走る。
 「うぃぃぃ!!!」
 女陰、下のお口に詩織が口づけたのだ。こちらも女の子がファーストキスの相手、それも創世の彼女がヤキモチを妬いて、辱め、苦痛を与えるのを目的に責めている。股間を襲う不快な感触は段々と甘い苦痛へと変わってゆき、少女も自然とそれを受け入れていった。キスから解放されると創世と少女をねっとりとした唾液が繋いでいた。
 「もしかして、ファーストキッスだったりする?」
 明るく、ケロッと笑う創世、その無邪気で残酷なプレイガールぶりに少女は涙を流したままで頷いた。
 「嫌だったの?ごめんね♥」
 「だって……私……女の子なのに……!」
 少女を嘲笑う様に詩織はチューッと股間にキスをしてやる。
 「女の子に興味がございませんでしたら、裸で抱き合う女の子に興奮したり、最後まで女同士のエッチなんか見るハズありませんわ♥」
 「!!!」
 詩織の物腰柔らかな様で「真実」という刃で傷心の少女は抉られる。
 「テラジ!」
 恋人に叱られるも詩織は悪びれる訳でもなく、嫉妬や嗜虐心の入り混じった瞳を少女と創世に向ける。
 「この方…素直じゃないんですもの♥…折角、創世さんとファーストキスまでできましたのに♥……」
 創世は苦笑いしながら、膨れっ面の彼女と、初めての性交渉に壊れる少女が満足のいくにはどうしたら良いか、脳味噌をフル回転させる。そして、フフッと舌を出すとそっと少女の股間に手を伸ばす……
 「あたしも手伝ってあげるから素直になって♥」
 創世は声を弾ませ、少女の女陰を弄る。リディアンの水着越しからも分かる少女の火照った肌、クレヴァスからは止めどなく、熱いエキスが分泌される。
 「安藤……さ………の
………手……イク…ゥゥ♥」
 少女は女の子の手の柔らかさを改めて、痛感する。身体が強張るも「力を抜いて」と創世に優しく優しく、囁かれるとそれすらもどうでも良くなる。
 「ああっ!!あぅぅぅぅあぁああああ♥♥♥♥」
 生まれての性行為での絶頂、自分と同い年の少女達の手で達するとは思わず、リディアンの水着に包まれた瑞々しい肉体が弛緩し、少女は達する。頭の回路が切れ、バチバチと火花が散っている少女の痴態をクスクスと嘲笑いながら見ている創世と詩織はお互いに眼で合図するとポジションを代わる。

 「ああぁっ♥♥」
 詩織の豊満な肉体に包まれる様な温もりに少女は感涙する。
 (女の子の身体……やっぱ…気持ち良い……ぉぉ♥」
 その趣味はないと言い切っていたが、やはり、女の子の身体は心地良い。その温もりを求めていたからこそ、ハグしたり、おっぱいにも執着したのだろうか、女の子に犯され、百合の快楽に溺れていっている今となってはもうどうでも良い事だ。
 「ここも舐めてあげるね♥」
 創世は少女の水着をクッと捲る。愛液でドロドロになり、臭気を放つ女陰。まだ、誰にも触れられていないクレヴァスに創世は息を呑む。ディープキッスでもする様に深く深く口づけていく。
 (安藤さんが…私のあそこ……舐めて!?)
 「声…我慢しなくて大丈夫だよ?最近はノイズのせいで旅行する人も減ったし、ここは元々、あんまり人の来ない穴場だから♥」
 大好きな創世に弄られたばかりの女陰、今度は直に舐られ、女性器もしっかりと生温い生き物の様に蠢く舌で包み込まれている。水着越しの比ではない強烈な刺激に少女の理性は完全に決壊する。
 「ひぃぃぃぃやぁあぁああああ♥♥♥♥♥♥」
 嬉しさと気持ち良さのあまり、涙をボロボロ零しながら、少女は悶絶する。創世の顔に超濃縮された熱い蜜が吐き出されて、彼女の顔を穢していく……
 「おいしい♥」

 創世はベトベトになった顔から蜜を指で掬い、口に含む。生々しい匂いと濃厚な味が広がってもこれだけはやめられない。少女の蜜に興奮したかの様に大きく生暖かい吐息を漏らすと少女の足を掴み、力尽くで開かせる。
 「洗礼といこうか♥」
 「えぇ?……!!!」
 火照っているジュクジュクの女陰と創世の女陰とが熱いキスを交わす。心臓がゴングを打つ。股間からジワジワ炭火の様にジワジワ燃え広がっていた熱が全身に回り、子宮がキュウッと疼くのを感じ、創世を思わず、拒絶するも詩織に抑えられ、それも叶わない。何よりもこの甘く、痺れる感覚を手放したくない…!
 「その反応、新鮮♥」
 創世はグラインドさせながら、少女の頬に触れる。チューッと口づけを交わし、小振りなおっぱいを少女の膨らんだ胸元に押しつけてやる。
 (安藤さん……!良いぃぃ!!!ほしぃぃぃぃいい♥♥♥)
 少女は四肢を創世に絡ませながら、腰を振る。パンパンパンッと卑猥な蜜で濡れた肉と肉とがぶつかり合う音、胎内から溢れる煮え滾った蜜が濁った炎となり、身も心も焼き尽くそうとしている。
 「あらあら♥わたくしも妬いちゃいますわ♥♥」
 詩織は含み笑いをし、少女の華奢な首をキューっと片手で締めてやる。
 「ううぅぐぅぅ!!!」
 息苦しさと首に絡みつく痛み、創世の与えてくれる甘い痛みで全身が捩じれて、壊れてしまいそうだ。傷ついた箇所を熱した銅を流し込まれ、塞がれている様に疼いてくる。女の子に輪姦されるというどす黒い百合の沼に堕ちながらも身体は彼女らを求めてしまう…
 「イクよぉぉぉ♥♥♥♥」
 創世は腰を振りながら、その細い身体を少女の肉体に打ち付ける。少女も大しゅきホールドのまま、お尻を振り、創世と詩織に身を任せる。
 「あぅぅぅぅぅあぅぅぅぅぅぅ♥♥♥♥」
 「イクゥゥゥゥゥゥ♥♥♥♥」
 女の子の腰と腰の間の濁った放出。それを直に受けている。少女はお腹の中に創世の愛液を流し込まれ、ビクンビクンッと身体を振るわせながら、創世の胎内を蜜で穿つ。
 「ああっ……
いいぃ♥
 放心状態の少女には、太陽の光は眩し過ぎる。だが、身体はその日差しでも燃えない位に焼かれた様な心持ちだった。創世と少女の股間をねっとりとした蜜が繋いでいたが、それにも構わずに創世は少女を横たわらせ、詩織がバッグから取り出したミントキャンディを目にすると「良いね♥」とにんまりする…
 「これで完全にあたし達の仲間だね♥」
 「そう言う事ですわ♥」

 ミントキャンディの包みを破ると白い錠剤が顔を出す。お菓子に見せかけた「それ」を創世と詩織は頬張ると少女の身体に溺れていた肉慾の塊としか思えない二人の肉体は変化を始めていた。
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 「嘘だよね………」
 少女の顔から血の気が引き、諤々と震えが止まらない。女の子同士の性交だけでも信じ難い体験だというのに、それすらも超える悍ましく、インモラルな光景が彼女の目の前に広がっていたのだから…
 「嘘じゃないよ♥」

 創世はダラダラと涎を零しながら、潤んだ瞳で少女を見つめながら、詩織に寄り添う。詩織もまた、卑しい微笑みで舌舐めずりをしながら、創世の腰に手を回す。
 「驚くのはまだ早いですわ?本番はこれからですのに♥」
 身体が沸騰しそうに熱い、燃え滾った血液が駆け巡り、下半身にゾワゾワと無数の虫が群がる様に血肉が集まるのを感じ、柔らかいが芯のある物体を形作り…
 「いやぁぁあぁ!!!」
 少女が泣き叫びながら、拒絶するのも無理はない。本来は女性の肉体にはない醜い肉塊が二人の少女の股間から生えていた。どす黒い血管の様な筋が脈打つ、赤黒い肉の棒、コンデンスミルクの様なトロッとしたエキスを滲ませながら、先っぽ同士でこすり合う。
 「女の子同士で………!頭おかしいよ!!」
 女の子がうっとりした表情で「男根」「一物」と呼ばれるものを生やし、あちらの側にいたハズの少女に見せつける様に創世と詩織はまるで恋人が口づけでもするかの様に肉棒と肉棒とをクチュクチュと合わせる
 「女の子同士だから……ですわ♥」

 女子同士で兜合わせをするという禁断の愛、それも誰よりも愛する少女のものだから、直にその熱と胎内から溢れる蜜とを感じられる幸せ…
 「好きな女の子と結婚して……子作りまで…できるんだよ♥」
 人工授精という手もある。だが、誰か、それも男性の力を借りず、女の子同士でその想いと命を紡いでいきたい。そう願う百合カップルの為に彼女らが口にした錠剤、百合の禁忌に触れたその危ない薬を作られたのだ。奇跡の殺戮者のホムンクルス、男性でも、女性でもないエルフナインだからこそ、作れた危険なお薬、それを女性に適合させる事くらいは、造作もない。材料に練り込まれたアジ・ダハーカの遺骨もまた、本来はメックヴァラヌスに選ばれた少女達の血肉と愛情、そして、肉慾を求めていたからなのかも知れないが、創世と詩織がそれを知る由はない……
 「熱いぃ♥テラジの………」
 「創世さんのも……♥」
 創世と詩織は身を寄せ、口づけると肉棒を擦り合わせる。詩織の肉棒からゴポッと吹き出す白濁した炎が創世のビール瓶ぐらいある肉の棒に掛かって「キャッ♥」と凛々しい少女らしからぬ可愛い声で鳴く。汗が止まらない、なのに、少女の身体は冷水でも浴びたみたいに身体の奥底から冷たくなる。
 「お行儀悪いぞ♥」
 創世は猫撫で声で詩織を叱るとちょんちょんと汚れた肉棒をつついた。
 「ごめんなさい♥」
 詩織は頬を染め、創世の傍に腰を下ろすとうっとりした瞳で肉棒を見つめ、チュッとキスをする。
 (まさか……そんな事!!)
 悍ましい肉の塊にキスをした時から予感はしていたが、女の子の肉の棒にフェラチオをするという正気を疑う行為。黒い筋を舐り、ペロペロッと詩織は舐り、細い手で玉玉を優しく優しく、解し、肉の剣を押さえたまま、口づけでもする様に熱を帯び、悪臭を放つそれを口に含むと少しずつ飲み込む。
 「あっ…あっぅ♥……テラ……ジ……良いぃ♥」
 「いいぃぃ……きもひぃぃ……れぇ……しゅ……わ♥」
 白濁した蜜の味が口の中に広がり、異臭が鼻を突くも悩まし気に肉棒をしゃぶり、形の良い唇が歪み、悩まし気な声と熱い吐息を漏らしながら、詩織は恋人の温もりに酔い痴れる。詩織の一物からも白い蜜がタラタラと垂れ、玉玉を濡らす。創世も甘えっ子が年上のお姉さんに絆される様に蕩け切った表情を浮かべる。
 「ひゃぁああ!!!」
 憧れの創世が女の子にフェラチオされ、蕩けた顔でそれを受けいている。これ以上ないレベルでその想いは砕かれ、何よりも嘔吐すら何度も繰り返すこの地獄から抜け出そうと駆け出すもガラス張りの壁か何かに阻まれているかの様に逃げられない…
 「残念でした♥」
 何とか、這いだそうと足掻く少女に創世はあどけない笑顔を向ける。
 (エルフナインさんも気の利いた物を作ってくれますわね♥)
 詩織が岩だらけの地べたに眼を移すと先程、そこには先程、創世が割ったガラスの結晶体、錬金術師が使うジェムの破片があった。ふたなりエッチのデータを取る為、被験体となった創世と詩織が安心して、交わえる様にとの配慮だった。
 その特殊なジェムは転移ジェムで移動する際、別の空間に繋げる為のエネルギーを活かしたもの。ワープする際に一瞬、生じる特殊な通路をその場に定着させ、不可視の結界とする。このジェムで張られた結界のものは周囲からは干渉ができず、使用者の許しなしでは出る事も入る事もできなくなる。転送ジェムの本来の役目こそ果たせないが、防犯対策や秘密保持も兼ねた代物。
 「よそぉ……みぃ……ふぁ…ぁ……いけ…ま…へぇ……ん…わぁあ♥」
 詩織はチューッと創世の肉の棒を搾り取る。溢れた雌の匂いで肺が侵され、胃の中に白濁した蜜が落ちていっても…
 「ああぁ♥♥テラジ♥♥♥」
 お腹の奥深くからドクンドクンッと締め付けられる様な痛みが走り、それは熱したマグマとなり、愛する少女のお口の中に放たれる。ゴボゴボッと白く濁ったマグマが詩織のお口と胸元を汚し、喉がコクコクッと蠢いているのが、少女の眼に映る。
 「あんなの……飲んでる!!!」
 女の子のペニスから吐き出された白く穢れた液体、それを甘美な美酒の様に味わう少女と少女の口で搾られるのを悦ぶ憧れの女の子、これを常時、二人はベッドでしているのかと思うと常識など、とっくに蕩けているのだろう……
 「酷いなぁ♥」
 「これ美味しいですわよ♥」
 詩織は創世に口移しでそのドロドロ濃厚の蜜を飲ませてやる。舌を絡められ、唾液と共に流し込まれ、甘いミルクで喉を潤すかの様に嬉しそうに微笑むのだった。少女はそれを口にすると思うだけでも、嘔吐するというのに…!
 「今度はわたくしのここに下さいまし♥」
 詩織は両腕を頭の後ろに組むと仰向けになり、股を開く。汚濁した白い蜜で汚れた女陰と玉玉を晒し、肉棒も勃起し、お尻の穴もヒクヒクと蠢き、創世を、恋人の少女を求めているのが分かる…
 「相変わらず…淫乱で欲しがり屋さんだな♥似非お嬢様♥」
 詩織のお口の中で放ったばかりだというのに、創世は肉棒を勃起させ、ムッチリと肉のついた白い女陰へと宛がう。
 「創世さぁああぁあ♥♥♥」
 「テラジぃぃ♥♥♥」
 極太の肉棒を押し込められ、胎内を抉る甘い苦痛に身を任せ、詩織は最愛の少女の名を呼びながら、甘える様に鳴く。子宮が突かれると甘い声はより艶かしくなり、腰を振る度におっぱいと玉玉がブルンブルンと揺れ、肉棒からは白い火の粉が迸る。詩織の胎内の熱さに包まれ、心地良くて、思考まで蕩けてしまい、創世はひたすらに似非お嬢様と揶揄った恋人を穿つ……。百合の禁忌を破り、錬金術、引いてはアジダハーカの呪力に溺れる少女達の肉慾に染まった雌そのものの交尾に少女は雌の匂いと魔獣の咆哮の様な喘ぎ声に狂いそうになりながらも見つめるより他なかった。
 (安藤さんの……寺島さんの…女の子のお腹の中に…)
 詩織の豊満な肉体が揺れ、汗の雫が伝い、小麦色の髪は火照った肌にベタっと貼り付き、結われた長い髪も夏の空を泳ぐ。肉付きの良い恥丘の間から赤黒い肉の棒が見え、少女の身体の中に呑み込まれてゆく。白いマグマとなって、創世の蜜が迸り、詩織のペニスから飛び散る濁った飛沫もお互いの素肌を穢す。詩織の妖艶な顔も創世の肉慾に染まりながらも恋人を求める表情からも醜い性欲に染まりながらもそこには確かな愛情が芽生えている事に他ならなかった。
 「創世さん♥キュンッと言ってますわぁあ♥♥」
 詩織は腰をくねらせ、創世の細い腰に腿を絡ませ、細い両腕で抱き締めると創世の唇を貪るが、それに負けじと創世も力尽くで性欲に染まった淫乱お嬢様を押し倒し、ガシガシと種付けプレスの姿勢で乱暴に犯す。
 (淫乱めぇえ♥♥♥♥)
 詩織の肉づきの良い身体に包まれながら、白い蜜でヌメヌメと濡れた肉棒も胎内の温もりに絡め取られ、只管に創世は犯し続ける。ギャラリーである少女の苦悶に満ちた表情も一切、目に入る事無く…
 「いいいぃぃぃぃぅぅうぅぅぉぉおおお♥♥♥♥♥」
 「うるぅぅぅぅぉぉぉぉぁああああん♥♥♥♥♥♥」
 熱い熱い口づけを交わしたまま、創世は白濁した甘いマグマを詩織のお腹が膨らむまで本能のままに吐き出し、詩織も大しゅきホールドの姿勢のままで白い炎を放ちながら、果てていき、その浅ましい儀式を少女は黙って、脳裏に焼きつける。
 「お疲れ?」
 創世はズルリと詩織の愛液と自身の白いエキスが絡みついた極太の肉棒を引き抜くと恋人のおでこを撫で、優しく、話しかける。その問いに力なく、頷いた詩織のポンポンに膨らんだお腹を愛おしそうに撫でてあげる。そのまま、詩織を寝かせたまま、ガクブルのギャラリーに歩み寄り、髪の毛を掴むと口を開けさせると汚濁した白蜜を吐いたばかりの男根を押し込んでやる。
 「!!!!!!!!」
 生まれて初めて味わう男根。それも憧れの女の子から生えたものを咥えさせられている。雌の匂いとも、汗とも違う、鼻孔を侵す強烈な悪臭が少女の脳味噌に直撃する。
 「うげぇぇええ
えええ!!!!!!!
 創世のものを慰める間もなく、少女は嫌悪感を露わにして、戻してしまう。吐瀉物でびちゃびちゃになった足場、創世も眉を顰め、思わず、鼻を摘まんだ。
 「大好きな安藤さんのサプライズはお気に召さないみたいだね?」
 創世は嗜虐心いっぱいの笑いで少女の肩を掴む。
 「テラジが元気になるまで、遊んでくれる?」
 創世の笑い声に少女は腹を括るしかなかった。彼女のこれまでの普通の女の子としての人生はここで終わりを迎えようとしていた……

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 「可愛いな♥そろそろ処女もらっちゃおうかな?」
 創世は極太の肉棒でずらされたリディアンの水着から晒されている白い恥丘にツンツンと優しく、つつき、涙をボロボロ零しながら嫌がる少女の反応を愉しむ。
 「嫌!嫌!!そういうのは大切な人と……」
 華奢な身体で藻掻いても、少女の力では、細身といっても筋トレをしている創世に敵う訳はなく、暴れれば、暴れる程に創世の嗜虐心を煽り立てているだけである。
 「あたしとじゃ嫌?」
 普段の創世からは信じられない甘ったるいハスキーボイスに少女は絡め取られる。女の子に走るなんて、嫌だと拒絶しながらも、四つん這いにされ、挿入間際という犯罪チックなムード満載とはいえ、大好きな子に抱き締められている。それに少女を蝕む疼きの源は…
 (安藤さん……とするの?……寺島さん…みたいに…)
 二匹の雌に堕ちてまで、お互いの肉体を求め合う少女と少女。圧し掛かっている創世の熱を帯びた艶っぽい声は少年の様な弾んだ声とは違う色香とも言うべき、不思議な魅力がある。このボーイッシュな彼女に抱かれている詩織もいつものお嬢様言葉を口にしながらも恋人の虜になりながらも、その内に取り込み、喰らおうとする魔性の少女宛らだった。指と舌で遊ばれているだけなのに、小さな女の子の様に彼女に心臓を鷲掴みにされ、みっともなく、鳴き続けた創世、作っている事が見え見えであるお嬢様キャラを捨ててまで、創世の肉の剣に屈する詩織のあの嬉しそうな厭らしい表情、仕草もまるで発情する雌犬の様。だが、それは少女の脳内をジワジワと侵し、自然と息も荒くなり、身体も芯からじんわりと熱くなっていく。鼓動も汗ももう止まりそうにない……
 「ドキドキしてるよ?可愛いよ♥」
 左の乳房をしっかりと掴まれ、心臓をギューッと潰されそうな痛みと共に少女の鼓動は高鳴ってゆく。水着越しからでも分かる、創世の温もり。
 「
安藤さん……大好きです…
 恥ずかしがりながらも、想いを吐露する少女を創世は愛おしむ。でも、ちょっと意地悪してみたくなるのが、人情というものだ。
 「本当?…それに大好きだったら……」

 創世は喉の奥でクックッと笑う。
 「何してほしいの?」
 創世の意地の悪い問い、背中越しに聞こえる心音に少女の理性は快楽に呑まれてゆく。女の子同士の性交を自ら、望む、つまりは女の子しか愛せない事を認め、女の子にロストバージンされるという背徳感もその先にある痛みと恐怖さえ、霧の中に霞む様に段々と消えてゆく。何よりもあのお嬢様の様に可愛がられたい、この大好きな子に…
 「
安藤さん…に……バージン…もらってほしぃぃぃ♥♥♥」
 少女の心が堕ちるのを見届けると創世はニィーッと無邪気な笑いを浮かべながら、熱々の肉棒をまだ誰にも触れられていない少女の中へと押し込んでゆく。
 「
いだぁあぁああぁあぃぃい!!!!!
 少女は四つん這いのままでこれまでに感じた事のない激痛、燃え滾る銅を直にお腹の中に流し来れた様な熱さと苦痛に悶絶する。破瓜の血が足の付け根に流れ落ち、泣きじゃくる様はまるで子猫の様だ。
 「キツキツ♥……バージンの子……
犯すの良いぃぃ♥♥♥
 肉棒に処女膜が絡みつき、まだ未熟な体内が創世を締めつける。血と蜜と白濁したエキスとが混ざり合い、ポタポタと岩場を汚し、ドロドロに濁り切った炎が少女の中を満たしていく。創世の程好く筋肉のついたしなやかな肉体がバウンドする。嫌がる少女の腰を爪が食い込む程に押さえ、ガシガシと突くと大きなうねりが細い肉体を襲い、それに抗う事もできないままに唾液を零しながら、喘ぎを上げる。
 「
死んじゃうぅぅぅ!!!!!
 うっとりとした表情で創世に身を任せた少女はその痛みと胎内を圧迫する熱に脳髄を刺激されたかの様に夢見心地だった想いが消えてゆく。火照った肌にグシャグシャに濡れた髪が貼り付き、リディアンの水着はもうすっかり少女の体液で穢れ、挿入を許す時点で衣服としてさえ機能しているか怪しい。子宮を突かれると口元が歪め、悲痛な声で鳴く。
 「あんまり煩いとお尻に入れちゃうぞ?痔になっちゃうくらい激しくね♥」

 創世の明るい脅し文句に思わず、お尻の穴を窄めてしまうが、お腹の中から壊されていく事に何ら変わりはない。下手をすれば、女の子同士で子作りする羽目に成り兼ねないが、そんな事を気にしている暇はない。
 「お尻の穴ですると…すっごく痛いんだよ♥お腹の奥が直接キューっと締まるんだ♥」
 創世のこの口ぶりから、もうお尻の処女もあのお嬢様に献上済みなのだろう。その時の事をえへっと笑いながら、語るのだから、それは何度も何度も……
 「でもさ…テラジのお尻もムッチリお肉ついてて最高だけど、こういう小振りでプリプリのヒップも犯し甲斐ありそうだな♥」
 「もうやめでぇぇええ!!!!
うぅぅぐぅぅ!!!!
 身体中が内部から融かされてゆく地獄とこれから受ける辱めに耐え切れなくなった少女の口がもう一振りの肉の剣で塞がれる。創世に孕まされた白いお腹を晒しながら、小麦色の髪の少女が微笑んでいる。
 「さっきから煩いですわよ♥」

 女の子のお股から生えた肉棒を上と下、両方のお口で咥えながら、少女はケダモノの様に這い這いする様な姿勢でお尻を大きく振った。創世に奥へ奥へと肉の剣を押し込まれ、叫びそうになると無理矢理に飲み込まされた肉棒に阻まれ、苦しそうな喘ぎを漏らす。
 「それより!創世さん、わたくしを女の子のお尻を掘るのが好きなふしだら女みたいに!許せませんわ!」
 処女を喪失して、女の子に輪姦されるという人生自体が歪み兼ねない体験をしている少女をどうでも良いとばかりに苦言を呈する詩織に創世は少女の胎内を穿ちながら、てへペロをしてみせる。
 「ごめんってば♥でも、痛かったんだよ?」
 詩織にお尻を貫かれた時の事を思い出すと今もお尻の穴がムズムズする。
 「創世さんこそ、わたくしのお尻をガバガバにした癖に♥」
 「お返し♥それにテラジのおケツ、気持ち良くってさ♥」
 「創世さん!!」
 詩織は口をへの字に曲げるが、少女の口内の温かさとその時の感覚を思い出すと勃起するあたり、彼女の中では、なかなかに甘美な想い出の様だ。口の中に広がる蜜の臭気に耐えられずにおげえっと吐き出そうとする少女の髪を掴むと詩織は腰を振りながら、喉の奥で扱かせる。
 「ちゃぁあんっとお口でご奉仕して下さいませ♥」
 口づけでもする様に肉の棒を飲み込む少女に追い打ちを掛ける様に創世も体重を掛けて、圧し掛かる。
 「ここしっかりと締めてよね♥」
 パンパンッと汚れた身体と身体とを打ち合う音が激しくなり、創世と詩織の肉の棒から白濁した灼熱の蜜が少女を穿つ。
 「
うぉぉぉぉぁぁあああああああ!!!!!!
 少女は白いマグマや涙を唾液を吐き出しながら、果てていく。お腹の中を抉る芯のある鉄塊の様な物体が吐き出した白い炎に胎内を焼き尽くされ、心臓の鼓動はもう収まりそうにない比で高鳴る。
 「
可愛いよぉぉぉおお♥♥♥♥
 創世に内臓をズルズルと引き摺り出される様に肉棒を抜かれ、少女はビクンと脈打ち、崩れ落ちる。汚濁した蜜と白蜜とが破瓜の血と混ざり合い、処女を失った少女の女陰と創世の肉の棒とを繋いでいた…
 「どうですか?初めての一物のお味は?」
 詩織に咥えさせられていたペニスから直に喉に流し込まれ、胃袋までも吐き気がする醜悪な白い液体に染められていき、少女の頭の中もすっかり蕩けて、ドロドロになった。詩織のペニスからも解放され、安堵するも、これで終わるハズはなかった。
 「ええっ?」
 お尻の辺りで水着の薄い生地がベリリッと破れるのを感じた。お尻がスース―するなっと思う間もなく、先程と同じく、物凄い圧迫感で何かが体内に入るのを感じる。
 「まだまだ、ご満足いただけない様なので、わたくしがこちらの処女……散らしてあげますわよ♥」
 少女の小振りなお尻を掴み、詩織は綺麗な笑顔で微笑む、その瞳には嫉妬と醜い欲望と嗜虐心が滾っていた。
 「
もう…いやぁあ…!!」
 這ってでも逃げようとするも、散々、犯され、貪られた少女の華奢な身体にそんな力は残されてなどいない。肛門を極太の熱々の肉塊でボーリングされると分かっていても!!
 「あぁぁああぁああ!!!!!!!」
 「お尻…気持ち良いですわぁ♥」

 詩織は螺旋状の穴を抉られ、体内に潜り込む熱に身悶えする少女の反応が手に取る様に分かり、うふふっと微笑む。頬を紅潮させ、一糸纏わぬまっ白な肉体、膨らんだお腹やおっぱいも震わせながら、根元まで男根を挿入する。
 「テラジ…意地悪しちゃダメだよ♥この子…痔になっちゃうよ♥」
 窘めながらも創世は詩織に後ろから抱きつき、愛おしそうにお腹を撫でたり、おっぱいを揉み揉みしながら、耳元や首筋にキスをする。エッチな儀式の延長でしかないのは明らかだった。
 「いだぁぁあああ!!!!お尻ぃぃぃ!!!!!裂けちゃうぅぅぅぅぅ!!!!」
 女性の胎内に向けるそれで少女のお尻を穿ち、詩織はうっとりと微笑む。創世と乳繰り合いながらというのも相俟って、一突き毎に高揚感が襲う。処女というだけあり、肉の棒を締めつける肉壁がこれまたきついけど、心地良い。女の子は身体だけでなく、内側も心地良いのだから、やめられない…
 (安藤さん…いつも……こんな!!)
 破瓜の痛みの残る肉体には応える苦痛。お腹の奥からギューギューと締めつけ、内臓が潰されそうだ。何よりも今度はお腹の中に直接…!
 「
処女のお尻……良いですぅ…わ♥♥♥♥」
 「テラジ♥
イッちゃえぇええええ♥♥♥♥♥
 激しいうねりが詩織の肉体を襲い、ペニスを搾り取られるかの様な感覚に歯を食い縛り、一気に白くて、甘美な果汁を少女の腸内に直接、放つ。
 「
死んじゃうぅぅぅぅ!!!!!!
 少女は内臓を焼き尽くされ、心の臓も肺もまっ白に染められるかの様に朦朧としながらも何とか保っていた意識も途切れて、ブラックアウトする…
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 「良いぃですわぁ♥」
 「
安藤……さぁ……
 日もすっかり暮れかけている海岸で少女達は交わり続けていた。
 「泳ぐ時間…なくなったけど……したい?」
 創世は白い蜜を滴らせ、愛液と破瓜の血で汚れた極太の肉棒をミルクでも飲む子猫の様にしゃぶる二人の少女を見下ろしている。
 「創世さん♥……してぇえ♥…創世さんの一物…下さいませ♥」
 お嬢様とは思えない言葉に引きながらも創世は詩織の頭を撫でる。
 「相変わらず、ゲスなおねだりだね♥似非お嬢様♥」
 創世に呆れられているにも拘らず、詩織はウフッと笑みを零し、ペニスにチュッチュッと口づける。おっぱいもお腹も汗と蜜に塗れ、お腹は先程よりも大きくなり、白いエキスを滲ませながら、肉棒も玉玉もプルップルッと揺れ動かす。お嬢様の皮すら被っていない淫婦である…
 「おねだり…してご覧?…素直にならないともうしてあげないから♥」
 リディアンの水着も剥ぎ取られ、創世と詩織の百合奴隷に堕ちた哀れな少女は拒絶しているハズなのに、創世の肉体を求めてしまう。お腹は妊娠でもしたかの様に膨らみ、胎内に創世と詩織の欲望に染まった白濁したマグマを孕み続けた事は想像に難くない。
 「
もう…意地悪しないでぇ……♥もっとぉ……」
 女の子とセックスするなんて、想像すらしていなかった少女の心は百合の色に染められ、もう立派にこちら側、百合の世界の住人である……
 「よくできました♥」
 創世の細くもドリブルやトレーニングで鍛えられた手で撫でられ、少女も嬉しそうに嬉しそうに身悶えする。エルフナインがくれたお薬の事をバラされる心配はないし、今後も遠慮なく、親しいおつき合いができるだろう。こうして、百合エッチの虜にした上で百合奴隷にまで堕としてやったのだから…
 (新たな被験体って事でエルフナインちゃんに紹介してあげようかな♥)
 創世は自らの肉棒に群がる少女二人を見ながら、先程まで、百合妊娠なんて信じさえしなかった少女に百合の禁忌を破らせる事を想いつき、黒い欲望を抱く。それが何れは禁忌でも何でもなくなる日が来る事を願って……
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