エディ

2012年に『Another』の見崎鳴×藤岡未咲の百合イラストを投稿してから、現在に至ります。

『戦姫絶唱シンフォギア』の百合同人誌も描いています。
ガリィ×月読調ちゃんのR-18ネタを中心に活動中。ミラアルクのガチ百合エッチ本も描きたいと思う今日この頃です。
シンフォギアカップリングはエルザ×月読調、立花響×月読調、ミラアルク×シンフォギア装者、安藤創世×寺島詩織、マイナーなカップリングばかり、推していますが、メジャーな暁切歌×月読調も大好きです!

そんな訳でよろしくお願いします。


◆好きなカップリング◆

■ Another
見崎鳴×藤岡未咲
金木杏子×松井亜紀
赤沢泉美×見崎鳴
赤沢泉美×杉浦多佳子

■ 戦姫絶唱シンフォギア
ガリィ×月読調
キャロル×月読調
暁切歌×月読調
立花響×月読調
エルザ×月読調
安藤創世×寺島詩織
ガリィ×ミカ
ファラ×ガリィ
ミラアルク×シンフォギア装者
キャロル×立花響
小日向未来×エルフナイン
シェム・ハ×小日向未来
シェム・ハ×立花響

■ サガ・スカーレットグレイス
ネエちゃん×ウルピナ
マリオン×ウルピナ
ウルピナ×ユリア
マリオン×パトリシア
クローバー×マリオン

■ ロマンシング・サガ/ミンサガ
シフ×アイシャ

■ ロマンシング・サガ2
緋色の女帝×キャット(シティシーフ)
緋色の女帝×ユキノ(忍者)

■ ロマンシング・サガ3
エレン×サラ

■ サガ・フロンティア
アセルス×白薔薇姫
アセルス×アニー
ライザ×アニー

■ サガ・フロンティア2
プルミエール×ジニー
ヌヴィエム×プルミエール

■ サガ2秘宝伝説(リメイク含む)
人間女×エスパーガール
エスパーガール×エスパーガール
人間女×人間女

■ 刀使ノ巫女
​衛藤可奈美×十条姫和
柳瀬舞衣×糸見沙耶香
古波蔵エレン×益子薫
獅童真希×此花寿々花
折神紫×燕結芽
衛藤可奈美×燕結芽
折神紫×十条姫和
衛藤可奈美×安桜美炎
十条篝×十条姫和
​岩倉早苗×十条姫和

■ 転生王女と天才令嬢の魔法革命
ユフィリア×アニス
ティルティ×アニス
アニス×イリア
レイニ×イリヤ
レイニ×ユフィリア

■ 私の推しは悪役令嬢。
レイ×クレア
ロレッタ×ピピ

■ ひきこまり吸血姫の悶々
ヴィル×コマリ
カレン陛下×コマリ
サクナ×コマリ
ミリセント×コマリ

投稿日:2023年10月07日 04:14    文字数:18,047

あたしのママは吸血鬼と百合奴隷♥

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「そんなにエロ可愛い格好で襲われても知らないぜ♥」の続編で響とミラアルクの間に娘が生まれました!幼い娘の前で響がミラアルクに犯されちゃうお話です!ふたなり要素があるので、苦手な方はご注意を!
響の想い人の未来も登場しますが、彼女にとっては色々と辛い結末になっています。
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 ノーブルレッドが秘かに再生を遂げてから数年、原罪より解き放たれた数少ない人間にして、ノーブルレッドの主となったシェム・ハを討ったシンフォギア装者、神殺しとも畏怖される少女、立花響の行方も依然不明のまま、悪戯に歳月だけが過ぎていった……
 「響…どこにいるの?」
 9月13日…主役のいないお誕生日から、幾年もの月日が流れたが、立花響の幼馴染にして、彼女でもある黒髪の女性、小日向未来は今も待ち続けている。最愛の恋人とケーキを食べて「生まれてきてくれて、ありがとう」とその想いを告げられる時を…
 「帰ってこないと…みんな食べちゃうよ……」
 イチゴと生クリームでデコレーションされたケーキ。傍らにはセロファンで包まれたカラフルな蠟燭もある。共に原罪から解き放たれた恋人がいつ戻ってきても良い様に、また、お腹を空かせて、戻ってくると信じながら、未来は夜空を見上げる。欠けた月が照らし出す町並み、響が仲間の歌姫達と守った世界はその爪痕を残しながらも少しずつ、傷を癒し、今も変わり続けていた……

 その身に奇跡を纏い、戦場でその切なくも力強い旋律を奏で、シェム・ハから、ユグドラシルの侵攻から世界を救った少女の行方、その結末は多くの者は知らぬまま、そして、それが彼女の最愛の想い人である未来にとって、最も幸いである事も…

 彼女が愛する少女は卑しき錆色、怪物と蔑まれ続けた吸血鬼ガールに囚われ、百合奴隷にまで堕ちていたのだから……

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 ノーブルレッドと呼ばれる人外の力を持つ女性だけで構成されたグループ。彼女らの根城は打ち捨てられた廃ビルに手を加えただけのみすぼらしいものだった。狭い面積に傷んだ家具を詰めただけの寝室と呼ぶにはあまりに粗末な小部屋からは今宵も淫靡な女性達の甘い喘ぎが漏れていた。そして、そんな陰湿な空間には場違いな幼さの残る子供の燥ぎ声も…
 「ミラアルクさまぁあぁ♥♥♥」
 「相変わらず、エッロい声で鳴きやがってぇぇえ♥♥♥」
 二人の女性がその豊満な身体を寄せ合い、鮮血で染まったかの様な赤いシーツの敷かれた寝台を軋ませていた。その傍らにいる幼い少女はゴスロリのコルセットを思わせる朱色の衣服で胸元やお臍の上あたりを隠していたが、それ以外は何もつけておらず、下半身はすっぽんぽんのまま、丸みを帯びた幼い恥丘を濡らし、高鳴る胸を押さえながら、交尾としか呼べない行為を見つめているのだった。
 「響ママの血…美味しそう♥」
 朽ちたテーブルに置かれたランプの淡い灯りに響ママと少女が呼ぶ女性の脂が乗った肉体が晒される。少女に母乳を与えた胸元の膨らみはプルンプルンッと暴れ、太陽の光を束ねた様な明るく茶色い髪が宙を泳ぐ。彼女の肉づきの良い身体に圧し掛かる蝙蝠の様な大きくて、肉と膜でできた不気味な翼をその背に生やした黒髪の女性、ミラアルク・クランシュトウンは容赦なく、その肌を毒々しく、紅く光る爪で切り裂いた傷口を舐り、甘美な鮮血を味わう。その漆黒の闇の様な髪も一房だけが紅く靡き、黒い髪に隠れた尖った耳は響の甘ったるい声や悲鳴とも取れる泣き声を聞く度に嬉しそうに蠢き、口元には獣の様な牙が覗き、汗が伝うムチムチの肉体にはタトゥーにも、呪文にも見える、不気味な紅い紋様が刻まれており、彼女が人外の存在である事を示している。
 「痛いぃぃ♥♥」
 ドロッと返り血で穢れた太い指がクレヴァスに呑み込まれ、傷口を舐られる度に喘ぐ女性が神殺しと呼ばれ、ノーブルレッドを怪物へと作り変えた、謂わば、彼女らの主であり、この世界に残る唯一の神と畏怖するに等しいシェム・ハをその拳と歌で打倒したシンフォギア装者、立花響、その人だった……
 「ミラアルク様……あたしの中に……入ってくみたいぃ♥♥」
 お腹の中にすごい圧迫感で入る指の感触に響は悩まし気に腰をくねらせ、その度に薄汚れた寝台がギシギシと鳴る。優しくも力強い旋律を歌う口からは締まりがなく、開き、卑猥な喘ぎを上げ、奇跡を纏っていると呼ぶに相応しいガングニールのギアを纏っていた肉体は子犬が付ける様な首輪以外は何も身に着けておらず、優しい顔立ちも戦いの時には強い眼光を宿していた瞳もその面影はなく、ミラアルクと契りを結んだ時に頬に焼きつけられた紅い刻印が痛々しい…
 「愛娘の前で恥ずかしいぜ♥うちの可愛いお嫁さん♥」
 彼女を捕らえたミラアルクの百合奴隷、そして、これは目の前の少女の母親である証でもあった。ミラアルクは響の胎内の心地良さに酔い、一房だけ不気味に紅く、靡く、闇色の髪、蝙蝠の様な翼をバタつかせ、響の血を吸い、獣の様な牙を覗かせ、血で染まった唇を舐め、その姿は御伽噺に出てくる吸血鬼の様…
 「ミラアルクママばっかり、響ママと遊んでズルい♥」
 ミラアルクに犯されている響に擦り寄ろうとする少女、大きな瞳が特徴の愛嬌ある顔立ちにふんわりとした茶色い髪からも立花響の血を色濃く継いでいる事が分かる。
 「ごめんだぜ♥響ママはうちにメロメロなんだから、もうちょっと我慢しろよな♥」
 ミラアルクは口元がヒクヒクしながらも人懐っこい笑顔を一人娘に向ける。
 「やだ!!響ママと遊ぶ♥ママのおっぱいと血をチュッチュッ……」
 「半端者の癖に響ママにばっかり纏わりつきやがって♥うちだって、お前のママだぜ?」
 ミラアルクのオパールを思わせる瞳が血走り、冷たい怒りと悪魔の様な残酷さを秘めた暗く、蒼い色を宿し、「お楽しみを邪魔するな」と言わんばかりに睨みつけると少女はその小さな身体を震わせながら、響ママの傍をそっと離れる。
 「それに忘れんなよ?うちが大好きな響ママを孕ませてやったから、お前は……」
 「
やめ……ッ!
 響は胎内にミラアルクの指を咥え込みながらも、伴侶である吸血鬼ガールの悪意の籠った告白を制止する。「響ママ」と呼んでくれる、乳を与えると温もりを求める様に小さな小さな身体を寄せてくれる、自分の血肉を分けた愛娘…
 ノーブルレッドとシンフォギアの歌姫とが交わった何よりの証だったとしても…
 人間と怪物の間でそれも女同士の交わりで産み落とされた生命の理から外れた邪悪な子であっても……
 「
それ以上……言わないで…!
 響は涙声で苦しいものを吐き出す様に続け、蕩けた表情でミラアルクにされるがままだった先程とは違う。まるで子供への想いが、母となったこのガングニールの歌姫に強い意思を与えたのかとミラアルクは獲物を見定める様な嗜虐心いっぱいの瞳を丸くするのだった。
 (女が女を強姦して生まれた、怪物と人間の合いの子だもんな…お前がどれだけ優しくしてやっても……)
 響の面影を残す少女には、小さいが蝙蝠を思わせる漆黒の翼を生やし、口元には、漫画に出てくる悪魔の様な牙が覗き、耳は絵本に出てくる妖精みたいに尖がり、ミラアルクと同じく、オパールを思わせる不思議な色の澄んだ瞳は見つめられると背筋がゾクゾクする何かを感じさせ、茶色い髪も響ママのお日様の様な鮮やかさはなく、薄汚れている様にさえ見える。一房だけ紅く光るのも、お腹や脚に紅い刻印が浮かび上がってきたのも、ミラアルクの人外の存在へと改造された彼女の力が目覚め始めているのか。どの道、人間の世界はこの蝙蝠の羽が生えた女の子を拒む事だろう。同じ血を引く、ミラアルクからも可愛がられてこそいるが「半端者」「合いの子」と笑われ、同じく、ノーブルレッドの一員のヴァネッサやエルザもミラアルクの子である事を承知でも人間の醜さを知る以上、ましてや、神殺しと呼ばれる歌姫の血が混じった少女と共に歩むなど、想像するだけでも吐き気がするのではないか…
 「言い過ぎたぜ…」
 ミラアルクはいつもの人を小バカにした様な声でありながらも、どこか優しい、気遣いすら感じる声色で響に囁くと頬の刻印にそっとキスをして、少女と目を合わせ「ごめん」とだけ呟いた。その沈黙も女性同士の淫乱な声にと痴態で程なくして、破られるのだった……

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 「ああぅぅぅいぃぃぃ♥♥♥♥」
 響は鮮血で染めた様なまっ赤なシーツを握り締め、その豊満な肉体を暴れさせる。ミラアルクにおっぱいを甘噛みされ、充血した乳首を優しく、ねちっこく、舐られ、腹部の傷に口づけていた血の付いた唇に触れられ、噛まれた乳房から滲み出た血を舐め取る様に味わい尽くされる。お腹に呑まれたミラアルクの鮮血を浴びた指がグリグリと捻じ込まれ、胎内で暴れる度に内臓が潰され、抉られるかの様な痛みがその熟れた肉体を襲う。
 「それにお前の腹…ん…なかぁ……温かいぜ♥」
 ミラアルクの毒々しいまでに紅いマニキュアの塗られた鋭い爪の先っぽに至るまで響の女性の胎内の温もりが伝わる。今まで、毒牙に掛けたどの女性や少女よりも熱く、鮮血で汚れたその指を少女よりも熟れているが、今までに抱いた成熟した女性よりも少し熟し切っていない肉がギューギューッと締め付け、ミラアルクの脳味噌を痺れさせる。オパールの様な不思議な色の瞳が蕩ける様に緩み、紅い刻印の浮かび上がった豊満な女体から熱い雫が滴り、心音も煩い程に鳴る。凌辱しているハズなのに、ミラアルクの方が呑まれている様にすら感じるのだから皮肉な話ではないか……
 「それにお前の血……熱々…で……甘くって…美味しいぜ♥」
 ミラアルクはパヴァリア光明結社の構想では伝説のヴァンパイアを思わせる存在に生まれ変わるハズだったが、研究が失敗に終わり、人でも、怪物でもない歪なものと化した。本来は御伽噺の吸血鬼の様に人の血を吸う必要はない。シェム・ハに「完全」な怪物に作り変えられてからは命を繋ぐ稀血をも必要としない今となっては尚更だ。彼女が女性や少女の生き血を欲するのは、毒牙に掛け、苦痛を与える為、その血で自身の醜い肉慾を満たし、喉を潤す為だった。その手でチャームして、百合奴隷へと堕とした神殺しの血は美酒の様にこの現世のヴァンパイアの歪み切った心を潤していくのだった。赤々とした鮮血が淀んだ空気の中で腐った様に茶色く、酸化していく様に……
 (響ママもミラアルクママも気持ち良さそう…)
 まだまだ、幼い女の子でありながらも少女は響とミラアルクの行為に釘付けになり、女性同士の性交が艶かしく、微温湯の中に漬かりながら、グズグズと身体が解れ、泥沼になっている事も承知で溺れてゆく、その気持ち良さに同調し始めていた。女の子の身体がどれだけ心地良いかも大好きなママ二人からも聞かされている以上、女性同士の愛に目覚めるのも必然だったのかも知れない。
 「子供の前で……恥ずかしいよぉ♥♥」
 愛娘の熱い眼差しが気になるのか、響は恥じらう。
 「うちはまだまだ足りないんだぜ♥♥」
 「いたぁぁああいいぃぃ♥♥♥」
 ミラアルクにガブッと肩を噛みつかれ、響は嫌がりながらも甘い苦痛に酔う。飛び散った鮮血が愛する娘の柔肌を穢すが、それすらも嬉しそうに少女はペロペロ子猫が毛繕いするみたいに舐める。
 「こいつもどーせお前みたいな淫乱エロ女か、うちみたいな鬼畜ガチレズになるんだぜ♥もっともっと見せつけてやるぜ♥♥♥」
 ミラアルクは口元を血でベトベトにしながら、愛する女性の肩に食いついた。母親が自分を孕ませたガチレズ吸血鬼に犯される光景、普通の子供であれば、一生忘れ得ぬ悪夢となるのだろうが、うっとりと嬉しそうに見つめるのは流石はミラアルクの血の成せる業か、百合奴隷から生まれたという事実もまた彼女を邪悪な吸血鬼と化すか、女性同士の行為の心地良さに溺れ、生きる為に少女や女性にその身を差し出すか、何れに転んでもどちらかのママの生き方を背負う形になるのだから、今から、情操教育も兼ねて、辱めを見せつけるのも良いかとミラアルクは嘲笑する。そして、少女もまたミラアルクと同じ様に自分を胎内で育んでくれた母親を、響のお日様みたいな笑顔が歪んでいくのにゾクゾクしていた。そして、この手で同じ様に辱めてやりたいとさえ…
 (母娘共々、可愛い百合奴隷だぜ♥)
 ミラアルクは娘に見せつけてやる様に傷ついた肩から血を啜って、再び、おっぱいをペロペロと舐りながら、胎内に挿入していないもう一方の手でお腹の傷を抉る。
 「お腹ぁぁああ♥♥♥」
 血肉を直接抉られる痛みと胎内を裂かれ、掻き混ぜられ、内臓をグジュグジュと弄られる苦しみ、二つの苦痛に苛まれながら、響はトロ顔で喘ぎ、口元から涎をボロボロ垂れる。女陰からは蜜を傷つけられた肌からはダラダラと血を流し続け、あらゆる体液で寝台は穢される…
 「痛かったか?舐めてやるぜ♥」
 おっぱいから徐々に徐々にミラアルクの責めが下の方へと移っていく。お臍の穴を撫で上げながら、傷ついたお腹へと達し、優しく優しく、舐られて、響はビクンビクンと弛緩し、お腹の奥を弄られる圧迫される感覚と甘い苦痛とが蕩ける合う様に響を侵し、蝕んでいき、絶頂を迎えるのだった。
 「ああぁぁああぁあああ♥♥♥♥♥」
 優しくも力強い歌とは程遠い、雌猫が甘える様な品のない声を上げながら、響は胎内で混ぜられた熱い熱い蜜を吐き出した。ズルリと引き抜かれたミラアルクの指はに纏わりつき、血液と混ざり合いながら、寝台へと落ちてゆく。
 「下のお口がだらしねえぞ♥」
 ミラアルクはお腹の傷への責めをやめ、恥丘にキスをしてから灼熱の蜜を放出したばかりの女陰に口づける。
 「やめてとめてやめてとめて♥♥♥」
 ミラアルクに舐られ、体内を味わい尽くされる様に責められ、響は嬉しそうに腰をくねらせる。おっぱいがプルンプルンっと暴れ、少女の網膜に焼きつけるのだった。ミラアルクは頬を薄っすら染めるに留まらず、まるで熱に中てられた様にまっ赤になり、ニュルニュルと長い舌を女性器に絡みつかせる様に奥へ奥へと浸食すしていく。悪魔の様に嗜虐心に溢れ、醜く歪んだ顔を一人娘に見せてやれないのが、少し惜しいとすら思えた…
 「やめられ……る訳……ぇ…ねえぇ……ぜ♥」
 お姫様のドレスを思わせる愛らしさと鋼鉄の鎧の様なメカパーツの合わさった身に纏う結界とさえ呼ぶべき、ギアに守られていた少女の肉体、その中がこんなにも温かく、心地良いだなんて、大人の女性に羽化した事でより熟成しているとさえ感じる。身に纏う結界にして、ノイズをも砕く呪わしい力を御するその身体に流れる血はどんな美酒にも負けない程に美味だが、愛液と呼ばれる胎内から溢れるそれは甘美な体液でねっとりと舌にも、鼻孔にも纏わりつく香しい蜜の様…歌姫の熱い血潮よりも優しく、ミラアルクの血でベットリと汚れ、貼り付いた喉を癒していく。雌の匂いとも呼べる臭気が鼻孔を突くが、それさえも先程までの血生臭さに比べれば、花の香りの様にさえ思える。
 「ミラアルク様ぁぁあ♥♥♥」
 お腹の中を弄られる擽ったさに耐え切れず、腿をガッシリとホールドされたままで響の豊満な肉体がバウンドし、二度目の絶頂を迎える。愛娘の目の前でえへえへと笑いながら、汚濁した炎を胎内から吐き出し、ミラアルクの顔に直接浴びせる。
 「響ママぁぁ♥♥♥」
 大好きなママの乱れた姿、辱められているハズなのに、蝙蝠の羽を生やした少女のハートはドクドクンッとときめくのを感じ、ジュクジュクと女陰から蜜が溢れる。
 「響ママのラブジュース♥もっと飲みてえぜ♥」
 ミラアルクは果てたばかりの可愛い百合奴隷の腿を掴むと力尽くでひっくり返す。その手の趣向の持ち主からはまんぐり返しなどと呼ばれる姿勢にされた響のムッチリと肉のついた恥丘に食らいつく。蜜をドボドボ零すクレヴァスを舌で穿ち、女性器を擽るとお尻の穴がヒクヒクと疼く。
 「可愛いヒップ♥いっただきまぁあす♥♥」
 ムチムチに肉のついたお尻をよく揶揄われた響だが、ミラアルクに食らいつかれると涙を零しながら足掻く、それは可愛くて仕方ない性悪な吸血鬼はお尻を解し、その螺旋状の穴を弄るのが百合エッチの楽しみの一つとなっている。ヒクヒクッと蠢くアヌスをチロチロと舌で舐られ、窄まっても涎を落とされ、その度に身体が痙攣する。
 「お尻だけは……いやぁあ……」
 女性同士とはいえ、排泄の為の穴を弄られるのは恥ずかしいのだろう。何よりもお尻の穴を解すのはこのあとの百合夫婦の営みに必須のイベントの下準備でもあるのだから…
 「お前の尻……最高♥♥」
 お尻の穴を刺激していたヌルヌルの蛭の様な感触が体内の奥深くへと潜り込んでくる。
 「
おしりぃぃぃぃ♥♥♥♥
 恥ずかしくても、子供の前でも、ミラアルクの愛撫には抗えない。こんな堕ちた歌姫の姿など、最愛の恋人には、見せられないだろう。あの未来もショックで泣きじゃくり、千年の恋さえも冷めてしまうのは間違いない。お尻の穴に口づけて、存分にお腹の裏側を味わい、蹂躙するとチュポンッと舌を引き抜くとミラアルクは舌舐めずりをする。
 「あれできるよな?響ママ♥」
 「
う……うん♥
 怪物と人間という違いをも超えて、結ばれた女性達は女性同士の性行為だからこそできる交わりを娘に見せつけようとしていた。

3 / 7
4 / 7

 ミラアルクと響はお互いに抱き合いながら、舌を絡ませ合い、熱い吐息を浴びせ、豊満な身体は豊満な肉体の温もりに触れ、止めどなく、汗の雫がダラダラと零れ落ちる。
 「いくよ♥」
 「良いぜ♥」
 吸血鬼ガールと堕ちた歌姫は示し合わせた様に口づけから解放する。響は両脚を広げ、ジュクジュクのドロドロになった女陰を晒し、ミラアルクを迎え入れる。本来は最愛の女性にだけ身体を許す行為、それが醜い愛情と肉慾に染まった悪魔の様にゾッとする冷たさすら感じる怪物の前で恥ずかしげもなくする程に響の心は闇に堕ちていた……
 「きゃあっ♥」
 響の血と愛液で汚れたムチムチの身体とミラアルクの不気味な紋様が刻まれた豊満な肉体とが触れ、熟れた女陰同士が口づけ合う。女性器同士のキス、女性同士だからこそできる性交渉に一人娘は思わず、声を上げる。局部と局部とはぶつかり合う様も蕩ける様な顔で紅潮するママ二人の姿からも眼が離せない…!
 「ああっ!!!ああぅぅぅぅうう♥♥♥♥♥」
 「響ぃいぃぃいい♥♥♥♥♥」
 女陰と女陰とが口づけ合い、濃厚な蜜が混ざり合い、紅いシーツに大きな染みを作る。女性の肉体はどうして、こうも心地良いのか、背徳的な行為と知りながらも止められない、そう思う事すらなく、本能がお互いの肉体を求める。肉付きの良い豊満な身体の心地良さと心音が伝わり合い、全身が熱くなり、火照った肌からは汗が噴き出す。
 (何度、犯っても可愛く可愛くって♥♥♥)
 ミラアルクはギリギリと獣の様な牙を食い縛り、額に貼り付く、黒髪さえも気にならない程に必死に腰を振る。漆黒の翼はもう激しく、バサバサと忙しなく動かされ、百合奴隷の一人でしかないハズの女性との行為に溺れているのが、彼女の娘の眼から見ても明らかだった。そして、響もそれを承知で甘える様にトロンとした瞳でミラアルクのオパールの様に輝きを湛えた瞳を見つめ、ガタイのあるミラアルクの身体に腕を絡ませる。
 「ま…たぁ……甘えてきやがって…お前は本当に可愛く…て…淫乱で悪い子だぜ♥」
 ミラアルクはギューッと抱き締め返し、股間と股間から伝わる熱にその身を焦がされる。囚われたばかりの頃は手籠めにされ、泣いて嫌がりながらもミラアルクの誘惑にジワジワと心を侵食され、次第に最愛の恋人への想いと戦わせながらもミラアルクの手で堕ち、少女の未熟な肉体で子猫の様に甘えてくる様になり、大人になり、怪物の血を引く子を孕んでからはその熟れた肉体でミラアルクを誘う。何度抱いても、違った趣があり、今の歪んだ情愛で壊された響が一番、お気に召していた…
 「ミラアルクしゃぁぁあまあぁああ♥♥♥♥」
 響は締まりのない顔で涎を垂らしながら、四肢をミラアルクの肉づきが良く、ガタイのある肉体に絡ませる。大しゅきホールドの姿勢のままでミラアルクにぶつかり、ミラアルクも身体に絡みつく響の肉体に包まれる快感に喘ぎ、狂いながらもガンガン腰を振る。心臓が激しく、脈打ち、お腹の奥で蜜が燃え滾り、濁り切った炎となって、彼女らを胎内から焼き尽くそうとしている。
 「響ママ♥♥ミラアルクママ♥♥♥」
 少女は息を荒くしたまま紅く光る爪の生え揃った指を徐に幼い女陰に向ける。未熟な女性器が疼き、それを慰める。自慰など、教えたハズはないのに、本能的にそれを誓いしているのだろうか…
 「いくぜぇ♥♥♥♥♥♥」
 「イッちゃぇぇえええ♥♥♥ハートの全部でぇぇぇえ♥♥♥♥」
 響はとミラアルクは甘える様な、そして、愛する雌を求めるケダモノの咆哮の様にも聞こえる声を張り上げながら、絶頂を迎える。熟れた女陰から放たれた灼熱の蜜は濁り切った炎となって、豊満な女性の身体を毒しまがら、燃え上がってゆく……
 「ああぁぁ♥♥♥」
 ママとママとの交尾、濁り切った一閃が少女の網膜を焼く。お漏らしでもしたみたいに少女の女陰は卑猥な蜜を滴らせ、シーツを染め上げてゆく。

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 雌の匂いと熱気が噎せ返る様なコンクリートに囲まれた無機質で窮屈な空間。二人の女性は汗と蜜でベトベトのまま、寝台で寄り添う。その傍らでは、彼女らの愛の結晶たる少女が丸っこい顔にピース、ミラアルクママの決めポーズ「レッズデース」をしながら、コロコロと笑い、力なく、微笑みながら響が少女のくすんだ茶色の髪を撫でる。
 (そいつばっかり構って…妬いちゃうぜ……)
 ミラアルクは響の血潮を浴びた指を愛おしむ様に舐りながら、その手で孕ませた嫁と一人娘を見やる。身体が切り裂かれ、先程まで、乱れていたのに、もうすっかりお母さんの顔をしている。誰よりも強く、真っ直ぐに戦場を駆け抜けた少女の面影を残しながらも…

Z
 「響ママ…痛いの?お顔のそれも……」
 少女は上目遣いで母親に問いかける。怪物と人間の混血児だというのに、いつも、笑いかけてくれる、その手で抱いて、乳を与えてくれた、そんな響ママがたまに向ける悲しそうな表情。本当は微笑んでいるハズなのに、愁いを帯びた瞳で見つめられると少女の小さな胸も締め付けられる。
 (今でも、疼くんだよね…この子のお母さん…そして…ミラアルク様の百合奴隷の証…)
 響の頬に浮かび上がってきた不気味な焼き印を思わせる紅い紋様。お腹の中に小さな生命の吐息を感じた頃、頬に刻まれた紋様が血を吸ったみたいに毒々しく、より濃く、紅くなり、火傷でもしたみたいに熱さと激痛に悶え苦しんだ。
 熱した鉄で焼き印をされた様に…
 それは決して、消える事のない奴隷の烙印の様に響の心を蝕み、今でも、時々、この刻印が火傷の様に痛み、そっと触れると仄かに熱を感じる…
 「そいつはうちと響ママが両想いの何よりの証拠なんだぜ♥痛い訳ないよな?」
 それはミラアルクの言葉通り、百合奴隷に堕ち、彼女の子を孕める様に肉体改造された紛れもない証だった。ほんのりと痛みの走るほっぺを摩りながら、響は力なく、微笑む。
 「
うん…
 響の頬に走る痛みと百合奴隷として、闇が堕ちているのを承知でミラアルクは「そうだろう!そうだろう!」と満面の笑みを浮かべる。
 「へいきへっちゃら…それにミラアルク様に血を吸われて、抱いてもらって…幸せだよ♥」
 ギアを纏う事はできても、ミラアルク達、ノーブルレッドと戦えるだけの力は身も心も弱り、病んだ歌しか歌えない響にはもうないだろう。ノーブルレッドの呪縛から逃れたとしても、ミラアルクの百合奴隷の証である醜く悍ましい刻印が焼きついた顔で未来のもとには戻れない。ましてや、ミラアルクの、人外との間に生まれた子を抱いたまま、帰れるものか。愛娘は何れ、隔離されるか、ノーブルレッドの末席とされ、闇に葬られる…
 (この子は誰かと手を繋ぎたいだけなのに…!私しか繋いであげられないから!!)
 響の頬を涙が伝い、雫の降れた醜く紅い紋様がまた疼く…
 「響ママ…?大丈夫?」
 俯くばかりの響を心配して、少女が覗き込む。響がこくりと頷くとニッコリと少女は笑みを浮かべる。
 「じゃあ、今度はあたしが響ママの血を吸って♥うーんっと気持ち良くしてあげる♥」
 「え?……えぇ!?」
 響は驚く間もなく、その唇を小さな少女の唇が重なる。初めてのキスだというのに、響の舌を絡めながら、蕩ける接吻を交わし、じっくりとじっくりと味わう。
 「やめぇえ……」
 響はその淀んでしまった瞳から涙を零しながら、愛娘に懇願する。響の面影を残す無垢な笑顔は鳴りを潜め、キスから解放された響の瞳に映るのは、ミラアルクの邪悪さを確かに抱擁した茶色い髪を靡かせた小悪魔の嘲笑だった。漆黒の翼もパタパタとはためかせ、それはまるで本物の悪魔の様だった…
 「ミラアルクママとエッチな事ばっかしてズルい♥いつも見てたんだよ?」
 まるでミラアルクに詰られている様に響の心臓が委縮するのを感じる。
 「この手で響ママを犯してやるって♥」
 死刑宣告に等しい一言に響の心臓が激しく、ゴングを打つ。どれだけ優しくしても、響の血を色濃く継いでいるものの、この子はミラアルクの血が脈々と流れているのだ。
 「甘えて♥ミラアルクママと遊んでる時みたいに♥」
 愛娘が響に迫る様にミラアルクは燥ぎだす。
 「大好きなママが目の前で犯されても怖がるどころか、虐めたくて虐めたくて仕方ないのか…流石はうちの娘だぜ♥」
 「ミラアルクママ♥」
 響ママを孕ませたもう一人のママにようやく認められた、心と血の繋がりもこんなにも感じられるなんて!少女はほっぺを紅く染める。
 (女同士で子作り、人間と怪物のハーフ、こいつは自分の生まれに悩んで、苛んで、うちと同じか、それ以上に邪悪なレディに育つぜ♥)
 響に似たこの少女はこのまま成長すれば、ミラアルクの様にその背に生やした漆黒の翼を羽ばたかせ、少女を浚っては、邪眼で誘惑して、犯し、弄ぶ事だろう。十年待たずにはぐれ錬金術師と蔑視される輩やヴァネッサやエルザにも嫌悪され、人間の仲間にもなれないこの哀れな吸血鬼はお日様みたいな明るい髪を靡かせながら、罪もない少女達を毒牙に掛け、その儚い命を次々に散らしてゆく事だろう…
 (うちらを卑しき錆色と蔑んだ錬金術師も、怪物と怖がる人間共もこいつの牙に掛かって…)
 それはミラアルクにとっても復讐だったのかも知れない。この少女の苦悩を、かつて、自分達が味わった地獄を撒き散らしてやれる…その日を想像するだけでも、ゲスな笑いが止まらない。
 「おっぱいぃぃ♥♥」
 少女は赤ちゃんだった時の様に響のおっぱいに口づけ、カプッと甘噛みして。舐り、響の反応を愉しむ。
 「ちょっとぉ!!」
 赤ちゃんの頃はただただ母親の温もりを求め、母乳を吸う為に食らいついていただけだったが、恥じらい、快感に喘ぐ、響の反応を愉しみながらも重厚なおっぱいの柔らかさと温もりにうっとりと酔う。眉を顰めながらも振り払おうとする響の手をミラアルクの手が押さえ、手首に毒々しいまでに紅い爪を立てられる…
 「大人しくしてな♥響ママ♥」
 ミラアルクが牙を見せながら、ニィーッと笑い、響の腕を掴んだまま、仰向けに倒させる。彼女の邪眼が一瞬ではあるが、響のドロンと淀んだ瞳と合う。
 「ミラアルクさ……やめぇ……いぃぃ!!」
 「ママなら、可愛い娘にお乳あげるもんだろ?だからその血肉もやるんだよ♥」
 ミラアルクに両手をガッチリホールドされたまま、転がされた響のお腹の傷の優しく、舐りながら、少女は口の周りを紅く染めながら、血で喉を潤す。鉄臭い血の匂いですらも香しい花の様にさえ感じ、おっぱい責めとは別の愉悦感に浸る。
 「うぐぅぅう!!!!」
 傷をさらにその紅く光る爪で抉られ、広げられ、恥丘にも新たな傷が刻まれ、血飛沫が少女の顔を汚す。響ママの悲鳴を自分が上げさせていると思うとドクドクッと心臓が鳴り、股間が疼いてくる。
 「ママ…おいしぃ♥」
 子犬がミルクを舐める様に母親のお腹から溢れる鮮血を喉に流し込み、少女はにんまりと笑う。まるで幼い子供がアルコール度数が強い酒を飲み干したかの様に恍惚とした表情で血の混じった唾液を零しながら、えへえへと笑う。幼い柔肌が火照り、汗の雫もポタポタと熟れた母親の肉体に零れ落ちてゆく……
 「……もう…やめて…」
 響は幼い娘の名を呼び、止めようとするも少女はうっとりと女性の血と辱められる涙と怯えに酔う。母親が吸血鬼のママに犯されているのを目の当たりにして、興奮する、そんな捻じ曲がった性癖があるのだから、母親の身体を弄び、辱めるのに無上の悦びを感じるのも、無理はないのかも知れない。娘が自分を奴隷にした吸血鬼の色に染まろうとしている、今にこの少女に喰らわれ…歌も命も尽き…彼女の手で自分と同じ目に遭う少女や女性が後を絶たなくなるのだろうか。そう思うと震えが止まらないが、それでも声を振り絞り、娘に問いかける。
 「きゃはは♥響ママ♥可愛い♥」
 体内に流れるミラアルクの血が騒ぎ、少女の漆黒の翼がバサバサと動き、皮と膜でできた不格好な黒々とした翼に赤黒い血管が巡る。小さな女の子ではあっても怪物の血が目覚め、ミラアルクと同じく、女性と少女の生き血を求める邪悪な存在へと変わろうとしている。
 「響ママを虐めた悪い子達もそいつの子供もみーんな可愛がってあげるね♥」
 ミラアルクから拷問倶楽部に連れ去られ、ガチ百合に調教された話を聞かされた時、響もかつて、ツヴァイウィングのライブの時以来、周囲から好奇の目で晒され、学校で酷い虐めに遭い、父親も失踪して、実家も滅茶苦茶に荒らされた、過去の辛い話を苦しいものを吐き出す様に語った。その時はいつもは響を玩具にしているミラアルクも意地悪な笑いや咳払い一つせずに寄り添い、ずっと聞いていた。お腹の中にいる我が子を愛おしみ、そっと膨らんだお腹を撫で、胎内の息遣いや温もりもずっと今でも覚えている。まさか、あの時、この少女も聞いていたか、何かを感じ取ったか、そして、響の心の傷を痛みを感じたのかも知れない…
 「ダメだよ!そんな…!!うぅぅう!!!」
 響の訴えはミラアルクに爪を食い込まされ、遮られ、唇もミラアルクの血生臭いお口で塞がれる。
 「良いんだよ?あたしはママが大好きだもん♥響ママを虐めて、ミラアルクママをお化け扱いする奴らなんてみーんな!!!」
 牙を剥き、笑ってる様な激怒している様な乱れぶり。この子がもし、響を虐めた者達と出会ったら何をするか…。バラバラにされた血肉の塊、生き血を吸われながら、犯されながら骨までしゃぶられる女性や少女、百合奴隷にされ、この少女の様に邪悪な怪物へと育てられる幼い少女達の姿が響の瞳に浮かぶが、それすらもミラアルクに流し込まれた唾液を喉に流し込まれている内に霧の彼方に消える様にぼやけてゆく……
 「ちょっとやり過ぎたか?」
 虚ろな人形の様な表情になった響をクックッと笑いながら、ミラアルクは見つめる。
 「響ママのお股ぁぁ♥♥」
 初めて、舐める女性の陰部はとても温かく、溢れる蜜はどれだけ口にしても飽きない。少女が女性のそれも母親の股を見て、自分の股間を濡らし、執拗に執拗に舐め続けている論理感も何もない光景。ガチ百合が支配する歪み切った世界…ミラアルクはそれを心地良く思うばかりか、嬉しそうに高笑いさえする。
 「でも、そろそろ活を入れてやらなきゃなぁあ♥」
 響が娘の顔に愛液を吐き出すのを見届けてから、ミラアルクはお臍の辺りに刻まれた紋様に指を滑らせる。
 「今、眼を覚まさせてやるぜ♥響ママ♥♥」
 ドクンドクンッと心臓が高鳴り、口元からも血が滲み、身体中の肉がボコボコッと泡立つ様に蠢くとミラアルクの下半身に集まり、円筒形の肉の塊を形作る。それは彼女らの娘も見たくて仕方ない「もの」だった……

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 「ミラアルク様…」
 ミラアルクの邪眼で頭の中がすっかり蕩けた響は這いつくばる様な姿勢で赤黒い肉の塊を舐っていた…
 「うめえか?うちのナニは♥」
 ミラアルクが「ナニ」と呼ぶ通り、それは本来は女性の肉体には生えていない赤黒い肉の棒「男根」「男性器」「一物」と呼ばれるもの。それもビール瓶みたいに極太で黒々とした筋が血管の様に巡っているグロテスクな物体…
 「良いぜ…喉の奥でもっと扱けよ♥」
 響に咥えられた肉棒、愛する女性の口内で温められたそれは火の粉の様に白い飛沫を上げて、響も受ける度にクッと眉を顰め、口元からもタラタラと白い果汁を垂らす。女性が女性にフェラチオをする百合の禁忌にも触れた背徳的な性交、遠目からでも興奮を抑えられないというのに、今は少女の眼の前で行われているのだ。耳までまっ赤になり、凝視する。いつかは自分もしてみたいとさえ…
 「響ぃぃ♥♥」
 肉の棒がビクンッと大きく脈打ち、白い炎を響のお口の中に吐きかける。ウグッと呻く声でスイッチが押されたのか、ミラアルクは力尽くでグイッと響の髪を掴み、男根を喉の奥まで押し込んだ。
 「うぐぅぅぅ!!!!うぅぅうう♥♥♥」
 息苦しそうな声が甘い苦痛に変わった様に甘ったるいものに変わる。あれだけ嫌がっていたハズなのに、ミラアルクに心を乱され、誘惑され、姦淫に溺れ、浸食されていたその心がさらにグズグズと崩れ落ちてゆくのが痛ましい。そんな可愛い百合奴隷をミラアルクは愛しくて仕方ないのだが、それは先程まで、母親を犯していた蝙蝠の女の子も同じだった。
 「響ママ♥可愛い♥♥」
 「へへっ♥♥嫌な訳ないよな?ちゃーんと扱いてくれるおかげで…うちも♥」
 ミラアルクは頬を紅潮させ、歯をクッと食い縛る。響の口が窄まり、熱くて、芯のある肉棒から放たれた白い炎に喉の奥を焼かれ、燦々と涙を流しながら、嘔吐してしまう。
 「うわぁぁあ……げぇえ!!…げえぇぇええ!!」
 喉の奥へと流し込んだ白蜜を戻してしまい、紅いシーツは汚濁した染みができる。
 「娘の前でげえげえしやがって!恥ずかしい奴だぜ♥」
 熱くて、粘っこい白濁したマグマがまだ口の中に絡みつき、響の頭の中までまっ白に染め上げてゆく…
 「罰として♥」
 ミラアルクは腹這いの姿勢の響の背中に圧し掛かり、その肉づきの良いお尻に白い蜜が纏わりついた肉の剣を押し込んだ。
 「いたぁああぁあぃぃぃいい♥♥♥♥」
 響は寝台を軋ませながら、暴れるもミラアルクに抑え込まれ、お尻の穴に根元まで男根を挿入された状態では、逃げる事も振り解く事もままならず、ミラアルクの責めをただ受け入れるしかなかった。ミラアルクがおっぱいを震わせ、翼をバタバタと羽ばたかせ、腰を振る度にお腹の中を抉られる圧迫感と激痛が響を襲う。
 「響ぃぃぃ♥♥♥可愛ぃぃぃぃ♥♥♥」
 ミラアルクが口元から飛沫を上げ、汗を迸らせながら、お尻を抉る度に響は骨が軋み、肉が裂ける痛みに悶えながら、四つん這いのままで豊満な肉体をジタバタと暴れさせ、おっぱいをプルンプルンッと震わせる。
 「女にケツ掘られて、喘いでる淫乱がママだなんて笑わせるぜ♥」
 ミラアルクの下卑た暴言に一人娘は顔をまっ赤にする。
 「響ママをバカにしないで!!!」
 大きな瞳に涙を浮かべ、ほっぺを膨らませている響に似た娘にケラケラと笑いながら「ごめんなんだぜ♥」と茶目っ気たっぷりに謝る。無理矢理に肛門を押し広げられ、肉のついたお尻もミラアルクに立てられた爪で血が滲んでいる。
 「うちはガチレズだけど、同じガングニールでも、マリア様よりもお前のが好みだぜ♥」
 「本当?」
 体内のガングニールの欠片がシェンショウジンで綺麗に溶かされてから、マリア・カデンツァヴナ・イヴから託される形で彼女が所有していたガングニールのギアを纏う事になった響だが、あの黒くて、大人の魅力を振り撒く、悪役然とした姿に畏怖する一方で憧れ、恋焦がれさえした程だ。そうでなくても、マリアのムッチリと肉がつき、戦闘訓練を積んだ、ガタイのある肉体と比べれば、自分はお子様なのだと何度、落ち込んだ事か…
 「ああっ♥嘘じゃないぜ♥マリア様とするよりもお前のケツでしたいぜ♥」
 告白というにはあまりに品が無さすぎるが、響は涎を垂らしながら、感涙する。
 「ミラアルクさまぁぁああああ♥♥♥♥」
 「出すぜぇぇええ♥♥♥♥お前のケツにぃぃぃぃ♥♥♥♥」
 直接、お腹の中に白濁したマグマを流し込まれ、響は猫の様に伸びをしながら、その熱さに身震いをする。お尻からゴボッと噴き出した白い蜜がタラタラと局部に伝い、紅いシーツに落ちてゆくのだった。ズルリと肉棒を引き抜くと内臓を引き摺り出される様な感触に呻き、崩れ落ち、ハアハアと荒い息遣いで寝台に突っ伏しる。少女もトリップして、白い蜜の絡まった赤黒い肉棒と白い蜜と繋がった響のお尻とを交互に見入る。
 「お前……妹がほしくねえか?」
 ミラアルクはニィーッと笑い、顎にピースした指を当てる。これから目の前の女性を犯すというサインでもあるが、今回はそれとはまた違った意図も見え隠れしていた。
 「うん♥妹ができたら、あたしがうーんっと可愛がってあげるんだ♥」
 少女の満面の笑み。それは響の無邪気な笑顔でなく、少女をこの手で喰らいたいと望む、女の子の姿をした怪物そのものだった。そんな一人娘に血脈も心も繋がったと感じ、ミラアルクはウインクしてみせる。娘の望みを叶えるついでに道連れは身内でも、まっ赤な他人であっても、一人でも多い方が良いのだと…
 「もう一回な♥」
 ミラアルクに仰向けにされ、覆い被され、すっかり頭の中が蕩けた響は「うん」と頷いて見せる。誘惑された頭であんなにも大胆な愛の告白をされたのだ、もう、愛する吸血鬼ガールに逆らう理由はない。ミラアルクは嬉しさのあまり、もう勃起した男性器からミルクの様な液体を滴らせている程だ。
 「熱いぃ♥」
 ミラアルクの一物が響の女陰に触れ、クレヴァスの付近を擽り、乳首と乳首とがキスをする度に上半身がじんわりと熱くなる。お互いの鼓動も聞こえてくる様だ。それだけでも充分に心地良いと響は感じるもその沈黙はすぐに破られる。
 「響ぃぃぃぃぃ♥♥♥♥♥」
 「ミラアルクしゃぁぁああまぁあああ♥♥♥♥♥」
 ケダモノの様な叫びが無機質な部屋の淀んだ空気を切り裂く。熱せられ、融けた金属がお腹の中に流し込まれた様な痛みと熱さに響の胎内が疼き、子宮が締め付けられる感覚に襲われる。ミラアルクもまんぐり返しにした響の身体に圧し掛かり、種付けプレスをお見舞いしてやると両脚をバタつかせながら、響はしっかりとミラアルクの豊満な肉体に縋る。二人の女性が、人間と怪物とが、女同士の愛情と異端技術を通し、一つに繋がる奇跡…そんな言葉では片づけられない呪わしい力が作用している様にも思えるが、響にもミラアルクにもそんな事は関係はなかった。
 「良いぃぃぃぜぇえ♥♥♥神殺しちゃぁあぁああん♥♥♥」
 神殺しと恐れていたシンフォギアの歌姫をこの手で蹂躙し、征服した心地良さ、何よりもこんなに可愛くて、脆い女性だった響を前にムクムクと湧き上がる肉慾と嗜虐心は留まる事を知らずに穢し続ける。パンパンッと肉と肉とがぶつかり合う卑猥な音が妙なるメロディの様にすら思え、全体重を掛け、豊満な身体で響を圧し潰す。おっぱいとおっぱいとが触れ合いながら、お互いの愛液を交換し合う様に心音を聞き合う……
 「心臓ドクドクいってるぅ♥」
 「お前こそ♥」
 響は大しゅきホールドのままで嬉しそうに腰を振り続け、お腹を抉る肉の棒の熱さに身震いしながらも悦びの声を上げる。肉の剣が子宮を突く度に胎内に滾る蜜がミラアルクを内側から包み込み、全身の血が沸騰する様な熱さの中で果てようとしていた。
 「いくぜぇぇぇええええ♥♥♥♥」
 「ミラアルクさまぁぁ……想いぃぃ♥……受け止めるよぉぉ♥♥♥」
 二人の女性は先の行為で響が口走った言葉を連呼するかの如く、吐き出す。
 「「
ハートの全部でぇぇえええ♥♥♥♥♥♥」」
 SONGとノーブルレッド、敵と味方に分かれていた二人の女性が繋がった一瞬だった。ベッドが大きく軋み、白濁した炎が放たれ、思考さえも焼き尽くしていく…

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 意識が堕ちた響の傍らで小さな女の子が翼をパタパタさせながら、ミラアルクの臭気漂う肉棒に口づけ、しゃぶっていた。生まれて初めてのフェラチオに頬をポーッと染めながら、喉の奥から込み上げる酸っぱい何かと戦いながらも女性の肉体を味わう。
 (響ママ……お腹に…女の子がいる……)
 少女はチラッと大好きな響ママの方に眼をやる。豊満な響の肉体、お腹が不自然なまでにボコンッと膨れ上がっている。人間と怪物の間に生まれたが故に通じ合うのか、少女は大好きな響ママのお腹の中に新しい命が宿っているのを本能的に感じ取っていた……
 「おやっ♥またお口がお留守だぜ?」
 ミラアルクは嘲る様に少女を見つめる。肉慾がまだまだ治まらない吸血鬼ガールは自分の娘まで犯したのだ。膨らんでもいないおっぱい、ポコッと膨らんだお腹や幼く丸みを帯びた恥丘までも、舐り尽くし、クレヴァスも舌先でチョンチョンッと触れてやった。お尻の穴はその太い指でしっかり押し広げられ、抉られる際に出血したからか、足の付け根からは血の雫が滴る。
 「処女は勘弁してやるぜ♥」
 幼い娘にお口で奉仕してもらい、ビクビクと脈打つ肉棒を慰める為、ミラアルクは少女の腿を掴み、持ち上げる格好でその逞しい肉の剣を女陰に宛がった。小さな女の子の身体には到底収まらないであろう極太の肉棒に少女は涎を零しながら、心酔してしまう。
 「ママに犯されちゃうぅ♥♥♥」
 少女は腰をくねらせながら、キャッキャッと燥ぐ。
 「大丈夫♥言っただろ?処女は勘弁してやるってさ♥」
 ミラアルクは太い肉棒をその丸みを帯びた幼い女陰に擦りながら、小さなクレヴァスに触れる。下半身に走る生々しい感触と熱さに少女は思わず、呻き、ミラアルクもつられて、腰を動かし、少女の小さな身体を上下に譲った。刺激されて、肉棒が触れる度に少女は甘い声で鳴く……
 「ロリの股も良いんだぜ♥♥♥」
 「ママの浮気者ぉぉ♥♥♥」
 母娘でイチャつきながら、絶頂を迎え、ミラアルクは極太の肉棒から白濁した炎を吐き出して、少女の幼い身体を染め上げてゆく。
 「うぅぅぅぅ♥♥♥♥」
 小さなクレヴァスであっても体内に僅かにも潜り込む、それほどまでに濃厚なミラアルクの蜜をその身に受け、少女の精神が狂わぬハズはなく、それから、ずっとミラアルクとの行為に溺れていったのだった……

 原罪から解き放たれた少女と卑しき錆色と嘲られ、怪物と忌み嫌われた女性との間に生まれた少女……
 その幼い少女が響ママとミラアルクママと交わった夜から十年…

 お日様の光を束ねた様な美しい茶色い髪の少女が蝙蝠の様な禍々しい漆黒の翼で夜空を舞い、少女を捕らえては誘惑して、その血を啜り、犯し、何人もその手に掛ける事件が世を震撼させた…
 小日向未来が目にした少女…百合奴隷に堕とした女の子を可愛がるその少女はオパールを思わせる綺麗な瞳でありながら、獲物を狙う猫の様に愛らしくも鋭い、残忍ささえ感じられるものだったが、その顔立ちから…想い人である立花響の面影を見た様な気がした……
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あたしのママは吸血鬼と百合奴隷♥

キーワードタグ 戦姫絶唱シンフォギア  ミラアルク  立花響  人外×人間  ふたなり  小日向未来  NTR  百合妊娠  R18 
作品の説明 「そんなにエロ可愛い格好で襲われても知らないぜ♥」の続編で響とミラアルクの間に娘が生まれました!幼い娘の前で響がミラアルクに犯されちゃうお話です!ふたなり要素があるので、苦手な方はご注意を!
響の想い人の未来も登場しますが、彼女にとっては色々と辛い結末になっています。
あたしのママは吸血鬼と百合奴隷♥
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 ノーブルレッドが秘かに再生を遂げてから数年、原罪より解き放たれた数少ない人間にして、ノーブルレッドの主となったシェム・ハを討ったシンフォギア装者、神殺しとも畏怖される少女、立花響の行方も依然不明のまま、悪戯に歳月だけが過ぎていった……
 「響…どこにいるの?」
 9月13日…主役のいないお誕生日から、幾年もの月日が流れたが、立花響の幼馴染にして、彼女でもある黒髪の女性、小日向未来は今も待ち続けている。最愛の恋人とケーキを食べて「生まれてきてくれて、ありがとう」とその想いを告げられる時を…
 「帰ってこないと…みんな食べちゃうよ……」
 イチゴと生クリームでデコレーションされたケーキ。傍らにはセロファンで包まれたカラフルな蠟燭もある。共に原罪から解き放たれた恋人がいつ戻ってきても良い様に、また、お腹を空かせて、戻ってくると信じながら、未来は夜空を見上げる。欠けた月が照らし出す町並み、響が仲間の歌姫達と守った世界はその爪痕を残しながらも少しずつ、傷を癒し、今も変わり続けていた……

 その身に奇跡を纏い、戦場でその切なくも力強い旋律を奏で、シェム・ハから、ユグドラシルの侵攻から世界を救った少女の行方、その結末は多くの者は知らぬまま、そして、それが彼女の最愛の想い人である未来にとって、最も幸いである事も…

 彼女が愛する少女は卑しき錆色、怪物と蔑まれ続けた吸血鬼ガールに囚われ、百合奴隷にまで堕ちていたのだから……

1 / 7
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 ノーブルレッドと呼ばれる人外の力を持つ女性だけで構成されたグループ。彼女らの根城は打ち捨てられた廃ビルに手を加えただけのみすぼらしいものだった。狭い面積に傷んだ家具を詰めただけの寝室と呼ぶにはあまりに粗末な小部屋からは今宵も淫靡な女性達の甘い喘ぎが漏れていた。そして、そんな陰湿な空間には場違いな幼さの残る子供の燥ぎ声も…
 「ミラアルクさまぁあぁ♥♥♥」
 「相変わらず、エッロい声で鳴きやがってぇぇえ♥♥♥」
 二人の女性がその豊満な身体を寄せ合い、鮮血で染まったかの様な赤いシーツの敷かれた寝台を軋ませていた。その傍らにいる幼い少女はゴスロリのコルセットを思わせる朱色の衣服で胸元やお臍の上あたりを隠していたが、それ以外は何もつけておらず、下半身はすっぽんぽんのまま、丸みを帯びた幼い恥丘を濡らし、高鳴る胸を押さえながら、交尾としか呼べない行為を見つめているのだった。
 「響ママの血…美味しそう♥」
 朽ちたテーブルに置かれたランプの淡い灯りに響ママと少女が呼ぶ女性の脂が乗った肉体が晒される。少女に母乳を与えた胸元の膨らみはプルンプルンッと暴れ、太陽の光を束ねた様な明るく茶色い髪が宙を泳ぐ。彼女の肉づきの良い身体に圧し掛かる蝙蝠の様な大きくて、肉と膜でできた不気味な翼をその背に生やした黒髪の女性、ミラアルク・クランシュトウンは容赦なく、その肌を毒々しく、紅く光る爪で切り裂いた傷口を舐り、甘美な鮮血を味わう。その漆黒の闇の様な髪も一房だけが紅く靡き、黒い髪に隠れた尖った耳は響の甘ったるい声や悲鳴とも取れる泣き声を聞く度に嬉しそうに蠢き、口元には獣の様な牙が覗き、汗が伝うムチムチの肉体にはタトゥーにも、呪文にも見える、不気味な紅い紋様が刻まれており、彼女が人外の存在である事を示している。
 「痛いぃぃ♥♥」
 ドロッと返り血で穢れた太い指がクレヴァスに呑み込まれ、傷口を舐られる度に喘ぐ女性が神殺しと呼ばれ、ノーブルレッドを怪物へと作り変えた、謂わば、彼女らの主であり、この世界に残る唯一の神と畏怖するに等しいシェム・ハをその拳と歌で打倒したシンフォギア装者、立花響、その人だった……
 「ミラアルク様……あたしの中に……入ってくみたいぃ♥♥」
 お腹の中にすごい圧迫感で入る指の感触に響は悩まし気に腰をくねらせ、その度に薄汚れた寝台がギシギシと鳴る。優しくも力強い旋律を歌う口からは締まりがなく、開き、卑猥な喘ぎを上げ、奇跡を纏っていると呼ぶに相応しいガングニールのギアを纏っていた肉体は子犬が付ける様な首輪以外は何も身に着けておらず、優しい顔立ちも戦いの時には強い眼光を宿していた瞳もその面影はなく、ミラアルクと契りを結んだ時に頬に焼きつけられた紅い刻印が痛々しい…
 「愛娘の前で恥ずかしいぜ♥うちの可愛いお嫁さん♥」
 彼女を捕らえたミラアルクの百合奴隷、そして、これは目の前の少女の母親である証でもあった。ミラアルクは響の胎内の心地良さに酔い、一房だけ不気味に紅く、靡く、闇色の髪、蝙蝠の様な翼をバタつかせ、響の血を吸い、獣の様な牙を覗かせ、血で染まった唇を舐め、その姿は御伽噺に出てくる吸血鬼の様…
 「ミラアルクママばっかり、響ママと遊んでズルい♥」
 ミラアルクに犯されている響に擦り寄ろうとする少女、大きな瞳が特徴の愛嬌ある顔立ちにふんわりとした茶色い髪からも立花響の血を色濃く継いでいる事が分かる。
 「ごめんだぜ♥響ママはうちにメロメロなんだから、もうちょっと我慢しろよな♥」
 ミラアルクは口元がヒクヒクしながらも人懐っこい笑顔を一人娘に向ける。
 「やだ!!響ママと遊ぶ♥ママのおっぱいと血をチュッチュッ……」
 「半端者の癖に響ママにばっかり纏わりつきやがって♥うちだって、お前のママだぜ?」
 ミラアルクのオパールを思わせる瞳が血走り、冷たい怒りと悪魔の様な残酷さを秘めた暗く、蒼い色を宿し、「お楽しみを邪魔するな」と言わんばかりに睨みつけると少女はその小さな身体を震わせながら、響ママの傍をそっと離れる。
 「それに忘れんなよ?うちが大好きな響ママを孕ませてやったから、お前は……」
 「
やめ……ッ!
 響は胎内にミラアルクの指を咥え込みながらも、伴侶である吸血鬼ガールの悪意の籠った告白を制止する。「響ママ」と呼んでくれる、乳を与えると温もりを求める様に小さな小さな身体を寄せてくれる、自分の血肉を分けた愛娘…
 ノーブルレッドとシンフォギアの歌姫とが交わった何よりの証だったとしても…
 人間と怪物の間でそれも女同士の交わりで産み落とされた生命の理から外れた邪悪な子であっても……
 「
それ以上……言わないで…!
 響は涙声で苦しいものを吐き出す様に続け、蕩けた表情でミラアルクにされるがままだった先程とは違う。まるで子供への想いが、母となったこのガングニールの歌姫に強い意思を与えたのかとミラアルクは獲物を見定める様な嗜虐心いっぱいの瞳を丸くするのだった。
 (女が女を強姦して生まれた、怪物と人間の合いの子だもんな…お前がどれだけ優しくしてやっても……)
 響の面影を残す少女には、小さいが蝙蝠を思わせる漆黒の翼を生やし、口元には、漫画に出てくる悪魔の様な牙が覗き、耳は絵本に出てくる妖精みたいに尖がり、ミラアルクと同じく、オパールを思わせる不思議な色の澄んだ瞳は見つめられると背筋がゾクゾクする何かを感じさせ、茶色い髪も響ママのお日様の様な鮮やかさはなく、薄汚れている様にさえ見える。一房だけ紅く光るのも、お腹や脚に紅い刻印が浮かび上がってきたのも、ミラアルクの人外の存在へと改造された彼女の力が目覚め始めているのか。どの道、人間の世界はこの蝙蝠の羽が生えた女の子を拒む事だろう。同じ血を引く、ミラアルクからも可愛がられてこそいるが「半端者」「合いの子」と笑われ、同じく、ノーブルレッドの一員のヴァネッサやエルザもミラアルクの子である事を承知でも人間の醜さを知る以上、ましてや、神殺しと呼ばれる歌姫の血が混じった少女と共に歩むなど、想像するだけでも吐き気がするのではないか…
 「言い過ぎたぜ…」
 ミラアルクはいつもの人を小バカにした様な声でありながらも、どこか優しい、気遣いすら感じる声色で響に囁くと頬の刻印にそっとキスをして、少女と目を合わせ「ごめん」とだけ呟いた。その沈黙も女性同士の淫乱な声にと痴態で程なくして、破られるのだった……

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 「ああぅぅぅいぃぃぃ♥♥♥♥」
 響は鮮血で染めた様なまっ赤なシーツを握り締め、その豊満な肉体を暴れさせる。ミラアルクにおっぱいを甘噛みされ、充血した乳首を優しく、ねちっこく、舐られ、腹部の傷に口づけていた血の付いた唇に触れられ、噛まれた乳房から滲み出た血を舐め取る様に味わい尽くされる。お腹に呑まれたミラアルクの鮮血を浴びた指がグリグリと捻じ込まれ、胎内で暴れる度に内臓が潰され、抉られるかの様な痛みがその熟れた肉体を襲う。
 「それにお前の腹…ん…なかぁ……温かいぜ♥」
 ミラアルクの毒々しいまでに紅いマニキュアの塗られた鋭い爪の先っぽに至るまで響の女性の胎内の温もりが伝わる。今まで、毒牙に掛けたどの女性や少女よりも熱く、鮮血で汚れたその指を少女よりも熟れているが、今までに抱いた成熟した女性よりも少し熟し切っていない肉がギューギューッと締め付け、ミラアルクの脳味噌を痺れさせる。オパールの様な不思議な色の瞳が蕩ける様に緩み、紅い刻印の浮かび上がった豊満な女体から熱い雫が滴り、心音も煩い程に鳴る。凌辱しているハズなのに、ミラアルクの方が呑まれている様にすら感じるのだから皮肉な話ではないか……
 「それにお前の血……熱々…で……甘くって…美味しいぜ♥」
 ミラアルクはパヴァリア光明結社の構想では伝説のヴァンパイアを思わせる存在に生まれ変わるハズだったが、研究が失敗に終わり、人でも、怪物でもない歪なものと化した。本来は御伽噺の吸血鬼の様に人の血を吸う必要はない。シェム・ハに「完全」な怪物に作り変えられてからは命を繋ぐ稀血をも必要としない今となっては尚更だ。彼女が女性や少女の生き血を欲するのは、毒牙に掛け、苦痛を与える為、その血で自身の醜い肉慾を満たし、喉を潤す為だった。その手でチャームして、百合奴隷へと堕とした神殺しの血は美酒の様にこの現世のヴァンパイアの歪み切った心を潤していくのだった。赤々とした鮮血が淀んだ空気の中で腐った様に茶色く、酸化していく様に……
 (響ママもミラアルクママも気持ち良さそう…)
 まだまだ、幼い女の子でありながらも少女は響とミラアルクの行為に釘付けになり、女性同士の性交が艶かしく、微温湯の中に漬かりながら、グズグズと身体が解れ、泥沼になっている事も承知で溺れてゆく、その気持ち良さに同調し始めていた。女の子の身体がどれだけ心地良いかも大好きなママ二人からも聞かされている以上、女性同士の愛に目覚めるのも必然だったのかも知れない。
 「子供の前で……恥ずかしいよぉ♥♥」
 愛娘の熱い眼差しが気になるのか、響は恥じらう。
 「うちはまだまだ足りないんだぜ♥♥」
 「いたぁぁああいいぃぃ♥♥♥」
 ミラアルクにガブッと肩を噛みつかれ、響は嫌がりながらも甘い苦痛に酔う。飛び散った鮮血が愛する娘の柔肌を穢すが、それすらも嬉しそうに少女はペロペロ子猫が毛繕いするみたいに舐める。
 「こいつもどーせお前みたいな淫乱エロ女か、うちみたいな鬼畜ガチレズになるんだぜ♥もっともっと見せつけてやるぜ♥♥♥」
 ミラアルクは口元を血でベトベトにしながら、愛する女性の肩に食いついた。母親が自分を孕ませたガチレズ吸血鬼に犯される光景、普通の子供であれば、一生忘れ得ぬ悪夢となるのだろうが、うっとりと嬉しそうに見つめるのは流石はミラアルクの血の成せる業か、百合奴隷から生まれたという事実もまた彼女を邪悪な吸血鬼と化すか、女性同士の行為の心地良さに溺れ、生きる為に少女や女性にその身を差し出すか、何れに転んでもどちらかのママの生き方を背負う形になるのだから、今から、情操教育も兼ねて、辱めを見せつけるのも良いかとミラアルクは嘲笑する。そして、少女もまたミラアルクと同じ様に自分を胎内で育んでくれた母親を、響のお日様みたいな笑顔が歪んでいくのにゾクゾクしていた。そして、この手で同じ様に辱めてやりたいとさえ…
 (母娘共々、可愛い百合奴隷だぜ♥)
 ミラアルクは娘に見せつけてやる様に傷ついた肩から血を啜って、再び、おっぱいをペロペロと舐りながら、胎内に挿入していないもう一方の手でお腹の傷を抉る。
 「お腹ぁぁああ♥♥♥」
 血肉を直接抉られる痛みと胎内を裂かれ、掻き混ぜられ、内臓をグジュグジュと弄られる苦しみ、二つの苦痛に苛まれながら、響はトロ顔で喘ぎ、口元から涎をボロボロ垂れる。女陰からは蜜を傷つけられた肌からはダラダラと血を流し続け、あらゆる体液で寝台は穢される…
 「痛かったか?舐めてやるぜ♥」
 おっぱいから徐々に徐々にミラアルクの責めが下の方へと移っていく。お臍の穴を撫で上げながら、傷ついたお腹へと達し、優しく優しく、舐られて、響はビクンビクンと弛緩し、お腹の奥を弄られる圧迫される感覚と甘い苦痛とが蕩ける合う様に響を侵し、蝕んでいき、絶頂を迎えるのだった。
 「ああぁぁああぁあああ♥♥♥♥♥」
 優しくも力強い歌とは程遠い、雌猫が甘える様な品のない声を上げながら、響は胎内で混ぜられた熱い熱い蜜を吐き出した。ズルリと引き抜かれたミラアルクの指はに纏わりつき、血液と混ざり合いながら、寝台へと落ちてゆく。
 「下のお口がだらしねえぞ♥」
 ミラアルクはお腹の傷への責めをやめ、恥丘にキスをしてから灼熱の蜜を放出したばかりの女陰に口づける。
 「やめてとめてやめてとめて♥♥♥」
 ミラアルクに舐られ、体内を味わい尽くされる様に責められ、響は嬉しそうに腰をくねらせる。おっぱいがプルンプルンっと暴れ、少女の網膜に焼きつけるのだった。ミラアルクは頬を薄っすら染めるに留まらず、まるで熱に中てられた様にまっ赤になり、ニュルニュルと長い舌を女性器に絡みつかせる様に奥へ奥へと浸食すしていく。悪魔の様に嗜虐心に溢れ、醜く歪んだ顔を一人娘に見せてやれないのが、少し惜しいとすら思えた…
 「やめられ……る訳……ぇ…ねえぇ……ぜ♥」
 お姫様のドレスを思わせる愛らしさと鋼鉄の鎧の様なメカパーツの合わさった身に纏う結界とさえ呼ぶべき、ギアに守られていた少女の肉体、その中がこんなにも温かく、心地良いだなんて、大人の女性に羽化した事でより熟成しているとさえ感じる。身に纏う結界にして、ノイズをも砕く呪わしい力を御するその身体に流れる血はどんな美酒にも負けない程に美味だが、愛液と呼ばれる胎内から溢れるそれは甘美な体液でねっとりと舌にも、鼻孔にも纏わりつく香しい蜜の様…歌姫の熱い血潮よりも優しく、ミラアルクの血でベットリと汚れ、貼り付いた喉を癒していく。雌の匂いとも呼べる臭気が鼻孔を突くが、それさえも先程までの血生臭さに比べれば、花の香りの様にさえ思える。
 「ミラアルク様ぁぁあ♥♥♥」
 お腹の中を弄られる擽ったさに耐え切れず、腿をガッシリとホールドされたままで響の豊満な肉体がバウンドし、二度目の絶頂を迎える。愛娘の目の前でえへえへと笑いながら、汚濁した炎を胎内から吐き出し、ミラアルクの顔に直接浴びせる。
 「響ママぁぁ♥♥♥」
 大好きなママの乱れた姿、辱められているハズなのに、蝙蝠の羽を生やした少女のハートはドクドクンッとときめくのを感じ、ジュクジュクと女陰から蜜が溢れる。
 「響ママのラブジュース♥もっと飲みてえぜ♥」
 ミラアルクは果てたばかりの可愛い百合奴隷の腿を掴むと力尽くでひっくり返す。その手の趣向の持ち主からはまんぐり返しなどと呼ばれる姿勢にされた響のムッチリと肉のついた恥丘に食らいつく。蜜をドボドボ零すクレヴァスを舌で穿ち、女性器を擽るとお尻の穴がヒクヒクと疼く。
 「可愛いヒップ♥いっただきまぁあす♥♥」
 ムチムチに肉のついたお尻をよく揶揄われた響だが、ミラアルクに食らいつかれると涙を零しながら足掻く、それは可愛くて仕方ない性悪な吸血鬼はお尻を解し、その螺旋状の穴を弄るのが百合エッチの楽しみの一つとなっている。ヒクヒクッと蠢くアヌスをチロチロと舌で舐られ、窄まっても涎を落とされ、その度に身体が痙攣する。
 「お尻だけは……いやぁあ……」
 女性同士とはいえ、排泄の為の穴を弄られるのは恥ずかしいのだろう。何よりもお尻の穴を解すのはこのあとの百合夫婦の営みに必須のイベントの下準備でもあるのだから…
 「お前の尻……最高♥♥」
 お尻の穴を刺激していたヌルヌルの蛭の様な感触が体内の奥深くへと潜り込んでくる。
 「
おしりぃぃぃぃ♥♥♥♥
 恥ずかしくても、子供の前でも、ミラアルクの愛撫には抗えない。こんな堕ちた歌姫の姿など、最愛の恋人には、見せられないだろう。あの未来もショックで泣きじゃくり、千年の恋さえも冷めてしまうのは間違いない。お尻の穴に口づけて、存分にお腹の裏側を味わい、蹂躙するとチュポンッと舌を引き抜くとミラアルクは舌舐めずりをする。
 「あれできるよな?響ママ♥」
 「
う……うん♥
 怪物と人間という違いをも超えて、結ばれた女性達は女性同士の性行為だからこそできる交わりを娘に見せつけようとしていた。

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 ミラアルクと響はお互いに抱き合いながら、舌を絡ませ合い、熱い吐息を浴びせ、豊満な身体は豊満な肉体の温もりに触れ、止めどなく、汗の雫がダラダラと零れ落ちる。
 「いくよ♥」
 「良いぜ♥」
 吸血鬼ガールと堕ちた歌姫は示し合わせた様に口づけから解放する。響は両脚を広げ、ジュクジュクのドロドロになった女陰を晒し、ミラアルクを迎え入れる。本来は最愛の女性にだけ身体を許す行為、それが醜い愛情と肉慾に染まった悪魔の様にゾッとする冷たさすら感じる怪物の前で恥ずかしげもなくする程に響の心は闇に堕ちていた……
 「きゃあっ♥」
 響の血と愛液で汚れたムチムチの身体とミラアルクの不気味な紋様が刻まれた豊満な肉体とが触れ、熟れた女陰同士が口づけ合う。女性器同士のキス、女性同士だからこそできる性交渉に一人娘は思わず、声を上げる。局部と局部とはぶつかり合う様も蕩ける様な顔で紅潮するママ二人の姿からも眼が離せない…!
 「ああっ!!!ああぅぅぅぅうう♥♥♥♥♥」
 「響ぃいぃぃいい♥♥♥♥♥」
 女陰と女陰とが口づけ合い、濃厚な蜜が混ざり合い、紅いシーツに大きな染みを作る。女性の肉体はどうして、こうも心地良いのか、背徳的な行為と知りながらも止められない、そう思う事すらなく、本能がお互いの肉体を求める。肉付きの良い豊満な身体の心地良さと心音が伝わり合い、全身が熱くなり、火照った肌からは汗が噴き出す。
 (何度、犯っても可愛く可愛くって♥♥♥)
 ミラアルクはギリギリと獣の様な牙を食い縛り、額に貼り付く、黒髪さえも気にならない程に必死に腰を振る。漆黒の翼はもう激しく、バサバサと忙しなく動かされ、百合奴隷の一人でしかないハズの女性との行為に溺れているのが、彼女の娘の眼から見ても明らかだった。そして、響もそれを承知で甘える様にトロンとした瞳でミラアルクのオパールの様に輝きを湛えた瞳を見つめ、ガタイのあるミラアルクの身体に腕を絡ませる。
 「ま…たぁ……甘えてきやがって…お前は本当に可愛く…て…淫乱で悪い子だぜ♥」
 ミラアルクはギューッと抱き締め返し、股間と股間から伝わる熱にその身を焦がされる。囚われたばかりの頃は手籠めにされ、泣いて嫌がりながらもミラアルクの誘惑にジワジワと心を侵食され、次第に最愛の恋人への想いと戦わせながらもミラアルクの手で堕ち、少女の未熟な肉体で子猫の様に甘えてくる様になり、大人になり、怪物の血を引く子を孕んでからはその熟れた肉体でミラアルクを誘う。何度抱いても、違った趣があり、今の歪んだ情愛で壊された響が一番、お気に召していた…
 「ミラアルクしゃぁぁあまあぁああ♥♥♥♥」
 響は締まりのない顔で涎を垂らしながら、四肢をミラアルクの肉づきが良く、ガタイのある肉体に絡ませる。大しゅきホールドの姿勢のままでミラアルクにぶつかり、ミラアルクも身体に絡みつく響の肉体に包まれる快感に喘ぎ、狂いながらもガンガン腰を振る。心臓が激しく、脈打ち、お腹の奥で蜜が燃え滾り、濁り切った炎となって、彼女らを胎内から焼き尽くそうとしている。
 「響ママ♥♥ミラアルクママ♥♥♥」
 少女は息を荒くしたまま紅く光る爪の生え揃った指を徐に幼い女陰に向ける。未熟な女性器が疼き、それを慰める。自慰など、教えたハズはないのに、本能的にそれを誓いしているのだろうか…
 「いくぜぇ♥♥♥♥♥♥」
 「イッちゃぇぇえええ♥♥♥ハートの全部でぇぇぇえ♥♥♥♥」
 響はとミラアルクは甘える様な、そして、愛する雌を求めるケダモノの咆哮の様にも聞こえる声を張り上げながら、絶頂を迎える。熟れた女陰から放たれた灼熱の蜜は濁り切った炎となって、豊満な女性の身体を毒しまがら、燃え上がってゆく……
 「ああぁぁ♥♥♥」
 ママとママとの交尾、濁り切った一閃が少女の網膜を焼く。お漏らしでもしたみたいに少女の女陰は卑猥な蜜を滴らせ、シーツを染め上げてゆく。

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 雌の匂いと熱気が噎せ返る様なコンクリートに囲まれた無機質で窮屈な空間。二人の女性は汗と蜜でベトベトのまま、寝台で寄り添う。その傍らでは、彼女らの愛の結晶たる少女が丸っこい顔にピース、ミラアルクママの決めポーズ「レッズデース」をしながら、コロコロと笑い、力なく、微笑みながら響が少女のくすんだ茶色の髪を撫でる。
 (そいつばっかり構って…妬いちゃうぜ……)
 ミラアルクは響の血潮を浴びた指を愛おしむ様に舐りながら、その手で孕ませた嫁と一人娘を見やる。身体が切り裂かれ、先程まで、乱れていたのに、もうすっかりお母さんの顔をしている。誰よりも強く、真っ直ぐに戦場を駆け抜けた少女の面影を残しながらも…

Z
 「響ママ…痛いの?お顔のそれも……」
 少女は上目遣いで母親に問いかける。怪物と人間の混血児だというのに、いつも、笑いかけてくれる、その手で抱いて、乳を与えてくれた、そんな響ママがたまに向ける悲しそうな表情。本当は微笑んでいるハズなのに、愁いを帯びた瞳で見つめられると少女の小さな胸も締め付けられる。
 (今でも、疼くんだよね…この子のお母さん…そして…ミラアルク様の百合奴隷の証…)
 響の頬に浮かび上がってきた不気味な焼き印を思わせる紅い紋様。お腹の中に小さな生命の吐息を感じた頃、頬に刻まれた紋様が血を吸ったみたいに毒々しく、より濃く、紅くなり、火傷でもしたみたいに熱さと激痛に悶え苦しんだ。
 熱した鉄で焼き印をされた様に…
 それは決して、消える事のない奴隷の烙印の様に響の心を蝕み、今でも、時々、この刻印が火傷の様に痛み、そっと触れると仄かに熱を感じる…
 「そいつはうちと響ママが両想いの何よりの証拠なんだぜ♥痛い訳ないよな?」
 それはミラアルクの言葉通り、百合奴隷に堕ち、彼女の子を孕める様に肉体改造された紛れもない証だった。ほんのりと痛みの走るほっぺを摩りながら、響は力なく、微笑む。
 「
うん…
 響の頬に走る痛みと百合奴隷として、闇が堕ちているのを承知でミラアルクは「そうだろう!そうだろう!」と満面の笑みを浮かべる。
 「へいきへっちゃら…それにミラアルク様に血を吸われて、抱いてもらって…幸せだよ♥」
 ギアを纏う事はできても、ミラアルク達、ノーブルレッドと戦えるだけの力は身も心も弱り、病んだ歌しか歌えない響にはもうないだろう。ノーブルレッドの呪縛から逃れたとしても、ミラアルクの百合奴隷の証である醜く悍ましい刻印が焼きついた顔で未来のもとには戻れない。ましてや、ミラアルクの、人外との間に生まれた子を抱いたまま、帰れるものか。愛娘は何れ、隔離されるか、ノーブルレッドの末席とされ、闇に葬られる…
 (この子は誰かと手を繋ぎたいだけなのに…!私しか繋いであげられないから!!)
 響の頬を涙が伝い、雫の降れた醜く紅い紋様がまた疼く…
 「響ママ…?大丈夫?」
 俯くばかりの響を心配して、少女が覗き込む。響がこくりと頷くとニッコリと少女は笑みを浮かべる。
 「じゃあ、今度はあたしが響ママの血を吸って♥うーんっと気持ち良くしてあげる♥」
 「え?……えぇ!?」
 響は驚く間もなく、その唇を小さな少女の唇が重なる。初めてのキスだというのに、響の舌を絡めながら、蕩ける接吻を交わし、じっくりとじっくりと味わう。
 「やめぇえ……」
 響はその淀んでしまった瞳から涙を零しながら、愛娘に懇願する。響の面影を残す無垢な笑顔は鳴りを潜め、キスから解放された響の瞳に映るのは、ミラアルクの邪悪さを確かに抱擁した茶色い髪を靡かせた小悪魔の嘲笑だった。漆黒の翼もパタパタとはためかせ、それはまるで本物の悪魔の様だった…
 「ミラアルクママとエッチな事ばっかしてズルい♥いつも見てたんだよ?」
 まるでミラアルクに詰られている様に響の心臓が委縮するのを感じる。
 「この手で響ママを犯してやるって♥」
 死刑宣告に等しい一言に響の心臓が激しく、ゴングを打つ。どれだけ優しくしても、響の血を色濃く継いでいるものの、この子はミラアルクの血が脈々と流れているのだ。
 「甘えて♥ミラアルクママと遊んでる時みたいに♥」
 愛娘が響に迫る様にミラアルクは燥ぎだす。
 「大好きなママが目の前で犯されても怖がるどころか、虐めたくて虐めたくて仕方ないのか…流石はうちの娘だぜ♥」
 「ミラアルクママ♥」
 響ママを孕ませたもう一人のママにようやく認められた、心と血の繋がりもこんなにも感じられるなんて!少女はほっぺを紅く染める。
 (女同士で子作り、人間と怪物のハーフ、こいつは自分の生まれに悩んで、苛んで、うちと同じか、それ以上に邪悪なレディに育つぜ♥)
 響に似たこの少女はこのまま成長すれば、ミラアルクの様にその背に生やした漆黒の翼を羽ばたかせ、少女を浚っては、邪眼で誘惑して、犯し、弄ぶ事だろう。十年待たずにはぐれ錬金術師と蔑視される輩やヴァネッサやエルザにも嫌悪され、人間の仲間にもなれないこの哀れな吸血鬼はお日様みたいな明るい髪を靡かせながら、罪もない少女達を毒牙に掛け、その儚い命を次々に散らしてゆく事だろう…
 (うちらを卑しき錆色と蔑んだ錬金術師も、怪物と怖がる人間共もこいつの牙に掛かって…)
 それはミラアルクにとっても復讐だったのかも知れない。この少女の苦悩を、かつて、自分達が味わった地獄を撒き散らしてやれる…その日を想像するだけでも、ゲスな笑いが止まらない。
 「おっぱいぃぃ♥♥」
 少女は赤ちゃんだった時の様に響のおっぱいに口づけ、カプッと甘噛みして。舐り、響の反応を愉しむ。
 「ちょっとぉ!!」
 赤ちゃんの頃はただただ母親の温もりを求め、母乳を吸う為に食らいついていただけだったが、恥じらい、快感に喘ぐ、響の反応を愉しみながらも重厚なおっぱいの柔らかさと温もりにうっとりと酔う。眉を顰めながらも振り払おうとする響の手をミラアルクの手が押さえ、手首に毒々しいまでに紅い爪を立てられる…
 「大人しくしてな♥響ママ♥」
 ミラアルクが牙を見せながら、ニィーッと笑い、響の腕を掴んだまま、仰向けに倒させる。彼女の邪眼が一瞬ではあるが、響のドロンと淀んだ瞳と合う。
 「ミラアルクさ……やめぇ……いぃぃ!!」
 「ママなら、可愛い娘にお乳あげるもんだろ?だからその血肉もやるんだよ♥」
 ミラアルクに両手をガッチリホールドされたまま、転がされた響のお腹の傷の優しく、舐りながら、少女は口の周りを紅く染めながら、血で喉を潤す。鉄臭い血の匂いですらも香しい花の様にさえ感じ、おっぱい責めとは別の愉悦感に浸る。
 「うぐぅぅう!!!!」
 傷をさらにその紅く光る爪で抉られ、広げられ、恥丘にも新たな傷が刻まれ、血飛沫が少女の顔を汚す。響ママの悲鳴を自分が上げさせていると思うとドクドクッと心臓が鳴り、股間が疼いてくる。
 「ママ…おいしぃ♥」
 子犬がミルクを舐める様に母親のお腹から溢れる鮮血を喉に流し込み、少女はにんまりと笑う。まるで幼い子供がアルコール度数が強い酒を飲み干したかの様に恍惚とした表情で血の混じった唾液を零しながら、えへえへと笑う。幼い柔肌が火照り、汗の雫もポタポタと熟れた母親の肉体に零れ落ちてゆく……
 「……もう…やめて…」
 響は幼い娘の名を呼び、止めようとするも少女はうっとりと女性の血と辱められる涙と怯えに酔う。母親が吸血鬼のママに犯されているのを目の当たりにして、興奮する、そんな捻じ曲がった性癖があるのだから、母親の身体を弄び、辱めるのに無上の悦びを感じるのも、無理はないのかも知れない。娘が自分を奴隷にした吸血鬼の色に染まろうとしている、今にこの少女に喰らわれ…歌も命も尽き…彼女の手で自分と同じ目に遭う少女や女性が後を絶たなくなるのだろうか。そう思うと震えが止まらないが、それでも声を振り絞り、娘に問いかける。
 「きゃはは♥響ママ♥可愛い♥」
 体内に流れるミラアルクの血が騒ぎ、少女の漆黒の翼がバサバサと動き、皮と膜でできた不格好な黒々とした翼に赤黒い血管が巡る。小さな女の子ではあっても怪物の血が目覚め、ミラアルクと同じく、女性と少女の生き血を求める邪悪な存在へと変わろうとしている。
 「響ママを虐めた悪い子達もそいつの子供もみーんな可愛がってあげるね♥」
 ミラアルクから拷問倶楽部に連れ去られ、ガチ百合に調教された話を聞かされた時、響もかつて、ツヴァイウィングのライブの時以来、周囲から好奇の目で晒され、学校で酷い虐めに遭い、父親も失踪して、実家も滅茶苦茶に荒らされた、過去の辛い話を苦しいものを吐き出す様に語った。その時はいつもは響を玩具にしているミラアルクも意地悪な笑いや咳払い一つせずに寄り添い、ずっと聞いていた。お腹の中にいる我が子を愛おしみ、そっと膨らんだお腹を撫で、胎内の息遣いや温もりもずっと今でも覚えている。まさか、あの時、この少女も聞いていたか、何かを感じ取ったか、そして、響の心の傷を痛みを感じたのかも知れない…
 「ダメだよ!そんな…!!うぅぅう!!!」
 響の訴えはミラアルクに爪を食い込まされ、遮られ、唇もミラアルクの血生臭いお口で塞がれる。
 「良いんだよ?あたしはママが大好きだもん♥響ママを虐めて、ミラアルクママをお化け扱いする奴らなんてみーんな!!!」
 牙を剥き、笑ってる様な激怒している様な乱れぶり。この子がもし、響を虐めた者達と出会ったら何をするか…。バラバラにされた血肉の塊、生き血を吸われながら、犯されながら骨までしゃぶられる女性や少女、百合奴隷にされ、この少女の様に邪悪な怪物へと育てられる幼い少女達の姿が響の瞳に浮かぶが、それすらもミラアルクに流し込まれた唾液を喉に流し込まれている内に霧の彼方に消える様にぼやけてゆく……
 「ちょっとやり過ぎたか?」
 虚ろな人形の様な表情になった響をクックッと笑いながら、ミラアルクは見つめる。
 「響ママのお股ぁぁ♥♥」
 初めて、舐める女性の陰部はとても温かく、溢れる蜜はどれだけ口にしても飽きない。少女が女性のそれも母親の股を見て、自分の股間を濡らし、執拗に執拗に舐め続けている論理感も何もない光景。ガチ百合が支配する歪み切った世界…ミラアルクはそれを心地良く思うばかりか、嬉しそうに高笑いさえする。
 「でも、そろそろ活を入れてやらなきゃなぁあ♥」
 響が娘の顔に愛液を吐き出すのを見届けてから、ミラアルクはお臍の辺りに刻まれた紋様に指を滑らせる。
 「今、眼を覚まさせてやるぜ♥響ママ♥♥」
 ドクンドクンッと心臓が高鳴り、口元からも血が滲み、身体中の肉がボコボコッと泡立つ様に蠢くとミラアルクの下半身に集まり、円筒形の肉の塊を形作る。それは彼女らの娘も見たくて仕方ない「もの」だった……

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 「ミラアルク様…」
 ミラアルクの邪眼で頭の中がすっかり蕩けた響は這いつくばる様な姿勢で赤黒い肉の塊を舐っていた…
 「うめえか?うちのナニは♥」
 ミラアルクが「ナニ」と呼ぶ通り、それは本来は女性の肉体には生えていない赤黒い肉の棒「男根」「男性器」「一物」と呼ばれるもの。それもビール瓶みたいに極太で黒々とした筋が血管の様に巡っているグロテスクな物体…
 「良いぜ…喉の奥でもっと扱けよ♥」
 響に咥えられた肉棒、愛する女性の口内で温められたそれは火の粉の様に白い飛沫を上げて、響も受ける度にクッと眉を顰め、口元からもタラタラと白い果汁を垂らす。女性が女性にフェラチオをする百合の禁忌にも触れた背徳的な性交、遠目からでも興奮を抑えられないというのに、今は少女の眼の前で行われているのだ。耳までまっ赤になり、凝視する。いつかは自分もしてみたいとさえ…
 「響ぃぃ♥♥」
 肉の棒がビクンッと大きく脈打ち、白い炎を響のお口の中に吐きかける。ウグッと呻く声でスイッチが押されたのか、ミラアルクは力尽くでグイッと響の髪を掴み、男根を喉の奥まで押し込んだ。
 「うぐぅぅぅ!!!!うぅぅうう♥♥♥」
 息苦しそうな声が甘い苦痛に変わった様に甘ったるいものに変わる。あれだけ嫌がっていたハズなのに、ミラアルクに心を乱され、誘惑され、姦淫に溺れ、浸食されていたその心がさらにグズグズと崩れ落ちてゆくのが痛ましい。そんな可愛い百合奴隷をミラアルクは愛しくて仕方ないのだが、それは先程まで、母親を犯していた蝙蝠の女の子も同じだった。
 「響ママ♥可愛い♥♥」
 「へへっ♥♥嫌な訳ないよな?ちゃーんと扱いてくれるおかげで…うちも♥」
 ミラアルクは頬を紅潮させ、歯をクッと食い縛る。響の口が窄まり、熱くて、芯のある肉棒から放たれた白い炎に喉の奥を焼かれ、燦々と涙を流しながら、嘔吐してしまう。
 「うわぁぁあ……げぇえ!!…げえぇぇええ!!」
 喉の奥へと流し込んだ白蜜を戻してしまい、紅いシーツは汚濁した染みができる。
 「娘の前でげえげえしやがって!恥ずかしい奴だぜ♥」
 熱くて、粘っこい白濁したマグマがまだ口の中に絡みつき、響の頭の中までまっ白に染め上げてゆく…
 「罰として♥」
 ミラアルクは腹這いの姿勢の響の背中に圧し掛かり、その肉づきの良いお尻に白い蜜が纏わりついた肉の剣を押し込んだ。
 「いたぁああぁあぃぃぃいい♥♥♥♥」
 響は寝台を軋ませながら、暴れるもミラアルクに抑え込まれ、お尻の穴に根元まで男根を挿入された状態では、逃げる事も振り解く事もままならず、ミラアルクの責めをただ受け入れるしかなかった。ミラアルクがおっぱいを震わせ、翼をバタバタと羽ばたかせ、腰を振る度にお腹の中を抉られる圧迫感と激痛が響を襲う。
 「響ぃぃぃ♥♥♥可愛ぃぃぃぃ♥♥♥」
 ミラアルクが口元から飛沫を上げ、汗を迸らせながら、お尻を抉る度に響は骨が軋み、肉が裂ける痛みに悶えながら、四つん這いのままで豊満な肉体をジタバタと暴れさせ、おっぱいをプルンプルンッと震わせる。
 「女にケツ掘られて、喘いでる淫乱がママだなんて笑わせるぜ♥」
 ミラアルクの下卑た暴言に一人娘は顔をまっ赤にする。
 「響ママをバカにしないで!!!」
 大きな瞳に涙を浮かべ、ほっぺを膨らませている響に似た娘にケラケラと笑いながら「ごめんなんだぜ♥」と茶目っ気たっぷりに謝る。無理矢理に肛門を押し広げられ、肉のついたお尻もミラアルクに立てられた爪で血が滲んでいる。
 「うちはガチレズだけど、同じガングニールでも、マリア様よりもお前のが好みだぜ♥」
 「本当?」
 体内のガングニールの欠片がシェンショウジンで綺麗に溶かされてから、マリア・カデンツァヴナ・イヴから託される形で彼女が所有していたガングニールのギアを纏う事になった響だが、あの黒くて、大人の魅力を振り撒く、悪役然とした姿に畏怖する一方で憧れ、恋焦がれさえした程だ。そうでなくても、マリアのムッチリと肉がつき、戦闘訓練を積んだ、ガタイのある肉体と比べれば、自分はお子様なのだと何度、落ち込んだ事か…
 「ああっ♥嘘じゃないぜ♥マリア様とするよりもお前のケツでしたいぜ♥」
 告白というにはあまりに品が無さすぎるが、響は涎を垂らしながら、感涙する。
 「ミラアルクさまぁぁああああ♥♥♥♥」
 「出すぜぇぇええ♥♥♥♥お前のケツにぃぃぃぃ♥♥♥♥」
 直接、お腹の中に白濁したマグマを流し込まれ、響は猫の様に伸びをしながら、その熱さに身震いをする。お尻からゴボッと噴き出した白い蜜がタラタラと局部に伝い、紅いシーツに落ちてゆくのだった。ズルリと肉棒を引き抜くと内臓を引き摺り出される様な感触に呻き、崩れ落ち、ハアハアと荒い息遣いで寝台に突っ伏しる。少女もトリップして、白い蜜の絡まった赤黒い肉棒と白い蜜と繋がった響のお尻とを交互に見入る。
 「お前……妹がほしくねえか?」
 ミラアルクはニィーッと笑い、顎にピースした指を当てる。これから目の前の女性を犯すというサインでもあるが、今回はそれとはまた違った意図も見え隠れしていた。
 「うん♥妹ができたら、あたしがうーんっと可愛がってあげるんだ♥」
 少女の満面の笑み。それは響の無邪気な笑顔でなく、少女をこの手で喰らいたいと望む、女の子の姿をした怪物そのものだった。そんな一人娘に血脈も心も繋がったと感じ、ミラアルクはウインクしてみせる。娘の望みを叶えるついでに道連れは身内でも、まっ赤な他人であっても、一人でも多い方が良いのだと…
 「もう一回な♥」
 ミラアルクに仰向けにされ、覆い被され、すっかり頭の中が蕩けた響は「うん」と頷いて見せる。誘惑された頭であんなにも大胆な愛の告白をされたのだ、もう、愛する吸血鬼ガールに逆らう理由はない。ミラアルクは嬉しさのあまり、もう勃起した男性器からミルクの様な液体を滴らせている程だ。
 「熱いぃ♥」
 ミラアルクの一物が響の女陰に触れ、クレヴァスの付近を擽り、乳首と乳首とがキスをする度に上半身がじんわりと熱くなる。お互いの鼓動も聞こえてくる様だ。それだけでも充分に心地良いと響は感じるもその沈黙はすぐに破られる。
 「響ぃぃぃぃぃ♥♥♥♥♥」
 「ミラアルクしゃぁぁああまぁあああ♥♥♥♥♥」
 ケダモノの様な叫びが無機質な部屋の淀んだ空気を切り裂く。熱せられ、融けた金属がお腹の中に流し込まれた様な痛みと熱さに響の胎内が疼き、子宮が締め付けられる感覚に襲われる。ミラアルクもまんぐり返しにした響の身体に圧し掛かり、種付けプレスをお見舞いしてやると両脚をバタつかせながら、響はしっかりとミラアルクの豊満な肉体に縋る。二人の女性が、人間と怪物とが、女同士の愛情と異端技術を通し、一つに繋がる奇跡…そんな言葉では片づけられない呪わしい力が作用している様にも思えるが、響にもミラアルクにもそんな事は関係はなかった。
 「良いぃぃぃぜぇえ♥♥♥神殺しちゃぁあぁああん♥♥♥」
 神殺しと恐れていたシンフォギアの歌姫をこの手で蹂躙し、征服した心地良さ、何よりもこんなに可愛くて、脆い女性だった響を前にムクムクと湧き上がる肉慾と嗜虐心は留まる事を知らずに穢し続ける。パンパンッと肉と肉とがぶつかり合う卑猥な音が妙なるメロディの様にすら思え、全体重を掛け、豊満な身体で響を圧し潰す。おっぱいとおっぱいとが触れ合いながら、お互いの愛液を交換し合う様に心音を聞き合う……
 「心臓ドクドクいってるぅ♥」
 「お前こそ♥」
 響は大しゅきホールドのままで嬉しそうに腰を振り続け、お腹を抉る肉の棒の熱さに身震いしながらも悦びの声を上げる。肉の剣が子宮を突く度に胎内に滾る蜜がミラアルクを内側から包み込み、全身の血が沸騰する様な熱さの中で果てようとしていた。
 「いくぜぇぇぇええええ♥♥♥♥」
 「ミラアルクさまぁぁ……想いぃぃ♥……受け止めるよぉぉ♥♥♥」
 二人の女性は先の行為で響が口走った言葉を連呼するかの如く、吐き出す。
 「「
ハートの全部でぇぇえええ♥♥♥♥♥♥」」
 SONGとノーブルレッド、敵と味方に分かれていた二人の女性が繋がった一瞬だった。ベッドが大きく軋み、白濁した炎が放たれ、思考さえも焼き尽くしていく…

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 意識が堕ちた響の傍らで小さな女の子が翼をパタパタさせながら、ミラアルクの臭気漂う肉棒に口づけ、しゃぶっていた。生まれて初めてのフェラチオに頬をポーッと染めながら、喉の奥から込み上げる酸っぱい何かと戦いながらも女性の肉体を味わう。
 (響ママ……お腹に…女の子がいる……)
 少女はチラッと大好きな響ママの方に眼をやる。豊満な響の肉体、お腹が不自然なまでにボコンッと膨れ上がっている。人間と怪物の間に生まれたが故に通じ合うのか、少女は大好きな響ママのお腹の中に新しい命が宿っているのを本能的に感じ取っていた……
 「おやっ♥またお口がお留守だぜ?」
 ミラアルクは嘲る様に少女を見つめる。肉慾がまだまだ治まらない吸血鬼ガールは自分の娘まで犯したのだ。膨らんでもいないおっぱい、ポコッと膨らんだお腹や幼く丸みを帯びた恥丘までも、舐り尽くし、クレヴァスも舌先でチョンチョンッと触れてやった。お尻の穴はその太い指でしっかり押し広げられ、抉られる際に出血したからか、足の付け根からは血の雫が滴る。
 「処女は勘弁してやるぜ♥」
 幼い娘にお口で奉仕してもらい、ビクビクと脈打つ肉棒を慰める為、ミラアルクは少女の腿を掴み、持ち上げる格好でその逞しい肉の剣を女陰に宛がった。小さな女の子の身体には到底収まらないであろう極太の肉棒に少女は涎を零しながら、心酔してしまう。
 「ママに犯されちゃうぅ♥♥♥」
 少女は腰をくねらせながら、キャッキャッと燥ぐ。
 「大丈夫♥言っただろ?処女は勘弁してやるってさ♥」
 ミラアルクは太い肉棒をその丸みを帯びた幼い女陰に擦りながら、小さなクレヴァスに触れる。下半身に走る生々しい感触と熱さに少女は思わず、呻き、ミラアルクもつられて、腰を動かし、少女の小さな身体を上下に譲った。刺激されて、肉棒が触れる度に少女は甘い声で鳴く……
 「ロリの股も良いんだぜ♥♥♥」
 「ママの浮気者ぉぉ♥♥♥」
 母娘でイチャつきながら、絶頂を迎え、ミラアルクは極太の肉棒から白濁した炎を吐き出して、少女の幼い身体を染め上げてゆく。
 「うぅぅぅぅ♥♥♥♥」
 小さなクレヴァスであっても体内に僅かにも潜り込む、それほどまでに濃厚なミラアルクの蜜をその身に受け、少女の精神が狂わぬハズはなく、それから、ずっとミラアルクとの行為に溺れていったのだった……

 原罪から解き放たれた少女と卑しき錆色と嘲られ、怪物と忌み嫌われた女性との間に生まれた少女……
 その幼い少女が響ママとミラアルクママと交わった夜から十年…

 お日様の光を束ねた様な美しい茶色い髪の少女が蝙蝠の様な禍々しい漆黒の翼で夜空を舞い、少女を捕らえては誘惑して、その血を啜り、犯し、何人もその手に掛ける事件が世を震撼させた…
 小日向未来が目にした少女…百合奴隷に堕とした女の子を可愛がるその少女はオパールを思わせる綺麗な瞳でありながら、獲物を狙う猫の様に愛らしくも鋭い、残忍ささえ感じられるものだったが、その顔立ちから…想い人である立花響の面影を見た様な気がした……
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