エディ

2012年に『Another』の見崎鳴×藤岡未咲の百合イラストを投稿してから、現在に至ります。

『戦姫絶唱シンフォギア』の百合同人誌も描いています。
ガリィ×月読調ちゃんのR-18ネタを中心に活動中。ミラアルクのガチ百合エッチ本も描きたいと思う今日この頃です。
シンフォギアカップリングはエルザ×月読調、立花響×月読調、ミラアルク×シンフォギア装者、安藤創世×寺島詩織、マイナーなカップリングばかり、推していますが、メジャーな暁切歌×月読調も大好きです!

そんな訳でよろしくお願いします。


◆好きなカップリング◆

■ Another
見崎鳴×藤岡未咲
金木杏子×松井亜紀
赤沢泉美×見崎鳴
赤沢泉美×杉浦多佳子

■ 戦姫絶唱シンフォギア
ガリィ×月読調
キャロル×月読調
暁切歌×月読調
立花響×月読調
エルザ×月読調
安藤創世×寺島詩織
ガリィ×ミカ
ファラ×ガリィ
ミラアルク×シンフォギア装者
キャロル×立花響
小日向未来×エルフナイン
シェム・ハ×小日向未来
シェム・ハ×立花響

■ サガ・スカーレットグレイス
ネエちゃん×ウルピナ
マリオン×ウルピナ
ウルピナ×ユリア
マリオン×パトリシア
クローバー×マリオン

■ ロマンシング・サガ/ミンサガ
シフ×アイシャ

■ ロマンシング・サガ2
緋色の女帝×キャット(シティシーフ)
緋色の女帝×ユキノ(忍者)

■ ロマンシング・サガ3
エレン×サラ

■ サガ・フロンティア
アセルス×白薔薇姫
アセルス×アニー
ライザ×アニー

■ サガ・フロンティア2
プルミエール×ジニー
ヌヴィエム×プルミエール

■ サガ2秘宝伝説(リメイク含む)
人間女×エスパーガール
エスパーガール×エスパーガール
人間女×人間女

■ 刀使ノ巫女
​衛藤可奈美×十条姫和
柳瀬舞衣×糸見沙耶香
古波蔵エレン×益子薫
獅童真希×此花寿々花
折神紫×燕結芽
衛藤可奈美×燕結芽
折神紫×十条姫和
衛藤可奈美×安桜美炎
十条篝×十条姫和
​岩倉早苗×十条姫和

■ 転生王女と天才令嬢の魔法革命
ユフィリア×アニス
ティルティ×アニス
アニス×イリア
レイニ×イリヤ
レイニ×ユフィリア

■ 私の推しは悪役令嬢。
レイ×クレア
ロレッタ×ピピ

■ ひきこまり吸血姫の悶々
ヴィル×コマリ
カレン陛下×コマリ
サクナ×コマリ
ミリセント×コマリ

投稿日:2023年10月31日 22:24    文字数:20,443

お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ♥

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今宵はハロウィンという事で仮装した大人調ちゃんとガリィがキャロルに悪戯しちゃいます!後半はふたなり化したキャロルに調ちゃんとガリィが犯されちゃいますので、苦手な方はご注意を!
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 シンフォギアを纏う歌姫達と神たるシェム・ハの最終決戦から10年近い歳月が流れた…

 惑星改造の仕上げとして、シェム・ハが築いたユグドラシルが歌姫達の口遊む七つの旋律と共に消え去り、傷ついたこの世界も木々の葉が色づき、秋風も冷たくなり、季節が秋から冬に移り変わろうとしている頃には、ハロウィンの催しがなされる程にその爪痕を癒していた。

 かつては奇跡の殺戮者と恐れられた錬金術師キャロル・マールス・ディーンハイムの居城にして、世界解剖の為に築かれた装置でもあったチフォージュシャトー。シンフォギア装者とキャロルとの決戦、神の力を巡っての争い、度重なる死闘、そして、長い月日を経て、朽ちていった廃墟にも、ハロウィンの賑わいが聞こえてきた様な気がしてならず、黒くて、艶やかな髪に櫛を通す女性は微笑む。紅い切れ長の瞳が綻び、崩れた壁の隙間から見える荒野と化した地のさらに先に見える色とりどりの灯り…
 「調ちゃーん!そろそろ着替え終わった?」
 扉の向こうから聞こえる幼い女の子の様にも、しわがれた老婆の様にも聞こえる声に調と呼ばれた女性は黒髪を夜の風の中に躍らせ、振り向く。
 「まだだよ」
 月読調。かつてはこのチフォージュシャトーの城主と戦い、その後、復活したキャロルと共にシェム・ハを討ち果たし、ユグドラシルを翠の刃を纏う最愛の少女とその仲間である歌姫達と共に瓦解させたシンフォギア装者。リンカーに蝕まれながらも紅刃シュルシャガナを纏った小さな身体はすっかり成熟して、幼さの残る顔立ちは女性の艶やかさのある凛としたものになり、その歌には優しさも力強さも慈しみも秘められており、生来の愛らしさと女性の色香で同性をも虜にする歌姫へと羽化していた。
 「手伝ってあげよっか♥」
 扉の向こうからケケッと笑う嗄れた声の主、キャロル・マールス・ディーンハイムの配下として、生み出されたオートスコアラーと呼ばれる自動人形、ガリィ・トゥーマーン。小さな女の子を思わせるガリィの小さな体躯が我慢できないとばかりに薄汚れた重い扉に寄り掛かる。
 「覗いたら、膾斬りにするからね…」
 扉の向こうにいる性悪なお人形さんを澄んでいる一方で殺意も含まれた声で黙らせると調はその黒く、艶やかな髪を結う。サラサラと流れる様な長い髪が調の白い素肌、細身だが、程好く、脂の乗った肉体に触れる。小振りだったおっぱいも豊満な膨らみになり、着替えも済ませていない一糸纏わぬ姿でガリィの前に出れば、仮装する間も与えられずに襲われ、想い出の一片すら残らずに貪られるだろう事は明らかだった。
 「コーディネートが終わったら、いつでも呼んでね♥ガリィちゃんの勝負衣装も見てほしいから♥」
 自分で自分を「ガリィちゃん」などと呼ぶ性悪なお人形さんに胃がムカつきながらも調は自分の漆黒の髪を結うリボンに眼をやる。記憶を失い、FISの施設に囚われた頃から、身に着けていた数少ない装飾品。「調」という文字しか読み取れないボロボロで血塗れの御守りと共にいつまでも手放す事ができなかった。
 (誰かが…これをくれた……私の髪を梳いて……結んで…)
 優しく、話しかけてくれる誰か、黒髪に触れる細くて、柔らかい指、ほんのりとお化粧の匂いがする。壊れたテレビのノイズの様に乱れるハズなのに、それが何故か、女性だと分かる…
 「調ちゃん?」
 ガリィの声に調は我に返る。
 「何でもないよ!すぐ終わらせるから…」
 調はあのリボンを結ってくれた「誰か」の正体を気に留めない事にした。声の主、彼女を守る為にその命を失った母親には到底見せられない仮装をし、淫靡なヴァンパイアになるのだから……

 程なくして、調は待ち惚けをくらっていた性根の腐ったお人形さんは「良いよ」というシュルシャガナの装者の囁きに招き寄せられる様に扉に手を掛ける。ギィーッと重い音がハロウィンの賑わいとは無縁のしんと静まった城内に響く…

 彼女らの厭らしい宴が、身も心も淫乱な怪物と化した女性と少女のハロウィンがこれから始まるのだ…

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 「トリック・オア・トリート♥♥♥♥」
 ガリィは小柄な球体関節人形の身体を軋ませ、体内に内蔵された装置をポロンポロンと鳴らしながら、彼女にとっての女神様の仮装に狂喜、身悶えする。
 (お菓子じゃなくって、調ちゃんを食べたい♥)
 調はスレンダーだが、程好く、肉の付いた身体にギアインナーを思わせるくすんだピンク色で染まったレオタードの様な衣装を纏わせていた。乳首を辛うじて、覆っているものの、控え目でありながら、豊満な膨らみは半分も隠せておらず、胸元の生地はおっぱいを強調する様に鮮血の様な紅、剥き出しになった肩や腿には血で描き殴った様な真紅の不気味なタトゥーが刻まれ、お臍やお腹のラインがクッキリしているだけでも目のやり場に困るのに、股間を覆う面積はさらに少なく、僅かに女陰を隠すのみで、恥丘や腰回りはほぼ丸出し。その背に広げる蝙蝠みたいな張りぼての翼と同じく、両手を包む紅いスリーブも腿を締めつけるタイツもその肉体のムチムチぶりを見せつけるだけで、最早、衣服としては機能していない。大人になってからの敢てのツインテールもガリィの思考回路をバチバチと漏電させていた。
 「お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ♥」
 ガリィは甘ったるい、蕩けちゃいそうな声で露出度バリバリの調の肉体に寄り添う。血の気のない蝋の様にまっ白な人工の肌が人肌に触れ、その温もりが伝わってくる。
 「最初からその気だったでしょ?ガリィこそ…そんなエロい格好で誘って♥」

2Q==
 調の手がそっとガリィの剥き出しになった白くて、小さな肩に添えられる。
 「悪戯するぞ?悪戯されたいの間違いじゃない?淫乱な小悪魔さん♥」
 暗い色の髪を留めるリボンの付きの青いカチューシャはそのままだが、殆ど裸と言っても差し支えない格好で特に上半身は黒っぽいチョーカーと胸元を隠すレースのみ。その胸の周りを覆う布も薄く、丈も短く、その小振りな白い膨らみはほぼ丸見えである。小悪魔につきものの黒い尻尾やツノ、とても、飛べそうにないチャチな羽に比べ、淡いピンクと白で彩られたフリルいっぱいのビキニパンツを履き、タイツもご丁寧にもピンクのフリフリだ。仮装の力の入れどころを間違えてはいないだろうか…
 「キャッ♥」
 華奢な肩に回された調の細い手が陶器の様に白い膨らみに触れ、ガリィは思わずに声を漏らす。
 「可愛い♥」
 お人形さんの裸体など、あまりにもニッチな様だが、人間の少女と同じく、胸元には小振りな膨らみがあり、性器のない恥丘は丸みを帯びた緩やかなカーブを描き、針の様に細い体躯が括れた腰や球体関節で繋がれた四肢の美しさを引き立てている。蝋の様な純白の肌は生来の女性の肉感的な身体と色香が生み出す調の魅惑とは、違う、作られた存在故の麗しさを表している。そして、ガリィと交わった故に身についた女性を惑わす妖艶さも持つのも、ガリィの愛らしい少女の様でいて、邪悪な笑みに魅せられ、染められたからこそのものか…
 「お菓子はないからガリィを悪戯しちゃう♥」
 優しいタッチでスリスリとおっぱいを弄り、悶えるガリィに調は妖しく、微笑むのだった。
 「ちょっと…♥悪戯されて、虐められてぇ…泣いちゃうのぉ…調ちゃんの方だよぉお♥昔みたいに……」
 魔法少女事変の際、ギアインナー姿で文字通り、身一つで捕虜として、幽閉されていた調に「お菓子をくれない悪い子は悪戯しちゃうね♥」と邪悪な笑みを浮かべて、ガリィはエッチなコスプレをさせて、泣きじゃくって、拒否すれば、お菓子の代わりに調の幼さの残る少女の肉体を弄び、その甘美な声に酔い痴れた。シェム・ハが敗れ去った後も「誰が人間風情の因習なんぞ!」と激昂するキャロルの代わりに調をコスプレさせて、辱めたり、エッチなお化けや魔女っ娘に仕立ててから、ハロウィンで賑わう町に降り立っては、恥ずかしがるツインテールのシュルシャガナの少女の反応を愉しんだ。調が欲情した魔女っ娘やモンスター娘にお持ち帰りされた時も敢て、彼女らに悪戯される様を見ては黒い悦びに心躍らせた。ついでに調を犯しまくった女の子やお姉さんからも彼女との甘くて、熱い夜の想い出を粘着的にチュウして、美味しく頂いたのだった…
 「ガリィや変態のお姉さんに悪戯されたお礼♥」
 調はこの朽ちたチフォージュシャトーに再び、囚われるまでは血の気の多い少女として、知られていたが、怒りに任せて、やたらとその刃を振るう事はない。尤も、その瞳を紅く燃やして、歌と祈りを絶唱に変える事からも非道を許す程に甘っちょろくはない。ただ、その身に纏うシュルシャガナの紅く光る刃で断罪する事無く、小さな女の子を弄ぶかの様に嬲り、ものにしていく…かつて、ガリィにされた事をするのだから、調も今は完全にガリィの側なのかも知れない。奇跡を纏い、優しくも強さを秘めた旋律を歌う戦姫とは到底、思えない。
 「ああぁっ♥ガリィちゃん…悪戯されちゃうぅ♥」
 ガリィは腰をくねらせ、内股になり、ギザ歯をみせながら、悶絶する。白くて、華奢な身体に手を這わせ、小振りな白い膨らみから、腰に回し、薄いお腹やお臍の辺りのラインもなぞってゆき、今まで、虐めて、辱めてくれた性悪なお人形さんを優しい手つきで蹂躙する悦びに調は酔う。
 「お望み通り……」
 調はフリルで飾られた黒っぽいビキニパンツでガードされている女性器のない局部を弄りながら、耳元で優しく、囁く。
 「悪戯してやる♥」

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 錬金術の力で灯されたランプがあちらこちらが崩れた壁と薄汚れたシーツの敷かれた寝台で交わり合うお人形さんと歌姫を照らし出す。組み敷かれたお人形さんが小さな女の子の様に身を捩らせ、恥じらいながら、甘い声を上げる。傷んだ寝台を軋ませながら、調はガリィの薄い唇を塞ぐ。調の黒く、艶やかな髪が胸元のショールを剥ぎ取られ、剥き出しになった小振りな乳房に掛かる度に擽ったさにくぐもった声を漏らす…
 (お菓子よりも…美味しいぃ♥)
 キスするついでに想い出をチュッと少しだけ吸うも小さな身体で調に弄ばれるガリィ…以前はガリィがその小さな身体を弄り、押し倒していた、キスをするだけでも恥じらうその小さな装者に今は性根が腐っていると主にまで蔑まれたガリィが優しく、卑しい手つきで蹂躙されているのだから、皮肉なものだ……
 「ああっ♥」
 フリルで飾られた黒っぽいビキニパンツに細い指を滑り込ませ、おっぱいを弄りながら、調はガリィと舌を絡め、クチュクチュと厭らしい水音を立てて、かき回し、ギザ歯を撫で上げる。口づけから解放されると調の熱い吐息が掛かり、性悪なお人形さんの蒼い瞳と調の紅い瞳とが絡まり合う。
 「想い出…美味しかった?」
 あの強い眼光を宿しながらもどこか優しかった紅い瞳…それが歪み、紅く澄んだ瞳が妖しい色香を宿し、まるで品定めでもする様に哀れな獲物を見つめ猫の様なものに変わってゆき、想い出を啜られても、喉の奥でクックッと笑う。
 「うん…♥」
 「可愛い♥」
 お口を開けて、蕩け切った表情で想い出を求めるガリィがまるで餌を欲しがる雛鳥の様に見えた調はウフッとほくそ笑み、性悪なお人形さんの白いほっぺたを撫でてあげる。
 「私もこれ食べたいな♥」
 血の通っていない冷たい球体関節人形の身体…それも少女の肉体を模したほっそりし、乳房も小振りにも拘らず、調はうっとりとしたまま、おっぱいを執拗に執拗に舐る。丸みを帯びた恥丘の触り心地も性器はないが、綺麗なまっ白い女陰を布越しから弄る度に体内の装置を小さく鳴らし、悶える様が手に取る様に分かるのだから、やめられるハズがない。小さな女の子を虐めて、熟してもいない肉体を弄んで何が愉しいのか、長らく、調には理解できずにいた。蔑みと百合奴隷として、飼い殺しにする手段でガリィやキャロルは意地の悪い言葉や卑しい嘲笑を交えながら、犯していたと思っていたのだが、こうして、小さな女の子を悪戯してみると背筋がゾクゾクする一方で甘美な悦びが身も心も満たしていくのを感じるのだった…
 (あの性悪なガリィが…甘えてくる……っ…舐めても擽っても……心地良い♥……もっともっと…可愛がってあげる♥)
 腕の中のガリィが自分に甘えて、よがり、嫌がるのも承知で身体中を舐り、弄り、暴れる小さな身体を押さえ、女性の手にも収まる細い四肢を掴み、首をキューッと締めてやると苦しそうな顔で「やめて」と鳴く。奇跡の殺戮者のしもべとして、人間の命と想い出を貪っていたオートスコアラーとは思えない弱々しく、乱れた姿、ずっと見ても飽きないし、何度でも、弄り回したくなる。出来損ないのシュルシャガナを纏う生意気な小さな女の子をこの手で凌辱し、征服する心地良さにガリィやキャロルが溺れるのは無理はない…
 「ガリィ……♥」
 調はねっとりと唾液を塗りつけながら、白いお腹を愛撫する。ガリィの機械仕掛けの体内が疼き、お腹のラインも丹念に舐られ、うっかりとポロンッとお腹の奥底の装置を鳴らし、調もそれをまるで彼女の心音であるかの様に恍惚とした表情で聞き入っていたのだった。
 「ここ…可愛がってあげるね♥」
 緩やかなカーブを描く丸みを帯びた恥丘に調は口づけ、ねっとりと舐り上げていく。黒っぽいビキニ越しからもクッキリと分かる女陰が細い指で弄ばれ、疼いて、その小さく白いお尻が跳ね、寝台がまたギシッと軋む。調は綺麗な笑顔で口元の唾液も拭き取らずに「可愛い♥」と呟き、局部全体を舐め回される感触でグズグズになったガリィの心が一気に崩れる様に解放される。
 「しらべぇぇえええちゃぁあああああ♥♥♥♥」
 調の囁きに回路がブチブチと切れたかの様にガリィはギザ歯を見せながら、圧し潰された猫みたいな声を張り上げ、達する。調は性悪なお人形さんの乱れた姿に満足でもしてる様に唇をペロッと舐める。
 「悪戯しちゃってごめんね♥でも…」
 調の問いに焦点の合わない瞳を必死に定めようとしているガリィに淫乱なシュルシャガナの装者は続ける…
 「想い出以外…何にもあげるものがないの……だから♥」
 調はニッコリと笑い、暗い色の髪の毛から覗かせるガリィの小さい耳にチュッと口づけ、甘いボイスで囁く。
 「キャロルから…もらおうよ?お菓子♥」
 ガリィの脳裏にブロンドの髪を靡かせ、ハロウィンに浮かれる調とガリィを前に翡翠を思わせる綺麗な瞳に怒りを滾らせ、口をへの字に曲げる少女、大好きなマスター、キャロルの顔が浮かぶ。
 「ついでに悪戯もしちゃおうよ♥」
 ハロウィンと言えば、仮装。その仮装の中でも、お化けに次いで、魔女はハロウィンの代名詞、奇跡の殺戮者と物騒な異名があるのを承知でも、その小さな身体に不釣り合いな大きなウィッチハットを被り、魔法も使うのだから、キャロルも魔女っ娘と言えなくもない。当然ながら、今宵のイベントに乗ってくる訳はないので、それを理由に因縁をつけ、ほぼ悪戯に舵を切れる。
 「マスターとも楽しまなくちゃね♥調ちゃん♥」
 悪戯され、それが戯事から、性的な責めに変わり、あの奇跡の殺戮者の瞳を潤ませ、幼女の様に悔しがらせて、あんあん喘ぎを上げさせる…そう思うだけでガリィは下卑た笑いが止まらない。調もクックックッと猫が喉を鳴らす様な笑い声を上げる。
 「その前に…調ちゃんと……下の…お口…でチュ…ッ…チュッ…したぃ♥」
 ガリィは蕩け切った猫撫で声で甘え、上目遣いで調にエッチなお願いをする。球体関節で繋がれた両脚を開き、その熟れた肉体を招き入れる。
 「バカ♥」
 調は呆れながらもほんのりと頬を染め、ガリィの女陰に己の熟れた女陰を重ね合わせる。ギアインナーの様な薄い生地やビキニパンツを通しても、その熱さが伝わり、じんわりと濡れているのが分かる。
 「熱いぃ♥♥」
 「うっ…ぐぅ♥」
 寝台が一際大きく軋み、調の脂の乗った女陰とガリィの性器のない白い女陰とが口づけ合い、腰を動かす度、調の白い肌から汗が噴き出し、剥き出しの白い肌とインナーでピッチリの箇所とが触れ合い、それぞれに違った感触にガリィは身悶えする。蜜が火の粉となってインナー部分を染め上げ、ガリィの女陰を覆う黒い布地も汚してゆく…
 「良いよぉ♥」
 寝台の軋み音と肉と肉とがぶつかり合うパンパンッと響く、卑猥な音とが埃っぽい空間を満たし、鼻孔を突く、雌の匂いとも呼ぶべき、雌の匂いにも心を惑わされる事なく、一心不乱に肉体をぶつけ合う。ランプに照らされるお人形さんの蝋の様な肌にも汗でもかいている様に水滴がつき、熱を帯びる。黒いツインテールを振り乱し、大きくなった豊満な胸の膨らみを揺らし、耳までまっ赤になった顔はいつもは切れ長の瞳も蕩け、お口からは涎を迸らせる。
 「いくよぉぉお♥♥♥♥」
 お腹の奥が熱い。子宮がキューッと締め付けられるのを感じ、心音も止めどなく、大きくなる。調の熱と鼓動が伝わったかの様にガリィの回路もバチバチと爆ぜる。作り物の身体が軋みながらも愛おしい歌姫を求める。
 「ガリィィィィィィィィ♥♥♥♥♥♥♥♥♥」
 「しらぁあべぇぇえええぇぇええぇ♥♥♥♥♥♥♥♥♥」
 寝台で絡み合う女性と性悪なお人形さんは好きな子の名前を呼びながら、果てた。調のお腹の奥から吐き出された甘ったるく、高熱を帯びた愛液がガリィの球体関節までも厭らしい色に染め上げてゆく……

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 「「ハッピーハロウィーン♥♥♥」」
 現世に蘇った魔女っ娘、キャロルはかつて、配下のオートスコアラーを侍らせていた大広間の玉座から転げ落ちる。ハロウィンなど当の昔に忘れていたどころか、関心すらないというのに、エロい仮装をしたお人形さんと百合奴隷に脅かされたのだから…
 「なんのつもりだ!?」
 キャロルは何とか、様々な刺繍が施された法衣を思わせる一張羅を不器用ながらに直し、玉座に縋りつく。転げ落ちた際にずれた大きなウィッチハットのおかげで顔は隠れているが、怒りで震え、歯をガチガチと鳴らしているのは、想像に難くない。
 「嫌ですよ♥マスター、ハロウィンの仮装に決まってるじゃないですか♥」
 ガリィは調に寄り添いながら、人差し指を唇に当て、悪戯っぽく笑う。
 「だったら、なんで裸なんだ!」
 キャロルが仁王立ちで怒鳴るのも無理はない。先程まで、寝台の上で乱れ、性悪なお人形さんに悪戯したシュルシャガナの歌姫、リボンで結われた黒髪はバサバサになり、じっとりと湿っている。頬を紅潮させ、荒い息遣い、露出した白い肌は火照り、ダラダラと噴き出した汗が滴る。お腹とお股とおっぱいを僅かに覆っているインナーはグッショリと濡れ、特に局部は異臭を放ちながら、ドロドロに濡れ、生暖かい液体が腿を伝い、タイツもしっかりと汚している。インナーもその細くも豊満な身体にピッチリと貼り付き、お臍の穴やお腹やおっぱい、お尻のラインが剥き出し、股間は女陰をほんの少し覆っている程度だから、もう丸出しも同然、キャロルの言う通り、これは裸と変わりないだろう。シュルシャガナの装者にベッタリのガリィの球体関節人形の身体も異様な匂いのする体液で汚れており、上半身に巻き付けていた黒いショールも脱ぎ捨て、小振りなおっぱいを晒している。調の愛液で汚れたピンクのタイツもさっさと脱ぎ捨て、残すはピンクのフリル付きの黒いビキニパンツのみ。こちらもほぼ全裸で差し支えないのではないか。
 「キャロルはお菓子よりも女の子を悪戯する方が好きかなって♥ガリィが♥」
 調は妖しく微笑み、ガリィを抱き寄せ、優しく優しく、撫で上げながら、その紅い瞳にキャロルを捉える。まるでウブな幼子を狙うサキュバスの様に……
 「そんな趣味はないわ!」
 キャロルはヒールの履いた小さな足でダンッと大広間の床を鳴らす。
 「素直じゃありませんね♥マスター♥」
 「いっつも、ガリィと一緒に犯しまくってた癖に♥」
 事後の愛液と雌の匂いに塗れた卑しい佇まいでクスクスと嘲笑する性悪なお人形さんと妖艶な淫魔に成長した百合奴隷にキャロルは歯をギリギリ食い縛る。
 「良いから、さっさと服を着ろ!!!」
 キャンキャンの声で喚く魔女っ娘。とても奇跡の殺戮者と恐れられ、世界破滅一歩手前まで手を伸ばした恐怖の錬金術師とは思えない取り乱し様である。こんな可愛い女の子に食指が動かない訳がない。
 「お菓子をくれたら…考えてあげる♥」
 調は妖しく光る紅い瞳をウインクする。
 「その卑しい身体でも慰めながら、自分の血でも飲んでろ!」
 キャロルが腕をブンッと振ると真空の刃が放たれ、調の頬を掠る。鋭利な刃で切り裂かれた様な傷口から血が滲み、リボンで結われた髪も一房、床に落ち、フワッと黒くて、長い髪が広がる。
 「もしかして♥悪戯の方が良かったの?」
 調はもう片方のリボンを解き、黒いロングヘアーを翻し、ほっぺの血を拭って、ペロッと口に含むと胸元の紅い布地を捲り、乳首をチラ見せして、キャロルを煽る。
 「寄るな!!淫乱!!!」
 キャロルの右腕に赤い渦が纏わり付いたと思うとそれは紅蓮の炎へと変わる。
 「お菓子はなし、ガリィちゃんと調ちゃんと遊ぶのも嫌?じゃあ……」
 ガリィがパチンッと指を鳴らすとキャロルの右手に水滴や氷が集まり、絡みついてゆき、その腕に灯す猛火が弱々しくなり、消えていった…
 「悪戯されても仕方ないですよね♥マスター♥」
 ガリィはギザ歯を見せながら、ケッケッケッとゲスな高笑いをする。調も紅いリング、メカでできたチャクラムというべき刃を取り出し、それは紅い一閃となって、キャロルのローブを切り裂き、その下に隠された暗い紅のボディにピッタリの衣装を露にする。スカートは短く、腿は丸見え。床に落ちたローブに足を取られた哀れな殺戮者を調とガリィは素早く、捕らえる。
 「これ…ギアを加工した仮装だから♥」
 ギアインナー姿で長らく、幽閉されていたから違和感がないと思いきや、身に纏った結界に等しいシンフォギアを露出度の高い、エッチなコスプレ衣装にし、幾ら、悪事を働いたとはいえ、小さな女の子を傷つけ、捕らえる為に利用するだなんて。シンフォギアの歌姫もここまで堕ちたかとキャロルは呆れるが、両腕を性悪なお人形さんの操る氷で拘束された以上は文句も罵声も出てくる訳がないではないか。
 「可愛いわよ?魔女っ娘さん♥」
 「愉しみましょうね♥マスター♥」
 怯えた表情で性悪なお人形さんとシュルシャガナを悪用する妖魔を見つめるその姿はお化けに捕まって、悪戯される小さな女の子そのままである。奇跡の殺戮者たる錬金術師もこれでは形無しだ。怯えているマスターの小さな唇をガリィがそっと血の気のない唇で塞ぐ。
 「うっ…ぅぐぅ!!」
 冷たい死の味がキャロルの口内を蝕む。想い出をその生命の吐息と共に幾度も吸い取ったガリィの舌がその悪意と共に侵していく。口づけから解放されると微睡みにも似た鈍い痛みや痺れでロクに身を捩らせる事さえできずにキャロルは口元から唾液を零す。
 「ご馳走様でした♥」
 ガリィはペロッと唇を舐め、ウフッと微笑を浮かべる。脳味噌をちょこっと弄られて、虚ろな表情を浮かべる主が可愛くて仕方ない、このまま、手籠めにしても悔いはない。寧ろ……
 「マスター!!!ガリィちゃんが優しく優しく、頂いてあげますよ♥」
 パンツ一丁で大興奮する破廉恥なお人形さんの頭を調はパシッと叩いた。
 「お菓子よりも女の子の想い出を食べたがるなんて♥」
 「調ちゃんこそ、いっつも意地悪するマスターを食べちゃいたい癖に♥」
 ガリィの問いに調は軽く、首を横に振った。
 「私は悪戯の方を選んだだけ♥」
 どの道、想い出を奪われるついでにチャームされたキャロルに悪さをするのだから、それ程、ガリィと変わりはしないのだが、「貴女と一緒にしないで」と性悪なお人形さんに釘を刺す。
 「お……お前らぁ……ぁぁあ♥」
 嫌がっているハズなのに、顔を赤くして、呪いと蔑みの言葉を吐いてばかりのお口から漏れる声も甘えた様な上擦ったものに変わる。逃れ様にも両手を繋ぐ冷たい戒めの刺す様な痛みと冷たさでまともに抵抗すらできない。
 「やめっ……ぇ!」
 調にその僅かに膨らんでいる乳房を揉まれ、キャロルは苦悶の表情を浮かべる。円を描きながら、優しく、揉み込む様なタッチで弄る。身体に密着する薄手の紅い衣服越しからもキャロルの体温が伝わり、キャロルも細く、柔らかい女性の手で愛撫される感覚に痺れ、心臓がトクトクッ鳴き、翡翠の様に美しいながらも憎悪の色でどことなく淀んでいる瞳から大粒の涙が零れ、調はそっとキスする様に舐め取る。頬に触れる黒い絹の様な髪の感触に小さく呻く…
 「可愛い♥」
 切れ長の瞳を細め、舌舐めずりし、小さな身体を嬲る様に撫で回していく様はまるで蛇の様。苛烈だが、慈愛の心の宿った歌を奏でた装者の顔ではない。素肌の殆どを晒しながら、傷つけて、弄ぶ為に紅い一閃を放つのだから、既にガリィやキャロルの側の妖しく、淫靡な存在にまで堕ちたのだろうか。それを物語る様に調は剥き出しのキャロルの生足を撫で撫でして、チュッとキスをして、軽く歯を立てる。頬を傷つけられた仕返し、仮装している吸血鬼に成り切っているとばかりに薄っすらと浮き出た生き血で喉を潤す。
 「キャロルの…血……美味しい♥」
 血生臭い息を吐きかけ、血で汚れた口はまるでルージュでも塗ったかの様。ガリィも血の匂いに中てられたのか、キャロルのおっぱいをギューギューッと揉み解し、汗ばんだ肌に貼りついた暗い紅のお洋服をビリビリと破る。
 「貴様ぁぁあ♥♥」
 刺す様な激痛と痛みに悶えながら、惚けた頭でキャロルはジタバタと暴れるが、それも容易に妖艶な歌姫と意地の悪いお人形さんに押さえ込まれる。
 「綺麗なおみ足♥それにおっぱいも……♥」
 ガリィは歯型だらけになり、調に甘噛みされる足、ぷっくりとした乳首を指の腹でクリクリしながら、キャロルの反応を愉しむ。主の小さな身体がビクンと跳ねるとギューッと乳首を抓ったり、おっぱいを揉み揉みする。ヒールを脱がされたキャロルの足首に調の唇が這い、指の一本一本までうっとりと見惚れながら、舐り上げてゆく。破り捨てられた衣服と同じく、紅いショーツが湿り、黒ずんでいるかの様に見える。少女の体液で湿ったショーツに口づけ、調はゆっくりと味わう。
 「そこぉ……いやあぁあ♥♥」
 大人のお姉さんに力尽くで押さえられ、あそこを舐められ、燦々と涙を流す。自慢の錬金術が使えなければ、意地っ張りだけど、泣き虫の幼い女の子だった。小さな身体を仰け反らせ、暴れさせるも、調とガリィを悦ばせるだけ。
 「脇……いやぁぁあ♥♥」
 脇の下を蛞蝓が這う様な感覚。擽ったくて、恥ずかしくって、しゃくり上げてしまう。キャロルの腋をペロペロ舐めるガリィはギザ歯を見せながら、邪悪な笑顔を浮かべる。
 「これ…脱いじゃおうね♥」
 小さな女の子をあやす様に調は囁きながら、紅いショーツに手を掛ける。キャロルの未成熟の女陰がその下にあるかと思うとウフフッと黒い欲望に駆り立てられる。
 「やだ!……やぁああだ♥」
 調とガリィに揶揄われても、奇跡の殺戮者の威厳は保つ様に務めているキャロルだが、それさえもどうでも良いとばかりに駄々を捏ねる幼子の様に泣きじゃくりながら、やだやだと暴れる。
 「悪い子ね…」
 調の声が冷たく、暗い、どことなく、嗜虐心とはまた別の得体の知れないどす黒さの籠ったものに変わる。一瞬、その幼い身体を震わせ、動かなくなるキャロルの紅いショーツを面倒とばかりに引き千切る。悪臭を放つボロ雑巾と化した下着はあっけなく、ポイ捨てされ、丸みを帯びたつるんっとした恥丘が調とガリィの前に現れる。女性器を覗かせるクレヴァスを舌先でつつくと耳までまっ赤にして、キャロルは恥じらう。
 「パパ…!パパ!!……パパ……ぁ……!!!」
 最愛の父の名を口にして、泣きじゃくり、幼い身体を暴れさせ、快感と卑猥な暴力に絡め取られ、溺れてゆく、哀れで淫乱な少女。愛娘の今の姿を見れば、キャロルの幸せを願いながら、生きながら、制裁の炎に焼かれた父親も浮かばれないであろう…
 「すっかり幼児返りしちゃったか♥」
 ガリィはキャロルの乳首を愛撫し、脇を舐め舐めしながら、嘲笑する。調も恥丘にベットリとついた汗を舐めてから、女陰と女性器への責めを再開する…
 「キャロルの美味しい♥」
 無心に幼い少女の股をしゃぶる姿は愛でるのでも何でもない。大人の女性が小さな少女に欲情して、その身を嬲り者にする卑猥で許されざる行為…強姦である。かつて、キャロルから受けた辱めが調の幼さの残る身体を毒してゆき、同じ過ちを性悪なお人形さんと共に犯し、その愉悦さに身を任せようと言うのか…
 「うがぁぁあああ♥♥♥♥♥♥」
 妖艶な女性とお人形さんに身体中を弄られたまま、キャロルは胎内で燃え滾る甘い熱を恥も外聞もなく、解き放ち、調の顔をベトベトに汚す…
 「甘い♥」
 キャロルの蜜をその身に受け、調は嬉しそうに喉に流し込む。
 「ガリィちゃんにも頂戴♥」
 調は「仕方ないな♥」と微笑み、ガリィに口移しで蜜を与えあい、クチュクチュと舌を絡め合う。お互いに肢体を絡ませながら、微睡みに堕ち、汗と愛液でベトベトのままで寄り添い合う様に広間の汚れた絨毯の上に横たわり、やがて、寝息を立て始めた…
 それが最大の過ちだと気づかずに……

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 「起きろ!!この淫売が!!!」
 少女の様でありながらもドスの効いたキャロルの声、凛とした力強さの中に憎悪も含まれている怒声。明らかに泣きじゃくる幼女のそれとは違う。何か危機的なものを感じ、調は身を起こそうとするが、四肢に力が入らず、頭の中がビリビリする。意識が堕ちそうになった時、青黒いヒールにお腹を踏みつけられ、瞳は見開かれる…
 「うっ…!キャロル……」
 調とガリィに犯され、小さな女の子の様に乱れていた醜態が嘘の様に夜叉の様な面構えで見下ろしている。両手を繋ぐ氷の枷もなく、それより、眼を引くのは並の女性よりもガタイのあり、それでいて、脂が乗った豊満な肉体…ファウストローブの力を発揮して、キャロルは瞬時に成熟した身体へと変化させていた。身に纏う青黒く、鈍い光を放つインナーとメカのパーツはキャロルが戦鬼の様にその破壊の力を振るったダウルダヴラに他ならなかった。
 「卑しい売女と性根の腐った人形が眠りこけてる間に何とか、ダウルダヴラを呼び出してな…」
 普通の女の子であれば、ガリィに誘惑され、犯され続けたのであれば、自力でその呪縛とチャームを振り切る事はできず、下手すれば、一生涯、彼女の百合奴隷に堕ちる事だろう。あの性悪なお人形さんの生みの親にして、長い時を生き永らえて、その力を磨き、研究に励み、想い出を蓄え続けたキャロルだからこそのものだった…
 「お菓子をくれなきゃ悪戯する…だと?もっとお前に似合いのものをくれてやる♥」
 汚濁して、粘々した、生暖かい雫が調のお腹に滴り落ちる。この匂い、確かに覚えがあった。ダウルダヴラの力を借りる事で一時的に肉体の一部を男性のそれに変異させる事ができるキャロルならではもの…
 「ううぅぅっ!!!!」
 キャロルの股間に生えているのは、本来は女性の肉体にない赤黒く、醜い肉の塊だった。「男性器」「一物」と呼ばれる肉の棒をそそり立たせ、先端から、ドロドロのコンデンスミルクみたいな液体が分泌されていた。
 「マスター♥もっとぉぉぉ♥♥」
 ガリィがお尻を突き出す格好でトロ顔を浮かべ、粘っこい液体塗れのギザ歯を見せながら、腰を振ってみせる。汚濁した白蜜で蝋の様に白い作り物の身体は穢れ、髪の毛一本から、球体関節に至るまでドロドロ。調が目覚める前に全身、大好きなマスターの一物で犯され、白い蜜でドブ漬けにされたらしい…
 「煩い奴だな♥♥♥♥」
 キャロルは調のお腹をグッと踏みつけ、声を上げさせてから、ガリィの方に歩み寄ると勃起させた肉の棒を意地悪なお人形さんの小振りなお尻に宛がった。調への見せしめも兼ねて…
 「ああぁぁああ♥♥♥♥良いぃぃぃぃ♥♥♥♥♥」
 ガリィは俯せのまま、ギザ歯を見せながら、お尻を振った。白いマグマの直撃を受けた性器のない女陰からはまだポタポタと蜜が落ち、黒いビキニパンツもピンクのフリルもすっかり、白く染められている。
 「さっき…いっぱいくれてやったのに、まだ足りぬか♥♥♥♥」
 キャロルの肉体が打ち付けられる度、ガリィの細い身体がバウンドし、体内の装置がポロンポロンッとけたたましく、悲鳴を上げる。にちゃあっと愛液が纏わりついたギザ歯を見せながら、口をあんぐりと開けながら、ガリィは腰を振り、歓喜の声を張り上げる。大好きな調にマスターに悪戯した罰として、お仕置きされる醜態を見られているのを承知で喘ぐ。
 「マスター♥♥♥♥♥♥」
 キャロルの極太の肉の棒が白い炎を吐き、ガリィのお尻と背中を焼き尽くしていく。猫の様に伸びをして、汚れ切った球体関節人形の身体から、力が抜け、倒れるのだった。
 「ガリィ………」
 ガリィとキャロルの腰と腰の間の白い閃光が調の網膜を焼く。キャロルは魔法少女事変の頃にガリィが鎮座していた台座に白く穢れた性悪なお人形さんを座らせるとダウルダヴラから飛び出したピアノ線を思わせる鋼鉄の糸で縛り上げる。想い人である、彼女の女神様が辱められるのを見せつけてやる為に…
 「待たせたな♥」
 キャロルは調の方を見返ると手についた白い蜜を舐め取り、指パッチンをすると金色の炎を上げながら、メカのパーツが燃え尽き、インナーに包まれた豊満な肉体が露わになる。プルンッとおっぱいを震わせ、剥き出しになっている肌や染みついた雌の匂いからも女性の色気が見て取れるが、奇跡の殺戮者の持つ嗜虐心が目の前の女性、自分を辱めたシュルシャガナの歌姫を甚振りたいと望む…
 「トリック・オア・トリート♥」
 キャロルが薄笑いを浮かべる。悪戯一択だというのに……

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 「ガリィちゃんの目の前で……調ちゃんが♥」
 ガリィはその細い身体がダウルダヴラの糸で緊縛される苦痛に悶えながら、目が離せずにいた。大好きなマスターが最愛の調を犯す淫靡な宴を…
 「あぁ♥……あうぅ♥……ぅぅ……♥」
 肉感的なキャロルの身体が彼女に比べ、細身の調を圧し潰し、延々と口づけを交わす。この牙城に捕えてきた多くの女性や少女の想い出を啜り、凌辱してきた奇跡の殺戮者の蕩ける接吻でシュルシャガナの歌姫はトロンッと恍惚とした表情を浮かべながら、舌を噛む事も拒む事もなく、望んで、口内を侵され、脳味噌の髄までその熱と甘い毒が沁み込んでくる…
 (キャロルの……キスぅ……溶けちゃうぅぅ♥♥)
 紅い眼光はとっくにドロンッと濁り、口づけだけで白い肌は汗ばみ、心音と身体中を駆け巡る血液とが混ざり合い、調はすっかり魅了されているのが、キャロルには手に取る様に分かる。粗末な生地で辛うじて、隠れるだけの乳房を揉み揉みすると「キャッ♥」と声を上げる。キャロルも調の反応とたわわに実る胸の膨らみの温もりと心地良い揉み心地に思わず、笑みを漏らす。
 (心臓の音……キャロルに聞かれちゃう♥)
 キャロルの手が調の乳房を揉み、左胸の下に手を当てて、惚けている。掌から伝わる心の臓の吐息、心臓から送り出される血液の温かさに触れ、キャロルの心臓もドクンッと脈打ち、ガリィの小さな体躯に白濁したマグマを吐き出した肉棒も大きく脈動する…
 「淫乱な吸血鬼に興奮?キャロルも変態さんね♥」
 鋭い黒々とした爪の生え揃ったキャロルの拳でおっぱいを握る潰され、調が涙を零し、呻く。お仕置きのつもりで責め苦を与えただけのハズなのに、キャロルは勃起させた男根から白い蜜を滴らせ、血管を思わせる黒い筋に絡まる様に落ちてゆく…
 「吸血鬼?ギアを脱ぎ捨て、主を誘う淫売にしか見えぬぞ?」
 キスから解放されてもうっとりと紅い瞳を細める調の涙を舐め取り、キャロルはほくそ笑む。
 「女に尻を振る売女の分際でオレを変態と罵った罰だ♥」
 キャロルは足を舐られ、噛まれたお礼にガブッと首筋に噛みつき、流れる血を口に含み、そっと調に口づけて、飲ませる。
 「いいぃっ!!血……ぃ!!」
 鼻孔を突く、血生臭さ、口内を侵していくヌメヌメした鮮血の味、それがキャロルの唾液が混ざり合いながら、ゆっくりと舌でかき回され、歯茎も舐られ、脳味噌の中まで解された様に紅い瞳を蕩けさせた頃、やっと、主とのディープキスから解放される。
 「お前の血など、汚らわしくて、飲めたものじゃないぞ♥」
 キャロルは舌を見せ、嘲るとその剥き出しの白い肩と鎖骨を素肌に刻まれたタトゥーをなぞる様にねっとりねっとりと舐る。未成熟の少女の肉体とは違う、肉厚のある脂の乗った肉体。今までに抱いた女性達の熟れた身体よりも細く、締まっている。汗と愛液とが混ざり合った雌の匂いと形容するしかない悪臭でさえも花の香りの様にさえ思えるのだから不思議だ。
 「あっ♥いやっ♥♥」
 剥き出しの素肌、僅かに隠すくすんだ紅のギアインナーに舌が這う度に調は甘い声を上げ、可愛く、悶える。相手が女性であっても、抱かれる側になれば、乱れ、淫靡な声を上げて、身を捩らせながら、色香を放ち、迎え入れる。本来は愛する者と繋がる為の交わりだというのに、かつては殺し合いを繰り広げた奇跡の殺戮者にその身を捧げている。調の想い人にして、シュルシャガナの対と成るイガリマを纏うシンフォギア装者、暁切歌が目にすれば、何を想うか。自らの命と引き換えに救った愛娘の顛末を知れば、あの若い母親は嘆くだろうか…
 「こんなに卑しい身体に育ちおって♥」
 キャロルは調のおっぱいにむしゃぶりつき、もう片方のおっぱいを揉み解したり、心音を感じていた右手をお腹の方に滑らせてゆく。汗ばんだ肌に貼りついたギアインナーのおかげで身体のラインはクッキリ、インナー越しから乳首やお臍の穴を刺激され、ピッチリスーツのおかげでなまじ裸で触れ合うよりも恥ずかしくて、体感もビンビンである。キャロルに嬲られ、弄られる度に鼓動が大きくなり、火照った肌から汗が噴き出し、露出度の高いインナーは単に性的な快感を刺激し、身体を締めつけるだけの厭らしい拘束具でしかなかった。
 「調ちゃん…あんなエロく…よがって♥」
 黒いビキニパンツしか履いてない性悪なお人形さんはアヘ顔でキャロルに舐られ、血の一滴迄啜られる調の淫らな姿にトリップしている。もし、鋼鉄の糸で拘束されていなければ、あの中に飛び込んでゆくところだが、それも叶わずに身を捩らせ、何とか球体関節で繋がれた手で女性器のない股間を慰める。
 「惚れた女が穢される様で疼いた身体を慰めるか……流石は性根の腐ったガリィだな…」
 キャロルは自分が女性を犯している事実を棚に上げ、配下のお人形さんを蔑むが、それもどうでも良いとばかりに汗を吸ったギアインナーに口づけ、舐り続けるのだった。薄く、面積も少ないインナー部分では隠し切れないムッチリと肉の付いた恥丘を黒く鋭利な爪で撫で上げ、足の付け根を丁寧になぞってゆく。
 「ああっ♥」
 ギアインナーで守られている女陰が疼き、調は喘いだ。ギアインナー越しからの責めは密着したインナーの感触も相俟って、ポンポンスーのお股を弄られるよりも応える。インナーで隠し切れない白い女陰にもキャロルの指が躍り、つぷっと指を滑り込まされ、お尻の穴が疼く。
 「お前の中……熱くって♥……キツイ…ぞ♥」
 ギアインナーで締めつけられる女陰にキャロルの指が潜り込まされる。無理に破かずとも、ほぼ股間が露出しているのだから、指を潜り込ませる隙は幾らでもある。調の腰が跳ねても、ギアインナーで押さえ込まれ、押し戻される形でキャロルの指がますます深く体内に潜り込む。お股と脚の付け根、脂が乗り、汗も滴る白い恥丘にも舌を這わされ、お腹の内側も豊満な肉体も同時に責め立てられ、調は腰をくねらせ、ガリィもその肉体のアジト心地良さをその電子回路に思い描いて、緊縛状態での自慰の末に絶頂を迎える。
 「お腹……熱いいぃ♥」
 ドクドクッと心音が脳裏に響き、胎内の甘い熱が子宮だけでなく、その細くて脆くも肉付きの良い身体を侵していく。妖しい女性の色香は当に失せて、されるがままに同性にその身を喰われる哀れな少女の様に頬を染め、甘い苦痛に溺れてゆく…
 (イクぅぅぅぅうぅ♥♥♥♥♥)
 子宮がキューっと絞めつけ、お腹の奥が苦しくなる。胎内の熱が甘ったるく、汚濁した炎となって、溢れ、調の肉体は本来は女性の肉体にはないキャロルの肉の剣と白い禁断の蜜を欲している。だが、それを見透かした様にキャロルは恥丘への責めも止め、指をジュルジュルとクレヴァスから引き抜く。
 「あぁぁううぅぅぅぅ♥♥♥」
 絶頂に達する間際に行為を止められ、お腹の疼きも心臓の叫びも収まらず、調はビクンッと身悶えする。文字通りの舐めプ、生かさず、殺さずの拷問から逃れたいとお尻はヒクつき、涎の様にジワジワと胎内の熱が股間のギアインナーを染めて、床に零れ落ちる…
 「苦しいか?」
 キャロルはニィーッと笑い、調に問う。その艶やかな黒髪を汗と床の埃で汚しながらも呂律の回らない舌でおねだりをしながら、調は頷く。
 「まるで幼子の様だな♥」
 ガリィに想い出を弄られ、チャームされ、幼児化のレベルまで、貶められ、恥ずかしい姿を曝したキャロルは装者としても成熟して、同性をも魅了する妖艶な女性に羽化した調を快楽の虜にして、口も利けない程に壊してやった。女神様と心酔するシュルシャガナの歌姫が小さな女の子みたいに涙を零し、よがる姿を性悪なお人形さんに見せつける格好で…
 「オレが幼児扱いしてくれた褒美だ♥気分はどうだ?出来損ないのエロガキめが♥♥」
 キャロルはやはり根に持っているのだろう。だからこそ、自分が受けた屈辱をそのまま返した。そして、侮辱され、貶められているにも拘らず、調はトロンッと惚けたまま、涎を垂らし、懇願する。
 「ごめんなさぁあ…♥お腹ぁ……苦しいぃぃのぉ♥♥…キャロルに…
ひもぃぃい…よぉぉ…うぅぅぅしへぇえええ♥♥」
 ただの身体の大きな幼女にまで堕ちたシュルシャガナの装者、今の調を歌姫などと呼ぶ者はいないだろう。彼女に惹かれた女性であっても、思いっ切り、嘔吐をした挙句、蔑みの言葉を浴びせ、二度とその顔を見たいとも思わないのではないか…
 「よくできたな♥」
 キャロルは勝ち誇った様に喉の奥で笑い、お望み通り、女陰に口づけする。
 「あぁぁっ♥♥」
 熱を帯びた蛭が纏わりつく様な感触、待ち望んでいた責めに調は腰を浮かせ、キャロルはしっかりと腿を押さえ、インナーに覆われていない素肌を舐め舐めしながら、優しく、溢れた蜜を味わい、ギアインナー越しからもクレヴァスとその中で疼く女性器を責め立てていく。
 (なんと美味なのだ♥)
 ギアインナーをクイッと捲り、クレヴァスを丹念に舐め、後から後から溢れる蜜をキャロルはコクコクと喉に流し込む。
 「ひぃぃぃあぁあぁああああああ♥♥♥♥♥」
 カプッと甘噛みされるのを合図に調はお腹の奥で熟成された超濃厚の蜜を吐く。それは宛ら濁り切った炎の様だった。荒い呼吸でぜえぜえと肩で息している歌姫にキャロルが食指を動かされない訳はなく、捲られたギアインナーから覗かせる女陰、トクトクと蜜を流すクレヴァスに赤黒い肉棒を宛がう。
 「んっ…!」
 熱を帯びているが、捉えどころのない肉の感触、それでいて芯のある物体、先端から分泌されるエキスの生々しい温かさを心地良いとさえ、調は思っていた。例え、すぐにこのグロテスクな肉塊が胎内に入ってくるとしても!!
 「キャロルゥゥゥゥ♥♥♥♥♥♥♥」
 熱した鉄の塊がお腹の奥に流し込まれる様な激痛が調を襲う。キャロルは燃え滾る銅を流し込む様にずらされたギアインナーの隙間から覗かせる女陰に極太の肉の棒を押し込んだ。
 「いいぞぉ♥♥♥菓子の代わりに極太の止めをぶっ刺してくれる!!!!!」
 ずらし挿入の格好でキャロルは調に種付けプレスをくらわせる。シェム・ハとの決戦時よりも肉付きが良く、背が伸びたとは言え、調のスレンダーな身体が肉厚のあるキャロルに圧し掛かられ、彼女の力で乱暴されて、堪えないハズなく、骨が砕ける様な痛みと子宮を穿つ圧迫感に悲鳴を上げる。
 「ガリィちゃんの調ちゃんがぁあぁあ♥♥♥」
 お菓子の代わりに悪戯して、調子に乗っていたお人形さんと吸血鬼のコスプレをした歌姫は本物の魔女の怒りを買い、骨までしゃぶり尽くされる羽目になったのだ。雁字搦めにされたガリィは目の前で愛しい愛しい調ちゃん、女神の様に優しくて、強く、それでいて、女の子を何人も泣かしちゃう妖艶な女性になった歌姫がその旋律もコスプレ衣装と化したギアも剥ぎ取られ、幼い女の子様に壊されていく様を見せつけられ、自身もしっかりと犯された……にも拘らず、嬉しさのあまり、涎を迸らせている。
 「オレからのサプライズだ♥♥♥」
 パンパンパンッと肉と肉とが打ちつける音がチフォージュシャトーの大広間に木霊する。歓喜と興奮の声に湧き上がっているが、ハロウィンの賑わいとは違って、百合奴隷に貶めた女性を凌辱する魔女っ娘の邪悪な高笑い、落ちた歌姫の喘ぎが雌の匂い共々、この空間を支配していた。
 「「ハッピーハロウィーン♥♥♥♥♥♥」」
 醜い肉慾に染まった悪鬼の様な笑いを浮かべながらキャロルは調の胎内にドクドクと白濁したマグマを放つ。それに応え、調も締まりのない口から唾液を迸らせながら、大しゅきホールドしたまま、果てたのだった……

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 ハロウィンの夜が更けて尚もチフォージュシャトーの魔女っ娘とサキュバスと化した歌姫の淫靡な交わりは続けられていた…
 「雌犬みたいに腰を振って、媚びてみせろ♥♥♥」
 キャロルはガタイの良い豊満な肉体を揺らし、四つん這いになって、涎を垂らし、黒い髪を振り乱しながら、喘ぐ、調のお尻をガシガシと突き、その度にキャロルの巨乳と玉玉がブルンブルンッと震える。
 「キャロルゥゥゥ♥♥♥♥お尻ぃぃぃ♥♥♥しゅごぉぉぉおいぃ♥♥」
 ずらし挿入だけでは足りず、下半身のギアインナーを引き裂かれ、剥き出しになった女陰とお尻からは幾度も吐き出された汚濁した白いマグマがベトベトと零れ落ち、お腹の中は胎内も直腸もキャロルの放った灼熱の白い蜜でいっぱい、膨れ上がったお腹はまるで妊婦の様である。
 「菓子の代わりに仕置きとして、悪戯……辱めてやってるのに!!何を悦んでいる♥♥♥♥♥」
 甘い苦痛に悶えながらもよがっている調だけでなく、キャロルもこの淫乱なシュルシャガナの装者に溺れている。歌ではなく、甘えた様な卑しい声で鳴く事しかできないにも拘らず、シェム・ハとの決戦の時に彼女とその仲間達が奏でた旋律よりも心を熱くするのだから、皮肉なものだ。
 「お菓子や悪戯よりもずーっとぉぉぉ♥♥♥♥良いぃぃぃぃぃ♥♥♥」
 噴き出した汗で眼を開ける事さえロクにできず、ベットリと髪が背中に貼り付き、キャロルに罵倒されながら、肉の棒とその熱くて、甘美な白濁したマグマを浴びたくて、お尻を振る。吸血鬼ではなく、サキュバス、それも誘惑して、弄んだ魔女っ娘に完全に屈している。
 「卑しい百合奴隷にはこっちの方が似合いという訳か♥♥♥」
 キャロルの嘲笑にも「嬉しい♥」と耳をまっ赤にする調…
 「いい加減にしろ!!!」
 「きゃぁあ♥」
 キャロルに罵声を浴びせられても、嬉しそうに四つん這いで甘える。心臓の叫びも熱した血も苦痛から甘美な悦びに変わる。
 (だけど……こいつ……最高だ♥)
 今までに抱いた女性、死ぬまで犯し続けた少女、どの百合奴隷よりも身体を毒していく。何よりも共にシェム・ハを討ち果たした歌姫なのだ。情も沸き、ちょっとやそっと虐めて、乱暴に遊んだとしても壊れる事はそうそうない。何よりも世界に響き渡る七つの旋律を奏でた少女をこうして、妖しく、女性を誘う百合奴隷にまで堕としたのだ。この性交を止められる訳はない。肉棒が胎内の温もりに包まれ、肉体を打ち付ける度に激しいうねりがキャロルの心身を満たしてゆく。ケダモノの様な咆哮と共に二人の女性は果てるのだった…
 「キャロルゥゥゥゥゥゥゥウウウウ♥♥♥♥♥」
 「しらべぇぇええええ♥♥♥♥オレだけのぉぉっぉおおお♥♥♥」
 汚濁したマグマを浴び、調は嘔吐して、あらゆる体液でビチャビチャになった床を汚し、崩れ落ちる。足腰すら立たなくなった調の両腿を持ち上げる格好でキャロルはまだまだ萎えない肉の剣を熟れた女陰へと呑み込ませる…

 肉慾と愛憎の渦巻く廃墟の城で戯れる女性とお人形さん…
 
 ハロウィンの賑わいも静まり、欠けた月が照らす大地、その祭りの後の静けさを破る卑猥な喘ぎはまだやみそうにない
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お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ♥

キーワードタグ 戦姫絶唱シンフォギア  月読調  ガリィ・トゥーマーン  キャロル・マールス・ディーンハイム  ハロウィン  人間×人外  ふたなり  R18 
作品の説明 今宵はハロウィンという事で仮装した大人調ちゃんとガリィがキャロルに悪戯しちゃいます!後半はふたなり化したキャロルに調ちゃんとガリィが犯されちゃいますので、苦手な方はご注意を!
お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ♥
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 シンフォギアを纏う歌姫達と神たるシェム・ハの最終決戦から10年近い歳月が流れた…

 惑星改造の仕上げとして、シェム・ハが築いたユグドラシルが歌姫達の口遊む七つの旋律と共に消え去り、傷ついたこの世界も木々の葉が色づき、秋風も冷たくなり、季節が秋から冬に移り変わろうとしている頃には、ハロウィンの催しがなされる程にその爪痕を癒していた。

 かつては奇跡の殺戮者と恐れられた錬金術師キャロル・マールス・ディーンハイムの居城にして、世界解剖の為に築かれた装置でもあったチフォージュシャトー。シンフォギア装者とキャロルとの決戦、神の力を巡っての争い、度重なる死闘、そして、長い月日を経て、朽ちていった廃墟にも、ハロウィンの賑わいが聞こえてきた様な気がしてならず、黒くて、艶やかな髪に櫛を通す女性は微笑む。紅い切れ長の瞳が綻び、崩れた壁の隙間から見える荒野と化した地のさらに先に見える色とりどりの灯り…
 「調ちゃーん!そろそろ着替え終わった?」
 扉の向こうから聞こえる幼い女の子の様にも、しわがれた老婆の様にも聞こえる声に調と呼ばれた女性は黒髪を夜の風の中に躍らせ、振り向く。
 「まだだよ」
 月読調。かつてはこのチフォージュシャトーの城主と戦い、その後、復活したキャロルと共にシェム・ハを討ち果たし、ユグドラシルを翠の刃を纏う最愛の少女とその仲間である歌姫達と共に瓦解させたシンフォギア装者。リンカーに蝕まれながらも紅刃シュルシャガナを纏った小さな身体はすっかり成熟して、幼さの残る顔立ちは女性の艶やかさのある凛としたものになり、その歌には優しさも力強さも慈しみも秘められており、生来の愛らしさと女性の色香で同性をも虜にする歌姫へと羽化していた。
 「手伝ってあげよっか♥」
 扉の向こうからケケッと笑う嗄れた声の主、キャロル・マールス・ディーンハイムの配下として、生み出されたオートスコアラーと呼ばれる自動人形、ガリィ・トゥーマーン。小さな女の子を思わせるガリィの小さな体躯が我慢できないとばかりに薄汚れた重い扉に寄り掛かる。
 「覗いたら、膾斬りにするからね…」
 扉の向こうにいる性悪なお人形さんを澄んでいる一方で殺意も含まれた声で黙らせると調はその黒く、艶やかな髪を結う。サラサラと流れる様な長い髪が調の白い素肌、細身だが、程好く、脂の乗った肉体に触れる。小振りだったおっぱいも豊満な膨らみになり、着替えも済ませていない一糸纏わぬ姿でガリィの前に出れば、仮装する間も与えられずに襲われ、想い出の一片すら残らずに貪られるだろう事は明らかだった。
 「コーディネートが終わったら、いつでも呼んでね♥ガリィちゃんの勝負衣装も見てほしいから♥」
 自分で自分を「ガリィちゃん」などと呼ぶ性悪なお人形さんに胃がムカつきながらも調は自分の漆黒の髪を結うリボンに眼をやる。記憶を失い、FISの施設に囚われた頃から、身に着けていた数少ない装飾品。「調」という文字しか読み取れないボロボロで血塗れの御守りと共にいつまでも手放す事ができなかった。
 (誰かが…これをくれた……私の髪を梳いて……結んで…)
 優しく、話しかけてくれる誰か、黒髪に触れる細くて、柔らかい指、ほんのりとお化粧の匂いがする。壊れたテレビのノイズの様に乱れるハズなのに、それが何故か、女性だと分かる…
 「調ちゃん?」
 ガリィの声に調は我に返る。
 「何でもないよ!すぐ終わらせるから…」
 調はあのリボンを結ってくれた「誰か」の正体を気に留めない事にした。声の主、彼女を守る為にその命を失った母親には到底見せられない仮装をし、淫靡なヴァンパイアになるのだから……

 程なくして、調は待ち惚けをくらっていた性根の腐ったお人形さんは「良いよ」というシュルシャガナの装者の囁きに招き寄せられる様に扉に手を掛ける。ギィーッと重い音がハロウィンの賑わいとは無縁のしんと静まった城内に響く…

 彼女らの厭らしい宴が、身も心も淫乱な怪物と化した女性と少女のハロウィンがこれから始まるのだ…

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 「トリック・オア・トリート♥♥♥♥」
 ガリィは小柄な球体関節人形の身体を軋ませ、体内に内蔵された装置をポロンポロンと鳴らしながら、彼女にとっての女神様の仮装に狂喜、身悶えする。
 (お菓子じゃなくって、調ちゃんを食べたい♥)
 調はスレンダーだが、程好く、肉の付いた身体にギアインナーを思わせるくすんだピンク色で染まったレオタードの様な衣装を纏わせていた。乳首を辛うじて、覆っているものの、控え目でありながら、豊満な膨らみは半分も隠せておらず、胸元の生地はおっぱいを強調する様に鮮血の様な紅、剥き出しになった肩や腿には血で描き殴った様な真紅の不気味なタトゥーが刻まれ、お臍やお腹のラインがクッキリしているだけでも目のやり場に困るのに、股間を覆う面積はさらに少なく、僅かに女陰を隠すのみで、恥丘や腰回りはほぼ丸出し。その背に広げる蝙蝠みたいな張りぼての翼と同じく、両手を包む紅いスリーブも腿を締めつけるタイツもその肉体のムチムチぶりを見せつけるだけで、最早、衣服としては機能していない。大人になってからの敢てのツインテールもガリィの思考回路をバチバチと漏電させていた。
 「お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ♥」
 ガリィは甘ったるい、蕩けちゃいそうな声で露出度バリバリの調の肉体に寄り添う。血の気のない蝋の様にまっ白な人工の肌が人肌に触れ、その温もりが伝わってくる。
 「最初からその気だったでしょ?ガリィこそ…そんなエロい格好で誘って♥」

2Q==
 調の手がそっとガリィの剥き出しになった白くて、小さな肩に添えられる。
 「悪戯するぞ?悪戯されたいの間違いじゃない?淫乱な小悪魔さん♥」
 暗い色の髪を留めるリボンの付きの青いカチューシャはそのままだが、殆ど裸と言っても差し支えない格好で特に上半身は黒っぽいチョーカーと胸元を隠すレースのみ。その胸の周りを覆う布も薄く、丈も短く、その小振りな白い膨らみはほぼ丸見えである。小悪魔につきものの黒い尻尾やツノ、とても、飛べそうにないチャチな羽に比べ、淡いピンクと白で彩られたフリルいっぱいのビキニパンツを履き、タイツもご丁寧にもピンクのフリフリだ。仮装の力の入れどころを間違えてはいないだろうか…
 「キャッ♥」
 華奢な肩に回された調の細い手が陶器の様に白い膨らみに触れ、ガリィは思わずに声を漏らす。
 「可愛い♥」
 お人形さんの裸体など、あまりにもニッチな様だが、人間の少女と同じく、胸元には小振りな膨らみがあり、性器のない恥丘は丸みを帯びた緩やかなカーブを描き、針の様に細い体躯が括れた腰や球体関節で繋がれた四肢の美しさを引き立てている。蝋の様な純白の肌は生来の女性の肉感的な身体と色香が生み出す調の魅惑とは、違う、作られた存在故の麗しさを表している。そして、ガリィと交わった故に身についた女性を惑わす妖艶さも持つのも、ガリィの愛らしい少女の様でいて、邪悪な笑みに魅せられ、染められたからこそのものか…
 「お菓子はないからガリィを悪戯しちゃう♥」
 優しいタッチでスリスリとおっぱいを弄り、悶えるガリィに調は妖しく、微笑むのだった。
 「ちょっと…♥悪戯されて、虐められてぇ…泣いちゃうのぉ…調ちゃんの方だよぉお♥昔みたいに……」
 魔法少女事変の際、ギアインナー姿で文字通り、身一つで捕虜として、幽閉されていた調に「お菓子をくれない悪い子は悪戯しちゃうね♥」と邪悪な笑みを浮かべて、ガリィはエッチなコスプレをさせて、泣きじゃくって、拒否すれば、お菓子の代わりに調の幼さの残る少女の肉体を弄び、その甘美な声に酔い痴れた。シェム・ハが敗れ去った後も「誰が人間風情の因習なんぞ!」と激昂するキャロルの代わりに調をコスプレさせて、辱めたり、エッチなお化けや魔女っ娘に仕立ててから、ハロウィンで賑わう町に降り立っては、恥ずかしがるツインテールのシュルシャガナの少女の反応を愉しんだ。調が欲情した魔女っ娘やモンスター娘にお持ち帰りされた時も敢て、彼女らに悪戯される様を見ては黒い悦びに心躍らせた。ついでに調を犯しまくった女の子やお姉さんからも彼女との甘くて、熱い夜の想い出を粘着的にチュウして、美味しく頂いたのだった…
 「ガリィや変態のお姉さんに悪戯されたお礼♥」
 調はこの朽ちたチフォージュシャトーに再び、囚われるまでは血の気の多い少女として、知られていたが、怒りに任せて、やたらとその刃を振るう事はない。尤も、その瞳を紅く燃やして、歌と祈りを絶唱に変える事からも非道を許す程に甘っちょろくはない。ただ、その身に纏うシュルシャガナの紅く光る刃で断罪する事無く、小さな女の子を弄ぶかの様に嬲り、ものにしていく…かつて、ガリィにされた事をするのだから、調も今は完全にガリィの側なのかも知れない。奇跡を纏い、優しくも強さを秘めた旋律を歌う戦姫とは到底、思えない。
 「ああぁっ♥ガリィちゃん…悪戯されちゃうぅ♥」
 ガリィは腰をくねらせ、内股になり、ギザ歯をみせながら、悶絶する。白くて、華奢な身体に手を這わせ、小振りな白い膨らみから、腰に回し、薄いお腹やお臍の辺りのラインもなぞってゆき、今まで、虐めて、辱めてくれた性悪なお人形さんを優しい手つきで蹂躙する悦びに調は酔う。
 「お望み通り……」
 調はフリルで飾られた黒っぽいビキニパンツでガードされている女性器のない局部を弄りながら、耳元で優しく、囁く。
 「悪戯してやる♥」

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 錬金術の力で灯されたランプがあちらこちらが崩れた壁と薄汚れたシーツの敷かれた寝台で交わり合うお人形さんと歌姫を照らし出す。組み敷かれたお人形さんが小さな女の子の様に身を捩らせ、恥じらいながら、甘い声を上げる。傷んだ寝台を軋ませながら、調はガリィの薄い唇を塞ぐ。調の黒く、艶やかな髪が胸元のショールを剥ぎ取られ、剥き出しになった小振りな乳房に掛かる度に擽ったさにくぐもった声を漏らす…
 (お菓子よりも…美味しいぃ♥)
 キスするついでに想い出をチュッと少しだけ吸うも小さな身体で調に弄ばれるガリィ…以前はガリィがその小さな身体を弄り、押し倒していた、キスをするだけでも恥じらうその小さな装者に今は性根が腐っていると主にまで蔑まれたガリィが優しく、卑しい手つきで蹂躙されているのだから、皮肉なものだ……
 「ああっ♥」
 フリルで飾られた黒っぽいビキニパンツに細い指を滑り込ませ、おっぱいを弄りながら、調はガリィと舌を絡め、クチュクチュと厭らしい水音を立てて、かき回し、ギザ歯を撫で上げる。口づけから解放されると調の熱い吐息が掛かり、性悪なお人形さんの蒼い瞳と調の紅い瞳とが絡まり合う。
 「想い出…美味しかった?」
 あの強い眼光を宿しながらもどこか優しかった紅い瞳…それが歪み、紅く澄んだ瞳が妖しい色香を宿し、まるで品定めでもする様に哀れな獲物を見つめ猫の様なものに変わってゆき、想い出を啜られても、喉の奥でクックッと笑う。
 「うん…♥」
 「可愛い♥」
 お口を開けて、蕩け切った表情で想い出を求めるガリィがまるで餌を欲しがる雛鳥の様に見えた調はウフッとほくそ笑み、性悪なお人形さんの白いほっぺたを撫でてあげる。
 「私もこれ食べたいな♥」
 血の通っていない冷たい球体関節人形の身体…それも少女の肉体を模したほっそりし、乳房も小振りにも拘らず、調はうっとりとしたまま、おっぱいを執拗に執拗に舐る。丸みを帯びた恥丘の触り心地も性器はないが、綺麗なまっ白い女陰を布越しから弄る度に体内の装置を小さく鳴らし、悶える様が手に取る様に分かるのだから、やめられるハズがない。小さな女の子を虐めて、熟してもいない肉体を弄んで何が愉しいのか、長らく、調には理解できずにいた。蔑みと百合奴隷として、飼い殺しにする手段でガリィやキャロルは意地の悪い言葉や卑しい嘲笑を交えながら、犯していたと思っていたのだが、こうして、小さな女の子を悪戯してみると背筋がゾクゾクする一方で甘美な悦びが身も心も満たしていくのを感じるのだった…
 (あの性悪なガリィが…甘えてくる……っ…舐めても擽っても……心地良い♥……もっともっと…可愛がってあげる♥)
 腕の中のガリィが自分に甘えて、よがり、嫌がるのも承知で身体中を舐り、弄り、暴れる小さな身体を押さえ、女性の手にも収まる細い四肢を掴み、首をキューッと締めてやると苦しそうな顔で「やめて」と鳴く。奇跡の殺戮者のしもべとして、人間の命と想い出を貪っていたオートスコアラーとは思えない弱々しく、乱れた姿、ずっと見ても飽きないし、何度でも、弄り回したくなる。出来損ないのシュルシャガナを纏う生意気な小さな女の子をこの手で凌辱し、征服する心地良さにガリィやキャロルが溺れるのは無理はない…
 「ガリィ……♥」
 調はねっとりと唾液を塗りつけながら、白いお腹を愛撫する。ガリィの機械仕掛けの体内が疼き、お腹のラインも丹念に舐られ、うっかりとポロンッとお腹の奥底の装置を鳴らし、調もそれをまるで彼女の心音であるかの様に恍惚とした表情で聞き入っていたのだった。
 「ここ…可愛がってあげるね♥」
 緩やかなカーブを描く丸みを帯びた恥丘に調は口づけ、ねっとりと舐り上げていく。黒っぽいビキニ越しからもクッキリと分かる女陰が細い指で弄ばれ、疼いて、その小さく白いお尻が跳ね、寝台がまたギシッと軋む。調は綺麗な笑顔で口元の唾液も拭き取らずに「可愛い♥」と呟き、局部全体を舐め回される感触でグズグズになったガリィの心が一気に崩れる様に解放される。
 「しらべぇぇえええちゃぁあああああ♥♥♥♥」
 調の囁きに回路がブチブチと切れたかの様にガリィはギザ歯を見せながら、圧し潰された猫みたいな声を張り上げ、達する。調は性悪なお人形さんの乱れた姿に満足でもしてる様に唇をペロッと舐める。
 「悪戯しちゃってごめんね♥でも…」
 調の問いに焦点の合わない瞳を必死に定めようとしているガリィに淫乱なシュルシャガナの装者は続ける…
 「想い出以外…何にもあげるものがないの……だから♥」
 調はニッコリと笑い、暗い色の髪の毛から覗かせるガリィの小さい耳にチュッと口づけ、甘いボイスで囁く。
 「キャロルから…もらおうよ?お菓子♥」
 ガリィの脳裏にブロンドの髪を靡かせ、ハロウィンに浮かれる調とガリィを前に翡翠を思わせる綺麗な瞳に怒りを滾らせ、口をへの字に曲げる少女、大好きなマスター、キャロルの顔が浮かぶ。
 「ついでに悪戯もしちゃおうよ♥」
 ハロウィンと言えば、仮装。その仮装の中でも、お化けに次いで、魔女はハロウィンの代名詞、奇跡の殺戮者と物騒な異名があるのを承知でも、その小さな身体に不釣り合いな大きなウィッチハットを被り、魔法も使うのだから、キャロルも魔女っ娘と言えなくもない。当然ながら、今宵のイベントに乗ってくる訳はないので、それを理由に因縁をつけ、ほぼ悪戯に舵を切れる。
 「マスターとも楽しまなくちゃね♥調ちゃん♥」
 悪戯され、それが戯事から、性的な責めに変わり、あの奇跡の殺戮者の瞳を潤ませ、幼女の様に悔しがらせて、あんあん喘ぎを上げさせる…そう思うだけでガリィは下卑た笑いが止まらない。調もクックックッと猫が喉を鳴らす様な笑い声を上げる。
 「その前に…調ちゃんと……下の…お口…でチュ…ッ…チュッ…したぃ♥」
 ガリィは蕩け切った猫撫で声で甘え、上目遣いで調にエッチなお願いをする。球体関節で繋がれた両脚を開き、その熟れた肉体を招き入れる。
 「バカ♥」
 調は呆れながらもほんのりと頬を染め、ガリィの女陰に己の熟れた女陰を重ね合わせる。ギアインナーの様な薄い生地やビキニパンツを通しても、その熱さが伝わり、じんわりと濡れているのが分かる。
 「熱いぃ♥♥」
 「うっ…ぐぅ♥」
 寝台が一際大きく軋み、調の脂の乗った女陰とガリィの性器のない白い女陰とが口づけ合い、腰を動かす度、調の白い肌から汗が噴き出し、剥き出しの白い肌とインナーでピッチリの箇所とが触れ合い、それぞれに違った感触にガリィは身悶えする。蜜が火の粉となってインナー部分を染め上げ、ガリィの女陰を覆う黒い布地も汚してゆく…
 「良いよぉ♥」
 寝台の軋み音と肉と肉とがぶつかり合うパンパンッと響く、卑猥な音とが埃っぽい空間を満たし、鼻孔を突く、雌の匂いとも呼ぶべき、雌の匂いにも心を惑わされる事なく、一心不乱に肉体をぶつけ合う。ランプに照らされるお人形さんの蝋の様な肌にも汗でもかいている様に水滴がつき、熱を帯びる。黒いツインテールを振り乱し、大きくなった豊満な胸の膨らみを揺らし、耳までまっ赤になった顔はいつもは切れ長の瞳も蕩け、お口からは涎を迸らせる。
 「いくよぉぉお♥♥♥♥」
 お腹の奥が熱い。子宮がキューッと締め付けられるのを感じ、心音も止めどなく、大きくなる。調の熱と鼓動が伝わったかの様にガリィの回路もバチバチと爆ぜる。作り物の身体が軋みながらも愛おしい歌姫を求める。
 「ガリィィィィィィィィ♥♥♥♥♥♥♥♥♥」
 「しらぁあべぇぇえええぇぇええぇ♥♥♥♥♥♥♥♥♥」
 寝台で絡み合う女性と性悪なお人形さんは好きな子の名前を呼びながら、果てた。調のお腹の奥から吐き出された甘ったるく、高熱を帯びた愛液がガリィの球体関節までも厭らしい色に染め上げてゆく……

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 「「ハッピーハロウィーン♥♥♥」」
 現世に蘇った魔女っ娘、キャロルはかつて、配下のオートスコアラーを侍らせていた大広間の玉座から転げ落ちる。ハロウィンなど当の昔に忘れていたどころか、関心すらないというのに、エロい仮装をしたお人形さんと百合奴隷に脅かされたのだから…
 「なんのつもりだ!?」
 キャロルは何とか、様々な刺繍が施された法衣を思わせる一張羅を不器用ながらに直し、玉座に縋りつく。転げ落ちた際にずれた大きなウィッチハットのおかげで顔は隠れているが、怒りで震え、歯をガチガチと鳴らしているのは、想像に難くない。
 「嫌ですよ♥マスター、ハロウィンの仮装に決まってるじゃないですか♥」
 ガリィは調に寄り添いながら、人差し指を唇に当て、悪戯っぽく笑う。
 「だったら、なんで裸なんだ!」
 キャロルが仁王立ちで怒鳴るのも無理はない。先程まで、寝台の上で乱れ、性悪なお人形さんに悪戯したシュルシャガナの歌姫、リボンで結われた黒髪はバサバサになり、じっとりと湿っている。頬を紅潮させ、荒い息遣い、露出した白い肌は火照り、ダラダラと噴き出した汗が滴る。お腹とお股とおっぱいを僅かに覆っているインナーはグッショリと濡れ、特に局部は異臭を放ちながら、ドロドロに濡れ、生暖かい液体が腿を伝い、タイツもしっかりと汚している。インナーもその細くも豊満な身体にピッチリと貼り付き、お臍の穴やお腹やおっぱい、お尻のラインが剥き出し、股間は女陰をほんの少し覆っている程度だから、もう丸出しも同然、キャロルの言う通り、これは裸と変わりないだろう。シュルシャガナの装者にベッタリのガリィの球体関節人形の身体も異様な匂いのする体液で汚れており、上半身に巻き付けていた黒いショールも脱ぎ捨て、小振りなおっぱいを晒している。調の愛液で汚れたピンクのタイツもさっさと脱ぎ捨て、残すはピンクのフリル付きの黒いビキニパンツのみ。こちらもほぼ全裸で差し支えないのではないか。
 「キャロルはお菓子よりも女の子を悪戯する方が好きかなって♥ガリィが♥」
 調は妖しく微笑み、ガリィを抱き寄せ、優しく優しく、撫で上げながら、その紅い瞳にキャロルを捉える。まるでウブな幼子を狙うサキュバスの様に……
 「そんな趣味はないわ!」
 キャロルはヒールの履いた小さな足でダンッと大広間の床を鳴らす。
 「素直じゃありませんね♥マスター♥」
 「いっつも、ガリィと一緒に犯しまくってた癖に♥」
 事後の愛液と雌の匂いに塗れた卑しい佇まいでクスクスと嘲笑する性悪なお人形さんと妖艶な淫魔に成長した百合奴隷にキャロルは歯をギリギリ食い縛る。
 「良いから、さっさと服を着ろ!!!」
 キャンキャンの声で喚く魔女っ娘。とても奇跡の殺戮者と恐れられ、世界破滅一歩手前まで手を伸ばした恐怖の錬金術師とは思えない取り乱し様である。こんな可愛い女の子に食指が動かない訳がない。
 「お菓子をくれたら…考えてあげる♥」
 調は妖しく光る紅い瞳をウインクする。
 「その卑しい身体でも慰めながら、自分の血でも飲んでろ!」
 キャロルが腕をブンッと振ると真空の刃が放たれ、調の頬を掠る。鋭利な刃で切り裂かれた様な傷口から血が滲み、リボンで結われた髪も一房、床に落ち、フワッと黒くて、長い髪が広がる。
 「もしかして♥悪戯の方が良かったの?」
 調はもう片方のリボンを解き、黒いロングヘアーを翻し、ほっぺの血を拭って、ペロッと口に含むと胸元の紅い布地を捲り、乳首をチラ見せして、キャロルを煽る。
 「寄るな!!淫乱!!!」
 キャロルの右腕に赤い渦が纏わり付いたと思うとそれは紅蓮の炎へと変わる。
 「お菓子はなし、ガリィちゃんと調ちゃんと遊ぶのも嫌?じゃあ……」
 ガリィがパチンッと指を鳴らすとキャロルの右手に水滴や氷が集まり、絡みついてゆき、その腕に灯す猛火が弱々しくなり、消えていった…
 「悪戯されても仕方ないですよね♥マスター♥」
 ガリィはギザ歯を見せながら、ケッケッケッとゲスな高笑いをする。調も紅いリング、メカでできたチャクラムというべき刃を取り出し、それは紅い一閃となって、キャロルのローブを切り裂き、その下に隠された暗い紅のボディにピッタリの衣装を露にする。スカートは短く、腿は丸見え。床に落ちたローブに足を取られた哀れな殺戮者を調とガリィは素早く、捕らえる。
 「これ…ギアを加工した仮装だから♥」
 ギアインナー姿で長らく、幽閉されていたから違和感がないと思いきや、身に纏った結界に等しいシンフォギアを露出度の高い、エッチなコスプレ衣装にし、幾ら、悪事を働いたとはいえ、小さな女の子を傷つけ、捕らえる為に利用するだなんて。シンフォギアの歌姫もここまで堕ちたかとキャロルは呆れるが、両腕を性悪なお人形さんの操る氷で拘束された以上は文句も罵声も出てくる訳がないではないか。
 「可愛いわよ?魔女っ娘さん♥」
 「愉しみましょうね♥マスター♥」
 怯えた表情で性悪なお人形さんとシュルシャガナを悪用する妖魔を見つめるその姿はお化けに捕まって、悪戯される小さな女の子そのままである。奇跡の殺戮者たる錬金術師もこれでは形無しだ。怯えているマスターの小さな唇をガリィがそっと血の気のない唇で塞ぐ。
 「うっ…ぅぐぅ!!」
 冷たい死の味がキャロルの口内を蝕む。想い出をその生命の吐息と共に幾度も吸い取ったガリィの舌がその悪意と共に侵していく。口づけから解放されると微睡みにも似た鈍い痛みや痺れでロクに身を捩らせる事さえできずにキャロルは口元から唾液を零す。
 「ご馳走様でした♥」
 ガリィはペロッと唇を舐め、ウフッと微笑を浮かべる。脳味噌をちょこっと弄られて、虚ろな表情を浮かべる主が可愛くて仕方ない、このまま、手籠めにしても悔いはない。寧ろ……
 「マスター!!!ガリィちゃんが優しく優しく、頂いてあげますよ♥」
 パンツ一丁で大興奮する破廉恥なお人形さんの頭を調はパシッと叩いた。
 「お菓子よりも女の子の想い出を食べたがるなんて♥」
 「調ちゃんこそ、いっつも意地悪するマスターを食べちゃいたい癖に♥」
 ガリィの問いに調は軽く、首を横に振った。
 「私は悪戯の方を選んだだけ♥」
 どの道、想い出を奪われるついでにチャームされたキャロルに悪さをするのだから、それ程、ガリィと変わりはしないのだが、「貴女と一緒にしないで」と性悪なお人形さんに釘を刺す。
 「お……お前らぁ……ぁぁあ♥」
 嫌がっているハズなのに、顔を赤くして、呪いと蔑みの言葉を吐いてばかりのお口から漏れる声も甘えた様な上擦ったものに変わる。逃れ様にも両手を繋ぐ冷たい戒めの刺す様な痛みと冷たさでまともに抵抗すらできない。
 「やめっ……ぇ!」
 調にその僅かに膨らんでいる乳房を揉まれ、キャロルは苦悶の表情を浮かべる。円を描きながら、優しく、揉み込む様なタッチで弄る。身体に密着する薄手の紅い衣服越しからもキャロルの体温が伝わり、キャロルも細く、柔らかい女性の手で愛撫される感覚に痺れ、心臓がトクトクッ鳴き、翡翠の様に美しいながらも憎悪の色でどことなく淀んでいる瞳から大粒の涙が零れ、調はそっとキスする様に舐め取る。頬に触れる黒い絹の様な髪の感触に小さく呻く…
 「可愛い♥」
 切れ長の瞳を細め、舌舐めずりし、小さな身体を嬲る様に撫で回していく様はまるで蛇の様。苛烈だが、慈愛の心の宿った歌を奏でた装者の顔ではない。素肌の殆どを晒しながら、傷つけて、弄ぶ為に紅い一閃を放つのだから、既にガリィやキャロルの側の妖しく、淫靡な存在にまで堕ちたのだろうか。それを物語る様に調は剥き出しのキャロルの生足を撫で撫でして、チュッとキスをして、軽く歯を立てる。頬を傷つけられた仕返し、仮装している吸血鬼に成り切っているとばかりに薄っすらと浮き出た生き血で喉を潤す。
 「キャロルの…血……美味しい♥」
 血生臭い息を吐きかけ、血で汚れた口はまるでルージュでも塗ったかの様。ガリィも血の匂いに中てられたのか、キャロルのおっぱいをギューギューッと揉み解し、汗ばんだ肌に貼りついた暗い紅のお洋服をビリビリと破る。
 「貴様ぁぁあ♥♥」
 刺す様な激痛と痛みに悶えながら、惚けた頭でキャロルはジタバタと暴れるが、それも容易に妖艶な歌姫と意地の悪いお人形さんに押さえ込まれる。
 「綺麗なおみ足♥それにおっぱいも……♥」
 ガリィは歯型だらけになり、調に甘噛みされる足、ぷっくりとした乳首を指の腹でクリクリしながら、キャロルの反応を愉しむ。主の小さな身体がビクンと跳ねるとギューッと乳首を抓ったり、おっぱいを揉み揉みする。ヒールを脱がされたキャロルの足首に調の唇が這い、指の一本一本までうっとりと見惚れながら、舐り上げてゆく。破り捨てられた衣服と同じく、紅いショーツが湿り、黒ずんでいるかの様に見える。少女の体液で湿ったショーツに口づけ、調はゆっくりと味わう。
 「そこぉ……いやあぁあ♥♥」
 大人のお姉さんに力尽くで押さえられ、あそこを舐められ、燦々と涙を流す。自慢の錬金術が使えなければ、意地っ張りだけど、泣き虫の幼い女の子だった。小さな身体を仰け反らせ、暴れさせるも、調とガリィを悦ばせるだけ。
 「脇……いやぁぁあ♥♥」
 脇の下を蛞蝓が這う様な感覚。擽ったくて、恥ずかしくって、しゃくり上げてしまう。キャロルの腋をペロペロ舐めるガリィはギザ歯を見せながら、邪悪な笑顔を浮かべる。
 「これ…脱いじゃおうね♥」
 小さな女の子をあやす様に調は囁きながら、紅いショーツに手を掛ける。キャロルの未成熟の女陰がその下にあるかと思うとウフフッと黒い欲望に駆り立てられる。
 「やだ!……やぁああだ♥」
 調とガリィに揶揄われても、奇跡の殺戮者の威厳は保つ様に務めているキャロルだが、それさえもどうでも良いとばかりに駄々を捏ねる幼子の様に泣きじゃくりながら、やだやだと暴れる。
 「悪い子ね…」
 調の声が冷たく、暗い、どことなく、嗜虐心とはまた別の得体の知れないどす黒さの籠ったものに変わる。一瞬、その幼い身体を震わせ、動かなくなるキャロルの紅いショーツを面倒とばかりに引き千切る。悪臭を放つボロ雑巾と化した下着はあっけなく、ポイ捨てされ、丸みを帯びたつるんっとした恥丘が調とガリィの前に現れる。女性器を覗かせるクレヴァスを舌先でつつくと耳までまっ赤にして、キャロルは恥じらう。
 「パパ…!パパ!!……パパ……ぁ……!!!」
 最愛の父の名を口にして、泣きじゃくり、幼い身体を暴れさせ、快感と卑猥な暴力に絡め取られ、溺れてゆく、哀れで淫乱な少女。愛娘の今の姿を見れば、キャロルの幸せを願いながら、生きながら、制裁の炎に焼かれた父親も浮かばれないであろう…
 「すっかり幼児返りしちゃったか♥」
 ガリィはキャロルの乳首を愛撫し、脇を舐め舐めしながら、嘲笑する。調も恥丘にベットリとついた汗を舐めてから、女陰と女性器への責めを再開する…
 「キャロルの美味しい♥」
 無心に幼い少女の股をしゃぶる姿は愛でるのでも何でもない。大人の女性が小さな少女に欲情して、その身を嬲り者にする卑猥で許されざる行為…強姦である。かつて、キャロルから受けた辱めが調の幼さの残る身体を毒してゆき、同じ過ちを性悪なお人形さんと共に犯し、その愉悦さに身を任せようと言うのか…
 「うがぁぁあああ♥♥♥♥♥♥」
 妖艶な女性とお人形さんに身体中を弄られたまま、キャロルは胎内で燃え滾る甘い熱を恥も外聞もなく、解き放ち、調の顔をベトベトに汚す…
 「甘い♥」
 キャロルの蜜をその身に受け、調は嬉しそうに喉に流し込む。
 「ガリィちゃんにも頂戴♥」
 調は「仕方ないな♥」と微笑み、ガリィに口移しで蜜を与えあい、クチュクチュと舌を絡め合う。お互いに肢体を絡ませながら、微睡みに堕ち、汗と愛液でベトベトのままで寄り添い合う様に広間の汚れた絨毯の上に横たわり、やがて、寝息を立て始めた…
 それが最大の過ちだと気づかずに……

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 「起きろ!!この淫売が!!!」
 少女の様でありながらもドスの効いたキャロルの声、凛とした力強さの中に憎悪も含まれている怒声。明らかに泣きじゃくる幼女のそれとは違う。何か危機的なものを感じ、調は身を起こそうとするが、四肢に力が入らず、頭の中がビリビリする。意識が堕ちそうになった時、青黒いヒールにお腹を踏みつけられ、瞳は見開かれる…
 「うっ…!キャロル……」
 調とガリィに犯され、小さな女の子の様に乱れていた醜態が嘘の様に夜叉の様な面構えで見下ろしている。両手を繋ぐ氷の枷もなく、それより、眼を引くのは並の女性よりもガタイのあり、それでいて、脂が乗った豊満な肉体…ファウストローブの力を発揮して、キャロルは瞬時に成熟した身体へと変化させていた。身に纏う青黒く、鈍い光を放つインナーとメカのパーツはキャロルが戦鬼の様にその破壊の力を振るったダウルダヴラに他ならなかった。
 「卑しい売女と性根の腐った人形が眠りこけてる間に何とか、ダウルダヴラを呼び出してな…」
 普通の女の子であれば、ガリィに誘惑され、犯され続けたのであれば、自力でその呪縛とチャームを振り切る事はできず、下手すれば、一生涯、彼女の百合奴隷に堕ちる事だろう。あの性悪なお人形さんの生みの親にして、長い時を生き永らえて、その力を磨き、研究に励み、想い出を蓄え続けたキャロルだからこそのものだった…
 「お菓子をくれなきゃ悪戯する…だと?もっとお前に似合いのものをくれてやる♥」
 汚濁して、粘々した、生暖かい雫が調のお腹に滴り落ちる。この匂い、確かに覚えがあった。ダウルダヴラの力を借りる事で一時的に肉体の一部を男性のそれに変異させる事ができるキャロルならではもの…
 「ううぅぅっ!!!!」
 キャロルの股間に生えているのは、本来は女性の肉体にない赤黒く、醜い肉の塊だった。「男性器」「一物」と呼ばれる肉の棒をそそり立たせ、先端から、ドロドロのコンデンスミルクみたいな液体が分泌されていた。
 「マスター♥もっとぉぉぉ♥♥」
 ガリィがお尻を突き出す格好でトロ顔を浮かべ、粘っこい液体塗れのギザ歯を見せながら、腰を振ってみせる。汚濁した白蜜で蝋の様に白い作り物の身体は穢れ、髪の毛一本から、球体関節に至るまでドロドロ。調が目覚める前に全身、大好きなマスターの一物で犯され、白い蜜でドブ漬けにされたらしい…
 「煩い奴だな♥♥♥♥」
 キャロルは調のお腹をグッと踏みつけ、声を上げさせてから、ガリィの方に歩み寄ると勃起させた肉の棒を意地悪なお人形さんの小振りなお尻に宛がった。調への見せしめも兼ねて…
 「ああぁぁああ♥♥♥♥良いぃぃぃぃ♥♥♥♥♥」
 ガリィは俯せのまま、ギザ歯を見せながら、お尻を振った。白いマグマの直撃を受けた性器のない女陰からはまだポタポタと蜜が落ち、黒いビキニパンツもピンクのフリルもすっかり、白く染められている。
 「さっき…いっぱいくれてやったのに、まだ足りぬか♥♥♥♥」
 キャロルの肉体が打ち付けられる度、ガリィの細い身体がバウンドし、体内の装置がポロンポロンッとけたたましく、悲鳴を上げる。にちゃあっと愛液が纏わりついたギザ歯を見せながら、口をあんぐりと開けながら、ガリィは腰を振り、歓喜の声を張り上げる。大好きな調にマスターに悪戯した罰として、お仕置きされる醜態を見られているのを承知で喘ぐ。
 「マスター♥♥♥♥♥♥」
 キャロルの極太の肉の棒が白い炎を吐き、ガリィのお尻と背中を焼き尽くしていく。猫の様に伸びをして、汚れ切った球体関節人形の身体から、力が抜け、倒れるのだった。
 「ガリィ………」
 ガリィとキャロルの腰と腰の間の白い閃光が調の網膜を焼く。キャロルは魔法少女事変の頃にガリィが鎮座していた台座に白く穢れた性悪なお人形さんを座らせるとダウルダヴラから飛び出したピアノ線を思わせる鋼鉄の糸で縛り上げる。想い人である、彼女の女神様が辱められるのを見せつけてやる為に…
 「待たせたな♥」
 キャロルは調の方を見返ると手についた白い蜜を舐め取り、指パッチンをすると金色の炎を上げながら、メカのパーツが燃え尽き、インナーに包まれた豊満な肉体が露わになる。プルンッとおっぱいを震わせ、剥き出しになっている肌や染みついた雌の匂いからも女性の色気が見て取れるが、奇跡の殺戮者の持つ嗜虐心が目の前の女性、自分を辱めたシュルシャガナの歌姫を甚振りたいと望む…
 「トリック・オア・トリート♥」
 キャロルが薄笑いを浮かべる。悪戯一択だというのに……

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 「ガリィちゃんの目の前で……調ちゃんが♥」
 ガリィはその細い身体がダウルダヴラの糸で緊縛される苦痛に悶えながら、目が離せずにいた。大好きなマスターが最愛の調を犯す淫靡な宴を…
 「あぁ♥……あうぅ♥……ぅぅ……♥」
 肉感的なキャロルの身体が彼女に比べ、細身の調を圧し潰し、延々と口づけを交わす。この牙城に捕えてきた多くの女性や少女の想い出を啜り、凌辱してきた奇跡の殺戮者の蕩ける接吻でシュルシャガナの歌姫はトロンッと恍惚とした表情を浮かべながら、舌を噛む事も拒む事もなく、望んで、口内を侵され、脳味噌の髄までその熱と甘い毒が沁み込んでくる…
 (キャロルの……キスぅ……溶けちゃうぅぅ♥♥)
 紅い眼光はとっくにドロンッと濁り、口づけだけで白い肌は汗ばみ、心音と身体中を駆け巡る血液とが混ざり合い、調はすっかり魅了されているのが、キャロルには手に取る様に分かる。粗末な生地で辛うじて、隠れるだけの乳房を揉み揉みすると「キャッ♥」と声を上げる。キャロルも調の反応とたわわに実る胸の膨らみの温もりと心地良い揉み心地に思わず、笑みを漏らす。
 (心臓の音……キャロルに聞かれちゃう♥)
 キャロルの手が調の乳房を揉み、左胸の下に手を当てて、惚けている。掌から伝わる心の臓の吐息、心臓から送り出される血液の温かさに触れ、キャロルの心臓もドクンッと脈打ち、ガリィの小さな体躯に白濁したマグマを吐き出した肉棒も大きく脈動する…
 「淫乱な吸血鬼に興奮?キャロルも変態さんね♥」
 鋭い黒々とした爪の生え揃ったキャロルの拳でおっぱいを握る潰され、調が涙を零し、呻く。お仕置きのつもりで責め苦を与えただけのハズなのに、キャロルは勃起させた男根から白い蜜を滴らせ、血管を思わせる黒い筋に絡まる様に落ちてゆく…
 「吸血鬼?ギアを脱ぎ捨て、主を誘う淫売にしか見えぬぞ?」
 キスから解放されてもうっとりと紅い瞳を細める調の涙を舐め取り、キャロルはほくそ笑む。
 「女に尻を振る売女の分際でオレを変態と罵った罰だ♥」
 キャロルは足を舐られ、噛まれたお礼にガブッと首筋に噛みつき、流れる血を口に含み、そっと調に口づけて、飲ませる。
 「いいぃっ!!血……ぃ!!」
 鼻孔を突く、血生臭さ、口内を侵していくヌメヌメした鮮血の味、それがキャロルの唾液が混ざり合いながら、ゆっくりと舌でかき回され、歯茎も舐られ、脳味噌の中まで解された様に紅い瞳を蕩けさせた頃、やっと、主とのディープキスから解放される。
 「お前の血など、汚らわしくて、飲めたものじゃないぞ♥」
 キャロルは舌を見せ、嘲るとその剥き出しの白い肩と鎖骨を素肌に刻まれたタトゥーをなぞる様にねっとりねっとりと舐る。未成熟の少女の肉体とは違う、肉厚のある脂の乗った肉体。今までに抱いた女性達の熟れた身体よりも細く、締まっている。汗と愛液とが混ざり合った雌の匂いと形容するしかない悪臭でさえも花の香りの様にさえ思えるのだから不思議だ。
 「あっ♥いやっ♥♥」
 剥き出しの素肌、僅かに隠すくすんだ紅のギアインナーに舌が這う度に調は甘い声を上げ、可愛く、悶える。相手が女性であっても、抱かれる側になれば、乱れ、淫靡な声を上げて、身を捩らせながら、色香を放ち、迎え入れる。本来は愛する者と繋がる為の交わりだというのに、かつては殺し合いを繰り広げた奇跡の殺戮者にその身を捧げている。調の想い人にして、シュルシャガナの対と成るイガリマを纏うシンフォギア装者、暁切歌が目にすれば、何を想うか。自らの命と引き換えに救った愛娘の顛末を知れば、あの若い母親は嘆くだろうか…
 「こんなに卑しい身体に育ちおって♥」
 キャロルは調のおっぱいにむしゃぶりつき、もう片方のおっぱいを揉み解したり、心音を感じていた右手をお腹の方に滑らせてゆく。汗ばんだ肌に貼りついたギアインナーのおかげで身体のラインはクッキリ、インナー越しから乳首やお臍の穴を刺激され、ピッチリスーツのおかげでなまじ裸で触れ合うよりも恥ずかしくて、体感もビンビンである。キャロルに嬲られ、弄られる度に鼓動が大きくなり、火照った肌から汗が噴き出し、露出度の高いインナーは単に性的な快感を刺激し、身体を締めつけるだけの厭らしい拘束具でしかなかった。
 「調ちゃん…あんなエロく…よがって♥」
 黒いビキニパンツしか履いてない性悪なお人形さんはアヘ顔でキャロルに舐られ、血の一滴迄啜られる調の淫らな姿にトリップしている。もし、鋼鉄の糸で拘束されていなければ、あの中に飛び込んでゆくところだが、それも叶わずに身を捩らせ、何とか球体関節で繋がれた手で女性器のない股間を慰める。
 「惚れた女が穢される様で疼いた身体を慰めるか……流石は性根の腐ったガリィだな…」
 キャロルは自分が女性を犯している事実を棚に上げ、配下のお人形さんを蔑むが、それもどうでも良いとばかりに汗を吸ったギアインナーに口づけ、舐り続けるのだった。薄く、面積も少ないインナー部分では隠し切れないムッチリと肉の付いた恥丘を黒く鋭利な爪で撫で上げ、足の付け根を丁寧になぞってゆく。
 「ああっ♥」
 ギアインナーで守られている女陰が疼き、調は喘いだ。ギアインナー越しからの責めは密着したインナーの感触も相俟って、ポンポンスーのお股を弄られるよりも応える。インナーで隠し切れない白い女陰にもキャロルの指が躍り、つぷっと指を滑り込まされ、お尻の穴が疼く。
 「お前の中……熱くって♥……キツイ…ぞ♥」
 ギアインナーで締めつけられる女陰にキャロルの指が潜り込まされる。無理に破かずとも、ほぼ股間が露出しているのだから、指を潜り込ませる隙は幾らでもある。調の腰が跳ねても、ギアインナーで押さえ込まれ、押し戻される形でキャロルの指がますます深く体内に潜り込む。お股と脚の付け根、脂が乗り、汗も滴る白い恥丘にも舌を這わされ、お腹の内側も豊満な肉体も同時に責め立てられ、調は腰をくねらせ、ガリィもその肉体のアジト心地良さをその電子回路に思い描いて、緊縛状態での自慰の末に絶頂を迎える。
 「お腹……熱いいぃ♥」
 ドクドクッと心音が脳裏に響き、胎内の甘い熱が子宮だけでなく、その細くて脆くも肉付きの良い身体を侵していく。妖しい女性の色香は当に失せて、されるがままに同性にその身を喰われる哀れな少女の様に頬を染め、甘い苦痛に溺れてゆく…
 (イクぅぅぅぅうぅ♥♥♥♥♥)
 子宮がキューっと絞めつけ、お腹の奥が苦しくなる。胎内の熱が甘ったるく、汚濁した炎となって、溢れ、調の肉体は本来は女性の肉体にはないキャロルの肉の剣と白い禁断の蜜を欲している。だが、それを見透かした様にキャロルは恥丘への責めも止め、指をジュルジュルとクレヴァスから引き抜く。
 「あぁぁううぅぅぅぅ♥♥♥」
 絶頂に達する間際に行為を止められ、お腹の疼きも心臓の叫びも収まらず、調はビクンッと身悶えする。文字通りの舐めプ、生かさず、殺さずの拷問から逃れたいとお尻はヒクつき、涎の様にジワジワと胎内の熱が股間のギアインナーを染めて、床に零れ落ちる…
 「苦しいか?」
 キャロルはニィーッと笑い、調に問う。その艶やかな黒髪を汗と床の埃で汚しながらも呂律の回らない舌でおねだりをしながら、調は頷く。
 「まるで幼子の様だな♥」
 ガリィに想い出を弄られ、チャームされ、幼児化のレベルまで、貶められ、恥ずかしい姿を曝したキャロルは装者としても成熟して、同性をも魅了する妖艶な女性に羽化した調を快楽の虜にして、口も利けない程に壊してやった。女神様と心酔するシュルシャガナの歌姫が小さな女の子みたいに涙を零し、よがる姿を性悪なお人形さんに見せつける格好で…
 「オレが幼児扱いしてくれた褒美だ♥気分はどうだ?出来損ないのエロガキめが♥♥」
 キャロルはやはり根に持っているのだろう。だからこそ、自分が受けた屈辱をそのまま返した。そして、侮辱され、貶められているにも拘らず、調はトロンッと惚けたまま、涎を垂らし、懇願する。
 「ごめんなさぁあ…♥お腹ぁ……苦しいぃぃのぉ♥♥…キャロルに…
ひもぃぃい…よぉぉ…うぅぅぅしへぇえええ♥♥」
 ただの身体の大きな幼女にまで堕ちたシュルシャガナの装者、今の調を歌姫などと呼ぶ者はいないだろう。彼女に惹かれた女性であっても、思いっ切り、嘔吐をした挙句、蔑みの言葉を浴びせ、二度とその顔を見たいとも思わないのではないか…
 「よくできたな♥」
 キャロルは勝ち誇った様に喉の奥で笑い、お望み通り、女陰に口づけする。
 「あぁぁっ♥♥」
 熱を帯びた蛭が纏わりつく様な感触、待ち望んでいた責めに調は腰を浮かせ、キャロルはしっかりと腿を押さえ、インナーに覆われていない素肌を舐め舐めしながら、優しく、溢れた蜜を味わい、ギアインナー越しからもクレヴァスとその中で疼く女性器を責め立てていく。
 (なんと美味なのだ♥)
 ギアインナーをクイッと捲り、クレヴァスを丹念に舐め、後から後から溢れる蜜をキャロルはコクコクと喉に流し込む。
 「ひぃぃぃあぁあぁああああああ♥♥♥♥♥」
 カプッと甘噛みされるのを合図に調はお腹の奥で熟成された超濃厚の蜜を吐く。それは宛ら濁り切った炎の様だった。荒い呼吸でぜえぜえと肩で息している歌姫にキャロルが食指を動かされない訳はなく、捲られたギアインナーから覗かせる女陰、トクトクと蜜を流すクレヴァスに赤黒い肉棒を宛がう。
 「んっ…!」
 熱を帯びているが、捉えどころのない肉の感触、それでいて芯のある物体、先端から分泌されるエキスの生々しい温かさを心地良いとさえ、調は思っていた。例え、すぐにこのグロテスクな肉塊が胎内に入ってくるとしても!!
 「キャロルゥゥゥゥ♥♥♥♥♥♥♥」
 熱した鉄の塊がお腹の奥に流し込まれる様な激痛が調を襲う。キャロルは燃え滾る銅を流し込む様にずらされたギアインナーの隙間から覗かせる女陰に極太の肉の棒を押し込んだ。
 「いいぞぉ♥♥♥菓子の代わりに極太の止めをぶっ刺してくれる!!!!!」
 ずらし挿入の格好でキャロルは調に種付けプレスをくらわせる。シェム・ハとの決戦時よりも肉付きが良く、背が伸びたとは言え、調のスレンダーな身体が肉厚のあるキャロルに圧し掛かられ、彼女の力で乱暴されて、堪えないハズなく、骨が砕ける様な痛みと子宮を穿つ圧迫感に悲鳴を上げる。
 「ガリィちゃんの調ちゃんがぁあぁあ♥♥♥」
 お菓子の代わりに悪戯して、調子に乗っていたお人形さんと吸血鬼のコスプレをした歌姫は本物の魔女の怒りを買い、骨までしゃぶり尽くされる羽目になったのだ。雁字搦めにされたガリィは目の前で愛しい愛しい調ちゃん、女神の様に優しくて、強く、それでいて、女の子を何人も泣かしちゃう妖艶な女性になった歌姫がその旋律もコスプレ衣装と化したギアも剥ぎ取られ、幼い女の子様に壊されていく様を見せつけられ、自身もしっかりと犯された……にも拘らず、嬉しさのあまり、涎を迸らせている。
 「オレからのサプライズだ♥♥♥」
 パンパンパンッと肉と肉とが打ちつける音がチフォージュシャトーの大広間に木霊する。歓喜と興奮の声に湧き上がっているが、ハロウィンの賑わいとは違って、百合奴隷に貶めた女性を凌辱する魔女っ娘の邪悪な高笑い、落ちた歌姫の喘ぎが雌の匂い共々、この空間を支配していた。
 「「ハッピーハロウィーン♥♥♥♥♥♥」」
 醜い肉慾に染まった悪鬼の様な笑いを浮かべながらキャロルは調の胎内にドクドクと白濁したマグマを放つ。それに応え、調も締まりのない口から唾液を迸らせながら、大しゅきホールドしたまま、果てたのだった……

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 ハロウィンの夜が更けて尚もチフォージュシャトーの魔女っ娘とサキュバスと化した歌姫の淫靡な交わりは続けられていた…
 「雌犬みたいに腰を振って、媚びてみせろ♥♥♥」
 キャロルはガタイの良い豊満な肉体を揺らし、四つん這いになって、涎を垂らし、黒い髪を振り乱しながら、喘ぐ、調のお尻をガシガシと突き、その度にキャロルの巨乳と玉玉がブルンブルンッと震える。
 「キャロルゥゥゥ♥♥♥♥お尻ぃぃぃ♥♥♥しゅごぉぉぉおいぃ♥♥」
 ずらし挿入だけでは足りず、下半身のギアインナーを引き裂かれ、剥き出しになった女陰とお尻からは幾度も吐き出された汚濁した白いマグマがベトベトと零れ落ち、お腹の中は胎内も直腸もキャロルの放った灼熱の白い蜜でいっぱい、膨れ上がったお腹はまるで妊婦の様である。
 「菓子の代わりに仕置きとして、悪戯……辱めてやってるのに!!何を悦んでいる♥♥♥♥♥」
 甘い苦痛に悶えながらもよがっている調だけでなく、キャロルもこの淫乱なシュルシャガナの装者に溺れている。歌ではなく、甘えた様な卑しい声で鳴く事しかできないにも拘らず、シェム・ハとの決戦の時に彼女とその仲間達が奏でた旋律よりも心を熱くするのだから、皮肉なものだ。
 「お菓子や悪戯よりもずーっとぉぉぉ♥♥♥♥良いぃぃぃぃぃ♥♥♥」
 噴き出した汗で眼を開ける事さえロクにできず、ベットリと髪が背中に貼り付き、キャロルに罵倒されながら、肉の棒とその熱くて、甘美な白濁したマグマを浴びたくて、お尻を振る。吸血鬼ではなく、サキュバス、それも誘惑して、弄んだ魔女っ娘に完全に屈している。
 「卑しい百合奴隷にはこっちの方が似合いという訳か♥♥♥」
 キャロルの嘲笑にも「嬉しい♥」と耳をまっ赤にする調…
 「いい加減にしろ!!!」
 「きゃぁあ♥」
 キャロルに罵声を浴びせられても、嬉しそうに四つん這いで甘える。心臓の叫びも熱した血も苦痛から甘美な悦びに変わる。
 (だけど……こいつ……最高だ♥)
 今までに抱いた女性、死ぬまで犯し続けた少女、どの百合奴隷よりも身体を毒していく。何よりも共にシェム・ハを討ち果たした歌姫なのだ。情も沸き、ちょっとやそっと虐めて、乱暴に遊んだとしても壊れる事はそうそうない。何よりも世界に響き渡る七つの旋律を奏でた少女をこうして、妖しく、女性を誘う百合奴隷にまで堕としたのだ。この性交を止められる訳はない。肉棒が胎内の温もりに包まれ、肉体を打ち付ける度に激しいうねりがキャロルの心身を満たしてゆく。ケダモノの様な咆哮と共に二人の女性は果てるのだった…
 「キャロルゥゥゥゥゥゥゥウウウウ♥♥♥♥♥」
 「しらべぇぇええええ♥♥♥♥オレだけのぉぉっぉおおお♥♥♥」
 汚濁したマグマを浴び、調は嘔吐して、あらゆる体液でビチャビチャになった床を汚し、崩れ落ちる。足腰すら立たなくなった調の両腿を持ち上げる格好でキャロルはまだまだ萎えない肉の剣を熟れた女陰へと呑み込ませる…

 肉慾と愛憎の渦巻く廃墟の城で戯れる女性とお人形さん…
 
 ハロウィンの賑わいも静まり、欠けた月が照らす大地、その祭りの後の静けさを破る卑猥な喘ぎはまだやみそうにない
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