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pictGLand
作品ID9597
投稿日2023年11月20日 23:22
文字数14,218字

調ちゃんと熱いバースデーパーティー♥

独りでお誕生日を過ごす調ちゃんを切ちゃんの居ぬ間に響が百合エッチするお話です。お留守番している未来がエルフナインを連れ込んで、焦らしながら、犯すお話もあります! ふたなり、NTR要素があるので、苦手な方はご注意を!

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 2月16日、年に一度の誕生日だというのに、調は浮かない顔をしていた。FISの施設に囚われていた頃から、幼少時、いや、人生の殆どを肩を寄せ合いながら、生きてきた少女、暁切歌がいないのだから…
 「切ちゃん…早く帰ってきて……」
 我儘と思いながらも、調はベッドに寝そべりながら、任務の為に遠い異国へと赴いた切歌を想う。きっと、今頃は誰かを守る為にその刃を振るっているのだから。イガリマと対になるこのシュルシャガナを手に戦場へと飛び立つ事だって、この黒髪の少女、月読調は十二分に承知していた。
 「マリアもお仕事だし…」
 シェム・ハとの戦いが終わりを告げ、風鳴翼とマリア・カデンツァヴナ・イヴのアーティスト活動も再開、彼女らの戦いの傷を癒しながら、社会情勢と体調と相談しながら、徐々に仕事に打ち込み始めていた。風鳴翼をトップアーティストにすると小川慎次も闘志を燃やしており、亡くなった翼の父、風鳴八紘も草葉の陰で娘の活躍を見守っている事だろう。
 「クリス先輩もああ見えて、恥ずかしがり屋さんだもんね…」
 彼女の大先輩だと豪語する銀髪の少女、雪音クリスも「一応、これやるからな!」と乱暴な口調で可愛くラッピングされた箱を押しつけていった。クリスが赤面でしどろもどろになりながら、調と目も合わせられずにいた事をこのシュルシャガナの装者は見逃しはしなかったのだ。バルベルデで両親を亡くしてから、ずっと血生臭い暗い道を彷徨っていたクリスにはまだまだ、今の居場所は明る過ぎるし、落ち着かないのかも知れない。口は悪いが、誰かとの繋がりを大切にしようとしている事に変わりはなく、あのプレゼントも調が喜ぶ顔を思い浮かべながら、選んでくれたのかもと思うと自然と笑い声が漏れる。
 「んっ??」
 コンビニでケーキでも買って、軽い夕食を済ませようと思った矢先だった。ドアホンのチャイムで調はベッドから身を起こす。
 「切ちゃん?まさか、あの性悪じゃないよね…」
 仄かな期待と驚きが一瞬でどんよりと気持ちの悪いものへと変わる。キャロルの配下であるオートスコアラーの1機、ガリィ・トゥーマーンに横恋慕され、誘拐されて、チフォージュシャトーで延々と可愛がられた悪夢が蘇る。ストーキングしたくとも、廃棄躯体で復活するも、ノーブルレッドとの交戦でガリィは仲間のオートスコアラー諸共に打ち倒されたとエルフナインの口から語られたが、今でも、あの性悪なお人形さんの厭らしい視線を感じるのだから、まだまだ、安心はできない。気のせいと言えば、それまでだが。そのお客様は性悪なお人形さんと同じか、それ以上に大嫌いだった女の子ではあったが…
 「はいはい、今、行きますよ!」
 調は二度目のチャイムに返事をしながら、パタパタとインターホンに駆けてゆく。
 「「調ちゃん!お誕生日おめでとう♥」」
 モニターに現れたのは、お日様の光を束ねた様な明るいブラウンの髪の少女だった。あんパンみたいに真ん丸な目で人懐っこい笑みを浮かべる。戦場で見せる眼光の鋭さ、初めて、会った時の強さの中にも優しさや悲哀を秘めたその瞳とは違う、寧ろ、これがこの少女、立花響本来のものなのだろう。
 (響さん…)
 初めて、出会ったのは、戦場。何よりも調は「偽善者」「何も背負ってない癖に!」と怒りに燃えた眼でシュルシャガナを振るった。チフォージュシャトーでも、直接、謝る事ができなかった事、リンカーが完成していない時も気遣ってくれたハズなのに、小さな身体でギアに蝕まれ戦う苦痛、その力を満足に震えない苛立ちを響にぶつけ、今でも、会うのも、話をするのも嫌というよりも気まずいのだ。
 「「調ちゃん…。やっぱり、嫌だよね…」」
 響の声が低くなり、瞳も愁いを帯びているのは調から見ても明らかだった。
 (この人は私や切ちゃんとは違う…でも……)
 幼い頃から、FISの施設でフィーネの器の「一つ」として、扱われた。まっ白な壁に覆われた無機質な世界で人生の大半を過ごした。薄い壁を一枚隔てた先にいる少女はそんな思いをせず、そんな世界がある事すら知らずに生きてきた。最初で最後に来場したツヴァイウィングのライブまでは…
 (強くて、優しい、お日様みたいなのに、深く傷ついていた…そんな顔をしている…)
 何も知らないハズの偽善者だと思っていた。でも、誰よりも傷ついた響、気づけば、目で追っていた。オートスコアラーでも、最強と恐れられるミカの侵攻を防ぐ為、切歌と共に処罰承知で赴いた時も、ガリィとミカに敗れた響に代わり、傷ついたこのガングニールの少女を守る為だった。そのおかげでミカと彼女の御守り役のガリィに付き纏われる羽目になったのではあるが…
 「「ごめんね…」」
 響が踵を返そうとした時…
 「響さん!」
 調はモニター越しから、呼び止める。かつて、偽善者だ、融合症例1号と嫌っていた少女を迎え入れ様と…

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