エディ

2012年に『Another』の見崎鳴×藤岡未咲の百合イラストを投稿してから、現在に至ります。

『戦姫絶唱シンフォギア』の百合同人誌も描いています。
ガリィ×月読調ちゃんのR-18ネタを中心に活動中。ミラアルクのガチ百合エッチ本も描きたいと思う今日この頃です。
シンフォギアカップリングはエルザ×月読調、立花響×月読調、ミラアルク×シンフォギア装者、安藤創世×寺島詩織、マイナーなカップリングばかり、推していますが、メジャーな暁切歌×月読調も大好きです!

そんな訳でよろしくお願いします。


◆好きなカップリング◆

■ Another
見崎鳴×藤岡未咲
金木杏子×松井亜紀
赤沢泉美×見崎鳴
赤沢泉美×杉浦多佳子

■ 戦姫絶唱シンフォギア
ガリィ×月読調
キャロル×月読調
暁切歌×月読調
立花響×月読調
エルザ×月読調
安藤創世×寺島詩織
ガリィ×ミカ
ファラ×ガリィ
ミラアルク×シンフォギア装者
キャロル×立花響
小日向未来×エルフナイン
シェム・ハ×小日向未来
シェム・ハ×立花響

■ サガ・スカーレットグレイス
ネエちゃん×ウルピナ
マリオン×ウルピナ
ウルピナ×ユリア
マリオン×パトリシア
クローバー×マリオン

■ ロマンシング・サガ/ミンサガ
シフ×アイシャ

■ ロマンシング・サガ2
緋色の女帝×キャット(シティシーフ)
緋色の女帝×ユキノ(忍者)

■ ロマンシング・サガ3
エレン×サラ

■ サガ・フロンティア
アセルス×白薔薇姫
アセルス×アニー
ライザ×アニー

■ サガ・フロンティア2
プルミエール×ジニー
ヌヴィエム×プルミエール

■ サガ2秘宝伝説(リメイク含む)
人間女×エスパーガール
エスパーガール×エスパーガール
人間女×人間女

■ 刀使ノ巫女
​衛藤可奈美×十条姫和
柳瀬舞衣×糸見沙耶香
古波蔵エレン×益子薫
獅童真希×此花寿々花
折神紫×燕結芽
衛藤可奈美×燕結芽
折神紫×十条姫和
衛藤可奈美×安桜美炎
十条篝×十条姫和
​岩倉早苗×十条姫和

■ 転生王女と天才令嬢の魔法革命
ユフィリア×アニス
ティルティ×アニス
アニス×イリア
レイニ×イリヤ
レイニ×ユフィリア

■ 私の推しは悪役令嬢。
レイ×クレア
ロレッタ×ピピ

■ ひきこまり吸血姫の悶々
ヴィル×コマリ
カレン陛下×コマリ
サクナ×コマリ
ミリセント×コマリ

投稿日:2023年12月28日 23:12    文字数:12,591

あたしの彼女はサンタさん♥

ステキ数は非公開です
コメントを送りました
ステキ!を送りました
ステキ!を取り消しました
ブックマークに登録しました
ブックマークから削除しました
コメントはあなたと作品投稿者のみに名前と内容が表示されます
「聖夜のくりしお」の続編で今年最後の投稿作品です。
エッチなサンタコスをした詩織さんがそのエロさのあまり、トリップした創世さんに犯されまくるお話です!
ふたなり要素があるので、苦手な方はご注意を!
1 / 4
 神たる存在と驕るシェム・ハの残滓は彼女の築いたユグドラシルの崩壊と共に消え去り、その大きな爪痕を癒しつつある荒廃した世界は二度目のクリスマスを迎えていた。
 世界全てが根底から壊されそうになった災厄で揺れた町にも、クリスマスソングが流れ、どこを向いてもサンタクロースでいっぱいである。リースやキラキラの装飾や忙しなく、点滅する電飾でお洒落に着飾ったモミの木もサンタさんやトナカイに負けじとばかりにその派手派手しい姿を主張している。
 クリスマスムード一色の町に目をチカチカさせながらも小麦色のロングヘアーを靡かせながら、寺島詩織はルームメイトにして、愛しい彼女の待つマンションに帰って来た。防犯システムも万全で彼女らの住まう部屋に至っては防音処置まで施され、リディアンを出たばかりの一介の大学生でしかない彼女らが借りるには、値の張る物件ではあるが、これには秘密がある。
 「やっぱり、寒さが応えますわね…」
 詩織はショルダーバッグとフードや襟や袖にも毛皮がふんだんに使われているクリーム色の分厚いコートに付いた雪を薄暗い玄関で払い落とす。恋人からは「アザラシみたい」と揶揄われるが、都会の冬はこれぐらいの重装備が欲しいところ。今年のクリスマスのサプライズの為であれば、尚更、必要だったのだ。白い息を吐くとサンタクロースが背負っている様な大きな袋を冷たい床に置く。以前に奇跡の殺戮者と恐れられる錬金術師の使役する自動人形の1機、ガリィ・トゥーマーンを怯ませる程の啖呵を切ったのだ。これを町中からここまで人目を気にせず、持ってくるなんて事、大胆不敵なこのお嬢様には訳ないだろう。
 「創世さん、もう寝てますわよね?」
 雪が疎らに積もっている袋をはたき、詩織は廊下の奥に目をやる。小さな照明のある玄関と違い、真っ暗、宛ら、深淵の闇とも言うべきか。大学のサークルのつき合い、リディアンにいた頃はいつも一緒にいた親友、板場弓美に教えてもらった店でクリスマスのサプライズアイテムを揃えている内に夜は更けていた。ルームメイトであり、最愛のパートナーである安藤創世も今頃はベッドの中であろう。詩織が「イケメン女子」と言う程に心酔しているボーイッシュな彼女、その少年の様に張りのある声が上擦り、ほっぺを赤くして、驚く姿を想像するだけでアザラシみたいなコートを羽織ったお嬢様は心躍らせる…
 「勝手知ったる、わたくしと創世さんの愛の巣へ…」
 このマンションに住む様になってから、まだ1年も経ってはいないのだが、二人住まいには少し広いと感じるこの我が家の構造も把握していた。暗闇に目が慣れてくれば、手探りをする間でもない。フローリングの床の冷たさが紅いタイツを履いた詩織のムチムチの脚を少しずつ、浸食するが、構わず、殺風景な廊下を通るも、リビングルームの前で足を止める。照明は落ちているものの、耳を澄ませなければ、聞こえない程に小さいがエアコンの唸り声が聞こえる。「もしかして」と呟いて、詩織はそっとドアを開け、忍び込んだ。
 「起きていますの?」
 暖房が効いたリビング。薄型のテレビとソファー、クリスマスイブに創世が見つけてきたプレゼントの箱を模したカラーボックスが置いてあるだけの部屋だ。カーテンの掛かっていない窓から、いつも見えている欠けた月に代わり、今は花びらの様に雪の結晶が夜空を舞っている…
 「待ちくたびれたみたいですわね♥」
 詩織はソファーの傍に腰を下ろし、ソファーで横になり、寝息を立てている創世の短く、切り揃えられた髪を撫でてやる。ティラノサウルスの化石の装飾が施されたスマホが床に落ち、暗がりの室内故に尚更、テレビ画面のブルーの光が眼に刺さる。最愛の彼女がいつまでも帰って来ず、痺れを切らし、スマホを弄りながら、深夜番組か、クリスマスの特番でも、見ている内に寝落ちしたのだろう。パジャマにも着替えずに普段着の白黒のストライプのシャツと短パン、その上から羽織る蒼い上着のままなのも、それならば、合点がいく。
 「風邪をひきますわよ?」
 詩織は創世のおでこにキスをしてから、ご丁寧にリボンまで付いているプレゼントの箱そのまんまのカラーボックスに大きな袋を置き、中から、サンタクロースの象徴である赤い帽子を取り出す。もこもこの毛皮で耳元までしっかりとガードする帽子を被ると詩織はゆっくりとクリーム色の分厚いコートを脱ぎ捨てる。
 「さてさて、サンタさんの登場ですわ♥」
 襟や袖に毛皮をふんだんに使った厚いコートの下から、現れた、詩織のふっくらとした身体は真紅のレオタードとも言うべき、薄い布地のピッチリした衣装で覆われていた。身体を締め付ける薄い生地のおかげで少し大きめのおっぱいも恥丘もムチムチ感があり、普段よりも彼女の健康的なお色気を艶かしく、肉感的に魅せている。お臍の穴までクッキリだ。下半身はもこもこの毛皮こそあるが、ムチッと肉のついた腿を覆う紅いタイツだけ、素肌もしっかり晒している。淡いピンクのラインの入った緑色のリボンのついた紅いポンチョで肩や首は保護しつつも両腕は紅いピッチリのスリーブをしているものの、真紅のレオタードのせいで胸の膨らみは丸見えでほぼフォローになっていなかった。こんなエッチな恰好のサンタさんが直にプレゼント配ったりしたら、風邪をひく前に凍え死ぬだろう…
 (弓美さんの教えて下さったお店…なんでこんな破廉恥なのしかありませんの?)
 詩織は試着した時の恥ずかしさを思い出し、赤面する。詩織と創世といつも一緒にいた彼女らの親友、板場弓美。「人生の全てをアニメで学んだ!」と豪語する小さな女傑はアニメ業界に殴り込むべく、アニメの専門学校に入学したのを機に一人暮らしを始めた。アニメの修行に専念するのが、第一なのも事実だが、親友二人が女の子同士でカップルになってしまい、そのラブラブぶりに辟易したのも原因であろう。尤も、今でも親交は続いており、サンタコスの衣装を扱っているお店を紹介してくれたのも弓美だった。趣味趣向がかなり尖っている事に変わりはないが…
 (創世さんの少しエッチな恰好も納得ですわ…)
 当の創世も去年のクリスマス、まさか、恋人が親友の助言でもっとエッチな恰好でサプライズするとは思わなかった事だろう。詩織の行動力と肝っ玉の強さは創世の遥か上をゆき、買ったばかりのこの破廉恥なサンタ服を着たまま、上に分厚いコートを羽織って、そのまま、家路についたのだから。何かの弾みでレオタードのエロサンタコスが見られれば、ちょっと恥ずかしいなんてものでは済まされないだろう。少し、ドキドキしながらもしっかりとバレずに帰って来れるあたりは、流石、大胆不敵である。尤も、そんな詩織も背後に迫る気配には、気づいてはいなかったのだ…
 「お帰り♥あたしのサンタさん♥」
 詩織が悶々している内に目を覚ました創世は息を殺し、そっと近づき、エロティックなお嬢様言葉のサンタさんに抱きついた。
 「きゃぁあっ♥何をしますの!」
 背後からおっぱいを揉み揉みと解され、詩織は声を上げる。創世の細身だが、しなやかな筋肉もついた肉体、女の子の柔らかさと温もりもあって、抱き締められるだけで心地良くて、ドキドキする。詩織の心音と荒くなる息遣いを感じて、創世もそのふっくらした身体を押さえたまま、小麦色の柔らかい髪に顔を埋めるのだった。
 「一人っきりの聖夜で欲求が溜まってるんだよ♥」
 創世は張りのある声から小犬が甘える様な声を上げ、おっぱいをギューギュー揉み上げる。性欲旺盛な上にお預け喰らったわんちゃんの如く、荒い息を吹き掛け、首筋に舌を這わせ、蛞蝓が這う様な反応に苦悶の表情を浮かべるお嬢様サンタの反応を愉しみ、おっぱいを揉むタッチを力を入れたり、徐々に優しく、愛撫する様に円を描きながら、掌で弄ぶ。
 「テラジの事だから、あたしが寂しく、待ってる間に他の女の子と遊んでたんでしょ?」
 「ああぁっ♥そんな事…」
 創世に左胸を揉みしだかれ、もう片方の手でお腹のラインやお臍の辺りも弄られて、詩織の反論は喘ぎに変わる。身体中にジットリと汗が滲み、心音がバクバクと大きくなる…
 「あたしに虐められて、濡れてるなんて♥変態♥帰りが遅くなったのも、半裸でハアハア言ってて、ガチ百合にでも襲われちゃったのかな?」
 紅い布地で覆われていたムッチリの恥丘を撫で撫でしていた手が湿っている女陰に触れる。薄い布一枚を隔てた肌が火照り、クレヴァスからはトクトクと蜜が溢れているのが、文字通り、手に取る様に分かる。肌の熱さと卑猥な蜜の感触に創世はニィーッと笑う。左胸を押さえる右の掌からもドクドクッと詩織の鼓動が伝わってくる…
 「創世さん……わたくしはそんなふしだらな女じゃありませんわ…!!」
 大きめの肉のついたお尻に創世の身体が密着して、おっぱいと女陰の責めも相俟って、詩織の頭の中でバチバチと電流が弾け、体内の熱い血液が巡り、白い肌から汗がダラダラと滴る。
 「黙れ♥似非お嬢様♥」
 詩織のおっぱいを握る創世の手の力が一層、強くなり、胎内の蜜が熱い炎となって、暴れ、お尻の穴も窄まる。口元からはダラダラと涎を零し、火照った肌は汗みどろである。創世はクックッと喉の奥で笑う。詩織を散々、変態扱いしているが、創世自身も彼女に懐いていた運動部の女子部員を詩織と共に輪姦して、ロストバージンさせた挙句、百合奴隷にした前科がある。こちらも人の事は言えないのではないか…
 「メリークリスマス♥♥♥♥」
 創世は詩織のクレヴァスに捻じ込む様にグリグリと責めて、皮肉も込め、「メリークリスマス」の言葉を送る。
 「ひゃぁぁぁあぁあああ♥♥♥♥♥」
 深々と雪の降る夜の闇のスクリーンに愛する彼女に犯されるお嬢様サンタさんが悶絶する姿が映し出され、リビングに甘い声が木霊し、生々しい雌の匂いが立ち込め始める…

1 / 4
2 / 4

 「そんなにくっついていましたら、プレゼントをあげられませんわ♥」
 プレゼントの箱を模したカラーボックスに置いた大きな袋に手を掛けながら、詩織は耳元で「好き」「可愛い」と甘い声で囁き、猫の喉を掻く様に首元を撫でる創世の愛撫を受け入れる。
 「いらない♥あたしはサンタさんを独り占めしてたいの♥」
 創世は汗で濡れた小麦色の髪に頬擦りをして、耳朶をペロッと舐め、ビクンッと震える詩織の反応を愉しむ。
 「本当に悪い子ですわね♥」
 スリーブで覆われたで詩織は創世の頬を撫で、困った様に笑みを浮かべる。

9k=
 「サンタさんこそ、そんなエロい格好であたしを誘ってる癖に♥」
 露出度の高いサンタ衣装を着ている詩織にも問題はあるが、愛しい彼女の有無もないままに性欲の任せるままに襲ったというのに、随分な言い草である。欲求に正直なイケメンな彼女がまた可愛いとばかりに詩織はウインクする。
 「まあ♥プレゼントはわたくしが御所望って事ですわね?…ぇぇえ!!」
 くすくすと笑う詩織の唇を奪う創世は無理矢理、ソファーに押し倒す。
 「くりゅぉぉおさぁ♥♥♥」
 「テラジィィイィイ♥♥♥」
 創世に唇を貪られながら、おっぱいを揉みしだかれ、また、ジュクジュクとお腹の奥が疼き、紅いレオタードを思わせるサンタ衣装の局部がジワジワ湿る。
 「まだ足りませんの?さ…っき…した…ばかりですのに……」
 口づけから解放され、詩織は頬を紅潮させる。二人の口と口の間に卑猥な唾液が繋いでいる。
 「あたしは欲張りで欲しがり屋さんだから、プレゼントと一緒にサンタさんもいただくんだよ♥♥」
 詩織は創世の手で弄ばれる度に悩まし気に身体を捩らせるも、スレンダーだが、程好く、筋肉のついた身体が肉慾というブーストが掛かっているのだ。逃れられるハズはない。ポンチョを乱暴に剥がすと詩織の白い肩が露わになる。薄い布地で包まれたおっぱいとはまた違った色気に創世は思わず、口笛を吹いた。浮き上がる鎖骨、汗ばみ、ほんのりと染まった肌にキスをする、唇に恋人の体温が伝わり、創世の思考も徐々に焼いていく…
 「何をなさいますの!?折角…サンタさんのお洋服…を」
 帽子も肩を覆うポンチョも投げ捨てられ、単なるまっ赤なレオタードを着ているのと変わらない恥ずかしさに詩織は涙声で抗議する。スリーブやもこもこ毛皮付きタイツもジットリと汗が滲み、汚らしく、赤黒く染まってゆく。
 「聖夜はこれからが本番なんだ♥ガタガタ言うな♥似非お嬢様♥」
 創世は丸い大きな金具をカチャカチャ擦れさせる音を立て、黒く染められた革ベルトを外し、暑いと言わばかりにベルトごと蒼い上着を脱ぎ捨てる。汗グッショリのストライプ柄のシャツがおっぱいに貼り付き、その小振りな膨らみをいつも以上に強調している。このまま、行為が続けば、シャツもすぐにポイ捨てされる事だろう…
 「なに…エロい目で見てるんだよ♥」
 創世はすっかり惚け、蕩けそうになっている詩織の瞳から零れる涙を舐め取ると紅い生地に包まれた膨らみに唇をそっと寄せる。
 「ひゃぁああ♥♥」
 薄布一枚に隔てられているとは言え、生温かい蛭が這い、乳輪を弄る感覚は生々しく、詩織の身体を毒してゆく。唾液を塗りつけながら、乳首を探り当てるとねっとりと責め立て、創世は腕の中の詩織の悶える姿に嗜虐心が擽られる。優しく、キスされたかと思ったら、甘噛みされ、乳首に甘い苦痛が走り、おっぱいを玩具にされている内に詩織の胎内から零れた熱い蜜がサンタ衣装の局部や腿を伝い、ソファーを汚す…
 「また…お漏らししたな♥エロサンタめ♥」
 「違いますわ…あぁっん♥」
 創世に大きめのおっぱいをギューッと揉み潰され、もう片方のおっぱいもチューッと強く、キスされ、詩織の上擦った声が一段と高くなり、耳までまっ赤になり、口からは涎が零れる。彼女に犯されて、喘ぎながら、達する女の子のサンタなんて、クリスマスムードも夢もぶち壊しの光景だが、大好きな創世に可愛がられている内に頭の中が蕩けている詩織にはどうでも良い事である。
 「ああっ♥ぁあぁん♥♥♥」
 「あれ?お仕置きにおっぱい虐めてるのに、悦んでるの?この淫乱♥」
 創世はおっぱいを解す手に力を入れ、円を描きながら、さらに刺激を与え、舌で敏感になった乳首だけを狙い定め、責め立てる。乳房を潰される痛みと乳首に走る生温い感触が混ざり、甘い苦痛が詩織の身体を蝕み、心音がドクンドクッと大きくなり、それを見透かした様に創世はニィーッと笑う。
 「テラジ…ドキドキしてるよね♥」
 「創世さん!!あぁっ♥♥」
 辱められ、声を荒げるも待ってましたとばかりにいつの間にか、創世が忍び込ませた手でお股を撫で上げられ、詩織の講義は甘い喘ぎの中へと消える。ふっくらと肉付きの良い身体はまっ赤っかなレオタードで締め付けられる事で弾力性のある絶妙な抱き心地となって、創世を虜にする。レオタード越しから女陰を弄りながら、ゆっくりと女性器を探り当て、絶妙なタッチで責めてゆく…
 「あっ…うぅ…っ……ああぅぅう♥♥」
 創世に押さえつけられたまま、ビクビクッと痙攣し、紅いレオタードが股間を中心に濡れてゆき、そのままぐったりと詩織は恋人に身を委ねる。
 「可愛い♥」
 創世は額から汗を流し、暑い吐息を漏らし、汗でグショ濡れのストライプ柄のシャツを脱ぎ捨て、ブラも取り払い、上半身裸になる。小振りだが、綺麗なカーブを描いた膨らみもしなやかな筋肉の走るスレンダーな身体だが、お臍の穴やお腹のラインもチャームポイントであり、詩織のふっくらした肉付きの良い身体とは違った魅力にエロサンタ衣装のお嬢様は思わず、声を上げる。
 「やっぱり、イケメンですわ♥」
 詩織に「イケメン女子」と評されるのは嫌ではないが、何かと擽ったいというか、心に引っ掛かるものを創世は感じるのだ。その思わず、恥じらう様も詩織は大好きなのだ。
 「イケメンじゃないよ…それに女同士じゃなきゃ、これできないでしょ♥」
 創世は小振りな膨らみを豊満な詩織の膨らみへと押し当てる。乳首と乳首が擦れ合う感覚、自身のおっぱいが潰れ、創世のおっぱいのふくよかさに触れ、詩織は心の臓がドクンッと脈打つ。
 「創世さんのおっぱいいぃぃ♥♥」
 「テラジの心臓…の音…聞こえる♥」
 女の子同士だからこそできる行為。本来は我が子に母乳を与える為に備わっている女性だけの持つ膨らみを快感に溺れる為に重ね合う。おっぱいを性欲を満たす為だけに重ねる罪悪感や背徳的故か、純粋な気持ち良さからか、いつも、お互いの乳房を通して、心音が、心の臓が叫ぶのを感じられるのだ…
 「創世さんのも……聞こえますわ……♥」
 詩織の艶っぽい声に蕩ける様な表情を浮かべ、創世は詩織の掌に自らのスポーツで鍛えた手を重ねながら、上半身を揺すりながら、おっぱい同士でのキスからその膨らみを虐める性交へと変え、嬲ってゆく。あまりに興奮したのか、ショーツが濡れるのを感じ、短パンもまるでふやけたボール紙の様に下半身に纏わりついている。この分だと創世はポンポンスーで恋人と寝る事になるだろう…
 「黙れよ♥」
 「きゃぁあ♥」
 おっぱい同士で口づけながら、創世は詩織にディープキッスする。乱暴に口内を犯され、頭の中を直接、かき回される様な感覚に狂いながらも舌と舌とを絡ませ合い、尚もおっぱいとおっぱいでキスしながら、汗ばんだ肉体同士で密着する。詩織はお漏らし同然にドバドバと愛液を漏らし、創世の短パンを汚す。口づけから解放すると創世は唇を舐め、ウインクする。
 「あそこ…綺麗してあげるね♥」
 創世はおっぱいを舐り、おっぱいのすぐ下にキスをする。身を捩らす詩織を愛おしむ様にその愛撫は徐々に徐々に下の方へと移る。薄い布で締め付けられるお腹がキスをされるとビクンッと跳ね、上下する。お臍の穴もクッキリ見え、創世は穿る様にレロレロと舌を這わせ、それにも飽きるとチューッと恥丘に口づけ、弾力性のあるお腹やお股とはまた違った心地良さに酔う。
 「創世さ…!」
 女の子が同性の恥丘を舐めたり、頬擦りするという変態チックな光景、これも百合カップルだからこそ、許されるが、強姦魔そのままの最愛の彼女に犯され、トロ顔で喘ぐ姿なんて、とても他人には見せられない。防音も万全のマンションとは言え、誰かに知られたらと思うと羞恥心の方が先に立ってしまう詩織うぃ創世はケラケラ笑いながら、蔑んだ。
 「お嬢様面した性欲モンスターの癖に♥あたしがネコ(受け)の時にお尻の穴まで犯しまくってくれるお礼だよ♥」
 「創世さん!!!あぁぁあ♥♥」
 詩織の叫びは甘い苦痛に悶える可愛らしい喘ぎに変わる。直にクレヴァスの中に触れられなくても、女性器をレオタード越しから舐り、ベロベロと女陰全体を味わいながら、雌の匂いとも言うべき、臭気を肺の中いっぱいに創世は吸い込むのだった。モチモチの腿もガッチリとホールド済みである。
 「やぁぁああ♥♥♥キャアッ!」
 おっぱいを震わせながら、上半身を暴れさせ、小麦色の髪を振り乱し、暴れる詩織だが、両脚をロックされたまま、まんぐり返しの姿勢にされる。
 「ああっ♥♥うぅぅ♥…ぃぃぃい♥♥」
 まんぐり返しのまま、無防備になったお股に創世の口づけと愛撫が容赦なく、襲い、詩織のお腹の奥が燃える様に熱くなる。胎内の熱がまた甘い苦痛に蝕まれながら、炎となって、放たれ様としている。
 「良いケツしてるね♥」
 創世は肉付きの良い詩織のお尻を舐り、チュッとキスをする。
 「お尻でなんて!!」
 「いや?素直に言ってよ♥本当はここでしたいって♥」
 詩織の薄い布地で辛うじて、守られているアヌスをペロペロとじっくりじっくり、創世は舐ってゆく。直接にお尻の穴を穿つ事はないが、文字通りの舐めプに詩織は恥ずかしさと擽ったさで頭の中がドロドロと融けてゆく…
 「いやぁぁぁあぁああ!!!!!」
 肛門を犯され、悶絶しながら、胎内から甘い熱を吹き出して、果てる。ぐったりとした詩織のお尻を尚も舐め舐めしながら、創世は口元から蜜と唾液を流しながら、ニヤッとする。
 「続きはベッドでしようか♥」
 創世の問いに詩織は息も絶え絶えに頷く事さえできず、トロンッとした表情で呻く事しかできなかったが、お構いなしとばかりに創世は続ける。
 「折角…アレも枕元に置いてあるんだし…」
 創世の言う「アレ」とは奇跡の殺戮者と呼ばれた錬金術師の魔女っ娘、キャロル・マールス・ディーンハイムのホムンクルスであるエルフナイン、本来は性別がないハズの彼女が主であるキャロルとの交わりで用いていた錠剤…それこそが創世と詩織がこのマンションで暮らせる要因であり、彼女らの百合エッチの中で最もウェイトを占めるイベントには欠かせない代物である。

 彼女らの聖夜……もとい、性夜はこれからが本番…

2 / 4
3 / 4

 聖夜も更け、降り頻る雪も治まり、厚い雲からほんのりと金色の光が見える。欠けた月が放つ明かりは宛ら、金の円盤の様である。
 デジタル時計が午前3時を指す頃になっても、このマンションの一室に住む百合カップルの営みは留まる事を知らず、彼女らが夜を共にするベッドは度重なる行為でジメジメと汚れていた。しっかりと染みついた雌の匂いはいっそ、部屋ごと丸洗いしない限りは落とせないだろう。エルフナインから渡された小瓶は床に転がり、何粒も怪しい錠剤が零れ出ている…
 「創世さん♥創世さ……♥」
 詩織は小麦色の長い髪を振り乱し、四つん這いで大きくお尻を振った。胎内を抉られる痛みと創世の熱が身体中を焼いている様に白い肌は火照り、噴き出した汗がまっ赤なレオタードやスリーブ、タイツを卑猥な色に染める。
 「テラジ♥♥テラジ♥♥」
 生まれたままの姿で創世は大きめのお尻を爪が食い込む程にガッシリ押さえ、腰を振って、そのスレンダーな肉体を打ちつける。切り揃えた髪は額にベットリと貼り付いて、小振りなおっぱいやお尻も汗だっくだくである。股間から生えている赤黒い肉の塊、本来は女の子の肉体には備わっていない「それ」ですら…
 「テラジのなかぁあ♥♥熱いいぃぃ♥♥」
 「創世さぁぁあ♥♥♥一物♥♥良いぃぃぃ♥♥♥」
 玉玉をプルンプルンッと揺らし、「男性器」「男根」と呼ばれる肉塊を創世は詩織の紅いレオタードの局部を覆う箇所をずらし、肉づきの良い身体を穿つ。パンパンッと肉と肉とがぶつかる音を立て、ベッドを大きく軋ませながら、創世は大きくお尻を振った。
 「女の子のナニがほしいなんて♥淫乱め♥♥」
 「わたくしに……この卑しいサンタさんにもっともっと下さいませ♥♥」
 詩織はお尻を振りながら、みっともなく、開いたお口から飛沫を上げながら、卑猥な声で鳴く。創世の男根を飲み込んだ女陰からも白い火花を飛ばし、蜜と白い液体をボトボトと落とす。
 「お仕置きじゃなくって、これじゃあご褒美みたいじゃぁあない♥♥」
 創世がピストンを早めると詩織は猫の様に伸びをするとずらし挿入され、子宮を突かれる度に悩まし気に呻く。創世も嬉しそうに嗜虐心に満ちた笑みを浮かべながら、女の子を男性器で犯すという背徳的な行為に酔い、穿てば、穿つ程に黒い欲望が燃え上がる。エルフナインが授けてくれた薬の材料となったアジ・ダハーカの呪いが彼女らの想いに応えている様に……
 「エルフナインちゃんに感謝だね♥」
 「でも…エルフナインさ…ズルいですわ♥こんな素敵な…こ…と…ずっと……ご主人様と二人だけで楽しんで♥」
 性別のないホムンクルスだが、女の子であるキャロルの肉体を素体に作られたエルフナインだからこそ、作る結論に至った危ないお薬。キャロルの戯れで抱かれる際、肉体の一部を男性のそれに変える事でエルフナインはその交わりをより愉しんだ。女性の肉体に合う様に調整された物は最初はキャロルが捕らえた少女や女性から想い出を奪うついでに凌辱する為に用いた。その後、小日向未来にバースデープレゼントとして、創世と詩織の手に渡されたが、渡しそびれた結果、女の子同士で、親友同士で恋に落ちてしまったこの二人は未来と彼女の最愛の少女、立花響には悪いと思いながらも使ってしまい、ふたなりセックスに溺れるのだった。リディアンを卒業後もモニターとして、この錠剤を度々、用いて、エルフナインのもとにも足繁く、通っている。百合カップルの長年の念願の一つである女性同士の間に子供を設けるというプロジェクトに携わり、今もしっかりと支援を受けている。このマンションに住めるのも、エルフナインがしっかりと金銭面でサポートしているおかげ、防音、防犯が万全なのも、彼女らの愛が成就するまでの間に邪魔が入らない為である…
 本来は少女武装の一つ、メックヴァラヌスへと変わるハズだった呪わしい竜の遺骸は奇跡の殺戮者とそのしもべの手を介して、創世と詩織、平行世界では、竜姫となった少女の手に渡った。尤もこの世界の誰もそんな事は知る由もないのだが……
 「イッくよぉぉぉおおおおぉぉぉおお♥♥♥♥」
 創世のお腹の奥がキューッと締まり、黒々とした筋が巡る赤黒い肉の棒が大きく脈打つ。詩織もそれに応える様に弓なりに身体を仰け反らせ、ブルンッと大きめの乳房を振る。
 「うぉぉぉおぉおおああぁぁあぁああああ♥♥♥♥♥」
 「やぁぁぁああぁああぁあああ♥♥♥♥♥♥」
 創世の肉の剣から放たれた白濁した炎を胎内に受け、蜜も化学反応でもするかの様に激しく燃え上がる。残り火の様に創世の白蜜はジュクジュクになった詩織のクレヴァスから洩れ、脚の付け根を伝いながら、周囲に生々しい異臭と熱を撒き散らすのだった…
 「あぁぅぅ♥」
 胎内からズルリと肉の塊を引き摺り出されて、詩織はその感触に身震いをする。創世の肉の棒と白く、トロトロの粘液で繋がる。まるで糸を引くかの様に…
 「創世さん♥出し過ぎですわぁ♥本当に妊娠したらどうしますの?」
 詩織は創世の男根から吐き出された白いマグマでタプタプになったお腹を摩りながら、性欲旺盛な彼女を窘める。創世はすっぽんぽんで汗だくのまま、ハアハアッと肩で息をしながら、シーツに膝をついた。これで終わるかと思った矢先、詩織は力尽くでシーツに仰向けに転がされた。両脚を広げられ、足首をガチッと押さえられる。
 「何をしますの!」
 仰向けにされた詩織の瞳に映るのは肉慾で脳味噌を侵された創世の姿だった。その瞳はずらされたレオタードの間から見える白いお股やあらゆる体液がゴボッと溢れるクレヴァスに釘づけられる。口元から涎が垂れ、達したばかりなのに、肉棒はもうビンビンに勃起しているのだった。まるで飢えたケダモノが小さな兎を喰らおうとしている様な卑しい顔つき…
 「決まってるじゃん♥このお立った一物をテラジのお腹の奥の奥にぶっ刺してぇぇえ♥♥淫乱なサンタさん……大しゅきなぁあ……濃厚ミルクぅぅ…いーっぱぁぁあ……入れてあげぅぅぅうのぉぉお♥♥」
 呂律の回らない舌ですっかりラリッた彼女の強姦宣言に戦慄する詩織…
 「あのお薬…少し効き過ぎですわ……」
 「うるしゃぁあぁあい♥♥」
 創世は種付けプレスを喰らわせ、詩織の豊満な肉体を筋肉のついた自身の肉体で押さえ込み、嬉し泣きをしながら、バンバンッと腰を振った。
 「おやめになぁぁぁあああああてぇぇええ!!!!」
 夜遅くまで待たせたとはいえ、流石にこれはやり過ぎだろうと思いながらも、詩織は創世の想いに応える様に腰を振りながら、大しゅきホールドをする。ベッドが大きくギシギシと軋み、喘ぎ声は悲鳴から、甘ったるい愛らしいものへと変わってゆく。長く生きる事の出来ない竜姫達の想いと血を色濃く受け継いだ新たな竜姫を…歪んでいるとは言え、自然の摂理に違反するとは言え、彼女らの子を孕ませる為にアジ・ダハーカが力を貸しているのか、創世と詩織の愛に応え様としているのか、それは定かではない。
 「創世さん!創世さん!!!創世さぁぁああ♥♥♥くりゅぉぉおおさぁぁああん♥♥♥♥♥♥」
 「テラジィィィ♥♥テラジィィィィィィイイイ♥♥♥♥♥」
 平行世界で竜姫になるハズだった二人はまるで魔獣の咆哮を思わせる叫びと共にベッドの上で果てる。まるで白銀の閃光の様に創世の男根から吐き出された汚濁したマグマが一面を染め上げてゆく…
 「愛してる♥」
 「わたくしもですわ♥」
 創世は詩織に圧し掛かったまま、おでこに優しくキスをする。詩織もポンポンに膨れたお腹を創世のお腹に擦り合わせながら、肢体を絡ませて、力なく、頷いて見せる。

3 / 4
4 / 4

 欠けた月が空の彼方へと消え様としていた頃、詩織はリビングに置きっぱなしの大きな袋から取り出してきたプレゼント、「イケメンな彼女」とベタ惚れの創世の為に編んだ、マフラーを手にそっと最愛の恋人に寄り添う…
 「あらあら♥散々、わたくしを可愛がったケダモノとは思えませんわね♥」
 詩織はサンタ衣装も脱ぎ捨て、生まれたままの姿で膨れ上がったお腹を撫で撫でしながら、スース―と寝息を立てる創世を見つめる。
 汗や愛液に塗れ、ペニスもドロドロに汚れたまま、寝落ちている創世の首にそっとマフラーを掛けてやると自分の首にも巻きつける。余裕で二人マフラーもできる様に少し大きめに編んだが、まさか、クリスマスの日に早速、そういう用途で使うとは思いもよらなかった…
 「おやすみなさい♥そして……メリークリスマスですわ♥」
 創世に掌を重ねられ、押さえつけられた詩織だが、このイケメンな彼女の温かくて、柔らかい手がすごく好きだった。そっと、手を重ねてから、指を絡ませ、指と指の間の温もりが心地良くて仕方ないとばかりにフフッと笑う。
 「奇跡……もう呪いでも構いませんわ…いつか、わたくしと大好きな創世さんと…ママになれます様に……」

 詩織の願いが天に、或いはアジ・ダハーカに届いたのか…エルフナインの努力も実ったおかげで、フィーネの齎した災厄から10年近い歳月が過ぎた頃、創世と詩織の間には愛らしい女の子が生まれた。
 詩織と創世はその愛娘達に直向きな愛情を注ぎ、エルフナインとの交流も続いている。そして、彼女らの胸元には、リディアンの寮にいた頃のクリスマスプレゼントである鎖が通されたリングが輝いていた…
4 / 4
コメントを送りました
ステキ!を送りました
ステキ!を取り消しました
ブックマークに登録しました
ブックマークから削除しました

コメント

ログインするとコメントを投稿できます

何をコメントすれば良いの?
『コメントって何を投稿したらいいの・・・」と思ったあなたへ。
コメントの文字制限は140文字までとなり、長いコメントを考える必要はございません。
「萌えた」「上手!」「次作品も楽しみ」などひとこと投稿でも大丈夫です。
コメントから交流が生まれ、pictGLandが更に楽しい場所になって頂ければ嬉しいです!

閲覧制限が掛かった作品です

この作品は投稿者から閲覧制限が掛けられています。性的な描写やグロテスクな表現などがある可能性がありますが閲覧しますか?

閲覧する際は、キーワードタグや作品の説明をよくご確認頂き、閲覧して下さい。

あたしの彼女はサンタさん♥

キーワードタグ 戦姫絶唱シンフォギア  竜姫咆哮メックヴァラヌス  安藤創世  寺島詩織  クリスマス  サンタコス  ふたなり  R18 
作品の説明 「聖夜のくりしお」の続編で今年最後の投稿作品です。
エッチなサンタコスをした詩織さんがそのエロさのあまり、トリップした創世さんに犯されまくるお話です!
ふたなり要素があるので、苦手な方はご注意を!
あたしの彼女はサンタさん♥
1 / 4
 神たる存在と驕るシェム・ハの残滓は彼女の築いたユグドラシルの崩壊と共に消え去り、その大きな爪痕を癒しつつある荒廃した世界は二度目のクリスマスを迎えていた。
 世界全てが根底から壊されそうになった災厄で揺れた町にも、クリスマスソングが流れ、どこを向いてもサンタクロースでいっぱいである。リースやキラキラの装飾や忙しなく、点滅する電飾でお洒落に着飾ったモミの木もサンタさんやトナカイに負けじとばかりにその派手派手しい姿を主張している。
 クリスマスムード一色の町に目をチカチカさせながらも小麦色のロングヘアーを靡かせながら、寺島詩織はルームメイトにして、愛しい彼女の待つマンションに帰って来た。防犯システムも万全で彼女らの住まう部屋に至っては防音処置まで施され、リディアンを出たばかりの一介の大学生でしかない彼女らが借りるには、値の張る物件ではあるが、これには秘密がある。
 「やっぱり、寒さが応えますわね…」
 詩織はショルダーバッグとフードや襟や袖にも毛皮がふんだんに使われているクリーム色の分厚いコートに付いた雪を薄暗い玄関で払い落とす。恋人からは「アザラシみたい」と揶揄われるが、都会の冬はこれぐらいの重装備が欲しいところ。今年のクリスマスのサプライズの為であれば、尚更、必要だったのだ。白い息を吐くとサンタクロースが背負っている様な大きな袋を冷たい床に置く。以前に奇跡の殺戮者と恐れられる錬金術師の使役する自動人形の1機、ガリィ・トゥーマーンを怯ませる程の啖呵を切ったのだ。これを町中からここまで人目を気にせず、持ってくるなんて事、大胆不敵なこのお嬢様には訳ないだろう。
 「創世さん、もう寝てますわよね?」
 雪が疎らに積もっている袋をはたき、詩織は廊下の奥に目をやる。小さな照明のある玄関と違い、真っ暗、宛ら、深淵の闇とも言うべきか。大学のサークルのつき合い、リディアンにいた頃はいつも一緒にいた親友、板場弓美に教えてもらった店でクリスマスのサプライズアイテムを揃えている内に夜は更けていた。ルームメイトであり、最愛のパートナーである安藤創世も今頃はベッドの中であろう。詩織が「イケメン女子」と言う程に心酔しているボーイッシュな彼女、その少年の様に張りのある声が上擦り、ほっぺを赤くして、驚く姿を想像するだけでアザラシみたいなコートを羽織ったお嬢様は心躍らせる…
 「勝手知ったる、わたくしと創世さんの愛の巣へ…」
 このマンションに住む様になってから、まだ1年も経ってはいないのだが、二人住まいには少し広いと感じるこの我が家の構造も把握していた。暗闇に目が慣れてくれば、手探りをする間でもない。フローリングの床の冷たさが紅いタイツを履いた詩織のムチムチの脚を少しずつ、浸食するが、構わず、殺風景な廊下を通るも、リビングルームの前で足を止める。照明は落ちているものの、耳を澄ませなければ、聞こえない程に小さいがエアコンの唸り声が聞こえる。「もしかして」と呟いて、詩織はそっとドアを開け、忍び込んだ。
 「起きていますの?」
 暖房が効いたリビング。薄型のテレビとソファー、クリスマスイブに創世が見つけてきたプレゼントの箱を模したカラーボックスが置いてあるだけの部屋だ。カーテンの掛かっていない窓から、いつも見えている欠けた月に代わり、今は花びらの様に雪の結晶が夜空を舞っている…
 「待ちくたびれたみたいですわね♥」
 詩織はソファーの傍に腰を下ろし、ソファーで横になり、寝息を立てている創世の短く、切り揃えられた髪を撫でてやる。ティラノサウルスの化石の装飾が施されたスマホが床に落ち、暗がりの室内故に尚更、テレビ画面のブルーの光が眼に刺さる。最愛の彼女がいつまでも帰って来ず、痺れを切らし、スマホを弄りながら、深夜番組か、クリスマスの特番でも、見ている内に寝落ちしたのだろう。パジャマにも着替えずに普段着の白黒のストライプのシャツと短パン、その上から羽織る蒼い上着のままなのも、それならば、合点がいく。
 「風邪をひきますわよ?」
 詩織は創世のおでこにキスをしてから、ご丁寧にリボンまで付いているプレゼントの箱そのまんまのカラーボックスに大きな袋を置き、中から、サンタクロースの象徴である赤い帽子を取り出す。もこもこの毛皮で耳元までしっかりとガードする帽子を被ると詩織はゆっくりとクリーム色の分厚いコートを脱ぎ捨てる。
 「さてさて、サンタさんの登場ですわ♥」
 襟や袖に毛皮をふんだんに使った厚いコートの下から、現れた、詩織のふっくらとした身体は真紅のレオタードとも言うべき、薄い布地のピッチリした衣装で覆われていた。身体を締め付ける薄い生地のおかげで少し大きめのおっぱいも恥丘もムチムチ感があり、普段よりも彼女の健康的なお色気を艶かしく、肉感的に魅せている。お臍の穴までクッキリだ。下半身はもこもこの毛皮こそあるが、ムチッと肉のついた腿を覆う紅いタイツだけ、素肌もしっかり晒している。淡いピンクのラインの入った緑色のリボンのついた紅いポンチョで肩や首は保護しつつも両腕は紅いピッチリのスリーブをしているものの、真紅のレオタードのせいで胸の膨らみは丸見えでほぼフォローになっていなかった。こんなエッチな恰好のサンタさんが直にプレゼント配ったりしたら、風邪をひく前に凍え死ぬだろう…
 (弓美さんの教えて下さったお店…なんでこんな破廉恥なのしかありませんの?)
 詩織は試着した時の恥ずかしさを思い出し、赤面する。詩織と創世といつも一緒にいた彼女らの親友、板場弓美。「人生の全てをアニメで学んだ!」と豪語する小さな女傑はアニメ業界に殴り込むべく、アニメの専門学校に入学したのを機に一人暮らしを始めた。アニメの修行に専念するのが、第一なのも事実だが、親友二人が女の子同士でカップルになってしまい、そのラブラブぶりに辟易したのも原因であろう。尤も、今でも親交は続いており、サンタコスの衣装を扱っているお店を紹介してくれたのも弓美だった。趣味趣向がかなり尖っている事に変わりはないが…
 (創世さんの少しエッチな恰好も納得ですわ…)
 当の創世も去年のクリスマス、まさか、恋人が親友の助言でもっとエッチな恰好でサプライズするとは思わなかった事だろう。詩織の行動力と肝っ玉の強さは創世の遥か上をゆき、買ったばかりのこの破廉恥なサンタ服を着たまま、上に分厚いコートを羽織って、そのまま、家路についたのだから。何かの弾みでレオタードのエロサンタコスが見られれば、ちょっと恥ずかしいなんてものでは済まされないだろう。少し、ドキドキしながらもしっかりとバレずに帰って来れるあたりは、流石、大胆不敵である。尤も、そんな詩織も背後に迫る気配には、気づいてはいなかったのだ…
 「お帰り♥あたしのサンタさん♥」
 詩織が悶々している内に目を覚ました創世は息を殺し、そっと近づき、エロティックなお嬢様言葉のサンタさんに抱きついた。
 「きゃぁあっ♥何をしますの!」
 背後からおっぱいを揉み揉みと解され、詩織は声を上げる。創世の細身だが、しなやかな筋肉もついた肉体、女の子の柔らかさと温もりもあって、抱き締められるだけで心地良くて、ドキドキする。詩織の心音と荒くなる息遣いを感じて、創世もそのふっくらした身体を押さえたまま、小麦色の柔らかい髪に顔を埋めるのだった。
 「一人っきりの聖夜で欲求が溜まってるんだよ♥」
 創世は張りのある声から小犬が甘える様な声を上げ、おっぱいをギューギュー揉み上げる。性欲旺盛な上にお預け喰らったわんちゃんの如く、荒い息を吹き掛け、首筋に舌を這わせ、蛞蝓が這う様な反応に苦悶の表情を浮かべるお嬢様サンタの反応を愉しみ、おっぱいを揉むタッチを力を入れたり、徐々に優しく、愛撫する様に円を描きながら、掌で弄ぶ。
 「テラジの事だから、あたしが寂しく、待ってる間に他の女の子と遊んでたんでしょ?」
 「ああぁっ♥そんな事…」
 創世に左胸を揉みしだかれ、もう片方の手でお腹のラインやお臍の辺りも弄られて、詩織の反論は喘ぎに変わる。身体中にジットリと汗が滲み、心音がバクバクと大きくなる…
 「あたしに虐められて、濡れてるなんて♥変態♥帰りが遅くなったのも、半裸でハアハア言ってて、ガチ百合にでも襲われちゃったのかな?」
 紅い布地で覆われていたムッチリの恥丘を撫で撫でしていた手が湿っている女陰に触れる。薄い布一枚を隔てた肌が火照り、クレヴァスからはトクトクと蜜が溢れているのが、文字通り、手に取る様に分かる。肌の熱さと卑猥な蜜の感触に創世はニィーッと笑う。左胸を押さえる右の掌からもドクドクッと詩織の鼓動が伝わってくる…
 「創世さん……わたくしはそんなふしだらな女じゃありませんわ…!!」
 大きめの肉のついたお尻に創世の身体が密着して、おっぱいと女陰の責めも相俟って、詩織の頭の中でバチバチと電流が弾け、体内の熱い血液が巡り、白い肌から汗がダラダラと滴る。
 「黙れ♥似非お嬢様♥」
 詩織のおっぱいを握る創世の手の力が一層、強くなり、胎内の蜜が熱い炎となって、暴れ、お尻の穴も窄まる。口元からはダラダラと涎を零し、火照った肌は汗みどろである。創世はクックッと喉の奥で笑う。詩織を散々、変態扱いしているが、創世自身も彼女に懐いていた運動部の女子部員を詩織と共に輪姦して、ロストバージンさせた挙句、百合奴隷にした前科がある。こちらも人の事は言えないのではないか…
 「メリークリスマス♥♥♥♥」
 創世は詩織のクレヴァスに捻じ込む様にグリグリと責めて、皮肉も込め、「メリークリスマス」の言葉を送る。
 「ひゃぁぁぁあぁあああ♥♥♥♥♥」
 深々と雪の降る夜の闇のスクリーンに愛する彼女に犯されるお嬢様サンタさんが悶絶する姿が映し出され、リビングに甘い声が木霊し、生々しい雌の匂いが立ち込め始める…

1 / 4
2 / 4

 「そんなにくっついていましたら、プレゼントをあげられませんわ♥」
 プレゼントの箱を模したカラーボックスに置いた大きな袋に手を掛けながら、詩織は耳元で「好き」「可愛い」と甘い声で囁き、猫の喉を掻く様に首元を撫でる創世の愛撫を受け入れる。
 「いらない♥あたしはサンタさんを独り占めしてたいの♥」
 創世は汗で濡れた小麦色の髪に頬擦りをして、耳朶をペロッと舐め、ビクンッと震える詩織の反応を愉しむ。
 「本当に悪い子ですわね♥」
 スリーブで覆われたで詩織は創世の頬を撫で、困った様に笑みを浮かべる。

9k=
 「サンタさんこそ、そんなエロい格好であたしを誘ってる癖に♥」
 露出度の高いサンタ衣装を着ている詩織にも問題はあるが、愛しい彼女の有無もないままに性欲の任せるままに襲ったというのに、随分な言い草である。欲求に正直なイケメンな彼女がまた可愛いとばかりに詩織はウインクする。
 「まあ♥プレゼントはわたくしが御所望って事ですわね?…ぇぇえ!!」
 くすくすと笑う詩織の唇を奪う創世は無理矢理、ソファーに押し倒す。
 「くりゅぉぉおさぁ♥♥♥」
 「テラジィィイィイ♥♥♥」
 創世に唇を貪られながら、おっぱいを揉みしだかれ、また、ジュクジュクとお腹の奥が疼き、紅いレオタードを思わせるサンタ衣装の局部がジワジワ湿る。
 「まだ足りませんの?さ…っき…した…ばかりですのに……」
 口づけから解放され、詩織は頬を紅潮させる。二人の口と口の間に卑猥な唾液が繋いでいる。
 「あたしは欲張りで欲しがり屋さんだから、プレゼントと一緒にサンタさんもいただくんだよ♥♥」
 詩織は創世の手で弄ばれる度に悩まし気に身体を捩らせるも、スレンダーだが、程好く、筋肉のついた身体が肉慾というブーストが掛かっているのだ。逃れられるハズはない。ポンチョを乱暴に剥がすと詩織の白い肩が露わになる。薄い布地で包まれたおっぱいとはまた違った色気に創世は思わず、口笛を吹いた。浮き上がる鎖骨、汗ばみ、ほんのりと染まった肌にキスをする、唇に恋人の体温が伝わり、創世の思考も徐々に焼いていく…
 「何をなさいますの!?折角…サンタさんのお洋服…を」
 帽子も肩を覆うポンチョも投げ捨てられ、単なるまっ赤なレオタードを着ているのと変わらない恥ずかしさに詩織は涙声で抗議する。スリーブやもこもこ毛皮付きタイツもジットリと汗が滲み、汚らしく、赤黒く染まってゆく。
 「聖夜はこれからが本番なんだ♥ガタガタ言うな♥似非お嬢様♥」
 創世は丸い大きな金具をカチャカチャ擦れさせる音を立て、黒く染められた革ベルトを外し、暑いと言わばかりにベルトごと蒼い上着を脱ぎ捨てる。汗グッショリのストライプ柄のシャツがおっぱいに貼り付き、その小振りな膨らみをいつも以上に強調している。このまま、行為が続けば、シャツもすぐにポイ捨てされる事だろう…
 「なに…エロい目で見てるんだよ♥」
 創世はすっかり惚け、蕩けそうになっている詩織の瞳から零れる涙を舐め取ると紅い生地に包まれた膨らみに唇をそっと寄せる。
 「ひゃぁああ♥♥」
 薄布一枚に隔てられているとは言え、生温かい蛭が這い、乳輪を弄る感覚は生々しく、詩織の身体を毒してゆく。唾液を塗りつけながら、乳首を探り当てるとねっとりと責め立て、創世は腕の中の詩織の悶える姿に嗜虐心が擽られる。優しく、キスされたかと思ったら、甘噛みされ、乳首に甘い苦痛が走り、おっぱいを玩具にされている内に詩織の胎内から零れた熱い蜜がサンタ衣装の局部や腿を伝い、ソファーを汚す…
 「また…お漏らししたな♥エロサンタめ♥」
 「違いますわ…あぁっん♥」
 創世に大きめのおっぱいをギューッと揉み潰され、もう片方のおっぱいもチューッと強く、キスされ、詩織の上擦った声が一段と高くなり、耳までまっ赤になり、口からは涎が零れる。彼女に犯されて、喘ぎながら、達する女の子のサンタなんて、クリスマスムードも夢もぶち壊しの光景だが、大好きな創世に可愛がられている内に頭の中が蕩けている詩織にはどうでも良い事である。
 「ああっ♥ぁあぁん♥♥♥」
 「あれ?お仕置きにおっぱい虐めてるのに、悦んでるの?この淫乱♥」
 創世はおっぱいを解す手に力を入れ、円を描きながら、さらに刺激を与え、舌で敏感になった乳首だけを狙い定め、責め立てる。乳房を潰される痛みと乳首に走る生温い感触が混ざり、甘い苦痛が詩織の身体を蝕み、心音がドクンドクッと大きくなり、それを見透かした様に創世はニィーッと笑う。
 「テラジ…ドキドキしてるよね♥」
 「創世さん!!あぁっ♥♥」
 辱められ、声を荒げるも待ってましたとばかりにいつの間にか、創世が忍び込ませた手でお股を撫で上げられ、詩織の講義は甘い喘ぎの中へと消える。ふっくらと肉付きの良い身体はまっ赤っかなレオタードで締め付けられる事で弾力性のある絶妙な抱き心地となって、創世を虜にする。レオタード越しから女陰を弄りながら、ゆっくりと女性器を探り当て、絶妙なタッチで責めてゆく…
 「あっ…うぅ…っ……ああぅぅう♥♥」
 創世に押さえつけられたまま、ビクビクッと痙攣し、紅いレオタードが股間を中心に濡れてゆき、そのままぐったりと詩織は恋人に身を委ねる。
 「可愛い♥」
 創世は額から汗を流し、暑い吐息を漏らし、汗でグショ濡れのストライプ柄のシャツを脱ぎ捨て、ブラも取り払い、上半身裸になる。小振りだが、綺麗なカーブを描いた膨らみもしなやかな筋肉の走るスレンダーな身体だが、お臍の穴やお腹のラインもチャームポイントであり、詩織のふっくらした肉付きの良い身体とは違った魅力にエロサンタ衣装のお嬢様は思わず、声を上げる。
 「やっぱり、イケメンですわ♥」
 詩織に「イケメン女子」と評されるのは嫌ではないが、何かと擽ったいというか、心に引っ掛かるものを創世は感じるのだ。その思わず、恥じらう様も詩織は大好きなのだ。
 「イケメンじゃないよ…それに女同士じゃなきゃ、これできないでしょ♥」
 創世は小振りな膨らみを豊満な詩織の膨らみへと押し当てる。乳首と乳首が擦れ合う感覚、自身のおっぱいが潰れ、創世のおっぱいのふくよかさに触れ、詩織は心の臓がドクンッと脈打つ。
 「創世さんのおっぱいいぃぃ♥♥」
 「テラジの心臓…の音…聞こえる♥」
 女の子同士だからこそできる行為。本来は我が子に母乳を与える為に備わっている女性だけの持つ膨らみを快感に溺れる為に重ね合う。おっぱいを性欲を満たす為だけに重ねる罪悪感や背徳的故か、純粋な気持ち良さからか、いつも、お互いの乳房を通して、心音が、心の臓が叫ぶのを感じられるのだ…
 「創世さんのも……聞こえますわ……♥」
 詩織の艶っぽい声に蕩ける様な表情を浮かべ、創世は詩織の掌に自らのスポーツで鍛えた手を重ねながら、上半身を揺すりながら、おっぱい同士でのキスからその膨らみを虐める性交へと変え、嬲ってゆく。あまりに興奮したのか、ショーツが濡れるのを感じ、短パンもまるでふやけたボール紙の様に下半身に纏わりついている。この分だと創世はポンポンスーで恋人と寝る事になるだろう…
 「黙れよ♥」
 「きゃぁあ♥」
 おっぱい同士で口づけながら、創世は詩織にディープキッスする。乱暴に口内を犯され、頭の中を直接、かき回される様な感覚に狂いながらも舌と舌とを絡ませ合い、尚もおっぱいとおっぱいでキスしながら、汗ばんだ肉体同士で密着する。詩織はお漏らし同然にドバドバと愛液を漏らし、創世の短パンを汚す。口づけから解放すると創世は唇を舐め、ウインクする。
 「あそこ…綺麗してあげるね♥」
 創世はおっぱいを舐り、おっぱいのすぐ下にキスをする。身を捩らす詩織を愛おしむ様にその愛撫は徐々に徐々に下の方へと移る。薄い布で締め付けられるお腹がキスをされるとビクンッと跳ね、上下する。お臍の穴もクッキリ見え、創世は穿る様にレロレロと舌を這わせ、それにも飽きるとチューッと恥丘に口づけ、弾力性のあるお腹やお股とはまた違った心地良さに酔う。
 「創世さ…!」
 女の子が同性の恥丘を舐めたり、頬擦りするという変態チックな光景、これも百合カップルだからこそ、許されるが、強姦魔そのままの最愛の彼女に犯され、トロ顔で喘ぐ姿なんて、とても他人には見せられない。防音も万全のマンションとは言え、誰かに知られたらと思うと羞恥心の方が先に立ってしまう詩織うぃ創世はケラケラ笑いながら、蔑んだ。
 「お嬢様面した性欲モンスターの癖に♥あたしがネコ(受け)の時にお尻の穴まで犯しまくってくれるお礼だよ♥」
 「創世さん!!!あぁぁあ♥♥」
 詩織の叫びは甘い苦痛に悶える可愛らしい喘ぎに変わる。直にクレヴァスの中に触れられなくても、女性器をレオタード越しから舐り、ベロベロと女陰全体を味わいながら、雌の匂いとも言うべき、臭気を肺の中いっぱいに創世は吸い込むのだった。モチモチの腿もガッチリとホールド済みである。
 「やぁぁああ♥♥♥キャアッ!」
 おっぱいを震わせながら、上半身を暴れさせ、小麦色の髪を振り乱し、暴れる詩織だが、両脚をロックされたまま、まんぐり返しの姿勢にされる。
 「ああっ♥♥うぅぅ♥…ぃぃぃい♥♥」
 まんぐり返しのまま、無防備になったお股に創世の口づけと愛撫が容赦なく、襲い、詩織のお腹の奥が燃える様に熱くなる。胎内の熱がまた甘い苦痛に蝕まれながら、炎となって、放たれ様としている。
 「良いケツしてるね♥」
 創世は肉付きの良い詩織のお尻を舐り、チュッとキスをする。
 「お尻でなんて!!」
 「いや?素直に言ってよ♥本当はここでしたいって♥」
 詩織の薄い布地で辛うじて、守られているアヌスをペロペロとじっくりじっくり、創世は舐ってゆく。直接にお尻の穴を穿つ事はないが、文字通りの舐めプに詩織は恥ずかしさと擽ったさで頭の中がドロドロと融けてゆく…
 「いやぁぁぁあぁああ!!!!!」
 肛門を犯され、悶絶しながら、胎内から甘い熱を吹き出して、果てる。ぐったりとした詩織のお尻を尚も舐め舐めしながら、創世は口元から蜜と唾液を流しながら、ニヤッとする。
 「続きはベッドでしようか♥」
 創世の問いに詩織は息も絶え絶えに頷く事さえできず、トロンッとした表情で呻く事しかできなかったが、お構いなしとばかりに創世は続ける。
 「折角…アレも枕元に置いてあるんだし…」
 創世の言う「アレ」とは奇跡の殺戮者と呼ばれた錬金術師の魔女っ娘、キャロル・マールス・ディーンハイムのホムンクルスであるエルフナイン、本来は性別がないハズの彼女が主であるキャロルとの交わりで用いていた錠剤…それこそが創世と詩織がこのマンションで暮らせる要因であり、彼女らの百合エッチの中で最もウェイトを占めるイベントには欠かせない代物である。

 彼女らの聖夜……もとい、性夜はこれからが本番…

2 / 4
3 / 4

 聖夜も更け、降り頻る雪も治まり、厚い雲からほんのりと金色の光が見える。欠けた月が放つ明かりは宛ら、金の円盤の様である。
 デジタル時計が午前3時を指す頃になっても、このマンションの一室に住む百合カップルの営みは留まる事を知らず、彼女らが夜を共にするベッドは度重なる行為でジメジメと汚れていた。しっかりと染みついた雌の匂いはいっそ、部屋ごと丸洗いしない限りは落とせないだろう。エルフナインから渡された小瓶は床に転がり、何粒も怪しい錠剤が零れ出ている…
 「創世さん♥創世さ……♥」
 詩織は小麦色の長い髪を振り乱し、四つん這いで大きくお尻を振った。胎内を抉られる痛みと創世の熱が身体中を焼いている様に白い肌は火照り、噴き出した汗がまっ赤なレオタードやスリーブ、タイツを卑猥な色に染める。
 「テラジ♥♥テラジ♥♥」
 生まれたままの姿で創世は大きめのお尻を爪が食い込む程にガッシリ押さえ、腰を振って、そのスレンダーな肉体を打ちつける。切り揃えた髪は額にベットリと貼り付いて、小振りなおっぱいやお尻も汗だっくだくである。股間から生えている赤黒い肉の塊、本来は女の子の肉体には備わっていない「それ」ですら…
 「テラジのなかぁあ♥♥熱いいぃぃ♥♥」
 「創世さぁぁあ♥♥♥一物♥♥良いぃぃぃ♥♥♥」
 玉玉をプルンプルンッと揺らし、「男性器」「男根」と呼ばれる肉塊を創世は詩織の紅いレオタードの局部を覆う箇所をずらし、肉づきの良い身体を穿つ。パンパンッと肉と肉とがぶつかる音を立て、ベッドを大きく軋ませながら、創世は大きくお尻を振った。
 「女の子のナニがほしいなんて♥淫乱め♥♥」
 「わたくしに……この卑しいサンタさんにもっともっと下さいませ♥♥」
 詩織はお尻を振りながら、みっともなく、開いたお口から飛沫を上げながら、卑猥な声で鳴く。創世の男根を飲み込んだ女陰からも白い火花を飛ばし、蜜と白い液体をボトボトと落とす。
 「お仕置きじゃなくって、これじゃあご褒美みたいじゃぁあない♥♥」
 創世がピストンを早めると詩織は猫の様に伸びをするとずらし挿入され、子宮を突かれる度に悩まし気に呻く。創世も嬉しそうに嗜虐心に満ちた笑みを浮かべながら、女の子を男性器で犯すという背徳的な行為に酔い、穿てば、穿つ程に黒い欲望が燃え上がる。エルフナインが授けてくれた薬の材料となったアジ・ダハーカの呪いが彼女らの想いに応えている様に……
 「エルフナインちゃんに感謝だね♥」
 「でも…エルフナインさ…ズルいですわ♥こんな素敵な…こ…と…ずっと……ご主人様と二人だけで楽しんで♥」
 性別のないホムンクルスだが、女の子であるキャロルの肉体を素体に作られたエルフナインだからこそ、作る結論に至った危ないお薬。キャロルの戯れで抱かれる際、肉体の一部を男性のそれに変える事でエルフナインはその交わりをより愉しんだ。女性の肉体に合う様に調整された物は最初はキャロルが捕らえた少女や女性から想い出を奪うついでに凌辱する為に用いた。その後、小日向未来にバースデープレゼントとして、創世と詩織の手に渡されたが、渡しそびれた結果、女の子同士で、親友同士で恋に落ちてしまったこの二人は未来と彼女の最愛の少女、立花響には悪いと思いながらも使ってしまい、ふたなりセックスに溺れるのだった。リディアンを卒業後もモニターとして、この錠剤を度々、用いて、エルフナインのもとにも足繁く、通っている。百合カップルの長年の念願の一つである女性同士の間に子供を設けるというプロジェクトに携わり、今もしっかりと支援を受けている。このマンションに住めるのも、エルフナインがしっかりと金銭面でサポートしているおかげ、防音、防犯が万全なのも、彼女らの愛が成就するまでの間に邪魔が入らない為である…
 本来は少女武装の一つ、メックヴァラヌスへと変わるハズだった呪わしい竜の遺骸は奇跡の殺戮者とそのしもべの手を介して、創世と詩織、平行世界では、竜姫となった少女の手に渡った。尤もこの世界の誰もそんな事は知る由もないのだが……
 「イッくよぉぉぉおおおおぉぉぉおお♥♥♥♥」
 創世のお腹の奥がキューッと締まり、黒々とした筋が巡る赤黒い肉の棒が大きく脈打つ。詩織もそれに応える様に弓なりに身体を仰け反らせ、ブルンッと大きめの乳房を振る。
 「うぉぉぉおぉおおああぁぁあぁああああ♥♥♥♥♥」
 「やぁぁぁああぁああぁあああ♥♥♥♥♥♥」
 創世の肉の剣から放たれた白濁した炎を胎内に受け、蜜も化学反応でもするかの様に激しく燃え上がる。残り火の様に創世の白蜜はジュクジュクになった詩織のクレヴァスから洩れ、脚の付け根を伝いながら、周囲に生々しい異臭と熱を撒き散らすのだった…
 「あぁぅぅ♥」
 胎内からズルリと肉の塊を引き摺り出されて、詩織はその感触に身震いをする。創世の肉の棒と白く、トロトロの粘液で繋がる。まるで糸を引くかの様に…
 「創世さん♥出し過ぎですわぁ♥本当に妊娠したらどうしますの?」
 詩織は創世の男根から吐き出された白いマグマでタプタプになったお腹を摩りながら、性欲旺盛な彼女を窘める。創世はすっぽんぽんで汗だくのまま、ハアハアッと肩で息をしながら、シーツに膝をついた。これで終わるかと思った矢先、詩織は力尽くでシーツに仰向けに転がされた。両脚を広げられ、足首をガチッと押さえられる。
 「何をしますの!」
 仰向けにされた詩織の瞳に映るのは肉慾で脳味噌を侵された創世の姿だった。その瞳はずらされたレオタードの間から見える白いお股やあらゆる体液がゴボッと溢れるクレヴァスに釘づけられる。口元から涎が垂れ、達したばかりなのに、肉棒はもうビンビンに勃起しているのだった。まるで飢えたケダモノが小さな兎を喰らおうとしている様な卑しい顔つき…
 「決まってるじゃん♥このお立った一物をテラジのお腹の奥の奥にぶっ刺してぇぇえ♥♥淫乱なサンタさん……大しゅきなぁあ……濃厚ミルクぅぅ…いーっぱぁぁあ……入れてあげぅぅぅうのぉぉお♥♥」
 呂律の回らない舌ですっかりラリッた彼女の強姦宣言に戦慄する詩織…
 「あのお薬…少し効き過ぎですわ……」
 「うるしゃぁあぁあい♥♥」
 創世は種付けプレスを喰らわせ、詩織の豊満な肉体を筋肉のついた自身の肉体で押さえ込み、嬉し泣きをしながら、バンバンッと腰を振った。
 「おやめになぁぁぁあああああてぇぇええ!!!!」
 夜遅くまで待たせたとはいえ、流石にこれはやり過ぎだろうと思いながらも、詩織は創世の想いに応える様に腰を振りながら、大しゅきホールドをする。ベッドが大きくギシギシと軋み、喘ぎ声は悲鳴から、甘ったるい愛らしいものへと変わってゆく。長く生きる事の出来ない竜姫達の想いと血を色濃く受け継いだ新たな竜姫を…歪んでいるとは言え、自然の摂理に違反するとは言え、彼女らの子を孕ませる為にアジ・ダハーカが力を貸しているのか、創世と詩織の愛に応え様としているのか、それは定かではない。
 「創世さん!創世さん!!!創世さぁぁああ♥♥♥くりゅぉぉおおさぁぁああん♥♥♥♥♥♥」
 「テラジィィィ♥♥テラジィィィィィィイイイ♥♥♥♥♥」
 平行世界で竜姫になるハズだった二人はまるで魔獣の咆哮を思わせる叫びと共にベッドの上で果てる。まるで白銀の閃光の様に創世の男根から吐き出された汚濁したマグマが一面を染め上げてゆく…
 「愛してる♥」
 「わたくしもですわ♥」
 創世は詩織に圧し掛かったまま、おでこに優しくキスをする。詩織もポンポンに膨れたお腹を創世のお腹に擦り合わせながら、肢体を絡ませて、力なく、頷いて見せる。

3 / 4
4 / 4

 欠けた月が空の彼方へと消え様としていた頃、詩織はリビングに置きっぱなしの大きな袋から取り出してきたプレゼント、「イケメンな彼女」とベタ惚れの創世の為に編んだ、マフラーを手にそっと最愛の恋人に寄り添う…
 「あらあら♥散々、わたくしを可愛がったケダモノとは思えませんわね♥」
 詩織はサンタ衣装も脱ぎ捨て、生まれたままの姿で膨れ上がったお腹を撫で撫でしながら、スース―と寝息を立てる創世を見つめる。
 汗や愛液に塗れ、ペニスもドロドロに汚れたまま、寝落ちている創世の首にそっとマフラーを掛けてやると自分の首にも巻きつける。余裕で二人マフラーもできる様に少し大きめに編んだが、まさか、クリスマスの日に早速、そういう用途で使うとは思いもよらなかった…
 「おやすみなさい♥そして……メリークリスマスですわ♥」
 創世に掌を重ねられ、押さえつけられた詩織だが、このイケメンな彼女の温かくて、柔らかい手がすごく好きだった。そっと、手を重ねてから、指を絡ませ、指と指の間の温もりが心地良くて仕方ないとばかりにフフッと笑う。
 「奇跡……もう呪いでも構いませんわ…いつか、わたくしと大好きな創世さんと…ママになれます様に……」

 詩織の願いが天に、或いはアジ・ダハーカに届いたのか…エルフナインの努力も実ったおかげで、フィーネの齎した災厄から10年近い歳月が過ぎた頃、創世と詩織の間には愛らしい女の子が生まれた。
 詩織と創世はその愛娘達に直向きな愛情を注ぎ、エルフナインとの交流も続いている。そして、彼女らの胸元には、リディアンの寮にいた頃のクリスマスプレゼントである鎖が通されたリングが輝いていた…
4 / 4
ステキ!を送ってみましょう!
ステキ!を送ることで、作品への共感や作者様への敬意を伝えることができます。
また、そのステキ!が作者様の背中を押し、次の作品へと繋がっていくかもしれません。
ステキ!は匿名非公開で送ることもできますので、少しでもいいなと思ったら是非、ステキ!を送ってみましょう!

PAGE TOP