エディ

2012年に『Another』の見崎鳴×藤岡未咲の百合イラストを投稿してから、現在に至ります。

『戦姫絶唱シンフォギア』の百合同人誌も描いています。
ガリィ×月読調ちゃんのR-18ネタを中心に活動中。ミラアルクのガチ百合エッチ本も描きたいと思う今日この頃です。
シンフォギアカップリングはエルザ×月読調、立花響×月読調、ミラアルク×シンフォギア装者、安藤創世×寺島詩織、マイナーなカップリングばかり、推していますが、メジャーな暁切歌×月読調も大好きです!

そんな訳でよろしくお願いします。


◆好きなカップリング◆

■ Another
見崎鳴×藤岡未咲
金木杏子×松井亜紀
赤沢泉美×見崎鳴
赤沢泉美×杉浦多佳子

■ 戦姫絶唱シンフォギア
ガリィ×月読調
キャロル×月読調
暁切歌×月読調
立花響×月読調
エルザ×月読調
安藤創世×寺島詩織
ガリィ×ミカ
ファラ×ガリィ
ミラアルク×シンフォギア装者
キャロル×立花響
小日向未来×エルフナイン
シェム・ハ×小日向未来
シェム・ハ×立花響

■ サガ・スカーレットグレイス
ネエちゃん×ウルピナ
マリオン×ウルピナ
ウルピナ×ユリア
マリオン×パトリシア
クローバー×マリオン

■ ロマンシング・サガ/ミンサガ
シフ×アイシャ

■ ロマンシング・サガ2
緋色の女帝×キャット(シティシーフ)
緋色の女帝×ユキノ(忍者)

■ ロマンシング・サガ3
エレン×サラ

■ サガ・フロンティア
アセルス×白薔薇姫
アセルス×アニー
ライザ×アニー

■ サガ・フロンティア2
プルミエール×ジニー
ヌヴィエム×プルミエール

■ サガ2秘宝伝説(リメイク含む)
人間女×エスパーガール
エスパーガール×エスパーガール
人間女×人間女

■ 刀使ノ巫女
​衛藤可奈美×十条姫和
柳瀬舞衣×糸見沙耶香
古波蔵エレン×益子薫
獅童真希×此花寿々花
折神紫×燕結芽
衛藤可奈美×燕結芽
折神紫×十条姫和
衛藤可奈美×安桜美炎
十条篝×十条姫和
​岩倉早苗×十条姫和

■ 転生王女と天才令嬢の魔法革命
ユフィリア×アニス
ティルティ×アニス
アニス×イリア
レイニ×イリヤ
レイニ×ユフィリア

■ 私の推しは悪役令嬢。
レイ×クレア
ロレッタ×ピピ

■ ひきこまり吸血姫の悶々
ヴィル×コマリ
カレン陛下×コマリ
サクナ×コマリ
ミリセント×コマリ

投稿日:2024年06月01日 23:24    文字数:16,406

蛍草とくりしおカップル♥

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創世さんと詩織さんが蛍を見ている内に高揚して、野外で百合エッチしちゃうお話です!後半はふたなり描写があるので、苦手な方はご注意を!エルフナインもラストにほんの少しだけ、出てきます…
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 都心から離れた小川の流れる山深いその場所に古くから、「神いずる門」を開く、要石があると信じられてきた。実際には、言い伝えにある地脈や霊脈は存在せず、いつしか、訪れる者もいなくなり、要石と思しき岩々が苔むしてゆき、社が朽ち果てる頃には、人々の記憶から消えていった……
 要石こそないものの、人々に捨てられたハズのこの地はルナ・アタックを始め、数多くの災厄に見舞われ、幾度も星の力が枯渇する危機に直面しても木々は生い茂り、小さいながらも済んだ川が流れ、生命に満ち溢れており、それを象徴するかの様に蛍の光が小さな生命の灯となり、夜の空を無数に舞う。神の力を司る程の強大なものこそないが、神聖な力は確かに存在するのだろうか…

 奇跡の殺戮者と恐れられた錬金術師キャロル・マールス・ディーンハイムがレイラインを通し、世界解剖を試みようとしていた頃、後に「魔法少女事変」として、その名を残す惨事を引き起こす前、レイラインの一つである要石があると踏んで、彼女の配下であるオートスコアラーと呼ばれる自動人形、ガリィ・トゥーマーンが訪れ、一通りの調査をしたが、到底、要石や霊脈と呼べるものは見つからずに引き上げたが、その際に見つけた蛍を咲き乱れる淡い紫の花、ホタルブクロと共に持ち帰り、キャロルのホムンクルスであり、しもべの一人でもあるエルフナインに見せてやるとキャロルに生き写しであるそのホムンクルスは無邪気に笑い、捕虜として、捕らえた小さなシンフォギア装者も普段はガリィに蔑視の眼を向けているにも拘らず、その時は興味津々とばかりに蛍を見入った…

 その後、シンフォギア装者との交戦の末にキャロルとその配下の願いは崩れ行く、チフォージュシャトーと共に灰燼に帰す。そして、神の力を手に入れる為に暗躍するノーブルレッドと呼ばれるグループの手で朽ちたチフォージュシャトーで廃棄躯体から蘇ったガリィ達は敗れ去り、主のキャロル自身もシェム・ハとの決戦で力を使い果たし、エルフナインにその肉体と想いを託し、この世界より、消え去った…

 この地に棲む生命の灯もそれに惹かれた性悪なお人形さんの想い出を知るのも、極々少数の者だけとなって、久しくなるある日……

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 清流のせせらぎや木々の騒めき、それとは明らかに異質な声が漏れると蛍がフワッと夜空へと散る…
 「創世さぁ……んん♥」
 「テラジ…♥」
 熱を帯びた少女達の喘ぎが山中の静寂を破る。初夏とはいえ、夜はまだ冷えるというのに、二人の少女は生まれたままの姿で抱き合い、火照った肌からは汗が噴き出し、汗を吸った髪も腰を振る度に振り乱しているのだった…
 「綺麗…」
 創世と呼ばれていた髪をショートカットにしている細身の少女、安藤創世の瞳に映るのは、普段はなかなか目にする事のない蛍の光ではなく、欠けた月の淡い光を浴びた小麦色の長い髪を煌めかせる恋人、テラジこと、寺島詩織だった。
 「創世さんこそ…♥」 
 詩織も頬を染め、アーモンド形の瞳を潤ませ、自分を求める創世の肉慾に染まった表情を捉えていた。自分を「テラジ」と呼ぶ時の少年の様に弾んだ声は微熱に侵された様に艶っぽくなり、前髪はおでこに貼りつき、いつものイケメン女子ぶりが台無しだが、創世が雌の顔になるのは自分の前でだけだと思うと堪らなく、愛おしい…
 「テラジ…嬉し…い♥」
 知人の勧めで神聖な場所であると同時に立地条件の悪さ等もあって、普段は人が足を踏み入れる事のない絶好のスポットで二人きりで蛍と戯れるつもりではあったが、お互いの命を燃やしながらも次の命を繋ごうとする蛍に中てられたのか、蛍や星を見ながら、身体を密着させ、キスを交わしている内にムラムラした為なのか、気づけば、創世と詩織は衣服を草むらに脱ぎ捨てて、交わり合っていた。
 「ああぅ…んん♥」
 創世は自分とは対照的なふっくらと肉のついた詩織の身体に包まれるかの様な安心感に酔う。サラサラと流れる小麦色の髪から仄かに香るリンゴエキス入りの整髪料が鼻孔を擽ると「もっと欲しい」とばかりに白い項に舌を這わせ、やがて、恋人の薄い唇を塞ぐ…
 「うぅ…ぅっ♥」
 創世の舌がニュルニュルと唇を割って、入ってくる。舌を絡め取られ、唾液を流し込まれ、呻く、詩織を創世は抱き締めて、黙らせてやる。スレンダーだが、少女のふくよかさのある創世の肉体の温もりに詩織は溺れてゆく…
 (創世さん…やっぱりイケメンですわ♥)
 運動部のピンチヒッターを買って出るだけあり、創世のしなやかな筋肉の走る肢体で抱かれ、それは弓美とじゃれついている時とはまた違う、心地良さであり、男性の様にゴツゴツとしておらず、身を任せている内に詩織の心臓はゴングを打ち、噴き出した汗も口元からトロッと垂れる涎も色白で肉付きの良い身体を伝ってゆく。
 (ドクドクッていってるぅ♥)
 創世の小振りなおっぱいが詩織の大きめの乳房に触れ合い、お互いの心音が伝わる。詩織の火照った肌は触れるだけでもう火傷しそうな程だった。その熱に芯から侵されたかの様に創世の細い身体、日に焼けた肌にジットリと汗が滲む。鼓動と温もりとで蕩けて、一つになってしまいそうな想いに駆られ、恋人の腰に両脚を絡ませ、肌を密着させる。
 「んんぅぅっ……♥♥」
 「ううぅっ…♥」
 肉のついた白い肉体と細身だが、程好く、筋肉のついた少女の肉体とが触れる度に胎内が疼き、トクトクと甘い蜜が零れる。その胎内から漏れる蜜に求める様に腰をゆっくりと動かし、女陰と女陰とで口づけ合う。
 「熱ぅぅ……♥♥」
 「融け…ちゃ…い…ま………わぁ♥」
 唇と唇が一瞬離れ、ねっとりとした唾液とで繋がる。張りのある創世の声はすっかり、上擦り、詩織もいつものお嬢様言葉を使う余裕がないとばかりに熱に絆され、熱い抱擁を交わし、女の子の肉体に包み込まれる心地良さに溺れながら、深く深く口づけ合う…
 「うぅ…っ…うぅぅぅ♥♥♥」
 「あぁぁうぃぃ♥♥♥」
 パンパンという肉と肉とがぶつかる音と卑猥な水音が清流のせせらぎや木々の騒めきの中に木霊し、静寂を破られ、彼女らの周囲の蛍が飛び交う。異様な熱も本来はこの森にないハズの臭気、雌の匂いが漂うのを嫌うかの様に…
 「この子達……嫌がっ…ぇえ…ましぇん…ことぉ?」
 「あたし…たぃぃ……ぉぉお…祝福…して…ぅぅう…ん…ら…よぉ♥」
 この静かな世界の住人を機に掛けるも、そんな余韻さえも一瞬で少女同士の快楽の前に融けて、消えてゆくのを感じながら、大きくお尻を振った…
 「なら……この子…達………見せつけて……ぇえ……あげぇ……ますぅぅう……わあぁ♥♥♥」
 「OK♥♥……テラジぃぃぃいいぃ♥♥♥♥♥」
 創世は詩織の卑猥な言葉を吐く唇をキスで塞いで、草むらに押し倒す。肢体を絡ませたまま、圧し掛かり、種付けプレスを喰らわしてやる。
 「んんんんんんっっ♥♥♥♥♥♥」
 「うぐぅぅぅぅうぅっっ♥♥♥♥♥」
 大きく膨らんだ乳房が創世の小振りな乳房に圧し潰され、肉付きの良い肉体を四肢でガッチリホールドされ、女陰と女陰でキスされ、詩織は腰を振り、創世の体温に包まれ、下半身からジワジワと熱く、甘美な苦痛が支配してゆくのを感じるのだった。創世も詩織を犯して、喘ぎを上げさせている事に黒い欲望を燃え上がらせて、本能のままにお尻を振った。
 (お腹の奥が熱いいぃぃぃい♥♥♥♥♥)
 (創世さんと蕩けて…一緒にいぃぃ♥♥♥♥♥)
 心臓がドクッと大きく、脈を打ち、子宮が締め付けられるのを感じながら、詩織は創世に大しゅきホールドをかまし、創世も種付けプレスの姿勢のままで恋人を犯す。
 「イクぅぅぅよぉぉぉおぉ♥♥♥♥♥」
 「くりゅぅぅぅううぉぉぉおぉぁぁああぁんん♥♥♥」
 一際、甲高い喘ぎ声に蛍が舞い、胎内から放たれた熱は二人の少女の間に迸る濁った一閃となり、身も心も焼いてゆく。お互いに汗だくの身体を重ねたままで唇を貪りながら、荒くなった息遣いが浅くなってゆく…
 「熱いですわぁぁあ♥♥」
 「蛍を見るついでに…夕涼みでもしよっか♥♥」
 お嬢様とケダモノと化した彼女は熱い吐息を浴びせ合いながら、小さく頷くのだった。
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  散々、百合エッチを愉しんだ、創世と詩織はようやく、本来の目的である蛍見物を満喫しているのだった。

 蛍が育つ清流というだけあり、流れが緩やかで浅い川に足首の辺りまで、浸した二人の少女は汗と卑猥な蜜に塗れた未成熟な肉体に帯びる異様な熱が冷めてゆくのを感じつつも周囲をふわふわと舞う小さな光に眼を留める…
 「蛍がとても綺麗ですわね……」
 小麦色の長い髪を夜気に泳がせながら、詩織は創世にそっと寄り添う。項や乳房から垂れる汗やほんのり染まった白い肌が先程までの行為の激しさを物語り、脚の付け根から伝う蜜が水面をほんの一瞬、濁らせ、水の流れの中へと消えていった…
 「エルフナインちゃんに感謝だね♥」
 今となっては自分だけが知る蛍スポットの事を話してくれただけではなく、転送ジェムで送ってくれた彼女らの小さな友人、エルフナイン。今回のデートの立役者でもあるが、これもまた奇跡の殺戮者のホムンクルスの臨床実験に立ち会ってくれたお礼であろう事も被験体である創世と詩織がいつかはその実験、多くの女の子同士のカップルの悲願を成就を願っての事を彼女らも内心では、理解しているのだった。
 「そうですわね♥エルフナインさんのおかげで…何れは創世さんを孕ま…」
 「ストーップ!!!」
 恍惚とした表情でどす黒い欲望を吐き出そうとしている淫乱お嬢様の犯罪告知に等しい告白を何とか抑制する創世は肩に手を回すと無数の蛍の舞う空へと手を伸ばす…
 「ロマンチックなムードで、よくもまあ、犯罪告知なんてできるね…」
 煩悩丸出しの恋人に呆れる創世に詩織はペロッと舌を出す。当の自分も思う存分、この淫乱お嬢様を犯したのだから、御相子ではある。
 「ほら…あそこ……蛍がいっぱいいるよ…」
 創世は腹黒く、エロいお嬢様の肩を抱いたまま、ハスキーボイスで優しく、囁いてやる。詩織も頬を創世に寄せて、照れ臭そうに頷いた。少女達は蛍が舞う森に流れる川をパシャパシャと水を跳ねさせ、足元の小石や砂を掻き分けながら、進み、周囲に咲く、薄紫色の花から水が零れる様に溢れ、夜の湿った空気の下へと飛び交う蛍達を愛でるのだった…

2Q==

 「わあっ!」
 創世は指先に触れる小さな生命に驚きながらも瞳を細めて、愛おしむ。この世界にいる彼女が知る由はないが、平行世界においては、その身を魔獣に変えてでも、敵を討つ、禍々しい少女兵装、メックヴァラヌスを纏い、ノイズは勿論、そのメックヴァラヌスの姉妹とも言うべき、力に溺れ、人外と化した少女さえも、斬り伏せた。人が作りし、兵器を破壊するに留まらず、命をも奪ってしまった戦士、竜姫であった「あちらの世界」の彼女もまた、命を慈しむ心を持っているだろう。彼女らの想いが朧気に残る創世がそうである様に、この世界を一律に破壊し、作り変えようとしたユグドラシルを瓦解させたのが、シンフォギアを纏った歌姫達の悲しくも強く、そして、情愛の想いで奏でられた旋律なのだから…
 あの日、身体が切り裂かれ、焼け爛れる様な熱さと苦痛に苛まれ、意識を失った時に見た夢…彼女らが目にしたノイズではない怪物、その身に刺々しいメカの鎧と武器を纏い、戦っていたまるで映画の中の様な出来事、共に戦う内に恋心が芽生えた事も全てただの夢でしかなかったハズなのに、あの地獄絵図を夢に見る事も最近はパタッとなくなった。まるで最初から存在していなかったかの様に…だが、「あちらの世界」の彼女らを想う気持ちは未だに消える事はない。
 「その子…創世さんがお気に召した様ですわ♥」
 詩織はうっとりと創世の指先に留まる蛍を見つめる。
 「妬いてるの?」
 創世が悪戯っぽく、笑うと詩織は少し、眉を顰める。
 「創世さんこそ、虫は苦手じゃありませんでしたの?」
 桜が開花する頃になると「温かくなると虫が出るんだよね」とイケメンな彼女が苦々しく、愚痴る。怪談話で真剣に怖がるのもチャームポイントだと思っていたが、意外と苦手が多い、創世ではあるが、どうもこの蛍はその神秘性、普段は目にする事のない珍しさ故かもだが、幼子の様に心を奪われ、剰え、深窓の令嬢たる、自分を揶揄うのだから、詩織にしては面白くないのだろう…
 「もしかして…またしてほしいの?」
 創世は甘ったるい声で喘いで、種付けプレスされた時も肢体を絡ませて、藻掻いていた詩織の乱れた姿を思い出し、にんまりと笑う。勿論、ヤキモチ妬きの彼女を弄るのも充分に楽しいが、もう少しだけ、可愛く、鳴かせてやるのも良いなと…
 「良いですわね♥この子達もわたくし達の愛を祝福してくれてますし♥」
 詩織は創世の細い身体におっぱいを押し当て、しっかりと恋人の小振りなおっぱいを揉み揉みする。
 「うわぁあっ!!」
 詩織のまだ火照った肌と大きめの乳房の感触とおっぱいへの責めで創世が思わず、声を上げ、バシャッと大きな水音を立てると彼女の指に留まっていた蛍が飛び立ち、周囲の蛍もフワッと淫靡な少女達を避けるかの様に夜空高く、舞う…
 「テラジ…」
 創世は頬を染め、乳首を抓られたり、捏ねくり回され、擽ったさと恥ずかしさで眼に涙を溜めている。詩織は耳元で「可愛いですわ♥」と囁くと筋肉の走るスレンダーな身体をなぞってゆき、恥丘を擽りながら、おっぱいへの責めも続行するのだった。
 「お嬢様の癖に…なんで…そんなエッチなんだよぉお…!」
 「あらあら♥どの口が言いますの?深窓の令嬢に欲情して、犯しまくって、今更ですわね♥」
 まるで創世が盛りのついたケダモノの様な物言いだが、肝心の詩織もほっぺを染めて、涎を垂らして、創世に抱きついて、お尻を振って、よがり、明らかにその淫靡な交わりを愉しんでいた。それにお互いの胎内にドロドロと思いの丈を流し込んでおいて、今更ではないだろうか…
 「お腹もお股のあたりもぺったんこですわね♥」
 スポーツを嗜み、筋トレをしている甲斐あってか、創世の身体はふっくらと肉付きの良い詩織は勿論、他の同年代の少女達よりも絞られていた。恥丘のカーブも綺麗に描きながらも細くて、締まり、それでいて、女の子特有の温もりと柔らかさはあり、どれだけ、撫で撫でしても止められずにいた。詩織の細い指が恥丘を弄りながら、女陰へと伸び、クレヴァスに潜り込む…
 「ああぅぅう♥♥♥」
 先程まで、最愛の彼女を凌辱していた少女が、その犯していた少女に肉体を弄ばれて、耳までまっ赤にして、甘える様に悶えている。これも女の子同士の好意だからこそのもの…
 「やめてよぉ!!」
 顔を赤くして、反論するイケメンな彼女を虐めるのが楽しくて、詩織はコロコロと笑いながらもそっと、そして、厭らしく、まだ未成熟の女性器を探りながら、指を蠢かす。創世の腿から伝う蜜が水面を一瞬、淀ませるもすぐに溶けて、流れてゆく…
 「あぁっ……♥♥」
 ギューッとおっぱいを握り潰され、女性器を探っていたお嬢様の指がその細い肉体の中に捻じ込まれるのに悶える内に日に焼けた肌とは思えない程に火照った肌から汗が噴き出してくる。創世の足が諤々するのを見て取った詩織は素早く、羽交い絞めにする。
 「ああぁっ♥♥ああぁぁあぁうぅぅうぅんん♥♥♥」
 感涙して、みっともなく、達してしまった創世を支えながら、そのまま、浅い川にゆっくりと尻もちをつく格好で詩織は座り込む。淫靡な雌と化した二人の大きな水音と喘ぎに驚いたのか、バサバサッと羽音や藪をガサガサと揺らす獣の気配がする。
 「あらぁあ♥スポーツ女子がお嬢様の餌食にされるだなんて♥ファンの子達も幻滅しますわ♥」
 ネコ(受け)に回った創世が普段の頼れるスポーツ女子ぶりからは信じられない程の可愛い声でトロ顔で絶頂を迎えさせられる姿…とてもじゃないが、彼女の周りで黄色い声を上げる運動部の女の子達に見せられない。イケメンな彼女がすっかりメス堕ちした姿をこの腹黒お嬢様にしっかと見られるのも恋人の特権であろう。
 「お耳もまっ赤っかで茹蛸みたいですわ♥」
 詩織は創世を押さえたまま、耳元をペロッと舐める。お股やお尻が真水で濡れて、冷たいのに、上半身は熱々のままで心音はもう煩い程だが、足腰に力が入らないスポーツ女子は性欲モンスターに化けたお嬢様の敵ではない。
 「ここはまだまだ欲しがってますわよ♥」
 詩織が女性器を弄り、脚の付け根や恥丘もたまに愛撫するだけで川に浸しているハズの脚やお股も妙に熱を帯び、おっぱいを揉み揉みされても創世は拒まないどころか、うっとりとした表情で淫乱なお嬢様と口づけさえ交わす程だ…
 「テラジ♥……良いぃ♥♥」
 すっかり、惚けてしまったイケメン彼女の舌を軽く、歯で押さえながら、舌先でつつき、乳首をクリクリしたり、おっぱいをギューギューと揉み、女陰への責めを艶かしく、たまに激しくしながら、詩織は黒い欲望を満たすのだった。子宮の奥が疼き、身を捩らせてもパシャパシャと水を跳ねさせるだけで創世は逃れられぬまま、二度目の絶頂を迎え様としていた。
 「ううぅぅぅぅっ!!!んんん♥♥」
 「うんんん♥♥♥♥♥」
 淫乱お嬢様に口づけされたまま、創世の悲鳴とも、歓喜の声とも言える喘ぎは喉の奥へと呑み込まれてゆき、胎内で燃え滾る炎を迸らせ、果ててゆく…
 「もう1ラウンド…いきましょうか♥」
 キスから解放して、創世の濡れた唇をペロッと舐め、おでこに髪が貼り付き、トロンッとした顔つきの恋人をまた餌食にしようと詩織がほくそ笑んだ時、暗い空が曇り、雫がポタッと落ちる…
 「あらあら…」
 空の流す涙は次々と草木を打ち、ポツポツと水面に波紋を広げる。
 「ちょっと、雨宿りしないとまずいですわね…」
 詩織と創世は草原に放り出された衣服やバッグを拾い上げ、雨宿りできそうな場所を探す内に本降りになった雨でずぶ濡れになり、余韻も何もなくなっていったのだった…

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 創世と詩織が通り雨から逃れる為に飛び込んだ社。創世はバッグから取り出したアウトドアライトの電源を入れる。
 「人間の住む所じゃないね…」
 創世がぼやくのも無理はない。要石があると目されていた頃に霊脈を祀る為に建てられたこの無人の廃屋は床板は腐り、朽ちた木材の匂いが充満していた。夜露が凌げるだけマシではあるが、サーッと雨音が直に聞こえ、時折、ザーッと風が吹く度に大きく軋む。一晩の宿を取るだけでも、勇気がいるであろうが、他に当てはない…
 「でも、エルフナインさんがお迎えに来るまで、まだまだ時間がありますわよ?」
 詩織は創世の頭をクシャクシャとタオルで拭く。すっかり、濡れネズミになった創世は鼻につーんっとくる匂いを漂わせる床板で胡坐をかき、恥ずかしそうに顔を伏せている。
 (マジで色っぽ過ぎるよぉ♥テラジの奴…)
 ふっくらと肉付きの良い色白の肉体、小麦色の長い髪も雫を垂らし、全力疾走してきたせいか、頬も紅潮して、息遣いも荒く、普段のお嬢様ぶった彼女とは、また違う色香に惑わされた創世…エルフナインが仕事を終え、蛍見物をするついでに迎えに来てくれるまで、理性を保てそうにない。生真面目なエルフナインの事である、ノルマ達成の為に家に帰らない日もザラな小さなホムンクルスの事、予定よりも遅れる事は充分に予想される。
 (それに…)
 インフラ整備されていない、人の来ない山の中にある社にも拘らず、埃や塵があまり積もっておらず、出入り口の錠も長年、放置されたにも、拘らず、錆一つない。最近、つけられた物というよりも漫画に出てくるデカくて、武骨な南京錠よりもコンパクトなのに、しっかりと機能するので、最新技術で作られたのかも知れない…
 (ここを知ってるのは…)
 エルフナインしか知らない蛍の楽園。それにあのハイテクな錠を作れる事も含めて、ここを使っているのは、そのエルフナイン本人と考えるのが自然だろう。わざわざ、ガスも水道も電気もない森の奥に暮らすとは思えないので、蛍を見に来るついでに「何か」している…バッグの中の携帯ライトが照らす床に片付け切れなかった髪の毛があるが、黄緑色の巻き毛はエルフナインの物と見て、間違いないが、黒くて、明らかに髪質も違う物が幾つか、散らばっていた…
 (エルフナインちゃん…ここをラブホ代わりにしてるな……)
 エルフナインが肉体関係を持つ相手…それも恋人と大っぴらに言えない誰かとの逢瀬を楽しんでから、行為に及ぶのだろう。それも取り零しが出る事からも蛍デートの度にしているのが分かる。それがまさか、自分と詩織の恋仲も祝福、応援してくれるガングニールのヒーローである女の子の彼女さんであり、エルフナインと不倫関係にあるとは、当の創世は思わなかったが…
 (エルフナインちゃんが迎えに来るまでだから…良いよね♥)
 創世の身体を拭き終わった詩織が水を吸った小麦色の髪をタオルで撫で上げている。エルフナインプレゼンの自然に囲まれたラブホテル…利用しないなんて、おかしいではないか!雨に混じった汗とリンゴエキスの香りも艶っぽくさえ見える恋人の仕草も愛おしくて仕方ない創世はペロンッと舌舐めずりする。
 「テラジ…虫に刺されてるよ。」
 創世が振り返り、無邪気に言う。
 「いつのまに…どこですの?」
 詩織は手探りで自分の白い肌を撫でる。蛍がいるのだから、他にも、虫がいてもおかしくはないだろう。でも、刺された痕もなく、特に痛む訳でも、痒い訳でもない。
 「ここだよ♥」
 アウトドアライトの僅かな灯りを頼りに目を凝らす詩織をガッチリとホールドしてから、胸元の膨らみの先端にそっと口づける。
 「きゃあぁ♥♥」
 乳首に蛭が纏わりつく様な感触に思わず、悲鳴を上げる詩織。
 「どこ…舐めて…ッ!!」
 嫌がる詩織の反応を愉しむ、創世はまるで蕩けているソフトクリームでも、味わう様に乳輪に舌を這わしてゆく。
 「ここ…赤くなってる♥優しく、消毒してあげるね♥」
 おっぱいの先端にあるぷっくりした桃色と褐色とが混ざった突起…明らかに虫刺されのそれでなく、夜毎、舐っているから、分からないハズはないのだが、創世は「消毒」の名目でしっかりと恋人の乳首を責める。
 「毒もあるかも知れないね♥吸い出してあげる♥」
 創世はチューッと詩織の乳首を乳輪ごとバキュームし、口内でチロチロと舌で舐め、甘噛みしたり、乳首を圧し潰してやると詩織はまだ乾いてもない小麦色の髪を振り乱し、甘い声で喘ぐ。暗がりの中で肉のついた身体を捩らせる恋人に欲望が燃え上がり、暴れるもう一方のおっぱいを掴み、創世はギューッと揉み潰してやる。
 「こっちも虫に刺されてるな♥」
 創世はわざとらしく、猫撫で声で詩織を絆しながら、その大きめの乳房のぷっくりとした突起に爪を立て、喘ぎを上げさせてから、クリクリと乳首を擽ってから摘まんだり、指の腹で擦ってやる。両胸の虫刺されを刺激され、詩織は悶絶するも、力尽くで腐った床板に押し倒される。
 「創世さん……が…弄ってるの……!!」
 詩織は眼に涙を溜めて、反論するも創世はしっかりと圧し掛かったまま、おっぱいへの責めを止める気配を見せない。
 「虫刺されじゃないの?……じゃあさ♥…何なのか……言ってみてよ?」
 「意地悪……!!」
 いつも、お嬢様キャラに徹している詩織が「おっぱい舐めちゃ嫌」とか、そう易々と口にできないのを承知で創世は恍惚とした表情で大好きなお嬢様の乳輪をネチョネチョと粘着質に舐り、指を厭らしいタッチで動かし、捏ねくり回す。上半身が上下して、鼓動が破れんばかりに大きくなり、子宮が疼き、女陰からはトロッと甘い唾液が零れ落ちる…
 「やめぇえ……!やめ……ッ!!」
 「言えばいいのに!!素直じゃないな♥♥」
 創世の責めが止み、詩織は仰向けのままでハアハアッと荒くなった呼吸を整えていたが、その安堵も股間に走るヌルッとした感触で破られる。
 「ああぅぅ!!!」
 創世に女陰を口づけられ、汗でも雨水でもない、液体で濡れている箇所を味わう様に舐られ、詩織は悲鳴を上げる。
 「本当はこっち舐めて欲しかった癖に♥♥」
 クレヴァスに舌を潜り込まされ、蜜も肉壁も存分に吸われ、詩織は身体をバタつかせるも創世に両脚を開かされたままでガッチリとホールドされる。
 「ここも虫さんに刺されたのかな??」
 腿を押さえられ、無防備になった女陰に口づけ、蜜を喉に流し込みながら、まだまだ未成熟な女性器をクチュクチュと舐り、舌先でつつき、包み込み、頭の中がバチバチとスパークする詩織の乱れぶりを愉しむ。
 「ああぁっ♥♥…くりゅぅぅぉぉおさぁあ♥♥♥……おやめぇえぃぃ♥♥」
 口では拒んでいるものの、上擦った声でほっぺをまっ赤にしたまま、腰をくねらせているので、説得力はない。創世もそれを承知で詩織の局部を、体内をねっとりと可愛がってやる。
 「ああぁあぁぁぁあぁんんん♥♥♥♥♥♥」
 詩織の甲高い喘ぎが狭い社の中に木霊し、創世はお嬢様の胎内から放たれた甘美な熱を浴び、口周りの愛液をペロペロと舐める。
 「可愛かったよ♥」
 詩織は創世が自分の股間から離れるのを感じ、目を瞑る。朽ち果てた木造の屋根を打つ雨の音、カタカタと風が鳴る度に社全体が揺れるのを感じ、自然の生み出す音に詩織の息遣いが融け込んでいっている様だ。創世が這い回る度に聞こえる古く朽ちた床板の軋む音が遠退いたかと思うと段々と近づいてきたと感じた、その時だった…
 「お待たせ♥」
 創世は詩織に馬乗りになり、口を開かせると小さな丸い物体を押し込んだ。
 「!!!!」
 突然、口の中に入る異物、それは舌の上で溶け、苦い味と匂いが口中に広がってゆく。
 「身体も温まってきた事だし、エルフナインちゃんが来るまでにもーっと温かくしようよ♥」
 雨で冷えた身体を温まるには素肌と素肌で温め合うのが一番、身も心も焼き尽くすのには彼女らがより業の深い百合エッチをするのが、一番だった。詩織のお口の中の危ない錠剤で初めて、可能となるそれで…
 「んんんっ!!!」
 「うぐぅぅぅんん♥」
 創世の舌が詩織の口内を犯す度に薬臭い苦みが口中に広がり、鼻孔を抉るのを感じる。錠剤が効いている証拠だ。邪竜アジ・ダハーカの遺骸と聖遺物を練り込んで、調合された危ないお薬が…
 シンフォギアシステムが実装されなかった平行世界で作られた少女兵装、メックヴァラヌスはこのアジ・ダハーカの遺骸より作られていた。シンフォギアと同様に機巧を纏ったパワードスーツだが、シンフォギア装者で想定されていた戦闘力を引き出せない代わりに魔獣に変えてでも、敵を討つという悍ましい力その身に纏う少女、竜姫を蝕む。竜姫と竜姫で。つまりは女の子同士で交わり、子を成す事で彼女らの想いと力をその禍々しい血と共に色濃く、受け継いだ竜姫を残す行為もまた、メックヴァラヌスに眠る魔獣に身も心も蝕まれている事に他ならなかった。メックヴァラヌスは存在せず、戦う事などなかったハズの少女達、本来は竜姫に選ばれたであろう創世と詩織が奇跡の殺戮者であるキャロルとそのホムンクルスであるエルフナインを介して、アジ・ダハーカの呪わしい力に巡り会えたのは宿命だろうか?この世界では、キャロルが囚われた少女や女性から想い出を奪うついでに辱めるのに使っていた邪悪な力が少女と少女を結び、彼女らの間に新しい命を育もうとしているのだから、皮肉なものだ…
 「効くぅぅうぅ♥♥♥」
 創世も詩織もお腹の奥で育つ悍ましい怪物が無数の虫の様に沸き出し、全身を這いずり回り、体内を貪り食う様な苦痛と擽ったい感覚と尋常でない熱に身悶えする。そして、血肉がもぞもぞと下半身に集まり、ボコボコと膨らみ、円筒形を形作ってゆく…

 ケダモノの様な二匹の雌の声が蛍の舞う森の静寂を破る……
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 小雨になり、蛍がまた、夜空を舞い始めた頃、社の中は異様な熱気が籠り、雌の匂いとも言うべき、臭気が充満していた…
 「テラジ♥テラジ♥テラジ♥♥♥」
 創世は詩織を組み敷き、種付けプレスを喰らわす。邪竜アジ・ダハーカにより発現した悍ましい赤黒い肉塊で胎内を穿ちながら…
 「創世さん♥創世さぁあ♥♥♥」
 創世と同じく、本来は女の子の肉体に備わっていない赤黒く、白い蜜を滴らせる肉塊、俗に言う「一物」「男根」「男性器」と呼ばれるものを生やし、詩織はお尻を振りながら、創世に肢体を絡ませ、喘ぐ。胎内に創世の温もりを感じ、創世の細くも心地良い肉体に包まれている幸福感に酔いながら…
 「エルフナイン印のお薬…最高だよね♥」
 創世はアヘアヘと涎を垂らしながら、腰を振り、詩織の胎内を抉る。不完全なホムンクルスとはいえ、奇跡の殺戮者のしもべと本来は身に纏う者の命の理さえも捻じ曲げるアジ・ダハーカの力が数多の聖遺物と共に複合すれば、女性の肉体を一時的に男性のそれへと変える事はできるだろう。それを承知であっても、本来は存在しないであろう男性器で想い人を犯す事を厭わぬその姿は「愛」だから成せるのか、それとも、これも邪竜の呪いに囚われた証か…
 「ええぇ♥♥それに立花さんと小日向さんの………失敬…した時…よ…り…ずっとぉぉ♥♥」
 「そうだよぉぉお♥♥♥あたしと…テラジ……よぉお……にぃ……作り直してぇぇえ……くれらぁあん……らもぉぉ……んんん♥♥」
 最初は恋人である立花響との間に子を成したいと願う少女、小日向未来たっての頼みだったが、渡しそびれ、魔が差して、投薬し、すっかりと創世と詩織はこのお薬の虜になった。彼女らが満足だと知るとモニターになるのも兼ねて、創世と詩織、それぞれの体質に合わせた錠剤を調合してくれたばかりか、今回の蛍見物の様な女の子同士、水入らずの旅の為に転送ジェムをくれたり、ホテルや食事の世話もしてくれていた。転送ジェムの効果を利用して、不可視の結界を張り巡らせる特殊なジェムもその一環で作られたもの。聖遺物と邪竜の遺骨とが混ざり合った呪物の実験台、何れはお互いの愛が成就して、女性同士の間で子作りという奇跡への布石にして、女性と女性の間で生まれた命を背負うという生命の理から外れた背徳と共に最愛の女性と繋がった証も刻まれ、その想いを子供にも、伝えて、紡いでいくのだから、当然と言えば、当然かもしれない。尤も、想い人にその肉慾をぶつけている以上は気にしている訳はないが…
 「のぉぉおぁあぁあぁ♥♥♥♥」
 創世の灼熱を帯びた芯のある肉の剣が子宮を尽き、詩織は形の良い唇が歪み、ケダモノの様な声を上げる。創世の肩や括れた腰に回す肢体に力が入り、大しゅきホールドの姿勢になる。
 「テラぁぁあぁジ……ぃぃぃい♥♥♥」
 詩織に抱き締められ、創世の細い肉体が大きく、軋み、心臓もお腹の奥もキューッと締め付けられるのを覚え、お尻を大きく振り、胎内にズブズブと呑み込まれた肉棒から白濁した火の粉が迸る。
 「くりゅぉぉおぉさぁあぁ♥♥♥♥」
 創世の想いと自分を抱くイケメンな彼女への想いに応える様に詩織の肉棒も大きく脈動して、熱い飛沫を上げ、トロトロとした白濁した蜜を零し、血管の様に巡る黒い脈や玉玉を伝う…
 「熱いぃ♥♥」
 お腹に掛かった詩織の白濁した炎、想い人の胎内の温もりと燃え滾る蜜に包まれ、創世は全身から汗を噴き出しながら、全体重を掛けて、詩織を押さえ込み、肉の剣を捻じ込んでゆく。パンパンパンッと厭らしい、肉と肉とがぶつかり合って、卑しい水音共に混ざり合う。エルフナインが迎えに来るまでにほんの少し、身体を温めるつもりだったが、これでは、また、身体中を冷やす必要があるのではないだろうか。
 「テラジいぃぃぃいいぃい♥♥♥♥♥♥」
 「あぁぅうぅう♥♥あぁああぁあぁぁあぁんんん♥♥♥♥♥」
 全身を火照らせた少女と少女の間に甘美な炎が白濁した一閃となって、走る。ドクドクッと心臓が大きく、脈打つのを感じ、創世はその肉慾を想い人の胎内へと放つ。詩織もまた、お腹の奥が直に焼き尽くされ、白く染められてゆくのを、感じながら、愛おしいイケメン女子に肉体を委ね、快楽の波に溺れる……
 「テラジ…ぃ♥♥」
 「創世ぉ……さん♥」
 おっぱいも女陰も本来はないハズの赤黒い醜い肉塊も密着させ、少女達は濃厚なディープキッスを交わす。小雨の音も風が木々を揺らし、社を軋ませるお供お互いの心音を感じる内に聞こえなくなる。ここは二人の世界なのだから…
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 「今度は…テラジ……してよぉ♥♥」
 先の行為の熱が少し冷めた頃、創世は四つん這いになり、お尻を突き出した格好で淫乱なお嬢様を誘う。
 「ええぇ♥♥良いですわよ♥♥」
 弾んだ声が熱に絆され、甘ったるいボイスになり、プリプリのお尻も白い蜜に塗れた玉玉も詩織をしっかりと誘惑する。小振りなおっぱい、細くて、程好く、筋肉のついた身体を震わせ、小振りなおっぱいが揺れ、日に焼けた肌は火照り、汗が後から後から噴き出してゆき、とても官能的である…
 「きゃあぁ♥♥」
 創世は可愛い声で鳴き、お尻を掴まれ、お肉を左右に開かれる。詩織は舌をゆっくりとその螺旋状にヒクヒク蠢く、穴へと突き刺し、ジワジワと浸食する…
 「お尻ぃぃ♥♥♥」
 お尻の穴を穿られると悩まし気に喘ぐのが堪らなく、可愛いと詩織は邪な想いに駆られ、創世のお尻を責めてやるのだ。ヌルヌルと生温かい蛭が這い回り、体内に入り込もうとしている。それも排泄の為だけに使われる不潔な穴に…!
 (やっぱぁあ♥♥お尻の穴で感じるなんて変態かな♥♥)
 まるで無理矢理に交尾させられる子猫の様に創世は四つん這いのままで腰を大きく、振り、プルンプルンッと玉玉を揺らす。詩織もガッチリとお尻を掴んだままでヌルヌルと舌を滑り込ませ、唾液を流し込む。これから始まるであろう激しい行為の為に…
 「イケメンが台無しですわよ♥」
 詩織は綺麗な笑顔で創世を詰る。創世も反論しようにも、喘ぐだけで、言葉は出て来なくなる。お尻の穴が解れた頃、ポタポタッと白い残り火が床に落ちる。四つん這いのままで犯されても、創世の一物は性欲旺盛の様だ。お尻の責めをやめた詩織は創世の赤黒い玉玉の汗を優しく、舐め取る。
 「ひゃぁあん♥♥♥」
 創世は玉玉に走る感触に小振りな胸を震わせ、短い髪を振り乱し、足掻くもお嬢様にしっかりと捕まえられたまま、じっくりじっくりと玉玉を舐られる…
 「そんなに不潔ですと…虫が寄ってきますわよ♥」
 虫刺されだなんだと言い掛かりをつけられ、乳首を吸われ、舐められ、歯型や爪痕だらけにされたお返しとばかりに詩織は丹念に創世の玉玉を舐り、汗も白く濁った蜜も舐め取り、黒い脈をなぞりながら、人差し指で擽ったり、白い炎を零す先端をクリクリと弄る。
 「ち……………ち…………ぇぇえ…遊ぶなぁあぁ…!!」
 女の子が女の子に生えた男根を弄ぶという本来ならあり得ない所業。その背徳さに萌えるのか、詩織の肉棒もゆっくりと勃起し、先端からは白いエキスが滲み出ている。フェラチオとは違った、微温湯に浸る様な行為に創世の精神は限界に達しようとしていた…
 「ちょ…っ!!」
 突然に男性器への責めが止み、創世はビクンッとスレンダーな身体を震わせる。肉厚な詩織の肉体が圧し掛かり、背中越しからそのおっぱいやお腹の柔らかさを心地良く、思っていた…極太の熱々の物体が直腸に入ってくるまでは…!
 「ああぎぃぃぃいぃぃぃ♥♥♥♥♥」
 創世は小振りなお尻に極太の肉棒をぶち込まれ、痛みと快楽の入り混じった叫びを上げ、まるでバッタみたいに暴れるもしっかりと腰を掴まれ、逃れられないのだった…
 「創世のお尻…掘っちゃいましたわぁあ♥」
 詩織は腰を大きく、振って、おっぱいをプルンプルンッと揺らし、小麦色の長い髪を振り乱して、パンパンパンッと肉と肉とがぶつかり合う卑猥な音を立て、創世のプリプリしたお尻を突きまくる。
 「痔になっちゃうぅぅぅう♥♥♥♥」
 鼻の穴に極太マジックを無理矢理に突っ込まれる様なもの、お尻の穴、下半身から、身体を抉られる痛みが走り、ヒリヒリと焼けつく様な激痛が下半身から、広がり、脳味噌を侵してゆく。全身が熱くなり、心音と喘ぎが脳裏に響き、創世は悩まし気に大きく、お尻を振って、甘ったるい声で鳴く…
 「深窓の令嬢を犯しまくっておいてぇえ♥♥お尻の穴でしっかり贖いませ♥♥」
 「ううぎぃぃぃぃぁぁあぁ♥♥♥♥♥」
 詩織は男根をズブズブと根元まで創世のお尻に刺し込んだ。お腹の奥が焼き切れる様な痛みに創世は猫の様に伸びをするもしっかりと全体重を掛けられ、肉厚のふっくらしたお嬢様に押さえ込まれる。
 「お腹の中にいーっぱぁぁああいいぃぃぃ♥♥♥らしぃぃますぅぅわぁあ♥♥♥」
 創世の直腸の温かさと程好く、筋肉は付いているが、女の子の肉体の心地良さに溺れ、詩織はお尻を振って、尚も恋人のアヌスを穿つ続ける。
 「熱いぃぃ♥♥熱ぅぅ♥♥♥」
 詩織の肉棒から白い火の粉が迸り、創世の小振りなおっぱい、玉玉もプルンプルンッと揺れ、肉の棒からも白濁した灼熱の蜜が迸る。
 「イきますぅぅぅぅあうぅうぅ♥♥♥♥♥」
 形の良い唇から吐き出される品のない猛獣の様な喘ぎと共に詩織は創世の体内に白くて、ドロドロに濁ったマグマを流し込んだ。
 「お腹ぁぁあぁあぁ熱いぃぃいぃぃいぃよぉぉぉお♥♥♥♥♥」
 創世は体内で詩織のを感じながら、灼熱の白い蜜でお腹の中が蝕まれる苦痛に悶えながら、お口から飛沫を上げ、肉棒からドバドバと白濁した炎を吐き出し、崩れ落ちるのだった……
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 雨は既に止み、どこかの隙間から入り込んだ蛍が臭気の漂う社の中をフワフワと飛ぶ。
 「家の中で蛍……見れる………んてぇ……」
 「よそ見は…いけませんわよ……ぉ♥」
 ケダモノの交尾としか思えない交わりを続け、すっかり、惚けた詩織は火照った肩に小麦色の髪を貼り付かせ、乳房や白いお腹を火照らせ、噴き出した汗や胎内から放たれた蜜でベトベトになりながらも赤黒い肉棒で創世の肉棒と口づけ合う様に絡ませる。
 「ごめんね♥」
 創世は力なく、笑い、嬉しそうに肉の棒をクリクリと詩織の肉棒を合わせて、分泌された白い蜜が詩織の白いエキスと混じり合う。押し広げられたお尻の穴と詩織の欲望を注がれた為にポッコリと膨れたお腹が行為の凄まじさを物語っている。
 「んんっ♥♥」
 「ううぅんん♥♥」
 二人の世界に入ってきた小さな侵入者に見せつける様に創世と詩織は兜合わせをしながら、チュッチュッとキスを交わし、舌を絡ませてゆく。蛍見物よりも、朽ちたラブホと化した社での百合エッチの方にのめり込んでいる様だ。トロッと垂れた白い体液が黒い脈に絡みつきながら、玉玉へと落ちてゆき、詩織は小さく、呻いた。それに我慢できないとばかりに創世は詩織に掴み掛る。
 「創世さぁぁあ♥♥♥」
 仰向けにされ、両脚を開かされたまま、勃起した肉の剣をお尻の穴に宛がわれた詩織は恋人の名を呼ぶ…
 「さっきのお返し♥」
 「きゃぁぁああぁあぁんん♥♥♥♥♥」
 極太の肉の剣が詩織の肉のついた白いお尻に突き刺さる。お腹の奥を抉られる痛みでアヘ顔になる彼女を「淫乱♥」と笑い、創世は力一杯に男根を押し込み、体内から凌辱してゆく。
 「お腹が破裂するまで犯しまくってやるぅぅぅぅぅ♥♥♥♥♥」

 「おやおや♥お盛んの様ですね♥」
 社の朽ちた壁に開いた穴から創世と詩織の交わりを見守る小さな人影、白いワンピースを着た、黄緑色の巻き毛の少女、エルフナインは翡翠の様な澄んだ瞳にその肉慾に染まった厭らしい行為を焼きつけている。
 「データ収集も兼ねて、もう少し、見ておきましょう♥」
 仕事を何とか、片づけて、雨に打たれているであろう創世と詩織を迎えに来たエルフナインだったが、まさか、未来との逢瀬の為に使われているこのボロボロの社で彼女らが交わっているとは、思いもよらなかった。
 「うわぁあぁあ♥♥♥」
 エルフナインは創世と詩織の間に迸る白い稲妻を目に焼きつける。詩織のお腹がボコーッと膨れるのを目にして、思わず、声を漏らし、自慰まで始めるのだった。

 アジ・ダハーカの呪いに魅入られたメックヴァラヌスを纏うハズだった少女達とホムンクルスの少女、彼女らの長い夜はまだ始まったばかり。それを見守る様に欠けた月の昇る空を蛍達が舞っているのだった……

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蛍草とくりしおカップル♥

キーワードタグ 戦姫絶唱シンフォギア  竜姫咆哮メックヴァラヌス  安藤創世  寺島詩織  ふたなり  エルフナイン  R18 
作品の説明 創世さんと詩織さんが蛍を見ている内に高揚して、野外で百合エッチしちゃうお話です!後半はふたなり描写があるので、苦手な方はご注意を!エルフナインもラストにほんの少しだけ、出てきます…
蛍草とくりしおカップル♥
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 都心から離れた小川の流れる山深いその場所に古くから、「神いずる門」を開く、要石があると信じられてきた。実際には、言い伝えにある地脈や霊脈は存在せず、いつしか、訪れる者もいなくなり、要石と思しき岩々が苔むしてゆき、社が朽ち果てる頃には、人々の記憶から消えていった……
 要石こそないものの、人々に捨てられたハズのこの地はルナ・アタックを始め、数多くの災厄に見舞われ、幾度も星の力が枯渇する危機に直面しても木々は生い茂り、小さいながらも済んだ川が流れ、生命に満ち溢れており、それを象徴するかの様に蛍の光が小さな生命の灯となり、夜の空を無数に舞う。神の力を司る程の強大なものこそないが、神聖な力は確かに存在するのだろうか…

 奇跡の殺戮者と恐れられた錬金術師キャロル・マールス・ディーンハイムがレイラインを通し、世界解剖を試みようとしていた頃、後に「魔法少女事変」として、その名を残す惨事を引き起こす前、レイラインの一つである要石があると踏んで、彼女の配下であるオートスコアラーと呼ばれる自動人形、ガリィ・トゥーマーンが訪れ、一通りの調査をしたが、到底、要石や霊脈と呼べるものは見つからずに引き上げたが、その際に見つけた蛍を咲き乱れる淡い紫の花、ホタルブクロと共に持ち帰り、キャロルのホムンクルスであり、しもべの一人でもあるエルフナインに見せてやるとキャロルに生き写しであるそのホムンクルスは無邪気に笑い、捕虜として、捕らえた小さなシンフォギア装者も普段はガリィに蔑視の眼を向けているにも拘らず、その時は興味津々とばかりに蛍を見入った…

 その後、シンフォギア装者との交戦の末にキャロルとその配下の願いは崩れ行く、チフォージュシャトーと共に灰燼に帰す。そして、神の力を手に入れる為に暗躍するノーブルレッドと呼ばれるグループの手で朽ちたチフォージュシャトーで廃棄躯体から蘇ったガリィ達は敗れ去り、主のキャロル自身もシェム・ハとの決戦で力を使い果たし、エルフナインにその肉体と想いを託し、この世界より、消え去った…

 この地に棲む生命の灯もそれに惹かれた性悪なお人形さんの想い出を知るのも、極々少数の者だけとなって、久しくなるある日……

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 清流のせせらぎや木々の騒めき、それとは明らかに異質な声が漏れると蛍がフワッと夜空へと散る…
 「創世さぁ……んん♥」
 「テラジ…♥」
 熱を帯びた少女達の喘ぎが山中の静寂を破る。初夏とはいえ、夜はまだ冷えるというのに、二人の少女は生まれたままの姿で抱き合い、火照った肌からは汗が噴き出し、汗を吸った髪も腰を振る度に振り乱しているのだった…
 「綺麗…」
 創世と呼ばれていた髪をショートカットにしている細身の少女、安藤創世の瞳に映るのは、普段はなかなか目にする事のない蛍の光ではなく、欠けた月の淡い光を浴びた小麦色の長い髪を煌めかせる恋人、テラジこと、寺島詩織だった。
 「創世さんこそ…♥」 
 詩織も頬を染め、アーモンド形の瞳を潤ませ、自分を求める創世の肉慾に染まった表情を捉えていた。自分を「テラジ」と呼ぶ時の少年の様に弾んだ声は微熱に侵された様に艶っぽくなり、前髪はおでこに貼りつき、いつものイケメン女子ぶりが台無しだが、創世が雌の顔になるのは自分の前でだけだと思うと堪らなく、愛おしい…
 「テラジ…嬉し…い♥」
 知人の勧めで神聖な場所であると同時に立地条件の悪さ等もあって、普段は人が足を踏み入れる事のない絶好のスポットで二人きりで蛍と戯れるつもりではあったが、お互いの命を燃やしながらも次の命を繋ごうとする蛍に中てられたのか、蛍や星を見ながら、身体を密着させ、キスを交わしている内にムラムラした為なのか、気づけば、創世と詩織は衣服を草むらに脱ぎ捨てて、交わり合っていた。
 「ああぅ…んん♥」
 創世は自分とは対照的なふっくらと肉のついた詩織の身体に包まれるかの様な安心感に酔う。サラサラと流れる小麦色の髪から仄かに香るリンゴエキス入りの整髪料が鼻孔を擽ると「もっと欲しい」とばかりに白い項に舌を這わせ、やがて、恋人の薄い唇を塞ぐ…
 「うぅ…ぅっ♥」
 創世の舌がニュルニュルと唇を割って、入ってくる。舌を絡め取られ、唾液を流し込まれ、呻く、詩織を創世は抱き締めて、黙らせてやる。スレンダーだが、少女のふくよかさのある創世の肉体の温もりに詩織は溺れてゆく…
 (創世さん…やっぱりイケメンですわ♥)
 運動部のピンチヒッターを買って出るだけあり、創世のしなやかな筋肉の走る肢体で抱かれ、それは弓美とじゃれついている時とはまた違う、心地良さであり、男性の様にゴツゴツとしておらず、身を任せている内に詩織の心臓はゴングを打ち、噴き出した汗も口元からトロッと垂れる涎も色白で肉付きの良い身体を伝ってゆく。
 (ドクドクッていってるぅ♥)
 創世の小振りなおっぱいが詩織の大きめの乳房に触れ合い、お互いの心音が伝わる。詩織の火照った肌は触れるだけでもう火傷しそうな程だった。その熱に芯から侵されたかの様に創世の細い身体、日に焼けた肌にジットリと汗が滲む。鼓動と温もりとで蕩けて、一つになってしまいそうな想いに駆られ、恋人の腰に両脚を絡ませ、肌を密着させる。
 「んんぅぅっ……♥♥」
 「ううぅっ…♥」
 肉のついた白い肉体と細身だが、程好く、筋肉のついた少女の肉体とが触れる度に胎内が疼き、トクトクと甘い蜜が零れる。その胎内から漏れる蜜に求める様に腰をゆっくりと動かし、女陰と女陰とで口づけ合う。
 「熱ぅぅ……♥♥」
 「融け…ちゃ…い…ま………わぁ♥」
 唇と唇が一瞬離れ、ねっとりとした唾液とで繋がる。張りのある創世の声はすっかり、上擦り、詩織もいつものお嬢様言葉を使う余裕がないとばかりに熱に絆され、熱い抱擁を交わし、女の子の肉体に包み込まれる心地良さに溺れながら、深く深く口づけ合う…
 「うぅ…っ…うぅぅぅ♥♥♥」
 「あぁぁうぃぃ♥♥♥」
 パンパンという肉と肉とがぶつかる音と卑猥な水音が清流のせせらぎや木々の騒めきの中に木霊し、静寂を破られ、彼女らの周囲の蛍が飛び交う。異様な熱も本来はこの森にないハズの臭気、雌の匂いが漂うのを嫌うかの様に…
 「この子達……嫌がっ…ぇえ…ましぇん…ことぉ?」
 「あたし…たぃぃ……ぉぉお…祝福…して…ぅぅう…ん…ら…よぉ♥」
 この静かな世界の住人を機に掛けるも、そんな余韻さえも一瞬で少女同士の快楽の前に融けて、消えてゆくのを感じながら、大きくお尻を振った…
 「なら……この子…達………見せつけて……ぇえ……あげぇ……ますぅぅう……わあぁ♥♥♥」
 「OK♥♥……テラジぃぃぃいいぃ♥♥♥♥♥」
 創世は詩織の卑猥な言葉を吐く唇をキスで塞いで、草むらに押し倒す。肢体を絡ませたまま、圧し掛かり、種付けプレスを喰らわしてやる。
 「んんんんんんっっ♥♥♥♥♥♥」
 「うぐぅぅぅぅうぅっっ♥♥♥♥♥」
 大きく膨らんだ乳房が創世の小振りな乳房に圧し潰され、肉付きの良い肉体を四肢でガッチリホールドされ、女陰と女陰でキスされ、詩織は腰を振り、創世の体温に包まれ、下半身からジワジワと熱く、甘美な苦痛が支配してゆくのを感じるのだった。創世も詩織を犯して、喘ぎを上げさせている事に黒い欲望を燃え上がらせて、本能のままにお尻を振った。
 (お腹の奥が熱いいぃぃぃい♥♥♥♥♥)
 (創世さんと蕩けて…一緒にいぃぃ♥♥♥♥♥)
 心臓がドクッと大きく、脈を打ち、子宮が締め付けられるのを感じながら、詩織は創世に大しゅきホールドをかまし、創世も種付けプレスの姿勢のままで恋人を犯す。
 「イクぅぅぅよぉぉぉおぉ♥♥♥♥♥」
 「くりゅぅぅぅううぉぉぉおぉぁぁああぁんん♥♥♥」
 一際、甲高い喘ぎ声に蛍が舞い、胎内から放たれた熱は二人の少女の間に迸る濁った一閃となり、身も心も焼いてゆく。お互いに汗だくの身体を重ねたままで唇を貪りながら、荒くなった息遣いが浅くなってゆく…
 「熱いですわぁぁあ♥♥」
 「蛍を見るついでに…夕涼みでもしよっか♥♥」
 お嬢様とケダモノと化した彼女は熱い吐息を浴びせ合いながら、小さく頷くのだった。
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  散々、百合エッチを愉しんだ、創世と詩織はようやく、本来の目的である蛍見物を満喫しているのだった。

 蛍が育つ清流というだけあり、流れが緩やかで浅い川に足首の辺りまで、浸した二人の少女は汗と卑猥な蜜に塗れた未成熟な肉体に帯びる異様な熱が冷めてゆくのを感じつつも周囲をふわふわと舞う小さな光に眼を留める…
 「蛍がとても綺麗ですわね……」
 小麦色の長い髪を夜気に泳がせながら、詩織は創世にそっと寄り添う。項や乳房から垂れる汗やほんのり染まった白い肌が先程までの行為の激しさを物語り、脚の付け根から伝う蜜が水面をほんの一瞬、濁らせ、水の流れの中へと消えていった…
 「エルフナインちゃんに感謝だね♥」
 今となっては自分だけが知る蛍スポットの事を話してくれただけではなく、転送ジェムで送ってくれた彼女らの小さな友人、エルフナイン。今回のデートの立役者でもあるが、これもまた奇跡の殺戮者のホムンクルスの臨床実験に立ち会ってくれたお礼であろう事も被験体である創世と詩織がいつかはその実験、多くの女の子同士のカップルの悲願を成就を願っての事を彼女らも内心では、理解しているのだった。
 「そうですわね♥エルフナインさんのおかげで…何れは創世さんを孕ま…」
 「ストーップ!!!」
 恍惚とした表情でどす黒い欲望を吐き出そうとしている淫乱お嬢様の犯罪告知に等しい告白を何とか抑制する創世は肩に手を回すと無数の蛍の舞う空へと手を伸ばす…
 「ロマンチックなムードで、よくもまあ、犯罪告知なんてできるね…」
 煩悩丸出しの恋人に呆れる創世に詩織はペロッと舌を出す。当の自分も思う存分、この淫乱お嬢様を犯したのだから、御相子ではある。
 「ほら…あそこ……蛍がいっぱいいるよ…」
 創世は腹黒く、エロいお嬢様の肩を抱いたまま、ハスキーボイスで優しく、囁いてやる。詩織も頬を創世に寄せて、照れ臭そうに頷いた。少女達は蛍が舞う森に流れる川をパシャパシャと水を跳ねさせ、足元の小石や砂を掻き分けながら、進み、周囲に咲く、薄紫色の花から水が零れる様に溢れ、夜の湿った空気の下へと飛び交う蛍達を愛でるのだった…

2Q==

 「わあっ!」
 創世は指先に触れる小さな生命に驚きながらも瞳を細めて、愛おしむ。この世界にいる彼女が知る由はないが、平行世界においては、その身を魔獣に変えてでも、敵を討つ、禍々しい少女兵装、メックヴァラヌスを纏い、ノイズは勿論、そのメックヴァラヌスの姉妹とも言うべき、力に溺れ、人外と化した少女さえも、斬り伏せた。人が作りし、兵器を破壊するに留まらず、命をも奪ってしまった戦士、竜姫であった「あちらの世界」の彼女もまた、命を慈しむ心を持っているだろう。彼女らの想いが朧気に残る創世がそうである様に、この世界を一律に破壊し、作り変えようとしたユグドラシルを瓦解させたのが、シンフォギアを纏った歌姫達の悲しくも強く、そして、情愛の想いで奏でられた旋律なのだから…
 あの日、身体が切り裂かれ、焼け爛れる様な熱さと苦痛に苛まれ、意識を失った時に見た夢…彼女らが目にしたノイズではない怪物、その身に刺々しいメカの鎧と武器を纏い、戦っていたまるで映画の中の様な出来事、共に戦う内に恋心が芽生えた事も全てただの夢でしかなかったハズなのに、あの地獄絵図を夢に見る事も最近はパタッとなくなった。まるで最初から存在していなかったかの様に…だが、「あちらの世界」の彼女らを想う気持ちは未だに消える事はない。
 「その子…創世さんがお気に召した様ですわ♥」
 詩織はうっとりと創世の指先に留まる蛍を見つめる。
 「妬いてるの?」
 創世が悪戯っぽく、笑うと詩織は少し、眉を顰める。
 「創世さんこそ、虫は苦手じゃありませんでしたの?」
 桜が開花する頃になると「温かくなると虫が出るんだよね」とイケメンな彼女が苦々しく、愚痴る。怪談話で真剣に怖がるのもチャームポイントだと思っていたが、意外と苦手が多い、創世ではあるが、どうもこの蛍はその神秘性、普段は目にする事のない珍しさ故かもだが、幼子の様に心を奪われ、剰え、深窓の令嬢たる、自分を揶揄うのだから、詩織にしては面白くないのだろう…
 「もしかして…またしてほしいの?」
 創世は甘ったるい声で喘いで、種付けプレスされた時も肢体を絡ませて、藻掻いていた詩織の乱れた姿を思い出し、にんまりと笑う。勿論、ヤキモチ妬きの彼女を弄るのも充分に楽しいが、もう少しだけ、可愛く、鳴かせてやるのも良いなと…
 「良いですわね♥この子達もわたくし達の愛を祝福してくれてますし♥」
 詩織は創世の細い身体におっぱいを押し当て、しっかりと恋人の小振りなおっぱいを揉み揉みする。
 「うわぁあっ!!」
 詩織のまだ火照った肌と大きめの乳房の感触とおっぱいへの責めで創世が思わず、声を上げ、バシャッと大きな水音を立てると彼女の指に留まっていた蛍が飛び立ち、周囲の蛍もフワッと淫靡な少女達を避けるかの様に夜空高く、舞う…
 「テラジ…」
 創世は頬を染め、乳首を抓られたり、捏ねくり回され、擽ったさと恥ずかしさで眼に涙を溜めている。詩織は耳元で「可愛いですわ♥」と囁くと筋肉の走るスレンダーな身体をなぞってゆき、恥丘を擽りながら、おっぱいへの責めも続行するのだった。
 「お嬢様の癖に…なんで…そんなエッチなんだよぉお…!」
 「あらあら♥どの口が言いますの?深窓の令嬢に欲情して、犯しまくって、今更ですわね♥」
 まるで創世が盛りのついたケダモノの様な物言いだが、肝心の詩織もほっぺを染めて、涎を垂らして、創世に抱きついて、お尻を振って、よがり、明らかにその淫靡な交わりを愉しんでいた。それにお互いの胎内にドロドロと思いの丈を流し込んでおいて、今更ではないだろうか…
 「お腹もお股のあたりもぺったんこですわね♥」
 スポーツを嗜み、筋トレをしている甲斐あってか、創世の身体はふっくらと肉付きの良い詩織は勿論、他の同年代の少女達よりも絞られていた。恥丘のカーブも綺麗に描きながらも細くて、締まり、それでいて、女の子特有の温もりと柔らかさはあり、どれだけ、撫で撫でしても止められずにいた。詩織の細い指が恥丘を弄りながら、女陰へと伸び、クレヴァスに潜り込む…
 「ああぅぅう♥♥♥」
 先程まで、最愛の彼女を凌辱していた少女が、その犯していた少女に肉体を弄ばれて、耳までまっ赤にして、甘える様に悶えている。これも女の子同士の好意だからこそのもの…
 「やめてよぉ!!」
 顔を赤くして、反論するイケメンな彼女を虐めるのが楽しくて、詩織はコロコロと笑いながらもそっと、そして、厭らしく、まだ未成熟の女性器を探りながら、指を蠢かす。創世の腿から伝う蜜が水面を一瞬、淀ませるもすぐに溶けて、流れてゆく…
 「あぁっ……♥♥」
 ギューッとおっぱいを握り潰され、女性器を探っていたお嬢様の指がその細い肉体の中に捻じ込まれるのに悶える内に日に焼けた肌とは思えない程に火照った肌から汗が噴き出してくる。創世の足が諤々するのを見て取った詩織は素早く、羽交い絞めにする。
 「ああぁっ♥♥ああぁぁあぁうぅぅうぅんん♥♥♥」
 感涙して、みっともなく、達してしまった創世を支えながら、そのまま、浅い川にゆっくりと尻もちをつく格好で詩織は座り込む。淫靡な雌と化した二人の大きな水音と喘ぎに驚いたのか、バサバサッと羽音や藪をガサガサと揺らす獣の気配がする。
 「あらぁあ♥スポーツ女子がお嬢様の餌食にされるだなんて♥ファンの子達も幻滅しますわ♥」
 ネコ(受け)に回った創世が普段の頼れるスポーツ女子ぶりからは信じられない程の可愛い声でトロ顔で絶頂を迎えさせられる姿…とてもじゃないが、彼女の周りで黄色い声を上げる運動部の女の子達に見せられない。イケメンな彼女がすっかりメス堕ちした姿をこの腹黒お嬢様にしっかと見られるのも恋人の特権であろう。
 「お耳もまっ赤っかで茹蛸みたいですわ♥」
 詩織は創世を押さえたまま、耳元をペロッと舐める。お股やお尻が真水で濡れて、冷たいのに、上半身は熱々のままで心音はもう煩い程だが、足腰に力が入らないスポーツ女子は性欲モンスターに化けたお嬢様の敵ではない。
 「ここはまだまだ欲しがってますわよ♥」
 詩織が女性器を弄り、脚の付け根や恥丘もたまに愛撫するだけで川に浸しているハズの脚やお股も妙に熱を帯び、おっぱいを揉み揉みされても創世は拒まないどころか、うっとりとした表情で淫乱なお嬢様と口づけさえ交わす程だ…
 「テラジ♥……良いぃ♥♥」
 すっかり、惚けてしまったイケメン彼女の舌を軽く、歯で押さえながら、舌先でつつき、乳首をクリクリしたり、おっぱいをギューギューと揉み、女陰への責めを艶かしく、たまに激しくしながら、詩織は黒い欲望を満たすのだった。子宮の奥が疼き、身を捩らせてもパシャパシャと水を跳ねさせるだけで創世は逃れられぬまま、二度目の絶頂を迎え様としていた。
 「ううぅぅぅぅっ!!!んんん♥♥」
 「うんんん♥♥♥♥♥」
 淫乱お嬢様に口づけされたまま、創世の悲鳴とも、歓喜の声とも言える喘ぎは喉の奥へと呑み込まれてゆき、胎内で燃え滾る炎を迸らせ、果ててゆく…
 「もう1ラウンド…いきましょうか♥」
 キスから解放して、創世の濡れた唇をペロッと舐め、おでこに髪が貼り付き、トロンッとした顔つきの恋人をまた餌食にしようと詩織がほくそ笑んだ時、暗い空が曇り、雫がポタッと落ちる…
 「あらあら…」
 空の流す涙は次々と草木を打ち、ポツポツと水面に波紋を広げる。
 「ちょっと、雨宿りしないとまずいですわね…」
 詩織と創世は草原に放り出された衣服やバッグを拾い上げ、雨宿りできそうな場所を探す内に本降りになった雨でずぶ濡れになり、余韻も何もなくなっていったのだった…

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 創世と詩織が通り雨から逃れる為に飛び込んだ社。創世はバッグから取り出したアウトドアライトの電源を入れる。
 「人間の住む所じゃないね…」
 創世がぼやくのも無理はない。要石があると目されていた頃に霊脈を祀る為に建てられたこの無人の廃屋は床板は腐り、朽ちた木材の匂いが充満していた。夜露が凌げるだけマシではあるが、サーッと雨音が直に聞こえ、時折、ザーッと風が吹く度に大きく軋む。一晩の宿を取るだけでも、勇気がいるであろうが、他に当てはない…
 「でも、エルフナインさんがお迎えに来るまで、まだまだ時間がありますわよ?」
 詩織は創世の頭をクシャクシャとタオルで拭く。すっかり、濡れネズミになった創世は鼻につーんっとくる匂いを漂わせる床板で胡坐をかき、恥ずかしそうに顔を伏せている。
 (マジで色っぽ過ぎるよぉ♥テラジの奴…)
 ふっくらと肉付きの良い色白の肉体、小麦色の長い髪も雫を垂らし、全力疾走してきたせいか、頬も紅潮して、息遣いも荒く、普段のお嬢様ぶった彼女とは、また違う色香に惑わされた創世…エルフナインが仕事を終え、蛍見物をするついでに迎えに来てくれるまで、理性を保てそうにない。生真面目なエルフナインの事である、ノルマ達成の為に家に帰らない日もザラな小さなホムンクルスの事、予定よりも遅れる事は充分に予想される。
 (それに…)
 インフラ整備されていない、人の来ない山の中にある社にも拘らず、埃や塵があまり積もっておらず、出入り口の錠も長年、放置されたにも、拘らず、錆一つない。最近、つけられた物というよりも漫画に出てくるデカくて、武骨な南京錠よりもコンパクトなのに、しっかりと機能するので、最新技術で作られたのかも知れない…
 (ここを知ってるのは…)
 エルフナインしか知らない蛍の楽園。それにあのハイテクな錠を作れる事も含めて、ここを使っているのは、そのエルフナイン本人と考えるのが自然だろう。わざわざ、ガスも水道も電気もない森の奥に暮らすとは思えないので、蛍を見に来るついでに「何か」している…バッグの中の携帯ライトが照らす床に片付け切れなかった髪の毛があるが、黄緑色の巻き毛はエルフナインの物と見て、間違いないが、黒くて、明らかに髪質も違う物が幾つか、散らばっていた…
 (エルフナインちゃん…ここをラブホ代わりにしてるな……)
 エルフナインが肉体関係を持つ相手…それも恋人と大っぴらに言えない誰かとの逢瀬を楽しんでから、行為に及ぶのだろう。それも取り零しが出る事からも蛍デートの度にしているのが分かる。それがまさか、自分と詩織の恋仲も祝福、応援してくれるガングニールのヒーローである女の子の彼女さんであり、エルフナインと不倫関係にあるとは、当の創世は思わなかったが…
 (エルフナインちゃんが迎えに来るまでだから…良いよね♥)
 創世の身体を拭き終わった詩織が水を吸った小麦色の髪をタオルで撫で上げている。エルフナインプレゼンの自然に囲まれたラブホテル…利用しないなんて、おかしいではないか!雨に混じった汗とリンゴエキスの香りも艶っぽくさえ見える恋人の仕草も愛おしくて仕方ない創世はペロンッと舌舐めずりする。
 「テラジ…虫に刺されてるよ。」
 創世が振り返り、無邪気に言う。
 「いつのまに…どこですの?」
 詩織は手探りで自分の白い肌を撫でる。蛍がいるのだから、他にも、虫がいてもおかしくはないだろう。でも、刺された痕もなく、特に痛む訳でも、痒い訳でもない。
 「ここだよ♥」
 アウトドアライトの僅かな灯りを頼りに目を凝らす詩織をガッチリとホールドしてから、胸元の膨らみの先端にそっと口づける。
 「きゃあぁ♥♥」
 乳首に蛭が纏わりつく様な感触に思わず、悲鳴を上げる詩織。
 「どこ…舐めて…ッ!!」
 嫌がる詩織の反応を愉しむ、創世はまるで蕩けているソフトクリームでも、味わう様に乳輪に舌を這わしてゆく。
 「ここ…赤くなってる♥優しく、消毒してあげるね♥」
 おっぱいの先端にあるぷっくりした桃色と褐色とが混ざった突起…明らかに虫刺されのそれでなく、夜毎、舐っているから、分からないハズはないのだが、創世は「消毒」の名目でしっかりと恋人の乳首を責める。
 「毒もあるかも知れないね♥吸い出してあげる♥」
 創世はチューッと詩織の乳首を乳輪ごとバキュームし、口内でチロチロと舌で舐め、甘噛みしたり、乳首を圧し潰してやると詩織はまだ乾いてもない小麦色の髪を振り乱し、甘い声で喘ぐ。暗がりの中で肉のついた身体を捩らせる恋人に欲望が燃え上がり、暴れるもう一方のおっぱいを掴み、創世はギューッと揉み潰してやる。
 「こっちも虫に刺されてるな♥」
 創世はわざとらしく、猫撫で声で詩織を絆しながら、その大きめの乳房のぷっくりとした突起に爪を立て、喘ぎを上げさせてから、クリクリと乳首を擽ってから摘まんだり、指の腹で擦ってやる。両胸の虫刺されを刺激され、詩織は悶絶するも、力尽くで腐った床板に押し倒される。
 「創世さん……が…弄ってるの……!!」
 詩織は眼に涙を溜めて、反論するも創世はしっかりと圧し掛かったまま、おっぱいへの責めを止める気配を見せない。
 「虫刺されじゃないの?……じゃあさ♥…何なのか……言ってみてよ?」
 「意地悪……!!」
 いつも、お嬢様キャラに徹している詩織が「おっぱい舐めちゃ嫌」とか、そう易々と口にできないのを承知で創世は恍惚とした表情で大好きなお嬢様の乳輪をネチョネチョと粘着質に舐り、指を厭らしいタッチで動かし、捏ねくり回す。上半身が上下して、鼓動が破れんばかりに大きくなり、子宮が疼き、女陰からはトロッと甘い唾液が零れ落ちる…
 「やめぇえ……!やめ……ッ!!」
 「言えばいいのに!!素直じゃないな♥♥」
 創世の責めが止み、詩織は仰向けのままでハアハアッと荒くなった呼吸を整えていたが、その安堵も股間に走るヌルッとした感触で破られる。
 「ああぅぅ!!!」
 創世に女陰を口づけられ、汗でも雨水でもない、液体で濡れている箇所を味わう様に舐られ、詩織は悲鳴を上げる。
 「本当はこっち舐めて欲しかった癖に♥♥」
 クレヴァスに舌を潜り込まされ、蜜も肉壁も存分に吸われ、詩織は身体をバタつかせるも創世に両脚を開かされたままでガッチリとホールドされる。
 「ここも虫さんに刺されたのかな??」
 腿を押さえられ、無防備になった女陰に口づけ、蜜を喉に流し込みながら、まだまだ未成熟な女性器をクチュクチュと舐り、舌先でつつき、包み込み、頭の中がバチバチとスパークする詩織の乱れぶりを愉しむ。
 「ああぁっ♥♥…くりゅぅぅぉぉおさぁあ♥♥♥……おやめぇえぃぃ♥♥」
 口では拒んでいるものの、上擦った声でほっぺをまっ赤にしたまま、腰をくねらせているので、説得力はない。創世もそれを承知で詩織の局部を、体内をねっとりと可愛がってやる。
 「ああぁあぁぁぁあぁんんん♥♥♥♥♥♥」
 詩織の甲高い喘ぎが狭い社の中に木霊し、創世はお嬢様の胎内から放たれた甘美な熱を浴び、口周りの愛液をペロペロと舐める。
 「可愛かったよ♥」
 詩織は創世が自分の股間から離れるのを感じ、目を瞑る。朽ち果てた木造の屋根を打つ雨の音、カタカタと風が鳴る度に社全体が揺れるのを感じ、自然の生み出す音に詩織の息遣いが融け込んでいっている様だ。創世が這い回る度に聞こえる古く朽ちた床板の軋む音が遠退いたかと思うと段々と近づいてきたと感じた、その時だった…
 「お待たせ♥」
 創世は詩織に馬乗りになり、口を開かせると小さな丸い物体を押し込んだ。
 「!!!!」
 突然、口の中に入る異物、それは舌の上で溶け、苦い味と匂いが口中に広がってゆく。
 「身体も温まってきた事だし、エルフナインちゃんが来るまでにもーっと温かくしようよ♥」
 雨で冷えた身体を温まるには素肌と素肌で温め合うのが一番、身も心も焼き尽くすのには彼女らがより業の深い百合エッチをするのが、一番だった。詩織のお口の中の危ない錠剤で初めて、可能となるそれで…
 「んんんっ!!!」
 「うぐぅぅぅんん♥」
 創世の舌が詩織の口内を犯す度に薬臭い苦みが口中に広がり、鼻孔を抉るのを感じる。錠剤が効いている証拠だ。邪竜アジ・ダハーカの遺骸と聖遺物を練り込んで、調合された危ないお薬が…
 シンフォギアシステムが実装されなかった平行世界で作られた少女兵装、メックヴァラヌスはこのアジ・ダハーカの遺骸より作られていた。シンフォギアと同様に機巧を纏ったパワードスーツだが、シンフォギア装者で想定されていた戦闘力を引き出せない代わりに魔獣に変えてでも、敵を討つという悍ましい力その身に纏う少女、竜姫を蝕む。竜姫と竜姫で。つまりは女の子同士で交わり、子を成す事で彼女らの想いと力をその禍々しい血と共に色濃く、受け継いだ竜姫を残す行為もまた、メックヴァラヌスに眠る魔獣に身も心も蝕まれている事に他ならなかった。メックヴァラヌスは存在せず、戦う事などなかったハズの少女達、本来は竜姫に選ばれたであろう創世と詩織が奇跡の殺戮者であるキャロルとそのホムンクルスであるエルフナインを介して、アジ・ダハーカの呪わしい力に巡り会えたのは宿命だろうか?この世界では、キャロルが囚われた少女や女性から想い出を奪うついでに辱めるのに使っていた邪悪な力が少女と少女を結び、彼女らの間に新しい命を育もうとしているのだから、皮肉なものだ…
 「効くぅぅうぅ♥♥♥」
 創世も詩織もお腹の奥で育つ悍ましい怪物が無数の虫の様に沸き出し、全身を這いずり回り、体内を貪り食う様な苦痛と擽ったい感覚と尋常でない熱に身悶えする。そして、血肉がもぞもぞと下半身に集まり、ボコボコと膨らみ、円筒形を形作ってゆく…

 ケダモノの様な二匹の雌の声が蛍の舞う森の静寂を破る……
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 小雨になり、蛍がまた、夜空を舞い始めた頃、社の中は異様な熱気が籠り、雌の匂いとも言うべき、臭気が充満していた…
 「テラジ♥テラジ♥テラジ♥♥♥」
 創世は詩織を組み敷き、種付けプレスを喰らわす。邪竜アジ・ダハーカにより発現した悍ましい赤黒い肉塊で胎内を穿ちながら…
 「創世さん♥創世さぁあ♥♥♥」
 創世と同じく、本来は女の子の肉体に備わっていない赤黒く、白い蜜を滴らせる肉塊、俗に言う「一物」「男根」「男性器」と呼ばれるものを生やし、詩織はお尻を振りながら、創世に肢体を絡ませ、喘ぐ。胎内に創世の温もりを感じ、創世の細くも心地良い肉体に包まれている幸福感に酔いながら…
 「エルフナイン印のお薬…最高だよね♥」
 創世はアヘアヘと涎を垂らしながら、腰を振り、詩織の胎内を抉る。不完全なホムンクルスとはいえ、奇跡の殺戮者のしもべと本来は身に纏う者の命の理さえも捻じ曲げるアジ・ダハーカの力が数多の聖遺物と共に複合すれば、女性の肉体を一時的に男性のそれへと変える事はできるだろう。それを承知であっても、本来は存在しないであろう男性器で想い人を犯す事を厭わぬその姿は「愛」だから成せるのか、それとも、これも邪竜の呪いに囚われた証か…
 「ええぇ♥♥それに立花さんと小日向さんの………失敬…した時…よ…り…ずっとぉぉ♥♥」
 「そうだよぉぉお♥♥♥あたしと…テラジ……よぉお……にぃ……作り直してぇぇえ……くれらぁあん……らもぉぉ……んんん♥♥」
 最初は恋人である立花響との間に子を成したいと願う少女、小日向未来たっての頼みだったが、渡しそびれ、魔が差して、投薬し、すっかりと創世と詩織はこのお薬の虜になった。彼女らが満足だと知るとモニターになるのも兼ねて、創世と詩織、それぞれの体質に合わせた錠剤を調合してくれたばかりか、今回の蛍見物の様な女の子同士、水入らずの旅の為に転送ジェムをくれたり、ホテルや食事の世話もしてくれていた。転送ジェムの効果を利用して、不可視の結界を張り巡らせる特殊なジェムもその一環で作られたもの。聖遺物と邪竜の遺骨とが混ざり合った呪物の実験台、何れはお互いの愛が成就して、女性同士の間で子作りという奇跡への布石にして、女性と女性の間で生まれた命を背負うという生命の理から外れた背徳と共に最愛の女性と繋がった証も刻まれ、その想いを子供にも、伝えて、紡いでいくのだから、当然と言えば、当然かもしれない。尤も、想い人にその肉慾をぶつけている以上は気にしている訳はないが…
 「のぉぉおぁあぁあぁ♥♥♥♥」
 創世の灼熱を帯びた芯のある肉の剣が子宮を尽き、詩織は形の良い唇が歪み、ケダモノの様な声を上げる。創世の肩や括れた腰に回す肢体に力が入り、大しゅきホールドの姿勢になる。
 「テラぁぁあぁジ……ぃぃぃい♥♥♥」
 詩織に抱き締められ、創世の細い肉体が大きく、軋み、心臓もお腹の奥もキューッと締め付けられるのを覚え、お尻を大きく振り、胎内にズブズブと呑み込まれた肉棒から白濁した火の粉が迸る。
 「くりゅぉぉおぉさぁあぁ♥♥♥♥」
 創世の想いと自分を抱くイケメンな彼女への想いに応える様に詩織の肉棒も大きく脈動して、熱い飛沫を上げ、トロトロとした白濁した蜜を零し、血管の様に巡る黒い脈や玉玉を伝う…
 「熱いぃ♥♥」
 お腹に掛かった詩織の白濁した炎、想い人の胎内の温もりと燃え滾る蜜に包まれ、創世は全身から汗を噴き出しながら、全体重を掛けて、詩織を押さえ込み、肉の剣を捻じ込んでゆく。パンパンパンッと厭らしい、肉と肉とがぶつかり合って、卑しい水音共に混ざり合う。エルフナインが迎えに来るまでにほんの少し、身体を温めるつもりだったが、これでは、また、身体中を冷やす必要があるのではないだろうか。
 「テラジいぃぃぃいいぃい♥♥♥♥♥♥」
 「あぁぅうぅう♥♥あぁああぁあぁぁあぁんんん♥♥♥♥♥」
 全身を火照らせた少女と少女の間に甘美な炎が白濁した一閃となって、走る。ドクドクッと心臓が大きく、脈打つのを感じ、創世はその肉慾を想い人の胎内へと放つ。詩織もまた、お腹の奥が直に焼き尽くされ、白く染められてゆくのを、感じながら、愛おしいイケメン女子に肉体を委ね、快楽の波に溺れる……
 「テラジ…ぃ♥♥」
 「創世ぉ……さん♥」
 おっぱいも女陰も本来はないハズの赤黒い醜い肉塊も密着させ、少女達は濃厚なディープキッスを交わす。小雨の音も風が木々を揺らし、社を軋ませるお供お互いの心音を感じる内に聞こえなくなる。ここは二人の世界なのだから…
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 「今度は…テラジ……してよぉ♥♥」
 先の行為の熱が少し冷めた頃、創世は四つん這いになり、お尻を突き出した格好で淫乱なお嬢様を誘う。
 「ええぇ♥♥良いですわよ♥♥」
 弾んだ声が熱に絆され、甘ったるいボイスになり、プリプリのお尻も白い蜜に塗れた玉玉も詩織をしっかりと誘惑する。小振りなおっぱい、細くて、程好く、筋肉のついた身体を震わせ、小振りなおっぱいが揺れ、日に焼けた肌は火照り、汗が後から後から噴き出してゆき、とても官能的である…
 「きゃあぁ♥♥」
 創世は可愛い声で鳴き、お尻を掴まれ、お肉を左右に開かれる。詩織は舌をゆっくりとその螺旋状にヒクヒク蠢く、穴へと突き刺し、ジワジワと浸食する…
 「お尻ぃぃ♥♥♥」
 お尻の穴を穿られると悩まし気に喘ぐのが堪らなく、可愛いと詩織は邪な想いに駆られ、創世のお尻を責めてやるのだ。ヌルヌルと生温かい蛭が這い回り、体内に入り込もうとしている。それも排泄の為だけに使われる不潔な穴に…!
 (やっぱぁあ♥♥お尻の穴で感じるなんて変態かな♥♥)
 まるで無理矢理に交尾させられる子猫の様に創世は四つん這いのままで腰を大きく、振り、プルンプルンッと玉玉を揺らす。詩織もガッチリとお尻を掴んだままでヌルヌルと舌を滑り込ませ、唾液を流し込む。これから始まるであろう激しい行為の為に…
 「イケメンが台無しですわよ♥」
 詩織は綺麗な笑顔で創世を詰る。創世も反論しようにも、喘ぐだけで、言葉は出て来なくなる。お尻の穴が解れた頃、ポタポタッと白い残り火が床に落ちる。四つん這いのままで犯されても、創世の一物は性欲旺盛の様だ。お尻の責めをやめた詩織は創世の赤黒い玉玉の汗を優しく、舐め取る。
 「ひゃぁあん♥♥♥」
 創世は玉玉に走る感触に小振りな胸を震わせ、短い髪を振り乱し、足掻くもお嬢様にしっかりと捕まえられたまま、じっくりじっくりと玉玉を舐られる…
 「そんなに不潔ですと…虫が寄ってきますわよ♥」
 虫刺されだなんだと言い掛かりをつけられ、乳首を吸われ、舐められ、歯型や爪痕だらけにされたお返しとばかりに詩織は丹念に創世の玉玉を舐り、汗も白く濁った蜜も舐め取り、黒い脈をなぞりながら、人差し指で擽ったり、白い炎を零す先端をクリクリと弄る。
 「ち……………ち…………ぇぇえ…遊ぶなぁあぁ…!!」
 女の子が女の子に生えた男根を弄ぶという本来ならあり得ない所業。その背徳さに萌えるのか、詩織の肉棒もゆっくりと勃起し、先端からは白いエキスが滲み出ている。フェラチオとは違った、微温湯に浸る様な行為に創世の精神は限界に達しようとしていた…
 「ちょ…っ!!」
 突然に男性器への責めが止み、創世はビクンッとスレンダーな身体を震わせる。肉厚な詩織の肉体が圧し掛かり、背中越しからそのおっぱいやお腹の柔らかさを心地良く、思っていた…極太の熱々の物体が直腸に入ってくるまでは…!
 「ああぎぃぃぃいぃぃぃ♥♥♥♥♥」
 創世は小振りなお尻に極太の肉棒をぶち込まれ、痛みと快楽の入り混じった叫びを上げ、まるでバッタみたいに暴れるもしっかりと腰を掴まれ、逃れられないのだった…
 「創世のお尻…掘っちゃいましたわぁあ♥」
 詩織は腰を大きく、振って、おっぱいをプルンプルンッと揺らし、小麦色の長い髪を振り乱して、パンパンパンッと肉と肉とがぶつかり合う卑猥な音を立て、創世のプリプリしたお尻を突きまくる。
 「痔になっちゃうぅぅぅう♥♥♥♥」
 鼻の穴に極太マジックを無理矢理に突っ込まれる様なもの、お尻の穴、下半身から、身体を抉られる痛みが走り、ヒリヒリと焼けつく様な激痛が下半身から、広がり、脳味噌を侵してゆく。全身が熱くなり、心音と喘ぎが脳裏に響き、創世は悩まし気に大きく、お尻を振って、甘ったるい声で鳴く…
 「深窓の令嬢を犯しまくっておいてぇえ♥♥お尻の穴でしっかり贖いませ♥♥」
 「ううぎぃぃぃぃぁぁあぁ♥♥♥♥♥」
 詩織は男根をズブズブと根元まで創世のお尻に刺し込んだ。お腹の奥が焼き切れる様な痛みに創世は猫の様に伸びをするもしっかりと全体重を掛けられ、肉厚のふっくらしたお嬢様に押さえ込まれる。
 「お腹の中にいーっぱぁぁああいいぃぃぃ♥♥♥らしぃぃますぅぅわぁあ♥♥♥」
 創世の直腸の温かさと程好く、筋肉は付いているが、女の子の肉体の心地良さに溺れ、詩織はお尻を振って、尚も恋人のアヌスを穿つ続ける。
 「熱いぃぃ♥♥熱ぅぅ♥♥♥」
 詩織の肉棒から白い火の粉が迸り、創世の小振りなおっぱい、玉玉もプルンプルンッと揺れ、肉の棒からも白濁した灼熱の蜜が迸る。
 「イきますぅぅぅぅあうぅうぅ♥♥♥♥♥」
 形の良い唇から吐き出される品のない猛獣の様な喘ぎと共に詩織は創世の体内に白くて、ドロドロに濁ったマグマを流し込んだ。
 「お腹ぁぁあぁあぁ熱いぃぃいぃぃいぃよぉぉぉお♥♥♥♥♥」
 創世は体内で詩織のを感じながら、灼熱の白い蜜でお腹の中が蝕まれる苦痛に悶えながら、お口から飛沫を上げ、肉棒からドバドバと白濁した炎を吐き出し、崩れ落ちるのだった……
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 雨は既に止み、どこかの隙間から入り込んだ蛍が臭気の漂う社の中をフワフワと飛ぶ。
 「家の中で蛍……見れる………んてぇ……」
 「よそ見は…いけませんわよ……ぉ♥」
 ケダモノの交尾としか思えない交わりを続け、すっかり、惚けた詩織は火照った肩に小麦色の髪を貼り付かせ、乳房や白いお腹を火照らせ、噴き出した汗や胎内から放たれた蜜でベトベトになりながらも赤黒い肉棒で創世の肉棒と口づけ合う様に絡ませる。
 「ごめんね♥」
 創世は力なく、笑い、嬉しそうに肉の棒をクリクリと詩織の肉棒を合わせて、分泌された白い蜜が詩織の白いエキスと混じり合う。押し広げられたお尻の穴と詩織の欲望を注がれた為にポッコリと膨れたお腹が行為の凄まじさを物語っている。
 「んんっ♥♥」
 「ううぅんん♥♥」
 二人の世界に入ってきた小さな侵入者に見せつける様に創世と詩織は兜合わせをしながら、チュッチュッとキスを交わし、舌を絡ませてゆく。蛍見物よりも、朽ちたラブホと化した社での百合エッチの方にのめり込んでいる様だ。トロッと垂れた白い体液が黒い脈に絡みつきながら、玉玉へと落ちてゆき、詩織は小さく、呻いた。それに我慢できないとばかりに創世は詩織に掴み掛る。
 「創世さぁぁあ♥♥♥」
 仰向けにされ、両脚を開かされたまま、勃起した肉の剣をお尻の穴に宛がわれた詩織は恋人の名を呼ぶ…
 「さっきのお返し♥」
 「きゃぁぁああぁあぁんん♥♥♥♥♥」
 極太の肉の剣が詩織の肉のついた白いお尻に突き刺さる。お腹の奥を抉られる痛みでアヘ顔になる彼女を「淫乱♥」と笑い、創世は力一杯に男根を押し込み、体内から凌辱してゆく。
 「お腹が破裂するまで犯しまくってやるぅぅぅぅぅ♥♥♥♥♥」

 「おやおや♥お盛んの様ですね♥」
 社の朽ちた壁に開いた穴から創世と詩織の交わりを見守る小さな人影、白いワンピースを着た、黄緑色の巻き毛の少女、エルフナインは翡翠の様な澄んだ瞳にその肉慾に染まった厭らしい行為を焼きつけている。
 「データ収集も兼ねて、もう少し、見ておきましょう♥」
 仕事を何とか、片づけて、雨に打たれているであろう創世と詩織を迎えに来たエルフナインだったが、まさか、未来との逢瀬の為に使われているこのボロボロの社で彼女らが交わっているとは、思いもよらなかった。
 「うわぁあぁあ♥♥♥」
 エルフナインは創世と詩織の間に迸る白い稲妻を目に焼きつける。詩織のお腹がボコーッと膨れるのを目にして、思わず、声を漏らし、自慰まで始めるのだった。

 アジ・ダハーカの呪いに魅入られたメックヴァラヌスを纏うハズだった少女達とホムンクルスの少女、彼女らの長い夜はまだ始まったばかり。それを見守る様に欠けた月の昇る空を蛍達が舞っているのだった……

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