エディ

2012年に『Another』の見崎鳴×藤岡未咲の百合イラストを投稿してから、現在に至ります。

『戦姫絶唱シンフォギア』の百合同人誌も描いています。
ガリィ×月読調ちゃんのR-18ネタを中心に活動中。ミラアルクのガチ百合エッチ本も描きたいと思う今日この頃です。
シンフォギアカップリングはエルザ×月読調、立花響×月読調、ミラアルク×シンフォギア装者、安藤創世×寺島詩織、マイナーなカップリングばかり、推していますが、メジャーな暁切歌×月読調も大好きです!

そんな訳でよろしくお願いします。


◆好きなカップリング◆

■ Another
見崎鳴×藤岡未咲
金木杏子×松井亜紀
赤沢泉美×見崎鳴
赤沢泉美×杉浦多佳子

■ 戦姫絶唱シンフォギア
ガリィ×月読調
キャロル×月読調
暁切歌×月読調
立花響×月読調
エルザ×月読調
安藤創世×寺島詩織
ガリィ×ミカ
ファラ×ガリィ
ミラアルク×シンフォギア装者
キャロル×立花響
小日向未来×エルフナイン
シェム・ハ×小日向未来
シェム・ハ×立花響

■ サガ・スカーレットグレイス
ネエちゃん×ウルピナ
マリオン×ウルピナ
ウルピナ×ユリア
マリオン×パトリシア
クローバー×マリオン

■ ロマンシング・サガ/ミンサガ
シフ×アイシャ

■ ロマンシング・サガ2
緋色の女帝×キャット(シティシーフ)
緋色の女帝×ユキノ(忍者)

■ ロマンシング・サガ3
エレン×サラ

■ サガ・フロンティア
アセルス×白薔薇姫
アセルス×アニー
ライザ×アニー

■ サガ・フロンティア2
プルミエール×ジニー
ヌヴィエム×プルミエール

■ サガ2秘宝伝説(リメイク含む)
人間女×エスパーガール
エスパーガール×エスパーガール
人間女×人間女

■ 刀使ノ巫女
​衛藤可奈美×十条姫和
柳瀬舞衣×糸見沙耶香
古波蔵エレン×益子薫
獅童真希×此花寿々花
折神紫×燕結芽
衛藤可奈美×燕結芽
折神紫×十条姫和
衛藤可奈美×安桜美炎
十条篝×十条姫和
​岩倉早苗×十条姫和

■ 転生王女と天才令嬢の魔法革命
ユフィリア×アニス
ティルティ×アニス
アニス×イリア
レイニ×イリヤ
レイニ×ユフィリア

■ 私の推しは悪役令嬢。
レイ×クレア
ロレッタ×ピピ

■ ひきこまり吸血姫の悶々
ヴィル×コマリ
カレン陛下×コマリ
サクナ×コマリ
ミリセント×コマリ

投稿日:2023年07月19日 00:54    文字数:14,305

悪い子同士で仲良くしよう♥

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大人になった調ちゃんが適合係数の低さ故にガリィちゃんに玩具にされちゃうお話です!後半はキャロル×調ちゃんの百合エッチですが、こちらはふたなり要素があるので、苦手な方はご注意を!
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 フロンティア事変…

 ルナアタックで欠けた月が大地に堕ちてくると騒ぎになり、米国政府の陰謀が巡らされ、血生臭い争いにより、数多の尊い命が失われたあの痛ましい事件はソロモンの杖と共にネフィリムがソロモンの宝物庫奥深くに葬られる事で終息した。
 武装組織FISはナスターシャ教授が非業の死を遂げ、シンフォギア装者3名は特異対策二課(後のSONG)に組み込まれ、ソロモンの杖強奪等の悪事に手を染めていたウェル博士も深淵の竜宮収監後、魔法少女事変にて、その死亡が確認、事実上、消滅するに至った。

 表向きは聖遺物を悪用するアナーキストの野望を阻止する為に遣わされたエージェント、マリア・カデンツァヴナ・イヴの手で収められたと報道され、米国政府の聖遺物研究の為に囚われていたレセプターチルドレンも保護され、あの災厄は人々の記憶の中から、薄らぎつつあったが、その爪痕が癒えるには、まだまだ、長い時間を要するだろう…

 事件の中心にいたFISの一員だったのであれば、尚更だろう。10年もの歳月を経ても、少女から女性へと成長した、シュルシャガナの適合者、月読調も例外ではなかった……

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 「フロンティア事変からもうそんなに経つんだね…」
 荒れ果てて尚もその存在感を見る者に焼きつける、奇跡の殺戮者の居城、チフォージュシャトーで調は艶やかな黒髪を梳いては逃がしを繰り返していた。
 「そうだね…調ちゃんはその……」
 かつてはシュルシャガナを纏う小さな少女を可愛がっていた性悪なお人形さん、ガリィ・トゥーマーンは照れながら、その細く、白い手を背中に回し、自身の暗い蒼のドレスを弄りながら、もじもじする。想い人の紅く鋭い眼光から背ける様に…

9k=
 「エロくなったとか言いたいのかな?」
 スラリと伸びた細身のシュルシャガナの装者は澄んでいるが、女性の艶かしさも含む声で自分よりも小さくなったガリィに囁く。女性の色香とはまた違う、どこか歪なものを感じさせる何かに性悪なお人形さんは惹かれていた…
 「ううん…あんなに可愛かった調ちゃんがガリィちゃんに虐められてる内に闇堕ちしたのかと思って♥」
 細身だが、脂も乗ってきた調の肉体を包むギアは黒とくすんだダークレッドで彩られたかつての禍々しさを感じさせるシュルシャガナのギアそのものだった。メカの部分も削ぎ落され、白い肌も露出し、暗い紅のギアインナー越しからも分かる程にボディラインは剥き出しであり、調にベタ惚れのガリィや、調を想うイガリマの装者である暁切歌にとっても、こんなのは目に毒どころか、悩殺レベルであろう。
 「久しぶりに纏ってみたけど…嫌?」
 あの日から、10年…
 小さな身体で依存する誰か以外に刃を向け、聞くに堪えない酷い言葉を吐き続けたFIS時代の象徴とも言える忌まわしい仄暗い紅のギア…。どことなく、今の調の微笑は嗜虐心が滲み、紅く澄んだ瞳はウブな女の子の様に照れているガリィを舐め回す様に捉えている。奇跡を纏う歌姫やヒーロー然としていたメカ少女(女性)ではない。悪役の様などす黒いオーラを帯びている。性根の腐ったガリィはおかしいと思いながらも虜になりつつある。純粋な少女を自分の色に染めるのも、誰よりも強く、優しくなった女性を可愛がるのも心躍るが、この黒く染まったギアを穢してやりたい、逆に彼女にこの手で壊されたい、そう思うだけで、機械仕掛けの心の臓がドクドクッと脈打つのを感じる…
 「あの頃の調ちゃん…悪役フォームであのガングニールちゃんに噛みついて…」
 やはり、あのガングニールを纏うお日様みたいに明るい輝きに辟易していただけあって、通じるものがあるのだろうか。尤も調はかつて「偽善者」と罵り、ガングニールを纏う少女を傷つけた事を悔い、彼女の差し伸べた手とその真っ直ぐな眼差しを受け入れたが、ガリィはあのガングニールの装者、立花響の事は調のハートを奪う女の一人とは違った意味で嫌悪したままという、これでもかという程の明確な違いがあり、それは今も胸に刺さって、抜けない針の様にガリィの歪んだ性格をさらにどす黒く、偏屈にしていた。
 「……刺々してて、最高に可愛かった♥」
 ガリィは蒼い瞳を伏せ、憎悪に燃える紅い瞳で「偽善者」と響を否定する幼さの残る少女の顔を思い浮かべ、調に寄り掛かる。できれば、あの刺々しくて、切ちゃん以外には笑わない歪な装者を虐めてあげたかったとさえ…
 「今度は偽善者じゃなくって、性悪なお人形さんを切り刻んであげる♥」
 調の澄んだ紅い瞳が細くなり、口元がニィーッと歪む。かつて、その手を汚す事を厭わないと決心した頃とは違う、妖しい色香と嗜虐心、そして、醜い肉慾とがドロドロと混じり合ったどす黒い何かが芽生えているのは明らかだった。漆黒の円形の金属を取り出す。まっ黒な丸鋸の様なそれには鈍く光る紅い刃が備わり、ガリィの細い首にピタリと当てる。
 「調ちゃんも昔はアイドル大統領や切ちゃんと一緒にいけない事してたでしょ?だから♥悪役同士…悪い子同士で仲良くしようよ♥」
 ガリィは白い首、人工の肌に当てられる紅の刃の冷たい感触に震えながらも恍惚とした表情で蒼い瞳を潤ませる。所属は違えど、闇の世界の淀んだ水の中でゆっくりと歪んできた事に変わりはないのだから。調(つき)神社の血筋でありながら、ノイズを滅する為のギアを纏い、その手を汚してきたのだ。元々、優し過ぎて、戦いには向かないとナスターシャ教授に心労を掛けていたマリア・カデンツァヴナ・イヴ、心に深い傷を負う調をも虜にした天性の優しさと強い心で適合係数の低さをリンカーの手を借りながらも覆した暁切歌、彼女らは今は日の当たる世界で信じられる誰かと手を取りながら、暮らしている。
 (マリア…切ちゃん……ごめんね…)
 嗜虐心いっぱい調の瞳に一瞬だが、戸惑いが生まれる。切歌やマリアと共にお日様の下に出て来られたハズなのに、七つの旋律を奏で、ユグドラシルを瓦解させ、シェム・ハの手から世界を解放した。しかし、自分は小さな身体と未熟で歪な心のままで性悪なお人形さんに囚われた。また闇の中に堕ち、ガリィに身を寄せた以上、この命と歌が尽きて、行くのは、罪を犯した者が死して尚も罰を受ける暗い場所ではないか、死しても、最愛の少女とずっと気に掛けてくれた人達に巡り会う事はないと調は唇を噛み締める。あれだけ嫌悪したウェル博士の事ももう蔑む事はできない。
 「悪い子だった頃のギアも纏った事だし、性悪なお人形さんを虐めちゃおうかな♥」
 かつて、魔法少女事変の頃に敵対していた頃の調であれば、問答無用で性悪なお人形さんを廃棄処分してくれたのだろうが、今は散々、嬲り者にされてから、辱められ、膾斬りにされそうである。調から目を背けるガリィに「可愛い♥」と調は微笑む…
 「調ちゃんこそ…頭でも冷やせよぉ♥♥」
 怯えた声から憎らしい笑い声に変わり、透き通った氷を纏った細腕で首元に当てられた紅い刃を漆黒の円盤諸共、バリバリと砕いてしまう。妖艶な女性に成長してようとも、今の調の適合係数は身体が小さく、歪なギアを纏っていた頃と大差ないレベルにまで低下している。小さな女の子同然の装者を御するなど、オートスコアラーであるガリィには訳はない。
 「こーんな玩具でガリィちゃんの首をちょん切れる訳ないじゃん♥」

 ガリィは猫撫で声で脅しながら、氷を纏った腕で粉々になった丸鋸と同様に残ったメカのパーツも圧し折り、毟り取っていく。悍ましさを感じする形状をしていても、所詮は粗悪品。奇跡の力にまで昇華させたバーニングモードギアは愚か、通常のギアにさえその力は届かない。その事を知りながらも、焦らして、声が震える調を抑えて、詰るのだから、ガリィの性悪は例え、生まれ変わったとしても治らないだろう。
 「ごめんね♥怖かったでしょ?」
 ガリィは調の膨らんだおっぱいを揉み揉みと解し、調の形の良い唇を口づけで塞ぎ、チュクチュクと舌を絡ませる。脳味噌の中まで、かき回される様な感覚に狂い、調の心音が段々と高鳴り、身体が熱くなる……。
 「ガリィ……」
 調は眉を顰め、歯を食い縛っているが、紅い瞳は潤んで、涙を浮かべている。妖艶な女性になってもガリィのチャームに抗うも、頭の中がじわじわ侵されていく。調は嫌がっている反面、ガリィの手で絆されていく…………

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 チフォージュシャトーに今宵も歌姫とお人形さんの淫靡な歌声が木霊す…
 「ガリィ…!やめ……!」
 調は艶やかな黒髪を振り乱し、形の良い唇からは甘ったるい声が漏れ、みっともなく、涎を垂らしている。切れ長の瞳は潤み、紅潮した頬からも涙が伝う。悲痛さの中に愉悦さえも入り混じっているのが、性悪なお人形さんには手に取る様に分かる…
 「ガリィちゃんに犯されて嬉しいの?本当に淫乱で悪い子だね♥」
 ガリィは厭らしい笑みを浮かべながら、調の腋に舌を這わせる。剥き出しの白い肌が舐られる度に擽ったさで頭の中に電流がバチバチと迸る。ギアインナー越しに伝わる温もりにうっとりしながらもガリィの細い手が調の膨らんだ乳房を揉み解す。
 「ガリィ……覚えてな……さ……!」
 奇跡の殺戮者であるチフォージュシャトーの主に戦いを挑んだシュルシャガナを舞う少女、神々しいバーニングモードギアを纏い、シェム・ハとの戦いに終止符を打った歌姫が今は肌をあちこち露出した適合係数の低い禍々しいギアのままで小さな女の子に弄ばれる。あの奇跡を目の当たりにした者であれば、目を疑う様な光景。彼女があの悲しくも力強い旋律を口にしたなどと言ったところで信じる者はいないのではないか…
 「調ちゃん…脇も美味しぃ♥」
 「ああっ……ねちっこく……舐めない…で!」
 悪役どころか、厭らしい百合奴隷にまで堕ちたシュルシャガナの装者は尚も艶かしい女性の色香でガリィを惑わす。肉のついた白い身体は火照り、汗と愛液とが混じり合った雌の匂いがガリィの鼻を擽る。ギアインナーで包まれていてもクッキリと見えるお臍やボディのライン、恥丘はムッチリとしており、局部は熱い粘液で湿っている。
 「昔の弱くて、刺々してた調ちゃんみたいで可愛い♥」
 愛でながらも思いっ切り、上から目線でバカにするガリィに怒りを覚えながらも、身体は段々とガリィを求め、身体中が熱くなり、胎内が疼くのが分かる。球体関節で繋がれた細い腕でガチッと押さえたまま、ガリィはねっとりと調の腋を味わうとギアインナーからはみ出した乳房にも舌を這わせ、歯を立てると調はまた一段と高い声で鳴く。
 「脇も美味しいけど、ガリィちゃんが育てたおっぱいが最高♥」
 「ガリィ!!」
 蕩けそうな調の意識が一瞬だが、戻るもおっぱいへの責めでまたもドロドロと融けてゆく。おっぱいを揉む手もギューッと力が入り、乳房が握り潰れそうな痛みに涙がつっと伝っていく…
 「エッチするとおっぱい大きくなるって言うじゃん♥」
 ガリィはケラケラ笑いながら、ギアインナーに包まれた乳房を味わい、蕾を探り当てる様に乳輪を責め、おっぱいを解す手の力も優しく、緩め、時には強く、潰す様に揉み揉みしていく。おっぱいを揉まれると大きくなる、女の子同士でエッチすると発育が良くなるなど、本当かどうか疑わしい話は幾度か、耳にした。ガリィに捕まって以降、「ガリィちゃんが確かめてあげる♥」とか言われて、何度も何度も恥ずかしい目に遭わされてきた。そんな訳はないと思いつつも少女や女性をも魅了する妖しさを備え、女の子を抱く時も虐めて、骨までしゃぶる執拗さはガリィに仕込まれたのが原因ではないかと調は思う…
 「私を虐めて…犯したかっただけの癖に…ああっ♥」
 調の憎まれ口をガリィは乳首を甘噛みする事で封じた。ギアインナー越しから乳首をクリクリと優しく弄られ、甘い苦痛に調は溺れてゆく。火照った肌から噴き出した汗はガリィのすべすべした手を湿らせるまるで発汗でもしているかの様に…
 「熱い……♥」
 火照った肌を通し、煮え滾る血液が巡るのを、命の息遣いを感じ、ガリィは恍惚とした表情のままで唇から声を漏らす。それを肌で感じたいとばかりに調の胸元に耳を当て、彼女の鼓動をうっとりと聞き入っていた…
 「汗…拭いてあげるね……」
 「くっ……!…いやぁ……やぁあ……」
 ガリィの舌が豊満な調の身体を這い回る。白い肌はまるでアイスクリームの様に蕩けてしまいそうだ。ギアインナーで守られている乳房、お腹、お臍の窪みや括れた腰回り、ムッチリと肉のついた腿は剥き出しの素肌もソックスの様に薄いギアの一部で覆われた箇所も美味だった。雌の匂いで気が狂いそうになりながらも恥丘を舐りながら、ジュクジュクになった女陰へと辿り着く。
 「ここ…すっごく……熱い♥…ガリィちゃんが冷やしてあげる♥」
 熱く熟れた女陰にガリィは口づけを交わす。
 「ああぁん♥♥……いやぁあ♥♥♥」
 体内に触れられた訳ではないのに、お腹の中が疼き、お尻の穴がヒクヒクと蠢く。子宮が熱く、心音が煩い程に脳裏に響く。
 「ごめん……ね……舐めて……冷やしてる……のに……どんどん熱く…あぁええ♥♥」
 胎内から溢れる灼熱の蜜に当てられた様にガリィは呂律が回らない舌で調を揶揄うが雌の匂いと呼ぶべき、臭気で頭の中の回路が乱されていく。
 「熱いぃぃ♥……お腹の中ぁあ♥……心臓が鳴り止まないぃぃ……」
 破れそうな心臓の鼓動、全身を駆け巡る血液が沸騰しそうだ。胎内も乳房も我が子の為にあるハズなのに、ガリィと共に融け合う為に、彼女と調との愉悦の為だけにあるかの様に調の熟れた身体は疼いていた。
 「ガリィィィィ♥♥♥♥♥♥」
 あれだけ嫌がっていたのが、嘘の様に調は甘ったるい声で恋人でも求める様に喘ぎ、調は濁り切った蜜をガリィの華奢な身体へと吐き出す。
 「まだまだ、ガリィ…頑張りまーす♥」
 ガリィは声を弾ませながら、腰元のリボンに手を掛け、鼻孔を突く臭気を帯び、すっかり汚れた暗い蒼のドレスを慣れた手つきで脱ぎ、埃が溜まった石畳の様なコンクリートの様な素材でできた冷たい床に放り捨てる。
 「ガリィ…可愛い♥」
 球体関節で四肢が繋がれている、蝋の様に白い肌、明らかに人間のものではないが、胸元の膨らみや恥丘も少女の愛らしさを感じさせる丸みを帯びており、華奢な身体、力一杯抱いたら、折れてしまいそうなその球体関節人形の身体を調は紅い瞳に焼きつける…

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 欠けた月が雲の切れ間から顔を出し、細身だが、脂の乗った肉体でよがる調と彼女に圧し掛かる蝋の様に白くて、華奢なガリィの姿を淡くても、柔らかな光で照らす。
 「ガリィ♥♥好きぃぃ♥♥」
 調は四つん這いのまま、黒い髪を宙に泳がせながら、激しく、腰を振る。プルンプルンッと暴れるおっぱいをガリィに掴まれる度に喘ぎ、口元からも唾液が飛沫を上げる。ダークレッドと黒中心の禍々しさをも感じさせるギアはすっかり汗と愛液で汚れ、火照った肌はガリィの血の通わない純白の肌をも熱く染める程だった……
 「調ちゃん……綺麗になったね♥……髪も長くって…エロくて…艶っぽい声で歌っちゃって♥♥」
 ガリィはギザを見せながら、うっとりと笑みを浮かべ、調の肌に吸いつく。乳首のない白い膨らみを剥き出しになった背中に当て、シュルシャガナの装者の心音をその淫靡な叫びと共に電子回路に刻む。小振りなお尻も大きく振って、奇跡の歌を口にする女神様の様な想い人を百合の快楽に堕ちた奴隷にした愉悦感と身も心も一つになった様な夢見心地に酔う。
 「切ちゃんになんて…渡さないから♥」
 調の脳裏に浮かぶ、翠の瞳で真っ直ぐに彼女の紅い瞳を捉える少女。FISに所属していた時から、ずっと一緒だったその少女に刃を向けられても、調は命を架して、止めた。自身の歌と命を引き換えにしてでも救いたかった切歌、ユグドラシルでも、共に奇跡の旋律を奏でたというのに…
 「ごめんねぇえ♥♥♥私ぃぃ♥♥ガリィが良いぃぃ♥♥♥♥♥」
 心の中で謝りながらも、ガリィにハートを鷲掴みにされた調は自分を囚えて、辱める性悪なオートスコアラーを選んだ。女性の喘ぎと温もりに飢えたお人形さんに犯され、頭の中を弄られたこのシュルシャガナを纏う女性も思考がすっかり蕩けてしまっている。
 「頭の中……もっと熱くしてあげるね♥」
 ヘッドギアも剥がされ、剥き出しになった耳をガリィのギザ歯が甘噛みし、ペロッと舐めると調の汗を噴き出す艶かしい肉体が悩ましく、揺れ、トクトクと熱い蜜がムチムチの腿を伝い、冷たい床を汚す。おっぱいをギューギュー揉みながら、お腹やお臍の辺りも弄られ、調は甘える様な声で鳴くだけだった。
 「いっちゃぇえ♥」
 ガリィの意地悪な言葉に決壊したかの様に調は伸びをして、汚濁した蜜を吹き出し、崩れ落ちる。ガリィは「良い子、良い子」する様に身体中を摩りながら、耳打ちする。
 「ガリィちゃんも一緒♥」
 調は俯せのまま、ぐったりと小さく頷く。調の首筋にチュッとキスをするとガリィはさっさと仰向けにしてやる。肉はついているが、細身の女陰がいつも以上に脂が乗ってる様に思えるのは気のせいか。ガリィはそれもどうでも良いとばかりに自身の女性器もクレヴァスもない白くて、綺麗な女陰を口づける。
 「調ちゃん♥♥♥♥お腹の奥から燃えちゃううぅぅぅ♥♥♥♥♥」
 「ガリィィィィィ♥♥♥♥♥♥」
 調のすっかり火照り、蜜を吐き出したばかりの成熟した女陰と性器こそないが、愛らしい少女のそれである女陰とが口づけを交わす。女陰と恥丘同士がぶつかり合う、パンパンパンッという音が廃墟と化したチフォージュシャトーを駆け巡る。
 「ああっ♥あっ♥♥ああん♥♥♥んんっ♥♥」
 調のそれは歌姫の澄んだ声とは思えない少女の色香に迷った淫靡なものだった。
 「調ちゃん♥♥♥かわぁあいぃぃ♥♥♥♥」
 人を小バカにした様なガリィの声もすっかり絆され、甘ったるい喘ぎと化していく。局部からじわりじわりと調の体温はガリィの球体関節人形の身体を侵し、体内に仕掛けられた装置は二人の卑しい歌声と身体を軋ませる音に負けない程に、煩いぐらいにポロンポロンポロロンッと悲鳴を上げ続ける。
 「ガリィィィィィイ♥♥♥♥しゅきぃぃぃい♥♥♥♥♥」
 「調ぇぇえええ♥♥♥♥♥♥」
 調ちゃんという彼女を子供扱いする呼び方さえできない程にガリィは調との行為に溺れ、調の胎内から吐き出された燃え滾った蜜にその白い身体が穢され、身体の奥深くまでも焼き尽くされる感覚に悶える。
 「悪役同士…これからも仲良くね♥」
 「こちらこそ♥」
 調とガリィは固く、手を握り合ったまま、力なく、笑い合う。
 「厭らしい遊びは終わったか?」
 ブロンドの髪を靡かせ、大きなウィッチハットを被り、ローブを思わせる衣服を纏った少女、かつては奇跡の殺戮者とさえ呼ばれた錬金術師、キャロル・マールス・ディーンハイムは雌の匂いに顔を顰めながら、百合奴隷とお人形さんが性交を愉しんでいた部屋にズカズカと足を踏み入れる。翡翠を思わせる瞳はいつも以上に怒りに燃えている。これだけ騒がれては如何に魔法少女事変を起こし、シェム・ハと戦った猛者とはいえ、おちおち、眠ってはいられないだろう。
 「お前らの想い出…さぞ酷い味だろうな…」
 キャロルは舌打ちをするとガリィに深く深く口づける。こくこくっと喉を鳴らすと怒りに燃えていた瞳がトロンッと緩むのを調は見逃さなかった…
 「次はお前の番だ…」
 キャロルはガリィを口づけから解放すると口元を拭うとゆっくりと調にディープキスをする。意識が薄れ、深い闇の中に堕ちるのを感じながら、調の瞳は閉じられる。小さな女の子にしか見えなかったキャロルの肉体が変化し始める……

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 チフォージュシャトーのキャロルのプライベートルーム。この城の主が就寝と夜伽の為に使う寝台で奴隷の証である手枷で繋がれ、鎖付きの首輪を嵌められた調の見つめる先にいるガタイのあるブロンドの女性。肉感的な身体は青黒いファウストローブのインナーで包まれ、憎悪に滾る翡翠の瞳を細めて、ニィーッと笑い、手元の鎖を手繰り、調を引き寄せる。調とガリィの性交の想い出を力と変えたキャロル・マールス・ディーンハイム…
 「FISに飼われていた売女め。このオレが寵愛してやるから有り難く思え♥」
 キャロルに嘲笑われても、調はポーッと頬を染める。
 「キャロルだって、私やガリィよりずっと悪い子なのに♥」
 適合係数の低い出来損ないどころか、奇跡の殺戮者と性根の腐った彼女の配下の百合奴隷にまで堕ちた妖しく、卑しい黒髪の女性にキャロルは苦虫を噛み潰した様な表情で睨み、グッと引き寄せる。首輪が細い首を絞め、調は悲痛な声で鳴く。
 「ああっ…
痛ぃ♥
 苦痛に歪みながらもキャロルの重厚なおっぱいと自分の大きく膨らんだ乳房が触れ合い、その心地良さににんまりと調は笑う。

 「悪い子だ??泣く子も黙る奇跡の殺戮者として、勝手に乳繰り合っていた奴隷を可愛がってやる!罪人らしく扱ってやるから覚悟するんだな♥」
 キャロルは調の顎に手を当て、くいッと上げさせると唇を塞ぐ。蛭の様にニュルニュルと這いながら、キャロルの舌は調の唇を割って、入って来る。歯茎の一本一本を嬲られ、舌を絡め、卑しい水音を立てながら、口内を侵してゆく。
 「うっ…うぅっ……!」
 「キャロ……ゥゥ♥」

 長い黒髪を流れる様に靡かせる暗い紅と黒のギアを纏った細身の女性と豊満な肉体を青黒い鎧とも言うべき、ダウルダヴラのファウストローブに身を包んだブロンドの女性とが交わり合い、二人の女性の影を欠けた月の光が浮かび上がらせる。口づけを交わしたまま、キャロルは調の乳房に手を掛ける。キャロルほど、大きく実ってこそいないが、小振りとは言えない豊満なおっぱいが鉤爪としか思えない研ぎ澄まされた黒い爪が食い込み、調は喉の奥から悲鳴を上げるも、キャロルに口を塞がれ、やがて、それは小さな喘ぎとなり、段々と甘い苦痛に痺れる卑しいメロディへと変わっていく…
 「うっ……っ!……うぅぅ♥♥……あぅぅ……♥」
 おっぱいを揉み解され、もう片方の乳房にもキャロルの豊満なおっぱいで圧し潰され、爪弾く様にギアインナーで包まれた肉体も爪を立てられ、傷つけられ、優しいタッチで恥丘を弄び、ガリィに散々、弄られ、舐り尽くされた女陰を掌で転がす様に愛撫する。
 (良いぞ……もっと…聞かせろ♥)
 ギアもロクに使えない、誰よりも幼く、虚弱だった小さな少女は誰よりも強く、優しい歌を口遊む、女性をも魅了する歌姫へと羽化していった。ガリィの手でその羽を捥いで、地に堕とすだけでは足りずに妖しい色香さえ、同性を狂わせる淫靡さに変え、歌でも愛の言葉でもなく、甘い声で卑しい言葉を吐かせ、壊れてしまうまで辱めるのも一興だと奇跡の殺戮者は暗い喜びに心躍る。
 「ああっ♥……いっ!!」
 蕩けそうな表情でされるがままだった調がキャロルのおっぱいをギューッと揉む。鎖で繋がれ、自由は効かずとも、これくらいのセクハラをする余裕はあった。キャロルの舌も噛み、突然の痛みに仰け反る。キスから解放され、ハアハアッと生暖かい息遣いだけが朽ちた室内に聞こえ、キャロルの口元からは血が零れる…
 「お返し♥」
 調は快楽で蕩け切っていながらも、主に意地悪をするだけの茶目っ気はあった様だ。いつまで、自身の肉体を八つ裂きにできる恐怖の錬金術師相手にウインクをし、ペロッと舌を出す。たまに見せる大胆不敵な態度に軽口、両親を失った事件で記憶を失くした挙句、ヘビーな環境で育ったのが原因で表に出難いだけで、彼女は本来はお調子者なのではないかとキャロルは疑っている。
 「痛いぃぃ痛い痛いいたぁあぁぃぃぃ♥♥♥♥」
 キャロルは力尽くで調の乳房を揉み、ギアインナーを突き破り、クレヴァスにキャロルの指が入ってくる。
 「言っただろう??罪人らしく扱ってやると!!この売女がぁああ♥♥♥♥」
 キャロルは挿入する指を二本に増やし、ガシガシと突く。お腹の中が抉られ、内臓を掻き回される様な感覚に耐えられず、調は身体をバウンドさせる。子宮が疼く、心臓もドクドクッと鳴り、沸騰した血液を細身だが、肉と脂の乗った肉体に掛け巡らせる。
 「痛いぃ♥♥お腹の中ぁぁあ……熱いいぃぃ♥♥♥」

 頬を紅潮させ、汗や涙が止めどなく、落ち、蕩けそうな紅い瞳にはキャロルの鬼の様な表情が映る。湿った艶やかな黒髪を振り乱し、おっぱいをプルンプルンっと震わせる度に手枷の鎖がチャラチャラと擦れる。内臓を引き摺り出される様な痛みと高熱に苛まれる調を愛おしくさえ思うキャロルもまた二本の指を締めつける調の体内温もりに酔う。頬をほんのりと染め、豊満な肉体にもジットリと汗が浮かんできた…
 「痛いか?」
 キャロルの猫撫で声に調はコクッと頷く。ズルズルと愛液に塗れた指を引き抜かれ、内臓をズルズルと引き摺り出される痛みに可愛く呻く。キャロルは愛おしそうにやや小ぶりな調のお尻を撫で撫でする。
 「キャアッ♥♥」
 先程までの圧迫感が後ろの穴に走る。キャロルが調のアヌスを抉ったのだ。二本の鋭利な爪の生えた指で螺旋状にグリグリと抉られ、耳までまっ赤にして、口からは涎を垂らしながら、腰をくねらせる。
 「ケツを掘られて、悦ぶか!?本当にお前は歌姫とは名ばかりの卑しい遊び女だな♥」
 「キャロル♥♥♥酷いぃぃ♥♥♥♥」

 主に意地悪されているにも拘らず、調は嬉しそうに歓喜の声を上げている。女陰も肛門も抉られ、身体を傷つけられ、「売女」「遊び女」と蔑みの言葉を浴びせられて、凌辱されているにも拘らずである…
 「イクゥゥゥゥゥゥ♥♥♥♥お尻でぇぇえ♥♥♥♥」
 口から唾を飛ばしながら、調はアヘ顔でお尻を振った。愛液をまるでドロドロと濁った炎の様にキャロルの豊満な肉体に吐き出すとぐったりとキャロルにその身を預ける。
 「これで終わりだと思うなよ♥」
 キャロルは調のお尻からじゅるりと指を引く抜くと調のお口に突っ込み、乱暴にかき回し、そのまま、抱き締め、汚濁した体液で染みが幾つも幾つもできているシーツの上に押し倒す。
 「キャロルゥゥ♥♥♥イッった…ばぁあ……かりぃなのに♥♥」
 調はすっかり蕩けた脳味噌で反論するもキャロルの女陰を己の女陰に口づけられ、「気持ち良い♥」と悦ぶ。
 「生娘じゃあるまいし♥すぐ終わらせてやる!!」
 豊満な肉のついた女陰と女陰が重なり合い、肉と肉とがぶつかり合う音が、お互いの火傷しそうな程に火照った肌の温もりが虜にする。女性の肉体は何故こうも心地良いのかと思いを巡らせる余裕もなく、腰を振り、肉体をぶつけ合う。
 「キャロルゥゥ♥♥ドクドクッて……いってぅぅ♥♥♥」
 「ああっ…♥……これが胸の歌というやつか……」
 キャロルと調はお互いの心臓の鼓動で脳味噌がドロドロ融けるのをかんじながら、胎内の蜜が燃え滾るのを感じた。まるで恋人の愛の囁きの様に言葉を交わし、口づけながら、女陰と女陰を絡み合わせる。調はキャロルの背中に両腕を絡ませようとするも、鎖で阻まれてしまう。そんな調のもどかしさを可愛いとさえ思いながら、キャロルは腰を振る。
 「キャロルゥゥゥゥ♥♥♥♥♥」
 「いくぉぉぉぉお♥♥♥♥」
 歌姫と奇跡の殺戮者、快楽に溺れた女性二人は超濃縮された蜜を浴びせながら、達する。調は足を絡め、辛うじて、大しゅきホールドの姿勢を取り、キャロルはすかさず調に深く深く口づけする。
 (良いぞ♥♥もっと力をぉぉ♥♥♥)
 舌を絡ませながら、キャロルは調の想い出を味わいながら、豊満な女性の肉体をさらに別の何かへと形作る。ブクブクと血肉が下半身に集まり、それは女性には本来存在しない。あるものとなっていく……

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 「ああっ♥………あっ♥…いいぃぃ♥……キャロルゥゥ♥♥……子宮……うぅ♥♥」
 肌に貼りついているだけのギアインナーは股間以外も所々、破れて、たわわに揺れるおっぱいは歯型や爪痕が刻まれ、長い黒髪は豊満な白い肉体にベトッと貼り付き、不潔さすら感じられる。汗と蜜に塗れ、火照った肉のついた身体を震わせ、調は大きくお尻を振る。
 「正義では救えないものを救うと寝言をほざいていた罪人をそれに相応しく、嬲ってやっているつもりだがな♥こんな売女がシンフォギアを纏うとはな!!」
 キャロルは背後から調のおっぱいを両手で揉み揉みと力一杯揉みながら、股間から生えたもの、「一物」や「男根」などと呼ばれる極太の肉棒で白い女陰を貫く。ダウルダヴラと想い出の力、そして、これまでキャロルの錬金術の研究成果で成就した肉の剣が子宮をつつき、胎内に白い火の粉の様にドロッとしたエキスを浴びせる度に調は悩まし気に鳴く。
 「お腹の中ぁあグジャグジャで…おっぱい潰れちゃうぅぅ♥♥♥」
 「オレも悪役らしく、小生意気な歌を口遊む歌姫……いや、遊び女を屠ってやるか♥」
 かつてはあの立花響に牙を剥いた者同士、気が合うのだろうか。悪役同士とは言っても、適合係数の低さも相俟って、ネコである調は完全やられ役であり、ヒロインをお仕置きする側のヒールであるバリタチのキャロルとは雲泥の差の様だが…
 「ケツ穴もちゃんと調教したんだからな!ここもしっかりと可愛がってやる♥」
 キャロルの暴言に調は「下品ね」と呟くとさらにおっぱいを握る手に力を入れられ、白い膨らみからは血が滴り、極太肉棒もさらに奥へと捻じ込まれる。
 「ああぅぅぅ♥♥♥」
 調はお尻の穴を窄め様とするが、四つん這いでキャロルに何度も貫かれ、両脚を掴まれ、持ち上げられ、突き刺され続け、螺旋状の穴はすっかり押し広げられ、ヒクヒクと蠢き、お腹の奥まで満たされた白濁した蜜をポタポタ垂らす。
 「こいつ……なかぁ……♥良いぃぃぃ♥♥」
 実験の為、性の慰めの為にこのダウルダヴラで想い出の供給に捕えてきた女性を幾度も抱いた。少女であっても毒牙に掛け、それらはあくまで、実権の為、想い出を手に入れるついでと割り切っていたが、その抱いてきたどの少女や女性よりも優しく、強くあろうとする少女、成熟し、大人の女性になった歌姫を壊す愉悦感にゾクゾクする。何よりも調の温もりと胎内の心地良さもこれまでに可愛がってきた女性の中でも、至高のものとまで思える様になってゆく。今宵もまた欲望に塗れた伽を申しつける…
 「融けちゃうぅぅ♥♥♥♥♥」
 「頭の中が痺れて♥♥♥」
 キャロルは絶頂を迎えたばかりだというのに、またしても果てようとしている。歯を食い縛り、激しく、調を突くが、憎しみと蔑むの色しか見えないその瞳はトロンッと弛み、売女と罵ったシュルシャガナの歌姫に溺れているのは、明らかだった。調も胎内の蜜とキャロルの汚濁した炎をが混ざり合い、心臓が煩い程にゴングを打った…
 「壊れてしまえぇぇええええ♥♥♥♥♥」
 「キャロルゥゥゥゥゥゥ♥♥♥♥♥♥」
 幾度も放出したというのに、超濃厚な白濁した蜜が赤黒い肉棒から吐き出され、淫靡な歌姫の胎内を焼き尽くす。調は甘える様な可愛い声で一鳴きするとキャロルに抱きしめられたまま、また、突き上げられる。
 「キャロルゥゥゥ死んじゃううぅぅ♥♥♥」
 調はアヘ顔で身を捩らせ、手枷の鎖も煩い程に鳴る。「煩い」とだけ言い、キャロルは調の細い身体を折れんばかりに抱きしめる。身体中の骨が軋み、内臓が潰されそうな痛みに苦痛と悦びが入り混じった卑猥な甘い叫びを上げながら、調は腰をくねらせる。
 「オレは奇跡の殺戮者だぞ!!抱いた女が死ぬまで可愛がってやる♥♥」
 「嬉しいぃ♥♥」
 キャロルの皮肉たっぷりの告白に調はアヘ顔のまま、耳までまっ赤にして、悦ぶ。
 「売女が!!狂ったっかぁあ♥♥♥♥」
 キャロルは白い炎を吐き出すかの様に濃厚な蜜を調の胎内に放ち、寝台に突き飛ばす。ズルリと引き抜かれた肉棒には白い蜜と調の胎内で育まれた濃厚な甘美な蜜が絡みつき、先端からコンデンスミルクの様なエキスが滲んでいた。キャロルが汗だくの疲弊した身体で寝台に腰を下ろすと調に手招きする。
 「お前が穢したんだから、ちゃんと綺麗にするんだぞ♥」
 キャロルはにんまりと調に赤黒い醜く、悪臭を放つ肉塊を舐る様に命じる。
 「良いよぉ♥」
 調は蕩け切った思考でキャロルの下に這いずっていき、チュッと肉棒にキスをする。まるで最愛の恋人にでも口づける様に…
 「暁と言ったか?あの女が見たら、失望するだろうな♥卑しい卑しい遊び女に堕ちたお前を見れば♥」
 キャロルの言葉に調は一瞬、真顔に戻るが、すぐにエヘッと笑い、嬉しそうに肉の棒にキスをして、黒い血管の様な筋を愛おしそうに舐る。
 「今はキャロルがいる……ガリィも私の事が大好きだから………」
 愛する少女、イガリマを振るう翠の閃光から目を背ける様にすら思えるいじらしさも感じたが、ずっとそばにいた最愛の恋人に合わせる顔がないとその想いをも胸の奥にしまい込んでいると思うも、キャロルはそれを否定するかの様に眼を伏せる。
 (こいつは愛する女と添い遂げるよりも奇跡の殺戮者と性根の腐った人形に身体を売るのが幸せなだけだ!ただの遊び女ではないか!!)
 キャロルのそんな思いを汲んだのか、調はキャロルの肉棒を咥え、鼻孔を貫く、生々しい臭気をも嬉しいと言わんばかりにうっとりと微笑む。ペニスに絡みついた体液を飲み、玉玉も揉み揉みと解しながら、苦悶の表情を浮かべるキャロルを愛おしむ。
 「やめろ!!……いぃぃ……やめぇ………!!」
 熱を帯び、柔らかいが芯のある物体に吸いつき、白いエキスも舐め取り、扱いていく。甘噛みやベロベロと舐る搦め手でキャロルの心音は段々と大きくなる。
 (キャロル……可愛い♥)
 「ああぁあぁああ♥♥♥♥♥♥」
 キャロルは調のお口の中にドロドロ濃厚のミルクの様な体液を吐き出し、調に凭れ掛かる。調はウフッと笑いながら、白い蜜の伝う玉玉に口づけ、優しく、厭らしく、舐るのだった……

 最愛の少女にして、ザババの片割れ、二人で一つと将来を誓い合った切歌と二度と触れあう事はないと誓い、奇跡の殺戮者にその身を捧げた調が何を思っていたか…

 キャロルは調の表情から窺い知る事はできなかった……
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悪い子同士で仲良くしよう♥

キーワードタグ 戦姫絶唱シンフォギア  月読調  ガリィ・トゥーマーン  キャロル・マールス・ディーンハイム  大人バージョン  人間×人外  ふたなり  NTR  チャーム  R18 
作品の説明 大人になった調ちゃんが適合係数の低さ故にガリィちゃんに玩具にされちゃうお話です!後半はキャロル×調ちゃんの百合エッチですが、こちらはふたなり要素があるので、苦手な方はご注意を!
悪い子同士で仲良くしよう♥
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 フロンティア事変…

 ルナアタックで欠けた月が大地に堕ちてくると騒ぎになり、米国政府の陰謀が巡らされ、血生臭い争いにより、数多の尊い命が失われたあの痛ましい事件はソロモンの杖と共にネフィリムがソロモンの宝物庫奥深くに葬られる事で終息した。
 武装組織FISはナスターシャ教授が非業の死を遂げ、シンフォギア装者3名は特異対策二課(後のSONG)に組み込まれ、ソロモンの杖強奪等の悪事に手を染めていたウェル博士も深淵の竜宮収監後、魔法少女事変にて、その死亡が確認、事実上、消滅するに至った。

 表向きは聖遺物を悪用するアナーキストの野望を阻止する為に遣わされたエージェント、マリア・カデンツァヴナ・イヴの手で収められたと報道され、米国政府の聖遺物研究の為に囚われていたレセプターチルドレンも保護され、あの災厄は人々の記憶の中から、薄らぎつつあったが、その爪痕が癒えるには、まだまだ、長い時間を要するだろう…

 事件の中心にいたFISの一員だったのであれば、尚更だろう。10年もの歳月を経ても、少女から女性へと成長した、シュルシャガナの適合者、月読調も例外ではなかった……

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 「フロンティア事変からもうそんなに経つんだね…」
 荒れ果てて尚もその存在感を見る者に焼きつける、奇跡の殺戮者の居城、チフォージュシャトーで調は艶やかな黒髪を梳いては逃がしを繰り返していた。
 「そうだね…調ちゃんはその……」
 かつてはシュルシャガナを纏う小さな少女を可愛がっていた性悪なお人形さん、ガリィ・トゥーマーンは照れながら、その細く、白い手を背中に回し、自身の暗い蒼のドレスを弄りながら、もじもじする。想い人の紅く鋭い眼光から背ける様に…

9k=
 「エロくなったとか言いたいのかな?」
 スラリと伸びた細身のシュルシャガナの装者は澄んでいるが、女性の艶かしさも含む声で自分よりも小さくなったガリィに囁く。女性の色香とはまた違う、どこか歪なものを感じさせる何かに性悪なお人形さんは惹かれていた…
 「ううん…あんなに可愛かった調ちゃんがガリィちゃんに虐められてる内に闇堕ちしたのかと思って♥」
 細身だが、脂も乗ってきた調の肉体を包むギアは黒とくすんだダークレッドで彩られたかつての禍々しさを感じさせるシュルシャガナのギアそのものだった。メカの部分も削ぎ落され、白い肌も露出し、暗い紅のギアインナー越しからも分かる程にボディラインは剥き出しであり、調にベタ惚れのガリィや、調を想うイガリマの装者である暁切歌にとっても、こんなのは目に毒どころか、悩殺レベルであろう。
 「久しぶりに纏ってみたけど…嫌?」
 あの日から、10年…
 小さな身体で依存する誰か以外に刃を向け、聞くに堪えない酷い言葉を吐き続けたFIS時代の象徴とも言える忌まわしい仄暗い紅のギア…。どことなく、今の調の微笑は嗜虐心が滲み、紅く澄んだ瞳はウブな女の子の様に照れているガリィを舐め回す様に捉えている。奇跡を纏う歌姫やヒーロー然としていたメカ少女(女性)ではない。悪役の様などす黒いオーラを帯びている。性根の腐ったガリィはおかしいと思いながらも虜になりつつある。純粋な少女を自分の色に染めるのも、誰よりも強く、優しくなった女性を可愛がるのも心躍るが、この黒く染まったギアを穢してやりたい、逆に彼女にこの手で壊されたい、そう思うだけで、機械仕掛けの心の臓がドクドクッと脈打つのを感じる…
 「あの頃の調ちゃん…悪役フォームであのガングニールちゃんに噛みついて…」
 やはり、あのガングニールを纏うお日様みたいに明るい輝きに辟易していただけあって、通じるものがあるのだろうか。尤も調はかつて「偽善者」と罵り、ガングニールを纏う少女を傷つけた事を悔い、彼女の差し伸べた手とその真っ直ぐな眼差しを受け入れたが、ガリィはあのガングニールの装者、立花響の事は調のハートを奪う女の一人とは違った意味で嫌悪したままという、これでもかという程の明確な違いがあり、それは今も胸に刺さって、抜けない針の様にガリィの歪んだ性格をさらにどす黒く、偏屈にしていた。
 「……刺々してて、最高に可愛かった♥」
 ガリィは蒼い瞳を伏せ、憎悪に燃える紅い瞳で「偽善者」と響を否定する幼さの残る少女の顔を思い浮かべ、調に寄り掛かる。できれば、あの刺々しくて、切ちゃん以外には笑わない歪な装者を虐めてあげたかったとさえ…
 「今度は偽善者じゃなくって、性悪なお人形さんを切り刻んであげる♥」
 調の澄んだ紅い瞳が細くなり、口元がニィーッと歪む。かつて、その手を汚す事を厭わないと決心した頃とは違う、妖しい色香と嗜虐心、そして、醜い肉慾とがドロドロと混じり合ったどす黒い何かが芽生えているのは明らかだった。漆黒の円形の金属を取り出す。まっ黒な丸鋸の様なそれには鈍く光る紅い刃が備わり、ガリィの細い首にピタリと当てる。
 「調ちゃんも昔はアイドル大統領や切ちゃんと一緒にいけない事してたでしょ?だから♥悪役同士…悪い子同士で仲良くしようよ♥」
 ガリィは白い首、人工の肌に当てられる紅の刃の冷たい感触に震えながらも恍惚とした表情で蒼い瞳を潤ませる。所属は違えど、闇の世界の淀んだ水の中でゆっくりと歪んできた事に変わりはないのだから。調(つき)神社の血筋でありながら、ノイズを滅する為のギアを纏い、その手を汚してきたのだ。元々、優し過ぎて、戦いには向かないとナスターシャ教授に心労を掛けていたマリア・カデンツァヴナ・イヴ、心に深い傷を負う調をも虜にした天性の優しさと強い心で適合係数の低さをリンカーの手を借りながらも覆した暁切歌、彼女らは今は日の当たる世界で信じられる誰かと手を取りながら、暮らしている。
 (マリア…切ちゃん……ごめんね…)
 嗜虐心いっぱい調の瞳に一瞬だが、戸惑いが生まれる。切歌やマリアと共にお日様の下に出て来られたハズなのに、七つの旋律を奏で、ユグドラシルを瓦解させ、シェム・ハの手から世界を解放した。しかし、自分は小さな身体と未熟で歪な心のままで性悪なお人形さんに囚われた。また闇の中に堕ち、ガリィに身を寄せた以上、この命と歌が尽きて、行くのは、罪を犯した者が死して尚も罰を受ける暗い場所ではないか、死しても、最愛の少女とずっと気に掛けてくれた人達に巡り会う事はないと調は唇を噛み締める。あれだけ嫌悪したウェル博士の事ももう蔑む事はできない。
 「悪い子だった頃のギアも纏った事だし、性悪なお人形さんを虐めちゃおうかな♥」
 かつて、魔法少女事変の頃に敵対していた頃の調であれば、問答無用で性悪なお人形さんを廃棄処分してくれたのだろうが、今は散々、嬲り者にされてから、辱められ、膾斬りにされそうである。調から目を背けるガリィに「可愛い♥」と調は微笑む…
 「調ちゃんこそ…頭でも冷やせよぉ♥♥」
 怯えた声から憎らしい笑い声に変わり、透き通った氷を纏った細腕で首元に当てられた紅い刃を漆黒の円盤諸共、バリバリと砕いてしまう。妖艶な女性に成長してようとも、今の調の適合係数は身体が小さく、歪なギアを纏っていた頃と大差ないレベルにまで低下している。小さな女の子同然の装者を御するなど、オートスコアラーであるガリィには訳はない。
 「こーんな玩具でガリィちゃんの首をちょん切れる訳ないじゃん♥」

 ガリィは猫撫で声で脅しながら、氷を纏った腕で粉々になった丸鋸と同様に残ったメカのパーツも圧し折り、毟り取っていく。悍ましさを感じする形状をしていても、所詮は粗悪品。奇跡の力にまで昇華させたバーニングモードギアは愚か、通常のギアにさえその力は届かない。その事を知りながらも、焦らして、声が震える調を抑えて、詰るのだから、ガリィの性悪は例え、生まれ変わったとしても治らないだろう。
 「ごめんね♥怖かったでしょ?」
 ガリィは調の膨らんだおっぱいを揉み揉みと解し、調の形の良い唇を口づけで塞ぎ、チュクチュクと舌を絡ませる。脳味噌の中まで、かき回される様な感覚に狂い、調の心音が段々と高鳴り、身体が熱くなる……。
 「ガリィ……」
 調は眉を顰め、歯を食い縛っているが、紅い瞳は潤んで、涙を浮かべている。妖艶な女性になってもガリィのチャームに抗うも、頭の中がじわじわ侵されていく。調は嫌がっている反面、ガリィの手で絆されていく…………

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 チフォージュシャトーに今宵も歌姫とお人形さんの淫靡な歌声が木霊す…
 「ガリィ…!やめ……!」
 調は艶やかな黒髪を振り乱し、形の良い唇からは甘ったるい声が漏れ、みっともなく、涎を垂らしている。切れ長の瞳は潤み、紅潮した頬からも涙が伝う。悲痛さの中に愉悦さえも入り混じっているのが、性悪なお人形さんには手に取る様に分かる…
 「ガリィちゃんに犯されて嬉しいの?本当に淫乱で悪い子だね♥」
 ガリィは厭らしい笑みを浮かべながら、調の腋に舌を這わせる。剥き出しの白い肌が舐られる度に擽ったさで頭の中に電流がバチバチと迸る。ギアインナー越しに伝わる温もりにうっとりしながらもガリィの細い手が調の膨らんだ乳房を揉み解す。
 「ガリィ……覚えてな……さ……!」
 奇跡の殺戮者であるチフォージュシャトーの主に戦いを挑んだシュルシャガナを舞う少女、神々しいバーニングモードギアを纏い、シェム・ハとの戦いに終止符を打った歌姫が今は肌をあちこち露出した適合係数の低い禍々しいギアのままで小さな女の子に弄ばれる。あの奇跡を目の当たりにした者であれば、目を疑う様な光景。彼女があの悲しくも力強い旋律を口にしたなどと言ったところで信じる者はいないのではないか…
 「調ちゃん…脇も美味しぃ♥」
 「ああっ……ねちっこく……舐めない…で!」
 悪役どころか、厭らしい百合奴隷にまで堕ちたシュルシャガナの装者は尚も艶かしい女性の色香でガリィを惑わす。肉のついた白い身体は火照り、汗と愛液とが混じり合った雌の匂いがガリィの鼻を擽る。ギアインナーで包まれていてもクッキリと見えるお臍やボディのライン、恥丘はムッチリとしており、局部は熱い粘液で湿っている。
 「昔の弱くて、刺々してた調ちゃんみたいで可愛い♥」
 愛でながらも思いっ切り、上から目線でバカにするガリィに怒りを覚えながらも、身体は段々とガリィを求め、身体中が熱くなり、胎内が疼くのが分かる。球体関節で繋がれた細い腕でガチッと押さえたまま、ガリィはねっとりと調の腋を味わうとギアインナーからはみ出した乳房にも舌を這わせ、歯を立てると調はまた一段と高い声で鳴く。
 「脇も美味しいけど、ガリィちゃんが育てたおっぱいが最高♥」
 「ガリィ!!」
 蕩けそうな調の意識が一瞬だが、戻るもおっぱいへの責めでまたもドロドロと融けてゆく。おっぱいを揉む手もギューッと力が入り、乳房が握り潰れそうな痛みに涙がつっと伝っていく…
 「エッチするとおっぱい大きくなるって言うじゃん♥」
 ガリィはケラケラ笑いながら、ギアインナーに包まれた乳房を味わい、蕾を探り当てる様に乳輪を責め、おっぱいを解す手の力も優しく、緩め、時には強く、潰す様に揉み揉みしていく。おっぱいを揉まれると大きくなる、女の子同士でエッチすると発育が良くなるなど、本当かどうか疑わしい話は幾度か、耳にした。ガリィに捕まって以降、「ガリィちゃんが確かめてあげる♥」とか言われて、何度も何度も恥ずかしい目に遭わされてきた。そんな訳はないと思いつつも少女や女性をも魅了する妖しさを備え、女の子を抱く時も虐めて、骨までしゃぶる執拗さはガリィに仕込まれたのが原因ではないかと調は思う…
 「私を虐めて…犯したかっただけの癖に…ああっ♥」
 調の憎まれ口をガリィは乳首を甘噛みする事で封じた。ギアインナー越しから乳首をクリクリと優しく弄られ、甘い苦痛に調は溺れてゆく。火照った肌から噴き出した汗はガリィのすべすべした手を湿らせるまるで発汗でもしているかの様に…
 「熱い……♥」
 火照った肌を通し、煮え滾る血液が巡るのを、命の息遣いを感じ、ガリィは恍惚とした表情のままで唇から声を漏らす。それを肌で感じたいとばかりに調の胸元に耳を当て、彼女の鼓動をうっとりと聞き入っていた…
 「汗…拭いてあげるね……」
 「くっ……!…いやぁ……やぁあ……」
 ガリィの舌が豊満な調の身体を這い回る。白い肌はまるでアイスクリームの様に蕩けてしまいそうだ。ギアインナーで守られている乳房、お腹、お臍の窪みや括れた腰回り、ムッチリと肉のついた腿は剥き出しの素肌もソックスの様に薄いギアの一部で覆われた箇所も美味だった。雌の匂いで気が狂いそうになりながらも恥丘を舐りながら、ジュクジュクになった女陰へと辿り着く。
 「ここ…すっごく……熱い♥…ガリィちゃんが冷やしてあげる♥」
 熱く熟れた女陰にガリィは口づけを交わす。
 「ああぁん♥♥……いやぁあ♥♥♥」
 体内に触れられた訳ではないのに、お腹の中が疼き、お尻の穴がヒクヒクと蠢く。子宮が熱く、心音が煩い程に脳裏に響く。
 「ごめん……ね……舐めて……冷やしてる……のに……どんどん熱く…あぁええ♥♥」
 胎内から溢れる灼熱の蜜に当てられた様にガリィは呂律が回らない舌で調を揶揄うが雌の匂いと呼ぶべき、臭気で頭の中の回路が乱されていく。
 「熱いぃぃ♥……お腹の中ぁあ♥……心臓が鳴り止まないぃぃ……」
 破れそうな心臓の鼓動、全身を駆け巡る血液が沸騰しそうだ。胎内も乳房も我が子の為にあるハズなのに、ガリィと共に融け合う為に、彼女と調との愉悦の為だけにあるかの様に調の熟れた身体は疼いていた。
 「ガリィィィィ♥♥♥♥♥♥」
 あれだけ嫌がっていたのが、嘘の様に調は甘ったるい声で恋人でも求める様に喘ぎ、調は濁り切った蜜をガリィの華奢な身体へと吐き出す。
 「まだまだ、ガリィ…頑張りまーす♥」
 ガリィは声を弾ませながら、腰元のリボンに手を掛け、鼻孔を突く臭気を帯び、すっかり汚れた暗い蒼のドレスを慣れた手つきで脱ぎ、埃が溜まった石畳の様なコンクリートの様な素材でできた冷たい床に放り捨てる。
 「ガリィ…可愛い♥」
 球体関節で四肢が繋がれている、蝋の様に白い肌、明らかに人間のものではないが、胸元の膨らみや恥丘も少女の愛らしさを感じさせる丸みを帯びており、華奢な身体、力一杯抱いたら、折れてしまいそうなその球体関節人形の身体を調は紅い瞳に焼きつける…

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 欠けた月が雲の切れ間から顔を出し、細身だが、脂の乗った肉体でよがる調と彼女に圧し掛かる蝋の様に白くて、華奢なガリィの姿を淡くても、柔らかな光で照らす。
 「ガリィ♥♥好きぃぃ♥♥」
 調は四つん這いのまま、黒い髪を宙に泳がせながら、激しく、腰を振る。プルンプルンッと暴れるおっぱいをガリィに掴まれる度に喘ぎ、口元からも唾液が飛沫を上げる。ダークレッドと黒中心の禍々しさをも感じさせるギアはすっかり汗と愛液で汚れ、火照った肌はガリィの血の通わない純白の肌をも熱く染める程だった……
 「調ちゃん……綺麗になったね♥……髪も長くって…エロくて…艶っぽい声で歌っちゃって♥♥」
 ガリィはギザを見せながら、うっとりと笑みを浮かべ、調の肌に吸いつく。乳首のない白い膨らみを剥き出しになった背中に当て、シュルシャガナの装者の心音をその淫靡な叫びと共に電子回路に刻む。小振りなお尻も大きく振って、奇跡の歌を口にする女神様の様な想い人を百合の快楽に堕ちた奴隷にした愉悦感と身も心も一つになった様な夢見心地に酔う。
 「切ちゃんになんて…渡さないから♥」
 調の脳裏に浮かぶ、翠の瞳で真っ直ぐに彼女の紅い瞳を捉える少女。FISに所属していた時から、ずっと一緒だったその少女に刃を向けられても、調は命を架して、止めた。自身の歌と命を引き換えにしてでも救いたかった切歌、ユグドラシルでも、共に奇跡の旋律を奏でたというのに…
 「ごめんねぇえ♥♥♥私ぃぃ♥♥ガリィが良いぃぃ♥♥♥♥♥」
 心の中で謝りながらも、ガリィにハートを鷲掴みにされた調は自分を囚えて、辱める性悪なオートスコアラーを選んだ。女性の喘ぎと温もりに飢えたお人形さんに犯され、頭の中を弄られたこのシュルシャガナを纏う女性も思考がすっかり蕩けてしまっている。
 「頭の中……もっと熱くしてあげるね♥」
 ヘッドギアも剥がされ、剥き出しになった耳をガリィのギザ歯が甘噛みし、ペロッと舐めると調の汗を噴き出す艶かしい肉体が悩ましく、揺れ、トクトクと熱い蜜がムチムチの腿を伝い、冷たい床を汚す。おっぱいをギューギュー揉みながら、お腹やお臍の辺りも弄られ、調は甘える様な声で鳴くだけだった。
 「いっちゃぇえ♥」
 ガリィの意地悪な言葉に決壊したかの様に調は伸びをして、汚濁した蜜を吹き出し、崩れ落ちる。ガリィは「良い子、良い子」する様に身体中を摩りながら、耳打ちする。
 「ガリィちゃんも一緒♥」
 調は俯せのまま、ぐったりと小さく頷く。調の首筋にチュッとキスをするとガリィはさっさと仰向けにしてやる。肉はついているが、細身の女陰がいつも以上に脂が乗ってる様に思えるのは気のせいか。ガリィはそれもどうでも良いとばかりに自身の女性器もクレヴァスもない白くて、綺麗な女陰を口づける。
 「調ちゃん♥♥♥♥お腹の奥から燃えちゃううぅぅぅ♥♥♥♥♥」
 「ガリィィィィィ♥♥♥♥♥♥」
 調のすっかり火照り、蜜を吐き出したばかりの成熟した女陰と性器こそないが、愛らしい少女のそれである女陰とが口づけを交わす。女陰と恥丘同士がぶつかり合う、パンパンパンッという音が廃墟と化したチフォージュシャトーを駆け巡る。
 「ああっ♥あっ♥♥ああん♥♥♥んんっ♥♥」
 調のそれは歌姫の澄んだ声とは思えない少女の色香に迷った淫靡なものだった。
 「調ちゃん♥♥♥かわぁあいぃぃ♥♥♥♥」
 人を小バカにした様なガリィの声もすっかり絆され、甘ったるい喘ぎと化していく。局部からじわりじわりと調の体温はガリィの球体関節人形の身体を侵し、体内に仕掛けられた装置は二人の卑しい歌声と身体を軋ませる音に負けない程に、煩いぐらいにポロンポロンポロロンッと悲鳴を上げ続ける。
 「ガリィィィィィイ♥♥♥♥しゅきぃぃぃい♥♥♥♥♥」
 「調ぇぇえええ♥♥♥♥♥♥」
 調ちゃんという彼女を子供扱いする呼び方さえできない程にガリィは調との行為に溺れ、調の胎内から吐き出された燃え滾った蜜にその白い身体が穢され、身体の奥深くまでも焼き尽くされる感覚に悶える。
 「悪役同士…これからも仲良くね♥」
 「こちらこそ♥」
 調とガリィは固く、手を握り合ったまま、力なく、笑い合う。
 「厭らしい遊びは終わったか?」
 ブロンドの髪を靡かせ、大きなウィッチハットを被り、ローブを思わせる衣服を纏った少女、かつては奇跡の殺戮者とさえ呼ばれた錬金術師、キャロル・マールス・ディーンハイムは雌の匂いに顔を顰めながら、百合奴隷とお人形さんが性交を愉しんでいた部屋にズカズカと足を踏み入れる。翡翠を思わせる瞳はいつも以上に怒りに燃えている。これだけ騒がれては如何に魔法少女事変を起こし、シェム・ハと戦った猛者とはいえ、おちおち、眠ってはいられないだろう。
 「お前らの想い出…さぞ酷い味だろうな…」
 キャロルは舌打ちをするとガリィに深く深く口づける。こくこくっと喉を鳴らすと怒りに燃えていた瞳がトロンッと緩むのを調は見逃さなかった…
 「次はお前の番だ…」
 キャロルはガリィを口づけから解放すると口元を拭うとゆっくりと調にディープキスをする。意識が薄れ、深い闇の中に堕ちるのを感じながら、調の瞳は閉じられる。小さな女の子にしか見えなかったキャロルの肉体が変化し始める……

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 チフォージュシャトーのキャロルのプライベートルーム。この城の主が就寝と夜伽の為に使う寝台で奴隷の証である手枷で繋がれ、鎖付きの首輪を嵌められた調の見つめる先にいるガタイのあるブロンドの女性。肉感的な身体は青黒いファウストローブのインナーで包まれ、憎悪に滾る翡翠の瞳を細めて、ニィーッと笑い、手元の鎖を手繰り、調を引き寄せる。調とガリィの性交の想い出を力と変えたキャロル・マールス・ディーンハイム…
 「FISに飼われていた売女め。このオレが寵愛してやるから有り難く思え♥」
 キャロルに嘲笑われても、調はポーッと頬を染める。
 「キャロルだって、私やガリィよりずっと悪い子なのに♥」
 適合係数の低い出来損ないどころか、奇跡の殺戮者と性根の腐った彼女の配下の百合奴隷にまで堕ちた妖しく、卑しい黒髪の女性にキャロルは苦虫を噛み潰した様な表情で睨み、グッと引き寄せる。首輪が細い首を絞め、調は悲痛な声で鳴く。
 「ああっ…
痛ぃ♥
 苦痛に歪みながらもキャロルの重厚なおっぱいと自分の大きく膨らんだ乳房が触れ合い、その心地良さににんまりと調は笑う。

 「悪い子だ??泣く子も黙る奇跡の殺戮者として、勝手に乳繰り合っていた奴隷を可愛がってやる!罪人らしく扱ってやるから覚悟するんだな♥」
 キャロルは調の顎に手を当て、くいッと上げさせると唇を塞ぐ。蛭の様にニュルニュルと這いながら、キャロルの舌は調の唇を割って、入って来る。歯茎の一本一本を嬲られ、舌を絡め、卑しい水音を立てながら、口内を侵してゆく。
 「うっ…うぅっ……!」
 「キャロ……ゥゥ♥」

 長い黒髪を流れる様に靡かせる暗い紅と黒のギアを纏った細身の女性と豊満な肉体を青黒い鎧とも言うべき、ダウルダヴラのファウストローブに身を包んだブロンドの女性とが交わり合い、二人の女性の影を欠けた月の光が浮かび上がらせる。口づけを交わしたまま、キャロルは調の乳房に手を掛ける。キャロルほど、大きく実ってこそいないが、小振りとは言えない豊満なおっぱいが鉤爪としか思えない研ぎ澄まされた黒い爪が食い込み、調は喉の奥から悲鳴を上げるも、キャロルに口を塞がれ、やがて、それは小さな喘ぎとなり、段々と甘い苦痛に痺れる卑しいメロディへと変わっていく…
 「うっ……っ!……うぅぅ♥♥……あぅぅ……♥」
 おっぱいを揉み解され、もう片方の乳房にもキャロルの豊満なおっぱいで圧し潰され、爪弾く様にギアインナーで包まれた肉体も爪を立てられ、傷つけられ、優しいタッチで恥丘を弄び、ガリィに散々、弄られ、舐り尽くされた女陰を掌で転がす様に愛撫する。
 (良いぞ……もっと…聞かせろ♥)
 ギアもロクに使えない、誰よりも幼く、虚弱だった小さな少女は誰よりも強く、優しい歌を口遊む、女性をも魅了する歌姫へと羽化していった。ガリィの手でその羽を捥いで、地に堕とすだけでは足りずに妖しい色香さえ、同性を狂わせる淫靡さに変え、歌でも愛の言葉でもなく、甘い声で卑しい言葉を吐かせ、壊れてしまうまで辱めるのも一興だと奇跡の殺戮者は暗い喜びに心躍る。
 「ああっ♥……いっ!!」
 蕩けそうな表情でされるがままだった調がキャロルのおっぱいをギューッと揉む。鎖で繋がれ、自由は効かずとも、これくらいのセクハラをする余裕はあった。キャロルの舌も噛み、突然の痛みに仰け反る。キスから解放され、ハアハアッと生暖かい息遣いだけが朽ちた室内に聞こえ、キャロルの口元からは血が零れる…
 「お返し♥」
 調は快楽で蕩け切っていながらも、主に意地悪をするだけの茶目っ気はあった様だ。いつまで、自身の肉体を八つ裂きにできる恐怖の錬金術師相手にウインクをし、ペロッと舌を出す。たまに見せる大胆不敵な態度に軽口、両親を失った事件で記憶を失くした挙句、ヘビーな環境で育ったのが原因で表に出難いだけで、彼女は本来はお調子者なのではないかとキャロルは疑っている。
 「痛いぃぃ痛い痛いいたぁあぁぃぃぃ♥♥♥♥」
 キャロルは力尽くで調の乳房を揉み、ギアインナーを突き破り、クレヴァスにキャロルの指が入ってくる。
 「言っただろう??罪人らしく扱ってやると!!この売女がぁああ♥♥♥♥」
 キャロルは挿入する指を二本に増やし、ガシガシと突く。お腹の中が抉られ、内臓を掻き回される様な感覚に耐えられず、調は身体をバウンドさせる。子宮が疼く、心臓もドクドクッと鳴り、沸騰した血液を細身だが、肉と脂の乗った肉体に掛け巡らせる。
 「痛いぃ♥♥お腹の中ぁぁあ……熱いいぃぃ♥♥♥」

 頬を紅潮させ、汗や涙が止めどなく、落ち、蕩けそうな紅い瞳にはキャロルの鬼の様な表情が映る。湿った艶やかな黒髪を振り乱し、おっぱいをプルンプルンっと震わせる度に手枷の鎖がチャラチャラと擦れる。内臓を引き摺り出される様な痛みと高熱に苛まれる調を愛おしくさえ思うキャロルもまた二本の指を締めつける調の体内温もりに酔う。頬をほんのりと染め、豊満な肉体にもジットリと汗が浮かんできた…
 「痛いか?」
 キャロルの猫撫で声に調はコクッと頷く。ズルズルと愛液に塗れた指を引き抜かれ、内臓をズルズルと引き摺り出される痛みに可愛く呻く。キャロルは愛おしそうにやや小ぶりな調のお尻を撫で撫でする。
 「キャアッ♥♥」
 先程までの圧迫感が後ろの穴に走る。キャロルが調のアヌスを抉ったのだ。二本の鋭利な爪の生えた指で螺旋状にグリグリと抉られ、耳までまっ赤にして、口からは涎を垂らしながら、腰をくねらせる。
 「ケツを掘られて、悦ぶか!?本当にお前は歌姫とは名ばかりの卑しい遊び女だな♥」
 「キャロル♥♥♥酷いぃぃ♥♥♥♥」

 主に意地悪されているにも拘らず、調は嬉しそうに歓喜の声を上げている。女陰も肛門も抉られ、身体を傷つけられ、「売女」「遊び女」と蔑みの言葉を浴びせられて、凌辱されているにも拘らずである…
 「イクゥゥゥゥゥゥ♥♥♥♥お尻でぇぇえ♥♥♥♥」
 口から唾を飛ばしながら、調はアヘ顔でお尻を振った。愛液をまるでドロドロと濁った炎の様にキャロルの豊満な肉体に吐き出すとぐったりとキャロルにその身を預ける。
 「これで終わりだと思うなよ♥」
 キャロルは調のお尻からじゅるりと指を引く抜くと調のお口に突っ込み、乱暴にかき回し、そのまま、抱き締め、汚濁した体液で染みが幾つも幾つもできているシーツの上に押し倒す。
 「キャロルゥゥ♥♥♥イッった…ばぁあ……かりぃなのに♥♥」
 調はすっかり蕩けた脳味噌で反論するもキャロルの女陰を己の女陰に口づけられ、「気持ち良い♥」と悦ぶ。
 「生娘じゃあるまいし♥すぐ終わらせてやる!!」
 豊満な肉のついた女陰と女陰が重なり合い、肉と肉とがぶつかり合う音が、お互いの火傷しそうな程に火照った肌の温もりが虜にする。女性の肉体は何故こうも心地良いのかと思いを巡らせる余裕もなく、腰を振り、肉体をぶつけ合う。
 「キャロルゥゥ♥♥ドクドクッて……いってぅぅ♥♥♥」
 「ああっ…♥……これが胸の歌というやつか……」
 キャロルと調はお互いの心臓の鼓動で脳味噌がドロドロ融けるのをかんじながら、胎内の蜜が燃え滾るのを感じた。まるで恋人の愛の囁きの様に言葉を交わし、口づけながら、女陰と女陰を絡み合わせる。調はキャロルの背中に両腕を絡ませようとするも、鎖で阻まれてしまう。そんな調のもどかしさを可愛いとさえ思いながら、キャロルは腰を振る。
 「キャロルゥゥゥゥ♥♥♥♥♥」
 「いくぉぉぉぉお♥♥♥♥」
 歌姫と奇跡の殺戮者、快楽に溺れた女性二人は超濃縮された蜜を浴びせながら、達する。調は足を絡め、辛うじて、大しゅきホールドの姿勢を取り、キャロルはすかさず調に深く深く口づけする。
 (良いぞ♥♥もっと力をぉぉ♥♥♥)
 舌を絡ませながら、キャロルは調の想い出を味わいながら、豊満な女性の肉体をさらに別の何かへと形作る。ブクブクと血肉が下半身に集まり、それは女性には本来存在しない。あるものとなっていく……

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 「ああっ♥………あっ♥…いいぃぃ♥……キャロルゥゥ♥♥……子宮……うぅ♥♥」
 肌に貼りついているだけのギアインナーは股間以外も所々、破れて、たわわに揺れるおっぱいは歯型や爪痕が刻まれ、長い黒髪は豊満な白い肉体にベトッと貼り付き、不潔さすら感じられる。汗と蜜に塗れ、火照った肉のついた身体を震わせ、調は大きくお尻を振る。
 「正義では救えないものを救うと寝言をほざいていた罪人をそれに相応しく、嬲ってやっているつもりだがな♥こんな売女がシンフォギアを纏うとはな!!」
 キャロルは背後から調のおっぱいを両手で揉み揉みと力一杯揉みながら、股間から生えたもの、「一物」や「男根」などと呼ばれる極太の肉棒で白い女陰を貫く。ダウルダヴラと想い出の力、そして、これまでキャロルの錬金術の研究成果で成就した肉の剣が子宮をつつき、胎内に白い火の粉の様にドロッとしたエキスを浴びせる度に調は悩まし気に鳴く。
 「お腹の中ぁあグジャグジャで…おっぱい潰れちゃうぅぅ♥♥♥」
 「オレも悪役らしく、小生意気な歌を口遊む歌姫……いや、遊び女を屠ってやるか♥」
 かつてはあの立花響に牙を剥いた者同士、気が合うのだろうか。悪役同士とは言っても、適合係数の低さも相俟って、ネコである調は完全やられ役であり、ヒロインをお仕置きする側のヒールであるバリタチのキャロルとは雲泥の差の様だが…
 「ケツ穴もちゃんと調教したんだからな!ここもしっかりと可愛がってやる♥」
 キャロルの暴言に調は「下品ね」と呟くとさらにおっぱいを握る手に力を入れられ、白い膨らみからは血が滴り、極太肉棒もさらに奥へと捻じ込まれる。
 「ああぅぅぅ♥♥♥」
 調はお尻の穴を窄め様とするが、四つん這いでキャロルに何度も貫かれ、両脚を掴まれ、持ち上げられ、突き刺され続け、螺旋状の穴はすっかり押し広げられ、ヒクヒクと蠢き、お腹の奥まで満たされた白濁した蜜をポタポタ垂らす。
 「こいつ……なかぁ……♥良いぃぃぃ♥♥」
 実験の為、性の慰めの為にこのダウルダヴラで想い出の供給に捕えてきた女性を幾度も抱いた。少女であっても毒牙に掛け、それらはあくまで、実権の為、想い出を手に入れるついでと割り切っていたが、その抱いてきたどの少女や女性よりも優しく、強くあろうとする少女、成熟し、大人の女性になった歌姫を壊す愉悦感にゾクゾクする。何よりも調の温もりと胎内の心地良さもこれまでに可愛がってきた女性の中でも、至高のものとまで思える様になってゆく。今宵もまた欲望に塗れた伽を申しつける…
 「融けちゃうぅぅ♥♥♥♥♥」
 「頭の中が痺れて♥♥♥」
 キャロルは絶頂を迎えたばかりだというのに、またしても果てようとしている。歯を食い縛り、激しく、調を突くが、憎しみと蔑むの色しか見えないその瞳はトロンッと弛み、売女と罵ったシュルシャガナの歌姫に溺れているのは、明らかだった。調も胎内の蜜とキャロルの汚濁した炎をが混ざり合い、心臓が煩い程にゴングを打った…
 「壊れてしまえぇぇええええ♥♥♥♥♥」
 「キャロルゥゥゥゥゥゥ♥♥♥♥♥♥」
 幾度も放出したというのに、超濃厚な白濁した蜜が赤黒い肉棒から吐き出され、淫靡な歌姫の胎内を焼き尽くす。調は甘える様な可愛い声で一鳴きするとキャロルに抱きしめられたまま、また、突き上げられる。
 「キャロルゥゥゥ死んじゃううぅぅ♥♥♥」
 調はアヘ顔で身を捩らせ、手枷の鎖も煩い程に鳴る。「煩い」とだけ言い、キャロルは調の細い身体を折れんばかりに抱きしめる。身体中の骨が軋み、内臓が潰されそうな痛みに苦痛と悦びが入り混じった卑猥な甘い叫びを上げながら、調は腰をくねらせる。
 「オレは奇跡の殺戮者だぞ!!抱いた女が死ぬまで可愛がってやる♥♥」
 「嬉しいぃ♥♥」
 キャロルの皮肉たっぷりの告白に調はアヘ顔のまま、耳までまっ赤にして、悦ぶ。
 「売女が!!狂ったっかぁあ♥♥♥♥」
 キャロルは白い炎を吐き出すかの様に濃厚な蜜を調の胎内に放ち、寝台に突き飛ばす。ズルリと引き抜かれた肉棒には白い蜜と調の胎内で育まれた濃厚な甘美な蜜が絡みつき、先端からコンデンスミルクの様なエキスが滲んでいた。キャロルが汗だくの疲弊した身体で寝台に腰を下ろすと調に手招きする。
 「お前が穢したんだから、ちゃんと綺麗にするんだぞ♥」
 キャロルはにんまりと調に赤黒い醜く、悪臭を放つ肉塊を舐る様に命じる。
 「良いよぉ♥」
 調は蕩け切った思考でキャロルの下に這いずっていき、チュッと肉棒にキスをする。まるで最愛の恋人にでも口づける様に…
 「暁と言ったか?あの女が見たら、失望するだろうな♥卑しい卑しい遊び女に堕ちたお前を見れば♥」
 キャロルの言葉に調は一瞬、真顔に戻るが、すぐにエヘッと笑い、嬉しそうに肉の棒にキスをして、黒い血管の様な筋を愛おしそうに舐る。
 「今はキャロルがいる……ガリィも私の事が大好きだから………」
 愛する少女、イガリマを振るう翠の閃光から目を背ける様にすら思えるいじらしさも感じたが、ずっとそばにいた最愛の恋人に合わせる顔がないとその想いをも胸の奥にしまい込んでいると思うも、キャロルはそれを否定するかの様に眼を伏せる。
 (こいつは愛する女と添い遂げるよりも奇跡の殺戮者と性根の腐った人形に身体を売るのが幸せなだけだ!ただの遊び女ではないか!!)
 キャロルのそんな思いを汲んだのか、調はキャロルの肉棒を咥え、鼻孔を貫く、生々しい臭気をも嬉しいと言わんばかりにうっとりと微笑む。ペニスに絡みついた体液を飲み、玉玉も揉み揉みと解しながら、苦悶の表情を浮かべるキャロルを愛おしむ。
 「やめろ!!……いぃぃ……やめぇ………!!」
 熱を帯び、柔らかいが芯のある物体に吸いつき、白いエキスも舐め取り、扱いていく。甘噛みやベロベロと舐る搦め手でキャロルの心音は段々と大きくなる。
 (キャロル……可愛い♥)
 「ああぁあぁああ♥♥♥♥♥♥」
 キャロルは調のお口の中にドロドロ濃厚のミルクの様な体液を吐き出し、調に凭れ掛かる。調はウフッと笑いながら、白い蜜の伝う玉玉に口づけ、優しく、厭らしく、舐るのだった……

 最愛の少女にして、ザババの片割れ、二人で一つと将来を誓い合った切歌と二度と触れあう事はないと誓い、奇跡の殺戮者にその身を捧げた調が何を思っていたか…

 キャロルは調の表情から窺い知る事はできなかった……
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